港街アーデルバードは、漁業も盛んだが、ダンジョンがあることで有名な街である。ダンジョンは、地下に広がる洞窟状の迷宮だ。そこには魔物が住んでいて、それを倒して素材をはぎ取り、地上に持ち帰ると金になる。古代の魔法使いが作ったものと言われている
が、詳しくは誰にもわからない。
浅層で小遣い稼ぎをする者、深層で己の実力を試す者、ダンジョンに挑戦する者に傷薬を売りつける者、街はダンジョン関係者で溢れていた。
働き口を見つけられなかった捨て子のパドマは、特例でダンジョンに入場することを認められた。誰にも期待されることのない薄暗い場所での金にならない仕事だった。だが、そこで少女は、ささやかな楽しみを見つけ、躍進していく。
奇跡の新星パドマとして、時に憧れられ、時にからかわれ、危険なことなど何もしたくないのに、力づくで深階層に挑戦させられる物語り。
最後まで書き上げることができたなら、最奥を覗くかもしれないし、全然関係ないベクトルに乗ってしまうかもしれない。物語りのラストは、きっとフライパンは活躍しない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 17:13:41
241692文字
会話率:52%
何度も死んだ。
他の者に殺されたり、時には同族と争ったり、餓死することもあった。
それでも何度も生き返った。
正確には転生した。
何度も、何度も。
望んでいないのに何度も転生させられて、そして死んだ。
人に転生できたならまだやり
ようがあったかもしれない。
けれど何度転生しても、どんな死を迎えてどんなに期待をしても、なぜなのか転生してしまうのだ。
“ゴブリン”に。
次の生こそは生き延びる。
次こそは転生などしないで死んでやる。
何度死んでもゴブリンに転生する男ドゥゼアのゴブ生はいったいどうなっていくのだろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 10:00:00
481736文字
会話率:29%
――無事このゲームをクリアできたなら、理想の生活を保障しよう。
突然ゲーム世界に取り込まれた俺が目を覚ますと、そこは人生で一番やりこんだ『ソルイゾム』の世界だった。
しかも、その体は未実装だったはずの裏ボス・ザトゥ。爪を伸ばすだ
けで全てを破壊してしまう様はなるほど、確かに裏ボスだった。
だが、俺はそんな事より大好きだった『ソルイゾム』世界で楽しく生きていたい。 たとえ強すぎるがあまり、誰も近づいて来られないぼっち状態だったとしても。
これは、チート過ぎる裏ボスとして舞い降りたぼっち男が人生やり直しをかけて奮闘するお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 16:18:47
2864文字
会話率:33%
葛城玲は地味で売れない俳優。事務所の社長に勧められて受けたオーディションで売れっ子モデル/俳優の南条みつきが主演のドラマの端役を得る。ドラマの撮影が始まってからよく顔を合わせるようになる二人だがなぜかみつきは玲をみるとイライラして絡んでくる
。
実はみつきは前世で自分のために罪を被って処刑された玲(レイシャーン)と再び巡り合うため転生を繰り返してきたのだが、何度繰り返してもレイシャーンを目の前で死なせてしまう。
そのせいでこれが7度目の最後のチャンスなのにミシルカの魂はすっかりやさぐれてしまった。しかも現代日本に葛城玲として生まれ変わったレイシャーンは前世の記憶がないだけでなくいつもおどおどと先輩俳優の顔白を伺っている。そんな玲にみつきのフラストレーションはたまっていく。昔のレイシャーンはもっと明るくて自信に満ちていたのに。そんな時、レイシャーンをみすみす死なせてしまったことを悔いる同志たちが転生してきて二人のための舞台を作り上げる。皆で金と力を使いまくり今度こそ玲(レイシャーン)に正しい選択をさせ二人の魂を救うために奮闘する。
本人たちの望まないところで起きた王位継承権を巡る争いで陥れられ、ロンズディン王国王子レイシャーンは無実の罪で処刑される。その国内の混乱の隙をついた隣国ギルアドニアからの侵略でロンズディン王国は滅亡の危機に瀕する。レイシャーンを失って怒りと悲しみのあまり、自らの命を絶とうとしていたミシルカに不思議な声が聞こえてきた。
