SS広場 童話
長い年月が過ぎた物や強い想いが込められた物には、魂が宿って勝手に動き出すというお話を、きいたことはありませんか?
実は、世界中にそんなお話はのこっているのです。よくあることなのです。
だから、チカちゃんのユキダルマが動き出しても、よくあることなのです。
人が誰かのために御祈りしたその願いを核に集合したユキの結晶体
雪だるまは、ユキダルマンになりました。
「冬の童話祭2015」参加作品です。
タマは醜いネコである。
声も気味が悪く不気味だった。
だから誰からも嫌われていた。
本人は気にしてないがっ!
お母さんの変態じみた魔の手から逃げ出すタマ。
昔々ある所に、意地悪な老人がおりました。
あまりに意地悪なので、死んだあと地獄行きになるはずでしたが、
閻魔様からある提案を受けて……?
いつも独りの寂しがりやな魔女。
ある日彼女は一人の青年と出会う。
昔々あるところに住んでいた女が川で洗濯をしていたところ、桃がドンブラコと流れて来たので女はこれを持って帰り、芝刈りから帰ってきた夫と共にこれを食した、そんな話。
ある雪の夜の事、赤々と暖炉の燃える部屋の中で老婆は少年に語る。
「本当の物語」のお話を……。
むかしむかし。とある村で殿様から、土のうを作るよう命令が下された。
報酬は破格。けれどもその土のうには厳しい条件が課せられ、それに満たないものは弾かれていった。
更に作った土のうは、堤防作成に使われるわけでもなく、屋根の上へくくられる。
5日の間、そのままで過ごせというお達しだったけれど……。
大きなうずまきを描いて、みんなで遊んだよ!
ママの誕生日にプレゼントをしようと考える男の子のお話です。
高熱に侵されたリトが、初めて見た流れ星に願ったこととはーーー
京・栂尾高山寺の、明恵上人と寺男の三郎、与一の茶農のお話。三郎は茶づくり名人だったので、そのやり方を盗み見てやろうと思った与一だったが、茶畑での手入れ方法は、自分と何ら変わらない。しかしある年、普段通りに管理した与一の茶畑は、八十八夜の茶摘み前、茶の木が次々と枯れ出し、収量も品質も最悪だった。
枯れた茶の木を抜根したり、残った茶の木を剪枝して茶畑の再生をしていたとき、手伝いで来ていた村の者が、なぜ枯れたのか、残った茶の木も、なぜ勢いがつかないのか、その理由を申し述べた。それ
は実に単純な理由で、そんなことで茶の木がタメになるのか、と与一は驚いた。
次の日、自分に意見をしてくれた男とは会えなかった。その男は、三郎の畑に据えられた茶畑地蔵だったにちがいない、と与一は思い、自らもお地蔵をつくって、お地蔵の大地の力を念じて再生作業をし、茶畑を復旧させた。古典的な因果応報、自業自得、勧善懲悪系のお伽話。
文末に【教訓】をつけた。折りたたむ>>続きをよむ 開けぬ夜が続く海の上、新天地を求め飛び続ける鴉の前に一人の男が現れます。不思議な雰囲気を持つ男に惹かれ鴉は彼の旅に同行することになりました。
これは夜の海を進む一人の男と一羽の鴉のお話。
今日はミオお嬢さんの誕生日
お母さんと一緒に飾り付けをしていましたが なんとロウソクを買い忘れてしまっていた!
