SS広場 歴史
1本目の剣
聖剣とはいかに?
そこは信用できるお客しか入れない江戸の薬屋さん。と称した肉食料理のお店。ご禁制の肉料理屋に現れた同心の目的とは。
とある領主に、待望の跡取りが産まれた。
しかし、数年後。天然痘にかかってしまった跡取りは、生死のはざまをさまようことに。
息子を失ってはならない。
決心した領主は、天の星々に願いを掛ける……。
前世の記憶を夢に見る者の話しは、お耳にされた事がございましょう? されど、生と死の間(はざま)に立ったこの男が見た、ほんの束の間、走馬灯の様に脳裏を駆け巡った夢は、それとは少し違う様で…。男は、抱えた心の闇に一筋の光明を得た模様にございます。
中世のヨーロッパに一人の少女がいた。
容姿端麗、頭脳明晰、文武両道。
しかも民に優しい麗しき姫君。
だが曲がった事が大嫌いで王家の枠からはみ出す行動を繰り返すのだった。
人は彼女を暴れん坊姫と呼ぶ。
そして彼女に待ち受ける運命とは?
果たして暴れん坊姫は大人しく運命に翻弄されるつもりなのだろうか?
江戸幕府最後の将軍徳川慶喜(とくがわ・よしのぶ)と、江戸幕府の開祖徳川家康とが出会い、会話を交わすという内容です。
なお、登場人物たちのセリフは全て現代語となっています。
俺の勝手すぎる作り話です。信じるか信じないかは、完全にあなた次第だ!!
半世紀前、一世を風靡した「ブルートレイン」の旅情を近未来風にアレンジしてみました。
ブルートレインは時代の波に吞まれて消えるまで、いろいろな変遷を辿っています。
懐古厨かもしれませんが、みなさんもレトロに浸ってみては、いかがでしょう。
もし戦国時代に生きていた人物が転生したらシリーズ
上記通りです。
戦国時代にいきていた人物が生まれ変わったらどうなるのか。
本人の名前、又は示唆するものは後半に出てきます。
名前が出て来るまでに、わかれば貴方は歴史通!?かも??
作者は戦国時代は好きですが、めちゃくちゃ詳しいって自信を持って言える程ではありません。
解釈は私のものである為、批判等は辞めて下さい。
一話完結の短編です。
舞台は江戸時代の大坂道頓堀。武蔵国から芝居見物にやってきた猫一家が、日本橋の猫宿屋で過ごす一幕。
いくさの後の静寂。体を動かせない彼は、星を見つめる。
コンスタンティノープルの没落をモデルにしました。※実質とは違います。――――ときは十四世紀後半、帝国の兵力八万から二十万、方や八千で挑む国がありました。彼らは、帝国との戦いに敗れつつあり、死を待つばかりだったのです。
――慶長二〇年、大阪の夏。真田幸村のお話。※本館サイトより転載。
時は江戸。敬子は隠れキリシタンとしてひっそりと信仰を保っていた。そんな中、礼拝でカステーラを食べる事になったが…。秋の歴史2023(テーマ・食事)応募作品。
新旧・日本の代表格『魔法少女』と『侍』が戦う話です。
もしかしたら本能寺の変はこうであったのではないか
神聖国家と世俗国家あるいは、十字軍の真実
彼は、若いながらも腕利きの忍・鴉丸(からすまる)!今回は困難な任務を受け、とある城に忍び込む・・・。危機に陥った彼の元に現れたのは、幼なじみにして同僚のクノイチ・つばめ・・・。
現実と非現実の狭間で翻弄される主人公・・・。その苦悩の果てには何があるのか・・・。
焼麻呂が摩州に赴任してから半年。摩州をよく治めていた焼麻呂を炎の呪いが襲う。(前編)
老兵と共に逝きしものは……
描写力アップ企画投稿作品、第五作目。
お題は「さよなら相棒」、当時二作品投稿したうちのひとつです。
こころ穏やかな人びとの国、寧洲を舞台とした架空歴史小説。
松平容紀(まつだいらかたもと)、二十歳。
留学を控えて父と杯を交わす。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
本編『foundation』の補足的短編です。
農家の娘が、毎年訪れる燕に魅せられる。縁談話の相手の家を訪ねると、そこの納屋にも燕の巣がある。何かの縁だと嫁入りを決意する。
俺と雄介が邪馬台国論争をしていたら、ギャルが乱入してきた。
──ギャルのくせに生意気な。ならば論破してやろうじゃないか。
僕は故郷にいる友へ手紙を書いた。留学してからの生活を報告すると約束していたからだ。こちらでの生活は順調だ、と。
明朝刑罰を受ける罪人が獄吏に身の上を物語る。
故事成語「余桃之罪」より。
無断転載、無断複製を禁じます。
#mosaicPort版深夜の真剣創作60分一本勝負
への出典作品です。
日本帝国駆逐艦『霞』が轟沈するまでを描いています。
幾分十分な資料を引く時間もなかったために史実に沿いかねた部分もありますがご容赦ください。
百人兄弟の話 重複投稿
戦国時代のこと。毎年、降雪に見舞われるその地域に住まう当主は、雪が積もると一本の刀を手に、館の外へ出る。
その刀は、一分のすき間もなく、刀身が錆びに包まれた汚らしい姿。連れ添う当主の息子にとっても、あまり良い気分のするものではなかったが、当主は意に介さず、奇妙なふるまいを始めるのだった。
人間とは
戦争とは
権力とは
力とは
怖さとは
風化させてはいけない物語として残していきたい
徐庶の子供時代、任侠の世界に身を置いていた十四歳の頃の話。人を殺して市に晒されていた少年徐庶に目を止めたのは、襄陽から来た名士、龐徳公だった。子供とは思えぬすさんだ目をした徐庶を龐徳公が解き放つ。
蓮さん(@Shuijing359)の創作三国志のイメージの二次小説です。
中国戦国時代の末期。戦国の七雄のなかで最も強大であったのが秦である。ある時、秦王のもとに一人の儒者が引き出されたのだが……。※この話はすべてフィクションです。歴史的事実は一切ありません。
「ホトトギスを鳴かせることができたら褒美をとらそう」
アシハラノナカツクニという国で一番尊いミカドは、キッポウシ、トウキチロウ、タケチヨの三人の家来に、鳴かないホトトギスを鳴かせることを命じます。
三人はそれぞれの方法でホトトギスを鳴かそうとするのだが……
果たして、褒美は誰の手に!?
雪の中に探すのは誰の影か──
養和の飢饉や源平の乱で人々が疲れていた時代の、ある雪の日。
樵(きこり)の爺さんが連れてきた男は、傀儡師(くぐつし)の持つ木偶(でく)人形のように何も話さない男だった。
変わり者の男に話しかけるのは、爺さんの他には幼い兄弟二人だけで──。
「雪」をテーマに書いた短編小説。
古代中国の知者の駆け引きと身の引き方。
※これは自身の「知略企画」参加作品です。
幻に終わった1940年の東京オリンピックがもしも開催されていて、その中で野球が競技として開催されていたら、という話です。
実在の選手、人物、実況アナウンサーも実在の人物です。
小説家になろう運営様。この度は秋の歴史を企画して下さり、ありがとうございます。本作は激動のインターネットの歴史において、長く運営を続けている『小説家になろう』の歴史を振り返りつつ……作者からあなた方へ、手紙を送りたい。
何故か昔から惹かれる、とある歴史上の人物。
貴方に出会ったとき、私はその「ワケ」を知る。
よくある歴史トリップものです。
架空戦記創作大会2017年春 参加作品です。
19世紀半ばのカリフォルニア。女子寄宿学校に通うエリザベスはベースボールが何よりも好きなダーシーというルームメイトと出会う。エリザベスの投げるボールはどこかに消えてしまうのだった。やがてエリザベスが親の再婚にともなって学校を離れると、ほどなく国を二つに分かつ戦争が起きて……。《第3回かぐやSFコンテスト《大賞》作品(一部改稿)》
「忠臣蔵」で「悲劇の主君」とされる浅野内匠頭。その生涯で最後の日――
戦争で心の傷を負った兵士は、平和の地を求めて旅にでる。
新選組隊士ら選抜水泳大会。
「エブリスタ」にも掲載しています。
戦国時代のこと。とある武将は、時間をみつけてはよく鷹狩りに興じていた。
彼に仕える鷹匠のひとりは、ある時、獲物を目掛けて放ったはずの鷹が、あらぬ方向へ飛んでいくさまを目撃する。
責任を持って鷹の後を追った彼は、やがて一軒の家にたどり着き……。
この方について書いてみたかったのです。
歴史好きな方、お楽しみいただければ幸いです。
この物語は重複投稿でであり、下記の転載であります。
http://novelist.jp/45558.html
http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=636110
南北朝の争乱に活躍した、十代の若き公家がいました。
名は北畠顕家。
東北を鎮守する役割を担った若き公家は、東北の国人を率いて、南朝の将として、鎌倉を攻め落とし、北朝の軍を、次々に撃破していきました。
ですが、そんな日の本一の兵も、疲労には勝てず、徐々に数を減らし、大阪湾で若き命を散らすことになってしまいました。
その最後の戦いとなった「石津の戦い」を、物語調に記載してみました。
※史実とは異なる部分は多々あると思いますが、物語としてお楽しみいただけたら幸いです。
金造の仕事は、銭と米を集め、兵と共に動かすことだ。
元亀二年。比叡山焼き討ちの後、光秀は坂本の地を信長に与えられる。
金造は坂本城作りに加わる。そして重太という少年と出会う。
昭和の初期ってどんなんだったんだろう?
以前サイトで連載していたものの再投稿です。
古代ローマもの。
ユルス・アントニウスの生い立ち。
えー毎度、ばかばかしいお話を一席。
春秋時代、国を追われ放浪していた公子重耳は、斉で厚遇され束の間の安寧を得る。
安楽な生活に浸ろうとする彼を見て、その妻が下した決断とは。
自サイト「淵に睡る」で掲載していた短篇を再編集したもの。
ぼーっとしてたら、蘇我入鹿(そがのいるか)さんに拾ってもらった。タイムスリップしたようだ。
蘇我入鹿さんって、大化の改新で倒される方の人だよね。
※適当な話です
死罪をのがれた牛飼いと工房の匠、静かなる慟哭の物語。
浜木綿の実の姉・芙蓉の妓楼の花魁・勝山。
彼女にも誰にも語らぬ恋という過去がありました。
明治時代のこと。
函館から東京へ運び込まれた「函館氷」の登場により、これまで一部の人しか食べられなかった高級品、「かき氷」が庶民の身近なところへやってきた。
勢いを増す氷事業。その勝ち馬に乗らんと、続く者がいる。
その手、その足は、不確かな領域にさえも伸びていった。
死にたくない。でも死にたい。ソレだけが、私の原動力だった。
戦国時代。
戦の多いその領地には、多くの若人の血肉が横たわり、土へと還っていった。
中にはまだ妻を知らない、若人もいる。
――男として、死に切れるものか。
時の領主は、艶やかながらも、奇妙な試みを実行にうつす。
明治10年箱根。8月。
老舗旅館塔ノ沢の女中住之江タツはさる賓客のお部屋の世話係を命じられた。
「尊きご身分の方なのでくれぐれも粗相のないよう」
と主に申し付けられ、慣れた仕事とはいえ緊張して出迎えた賓客は、まるで十代の少女のように小柄で清楚な切り髪の未亡人。
彼女こそが静寛院宮こと幕末から明治のご一新まで時代の激動のただ中にあった皇女和宮なのである。
静寛院宮
皇女和宮。将軍家茂の未亡人で当時31才。脚気の療養のために翠蘭楼に投留しに来た。
住之江タツ
二百年続く箱根の旅館、塔ノ沢の女中。突然現れた賓客、静寛院宮こと和宮のお世話係となる。
折りたたむ>>続きをよむとある流派の宗家就任式の日。
次期宗家にある手紙が届いた。
それはかつて家から逃げ出した兄からの手紙。
むかしむかし。
寒の戻りというにはいささか遅い、降雪を伴う寒い日がやってきた。
領主が交代して間もないその領内では、これは政に対する凶兆ではないか、という声が強まる。
早期解消を望む高官たちの命を受け、ある僧と守り手たちが動き出した……。
日本における宗教史です。
不景気の昨今、決して人事じゃない。そしてここにもリストラされた男が居る。ついに家賃も払えず、公園で野宿していると初老の男に声を掛けられた。富士の樹海に付き合えば良い事があると云う。
EGO国。建国して間もないこの国だが強大な軍事力であのソウル帝国とも肩を張れる実力国、その国王であるシルバ・ハルミはどんな人物だったのだろうか?今日はその最初の歴史を少しばかり覗いてみようと思う。
EGO国シリーズ第二弾です!
江戸時代。
日本に伝わって来たトマトは、その血を思わせる真っ赤な姿と、独特の青臭さから、観賞用植物としての扱いを受けていた。
しかし、蓼食う虫も好き好き。
トマトに魅入られた天涯孤独の青年は、どうにか食用トマトを作るべく、研究を始めるのだが……。
戦争は人を狂わせます。
人の命を奪うだけでなく、生き残った人の生き方すら変えてしまうのです。
アケリアの若き王ハーン。宿敵デュラウス王国とアケラ河畔で激突する。その戦いに勝つためハーンは策を講じていた。
時が過ぎ、EGO国は今やソウル帝國ともならぶ大国家となった。その国王であるシルバはそんな自国の様子に自身の引退を考えていた。そして眠ってしまったシルバは昔の夢を見ていた。
EGO国短編、歴史の一片をどうぞご覧あれ。
さすらいの太刀持ち小姓、月丸。彼女は今日も探し続ける。己にふさわしい殿を求めて。
アガサ・クリスティの失踪事件を材料に書いてみました。
真相は今も闇の中ですが、さすがにこんな対象応募前のラノベ作家志望者みたいな理由で姿を消したりしないと思いますので、史実ネタのフィクションということで、お許しいただければとおもいます。
義太夫狂言 伊達娘恋緋鹿子 櫓のお七から
謡を元に時代背景を追加しています。
女の子が転生したら将来はヒゲ面の筋肉達磨!?
そんな事は乙女が赦さない!