‟生まれ変わった世界で起こる悲劇を回避できたなら、この悲劇を防ぐ機会をやろう。お前にその覚悟があるのなら“
転生の度に失敗をくり返すこと7回目。現代日本に転生したミシルカ(南条みつき)はすっかり無気力になってしまった。また、不幸な人生を繰り返すレイシャーン(葛城玲)もネガティブ思考が身に付き、このままでは最後のチャンスも失われようとしてた。そこに新たに転生してきたのは、レイシャーンの盟友であるカーメイ国の王太子ゾリーク(佐伯剛)や神官長のだったドートリアニシュ神官長(渡利紘一)、そして腹心の部下であったダン.グレイド(楷ともや)など。彼らはロンズディン王国滅亡の悲劇をドラマ化し、葛城玲を巻き込んで記憶を取り戻し人生のやり直しをさせようと、やる気のない二人を叱咤しながら再生をかけた舞台が始まる。
カクヨムでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-07 20:34:00
222786文字
会話率:1%
世界の全てを凌駕した国が何処かにあるらしい。その国に辿り着くことができたなら、世界の全てを手にしたと言っても過言ではないと言う。伝説にうたわれながらも実在することが証明されているその国は全世界の人間達の憧れであり、果てだった。多くの者達が
その地を目指して旅をして、その殆どが辿り着くより先に息絶え、僅かに辿り着いたとされるものすら、帰ってくることは無かった。
世界から隔絶されたその国には独自の法則がある。死んだ者がリスポーンして、再び復活する法則だ。まるでゲームのような法則を持ったその国は他国にはない独自の文化を育み、独自の高度な技術を持ち、そして独自の奇妙な問題を抱えている。
主人公のデルゲンはそんな国の住民で、国の未来を憂うことのできる真に正しい心を持った正義の愛国者だった。デルゲンは愛する祖国のため、今日も国内に蔓延る汚物の消毒を欠かさない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 17:02:54
253683文字
会話率:37%
魔物が国に押し寄せて、それを先陣切って討伐するのが勇者のお仕事。
聖剣か聖槍を引き抜くことができればチャンス到来。
二十年勤めあげることができたなら、恩賞と領地と綺麗な(かっこいい)パートナーと巡り合える。
そんなサクセスストーリーを夢に、
成人した人々が我先にと聖剣と聖槍を抜く挑戦をする。
そんな中、偶然聖剣に選ばれて勇者になった主人公。
歓声と期待に背中を押されて、擦り切れるまで頑張るしかないブラックなお役目。
あと一年で引退できる、それまではお役目を全うするのが生き甲斐だった。
そんな新春の宴で起きた事件に勇者は巻き込まれる。
やった覚えのない罪で子供に人気の勇者様から一転。
石を投げられる犯罪者に仕立て上げられてしまう。
聖剣に宿ったおねぇ系精霊と、十九年わき目も振らず働いた勇者の。
哀と勘当の物語。
※11月29日午前七時、念願の日間総合ランキング1位到達です。
※12月4日午前七時、週間総合1位もいただきました。皆さま、応援ありがとうございますっ。
※2月7日 総合評価35000Pt突破しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 18:00:00
629154文字
会話率:38%
それは、災厄と共に現れる。
空を掴み、地を引き裂く。自ら以外を塵芥と断じて疑わぬその傲慢は、神を彷彿とさせ、人々に雷を降らす。
人の身で抗うことは許されず、神ですらその自由を奪うことは敵わない。
しかし、それは不死ではない。不老であっ
ても、不死ではない。死が平等であることは、神とて同じ。遍く死は敵である。
もしも、それに死を与えることができたのならば。
剣を突き立て、槍で突き刺し、斧を振り下ろし、それの命を刈り取ることができたならば。
憧憬と畏怖の念を込めて、こう呼ばれるだろう。
ドラゴンスレイヤー、と。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 19:48:45
24987文字
会話率:48%
『君のセカイは何色だい?』
