人魚のダフネは、ある日人間を助ける。その日から助けた人間のことを忘れられなくなり、魔女の元へ行ったら人間にされるという人魚姫モチーフ。バッドエンドではないです。
最終更新:2022-03-14 18:00:00
47617文字
会話率:30%
人魚の国の王女、ローネは魔女(と思われる)の住処に向ったところで、ここが前世でプレイした「人魚姫をモチーフにした乙女ゲーム」の世界ではないかと悟る。
魔法をかけようとしてくるのは、なぜか魔女ではなく美少年魔法使い。運命に抗おうとしても前世
での未練に負けて、むなしく人間へ。
かけられた魔法は、足も声も思いのまま(?)だけれど、男(王子以外でも可)のハートをゲットしなければ泡になって消えるというものだった。
既知のルートを選ぶのか、未知のルートに賭けるべきか。覚えている選択肢を選んだつもりでも、だんだん見たことのない展開になっていく。正解が分からずに進んでいく世界に、ローネは混乱を極める。
やり直しは効かない。好感度が上がったかどうかも確認できない。泡になる以外も即死トラップは満載。
さて、前世の記憶を頼りに、人魚姫は誰を攻略するのだろうか――。
※カクヨムでも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-15 09:00:00
228818文字
会話率:45%
人魚姫モチーフの短編。ある孤独な少女の独白。
王子視点を書くかも。
最終更新:2021-01-25 11:13:02
3579文字
会話率:11%
いにしえの英雄王の身代わりになって、人魚の呪いを受けた身重の妃は、王妃の位を退き、公爵位をいただいた。その妃の血を引いた娘には、代々呪いを身に宿し、生まれつき歩くこと、海に近づくことが叶わない者が出た。
妃の末裔であるうつくしい公爵令嬢
ソフィアもまた、人魚の呪いとともに生きていたが、彼女には夢があった。大海を行く船に乗ること。そして、物語で憧れた海賊に出会うこと! 海賊物語を暗唱し、海賊になりきって妄想を膨らませるソフィアに、新しい従僕がつけられた。海賊物語をよく知り、自分と話題を合わせられる彼に、ソフィアは大喜びしてこころを開いていく。だが、この従僕、実は、ソフィアの美貌の噂を聞きつけたお忍びの王太子だったのである。
おてんばな呪われ公爵令嬢と、それに振りまわされるお忍び王太子の、人魚にまつわる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-22 22:02:14
95310文字
会話率:44%