美容と軍略は日々こまめに手を抜かず。
「乙女を舐めんじゃないわよ!」新感覚 柴田勝家!
江戸、幕末。東北に天下を睨む男がいた。その男の目の前に立ちはだかる宿敵・夜須藩。男は、宿敵を葬る為、同じ力を得ようとする。
天下を望む野心家。伊達蝦夷守継村を描いた、 第一回アルファポリス歴史時代小説大賞特別賞受賞作「狼の裔」の前後半の空白を埋める外伝的作品。
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体・地名とは一切関係ありません。
※この物語は、「巷説江戸演義」と題した筑前筑後オリジナル作品企画の作品群です。舞台は江戸時代ですが、オリジナル解釈の江戸時代ですので
、史実とは違う部分も多数ございますので、どうぞご注意ください。また、作中には実際の地名が登場しますが、実在のものとは違いますので、併せてご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ賀茂祭、葵祭の発祥は、今やあまり詳らかでは無くなっていますが、
古事記の原書、元となった伝承を読み解けば、古い逸話が残っていました。
御蔭祭の由来となったと見られる古い古い玉依姫の話です。
今や失伝された伝承を、小説にしてみました。
尚、幾つかの伝承を拾遺しており、ほんの僅かながら私見も入れて状況整理と見解の決像をし、漢字は雰囲気で宛字を用いています。
“俺は女を捨てたんですよ”もしも新撰組の沖田総司が女だったら。土方と沖田の会話です。
釈迦の教えと大乗仏教の違い。
如来、菩薩、明王、天部の概要。
あるところにそれは美しい娘がいた。沢山の求婚者が押し掛けたが、娘は誰にも靡かず「この箱を開けられた者と結婚する」という。 さて、開けることができたのは……。
※カクヨムにも投稿しています。
平安の時代、ある春の日。
和歌の名手、小式部内侍は最近訪れのない恋人のことを考えていた。
すると、連絡もなく想い人が現れたが──。
春の夜の、夢のような逢瀬の話。
※この小説は「カクヨム(https://kakuyomu.jp/works/16816927859241733455)」にも掲載しています。
とある武士の手紙。実の母親へ向けた自身の罪を告白したものです。
なお、登場する人物は実在せず、橋本洋一は架空の小説家です。
2020年東京五輪の直前の情景を、ある老夫婦と運転手の視点から見る。
歴史IFものです。
蒼天(そうてん)已(すで)にオワタ。
漢室の乱れは十常侍にあり、霊帝の嫁のお兄さん何進大将軍は野心ましまし群雄ズに檄文を送り、新たな火種を洛陽に呼び込んだ。
とか色々あってー、董卓がーぶいぶいいわしてる時代の話。
史実では董卓の侍女、三国志演義では傾国の美女がぶちかます離間の計もクライマックスな最中、それは突然起こった……。
◆
逆行憑依?
逆行転生(生まれ変わってない)
逆行転移(本人ではない)
【宣伝】
『デンパがとぶ ~異世界に飛ばされた俺、電波ダダ漏れら
しいけど可愛い女の子とイチャイチャできて幸せです~』を連載中です。
良かったらコチラも読んでほしいです! 続きはカクヨム先行で連載中。
★本作は他サイトにも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ大奥を取り仕切る春日局さまによって大広間に集まられた女中達。
そこで告げられたのは「私をツンデレキャラにしろ」という無茶振りだった。
はたして女中達は春日局さまを立派なツンデレキャラにする事が出来るのだろうか。
伊号潜水艦の操縦手である主人公は、回天と言う特攻兵器に士官を乗せて送り出すことに、罪悪感を覚える。
しかし、彼にはどうすることもできないのが現実。
そんな、悩みを抱えた一人の曹士の話。
決して歴史に残らぬ、一人の人斬り少女の物語。
これは、ある女性の、数年前の出来事・・・
彼女の所属している部隊に、とある依頼が入った。
それは、最早虐殺と呼べるような代物であった・・・
坂東太郎という主人公が、剣の腕を駆使し悪者たちに復讐を果たします。
何をしても平凡な少年、神楽鎖一。彼は、頼まれた買い物の帰りに、何かに躓き水溜りへダイブする―……そこで見つけた物は!?
「亡霊の騎兵隊」と呼ばれる部隊を率いたユーリ・スペクタルの生涯
退行催眠をして前世を知ろうとしたばっかりに本当に自分の前世に戻ってしまった主人公、フブキ。
目を覚ました彼は、自分の前世でのことを思い出す。
それは一体何なのか?
先の大戦に於いての掌話集
時代の流れに浮かんで消えて行く名笛の物語
体操座りは、古来からの『奴隷座り』だと知っていますか?
戦争が終わったある日突然、僕の住んでいた開拓村、そして僕自身が戦火に飲み込まれた。
2022/3月に他サイト(エブリスタ)で一部の人限定で公開した短編です。
ノベプラにも掲載中。
一週間の少年行方不明事件。
空白の一週間に出会った博物館の管理者
自称『最後のロボット』は、
未来の歴史を語る。
まだ、誰も知らない未来の話。
「王国の為」をスローガンにその身を王国へと捧げた元国王。王国の為に自己を犠牲にし、王国の為ならば何でもした国王。その悲しい結末と王国の運命やいかに!?
他サイトにも掲載するかもしれません。
異世界に行った主人公は『傾国の美女』となった。
ネメシュ・ラースロー監督「サウルの息子」、NHK制作「アウシュビッツ 死者たちの告白」を鑑賞して創作した掌編集
秩父事件 人物群像の残像の影法師 追悼
はわわわわ、劉備玄徳様が我が家を訪れた……。
オトメチックな孔明の心理。
深織は夢の中でどこか懐かしい笛の音を耳にする。早起きした深織は、窓から見えた季節はずれの桜を辿って、近くの屋敷を訪れた。平安時代のような風格が漂う屋敷から聴こえてきたのは、夢で聴いた笛の調べだった。
昔々。ある村に伏石と呼ばれる巨石があった。石碑らしいが、倒れているため何が書かれているのかは誰も知らない。子どもたちは古老に伏石のことを教えてとせがんだ。古老も伏石に書かれているものを見たことはない。そのかわり、古老はある英雄の物語をした。
「世界は思っているよりも、
必然で溢れているのかもね」
小学二年生の夏音は未来に呼ばれた。
終末のロボットシリーズ、第四弾!
まだ恐竜がいた時代。
捕った魚を喰うのが楽しみな、ヒレのついた恐竜がいた。その恐竜はいつも一匹だった。
ある日、その恐竜の元に、一匹、子供の恐竜が迷い込む。
これは、その恐竜が、その子供と、共に食事をとるお話。
江戸時代、1600年ごろの話。
その人は炎の中で生まれたと言った。
その人は神を信じると言った。
その人は…………炎に包まれて死んだ。
1万年前五大神がリボンのように
4方に大陸を作り続け、その端にそれぞれ神殿をおき、
創造神のみ中央に残った。
その神殿を中心に起こった神国は発展を続け、
中でも創造神の神殿をもつ神聖帝国は
超大国として君臨するに至る。
その五大神国が対立し、ラグナロックが
起こったとき、火神国と手を組み、神聖帝国に
牙を向いた国がいた。
狼を国旗に頂くクロウシュタット帝国である。
かの国は敗北するが、その心の中で報復心は
燃えていた。
「カイザー・シュラハト」そう後に呼ばれる
第二次ラグナ
ロックが、いま、幕を開けた…。
息抜き短編です。
かなり気合入れて作ってます。
もし反響があったら続編を書くかもしれません。
ちなみに自分の別の小説と世界観同一です。
それでは、お楽しみください!!折りたたむ>>続きをよむ 魚屋の半吉が廃寺の横を通ると、奇妙な声を聞いた。声の主は得意先の女将だった。女将はそこで不満を解消していたのだった。半吉は女将の話を聞くことになった。
誰にも知られていない、空白の二日間。
不登校で引きこもりの少女は、
未来に呼ばれた。
そこで出合った最後のロボットから得た
座右之銘とは_
この話は、
『終末ロボット』シリーズと関連しています。
もしよろしければ、そちらもお読み下さい。
古代ギリシアの都市国家アテナイ。匿名での議論を好む哲学者ググレカスは、ある難題に向き合うこととなる。
※この作品はカクヨムにも投稿しています。
とある技術チートを目指そうとした転生者の話。
※作者がいろんな作品を読んで思ったことを適当に書いただけ
というか技術チートもの書こうと思っていろいろ調べてたら古代ローマがチートすぎて設定が崩壊したからその愚痴。
古代ローマまじやばい……なんで蒸気機関存在するんだよ……
いじめが如何に悪いか世間が幾ら糾弾しようが、それは事実至るところに存在する。
それはこれまでもこれからも無くなりはしないだろう。
人は敵だと思った相手にはどの様な残酷な事も出来るからだ。
寛文元年に生まれた蜂屋可敬が残した筆録「古談筆乗」を読みやすく脚色・加筆したもの。
今回は浪人VS大名のルール無用のタイマン試合です。
室町時代。青空が映える日に、どこからかのこぎりをひく音が聞こえてくる。
源は、とある土倉が担保としている品を収納している、蔵からだった。
しかし、大工仕事を頼んだ覚えはない。
柱に切れ込みはあるものの、犯人の姿をとらえることはできなかった……。
桃太郎を題材に文章の練習を行ったものです。
たまたま虫の日だったので古代史や神話の蝶を少しまとめました。
戦後70年の節目の年を迎えるにあたり、対馬丸撃沈事件を公平な視点から解説します。
※ここに書いた事は、平成27年2月現在でわかっている事です。今後、新たな証言や証拠が出てくる事があるかもしれません。あくまでも対馬丸撃沈事件を理解する上での参考の一つにしてください。なお対馬丸の当時の乗船人数などは現在も正確な数字は不明であり、学童及び疎開民1661名という数字も不確定な数字であります。(当日乗船を拒んだ子供や人がいたり、逆に無理やり親に乗せられた学童がいたりなど、撃沈された
時に乗っていた学童及び疎開民の正確な数字は現在も不明)
H29.3.30 生存者数など一部を加筆訂正しました。折りたたむ>>続きをよむ江戸の浪人、千鶴郎はある晩、これから遊郭に売られる少女に出会う。逃げる少女の願い「江戸で父が見たという桜を見たい」という願いを聞いて、同じく浪人の笹山と共に桜見物に行く。
※チャットサイトLobiのグループで【江戸・桜・道】という3題で書いたものです。
第一次上田合戦の後、徳川の家臣となった真田の嫡男・信幸。
駿府の城内で彼を呼び止めたのは、かつて戦場で見かけた男だった。
この作品は作者個人サイト(http://jhnet.sakura.ne.jp/petit/)
カクヨム(https://kakuyomu.jp/)
およびアルファポリス(https://www.alphapolis.co.jp/)でも公開しています。
明治時代から教科書の製造販売を手掛けている小野寺教育出版。
その創業者一族の屋敷では、少し変わった風習を続けていた。
普段は季節の山水画や花鳥画を飾っている床の間に、十一月中旬の一時期だけは、手紙を表装した掛け軸を飾っていたのだ。
‐何故この時期だけは、山水画や花鳥画を飾らないのだろう。
不思議に思った幼い兄妹が父から聞かされたのは、小野寺家の家族史に纏わる話だった…
※ 本作品は、秋の歴史2022の参加作品で御座います。
とある武家には、不思議な鍛錬法が伝わっていた。
眠る時には横を向き、そのまま上半身を浮かせて、布団と身体の間にあるものを差し込むんだ。
それは穴の開いたかまぼこ板に、太鼓のばちを差し込んだかのような器具。それをばちの先を脇の下近くに置き、食い込ませるようにして身体を刺激する。
それには、武家に欠かせぬ極意が隠されているとか……。
遠い未来、とある武将の日記、その第二百三版目の改定版が発行された。
これは、その改訂版の一部である。
※1:これは史実を基にしているが、特定の個人・団体等とは一切関係ありません。
※2:これはボツネタではない。決してない、無いったらない。間違っても、真面目な小説を書くことに飽きたわけでもない。
江戸時代前期、下総古河にいた佐々木累の話。
京都新選組の池田屋事変直前の短編です。
「エブリスタ」にも掲載しています。
初陣に出たら死んだ武士。その男たちの大河ロマン。……そしてひと匙の間抜け。
小学生でもワンチャン分かる入門メソポタミア史、を目指しました。結果、分かりやすさに全振りした結果空回りし、こんな惨状になりました。よろしければ、拙作の世界史と合わせてお楽しみください。
リアルチート為朝が、琉球にて、舜天王の父となった歴史があったと言われます。
まぁ、別稿で、そういったお話を描かせていただいております。そんな世界での、ひとつの恋物語であります。
金印シンポジュウムという企画が行われたときに会場で話した学芸員の経験談について思いを巡らす僕の感想。
声劇台本(1:1)
この交わりは、御方の望みであったのか、それとも…
全ては、意味を持った運命なのか。
※武頼庵(藤谷K介)様主催『街中に降る幻想の雪』企画参加作品です。
※家紋武範様主催『約束企画』参加作品です。
戊辰戦争、箱館で交わされた約束。
ときは戦国。
合戦の絶えなかった両大名家の間には、因縁を持つ武将同士がいた。
ついに恵まれた一騎討ちの機会だけど、片方の武者は相手の不調を見て取った。
万全でないなら、時をあらためてもよい。
そう伝えたものの、侮辱ととった相手に打ちかかられ、やむなく応戦。
だがその不調の根に、潜んでいたものは……。
とある山岳事故で起きた、何の役にも立たない助言の話。
注)
・ウルグアイ空軍機571便遭難事故をモデルにしておりますので、人肉食やスプラッタを連想する描写が出てきます。苦手な方や、凄惨な事故をモデルに書かれた文章が嫌いな方は読まないようにしてください。
・基本的に具体的な描写は省いておりますが、一応R15を付けております。
この潮流を生きて渡らせるため、
男たちは水先案内の名乗りを上げた。
村上海賊の本拠地である芸予諸島は、島々が密集して連なっている。海はおだやかに見えるが、狭い海峡に船を進めると、激しい潮流が容赦なく襲いかかる。古来より、船乗りを悩ませてきた海の難所である。 だからこそ、海を知り尽くした村上海賊の力が必要とされ、彼らは地の利を活かして瀬戸内海の覇者となった。
ローマ内乱の一世紀 剣奴の反乱がうずまく時代。愛する人シリアと別れたサラミスは、最大の親友ピレヌと命を懸けた闘いに臨む。
少女は一度だけ、父に甘えた。
――――逆行転生すれば歴史を変えられるって?