ボクの質問に、あの時彼はこう答えた。
『決まってるだろ……このセカイは、桜の葉まで××色に染まってる……』
セカイは醜く残酷な現実を描き、彼の心を停滞させるように、たった一色に塗り固めてしまった。
けれど、
もし彼が『運命を切り開く』ことができたなら……
十人十色の少年少女が奏でる青春群像劇、ここに開幕――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 21:05:40
75447文字
会話率:37%
青春の証は、写真のように切り取られたまま、いつまでもそこにあると思ってた。
みんなとの日常が永遠に続かないことは、いつから知っていたんだろう……
最終更新:2019-07-31 23:37:18
915文字
会話率:38%
今。
橋田栄斗は死んだ。 そして異世界に転移していた。
物語は半機械人間である『彼女』との出会いから始まる。
彼女と触れ合う度に、人間らしくなっていく彼女。
そして彼女がいつも『博士』と呼ぶルーダ博士の過去……
今までの世界を知り、これから
を生きていく。
機械と人の物語が紡がれていく世界を舞台にエルトは今日も『彼女』と共に生きる。
「少年よ、立ち向かわなきゃ取れねぇものもあるぜ」
今となっては馬鹿らしく思う言葉に、今でも背中を押される。
あの日の誓いを胸に、今日も俺は歩く。
世界を知って、俺は何ができるのかーーーーーー
過去。
ルーダ博士は、いつもどこか後ろめたさを感じているように見えます。
その想いを汲み取れず、私は博士に何もしてあげられません。
分からないのです。 教えてくれないのです。
何故、私が11546と呼ばれているのかさえも。
いったい何があったのでしょうか?
いくら分析しても、あなたの感情数値で負の感情が下がることがないのです。
あなたからは多くのことを教えて貰いました。 ですが……
まだ、あなたのことは、多くは教えられておりません。
そして、あなたも。
願わくばその傷を、癒すことができたならーーーーーー
今と過去。
全てを知って、今と同じままでいられるか。
なにをできるのか。
これは序章。 世界を知るための。 知るための。
知って、戦って、俺は。
その先で何を成し、なにを見るか……
これは、過去を巡る再スタートまでの物語。
この夢を忘れないでーーーーーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-17 22:06:15
2674960文字
会話率:47%
ありのままで、楽に呼吸ができたなら。
最終更新:2024-03-02 18:38:25
2025文字
会話率:45%
"令和"とは皆様ご存知の通り、現在の年号です。
これは"平成"ではなく、"令和"なので、今現在の直近のお話。ということになります。
そして、
"哲学"ですが
、哲学とだけ聞くと、なにか小難しく思うかもしれませんが、簡単に言えば、"自分の考え"です。
皆様が知るような昔の偉い哲学者の方々は、色々な学問を修めた末に哲学者となっています。
なので、素晴らしい考えをひろめていくことができましたが、それと同時に小難しさだったり、哲学を変に高尚なものにしてしまった側面もあったでしょう。
ですが、先程言ったように哲学とは、自分の考えであり、それ以上でも以下でもありません。
皆様一人一人の考えは、一人一人の哲学なのです。
人類総哲学者です。
そんな、80億近い哲学者の中のほんの一人の私が、今直近で考えていることをまとめていくもの。
それが"令和哲学書"です。
まあ、ここまで長々と説明していきましたが、私が生きていく上で思ったことを書き綴るメモ帳、それを公開していると思ってください。
これを見て、変なこと言ってるなー無駄なこと言ってるなー気持ち悪いなーなど、何を思って、何をコメントして頂いても構いません。
私がただ言いたくて言ってるだけなのです。
ただ、それを見て、どれか一つでも実生活に役立ち、皆様をポジティブな気持ちにさせることができたなら、とても嬉しいです折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-01-30 00:42:17
10056文字
会話率:2%
