やっとの思いで平穏な学生生活を送っていたひずるは、学校の帰り道、期待を裏切るかの如くトラックに轢かれて死んでしまった。その先にあったのは死界。ひずるは死ぬ事すらも許されないのだと憤慨をあらわにするしかない。そんな時、ひずるを追うように友人が
死界に現れ、突如現れた神を名乗る者の横暴で友人が新たな神になってしまう。それは永遠の孤独を意味する事同然だった。故に友人はひずるに殺してくれと願い、ひずるは苦渋の末に神の殺害を決断する。そしてひずるは神を殺すに足る肉体と力を得る為、異世界転移を果した。これは神になってしまった友人を救う物語、いつも過酷な運命を強いられる少年が、たった一人の友人を救う為に奔走する、そんな物語だ。
ガチで書籍化を目指しています! 感想などをくれたら嬉しいです。
※血や死体が出たりします……
※現在は一度書いた話を全て再編集して投稿しているので、投稿頻度は結構高いはずです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 21:10:00
332927文字
会話率:41%
東の草原"人”のマヴィ族。その族長の娘ツェレンは嫁ぐため故郷を去る。
夫となるのは、北の山"狼”のクルムズ族の族長、狼獣人のシドゥルグ。
初めて対面するシドゥルグは「まだ子供ではないか」と悪態をつく。
ツェレンは彼の高慢
な態度に憤慨し、どうにか見返してやろうと張り切る。
獣人と“人”との差別やクルムズを脅かす影を乗り越え、夫婦は絆を深めていく。
これは、少女が最後の春を過ごす物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 22:13:27
79730文字
会話率:50%
現代(令和)から戦国時代の赤子に転生したのは、薬丸自顕流を学び大河時代劇『太平記』で美少女アイドル・後藤田久美が演じた北畠顕家に目が釘付けになって以来、若くして世を去った悲劇の武将・北畠顕家に尊敬の念を抱く、“おっさん”だった。
そんな
おっさんが転生した赤子は、戦国の覇王《うつけ》織田信長の命で北畠に養子に入ったにもかかわらず家中を纏める事が出来ずに、養祖父・北畠具教が武田信玄の南進に合わせて反旗を翻そうと画策することを許し、憤慨した信長から北畠を誅殺するように命じられ唯々諾々と従ってしまった織田信雄だった。
しかも、その後に伊賀の国に単独で戦を仕掛けて有能な家臣を死なせ、信長に叱責されて天正伊賀の乱を引き起こし、本能寺の変では安土城を焼失させるなど数々の不始末を連発し、織田家は残したものの僅かな領地しか子孫に残せなかった“戦国の不覚人”と呼ばれた愚物。
敬愛する北畠顕家の家を潰し、子孫は残したものの“戦国の不覚人”という汚名を後世に残すこととなった男に転生したと知ったおっさんは、不退転の決意で“戦国の不覚人”という汚名を晴らし、北畠家を後の世に残すため邁進していく…
注:作者は、織田信雄を史実で“不覚人”(覚悟の出来ない者・不心得者)と揶揄されるほどの愚かな人物だとは考えておりません。
覇王・信長の子息だった信雄は、秀吉や家康という信長に続く天下人から見れば自分たちの地位を脅かす危険な人物と考え、目の敵にされて族滅の憂き目にあってもおかしくないにもかかわらず“愚物”と見做されることで、子孫を現代にまで残した傑出した人物なのでは?と思ってしまうのです。
ただし、意識して天下人たちにそう見做されるように身を処し振舞っていたのなら、ですが…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 00:00:00
635666文字
会話率:33%
事故で死んだ青年が手違い? で亀の魔物に転生させられることに。初めはそのことに憤慨していた主人公だったが、改めて色々考えてみると魔物となることも悪くないかもと思い直す。
転生させられてしまったものはしょうがないのでせめて魔物としては楽し
く生きていくことを目指す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 00:38:32
170222文字
会話率:24%
大陸中央部の砂漠によって、西方と東方に行き来が極端に制限されている世界。
魔術の発展した西方で、「大陸の裏の覇者」と呼ばれる魔術機関で研究員として働くアナベル(※問題児)。彼女は研究室を爆破させてしまったことが原因で、砂漠を超えた東方にある