あんたそりゃ、思い上がりって奴だろう。
「南柯の夢」外伝
185話の後日談です。
(ネタの使いまわしっぽいですが、金肥……なんだかんだ好きなのかも)
(/ω\)
西南戦争末期、賊将が家族にあてた手紙を書いている時の心情を想像して書いてみました。
浅井長政の家臣である遠藤喜左衛門は、宿敵六角との戦を前に、竹生島神社に戦勝祈願に赴き、そこで魔道を操る巫女頭 杏とある契約を交わす。
それは浅井家のみならず近江の行く末を大きく変えることになる。
三国時代~晋の江南での話。
高木浪江は、入社後僅か1週間で倒産した会社から、餞別にお守りを貰った。心願成就、浅草寺の黄色いお守りだ。海苔好きの浪江は、浅草海苔の故郷である浅草寺へと旅立った。
これ自体は怪文書よりちょっと前の時系列になりますが、単体での短編です
意外な言葉に思わず眉をしかめる。
隣にいる妾候補はプイとそっぽを向いて何も言わない。
なんとはなしにその仕草に興を削がれ、また原因を作った正妻にも非難がましく言葉を紡ぐ。
先日近所にオープンした、戦国美容室の様子をレポートしたいと思います。
晋代の中国、神仙道術の大家である葛洪は、不老不死の薬を作るため山籠りするが…
テレビなどで良く聞く「秘伝のタレ」について、皆さんはどのように思われていますか?
とある食堂のタレにはどんな秘密が隠されているのか
秋の歴史2023の作品です
没落した名家の令嬢に告げられた、突然の婚約破棄。
*他サイトとの重複投稿です。
寵姫はうそぶく、「吾輩こそ西施である」。
傾国の美女、変換をミスれば警告が飛んでくる。
2500年の時を隔た壮大な伏線回収をなろうに視た私は、今日も筆が進まない。
江戸時代中頃。
とある城下に突然現れた鎧武者。彼は城主の先祖に滅ぼされた一族の生き残りと告げ、様々な恨みつらみと復讐の念をまき散らした。
すぐに捕まり、頭のおかしい奴と町衆には笑われたが、城の者たちは彼の言うことのことごとくが当たっていることを確かめる。
ほどなく、獄死した彼の遺した言葉が現実になりつつあり……
鉄砲ではないチート兵器を戦国時代に持ち込んだらどうなるのか?
そんな話を書いてみたかった。
しかし、地元武将の資料をネットで漁っても詳細が分からないから短編投稿で投入したかった兵器の話だけ書いてみた。
フィンランドの冬は厳しい。
食べ物は秋の間に蓄えておく必要があるが、だからといって冬に狩りをしなくて良いという話にはならない。
ある男が冬の間に狩りをした。そして、その成果を村で配る。
それをたまたま観ていた別の男がそれを記事にした。
そしてサンタクロースの伝説が語り継がれるようになった・・・というお話です。
「フクちゃん」で知られる国民的漫画家横山隆一と、「鞍馬天狗」で知られる国民的作家大佛次郎の友情を中心にした短編小説です。戦時中から戦後にかけて様々な人物が登場します。
この作品は、ノベルアップ+にも掲載しています。
ローマ帝国の暗黒時代といわれる軍人皇帝時代。
その最中、とある男が兵卒から親衛隊長官という軍の要職にまで上り詰める。
しかし、彼はとても憂鬱であった。
某皇帝の皇帝になる前の時代を妄想だけで書ききりましたw
長編幕末タイムスリップ小説『花綴り』番外編。
ある日、子猫を拾った主人公は、仲の良い長州藩士らと子猫の名前を考えますが・・・。
時系列的には、36話と37話の間になります。
戦国時代きっての名将武田信玄。そんな彼の名と共に現代に語り継がれる最強の軍団”武田騎馬隊”。その始まりは、武田信玄と一人の流浪のケンタウロスの出会いであった。新しい視点から歴史の謎を解き明かす、その始まりのエピソード――。
人間だけが、戦争を起こす。
人間だけが、語ることができる。
あなたには聞こえるでしょうか?
この島の、この海の悲しみが。
徐州大虐殺やそれに付随するアレコレについての考察です。
晩年の元正天皇が回想する、祖母・持統天皇との行幸の思い出。
帝国海軍が建造した警備艇の地味ながら輝く物語。
俺は、或る男を探していた。
藩内でも博学で名を馳せ、刀剣に深い造形を持つ男だ。
肥後藩士松村昌直は果たしてそこに居た。
板張りの拝殿に座し、一振りの業物「蛍丸国俊」を目の前にして。
めくりめく、時代の流れの中で、誰にも気付かれず忘れ去られたものがあるように、私は、彼の中から消えました。
仕える姫に懸想してやまない哀れな従僕のお話。
(Pixivからの転載です)
干支からの験担ぎ、天命の予感。意欲を満たして、改革に臨んだ男性の話。
無断複製、無断転載を禁じます。
月の下で、泡と消える...幕末の夜。
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沖田総司は新選組のなかでも一番人気の剣士である。その沖田は19歳のときに天然理心流の免許皆伝を受ける。
沖田は人生の転機をむかえ、動乱の京都に上り、近藤勇、土方歳三らと共に新選組を結成した。
だが新選組は『内ゲバ』の多い組織になり、沖田も仲間を粛清していく。
旧暦4月13日。巌流島にて宮本武蔵と佐々木小次郎、世紀の決闘が行われる。そのはずが。「いやあ、殿の都合で4月は駄目だって言うんですよ」時期が大幅にずれこんだ上、巌流島が予約でいっぱい?!ブッキングされたのは海水浴場!?「いいですよやれってんならやりますよ…」しぶしぶ承知した小次郎、その運命やいかに。
江戸時代初期。剣での仕官を志す二人の若者は、辻斬りをして腕を磨いていた。目指すは、吉岡憲法(清十郎)に勝った宮本武蔵だ。しかしそんな二人がある夜、京の町で恐ろしい目に遭う。実話? 伝説? (*他所でも掲載していますが、転載に問題ありません)
番傘作りの下級武士に訪れた幸運。それには秘密があった。
源平合戦で活躍した木曽義仲とその乳兄弟にして女武者であったという巴御前。歴史の舞台に上がるほんの少し前の二人のかたち。女が戦場にたつに至るその由縁は。
花言葉
世界では様々な意味に変化する花言葉
ちょっと手に取るには難解な三国志の話を、俺流曲解しながら桃尻語訳した話。三国志未見の人も、にわかな人も、好きな人も、大人も、子どもも、お姉さんも。
戦場で鎧を脱ぎ捨てるという斬新な戦術を考案したなろう作家がいたらしい。
調べるまでもなく一般兵がしていい作戦ではない。
ある町で起こった丑の刻参りの始末を旅帰りのご隠居が語る話。
極北の地、そこではオーロラが見られるという。
外界と隔絶された、その地で、男は今日も空を見上げる。
中央よりやって来た彼の仕事は、オーロラの観測。
日々繰り返される観測と報告。
だが、彼は中央への思いを捨てきれずにいた。
集落一の槍の名手であるクオンドカは、妻のタペリが間男と乳繰り合っているところに遭遇してしまう。
その場から逃げ出したクオンドカは、彼を慕う仲間たちと共に、大いなる旅に出た。まだ見ぬ世界を目指して――。
※本作はカクヨムの短編賞創作フェスお題「スタート」向けに書き下ろしたものの転載です。
「あなたを買いたいという方がいます。」
パリで娼婦をしてるニコルはそんな話を受けをベルサイユ宮殿に連れて行かれる。
待っていたのは彼女とそっくりのプリンセスであった。
関ヶ原前夜、徳川家康は京都において重要な拠点となる伏見城の守りを三河以来の忠臣鳥居元忠に任せる。
戦争に巻き込まれた時、俺はまだ若かった。ドイツに生まれ育ち、当然のように戦争に参加した。最初は前線に行くことが嬉しかった。だって、俺たちは勝つために戦っているんだから。でも、現実はそう甘くなかった。
寒さ、飢え、睡眠不足、そして戦場で見た光景。それらは俺の心を抉り、深い傷を残した。それでも、俺は戦うことを選び続けた。祖国のため、家族のため、そして自分のために。
そして、ある日、俺たちはスターリングラードに配属された。あの街での戦いは、俺の人生にとって決定的な瞬間だった。激
しい戦闘、破壊された建物、そして仲間たちの死。俺は生き残ったが、その代償として多くの仲間たちを失った。
スターリングラードでの戦いが終わった後、一人で街を去った。生き残ったことが嬉しいというより、何もかもが無に帰す感覚があった。そして、俺はその後も戦争に参加し続けた。でも、あの日から、俺は戦争について考えるようになった。それは、決して語ることのできない、そして忘れることのできない、深い傷だった。折りたたむ>>続きをよむ 明智家に仕える金造の仕事は、銭と米を集め、兵と共に動かすことだ。
元亀四年二月。足利義昭と織田信長の関係はついに破綻する。
織田から離反した近江の国衆を光秀は討伐する。
史実を踏まえつつ~のギャグを盛り込んだ戦国小説モドキ。
逸話万歳の作者が書いた戦国を基にした作品です。
主役は武田晴信(信玄)です。
日本書紀が書き遺した古代の天変地異、疫病の蔓延を天皇紀ごとに表し、その様子を具体的に記述していきたい。特筆すべきは、天武紀に記されている福岡西方沖地震と東南海地震である。
巨大地震、津波、火山の大噴火、被害は甚大である。山は崩れ、谷は埋まり、平野は海水に沈み、家々は壊され或いは流され、火山の灰により耕作地は荒れ、多くの死体で溢れかえり、人々は限られた食料を巡って殺し合い阿鼻叫喚の地獄絵であった。
国家の財政も破綻寸前であった。活動期を迎えている日本列島で、このことは近
い将来起こりうる可能性が高い。ぜひ、一見にふしてほしい。折りたたむ>>続きをよむ「夢なのか現実なのか分からないまま、彼女の手を半ば強引に引っ張り、あるところへとつれていった。
それは一年前に事故を起こした場所だった。」
地球に侵略をした宇宙人の100年後の話。
古代中国の戦国時代、楚の国の屈原の歌。
岐阜県には木曽三川と呼ばれる三つの大きな川があり、昔はよく洪水になりました。
江戸時代に転生した主人公が治水工事を手伝う……という小説を書く青年のお話です。
既設の小説『富士の高嶺で天を識る』の登場人物が出ますが、前作を知らなくてもお楽しみいただけます。
このお話は『小説を読もう!』『小説家になろう』の全20ジャンルに1話ずつ投稿する短編連作です。
舞台や登場人物は別ですが、全ての話に化け猫屋敷?が登場します。
御陵衛士として新選組から離隊することになった藤堂平助。離隊前夜、彼は眠れず、井戸へ水を飲みに行く。…そこで出会ったのは、彼だった。
これはとある半島の誰よりも鮮烈に生きた王の物語。彼に仕える騎士の葛藤はこの国にどのような影響を与えるのか…。
遥か南の緑の島で、二人の道は交差する。
歴史のIFを考える、小さな物語。
厳密に言えば拙作<最果ての宇流麻>の番外短編……になるのでしょうが、本編未読でも大丈夫かと。
あの人の異国趣味がこんな風に始まってればいいのになあ。
ご興味ありましたら本編もぜひ。
※無断転載を禁じます
※本作は[pixiv]様にも重複投稿しています※
私は大熊書籍の『企業訪問』という雑誌の記者である。
今回は、パソコン総合雑誌で有名な株式会社ASCⅱを
訪問して、会社見学などを記事のネタをインタビューする。
剣の道を極めようとする男の成長の一瞬を切り取っているのかいないのか。書いてはみたものの、正直、分かりません。
政略結婚で嫁いだ家が、謀反の火に燃えて落ちる。
夫を置いて、その中を逃げる女と従者。従者はうちあける。
「殿は、無事姫を助け出した暁には、私との結婚を認めてくださるとおおせになった」と。
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。
江戸へ着て初めての春。
智香は沖田の誘いで散歩へと出掛けます。
出掛けた先に京の団子屋で働いていた
タエと再会。智香はどこかすら
緊張気味。そんな智香とは逆にタエは
ある事を思い出す。
あるへんな名前をつけられた皇族の遺言。
今まさに落城寸前の城内、城主が下した決断とは。
確かに戦で重傷を負わせた敵将。命までは奪えずとも、再起不能になってもおかしくない。
それが間諜からの報告だと、わずか3日で復帰し、政務に取り組んでいるという話。
いったいどのようなからくりが?
それが明らかになったのは、殿様が鍛錬を兼ねた、狩りに出た時のことだった……。
この作品は僕自身の人生のなかであったことをそのまま描いた作品です。小説とは言えないかもしれませんがいろんな人に読んでいただいて少しでも元気を出してもらえるととてもうれしいです。
明治十年、その年はまさに戦乱の嵐が吹き荒ぶ。
その渦中の中に身を置く男が一人。
名を、木戸孝允。
幕末の動乱から明治維新まで駆け抜けた、巨星であった。
予言獣たちは年に一度のお茶会をしていた。他愛もない話や愚痴を言い合うのだ。
特に現在もてはやされているアマビエは、明治時代の人間たちの反応の違いに不満を持っているようだ。
※妖怪たちの解釈は個人的なものです。
むかしむかし。
とある豪族の一族が住まう、府内館という館があった。
その庭には一本の大樹が植えられていたそうだ。
1000年以上の樹齢を持つそれには、いわくがあるらしく……。
時は幕末。戊辰戦争が勃発し、世の中は混乱していた。そんな時代に翻弄された幕末最強の剣客集団、新選組。病床に伏していた沖田総司は、死に際、仲間への想いを語る―
クリスマスの日、娘の平和を願った男はテロに巻き込まれ死亡する。
赤子へと転生した男は、変わり果てた娘を見る
これはそんな男の戦い
秀吉と親友の孫市の友情物語!