ミオは自ら初めてのお使いに挑みますが道中でハーメルンに遭遇
展開は予想外の方向へ……
天狗の不思議な力を学ぶ『天狗の学校』の日常をとおして、生徒の子天狗たちが成長する過程を、ヒューマン的に描いたもの。
先生の大天狗は、子天狗たちの独り立ちにおける、大切な考え方を子天狗から引き出し、自らが学ぶ姿勢を促している。
作品における言葉遣いは、仏法の修行に近いものを、分かりやすく表現した。
ツチノコ柄の湯たんぽの にょろろ は、心を込めて持ち主の美香さんを暖めていた。
それも春が来れば、次の寒くなるまで引き出しで眠ることになる。
はずなのに、まだ秋も来たばかりの頃に引き出しから乱暴に出された。
あれ?美香さん。風邪を引いたんだね。
僕と、もう一人のツチノコ湯たんぽの にょろり と共に美香さんの熱を冷ますべく頑張った。
とある王国の国王と王妃様、そしておせっかいなお世話係のお話。
宙クジラのイサナは夢の中の音楽会で歌を聴いた。それは1000年前の海クジラの歌だった。
この作品は「冬の童話祭2024」の参加作品です。テーマは「ゆめのなか」
私はサクラ。桜の木。
聞いて聞いて、私の話。
※部活の作品より
大人版シンデレラ風のお話、書いてみました。
きつねさんはいいました。
「ごめん、なさい」
努力をしていてもそれが実るとは限らない。
けれども、結果が必ずしも伴(ともな)わないことがあっても、芽は出るし、それが誰かの目に留まる。
……だからぼくは、その姿に惹かれたんだ。
あるところに、春・夏・秋・冬、それぞれの季節を司る女王様がおりました。
女王様たちは決められた期間、交替で塔に住むことになっています。
そうすることで、その国にその女王様の季節が訪れるのです。
ところがある時、いつまで経っても冬が終わらなくなりました。
冬の女王様が塔に入ったままなのです。
辺り一面雪に覆われ、このままではいずれ食べる物も尽きてしまいます。
困った王様はお触れを出しました。
冬の女王を春の女王と交替させた者には好きな褒美を取らせよう。
ただし、
冬の女王が次に廻って来られなくなる方法は認めない。
季節を廻らせることを妨げてはならない。
~~~~
塔を舞台に季節の変わり目ごとに女王たちは競い合う。
しかし、新米の春の女王様は冬の女王様が怖くて挑めないでいます。果たして、彼女は無事冬の女王を打ち倒し、春を到来させることが出来るのか―――!
※死人とかは出ません折りたたむ>>続きをよむゆきという女の子は、うどんが大好き。今日も、おじさんに誘われて、うどんを食べに出かけました。ところが……
働き者の少年が、沢山の童話の世界を冒険する話。
小学生だった時のこと、僕は常軌を逸した泣き虫だった。
感情が高ぶっているわけでもないのに、ちょっとした拍子でボロボロと涙が出る。「男が泣くんじゃない」って、親にもかなり叩かれた。
ならば言い訳を用意する。
学校帰り、僕は泣くことのカモフラージュのため、目薬を買いにいった……。
タイトルそのまま、
少女に恋した風の物語です。
絵本風に書きました。
ホワイトライオンと僕の、不思議な出会い。
海の童謡を歌ってる所が、最高に諦観出てていい。
むかしむかし。
さほど実りが良くなかったその年は、農村の子供たちにとって、物足りない食事を提供することになった。
とある少女も同じで、空腹を覚えながら横になってみると、何やら不思議な夢を見て……。
電気が無い頃の昔話。
そこは海の無い内陸の国。
山に囲まれた国は夏はとても暑くなる。
ある日、王様が国民におふれを出した。
『おいしい冷たいデザートを作った者にほうびをだそう』
その国の人たちはどんなデザートを作るのでしょうか。
霜月透子様のひだまり童話館『ふにゃふにゃな話』参加作品です。
別の小説『胡桃ちゃんの人形劇』等の登場人物がでますが、旧作を知らなくてもお楽しみいただけます。
童話のおばあさんの方がヤンデレだったらこうなる。
確かな物が尊ばれる昨今の世の中で、形のない贈り物についてのお話。
三匹の子豚のその後の話。
負傷兵二人が敵の陣地へ迷い込むとか、そういう物語です。
幼い頃兄と一緒に祖母と遊んだ納屋。
赤い花びらに誘われて久々に中に入ったら、埃をかぶった箱を見つけました。
中には懐かしい思い出がつまっていました。
花咲か爺さんの焼き直し版
むかしむかしのこと。とある村が一夜にして、人、家畜、家屋のいずれも残さずに消え去った。
外に出ていて、生き残っていたその村の住人は、覚えている限りのことを話し出す。
それから少しして。
