嘘みたいな話だが、四条御言はある時から嘘というものがつけない人間になった。無機物も有機物も彼がそう言えば、ころりとそう信じ込んでしまうからだ。
様々な経験から、その力の恐ろしさを人生の中で骨身に刻んだ彼は、ほとんどの人と話さない薄暗い高校生
活を送っていた。
そんなある日、彼は道端で死にかけていた一人の少女を見捨てられず、自分の力で救うことになる。
だが、それは彼が望みもしない異能者たちとの日々を告げるノロシだった。反吐が出るほど天才の幼馴染、命の恩人である彼を心底殺したいと思っている姫君、金で全てを買うことが出来る金髪ツインテール、謎方言を駆使する自称霊能力者。そんな人間たちに囲まれた彼の新しい生活が今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-17 07:00:00
55031文字
会話率:54%
「おばさんのお願い、聞いてくれない?」
それは、携帯に届いた1通のメールが事の始まり。
藤崎 浬(ふじさき かいり)、華の16歳。高校2年。勉強も運動も、恋愛だって楽しくて仕方がない青春まっただ中。……なんて、それはテレビゲームの中
のどこにでもある基本設定にすぎない。
勉強?親の仕事関係で引っ越しばかりだったから、学校の授業スピードがバラバラでついていけません。お察しの通りバカですが何か?
友達?恋愛?転校ばかりで、正直クラスメイトの名前なんて覚えきれない。
教育上よろしくないということで、やっと落ち着いた学校。親は相変わらず忙しいので、あたしだけ親戚の家に下宿させてもらうことになった。
但し、条件付きだ。
「息子たちを普通の子にしてほしいの」
日向 鴇(ひむかい とき)16歳、兄。大の女嫌い。
「俺に近づくな。反吐が出る」
日向 鴻(ひむかい こう)16歳、弟。女好き。但し美女に限る。
「浬ちゃんは普通かな。俺とどうにかなりたいなら、かなり努力が必要だと思うよ」
高校生活、どうなることやら……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-25 22:14:38
7177文字
会話率:24%
※『+ BURNING BLOOD +』よりタイトル変更
物語の舞台となるのは、今より十数年…或いは数十年後の地球です。
宇宙から飛来してきた隕石によって地球上は大混乱。
なんとか未曾有の大災害から復興を果たそうという時にそれは起こりました
。
隕石より漏れ始めた放射能。
汚染され始めた世界。
そして……影響を受け始めた生き物たち。
荒廃しかけた世界で力を手にいく抜くのは誰だ!
//
とまぁ色々上で書いたわけですが、ダーク有り、シリアス有り、コメディたまにしか無し、の基本的に『熱い』展開のモノにしていきたいなぁと思っています。
最近の流行りは、日常生活に目を向けたほのぼのとしたものや、カッコよさを追求したモノが多いような気がします。
泥にまみれて、涙に濡れて、血反吐を吐くような泥臭い『熱さ』があったっていいんじゃないでしょうか?
私にそれほどの文才があるかどうかは分かりません。
つたない文章ですががんばってみます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-25 15:43:37
35334文字
会話率:33%
ダメなのは自分である。反吐だって自分のモノである。とにかく気に入らなくてfuckoff!パンクであろうとしてダメになる男。
最終更新:2006-10-19 23:46:20
987文字
会話率:0%