三河一向一揆を題材に書かせて頂きました。
鶴の街での古(いにしえ)からの伝承を綴った作品
謎の古代生物ターリーモンスターを探求する20世紀から21世紀にかけての科学ドラマ
――男子たる者、思うところ無くば、虜(とりこ)として一生を終えるのだ。
旧家の美しい娘、棠榮(タンロン)を巡る運命は……。
1920~30年代の中国が舞台のお話です。
*他サイトで別名義で投稿した作品を大幅に加筆修正したものです。
*他サイトとの重複投稿になります。
戦時下の少女と三八式歩兵銃の話
九戸政実の乱。それはかの有名な小田原征伐と同等以上の兵を持ってして完勝ではなく、策略による投降によって幕を降ろした戦国最後の戦。負け戦と分かっていても戦に挑む奥州の武士の意地と誇りの煌びやかさ。未だ日ノ本が纏まり切ってないときに、彼が一石を投じていたら、世は戦乱に舞い戻る。英雄殺しによる暗躍は全てを無に還す。
時は平安時代。不気味な鳴き声で御所を恐怖に陥れる妖の討伐に、源頼政が赴く。
怪事の原因である妖――鵺。果たして、その正体とは?
鵺(ぬえ)
平家物語などに登場する複数の獣の特徴を併せ持つ妖怪。トラツグミという鳥によく似た、気味の悪い声で鳴くという。
※カクヨムにも掲載しています。
戦国武将、富田信高夫妻の話。
もしも、李徴が袁傪と再会した際正気を取り戻せていなかったら?
尊大な羞恥心により虎になった李徴は、虎から意識を取り戻すことができず、偶然通りかかった袁傪を誤って噛み殺してしまう。 殺人の罪に問われることになった李徴は、犯行の際に袁傪への殺意がなかったことを証明することができるのだろうか。
貴族の男は毎朝決まった時間に広場のベンチで新聞を読む。そこに不吉と呼ばれる黒猫が毎朝決まって現れる。男は黒猫に「文句があれば言ってみろ」と話しかけ、黒猫は疑問に思っていた事を男に問いかける。その言葉に男は苦悩する。
味方の敗北が迫る中、刑部は切腹を覚悟する。その際、首を敵に渡さぬよう、家臣の五助に命じた。五助はその命に従い、ひとり草の野を駆けた。
【特記事項】2016年作。原稿用紙換算11枚。自サイトにも掲載。
私は一人、あの戦争に取り残された。幸運艦などではないよ、ただの生き地獄さ。
~雪風の日記より~
時代に翻弄された一人の侍の風の様な一生の物語。
幼い頃、祖父が泣いているのを見たことがある。
体格が良く、従兄からも恐れられている祖父。
その祖父が、ある日の夜。
暗い応接間で涙をながしていた。
徳川か武田か、思い悩む小笠原長忠に月若の言葉が決断を促す。
※自サイト『京都にての物語』からの転載となります。
主人公でもなければ、敵役でもない、その他大勢の一人に過ぎないある兵士の物語。
お釈迦さんは武士階級の王子として生まれ、若いころには優秀な武将でもあったと伝えられます。それでなのか、お経の中に修行の心得を兵法に喩えた話がみつかりましたw 読んでみたらいろんな意味で面白かったので、てきとー訳してみます。しばしおつきあいのほどを~。
スサノオとアマテラスの話
維新が成って十年、彼はそこにいる。
ブズリの娘、ブリュンヒルド。
その人生の終わり。
静御前と義経のIF歴史です。こんなだったかなーと。
静御前の終焉の地は記録がないようですが、鎌倉から京都へは戻ったらしいです。
子供を海に捨てたらしいのですが、生死を確かめたのか、溺れさせたのか、遺棄したのか、もしかしたら生きている可能性もある気がしました。
本編は悲劇にしましたが、義経が北海道や大陸へ渡ったという伝説もあるわけですから、家族そろってどこかで生きていてもいいんじゃないかな、などとも夢想します。
* これは遥彼方さまの「冬のあしあと」企画の参加作品です。
作者の解釈した桃太郎の内容となります
犬猿雉どこ行ってん、作者もそう思います。
朱霊の個人的考察です。
戦時中のお話です
原爆の描写があります
苦手な方は回れ右です
登場人物は想像の中の人物です
これらを了承した方はどうぞ
関ケ原の戦いは、一日で終わった。西軍は小早川秀秋の裏切りにより、崩れたのだ。わずか一日で天下を決したこの戦いには、すべての責を負わされて刑死した石田三成と、その朋友であり、戦いで討ち死にした大谷吉継の姿もあった。
道草家守さん企画 「和モノ布教企画」参加作品
武家の娘が自ら厨に立つ理由はなんであろうか。
江戸風の時代背景でお送りいたします。
辛口コメントや批評は、遠慮申し上げます
思い出は色褪せない、文字となれば尚更。
中国・前漢の時代、1人ぼっちの少年がいた。少年には、家族というものは存在しなく、与えられたのは、奴隷という立場のみ。変えることの出来ない、変わるはずのない人生だったのだが・・・。
通信兵として北支に派遣され現地で終戦を終えた池田氏は現地で不思議な体験をする。
戦国時代のこと。集団戦術や鉄砲が幅を利かせ始めたとはいえ、昔ながらの馬術はまだ現役だった。
鍛錬に励むさむらいたちだったが、その中に奇妙な騎乗をするものがいる。
彼は鞍をはじめとする、あらゆる馬具をつけないのだが……。
平安時代。
とある貴族の家のお姫様は、洗髪の時期を迎えていた。
現代のように毎日手は入れられず、占いによって定められた縁起の良い日が選ばれる。
数カ月洗わないなど、ざらだった。
しかしお姫様は、洗う前からかすかに奇妙な気配を感じ取っており……。
1994年2月13日。教会の外は零下25度という極寒だった。追悼演奏会に選ばれた曲目はベルリオーズの「死者のための大ミサ曲」。ドレスデン。コヴェントリー。広島。あまりに多い戦争の犠牲者たちのために今夜、鎮魂歌(レクイエム)が教会に鳴り響く。
※この作品は「カクヨム」にも掲載しています。
日常的な非日常の小噺
戦国時代に日本に入ってきた感染症は性病でした。危険が判っていても人は本能を抑え切れません。村娘はほかに好きな人がいても、身分差から若殿様を拒めませんでした。若殿様が都から連れてきた側室はどうやら皮膚病を患っているようですが……。
無断転載、無断複製を禁じます。
海神様の加護のもと、平和に暮らしていた王国に、海神様が降臨しました。果たして、海神様は何をしに来たのでしょうか?
架空戦記創作大会2022秋参加作品です。
ドイツによるポーランド侵攻が失敗した世界線を題材とした架空戦記です。
猿の内政官の外伝です。本編はこちら→ https://ncode.syosetu.com/n8210fk/
猿の内政官が始まる前の物語です。
戦国異聞の用語説明などです。
天正五年冬、日向国主の伊東三位入道義祐の立て籠もる佐土原城は、島津義久率いる三万の薩兵に包囲され滅亡に瀕した。三位入道は同盟する大友宗麟が支配する隣国豊後への脱出を決意するが、心痛するのは末娘の小松の行く末。矢弾飛び交う真冬の逃避行で無事に済むとは到底思えない。三位入道の苦衷を察した侍大将青島清左衛門は、三位入道の前に進み出て、「この清左衛門に、小松の姫様をお預けくだされ。きっと姫様を、豊後府内に無事に送り届けてみせます」と懇請した。小松と清左衛門の逃避行が始まる。
この作品
は、「極東浪漫座論」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ思いつくままに書いてみた雑文です。
山口多聞氏の主催する「架空戦記創作大会2017夏」の参加作品となります。
テーマは「架空の河川・湖用兵器に関する架空戦記」です。
やがて頭領になる少女の死。
幕末、京。
将軍上洛に従う主君から先行した忍び二人。集めた情報を持って会合しているところに、敵が現れる。
戦中~戦後を生きる人のお話
一つの時代が終わりを告げるその時
明治から紡いできたつながりが集まった
平成から新元号へと無事にバトンを渡す事ができるのだろうか。
その願いも虚しく平成最後の大事件が起きる
始皇帝に仕える宰相であり、史記列伝の便所のネズミのエピソードで知られる李斯。貧しい小役人に過ぎなかった若き李斯は、ある冬の朝、便所で凍える一匹のネズミを助ける。しかし、そのネズミは、翌日、意外な行動を見せた・・・そのネズミの不可解な行動に、李斯は人生の秘密を悟る。
この作品は、「極東浪漫座論」にも掲載しています。
戦国時代。
どくろ杯に酒を注ぎ、ことあるごとにあおっていた一族がいた。
「骨、強健であれ。首、誰にも献じることなかれ」
そう言いつけられる彼らの骨は、鉄の刃すら表面で滑らされ、なかなか致命傷にはいたらない。
今またその骨に挑むのは、たぐいまれな強弓の使い手だった……。
猿の内政官の主人公、雨竜雲之介秀昭をウィキペディアの記事にしました。
民明書房刊『新・高校古典の世界シリーズ第124巻~新釈!水鏡~』、「木曽殿が車を競わせし事」より抜粋編纂。かなりフィクションが入っていますが、実際にこういう事が在ったらしいです。
戦国時代のこと。
とある領地で募られる兵達は、家を出る前に、小さい麻袋の中へ自分の吐息を入れ、持ち寄ることが義務づけられていた。
誇りよりも、生き延びることが肝心な彼らにとって、命のやりとりは重大事。緊張のあまり呼吸が乱れたときに、その袋の出番だとか……。
~風化させてはいけない物語~
第二次世界大戦終期
アメコミのヒーロー、ジャスティスマンに憧れる少年とらは山奥で母親と二人で暮らしていた
母は仕事で家にいないことのほうが多く、母が居ないときはコミックを読みながら
いつかジャスティスマンのようになるのだと鍛錬を重ねていた
そして僕には才能があるのだと思っていた。
僕の髪の色はジャスティスマンと同じ金色
母も僕の金色の髪を褒めてくれていたからだ
しかし、金髪は敵国の色…
他の日本人には憎悪の対象なのであった
今、私の手元には1枚の写真がある。
その写真には、飛行第64戦隊のマークが入った隼戦闘機が、日の丸ではなくイスラエル空軍の証であるダビデの星が記載された状態で撮影されている。
何故にこんな写真があるのか。
この写真を第4次中東戦争の際に入手した父は生涯を通じてその謎を追い求め、それは娘の私にも引き継がれた。
2020年現在、私達父子が調査した結果をここに述べたいと思う。
とある東部戦線で戦う青年の二日間
包囲下の信貴山城。松永弾正久秀はとある足軽大将にあることを託す…
1970年代後半のアメリカSF界に起こった衝撃。
あるSF作家の正体について議論が巻き起こっていたが、それがある日終結する。
宝永四年、大地震と富士山大噴火のダブルパンチを受けた日本。苛政はますます人々を苦しめた。阿波(徳島)の山村で庄屋を務めていた谷貞之丞は、一揆へと逸る村人を鎮め、藩に直訴に及んだ。
(この作品は「カクヨム」にも掲載しています)
秋にコラボで復活チカン兵衛!は井川林檎さま『恩讐の宮本武蔵』とコラボ企画!!福岡は黒田家のB級グルメイベント開催中!まさかのゲストは、旅のくさし…じゃなかった宮本武蔵とお通じさん一行!?秀吉、三成、久々の顔ぶれもそろっての場外乱闘、チカン兵衛一話完結、二度目の復活です(*´▽`*)
小夜は、一通の手紙を手にしていた。それは随分前に届いたものだが、一度も開いたことがない。元遊女である彼女が歩んだ道と約束の物語。
シンデレラのいないシンデレラの世界。
王子や義姉たちはどのように暮らしていると思いますか?
*monogatary.comのお題「主人公がいない物語」からの創作です。
*他サイトとの重複投稿です。
戦が終わった戦場で、足軽は戦場を漁る。しかし彼が見つけたのは惨状しかなかった。
『茂木安左衛門記是』全6冊をもとにした今川氏真一代記。別紙。
夏の夜、庭を眺めながら語らう清少納言と藤原行成。
だが、戯れで「後朝」という言葉を使った行成に、清少納言が顔を険しくして……。
自サイト「若竹庵」(http://junhanon.konohashigure.com/index.htm)からの転載小説です。
40年間連れ添った妻を亡くした。
隠居したばかりの大殿にとって、そのさびしさは非常に大きいもの。
ひとりでの過ごし方など、とうの昔に置き去りにしてきてしまった。
屋敷に多くの女中を呼び寄せ、さびしさを紛らわす日々。
彼女らのどこかに、失われた妻の姿を求めて……。
太平洋戦争突入間際、海軍によって「C-1型航空母艇」は開発された。
これにより、我々(=読者)の知る太平洋戦争とはほんのちょびっとだけ違う結果になった。
設定の一部は、架空小説ということで若干無理がありますがご了承ください。
他の場所にも載せています。
舞台は戦国乱世。元近衛隊長の剣士、アレックスは傭兵となって金欲しさに戦場を駆けずり回っていた。雇用先のとある砦で、歩兵隊長と出会い、食事の席で話をする。そして、翌日。攻めて来る大軍に陥落寸前になる砦。アレックスのとった行動は……
雪華の夢から翌年を迎えた頃。
遊びに来ていた栞はサクラと久し振りに会い遊ぶことに。
しかし、サクラは妖怪で知られるオサキ狐。
どうして星蘭と出会ったのかの物語。
能 江口から
謡と舞踊を元にしています。
架空戦記創作大会2016夏 参加作品です。
幕末。「人斬り以蔵」と言われた土佐の岡田以蔵。その生涯の一コマ。
賊が飯屋をやって、という話
この作品は「note, カクヨム」にも掲載しています
鈴木春信の浮世絵、「鏡台の秋月」をもとにした作品。
<i504348|22647>
落ち武者狩りの甚平はその稼ぎの最中、一人の少年侍を見つけた。彼の真っ直ぐな目は彼を苛立たせた。
足利茶々丸。
堀越公方の2代目にして北条早雲に殺された男。
彼がなぜそのような運命に陥ったのか………
時は王朝文化華やかなりし、都にて。
権勢を誇る左大臣の二の姫は一の姫に勝るとも劣らぬといわれるその美貌や教養で、素晴らしい方だと、噂に名高く、毎日文がひきもきらずとどいていたそうな。しかし、姫には求婚されても応えられない事情があった――。平安風な世界を舞台にした、恋愛?コメディです。**習作掌編、その1です。ご笑覧くださいませ。**
シーザーとクレオパトラの物語。
第二次世界大戦下、ナチスドイツに国を奪われたオランダ女王ウィルヘルミナは、英国に亡命。そこから「ラジオ・オラニエ」と銘打ったラジオ番組を発信し、レジスタンスたちの精神的支柱であり続けた。
その「ラジオ・オラニエ」がもしアニラジのノリだったら……という、各方面にごめんなさい企画。
反省はしている。でも後悔はしていない。
戦国時代の武将、直江兼続を中心としたほのぼの歴史小咄です。
シリーズですが連載にはしておりません。
第一話「上杉の重み」
樋口与六(のちの直江兼続)の主君、長尾顕景が越後を治める上杉家に入り、名を上杉景勝に改める前日。熱を出して寝込んだ与六のもとへやってきた顕景との、ちょっとほんわか(?)した一幕。
時は慶応4年、春。
幕府の崩壊と共に追われた新選組隊士達。その中で最後まで戦おうとした土方歳三と、病に倒れ離れざるをえなかった沖田総司。2人の最期の別れ。
あくまでもフィクションで、イメージのお話です。
申し訳ありませんが、時代考証とか無視してます。
上座部(旧称:小乗仏教)の修行心得について書いてある短いお経をてきとー訳してみました。基礎概念とか目的とかの説明がないため予備知知識がないとワケワカかもですが、逆に言えばストレートでかなり具体的です;
男は語った。
目の前の、無力の碑の逸話を。
時代は平安。
後ろ盾であった父親と叔父を失い、自身の立場を退き叔父の娘である従兄妹と別邸でひっそりと暮らすことになる
神器のハンマーを盗まれた、雷神トールは、
花嫁に化け、ロキと共に、巨人の国へ向かう。
そこには、巨人の、スリュム王が待っていて――?