かの村があった場所からやや離れた漁村で、少年はおかしなものを見つけることに。
しっぽのない恐竜が、おもちゃ屋さんを探し回るお話です。
お釈迦様の元にやってきた魂は、とても美しく綺麗な「花の魂」
どうしてこんなに綺麗なのか気になったお釈迦様は、花の魂に仕事を手伝わせる事に…
薔薇の茨で檻された白く輝く塔の上にお姫様と骸骨はおりました。
たっくんのおうちに、あかちゃんがやってきました。妹のメリちゃんです。たっくんはお兄ちゃんになったのです。大人はメリちゃんをかわいいって言うけれど、たっくんはそうは思えません。おまけにお兄ちゃんは、静かにしたり、我慢したり、いいことなし。メリちゃんはたっくんの髪の毛をひっぱっても、怒られません。――そうしてたっくんは、お兄ちゃんをやめたくなっていくのです。
新米お兄ちゃんやお姉ちゃんとなった子どもたちの複雑な気持ちを丁寧に綴ってみました。
霜月透子様と鈴木りん様による、ひだ
まり童話館「びりびりな話」参加作品折りたたむ>>続きをよむ物語の登場人物がひどい目にあったり、いやな思いをしたりするのを見るのがきらいだから、物語がきらいだと言う男の子。
読んでみるまでその物語が『登場人物がひどい目にあったり、いやな思いをしたりする』話なのかどうかも分からないからという理由で、物語そのものをきらっています。
男の子は、物語がきらいなまま成長していくのですが……
一人称視点で書かせて頂くのは初めてです。読んでもらって、何かを感じて頂ければ幸いです。もっとも、この男の子のような人はそんなにいないでしょうが。
7歳の男の子リクくんと雪の妖精パトリシアによる、ちょっと不思議な冬のお話。わけもわからず、しんしんと降る雪にドキドキした、幼いころの気持ちで読んでもらえると嬉しいです。
岩手の遠野市内に住む ある親子の不思議な体験
蜜柑が食べられるまでの心の葛藤
則之は脳腫瘍で死んだ妹、則子の持っていた赤いドラゴンのぬいぐるみを大事にしていた。ある日、則之は不思議な夢を見る。
if白雪姫が、七人の魔法使いに守られたら、幸せになれますか?〜
ある日王さまが亡くなり、心を閉ざしたお姫さまによって森は雪で覆われた。
困り果てた人々は、どうにか雪を止めようと世界中から選りすぐりの料理人を呼び、お姫さまの好きなお菓子を作らせた。
しかしお姫さまは笑わない。
そこで森に暮らす動物たちは、雪で何も実らない森でそれぞれが残していた材料を少しずつ持ちより、お姫さまのためにあるお菓子を作った。
それはかつて慕っていた王さまが教えてくれた、魔法のようにおいしいお菓子だった。
お姫さまは無事笑顔を取り戻し、これからは自分がみんなに笑顔
の魔法をかけていくのだと誓った。折りたたむ>>続きをよむうさぎのたいせつな、「なわばりのしるし」。それなのに、家にやってきた新入りのアイツが……!
西の最果ての森に住む、孤独の魔女と呼ばれる女性。彼女が拾った子どもは……?
※Twitterでタグにある#魔女の集会で会いましょう
に乗っかりましたノ
よく見ると、道とか公園とかには何の役に立つのかわからないものがたくさんあります。それは、ひょっとしたら正義の味方の秘密装置かも。
ある丘の上に一本の樹がぽつんと立っていました。
ある日一人の女の子が自分のもとに根本で泣いていました。
樹は女の子を慰めるために花を咲かせ女の子を喜ばせました。
その日から樹は女の子にとっての居場所になりました。
樹と女の子の少し変わった関係性
あなたには自分が変わってしまっても変わらずに待っていてくれる人はいますか?
純愛? 青春? もういいよ、そういうの。そう思っている読者にオススメの恋愛小説。鎌倉を舞台に繰り広げられる悲恋物語。 少し堅いですが読んで頂けると幸いです。
ぼくはイスだ。たぶんパンダの顔をしている。だってみんながそういうからさ。ぼくにとって特別なのはルミちゃん。こないだちょっとした事件があったんだ。※「カクヨム」併載
童話企画の『先生と僕』の続きです。
まぁ間に合わなかったので、関係ありませんがね。
かのんちゃんとお友だちのみなみちゃんは、原っぱできれいなラッパを見つけました。
そのラッパは、なんとミューズの魔法のラッパだと言うのです。
いったいどんな音がするのでしょうか。
むかし、むかしのおはなしです。
すごいどうでもいい短い話。
『すごいどうでもいい短い話。』としてシリーズ化。不定期更新。
やんちゃな五つ子は、じぶんが いちばんだと、ケンカばかり。
あたまを なやませた おかあさんは、ある めいあんを おもいつきます。
はたして、それは、めいあん なのでしょうか?
