ジャガイモを見ていて思うことがある。自分の出会いを思うことがある。なるべくなら、踏まえておいたほうがよかったと、そう思うようなこと。
最終更新:2022-06-16 07:05:58
680文字
会話率:0%
「私は女神です」
ある日。俺が街の片隅に座り込む女に声をかけると、彼女はそう言った。
どう見ても女神ではなく乞食にしか思えない。しかし彼女は頑なに、自分が女神であるのだと言い張る。
頭のおかしい女なのだろう。
それから毎日、彼女はそこで座り
込んでいた。そんな彼女についつい話しかけてしまう俺。
知らず知らずのうちに俺は乞食の女神様に心惹かれていった……。
※ジャガイモ探偵様のイラストをお題に、『設定投げて! 企画』の参加作品として執筆しました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-09 03:40:35
4972文字
会話率:34%
10畳ない一間にちゃぶ台を囲んだ4人の家族いた。
「ねぇねぇお母さん!お父さん!」
テレビに向かい合って座っているのは小学生の実(みのる)。
「コロッケってのは、肉より芋だ。精肉店のコロッケなんて邪道だ」
テレビに文句を言っているこの人
が俺の父親。
「あら、カニクリームコロッケですって。本物のカニかしら」
実の呼びかけよりもテレビのカニクリームが本物のカニかどうかの方が今は重要らしいのが俺の母親。
「わぁ〜美味しそう!これが有名な山村精肉のコロッケなんですね!」
そしてこの元気な声はテレビのリポーター。
さて、時として子供とは残酷なものだ。
好奇心ゆえに、
「ねぇねぇ、どうしてオジさんっててっぺんだけ髪がないの?」
とか、
「ねぇねぇ、どうしてオジさんは道で寝てるの?」
などと、平気で聞きにかかってくる。
だがしかし、俺は長男だ。弟であるお前の疑問は全て受け止めたいと思う。
さぁかかって来い弟よ!俺は兄として、峰山家の長男として、お前の全てを受け止めてやる!
・・・と、これが、(決して)貧乏(じゃない)峰山家の今月のお話。
「見てー!兄ちゃんがテレビ出てる!」
半分に切られていないまぁるいコロッケを頬張る実、
「やっぱりカニクリームコロッケはカニバサミがついた本物じゃないとね」
カニバサミを持ちながらコロッケにを食べるのが母親、
「やっぱりコロッケはジャガイモより肉だ。牛肉に限る」
肉汁の旨味を堪能しているのが父親、
「月刊スター発掘!好評発売中」
そして、この声がテレビの中の峰山家長男の俺。
これが、消して貧乏じゃない峰山家の来月の話だ。
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スター街道 ~決して貧乏じゃない峰山家長男の俺~折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-30 21:33:36
1679文字
会話率:47%
タイトル通りです。
最近玉ねぎの値上がりがえぐいですが、多分これはまだほんの序の口なのです。
最終更新:2022-05-05 20:17:20
648文字
会話率:0%
なろう系ファンタジー世界を揶揄した用語「ナーロッパ」。
やたらとジャガイモに関する読者の視線が厳しいことで知られている。
定期的に炎上するナーロッパを見ながら、「そういえばナーロッパの建築って全然言及されないなァ」と思ったので、せっ
かく建築学生をしているのだからざっくり書いてみようと思いました。
マジで雑です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-14 23:49:19
2887文字
会話率:4%
神造世界・イモタルテでは複数の知的生命体――纏めて人類種と呼ばれる――がそれぞれ独自の文化を形成しているが、永歴1300年現在において、その主食はいずれも芋類である。
これは各地で主食とされる芋類について、その特徴と歴史を簡単に纏めた記
録である。
ジャガイモ、サツマイモ、サトイモ、キャッサバ……各種ポテトの名前の由来もわかる、異世界ポテト情報の決定版。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-13 20:40:52
2282文字
会話率:0%
ある日突然ROBOによって世界の約半分が失われた。しかし残りの世界を守るためにROBOの技術を基にして作った武器で戦う組織、残陸地護衛隊(レミラー)ができた。
それから約500年後の世界で、ROBOによって村も、家も、友達も、家族も失った主
人公。護れなかった残陸地護衛隊を恨んでいると思われたが、ある"約束"を守るために残陸地護衛隊に入隊し、"約束"を果たすまでの物語り折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-07 14:32:16
897文字
会話率:34%
あらすじというほどのものはありません。
クスッと笑ってもらえたら 飛び上がって喜びます。
飛び上がりますが着地は失敗します。
さすがに4回転半からの着地はムズイですって回るんかい!