ラノベ北欧神話。
あるところに二人の少年がいた。彼等には天下を目指すという野望があり、日々切磋琢磨し互いを高めあっていた。ある日、一方の少年が思いついたのは彼等だけの旗印。そんな二人の命運とは……。
奥州藤原氏四代目、藤原泰衡の最期。
蓮の花の前、英雄を殺した男は最期に何を思うのか。
江戸時代。さる道場に、道場破りが現れた。
門下生でさえひとかどの実力を誇るその道場。並大抵の剣士ならあっという間に追い返されるところ、今回の相手は骨があった。
数人をなぎ倒し、師範を挑発する。
勝敗による威信への影響を考え、本来なら師範代が動くべきところ。
しかし、師範は自ら剣を取り、挑戦者に向き合った……。
たとえば刀剣、たとえば大きな宝石、不吉と噂される器物がある。
また、不可思議な因縁で語られる器物がある。一挺の銃にまつわる大正時代のあるテロリストの話。かれは世の中すべてに反発し、事件を起こしたが、何事も完遂しなかった。
無断転載、無断複製を禁じます。
昔書いた創作戦国です。
オリジナルキャラっぽいのを出していて・・・
古代中国。三国志の時代。蜀国の関羽将軍は魏国を攻撃するために北上し、魏国の収める樊城を攻撃した。西暦219年のことである。魏国の将軍、于禁は、圧倒的不利を負ってしまい、いかに関羽に対抗するかを熟慮し始める。玉砕覚悟の徹底抗戦か、恥を忍んでの降伏か。情報を集め、やがて于禁はひとつの計略を張った。
戦国時代。美濃国・関において、名人と名高い刀工がいた。
名を赤七。
ある事件を境に、赤七はまともに刀を打つことが出来なくなる。
そんな赤七に、是非とも名刀を打って欲しいという依頼を持ち込む武士がいた。
刀鍛冶の、苦悩と葛藤の物語。
『天正鬼とぶらい』主人公・小野桐峰の名が出てきます。
カクヨムさんにも掲載。
金造は、主君の明智光秀から足軽を百人集めるよう命じられる。
金造は朋友の日之介と共に、巨椋池で荷方をする久兵衛を訪ねる。
金造は倉米をうまく使って、見事百人の足軽を集めることに成功する。
時は戦国時代――
明石全登(ジュスト)は、大坂の陣の決戦を前に、突如として「究極の戦メシ」の追求に挑んだのであった――
隊を裏切り仲間に切腹を強いられた山南敬助彼の心には何があったのか彼の思いは……?
1917年のロシア革命により処刑された皇女アナスタシア、実は彼女は生きていたと名乗り出た女性アンナ・アンダーソンが鏡を見つめていると、鏡が溶けだし、彼女を別な世界へと連れていく。
それは父皇帝が母に贈った、宝石でできた美しいイースター・エッグの世界だった。
聖人の歴史(作:Ricardo, 主道 学, Maiko)
ケンと彼の友人たちは、時間を旅する扉に入り、聖者たちと出会い、命の大切さを学びました。
セント・ニコラウス。西暦270に産まれ、数々の奇跡を起こしたという聖人。サンタ・クロースのモデルと言われています。
彼の起こした奇跡、知りたくありませんか?
少し脚色してます
イエスの謎の空白の17年間、彼は東洋に求道の旅をしていた? アクエリアス・ゴスペルの世界
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中国最古の《殷王朝》を破滅に導いた暴君《紂王》。その寵愛を受け、贅沢の限りを尽くし、残虐性を好んだ《妲己》。心優しき冀州の姫を、稀代の悪女へと変貌させた手紙と、彼女の正体が明らかになる。
江戸時代のこと。後にリサイクル社会と称されるこの場所では、様々な道具の再利用が進んでいた。
子供相手に、古金属類を引き取る「とっかえべえ」も、その業者のひとつ。折れ釘などを持っていくと、菓子やおもちゃをくれる。
そのご褒美を目当てに、今日も「仕事」をする少年がいた……。
料理屋ヒペリカムは普段はお客があまり来ないお店だ。だけど亡くなった歴史の人物達が食事に来る。ヒペリカムの花言葉の通りに悲しい気持ちから楽しい気持ちになってあの世に還るのだ。今日のお客様はーー?
コミカルな関ヶ原第二弾だよ!相変わらず時代考証はむちゃくちゃだよ!おまけに短くて超読み足りないよ!コミカルさを追求しすぎて言葉遣いとか色々とおかしいよ!
ぜひ読んでね!
類い稀なる美女・王昭君《おうしょうくん》が負けるほどハイレベルな美人コンテストとはいったい……?
正直者は馬鹿を見る——それは紀元前でも変わりない。
賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ——全てのコンテスト参加者は彼女の名を知らなくてはいけない。
まあコンテストにつきもののアレですよアレ。
コンテストと名の付く全てのイベントは、コレからは逃れられない運命にあるという事ですな。
※随分前にカクヨムで書いたものです。
悲恋桜をテーマとした短編ドラマです。
第二次大戦について調べた独学者のメモ帳。
信長さまの蘭丸自慢。信長の客になったつもりでお読み下さい。
奥伏菅右衛門は、江戸城内にある二の丸庭園跡の御庭掛番士であった。彼の御役目は、庭園の管理であり、彼の一日は、そこにいる、なめくぢを採ることに費やされていた。
採ったなめくぢを菅右衛門は、竹筒の中に入れる。夜暗くなり、老父のいる荒ら屋へ帰った菅右衛門は、そこで、採ったなめくぢを食らった。
中大兄皇子と中臣鎌足の出会い。
戦国時代。
主家を失い、浪人となった武将は、新しい領主に仕えることになる。
いまだ前領主への忠義があり、今度の評定の手際次第では、去ることも考えていた彼。
香が立ち込める中、諸将を集めて始まった評定は、武将がこれまで経験したものとはだいぶ色の違うもので……。
架空戦記創作大会2017夏 参加作品です。
平安時代の宮廷女官は国風文化の担い手ばかりではありません。勿論宮廷仕えをしているのですから学識や教養があり、地頭だっていいでしょう。
仕事や生活で手一杯の女官、宮廷人が大勢です。
無断転載、無断複製を禁じます。
時代の最先端として生まれた軍艦。その経歴は幸運であったのか?
フランスとスペインの国境近くにある、中世ヨーロッパ時代の街。
その街で作られたお酒の話。
父母が急死し、御家断絶となり、独り取り残された娘、早桃。
女の身で、自力で生きるための戦いが始まった……
イヴァン4世と修道士の話
新撰組副長助勤、藤堂平助近藤たちと試衞館のころからの同志であるはずの彼はいま、新撰組の敵、伊東とともに御陵衛寺にいた。旧友の永倉新八と、真剣を挟んで対峙する、彼のこころを追う。
千姫と切っても切れない、有名じゃない武将「坂崎 直盛」その不憫すぎる一生。
誰だよ、そいつ? という人向けの歴史系エッセイなのだ。
「どうする家康」で「千姫の約束をどうする?」された家康の心中や如何に?
そう言うノリで、この武将にスポットを当ててみたい!!
嫌いじゃないんですけど……歴史ゲームでの評価が低すぎる。
いくらなんでも使えない、という武将なんですよ。
「真田幸村」と正反対の人物、と言っても良い……ちょっぴり熱く語ります!!
ある遺跡で古代文字が描かれた石板が見つかる。主人公はその解読を王から依頼されるのだが……
この作品はエブリスタにも投稿しています。
架空戦記創作大会2017冬 参加作品です。
前編からの続きになります。
全てを貫く矛と全てを防ぐ盾を売る商人を相手に矛盾を指摘するのは、相当命知らずな真似かもしれない。
チートな矛と盾を携えた商人による中国統一から、地球の終わりまで。
そんな話です。
織田信長麾下の召喚師・引田妖冥に召喚された演習中の陸上自衛隊員らは、突然目の前に現出した合戦絵巻のような光景に困惑していた。
「これを夢と思うか? 夢と思うならその中で死ぬがよい。夢だろうと現だろうと、生きたい奴は我に続け!」
ともかく、戦うしかなかった。
この戦場が、長篠の戦と知るのはしばらくのちのこととなる。
「従えない、と言った場合は、どうなる?」
後日、引田に詰め寄る自衛隊の部隊長。
「どうもするつもりは無い。そなたらに命令を下すことも無いし、そなたらを帰すた
めに術を使うことも無い」
引田曰く、彼らを元の世界に返すには三か月の気力回復の期間が必要だという。
仕方なく、従うことになった。
が、二か月後の一向一揆鎮圧戦で引田は命を落とした。
「もしも天下を取れれば、人材を探しやすかろう。……歴史を、変えろ。天下を、取れ。そして、召喚師を探すのだ。さすれば、元の世界にも、もしかすれば」
引田の最後の言葉である。
そして、本能寺――。
他サイトの競作企画に出展した旧作品です。折りたたむ>>続きをよむ世界的に有名な細菌学者、野口英世に送られた母からの手紙。字が書けなかったはずの母からの手紙に、英世は涙を流した。今では有名になった「母シカの手紙」だが、まだ知らない人も多いだろう。今回、公式企画「秋の歴史」のテーマが「手紙」ということで、英世と母の歴史を調べ、まとめてみた。(英世にはたくさんの逸話が残されているが、今回はあえて親子のエピソードだけを取り上げている)
分かれていく道、別れていく人。失ったものは多く、得たものは一体どうだろうか。白々しく明ける夜はまだ底冷えのする月の温度を残して。大切なものは失わないように離れないように。――新撰組の副長と隊長と二人で。
大正時代の秋のことである。
大きな屋敷で一人暮らしをし、親戚から冷徹とうたわれる祖母・志奈子(しなこ)に一日預けられることになった無口な孫の透太(とおた)は数えで5歳。
最初は距離のあった2人であったが、透太が志奈子の庭の柿に興味を示したことで、関係が穏やかに進展していく。
戦の世に咲く鮮花、愚花、悲花、仇花の昇華の極み、そして散り行くその瞬間、そこに至る時の流れ。
戦国時代。
早くに両親を失った彼女は、泣き明かす毎日を送っていた。
その彼女が、ある日の明け方。村人たちの制止も聞かず、単身で山へと登っていってしまう。
世を儚んで自害するのなら、安易に「生きろ」ともいえない。彼女の選択にゆだねようと、村人は判断する。
しかし、ひと月ののち。
ボロボロの姿になった彼女はその手に、奇妙なものを携えて戻ってきた……。
戦国もの。
尾張の魔王信長(若い)と、大泥棒石川五右衛門の出会い。
幼い頃、目の前で親が斬り殺された。
覚えているのは、敵の顔と名と、そいつに対する憎しみのこころだけ。
あの夜が自分を変えた。自分の人生を変えてしまった。
囚われたこころを取り戻しにゆく旅が、いま、始まる。
※この作品は「小説投稿サイト ノベルアップ+」にも掲載しています。
井原西鶴『男色大鑑』を参考にした、若風俗の作品 その五。
この作品は「小説投稿サイト ノベルアップ+」にも掲載しています。
井原西鶴『男色大鑑』を参考にした、若風俗の作品 その六。
この作品は「小説投稿サイト ノベルアップ+」にも掲載しています。
時は明治。大店の娘・菫が出会った無愛想な車夫。
※恋愛タグをつけていますが、恋愛未満です。
「順逆不二の論理 ―― 北一輝」
高級娼婦アマリッリは、裁判の為、元老院に連れて来られました。
騎士ロザリオの居場所を言えと、拷問に掛けられそうになりますが、彼女は知りません。
絶体絶命の危機を、アマリッリは自らの愛と誇りをかけて、証言します。
果たして、彼女は有罪か、無罪か。
17~18世紀のイタリア、ヴェネツィアを舞台にしています。
時代考証は、大体合っていると思いますが、おかしな所がありましたら、ご容赦下さい。
むかしむかしの戦国時代。
宙を飛び回る、生首のうわさがあった。気味悪がる人がほとんどの中、立ち寄った旅の武芸者はいう。
死して生きる者の邪魔をするとは捨て置けない。叩き落とすと。
うわさにある場所へ向かった彼は、とうとう生首を目にするのだけど……。
安倍晴明物語☆夢幻の月の番外編です。
主にヒロイン、美夕が主役です。
ときは戦国。
とある領主は遠乗りを日課とし、従者たちとともに領内の遠方まで足を運んでいた。
その背中には、代々伝わる十文字槍を負う。
この槍には、ある不思議な特徴があって……。
嘘だ。また嘘をついてやがる。
とある国のとある故事に基づいたとされていると思いたい教訓のあるお話。
第六天魔王、織田信長。彼はその実、不死身だった。人間ではなかった。正しく言うならば、安土城にて己を神と崇める祠を成して以来、異物となる。
バレンタインデーの由来となった聖バレンタインを処刑した皇帝。
時のローマ皇帝クラウディウス二世の小話です。
彼はいかにして、司祭を絞首刑に処すに至ったのか?