「おうさま」と「けらい」、そして更にその「けらい」・・・
こんなことが、もしかしたら、あなたの近くにも・・・
冬の童話祭2014に投稿した作品です。
冬の家の、小さな小さな物語。
ご近所ニャンコとワンコのおはなし。
当作「百合色横恋慕」より、主人公の2人をアニマル化してみました。
世界一の王様と本物の宝のお話。
綾乃は魔法使いになりたい小学生だ。
しかしクラスメイトのユリは魔法使いなんていないと言う。
授業参観で発表する作文のテーマは大きくなったらなりたいもの。
なんとか魔法使いの存在を認めてもらいたいと思った綾乃は・・・
酒場で賭けポーカーに興じている胡散臭い男が、対戦相手を前に、一つ面白い話をしてやると切り出す。
カードを配りながら、不思議な話を語り出す男。
その内容は、かつてその街にいたという、有名な天才イカサマ師にまつわる話であった。
冬童話2024とラジオ大賞5に投稿する予定だったのに59分に完成して間に合わなかった男女の友情の物語。
何処にでもある、とある農村。
ひとつ違うのは、村の近くにそびえ立つ巨大な塔。
小さな頃から塔を見て育った村の少年アザム。
15歳になったアザムは塔に登る決心をする。
仲の良い兄妹ヘンゼルとグレーテル。
グレーテルの事が心配なヘンゼルは色々な手でグレーテルを守ろうと奮闘する。
サバンナに捨てられた猫と、友達のキリンの話。
小学校時代の僕は、卒業という概念が苦手だった。
慣れ親しんだ環境とも、仲が良かった仲間とも別れて、新しい場所へと入っていく。でもそこが、前より良い場所ではなかったら……?
そう思うと、先へ進みたいとはなかなか思えなかった。
やがて卒業を前にした、大掃除を迎えた日。僕は涙を見ることになる。
ひとりぼっちのテンとばあばの物語です。
ある日、三人の姉妹は弟の秘密の日記帳を見つけた。
7色のしずくの妖精さんたちの物語、です。
☂このお話はひだまり童話館・霜月透子様・鈴木りん様主催『第27回企画 開館7周年記念祭』企画参加作品です!
☂「7の話」をテーマにしました。
風の強い夜、金庫破りの泥棒が目の見えない夫人の家に泥棒に入ります。しかし、その家の金庫は壊れていて、すぐに開けることができません。そこへ夫人がやってきて……
「ねぇ、ママ。ドーナツの向こうには何があるのかな」突然、そんな疑問が浮かんだ。「でも、ドーナツの穴をのぞけば向こう側が見えるじゃない? サラが考えてるのはそれじゃないの?」ママの問いに、サラは首を振る。そして、ドーナツの向こうがわにあるはずのドーナツの国を探しに行く。さて、サラはドーナツの向こうがわに何を見るのか?
あるところにひとりぼっちの妖精がいました。
いつも一人で寂しい思いをしていたその妖精は、人間と仲良くなりたいと思っていました。
そんな時、ひとりぼっちの寂しそうな女の子を見つけました。
妖精は女の子の持つぬいぐるみに入って女の子と仲良くなりました。
しかし、彼女のお母さんに捨てられて二人は離れ離れになってしまいます。
クラスで。
イジメられている訳では無いけれど、空気みたいな存在の僕。
思うような自分になれない、僕の一日が今日も終わる。
そう思っていた。
不意に聞こえたある音を耳にするまでは。
その瞬間から。
僕の、世界観が鮮やかに変わった。
そんなある日のお話し。
マサト君は両親とともに動物園に遊びに行き、一人になると「立ち入り禁止」の森に入ってみます。そこは逆さ虹の森。動物たちと話せる不思議な森でした......。「冬の童話祭 2019」参加作品
森のはずれの立派な大木、いつの間にか、みんなが住みつきます。やがて、嵐がやってきて──。
☆短編小説サイト【セカイのカタチ】/童話館【ぐるぐるの森】からの転載です。
クリスマスの朝に来た新しいお友達との話。
5つになった小春に妹が生まれました。
こどもは元々は神様の宝物だったと聞いた小春。
そして小春は思います。
私も神様に宝物を贈ろう、と。
この赤い雨で、何もかも全て変わってしまった。
僕たちの村ではね、、、?
