人の心がすさみ、死に対し違和感を抱かなくなった、戦後100年。
人の死は報道に取り上げられなくなったが、
戦争ではないにも関わらず、人口は徐々に減りつつあった。
そんな中、また1人の青年が死へと誘われる。
楽しかったあの頃の思い出は掻き
消え、
いつしか絶望しか見えなくなった青年。
何をやっても上手くいかず、
えてしてその原因は自分であると理解している。
にも関わらず、彼には何もできなかった。
挑戦するも、意志の弱さから悉く失敗し、
興味を持とうとするも、全くと言っていいほど続かない。
抗う力は日を追うごとに薄れ、いつしか無気力な人間になってしまった。
そんな中、彼はとうとうリタイヤした。
限り無い絶望の中、一抹の安心を携えて。
しかし、図らずも、彼は蘇ることとなり、
全く別の人生を歩み始める...折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-07 23:41:29
4285文字
会話率:16%
何もなくなったが、何かある。
最終更新:2013-06-06 00:50:42
4220文字
会話率:2%
主人公が妹に恋をする話し。
主人公の義理の父親に殺された母親、そんな過去があり、主人公は人を信じられなくなったが、義理の妹には心を許せた。それは、何の感情か、まだ、主人公には分からないのであった。
最終更新:2010-07-24 17:36:07
3311文字
会話率:48%