最終更新:2022-02-05 00:17:44
543文字
会話率:11%
セシリアが注目されているのが、我慢できないカナリアは美味しく食べているセシリアにわざとぶつかり、いちゃもんをつけた。その先に恐ろしい事が待ち受けているとも知らずに……。
最終更新:2022-02-04 23:22:02
6062文字
会話率:58%
ある日、ジャガイモ畑に落ちてきた巨大な黒い鉄の球体…。
最終更新:2022-02-03 15:18:21
2244文字
会話率:4%
異世界にジャガイモがあるのはおかしいかおかしくないか……ではなく、その昔実際にあったジャガイモを巡る裁判のお話。
最終更新:2021-12-08 17:16:54
2128文字
会話率:0%
異世界ジャガイモ論争に一石を投じてみたりみなかったり。
最終更新:2021-12-04 09:29:20
4181文字
会話率:0%
安楽椅子探偵:現場に赴くなど能動的に情報収集をせず、室内にいたまま他者から与えられた情報のみを頼りに事件を推理する探偵。
カウチポテト(couch potato):ソファーに座り込んだまま動かず、テレビなどを見てだらだらと過ごす人を揶揄した
俗語。「カウチソファに転がるジャガイモのよう」であることから。
すなわち「安楽カウチ探偵」とは、現場も見なければ推理もしない、プー太郎のことを指す。
確かに私は家のソファから一歩も動かないし、生活力はないに等しい。けれど私には旦那がいる。感覚と頭脳を共有し、事件の真相を暴くパートナーが。
私たちは、二人合わせてはじめて探偵だ――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-21 22:07:48
3452文字
会話率:72%
「絶対に絶対に、脳内お花畑娘、自分至上主義でちょっと痛い系のヒロインになんか、なってやるもんかぁーーーーー!」
仕事と恋に疲れ果て、傷心旅行で心を癒していたはずなのに、気づけば子爵令嬢に転生していた。
母は元平民、ストロベリーブロンドをもつ
弱小貴族の娘って、よくあるヒロインポジションじゃん!絶対やだ。そんなティピカルヒロイン人生、絶対に送りたくない!
打倒お花畑思考。ウェルカム論理的思考。
私は地に足つけて、領民の暮らしを守る自立した淑女になってやるんだから!
これは、子爵令嬢ソフィア=フレデリクソンが前世知識を活用して、王国の食料事業や疫病対策に邁進する、異世界転生物語
…のはずだったのだが。
何故か第2のヒロインポジションの男爵令嬢が現れて、王国に混乱を巻き起こす。
「いつでも明るく前向きに生きてる私って、素敵じゃない?」「すごい!すばらしいです!尊敬します。教えてくれてありがとう。でも、これって何なんだっけ?」「王太子様カッコいい。ねぇ、毎日王太子様とお話ししたら、私のこと好きになってくれるかなぁ。くれるよね?」
だめだ、こいつ。全然話が通じない脳内お花畑なティピィカルヒロインだわ…。
かくして打倒お花畑思考の主人公 VS ティピカルヒロインの男爵令嬢の王国物語が幕を開ける!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-15 13:55:27
130225文字
会話率:49%
大根によってカレーランドから追放されてしまったジャガイモ君。しかし、彼はチートスキル「ポテサラ変化」を引っ提げて戻って来た。果たしてジャガイモくんは陰湿な作者に復讐できるのだろうか⁉
最終更新:2021-10-01 23:24:01
2432文字
会話率:0%
カレーに大根を入れるとおいしいですよ。ホントですよ。
最終更新:2021-10-01 19:30:49
1352文字
会話率:2%
新ジャガの季節ですね?
ジャガイモさんに含まれる植物毒を勉強しましょ?
最終更新:2021-06-06 21:07:35
1470文字
会話率:5%
ねぇ、この世界がいま、少しずつ小さくなってるって、知ってる?
変わりゆく世界の中で、それでもあなたと居たいと思う。
最終更新:2021-05-14 07:09:31
27304文字
会話率:25%
スラム街に捨てられていたステラは十歳の時、買い物中うっかり落としたジャガイモを追いかけて男爵家の馬車馬にはねられ意識不明になった。それが引き金となって思い出した前世の記憶。前世の彼女は渡瀬紗奈という三十路前の日本人だった。
過去のトラウマか
ら二度と恋愛はしないと心に決め、結婚なんてしなくてもおばあちゃんになるまで幸せに生きてやると強く心に誓うステラ。
この世界になんの心当たりもなく過去のスキルや人生経験を元に懸命に生きるステラ。
だが実は、前世で流行っていた乙女ゲーム「白き乙女ステラ」の主人公に転生していたという事実を彼女はまだ知らない。
攻略対象者として現れるイケメンたちを躱しながら「恋愛なし。安定の老後」を彼女はつかみ取れるのか?
そして常に彼女を守り支える謎の青年アレンの正体と関係は?
ラスト彼女を待ち受ける運命とは?!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-20 17:33:04
498937文字
会話率:45%
歩きスマホ、ケータイ小説、トラック転生からの、ジャガイモ農園作りたい令嬢のお話
最終更新:2021-02-06 23:25:49
1534文字
会話率:26%
まほちゃんはママからお使いを頼まれて、メモを見ながらスーパーに買い物に行きます。メモには、鶏肉、ジャガイモ、玉ねぎ、それにカレーのルーとも書かれています。「今日はカレーだ!」と、うきうき顔になるまほちゃんでしたが、きらいなにんじんもメモに書
かれていてがっかりです。しかし、メモには他にも、マッシュルームとも書かれています。キノコカレーにするつもりでしょうか? ですが、ブロッコリーとも書かれていて、まほちゃんは目をぱちくり。いったいどんなカレーにするのでしょうか? しかしまほちゃん、途中でおともだちと遊んでいると、お使いのメモをなくしてしまい――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-03 20:31:17
2628文字
会話率:58%
昔は、ジャガイモは好きではありませんでした。そんなイモの話しです。
最終更新:2020-08-20 03:00:43
580文字
会話率:0%