昔から言い伝えがあって、、、!!!
何百年に1回、不思議な雨が降るという言い伝え、、、。
その雨は、赤い雨らしく、、、。
大人はみんな子供に返り、子供はみんな大人になると言う雨なんだ、、、!
雪の妖精と盲目の少女の物語
ある川のほとりにカメの親子が住んでいました。母一人、子一人のふたり暮らしです。お母さんカメは息子のカメ吉に、将来、いい暮らしをさせようと、小さいころから勉強ばかりさせていました。カメ吉は小さいころからお母さんに「いま勉強しておけば、将来きっと幸せに暮らせるからね」と教えられてきました。そのため、勉強することがある意味正しいことだと思っていました。
トンボが海を見に行く話
この作品は「note, カクヨム」にも掲載しています
夏祭りでうかれて、あゆはおこづかいをほとんど使ってしまいました。暗い顔をしているあゆに、シルクハットをかぶったおじいさんが声をかけます。『手品の館』という屋台の店員さんらしいおじいさん、あやしいと思うあゆでしたが……。
ヘリコプターになりたいぬいぐるみのこぶたくんのお話です。
不思議な世界の、不思議なお話。
エレンはおっとりした少年で、同い年の子にいじめられる事があります。
そんな時、助けてくれるのは、幼なじみの女の子リリーでした。
ある日エレンは、リリーに伝えたい事があって、彼女を林へと連れ出します。
ぼくは
ずっと
やくたたずの、子って
よばれている
不思議で素敵な恋物語。
いつも一人でお留守番しているたーちゃんという男の子がいました。
そのとなりにはヌイグルミのオトちゃんがいて、たーちゃんは寂しくありません。
ふたりでおままごとやお絵描きをしていました。
ある時、たーちゃんがお昼寝していると、どこからかパタパタと可愛らしい足音が聞こえてきて、のぞき込んでみるとオトちゃんがどこかに行こうとしています。
たーちゃんはオトちゃんについて行って、とっても不思議な世界に向かっていくのです。
仲間とはぐれた白鳥が、写真家の男の子と出会うものがたり。
《神様》と少女の物語
『色のない世界』で生きる少女は『魔法使い』の少年と出会った。
もう二度と開けない夜と、かわいそうな二人の話
『幻の彫刻家』が呼び出されたのは、とある国の王城。そこで女性の彫像に瞳を彫り込めと依頼される。友人を人質に取られた彼女は仕方なく依頼を受けるのだが、その像にはある過去が秘められていた。
ここは逆さ虹の森。
ここに住む動物達はみんな仲良しでした。
猫と兎と鼠のすれ違い
ものものしくない、しろくま
突け! ヤツよりも速く!
