俺は、地球から見て太陽の向こう側、約三億キロ彼方の宇宙空間に浮かぶ地球連邦宇宙軍の宇宙要塞アマテラスに勤務する兵士だった。俺たちの使命は要塞に保管されている反物質を敵の手から守ることだ。
この時代、人間は頭蓋骨の中に機械を埋め込むことで
、脳の機能を拡張していた。
専門的な知識や技能を脳に直接「インストール」することで自分のものとしたり、考えるだけで宇宙船やメタルクリーチャーと呼ばれる動物型ロボットを遠隔操作したりしていたのだ。
しかし、その恩恵に預かるためには多額の費用をかけて脳に機械を埋め込む必要があった。
唯一、費用を必要としないのは、地球連邦宇宙軍に入隊し下士官以上になることだ。貧乏な生まれの俺はそのルートを狙って兵士になった。
俺は脳の機能を拡張することに強い憧れを抱いていたが、中には俺の友人のように「それで人間といえるのか」という疑問を抱く者もいた。
ある日、俺たちの部隊に若く美しい女性士官が配属されてきた。要塞内の案内を命じられ、彼女とお近づきになった俺は幸せな気分を味わっていたが、敵である火星の特殊部隊が、要塞内部に突如侵入したことで甘いひと時は終わりを告げた。敵の狙いは反物質を奪取することにあったのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-01 23:30:29
95687文字
会話率:34%
いままでこんな簡単なことにすら気づかなかったバカの独り言。
最終更新:2021-10-05 23:55:46
992文字
会話率:0%
三国志の英雄、曹操は実は超弱気!?普段はイケイケドンドンな曹操殿。官渡の戦いで苦手な籠城戦に追い込まれて大苦戦。メンタルは崩壊寸前。後方を守る軍師の荀彧に「もう無理!退却したい!」とお手紙します。補給や都の治安で動けない荀彧は遠隔操作でな
んとか曹操殿を元気づけるため、部下の主人公や同僚の軍師たちを使ってなんとか食い止めようとしますが……
負けていると弱気になってしまうお調子者な「新解釈」曹操!正史三国志の内容をポップにアレンジしてお送りします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-13 20:39:52
31889文字
会話率:60%
小学6年生の少年・ユーリは、同じ年の親友・天平(たかひら)と毎日のようにいろいろな話を語り合っている。今、2人の話題になっているのが東京オリンピックとパラリンピック。開催も危ぶまれる中、どうやれば開催できるか意見を交わし合った結果、「無観客
開催にして、オリンピック・パラリンピック宝くじを世界中で売って開催資金を作る! 当選するのは極々少人数。感染予防遵守を条件に、豪華な特典がついたオリンピック・パラリンピック観戦ツアーに当選者を招待する!」という案を考え出した。けれど話はそこで終わらず、そこからさらに「開会式と閉会式はあいさつだけにして――」「あいさつだけ⁈」という話に。2人の考えるオリンピックとパラリンピックのイメージはさらに膨らんでいき――話が尽きない!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-31 21:30:56
42445文字
会話率:42%
謎の戦闘機が海中から出現し、都市を空爆する。
それを迎え撃つのは、女子高生の空軍少女特務テレワーク部隊。
彼女達は、タブレット、ヘッドセット、小型操縦桿で遠隔から無人戦闘機を操り、敵機を迎撃する。
最終更新:2021-01-27 06:50:21
8977文字
会話率:44%
聖女の癒しの力に人々は救われていた。
しかし、誰も真実は知らない。
最終更新:2020-11-30 14:34:56
1000文字
会話率:20%
引きこもりの少年、タクロウに届いた大きな箱。
それは人型テレワークロボット、『テクロ』だった。
人間そっくりな『テクロ』を操作し、三年ぶりに町へ出たタクロウは、
一人の少女と出会う。二人の距離は急接近していくが……?