転移国家日本 明日への道
番外編です
大和級四番艦の話
大和級は四隻建造予定であったが、予算の都合と建造ドックの関係で四隻目の起工は遅れていた。
そして地球各国がバラバラに異世界転移。
大和級主砲に採用された、イタリアOTO社製三十八センチ砲が入手出来なくなってしまった。
四番艦信濃はこの異世界に合わせて改設計された。
千福シリーズ 朗読劇
夜公演の作品です。昼公演とのつながりはありません。
神田の出会いから、千之助が姿を消した。戻ってくるからと手紙を残して1年。そろそろあきらめようと思っていた所に千之助が現れた。しかし、目的があるようで・・・
時は天正二年。信濃国高遠城で甲斐源氏武田家十八代当主武田信虎は死の手が迫っていることを悟っていた。
聞き手は高遠城主で信虎の息子・信廉。その父の口から訥々と語られたのは、武田の今後を案ずるものだった・・・
甲陽鎮部隊と名を変えた新選組。敗走に敗走を重ね、試衛館からの同志も一人ずついなくなっていった。そんな中会津にたどり着き、土方と斉藤はある晩、酒を飲み交わす。2人のそれぞれの想いとは。※新選組の知識がある程度無いとお話の内容が分からないかもしれません;;申し訳ありません><
東政慶は、剣の道歩んでいたが、
京で毎年行われる武芸大会の予選で手も足も出ずに惨敗した。
対戦相手の事を調べるうちに「無双流奥義」の巻物を入手する。
彼を待ち受ける運命とは、、、。
この小説は、スペキュレイティブ・フィクションです。
私の話と家族の実話です。最後まで読んでね。
第三十二代天皇崇峻天皇を殺した東漢駒の叫び。
第二十代天皇安康天皇を殺した眉輪王の記憶とささやかな善意。
天皇殺しは何を語るのか。
巣。それは人の住まいと同等の、動物の住処。
そこへ入念に手を入れることあらば、注意をした方がいいかもしれません。
お天道様のお言葉によれば、山にそれはそれは美しい娘がいるそうなのでございます。樒の根元に坐ったまま、宙を見つめる娘が。きっと、誰かを待っているのでしょう、とお天道様は仰いましたが、私はどうもその娘が不気味に見えてなりません。
週末に日帰りタイムトラベルをする藤田和也と過去の人々の物語です。
今回は古代西洋が舞台です。
思い付きで書いたので短編にしました。
反響が良かったら続きを書くかもしれないです。そこは気分なので…。
夜中にテンションが上がって書き始めてしまったもの。とあるお侍さまと、女の子の話。わかるひとにはわかる程度の史実要素がありますが、そんな逸話はありませんのであしからず。
関西弁がおかしくても見逃してやってください。
1192作ろう鎌倉幕府で有名な「源頼朝」。彼と、義経記で有名な「源義経」の間にはあまり有名ではありませんが他にも兄弟がおりました。
今回は、六男であり現在の静岡県で育ちながらも京で頼朝の姉(もしくは妹)とも交流のあった範頼が挙兵した頼朝の元に駆けつけた後のお話です。
大東亜戦争末期、1人のパイロットと1機の試作機が出会う。
その出会いは男の人生の最後を導くものとなった。
家紋 武範さんの企画、【夢幻企画】参加作品です
三国時代、日々戦に明け暮れ続けた曹魏では、物質不足に悩まされていた。だが、それを解消できる手段が一つあった。君主の曹操は悩んでいたが、それを軍師の荀攸が解決しようと行動を始めた。
――俺とお前は喧嘩魚。寄れば争い、魚籠という名の地獄ゆき――
幕末の足音が近付いてきた頃。隠居した老武士・桐山大炊介は、魚籠いっぱいに釣り上げた鮎を、塩焼きにしようとしていた。ただ一人、今は離れた友に食わせる為に――。
人生の黄昏を迎えた老武士たちのひと時を描く。
(旧題:鮎 2018年4月1日改稿)
※本作は、和モノ布教し隊による和モノ布教企画参加作品(テーマ:和食)です。
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体・地名とは一切関係ありません。
※この物語
は、「巷説江戸演義」と題した筑前筑後オリジナル作品企画の作品群です。舞台は江戸時代ですが、オリジナル解釈の江戸時代ですので、史実とは違う部分も多数ございますので、どうぞご注意ください。また、作中には実際の地名が登場しますが、実在のものとは違いますので、併せてご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ我らは……製造された日は違えど、死する時は一緒だ!
400年余りの平和を貪ったつり革界。しかし!今、巨大つり革メーカー・カンテイコクの衰退により、つり革界は、群雄が割拠する乱世へと突入したのである。
とある電車にぶら下がる三つのつり革、ゲントク、ウンチョウ、エキトク。彼らは、桃園工場で義兄弟の契りを交わし、カンテイコクの復興を掲げ立ち上がったのだ!
カンテイコクの復興を阻止せんと、三本の前に立ちはだかる、モウトク、チュウボウ。カンテイイコク復興の鍵を握る絶世の美女、チョ
ウセン。
果たして三本のつり革たちはカンテイコクの復興を成し遂げることができるのか!
折りたたむ>>続きをよむ 宇都宮氏との戦いの前夜、関東の主、鎌倉府君足利基氏は、密かに笙を手にしていた。
合戦を前に、演奏はためらわれたため、音無しの曲を奏でる。また、伝授を許された秘曲「荒序」を、家臣にして笙友の高坂氏重とともに合する。
基氏は常に血と裏切りの中に身を置いた。幼いころの父と叔父の擾乱に始まり、自らも義兄や忠臣を滅ぼしてきた。
殺し合いに飽くことのない武士の性を厭いつつも、その運命に抗えぬ基氏は曲に己れの思いを込める。笙の音に秘められた主の諦念を知るのは氏重だけであったが
、若くして病に倒れた基氏の死後間もなく、彼もまた自城を攻められ滅びるのであった。
折りたたむ>>続きをよむ京洛図屏風―義藤の京、藤吉郎の京
※時代考証は甘々で、史実と異なる部分があります。
史実に基づく歴史小説ではありません。史実に着想を得た時代小説です。
言葉遣いは、まったく現代のものです。
なんでこんな現代語が混じっているの?はご容赦ください。
転生はありません。
姿質風流 眉目秀麗と称される 東呉の英雄 周瑜の手紙が届く。
時は、後漢末。
動乱の中原に戦雲たれこめ、天下、乱麻のごとく絡まる。
諸侯 群雄割拠の興亡の中、その主役が出揃った時代。
天を覆わんばかりは、漢の丞相 曹操。
しかし、赤壁の戦いで 南下する曹操軍を破り、その勢いで荊州の争奪に成功したのは東呉の周瑜であった。
蛟龍風雨を得た まさにその時、病邪に倒る。
その年、36歳。
夢破れ、遠き巴丘の地に運命を悲嘆する若き友からの手紙の封を切り、魯粛は、野心に燃
える虎狼の牙を折る謀に思いを巡らす。
彼は、呟いた。
毒を以て毒を制す。
歴史の舞台から消え去ろうとする周瑜に替えて、劉備を大駒として配し、遠き未来を見据える魯粛の前で、その手紙は、煙となって天高く流れてゆくのであった。折りたたむ>>続きをよむ令和の時代に生きる風景カメラマンが体験する、時空を超えた不思議なショート純愛ストーリーです。。。
浮世絵師として名を馳せようと野心を燃やす津軽家の御抱絵師、今村又兵衛。
妻のりよとはすれ違いがおきていたが、パトロンにもらった画室での創作に没頭するあまり、自宅に帰ることも少なくなっていた。そんなある日、妻のりよが失踪する。
又兵衛は決死の覚悟で妻を探す旅に出るが、万病を治す雪を降らせる霊験が身に宿り、自らの意思とは関係なく、旅の先々で病に苦しむ人々を、治していく。いつしか、「雪神」と噂されるようになっていた。
長い旅の果てに、上野国の山奥でりよに再会するが、又兵衛が降
らせていた雪はやんでしまう。
りよは病を患っており、もはや又兵衛が知っているりよではなかった。折りたたむ>>続きをよむ何百年もの時を生きる桃の木の精霊の桃花。そんな彼女は陰陽師の安倍明義の式神でもある。桃花は昔から明義が好きで熱烈に想いを告げる毎日を送っていた。が、明義の様子がおかしくなる。彼を心配した桃花だったが?
私の家の庭の隅に、古い梅の木が植えてあり、それを植えたのは、私の十二代前の先祖である御作善作という駿府城下の町医者であると伝えられている。
馬を専門とする平民出身のムジーク波乱万丈物語。
ニコライ・レスコフという海外であまり知られていないがチェホフによって「一列に並ぶべき作家」の小説の単略サマリ。
奈良時代。
妖狐と呼ばれる人間の姿に狐の耳と尻尾が生えた妖怪達が森の中で暮らしていた。白玉は見習いの妖狐。一人前と認めてもらうには長老から与えられた課題を突破しなければいけない。長老から完全に人間の姿になれる饅頭をもらい人間の街に出向く白玉。そこで耳にしたのは公家の娘坂上全子が鬼に拐われたという噂だった。
比叡山に学ぶ若き僧、蓮長は、混迷の世に救いを求めんと修行の日々を送っていた。
ある日、滝の畔で瞑想する彼の前に、見知らぬ女人が現れた。
若き日蓮上人の、昔日の物語。
なお、この小説は言うまでもなくフィクションであり、実在の日蓮上人や天台宗その他の団体の並びに仏典教義等とは一切関係なく蓮華教の解釈も作品上の完全なる創作であることを強く、強く申し添えておきます。
*この作品は習作のために書いたものです。深い意味はないので軽い気持ちでお読みください。
籠城戦に供え私とラザルスは歩廊の上で歩哨をしていた。
秀吉の参謀、黒田官兵衛孝高はある日秀吉の茶会に招かれた。茶事など武士のたしなみにあらずと考えていた官兵衛は、気の進まないまま秀吉の待つ庵へと足を進める。茶室にて対座した秀吉は官兵衛に茶の湯の良さを説くのだが……。
源平の合戦でも活躍した弓の名手である、このわし、浅利与一義遠は、五十歳にして若い女を嫁にすることになった。
平家方の城氏の姫、板額御前。
鳥坂城の合戦で、最も多く幕府方の者を射殺した女である。
最強の女に惚れた代償は、死と隣り合わせの新婚生活。
※カクヨム、ノベリズムにも投稿。
創作三国志。
最初に劉備に軍師として仕えた徐庶は、曹操の策で魏に去ることになります。後事を諸葛亮に託して去らなければならない徐庶の心情を書いてみました。ずっと葛藤があったのではないかと推
測しています。石韜(せきとう)は徐庶と同郷で水鏡門下生の一人。
大坂の陣での御宿勘兵衛政友の生涯の一コマ。
一人の音楽家の物語。
戦国時代のこと。大軍をもって、隣国に攻め込んだ領主がいた。
その勢いはまさに破竹のごとしで、相手方の支城を次々と落とし、残るは本城と相成る。
降伏勧告を受け入れない相手方だったが、ある夕方に、城からおびただしい量の炊煙が立ち上り……。
現代から戦国時代に転生しました。
あろうことか、織田信長に。
日本統一?いや無理だってば
2100年からみた2020年 21世期の出来事!