エーレハイデという国への調査が命じられる。
魔術機関の目を届かず、魔術的には未開である東方。その中でも「魔術が使えない」という更に特殊な事情を抱えているエーレハイデは、自国内でも魔術が使える高い能力を持つ魔術師の派遣を魔術機関へ要望していた。
養母より「エーレハイデで亡くなったかつての親友の遺したモノを探してほしい」というたっての頼みもあり、アナベルは単身エーレハイデに渡る。しかし、そこで出会った王子には「この国に魔術師はいらない」と追い返されそうになったり、最初遺品探しに協力的だった将軍も途中で意見を翻される始末。アナベルは中々目的が果たせないことに憤慨する。
「絶対、母様の頼み事を果たしてみせますからね!」
奮闘するアナベルは、エーレハイデという特殊な国の秘密と、養母の親友の死にまつわる真実を知ることになる。
──これは西方の魔術師である彼女が、東方の遠い異国で『運命』に出会う物語。
※主人公のキャラクター性で誤魔化していますが設定自体はシリアス。恋愛っぽくなるのは時間かかりますが、恋愛要素っぽいのがメインです。
「シルフィードの遺宝」は全章執筆済。全48話予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 22:08:13
675117文字
会話率:43%
大魔法士の系譜である王族のみが魔力を持つ国「ヴァルグレイブ」。この国では魔力を持つ王家とその傍系にあたる五大公爵家が絶大な力を誇っていた。
侯爵令嬢ヒスカリア・バークレイは、事故で両親と自身の記憶を全てなくし、父の代わりに侯爵となった叔父
に養女として引き取られる。
けれど、元々ヒスカリアの父への劣等感の塊だった上、自身の娘ミリアを溺愛していた叔父は、事故で顔に大きな傷を持つヒスカリアをどこに嫁ぐこともできない『穀潰し』と罵り虐げ、使用人のようにこき使った。
そんな親を見て育ったミリアはヒスカリアを「お姉様」と呼びつつも、自分より下のものと認識し、虐げるのだった。
それから十年後。
ヒスカリアが十七歳になったある日、バークレイ侯爵家に、五大公爵家の一つ、ヴァルガス公爵家から縁談の話が来る。
五大公爵家の、それも有名な魔法公爵ジェイン・ヴァルガスとの話にミリアは大喜び。
ところが侯爵家を訪れたジェインから「お前に用はない。必要なのは長子の子だ」と言われ、ミリアと侯爵は憤慨する。
そしてさらにジェインは、ヒスカリアこそが求めていた婚約者だと宣言するが、それには侯爵家が代々隠し続けてきた秘密が関係していて……。
顔に傷を持つ虐げられた令嬢と膨大な魔力を持つ冷徹な魔法公爵の恋の物語。
不定期更新予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 16:31:45
52030文字
会話率:45%
「殿下のご記憶が戻るまで婚約者として本国に同行していただきたい」
在日ローゼンシュタイン大使館で、松田彩那(まつだ あやな)はとんでもない要求をつきつけられた。
クリスマスムード一色の十二月。仕事もプライベートも撃沈した彩那は、居酒屋で
飲んだくれた帰り道、記憶喪失の外国人男性と出会う。
「ローゼンシュタイン大使館に連れて行ってほしい」と言う彼を案内するも、大使館の玄関前では武装集団に襲われてしまう。
翌日。目を覚ますと彩那は、在日ローゼンシュタイン大使館のベッドに寝かされていた。
そこでハインリヒと名乗る男性から驚きの事実を聞かされる。
記憶喪失の男性はモデルのMISHA(ミーシャ)で、さらに彼はローゼンシュタイン公国の王子ミハイルだった。護衛官であるハインリヒいわく、撮影での来日中、高速道路で玉突き事故に巻き込まれたミハイルは、車内で頭を強打し記憶喪失になったらしい。彼は彩那にしか心を開いておらず帰国を拒む。ミハイルの静養のため、ハインリヒは”婚約者のバイト”として同行するよう彩那に要求する。本来王城には王族や各国の要人しか入れない。民間人である彩那を入城させるには婚約者であることが好都合なのだという。一方的な要求に憤慨する彩那だったが、度重なる不運で自棄になっていたことや王子様とお近づきになれる状況に同行を決意する。
現地では文化の違いや格式の高い王族の暮らしに気後れするもミハイルに励まされ、じょじょに生活にも慣れていく。いっしょに過ごす内に彩那は彼の力になりたいと思い始める。