「メルキス、お前のようなハズレギフト持ちは我が一族に不要だ!」
15歳になると誰もが”ギフト”を授かる世界。
ロードベルグ伯爵家の長男であるメルキスは、神童と呼ばれていた。
ロードベルグ伯爵家では、歴代当主は全員【剣聖】のギフト
を授かっており、メルキスも【剣聖】を授かることを期待されていた。
しかし、メルキスが授かったのは【根源魔法】という誰も聞いたことのないギフト。
「よくもハズレギフトを授かりよって! お前はロードベルグ家から追放だ! だが、物乞いでもされては一族の名に更に傷がつく。辺境の村の領地をくれてやるから、そこで暮らすが良い。万一、村を国で1番発展させられたなら帰ってきてもよいぞ?」
こうしてメルキスは辺境の村へと追放された。
そして、そこで国の第4王女が強力なモンスターに襲われている場面に遭遇。
覚悟を決めてモンスターに立ち向かったとき、メルキスは【根源魔法】の真の力に覚醒する。【根源魔法】は、見たことのある魔法を、威力を爆発的に上げつつコピーすることができる最強のギフトだった。
【根源魔法】の力で、メルキスはモンスターを跡形もなく消し飛ばす。
「偉大な父上が、僕の【根源魔法】の力を見抜けなかったのはおかしい……そうか、父上は僕を1人前にするために僕を追放したんだ。これは試練なんだ!」
ここから、メルキスの勘違いが始まった。
「”村を国で1番発展させることができたなら帰って来ても良い”と父上は言っていたな。よし、頑張って村を発展させるぞ!」
こうしてメルキスの勘違い領地経営が始まった。
一方、ロードベルグ伯爵家は「追放したメルキスが成功して一人前になったら一族の汚点になってしまう!」と様々な魔法を扱う刺客や超強力なモンスターを送り込む。
だが、「これも父上からの試練なんだな」と勘違いしたメルキスは片っ端から刺客を返り討ちにし、魔法をコピー。そして、その力で村をどんどん発展させていくのだった。
こうしてロードベルグ伯爵家は破滅の道を、メルキスは栄光の道を歩んでいく……。
※この作品は他サイト様でも掲載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-19 09:00:00
273533文字
会話率:47%
人生に疲れ果てた人に、少しでも娯楽を提供できたなら、これほど嬉しいことはございません。
キーワード:
最終更新:2023-10-05 12:19:47
1450文字
会話率:9%
ゲームのステータスを見て誰もが一瞬は脳をよぎるだろう。
もしも自分の能力を数値で見ることができたなら。
成果は目に見えて分かり、努力できるのではないかと。
そんなIfを元に主人公が少し先の未来で努力するお話である。
一話ごと短め不定期更
新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-03 07:00:00
4322文字
会話率:5%
「ディアネット。贅沢三昧、悪事三昧のお前を許してはおけない! 処刑だ!」
悪事の果てに処刑されることになった悪役令嬢、ディアネット(通称ディア)。
悪逆非道と名高い彼女だが、実はものすごーく流されやすいだけだった!
婚約者の悪どい取り巻
きに合わせて悪役令嬢を演じ、気付いたら自分が責任を押しつけられたのだ。
戸惑いながら処刑台に上るディア。
心残りはたったひとつ、好きな相手に告白できなかったことだ。
もしも生まれ変わることができたなら、次こそは流されない。自分の気持ちに正直になって、好きな人に告白する。
そう強く心に決めて処刑されたディアナは、なんと処刑直前にループする。
二度目の処刑台で、ディアは、今度こそ本音で愛を叫んだ。
「私、ほんとはキミのこと、好きなんですけど!!」
相手は、宮廷中からバカにされていた陰キャ眼鏡の魔法使いだ。
派手好きのディアがあんな男を? と周囲は笑うが、魔法使いは冷静に言う。
「俺も嫌いじゃない。結婚するか」
「け、結婚は早くない!? っていうか私、もう死ぬし」
「死ななければ結婚してくれるのか? だったら助ける」
陰キャと思っていた魔法使いは、意外と押しが強かった。
魔法使いの正体は、人間の花嫁を探しに来た魔王だったのだ!
しかも、相性のいい人間の花嫁を手に入れた魔王は最強になるらしく……?