最終更新:2020-10-24 12:00:00
9666文字
会話率:26%
「お前はクビだ、この穀潰しの職人気取りが」十五歳になると自らの能力を数値化するステータスが目覚める世界。勇者パーティーの武器や防具、マジックアイテムを作るのが仕事だった道具職人の村人・レグスキンは勇者に散々こき使われた挙句、くだらない理由の
為に勇者パーティーを追放されてしまう。横暴な勇者から解放されたレグスキンは生活費を稼ぐ為に仕事をしている最中、勇者が強いのではなく、自分が作る武器や防具が優秀だっただけな真実に気づく。遠隔操作で勇者の装備をガラクタ同然にしたレグスキンは、自分が本当にやりたい事を求めて安住の地を探す。一方自分達の実力を勘違いしたまま魔王に挑んでいた勇者パーティーだったが、戦闘中に全ての装備の性能がガタ落ちして……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-16 12:23:43
9869文字
会話率:29%
かつてその地で、78億人の転生者が転生直後に圧死した。
三億年後、転生者は化石として発掘されるようになり、その鉱脈を巡って異世界人は争うようになっていた。転生者の化石は自動人形として操作でき、チートスキルさえ発動するからだ。
化石の兵隊を遠
隔操作して戦う貴族の令嬢と、そこに訪れる森の異種族ドライアドの少女。
現地人が転生者の謎を少しずつ解明し、チートスキルを解放していく物語。二人の女性主人公による百合要素のある戦記もの。
※この作品は『転生者は絶滅しました』として連載したものを、大幅に改稿したものです。冗長な説明文を短縮し、エンタメ性のある描写を増やしました。ファンタジージャンルに寄りに調整しましたが、やはり根本的にSFなのでSFジャンルタグにしました。と思ったけどハイファンタジーに戻しました。
※一か月くらいで全話投稿し終えるつもりなので、毎日投稿に近いペースになると思います。(10/6完結しました)
※カクヨムにも公開中。
※公募に向けて改善中なので、アドバイス・感想など歓迎です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-06 18:38:01
149946文字
会話率:40%
俺は三交代勤務の工場内で働いていた。
妻もおらず分譲マンションを買っての一人暮らし。気楽なもんである。
ある日、計器室で、
俺もあと十五年で退職かぁ……。
などと考えているとDCSのアラームが鳴り反応器の急激な圧力上昇が始まる
。
何が原因なのかわからない。
反応器内部の圧力が反応器の耐圧を超えるまでに生成物を除害塔に抜く必要があると考えた。
DCSで遠隔操作のバルブを開け除害塔へ生成物を抜いていく。しかしそれでも追いつかず内部圧力が上昇する。
処置のため急いで高所の手動バルブを開けた。
「圧力が低下を始めました」
同僚から無線が入る。
まだ再スタートのための処置はあるが、とりあえず一息つけるな……。
そう思って柵にもたれた時、歩廊の柵の根元が腐っていたのか柵が外れ、支えがなくなった俺はそのまま落下するのだった。
ああ、労災かあ……皆に迷惑かけるなぁ……。
目の前が暗くなると、ビリヤード台で球同士が当たり弾け飛ぶような、
「キン」
という音が聞こえ、気が付くと俺の腹には三本の矢が刺さっているのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-01 21:22:53
58164文字
会話率:46%
地球環境の悪化により、生身での屋外活動が制限された時代。
人々はシンクライアントと呼ばれる遠隔操作ロボットで日常生活を送っていた。
仮想的なものに溢れた世界で、現実の物に拘ったその場所で生まれたその気持ち。
それは果たして仮想か実物か。
最終更新:2019-09-29 15:38:18
3800文字
会話率:28%
地球環境の悪化により、生身での屋外活動が制限された時代。
人々はシンクライアントと呼ばれる遠隔操作ロボットで日常生活を送っていた。
人生の伴侶を喪った男。
妻が遺したのは、1匹の犬。
男と犬の最期の時間。
キーワード:
最終更新:2018-08-02 22:04:22
4114文字
会話率:24%
地球環境の悪化により、生身での屋外活動が制限された時代。
人々はシンクライアントと呼ばれる遠隔操作ロボットで日常生活を送っていた。
いつもの風景。
いつもの世界。
少女の世界を変えたのは一人の青年との出会いだった。
最終更新:2018-06-01 21:14:27
8465文字
会話率:33%
ひょんな事からダンジョン経営をする事になった俺、亀井黒。
折角だからダンジョン経営をしたら一度はやってみたい事をやってみた。
さぁ皆、愉悦を噛みしめよう。
なろうラジオ応募作
最終更新:2019-07-24 15:40:49
1000文字
会話率:30%
1分から3分で読めます
キーワード:
最終更新:2019-07-21 06:24:36
557文字
会話率:34%