『エブリスタ』『NOVEL DAYS』でも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 23:00:00
91567文字
会話率:36%
――火星移民9世、初めての地球でグルメを楽しむ
時は2413年。火星と地球が分断されてから二世紀半。再び火星と地球を結ぶべく惑星間鉄道アストロ・レールウェイが計画されていた。そんなある日、同鉄道の職員で、火星コロニーで生まれ育った平民階級
の女性、ルキア・レッドフォード大尉とその親友のミンユェ・リー少尉は「市民食レシピN-5」を楽しみにしていた。火星一般市民のソウルフード・通称サイコロ肉が彼女達のお楽しみだ。
その時、地球からの派遣職員二人が、鼻持ちならないお貴族様であるエレノア・ブライトン少尉に引き連れられて、食堂にやってくる。地球人の一人が、サイコロ肉のことを「ディストピア飯」と呼び、ルキアは憤慨する。
ところが翌日、地球へ交換派遣される職員としてルキアとミンユェが選ばれる。総裁との食事会において、彼女達はハンバーグに出会う。見たことのない料理に困惑するが、それが地球料理だと知り、その味わいに感動する。
火星ディストピア飯ネイティブ世代が、地球の庶民グルメを楽しむSFグルメコメディ。
※本作品は「アストロ・レールウェイ ―火星姉バカ放漫軌道―」のスピンオフ作品です。「アストロ・レールウェイ ―火星姉バカ放漫軌道―」を先にご覧いただくとよりお楽しみいただけます。また、Webアニメ「こうしす!EE」と同じ世界線の未来を描く作品です。アニメの他、小説「こうしす!社内SE祝園アカネの情報セキュリティ事件簿」「NebulAI.HOSXI」「ハックしないで監査役」、漫画「伏石ちゃんは意図に反したい」など、関連作品を先にご覧いただくとよりお楽しみいただけます。
【コンテスト応募に関する注記】
本作品は応募者及び応募者が経営する一人会社にて将来アニメ化することを想定して考制作したものです。そのため、受賞に係る許諾の範囲は、明確にこの作品の本文のみに限定します。
キャラクター・舞台・世界観等の設定資料及び設定が共通する既存または将来制作する関連作品(続編、スピンオフ作品、スピンオフ元作品、別シリーズ作品を含みますが、それらに限りません)については明確に応募者が全権を留保し、それらの制作、出版及び二次利用その他に関してコンテスト主催者様の許諾を要しないものとします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-24 12:20:00
12915文字
会話率:40%
私は公爵家の末っ子です。お兄様にもお姉さまにも可愛がられて育ちました。我儘っこじゃありません!
ある日、いきなり「真実の愛を見つけた」と婚約破棄されました。
憤慨したのが、お兄様とお姉さまです。
お兄様は今にも突撃しそうだったし、お姉さまは
家門を潰そうと画策しているようです。
しかし、2人の議論は私の結婚相手に!お兄様はイケメンなので、イケメンを見て育った私は、かなりのメンクイです。
お姉さまはすごく賢くそのように賢い人でないと私は魅力を感じません。
婚約破棄されても痛くもかゆくもなかったのです。イケメンでもなければ、かしこくもなかったから。
そんなお兄様とお姉さまが導き出した私の結婚相手が殿下。
いきなりビックネーム過ぎませんか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-27 13:36:10
3850文字
会話率:57%
八歳のある日、侍女のミスに憤慨していたところで、激しい頭痛に見舞われたリデライン・フロスト。気を失ってしまうほどの頭痛で、彼女は自身が前世で読んでいた小説の世界に転生していることに気づく。
リデラインは小説の悪役令嬢であり、婚約者である
王太子の心を奪った主人公を害そうとしてあっさり失敗、最終的には死んでしまうキャラクターだ。つまりこのままいくと、待っているのはまたもや若くしての死――。
しかし、八歳の時点ではまだ王太子に会ったことはなく、婚約もしていない。
しかも、義兄ローレンスは、前世で推しだったキャラクターである。
権力、財力、魔法、美貌、すべてを持っていて、しかも推しから溺愛されている義妹。この幸せな生活を自ら手放すなんて、愚行も愚行だ。
(悪役令嬢になんかならない。せっかく健康な体を手に入れたうえに魔法まで使えるんだから、また死ぬのなんて絶対嫌。私は平穏な生活のために生きる……!)