これは、ディアが魔界を居心地よく改革しつつ、しあわせに暮らす話。
そして、常識の違いすぎる魔王と思いを通わせていく愛の話。
ループに隠された謎、魔界と人間界の因縁、ちょこっとざまぁもありつつの、両思いハッピーラブコメです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-25 21:00:00
124700文字
会話率:36%
「僕との婚約を破棄してほしい」と突然告げられたフィメラ・デ・ルミニオスは驚愕する。彼女と王太子の政略結婚は愛し合っていたはずだった。しかし、王太子は新しい女性を見つけたと言い、彼女との結納を解消することを決めたのだった。フィメラは困惑し、失
望の念に包まれる。
数日後、フィメラは悲しみに暮れながらも日常を送っていた。ある朝、彼女はアルヴィス・バルンハルトから手紙を受け取る。手紙には謝罪と愛情が込められており、アルヴィスは自分の選んだ道を歩み、君のために生きると誓ったのだった。フィメラは手紙に対する信じられない感情を抱きつつも、アルヴィスに対して複雑な思いを抱く。
その後、フィメラの国と隣国との緊張関係が悪化し、戦争が勃発する。フィメラは王都が襲撃される中、アルヴィスが自分を救ったことに気づく。アルヴィスは未来が見える能力を持っており、彼は婚約を破棄することで王都の侵攻を遅らせるために行動したのだった。
フィメラはアルヴィスの行動について複雑な思いを抱きながらも、彼の決意と未来予知能力の真実を知る。彼女は戦乱の中で生き残り、アルヴィスが今もなお私を想ってくれていることを確信する。そして、もしアルヴィスが真実を証明できたなら、彼と再びやり直すことを考える。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-25 17:21:00
4627文字
会話率:48%
例えば瞬間移動ができたなら、学校に遅刻しなくってすむだろうし、寒い日は手のひらの上に火を浮かせられたら暖かい。点数の悪いテストは燃やしちゃって、般若になったお母さんから箒で逃げてやればいい!そしてもういっそ剣を片手に旅立って、魔王討伐の旅
に出ちゃおう!
…だなんて、そうは思うけどならないからこそ妄想してる魔法の世界に、はっと気づけば移動してしまったらしい。ちちんぷいぷいというよりはもうちょっと本格的にバトルだぜ!って感じ。冒険者を育ててるらしいこの学校は年齢もバラバラでまさに異世界!毎日映画みたいで楽しいけれど、説明もなしにされても親や友達が心配しちゃう!
私は無事にお家に帰るんだーっ!
能天気な主人公と絆されてくれた人々、そして結構大変な魔法の世界を取り巻く異世界転移ファンタジーです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-28 00:00:00
6065文字
会話率:63%
“決して鏡は真実を写さない”
剣と魔術と魔王が統治するとある世界。そこで生きるメイベルは、オーガが率いるゴブリンの群れに襲われる。
その危機を救ったのは、ひとりの男。
ただのジャージをつっかけて、武器もなく現れ空手やプロレスの技
で立ち向かってみせた。
その男は言った。自分はイセカイから来たのだと。
反射率が百パーセントになることはない鏡。
その鏡に映っているのは似て非なる別の世界だと気付くことができたならば、全ての鏡は“兎の穴”となる。
兎の穴へとその身を投げ、奇妙奇天烈、不思議な世界へ旅出るアリスたち。
どの世界においても、最大にして不滅の鏡=海原を通って海賊船セカンド・ジョーカー号が行く。
世界を滅ぼし時空を喰らうというスナーク、そしてブージャムとはなんなのか。
ブージャムに相対することができるのは、海賊たちが駆る鋼鉄の竜神ジャバウォックのみだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-04 23:14:37
92711文字
会話率:37%
恥じる必要のない、誇れる生きかたができたなら。
最終更新:2022-12-10 07:00:00
361文字
会話率:0%
どこにでもいるような、名も無きモブ君は恋愛を知らない。
モブだから、他人との関わりは深くない。
異性の子とは、ほとんど会話をしたことすらない。
けど、人間としての感情は、ちゃんとあるんだよって。
そのことをもし『誰か』に知ってもらうことがで
きたなら…きっとそれだけで十分だ。
―――これは、そんなモブ君が『誰か』に向けた、独白の記録である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-28 20:25:04
7353文字
会話率:1%