最高ランクのモンスターである神帝獣の一体ザディアークは城の中で怠惰な生活を送っていた。唯一の配下である妖精ルフは引きこもりの主をどうにかすべく社会勉強させることを決意する。さすがに本体は動けないので、分身を人間の町へと送り込み、遠隔操作する
ことにした。分身とはいえその実力は最強クラス、彼らは気づかぬ内に世界を大きく揺るがすことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-01 23:16:43
6968文字
会話率:49%
ヒナちゃん「……規約違反者よ、辞世の句を詠むがいい」
規約違反者「え、冤罪だー! ヒナプロジェクトちねえええええええッ!」
ヒナちゃん「ッッッ、イヤーーーーッ!」
規約違反者「あばーーーー!? サヨナラーーーーッ!」
※ナイスな言い訳とか
、BAN回避方法については触れていません(*´ω`*)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-10 07:27:45
1587文字
会話率:0%
謝罪という名の攻撃。
名門・真実学園高校は生徒同士のトラブルを、大型娯楽化された学級会「真実の劇場」で決着する。カリスマ生徒会長が君臨する言論の聖地に暗躍するのは、屁理屈界のダークヒーロー・綾重十一(あやしげ じゅういち)。圧倒的不利な参加
者を勝利に導くと約束し、安全地帯から不適切な手段と不健全な毒舌を駆使して会場全体を混乱させ、主に自分の快楽を追求しながら、結果として勝利を拾う卑怯者の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-03 11:58:50
42436文字
会話率:50%
学園のアイドル的な人気を誇る相生 四朗。顔よし、頭よし、勿論のことながら超目立つんだけど超普通な彼は、自分に違和感を感じていた。
というのも、七年前に大事故にあい、それまでの記憶がないのだ。そして、それを思い出させようと努力してくれる家
族の話は、しかしながら彼にはちっとも「覚えがない」。
それって、もしかして俺は相生 四朗じゃないってことじゃない?
なんて荒唐無稽なことを考える相生君。
しかしながら、それが可能な人間がこの世界には一人いる。世界最高峰の霊能者「西遠寺 桜」。彼女は、鏡の秘儀と言われる大規模な幻覚で、自分を全く別の人間に見せることができるのだ。
遠隔地にいるお互いの姿を映すという遠隔操作を可能にしているのは、桜の使う式神のような存在の臣霊、しかしリミットは8年くらい。桜は、命が狙われることが予想される実の息子「相生四朗」の特訓を自分の手で極秘裏に行う必要があった。その代わりに、相生君として過ごすのが柊 紅葉。高校生にして桜の認める霊能者だった、
入れ替わりの時の手違いから記憶喪失になってしまい、以来自分のことを相生四朗だと疑わなかった紅葉。性別が違うけど、触られなければ見た目でばれることはない。むしろ、記憶がない方が自分に違和感なく過ごせる! 自分で触ったら気づくって? そんなの胡麻化せば大丈夫! 臣霊たちの「ちょっとした」判断ミスは、七年後の今、綻びを見せつつあった。
総ては愛する紅葉のため!
溺愛するマスター紅葉の為に奮闘するちょっとずれた臣霊達と桜に翻弄される紅葉と四朗。二人は「無事に」入れ替われるんだろうか? 入れ替わった後の彼らの生活はどうなるのか?
それに、四朗君にはまだ秘密があるようで‥?
という、話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-05 06:55:09
488569文字
会話率:28%
平成が31年で終わらなかった世界の近未来、奄美大島の「C-1地区」で警戒に当たる警察官「石原」は、彼の勤務する「地区警戒本部」の面する大通り「奄美大路」で「容疑者」を発見し、追跡を開始する。
「容疑者」である少女「私」は、自らを保護してくれ
るであろう「教会」を目指して路地に逃げ込むが、石原の遠隔操作する可動式バリケードにより逃げ道を塞がれてしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-09 15:03:04
1471文字
会話率:10%
未来風短編。
地球外惑星の探索中に右腕を失ったアキは、戻ってきた地球で、遠隔操作で探索を行う機器の試運転をする少年ダンの護衛を命じられる。
最終更新:2018-05-21 18:00:00
12312文字
会話率:33%
西暦2800年、熱い日差しをアスファルトが反射する日本の夏、高校生の暮葉雪人(くればゆきひと)は最新ロボットゲームのテストプレイを突然頼まれ、装甲車の中へと案内される・・・・・・。その中で待っていたのはアンドロイドと最新ゲームの大型筐体だっ
た!
ゲームと思い込んでいた雪人は、知らず内に地球の裏側、旧フランスでの地球外生命体との壮絶な戦いに巻き込まれていく。
※第三章17話投稿完了後、打ち切りです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-02 00:00:00
256892文字
会話率:46%