前世の記憶を思い出したリデライン・フロスト八歳は、こうして新たな人生の明るい未来を切り拓くと決意したのだった。
※R15、残酷描写は念のためです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-22 21:00:00
204076文字
会話率:43%
ふん-し【憤死】
1. 憤って死ぬこと。憤慨のあまり死ぬこと。
最終更新:2024-03-06 22:00:00
1769文字
会話率:79%
平凡に生まれ、平凡に育ち、いつも通りの平和を謳歌していた阿久は、常に考えていた。
何か面白いこと、刺激的なことが自分の身の回りで起こらないだろうかと。
自分で何かをするわけでもなく、誰かにそれを伝えるわけでもない。ただの願いだった。
そん
な願いを聞いたのだろうか、阿久は交通事故に巻き込まれ、帰らぬ人となってしまった。
白い空間で出会ったのは、自分を神と名乗る奇妙な存在であった。その神に阿久は転生を告げられる。
ただし、神は一つその転生に条件を付けた。
それは「人間以外に転生すること」であった。神は面白いからの一点張りでその条件をつける。
渋々了承した阿久に神は転生先が地球では無いことを告げる。困惑する阿久とそれを笑う神。
いざ、転生してみると阿久は困惑する。目が見えず、音も聞こえず、手も動かせない。
彼は小さな、一つの小さな『細胞』に転生してしまったのだ。
思いもよらない転生に阿久は神に憤慨し、いつかやり返す事を誓う。
生物としての最小単位に生まれ直し、阿久の人生?は果たしてどうなるのだろうか?
阿久は無事に生き残れるのか、または直ぐに死んでしまい幕を閉じるのだろうか。
それは神にも分からない。
ただ一つわかるのは、特等席で神はそれをスナック片手に見ていることだけだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-28 18:03:50
31132文字
会話率:16%
社会人である松原葵は、通勤電車の中で痴漢に遭うようになり、それが一週間ほど続いた時、男子高校生、林修平に痴漢から助けてもらう。しかし、お礼を言う葵に対し「お前、男のくせに自分の身も自分で守れないのか?バカじゃねぇの?」と、暴言を吐かれてしま
う。葵は憤慨するが、それがキッカケとなり、強くなりたいと思い、空手を習い始める。空手を何とか続けていた葵だったが、その道場の師範の息子が実は、痴漢から助けてくれた高校生だったことを知る。しかし、修平は、実力があるにも関わらず、病気が発覚したために空手が出来なくなってしまった兄のことを思い、自身も空手に対する意欲を失くし、試合に出ることを一切辞めてしまっていた。葵は、そんな修平と偶然再会することになったものの、初めての出会いが最悪だったため、ずっと毛嫌いしていた。そんな苦手意識を抱えつつも、そのうち、修平との距離が少しずつ縮まって行き…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-24 23:00:00
55555文字
会話率:59%
伯爵家の令嬢、アンジェ・エルフィールは突如として魔法学園から姿を消した。
この世界が前世でプレイ出来なかった乙女ゲームの世界であり、自身が悲劇的な末路を迎える悪役だと勘づいた為である。
金が無い事を嘆き、想定外のトラブルに憤慨し、斧を振り回
し、あらゆる場で疾走しながら、彼女は進む。
目指すは、破滅などない心踊る幸せな生活だ!