戦国哀話 「おつる淵の伝説」 武蔵国の北条氏の支城に伝わる、
天下泰平の華やかな元禄の世
腰に武士の魂たる刀を差した剣豪達は我が道を往く――――
杜の都・宮城県仙台市。
古の時代、そこには森に棲む黒山羊を崇拝する村が存在していた。
人々は豊穣を司る黒山羊の加護によって豊かに平穏に暮らしていた。
黒山羊崇拝が廃れた時代、仙台藩初代当主・伊達政宗が動き出す。
なぜ、宮城は宮城と呼ばれ、仙台は仙台と呼ばれるようになったのか。
なぜ、草原だった仙台の地が杜の都と呼ばれるようになったのか。
この物語はその謎を解き明かしていく話である(捏造です)。
※この作品はフィクションです。実在の人物、地名、団体などとは一切関係がございま
せん。折りたたむ>>続きをよむ昔々、日照りで困っていた村の衆は「雨神さま」を頼る事にする。しかしその裏には……。
現役時代、大いに稼いだ商家の隠居は、私財を投じて孤児や捨て子の養育施設を作る。
山間に作られたそこでは、捨て子の数が問題になっていたという。
特にとある山に子を捨てる者が後を絶たない。
いかなる理由があるのか、探ろうとする隠居だったが……。
北征新選組の話です。
「エブリスタ」にも掲載しています。
短編です。家族をテーマに書いてみました。どうぞよろしくお願いいたします。
ご意見、ご感想などいただけましたら幸いです。
猛禽捕猿図 (もうきんほえんず) その意匠図の秘密とは? 生死は日常茶飯事。この世は武力が支配する。付録 野ざらし図について
短いあらすじ
ハイリゲンシュタットの遺書が発見される直前のお話。
長いあらすじ
1827年3月の末、シュテファン・フォン・ブロイニングは亡きベートーヴェンの秘書であったアントン・シンドラーとともに、遺品の整理をしていた。シュテファンはアントンと彼の義理の兄であるフランツ・ゲルハルト・ヴェーゲラーとともに、ルートヴィヒの伝記を書こうと考えている。
しかし、シュテファンにはルートヴィヒの人生においてよく分からないことが一つだけあった。それは、ルートヴィヒがどのよ
うにして人生最大の苦難を克服し「オリーヴ山上のキリスト」をはじめとする多くの人気作を世に送り出すようになったのか、ということだった。
※考証にはだいぶガバがあると思いますが、温かい目で読んでくださると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ 色々と調べていくうちに、たぶん日本初の義兄弟? を見つけたかもしれないのです。
前回「一騎討ち」の前後のお話になります。
調べものはWikipediaさんで。
武田家の草の者(乱破)のある日常。
大きな火事があり、再建された城下町。
その一角に建て直された剣術道場では、一風変わった稽古が繰り広げられていた。
それはかつて、この町に起きた火事の原因に対抗するためのものと師範は語る。
稽古の成果が出る時は……。
皆さんご存知、かぐや姫
普通の女の子になりたいヒトラーの子孫さやかはある変態とであい運命がかわる。
仮想戦国時代もの。
病で長くは生きられない男と、少女の一場面。
江戸時代のこと。とある剣術道場では奇妙な訓練をしている。
刀を持って両手を塞いだまま、高いところへ昇ったり、その狭い足場で駆け抜けたりするというものだ。
これは雷を操るという奥義につながる、大切なものだと言われているのだが……。
江戸時代。
今うわばみとあだ名される、巨漢がいた。
縦にも横にも長く、底抜けの酒飲みと来ている。
金払いもいいのだけど、難点はその体臭と蚊のまとわりつき具合。
多くの人はそれを敬遠し、彼と距離を取ろうとしたのだが……。
口寄せや呪いを生業とした梓巫女の話。
Yahoo!ブログ、Wattpadなどで公開中。
稀代の陰陽師、安倍晴明。
晴明とは、いったい何者だったのか? 謎に包まれた、その出自に超時空伝説研究所が迫る。
陰陽道、信太妻、酒呑童子、源頼光、坂田の金時こと金太郎。
全部まとめて謎を解く。
時空の扉は、いま開かれた。
投稿<参考資料>:織田信長の陰謀と高山右近の祈り
粗筋:別途掲載発表の『〖美善京』でお会いしましょう』との関連調和参考作品。
織田信長は本能寺の変で自身を歴史上から抹殺。キリシタン大名高山右近の導きと援助で右近の領地で余生を全うした。信長の人生には、高山右近のこの祈りが関係した。
2022年9月27日、日本の元総理の国葬儀で菅前総理の弔辞があった。
それらは、日本国民を二分するものであった。<大和西大寺の変>は今後その弔辞を含め今度どう展開するか。本稿をその予測参考にできる
作品…
折りたたむ>>続きをよむ時は幕末、所は京都。土方歳三から借り受けた「豊玉句集」を三十三間堂に忘れてしまった沖田総司は、夜中に藤堂平助と共に探しに行くが、そこで出逢ったものとは――。ドタバタ幕末ファンタジー第5弾です。
吉田松陰って人の人生。
小石川の剣術道場で塾頭を務める『宗次郎』は、日野へ出稽古へやってきました。
稽古先の佐藤家へ向かう途中、宗次郎は迷子になって泣いていた『おハナ』と出会います。
彼女の身元がわからず困った宗次郎は、佐藤家へおハナを連れていくことに。道中、幼いおハナと話し触れ合ううちに、宗次郎は彼女を妹のように感じはじめます。はじめ元気のなかったおハナも、次第に元気を取り戻します。
おハナは一体、どこの子なのでしょうか。
果たして宗次郎は、おハナを無事送り届けることができるのでしょうか。
明る
く、ちょっぴり自信過剰な青年・宗次郎の物語です。
2005年1月11日発行、小禄高校文芸部『第14号「まんぐろうぶ」』から同題・本名名義の転載作品です。
2011年8月6日 推敲折りたたむ>>続きをよむボッカチオの書いた「デカメロン」の内の一遍を現代風にアレンジ。
「平家物語」の中でも、高校の教科書にもよく採用される部分として、「木曽の最期」がある。
そこを現代語訳してみた。
戦争が悲しみしか生まない?ご冗談を!ちゃんと幸福を享受してるじゃないですか!
(カクヨムでも投稿)
信長公にまつわる話しをまとめた手記を残したい、そう同郷の友に伝えられて福徳村の男は、昔を思い出し語りだした。
マッチを売る貧しい少女。彼女が寒さに耐えきれずマッチに火をつけると、そこにはナポレオンが現れて……
「策兄様のような方と結婚したい」
孫尚香はそう願いつづけてきた。
江東の小覇王、孫策の妹。
彼は揚州の英雄だった。華麗な容姿を持ち、電光石火の指揮官で、個人的な武勇も秀でていた。
尚香が13歳のときに暗殺された。
彼女が19歳のとき、孫策の後継者であるもうひとりの兄、孫権が縁談を持ってきた。
「劉備殿と結婚してくれないか」と言われて、尚香は驚いた。
「荊州牧の劉備様……。おいくつなんです?」
「50歳だ」
いくらなんでも年寄りすぎる。彼女は絶対に断ろうと決意した
。
年の差恋愛小説です。折りたたむ>>続きをよむ架空戦記創作大会2018冬 参加作品です。お題2です。
シャフト(竪抗)は、人々にとっての希望であった筈だ。それが今や、奈落の入り口となって、ランタンの光も届かぬ闇をじっとりと湛えていた――琵琶湖疏水工事の主任技師に任じられた田辺朔郎を襲った悲劇。
※自サイト『京都にての物語』からの転載となります。
これは、とある場所で行われた空戦についての話である
ある大名家に仕える、武将の一族。
屋敷の別棟に、大きな鍛冶場を設けている彼らは、戦場で使う武具を自分たちの手で作っていた。
いざ、戦場に赴いて振るう時、彼らは普通の武器とは違った特性を、大いに示すことになる。
男は狐に化かされに行くがそこには泥棒が現れて……
時の帝が、大病を患われた。
一刻も早い回復が望まれ、高僧たちによる祈祷が行われる影で、とある集団に密命が下る。
物忌みの令が出され、静まり返った村のはずれにある川に、武装した彼らが結集する。
帝の回復を願い、彼らができることとは……。
ときは戦国時代。その剣豪は、鎌倉で参篭していた。ちだが水茶屋の娘に心を惹かれてしまう。満願の日が来ても何の悟りも得ぬまま、彼はその娘との快楽を貪ろうとした。
その夜……事件は起こった。
(*他サイトで発表済みです)
幕末に転生した栄太。
自分のいる未来を築くために、友どころか唯一の理解者であった師すらも見殺しにし、一匹狼になっていた。
そんな中、彼は京で十代のころに一目惚れした馴染みに再会する。
忘れていた楽しさを思い出したはずが、彼女の名乗りに、全てを悟る他無かった。
※注意
ただの夢に過ぎったネタを書き殴っただけです。
後で修正、もしくは予告なく削除等過分にあり得ます。
ご了承ください。
幕末、京都。
永き泰平が崩れ、突如として現れた乱世は、二人の人斬りを出会わせた。
史実とフィクションがクロスオーバーする、挑戦的幕末短編小説。
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体・地名とは一切関係ありません。
※この物語は、「巷説江戸演義」と題した筑前筑後オリジナル作品企画の作品群です。舞台は江戸時代ですが、オリジナル解釈の江戸時代ですので、史実とは違う部分も多数ございますので、どうぞご注意ください。また、作中には実際の地名が登場しますが、実在のものとは
違いますので、併せてご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ物書きは久々に物を書きたくなった。
日本の昔話、今回は桃太郎系統のお話ではなく浦島太郎系統のお話です。
時は春秋戦国時代、楚の国での出来事。楚軍に属する一人の勇士が、麒麟堂という武具店に立ち寄る。
唸れ最強の矛、阻め無敵の盾。稀代の相剋に刮目せよ!
古代中国伝説の“答え”が今ここに誕生する――。
※他サイトに掲載した作品の完全版です。
新石器時代を題材にした小説が少ないので、リハビリがてらに描いてみました。新石器時代における肺ペストによる大規模な人口減少を取り扱った短編です。陰鬱な話ですが、暇つぶしにどうぞ。
新石器時代──それは人類が初めて疫病による文明崩壊を経験した、最初の黄金時代であり、暗黒時代であった。
史上初の『黒死病』による猛威の最中、あるスウェーデンの廃村で、ただ一人生き残った女は誰の為でもなく名も無き墓標を積み上げ続ける。夜明けが訪れるその日まで。
創作三国志。赤壁の戦いの少し前、襄陽に雌伏する龐統の前に徐庶が現れる。昼行燈を決め込む龐統の真意とは。赤壁前の密かな密談。
太平洋戦争末期のガダルカナルを生き延びた私に、「語り部」としての依頼がくる。自らの経験をもって、戦争の悲惨さと平和の尊さを伝えて欲しいと言われるが、私は躊躇する。私には、過去のあの戦いを「語る」資格はあるのか。
戦後70年が過ぎてもなお、一人の男に深く刻まれる贖罪と答えなき問い。
苦悩を胸にしたまま壇上に上がった男が語った事とは。
Webサイト「お姫様倶楽部Petit」で発表済みの作品を転載。
荒涼とした砂漠の果てに赴く兄。
昂然と彼に矢を放つ弟。
歴史に名を刻む「悪漢」の若き日を描く掌編。
男一度は伊勢と吉原、今回は吉原に関するお話です。
「魏武注に曰く、十倍ならば包囲し、五倍ならば速攻し、二倍ならば分断し、互角ならば巧緻に兵を用いてこれを防ぎ、劣勢ならば退き、勝算なければ戦を避けるべしという。大事な事は敵と己の力の差を知る事だ。さすれば自ずと取るべき道が見えて来る事であろう」
静かに兵書を朗読する声だけが部屋に響く。その声の主は青年にも思える色白の男で、正座する聞き手はまだ五、六歳と思しき子供である。だが静謐に聞き入っているという風ではない。もじもじと身体を震わせ、不安げに視線を泳がせている。
戦が終わった戦場での、ちょっとした邂逅。
以前サイトで連載していたものの再投稿です。
古代ローマもの。
尊厳者アウグストゥスの時代
前2年 ユルスとユリアの関係の発覚
ウミゾイの植民市コトウラ(2296-2567)に関する簡潔な報告。
忍び。
いまの我々とは、比べ物にならない身体能力を持っていたであろう人々。
時には、それに追われる者たちもまた……
異世界の騎士ヨシ・タツは魔王を倒すため、次元を越え日ノ本へ旅立つ。
辿り着いた先は燃え盛る本能寺だった。
そこで出会った三郎と裏切りの軍。
ヨシ・タツは聖剣エクスカリバーを振るい、本能寺を脱することを決める。
あれは昭和60年の夏のことだった。
僕はお気に入りのキンニクメンの消しゴムと共にお遣いに出かけていた。
その途中の自販機の受け取り口に置いてあったのはキンキンに冷えたオレナミンCの瓶。
僕が手を伸ばそうとしたその時……駆け寄ってきたのは一匹の白い犬だった。
※ この作品は「カクヨム」にも掲載しております。
歴史ネタを「朗読してもらう」ことを意識してまとめてみました。
本作はフィクションです。
神々の時代とわれわれ人間の時代をつなぐ英雄ヤマトタケルの最期を描いてみました。
橋本次郎衛門は、赤穂藩に仕官していた。が、浅野長矩が吉良義央に刃傷沙汰をおこし、浅野家が取り潰しとなったため、浪人に戻ってしまった。このとき仲間の藩士たちは主君の仇討ちを主張していた。彼は武芸が不得手であり、同時に親戚から婿養子の話も持ち掛けられていて、仇討ちに参加するか悩んでいた。
実家に帰る途中、鬼神の面をつけた不思議な老人に会い、上等な酒をもらい、相談に乗るという言葉を信じ、自分の悩みをしゃべてしまう。だが、老人は彼を小さい男と笑うばかり。怒った次郎衛門は老人を切ろ
うとするが、老人は消える術を使ため剣はかすりもしない。それが続いたため、仇討ちをあきらめかけるが、それを更に笑われ次郎衛門は再び闘志をもやし、同時に頭を働かせ老人に一太刀を当てようと考えを巡らせる。ついには酒を使った策をとっさに実行し面に一太刀を当てることに成功する。
次郎衛門はそれで、自分の望みは主君の仇討ちであり、またそのためには武芸の不得手を克服しなければならないことを悟るのだった。
折りたたむ>>続きをよむ 時間や社会に囚われず、幸福に空腹を満たす時、つかの間、彼は自分勝手になり自由になる。
誰にも邪魔されず、気を使わずものを食べるという孤高の行為。
この行為こそが現代人に平等に与えられた、最高の癒しと言え…ってストーップ!
クレーム来ちゃいます。
要するに、こんな感じのお話です。
「秋の歴史」を盛り上げるために「自分勝手になり自由」に二作を書きました。
あともう一作は来週の今の時間に予約投稿済みです。
坂上田村麻呂を輩出した坂上氏は東漢氏の一氏族です。
坂上氏が奈良時代に中央官人として興隆した一因は、平城遷都との関わりではないかと考えてみました。
サラッと読めるやつ②
小次郎とは何者だったのか?
今秘剣燕返しの謎が明らかになる。
灯台の下に暗がりがあることを知っていた。享保の頃、御家人の延之助と、許嫁のお園の話。二百石の家禄であった延之助は、その才覚が認められ、勘定所に、二百石、足高の上、勤めることとなった。
昭和30年代は良かったけど、今では禁じられた「遊び」とか「商売」とか「趣味」とは?
2B弾
紙巻鉄砲
カンシャク玉
この作品は2011年01月08日に「投稿小説TOTAL CREATORS」に載せた旧作です。
遥か昔。とある国に、双子の姫がおりました。
不幸を感じると、その不幸を感じさせた者に不幸を与えてしまう力を持つ姉姫。
幸せを感じると、その幸せを感じさせた者に幸せを与える力を持つ妹姫。
その力の所為で、姉姫には人が寄り付きませんでした。
ひとりな姉姫は知りませんでした。
自分の住んでいる国が戦にさらされ、負けた事を。
人質として敵国に差し出された事を。
何も分からない。そんな中出会った敵国の若殿。
自分の力の事を知っても受け入れてくれる若殿。
少しずつ認めてくれるその
家臣達。
いつしか姉姫は大切なモノを手に入れる。
そして知る。自分の最大の不幸。
※ ジャンルは『多分』で選んでいます。
※ R15、残酷な描写ありは保険です。折りたたむ>>続きをよむ難攻不落と言われたロシア・旅順要塞
奇想天外なアイデアが大好きだった長岡外史少将の発案でフクロウが攻撃に参加することが決まった。
さて結果のほどはいかに?
