「ここのところ、毎晩、深夜にインターホンが鳴らされるの。今晩は旦那も出張で留守だし……」
ふだんは強気な姉が発したSOS。これを受けて彼女の新居のマンションに泊まりこんだ青年、水嶋涼二は、真夜中の玄関で異音を聞く。それはドア越しに響く骨の音
だった。
姉のマンションの建つ場所。そこはかつて人間を殺し内臓や脳を薬に変えるという悪習を過去に重ねてきた土地『屍ケ台』だった。
殺された者の恨み。そして現代社会の闇。リンクした二つの不幸に、涼二と姉は否応なしに巻きこまれていく。
主人公の青年の苦悩をメインに描いてあります。ホラー度は弱め。
アルファポリス「第5回ホラー小説大賞」最終候補作に残りました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-06 16:18:31
102439文字
会話率:38%
ある惑星の管理を任された研究者のお話。第一回創元SF短編賞 最終候補落選作品です。夏木透子名義で投稿しました。
最終更新:2011-09-01 14:07:56
10183文字
会話率:13%
オレは周りの人間が大嫌いだ。奴らは目に余る程の馬鹿だからだ、大馬鹿者なのだ。星新一さんのようなショートショートを意識したブラックユーモア作品。超短編小説大賞最終候補作
最終更新:2011-04-11 13:19:46
1447文字
会話率:13%