しかし、彼女は知らない。
転生者は自分だけではないことを。
NORA様、小説家になろう様で投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-22 17:16:22
9143文字
会話率:14%
レソは守護者訓練中の青年で、過去の記憶がない。 物静かな戦士、憤慨しているように見える女性、そして緑の目をした若い女性の散発的な訪問はすべて、彼との接触です。 皇后に差し迫った災難を前に、記憶を失ったまま続けるという選択肢は長くはないだろう
。 迫りくる闇を避けるため、そしておそらくはキンメリアの主人たち、女帝の創造者、ひいては世界のクリスタルを保持する奴隷たちによって最もよく守られている秘密を知るために、キンメリアにおけるレソの正体と目的がすぐに明らかにされなければならない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-20 09:17:27
162799文字
会話率:2%
社畜を極めた事でぽっくり逝った結果、神になった神野湊は、やることの無い高天原で絶賛ニート気分を味わっていた。そんな湊を含めた駄神達を見かねた大御神は駄神矯正計画なるものを行い、もう一度人間として異世界で過ごすよう強制追放して行った。
あ
まりの理不尽に憤慨しながら異世界で生まれ変わった湊は何故か銀髪少女の姿になっていた。なんで?
高天原に帰るため善行でも積もうと孤児や奴隷を拾って弟子にしていたらポンコツな癖になんか強くなりすぎたんですけど!?
転生駄神が気まぐれに師匠になったらポンコツで強すぎる弟子たちに振り回される、そんな異世界コメディ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-07 00:00:00
6229文字
会話率:53%
息子が部屋にこもってネットをしている。たまに外出をしている。
親父が問い詰めると、働いている。給料は親父を超えていると豪語する。
何故、信じないかと息子は憤慨するが、問題はそこではなかった。
ロマンのない話。
最終更新:2024-01-13 09:09:16
1708文字
会話率:54%
ある日、ある夜、一人の少女が社交界デビューをした。
彼女の名前はスゥフィス。長く父親に知られず育ったスゥフィスは、母親の死をきっかけに父親たる伯爵に引き取られた。
仕事人間で領地に籠りきりな伯爵は、貴族学院に通う息子らが住む王都の邸に
彼女を連れてゆき預けた。何の娯楽もない田舎領地よりも王都の別邸の方が娘も楽しく暮らせると思ってのことだったが、そこには父伯爵の知らぬ闇が巣食い、スゥフィスに過酷な暮らしを強制する。
口にするも憚られるような虐待の果て、彼女は伯爵家に復讐を誓った。それに協力してくれるという家庭教師と共に。
その復讐は社交界デビューの夜に果たされ、満足したスゥフィスは伯爵家との決別を宣言する。
何も知らなかった父伯爵は青天の霹靂。加害者たる息子らは絶望するわ、憤慨するわ、上を下への大騒ぎ。
正直過ぎる娘の下克上。歯に有刺鉄線を絡ませて、誰彼構わず突撃していくスゥフィスと、それを然も愉快そうに見守りながら大笑いしてついていく家庭教師のお気楽極楽ライフ。御笑覧ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-01 05:00:00
51187文字
会話率:27%
最強種族である魔族の国、マレディレント魔王国を束ねる最強の魔王にして魔族の始祖マレディレント・ゼーレ・デンハイトはある日、何の前触れも無く人類への侵攻を開始する。
魔王の息子デュリックは平和を愛するはずの父の裏切りに憤慨し、直訴するも退
けられてしまう。
もはや武力行使しか手がなくなったデュリックは人間の国、フィーネ王国へ潜入して勇者の資格を得、親譲りのチート能力で魔王に対抗する。
果たして世界の平和は守られるのか!?
世界を股に掛けた無駄に壮大な親子喧嘩、ここに開幕!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-23 18:34:22
186427文字
会話率:32%
ある島国のお姫様のお話。
飢饉にあえぐ国民たちに姫様はトンデモ意見を発表。
国民たちは憤慨し革命が起きるかと思いきや、ある食物の繁殖で事態は急展開。
国は大いに潤い姫様の名声はうなぎ登り。
しかし経済の低迷により国に再び大試練が・・
その
時姫様が打ち出した新たなる打開策とは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-15 20:10:06
900文字
会話率:25%