読み切り短編です。
文治五年、閏四月三十日――。
北の黄金郷・奥州、衣川館と呼ばれるその屋敷は、まさに敵が討ち入ろうとする、まさに直前。
源九郎義経は、妻である郷御前と娘と共に館内の持仏堂にあった。
逃れる事の出来ない最期の時を、どう生きるのか。
夫婦の今生の別れの一節を描いたお話です。
Twitterの「#歴創版日本史ワンドロワンライ」というタグで「緑」をテーマに書かせていただいた掌編になります。
(※毎度そうと言えばそうなのですが、今回歴史の捏造がかなり激しいです)
ガラス張りのお店かな?
このはなしは大阪夏の陣の戦いの一つである道明寺の戦いについて書いてます。
史実を基本としていますが分からないところは想像で書いてます。
感想、間違い等お願いします。
エフェソスのアルテミス神殿は、ギザのピラミッドに並んで、古代世界の偉大な七建造物の1つに数えられました。その神殿での1日を、神殿の巫女の語りを通して物語として伝えます。
むかしむかし、大きな島にジョウ族とヤイ族という二つの民族が暮らしていた。ヤイ族はジョウ族を支配し、その歴史は長く長く続けられていた。
時は流れて、その大きな島に平等や人権といった概念が大きな島の外から持ち込まれた。
ネットサーフィンをしていた主人公は中国のネット掲示板で
日本の戦国時代は村同士の争い、と書かれているのを見てしまう、怒り狂った主人公はコピペ爆撃を行うがその途中で何者かの手によって便利な力を持って縄文時代の日本に飛ばされる
最初はふざけるなと思った主人公だが途中で天才的な閃きを思い付く戦国時代の日本の人口増やせば文句の付けようが無いくらいにパワフルになるじゃないかと
終わらぬ戦争。
鉄と火薬の臭いが入り交じる世界で生きる人々の物語。
少年の見た夢は、過去が垣間見える不思議な物語。そこで出会う彼女とは一体何者なのか。最後には、どんな結果が待っているのか。初めて短編を書きました。お気軽に感想をください。読者の方に満足してもらえますように・・・
太郎太刀は穏やかな時を過ごしていた。彼はかつて戦場にあった。
講談を文章にしてみた。
時は江戸時代末期、ペリーの来航の衝撃冷めらぬ江戸の街。風の強く吹く冬の夜に、あちこちから火の手が上がる。────家族を殺され、攘夷の只中を駆け抜ける青年の、始まりの話。
1921年4月3日。マンハッタンの最南端、バッテリーにある港で新聞記者のダニエルは間もなく汽船に乗って到着するはずのアルベルト・アインシュタインを、やや斜に構えた態度で待ち構えていた……
書きたいことを書いた練習作
昔書いた創作戦国。
勘助には忍者になった妹がいるという設定で書きました。
平安中期、中流貴族が国司となって地方で直面したトラブルの話。
無断転載、無断複製を禁じます。
織田信長の初陣を描写
小桃はクノイチとして江戸の市松家に潜入した。
成国建設第二事業部課長・韓候は、突然の解雇に驚愕を露にしていた。公開買付による企業乗っ取りの余波を受け、従業員の整理解雇が秘密裏に進められていたのである。労働契約法の及ばぬ時代、不当解雇に対抗する手段は限られていた。そして韓候は立ち上がり、同じく整理解雇の憂き目に遭った同士を集め、本社ビルに立て籠もって抵抗を始めるのであった。労働者の悲哀を描いたプロレタリア整理解雇アクションの超大作。城山サブローに「これでは毎日が日曜日だ」と感歎せしめた、あの日曜日のことを覚えている。作者
が裁判所に提出した訴状。そこに書かれた事実の断片を時系列に並べることで浮き彫りになった真実を小説化。しかし、裁判外での和解が成立し、訴えが取り下げられたことで真実が闇に葬られたのは誠に残念である。折りたたむ>>続きをよむ町の代筆屋として片隅にひっそりと店を構える私の元に女性が天にいる、亡くなった恋人へ贈る恋文を書いてほしいと依頼してきた。
そしてその晩から不可思議な夢を見るようになった。
ヘミングウェイのスペイン三部作に登場するスペイン製の小銃(突撃銃)、イスパノスイザ43小銃。
1940年代半ばから1950年代のスペイン軍を扱った小説、映画では、ほぼ必ずと言っていいほど、登場してくる名銃である。
実際、銃の専門家の間の評判も悪くない、というよりも、よいものであり、イスラエルがデッドコピーのローマット小銃を量産したことだけでも、その優秀さがうかがわれる銃である。
だが、実際には、スペインで量産こそされたものの、時の独裁者フランコ総統に嫌われ、少数生産
で終わったという悲劇の名銃でもある。
そのイスパノスイザ43小銃について、語ってみたい。折りたたむ>>続きをよむソビエト連邦共産党の秘書として働くイワン・ペトロフは、党や国家や指導者への忠誠や敬意を示し、自分の意見や感情や欲望を抑え、自分の人生や社会や世界に疑問や不満を持たないようにする。彼は常に監視されており、不適切な発言や行動があれば厳しく処罰されることを恐れる。彼はそれが正しいと信じており、それが幸せだと信じており、それが自分の人生だと信じている。彼は赤い星の下で生まれ、赤い星の下で育ち、赤い星の下で死ぬ。
首切り家業を続ける男がいた。
その男、今日も仕事故に、首を切る。
この作品はN高等学校「文芸とライトノベル作家の会」で行っている「地の文コンテスト」の作品になります。
詳しい説明はシリーズのこちらから→ https://ncode.syosetu.com/s8714f/
時に実権を握った男がいた!!
その男は大きくなる渦中において絶大なる力を握り、家の行く末を左右する決断をする事になる。
戦国武将の中でも現在に至るまでその名を轟かせる武将がいる中、ひっそりとその幕を閉じるものもいる。
そんな一人の武将の生涯。
三国志のターニングポイントとなった赤壁の戦いに勝利した劉備は、大きな岐路に立たされていた。
今後、どう進んでいくのか。そう悩む劉備の前に、再びあの男が現れる。
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体・地名とは一切関係ありません。
神薬についての考察 「神薬」という薬がかってありました。
私の長屋には、飴売りのおどけさんという人が来ていました。そんな彼に纏わる、暗い噂がちょっとだけ気になったりして。
鎌倉時代。
平安時代までは主に貴族に需要のあったおしろいは、武士たちにも広まっていく。
化粧もまた、武士の身だしなみのひとつ。肌もまた相手をはかる基準。
特に浅黒い肌を持つ者の多いとある家では、おしろいが大切な地位を占めており……。
The produced house does not have marks, either.
上杉景勝が影武者だった。
その昔、海賊達が腕っ節の強さで競い合った時代に二人の女海賊がいた。
二人の女海賊の物語。
戦争反対をしたため投獄されていた木村は、戦後の横浜で便利屋をしていた。友人となった飛田から仕事を持ちかけられ、火葬場からの骨泥棒に荷担する。アメリカ軍に見つからず、骨を盗まなくてはならず…。
※史実に基づいた、フィクションです。(完結済)
生きる意味を見失った新妻マリアは、傷付いた少女に出会い、その意味を見出す。
新妻マリアは両親や夫に対しても自分の意志を貫き通すことができない。嫌々ながらも同行した夫の儲け話では賊に捕まってしまう。夫を殺され、自分の死も覚悟したマリアは生きることを諦めるが、そこで一人の美しい少女に出会う。生きる意味を得たマリアは彼女を救いたい一心で絶対絶対の状況からの脱出を試みるのだった。
1943年、物量に圧倒される最強の零戦隊、ラバウル航空隊の戦いを描いた本当にあったかもしれない話
戦国時代のこと。
とある大名家の当主は、代々占いの名手とされてきた。それが当代においては、さほど高い的中率を見せず、その効果を疑うものも少なくなかった。
重臣の武蔵守昌義にとっても、占いに関して懐疑的な姿勢を隠せなかったが……。
戦国の世、一人の姫がいた。化物を使う姫が…
夜の屋内で、一人酒を飲む男。
その傍らに、一人の美女がやってきた。
美女の正体は、これまでにいくつもの国を滅ぼす原因となってきた九尾の妖狐だった。
1911年。ベルギーに住むとある少女は、日本人画家児島虎次郎にモデルを頼まれる。
日本のことを知らない少女に、児島は日本のことを話して聞かせる。
1940年、ハンガリーの山地、そこの一つの洞窟に変化があった。そこは混沌に満ちた異世界につながった。そこから始まった世界に広まる混乱の中でドラゴンを狩るために戦闘機に乗った一人の男が語った思いをここに記す。
家族の食い扶持のために置いて行かれた娘と、居合わせた狼の話。
※自サイトからの転載。
旧題「小夜話。」
架空戦記創作大会2020秋 参加作品です。
お題2の一式戦「隼」が日本以外で活躍する架空戦記です。
将軍の影として育てられたお美耶の仕事と幸せを、ひとつの害を暴きながら追及していく話。
川柳で詠む
華の忠臣蔵
浅野内匠頭、江戸城中松の廊下で刃傷
平安時代、暦が庚申の日は夜明かしをします。眠らぬように工夫をするのですが、そこで語られ、起こった奇怪な出来事です。藤原道長のご先祖やきょうだいに関する話。
無断転載、無断複製を禁じます。
気が付いたら二宮忠八の息子になっていた。
二宮忠八。史実では結局動力飛行を実現できずに夢破れた人だったが、俺が少し入れ知恵したら、周りも動き出して、飛行機飛ばしてしまった。
歴史を変えてしまった訳だが、これからどうしよう?
大阪夏の陣ののち、江戸に戻った千姫の話です
平山清記は、夜須藩御手先役という刺客である。その清記がとある公卿を暗殺し、その逃亡中に雨に降られ祠で雨宿りをするのだが――。
「天暗の星」の後日談ともなる、伝奇時代小説。
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体・地名とは一切関係ありません。
※この物語は、「風説百魔草紙」と題した伝奇時代小説企画の作品群です。舞台は江戸時代ですが、オリジナル解釈の江戸時代ですので、史実とは違う部分も多数ございますので、どうぞご注意ください。また、作中には実際の地名が登場しますが、
実在のものとは違いますので、併せてご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ井原西鶴『男色大鑑』を参考にした、若風俗の作品 その五。
この作品は「小説投稿サイト ノベルアップ+」にも掲載しています。
西暦にして26年。
漢王朝を復興させた、後漢初代皇帝の光武帝・劉秀。
ある日、彼が突然「泰山に行く」などと言い出し、臣下で学友でもある朱祐は……。
自サイト「若竹庵」(http://junhanon.konohashigure.com/index.htm)からの転載小説です。
※その場のノリでカタカナ語を使っている事があります。
遥か昔、極西より伝来した催事『伴連大殷(バレンタイン)』。
それは脈々と受け継がれる内に、この国独自の変化を遂げていった。
それは絆の儀であり、血の儀である。
かつて師に伴連大殷を挑み、その命を奪った隻腕の武者「有馬」。
そして有馬に父を殺され、その復讐に全てを注いできた美麗の武者「守輝」。
有馬に『刀』を打ち、その姿を見守る少女「くりおろ」。
三人が集まる時、因縁の戦いが幕を開ける。
―――――――――
バレンタインってことで何か書こうかなぁと思った末の小話です。
バ
カだなーと思いつつ笑って貰えれば幸いです。好評なら展開あるかも。作者はチョロい。
あー……俺も幼馴染系美少女に「えへへっ、アンタどうせ貰えないだろうし私があげる♪ お返しは三倍で!」って言われながら手作りチョコもらいてぇなぁ。折りたたむ>>続きをよむ秋季限定の投稿企画「秋の歴史」で、今回のテーマが「食事」ということで、書いてみました!
江戸時代が好きな私の、小さくて甘いお話です。
その夜一人の遊女が廓抜けした。
この話は、pixivに投稿した作品を一部改編したものです。
戦艦安芸。
起工当初は世界最大の戦艦と言われた。
しかし弩級戦艦の登場により、時代遅れの準弩級戦艦となってしまう。
1度も連合艦隊旗艦となることもなく時は流れ、同僚が次々に居なくなっていく中、彼女にも最期の時が迫っていた。
真っ白で綺麗な狐を拾ったら、狐が喋りだした。
自分は、安倍晴明だと。
全く信じないまま2ヶ月モフり倒した男は…。
日月護身之剣を巡り、役小角の呪力のせいで己の霊力が暴走して狐になってしまった晴明とモフりにより霊力を鎮める鍛冶師のほのぼのとしたお話です。
かつて、日本海機械工業という会社が活躍しました。
たぶん日本最初のカブキに思い至ったのです。
今回もまた仮説です。
前回の外科手術の時のように、神話に記されている内容への違和感に対して、真剣に語ってみます。
根拠などは特にない推論です。
でも、ヒーローはヒーローであってほしいと思うのです。
九州大学文藝部2021年度初冬号の作品です。カクヨム様にも掲載しております。
王陽明。
中国の明(1368~1644)時代、当時の儒教の主流派である朱子学に対し疑問を持ち、命をかけた思索の末、「心即理」という自身の心はそのまま真理そのものであるという学説を打ち立てた。
そして彼の言行を集めた「伝習録」の中にある、陽明の最初期の弟子である徐愛との関わりを、少しばかり描いてみました。
※他小説サイト「カクヨム」と重複投稿をしています。
金造の仕事は、銭と米を集め、兵と共に動かすことだ。
だが自前の補給部隊を持たない新興武家の明智家では、米は動かしようがない。
出陣を前に、金造は寺社へ軍勢の宿泊と兵糧の手配を依頼する。
ある武士の手記1!
新選組が題材となっていて、主人公は齋藤一!