恵方巻きは海苔業界が海苔を普及させる為に作ったらしい。
ならもしかしたらこんな話があったかもしれない。
スーパーの恵方巻き宣伝を聞いて考えたお話です。
異界に住まう麗しき紫の君と人間の若者の、雪をまじえた切ない恋の物語。
霜月透子さん主催されるひだまり童話館「さらさらな話」参加作品です。
会議のための早出勤。
乗換駅で待っている途中、僕はそれに出会ったんだ。
選手権のうわさを聞きつけたのは、つい最近のことだった。何でも街の大富豪がお金を持て余し、貧しくも健気に暮らしている人々にささやかな資金援助を行っているらしい。その資金援助を受けるためには、大富豪が開催する面接試験に合格しなければならない…そんなうわさだった。
ほんの些細なことが、取り返しのつかないことになることもあります。そんな教訓の後味の悪い童話です。
昔々魔法の使える王女様がいました。
魔法をつかってさんざん悪い事をした罰として人形の姿にされた王女様は、ある日であった少年とともに、同じ過ちを繰り返そうとしている国を変えるために立ちあがるのでした。
宝くじに当たるには。
美しいけれど心の冷たいお姫様と、
貧しいけれど心優しい召使いの女の子が、
幸せになる話です。
生まれ月、仲間達と違う色を持って生まれた海月のぼうや。揺らめく水面の天井のように歪んでしまった認識の先で見た物に、見出だしてしまった救いの正体とは。
この作品はピクシブにも投稿されています
人の心は、ほんのちょっとした事で傷ついてしまうことがある。それが子どもの頃の事であればなおのこと。
けれど、その子どもの頃のちょっとした事が、心の傷として残り、そのまま大人になってしまう人もいる。
そんな人たちはいったい、どうすればいいのか。
これは、そんな幼い頃のトラウマに苦しみ、それを抱えながら生きてきた独りのおじさんが、ふとした出会いにより救われる、救済の物語。
森で暮らす男が彫刻を作るお話。
まーくんのおうちでは、毎年、干し柿を作ります。
まーくんは、干し柿があまり好きではありません。
小さな国に、テディーベアを生業とするレーシャの物語。
平和に、暮らしているレーシャの国が、ある日戦争になりました。
レーシャのが、10万個目のテディーベアを作り終えた時、
テディーベアの神が、現れました。
大好きなぬいぐるみ・ゆめたんがいなくなってしまったけれど、生きていけるのか……!
舞衣の成長物語。
歩いていると、フユちゃんが起きてみると、お母さんも友達も街中も凍っていました。
これはそんなフユちゃんの不思議な1日の物語です。
季節巡る国の童話。公式テーマを利用した童話です。
真珠貝のはなしです。
今年の春はなかなか来ません。トムは寒いのが苦手です。だから、春を探しに行くことにしました。
絵本の文章を意識して、声に出してテンポ良く響けばいいな、と書きました。
冬の童話2017参加作品。プロローグ使用です。
ある夜のこと。
星の子は空から落ちてしまいました……。
※ひだまり童話館「さらさらな話」参加作品
小さなお寺に小僧さんと二人で住む和尚様の前に、二人の夫婦が般若の面を持って相談に来ました。一見気味悪く怖いと思う般若の面。和尚様は一晩預かることにしました。
あるところに美しいが高慢な女がおりました。女は求婚に来るものを何かと理由をつけて突っぱねていたのですか、それにはある理由があったのです。
「わたくしの、わたくしだけの王子様が、いつか見つけてくださると信じているの」
くるみ割り人形 あなたが知らない本当の「くるみ割り人形」というメルヘンの真実。 そして、映画化版 2009年版 2015年版 2018年版 の、極私的な映画レビュー
寒い季節、少年は雪のような少女に出会う。ふわりと舞って、いつしか消える、幻のような存在は心を惑わす。
脆く、浅はかで、小さな世界を心に残す子供の時代、幸せはどんな気持ちがするのだろうか。
『冬童話2017』……に参加しようと思って書いた作品。表明無いとダメなのですね(^_^;)
あなたは誰かの子であり、兄弟であり、よき友人だった。
君が君でないだれかになってしまったとき、君を見つけてくれるのはだれ?
あなたの探しものはなんですかー?
冬の雪が降りしきる中にポツンとたっている一件の家。
この『探し物の家』はあなたの探しているものを見つけます。
あなたが本当に探しているものは何でしょう?それもきっと見つかるでしょう...。
とある街に、正義感に篤い青年がいた。ある日、街にやってきて悪逆の限りを繰り返す怪物に青年は立ち向かい、ついに退治することに成功するが。そんなお話。みんな大好き勧善懲悪ですよ。楽しんで読んでくださいね。できれば感想とかください。
むかしむかし、薩摩の国で大飢饉が起こり、下級武士の家に生まれたヘンゼルとグレーテルは口減らしのために森に捨てられてしまいました。その森で二人は魔女に出会い……
ここに、心を覗けるメガネがあります。さあ、一緒に使ってみましょう。
青い小鳥と一人の少年による、聖なる夜の物語。
喘息の療養で伯父の山小屋を訪ねたケンスケは従姉妹のナツミとほこらを見に行って・・少年の不思議な冒険ストーリーです
歌が大好きなコマドリさんと、いじわるなリスくん、そしてカエルくんの話
あるところに小さな稲荷神社がありました。そこには小さな二体のきつねの像が守り役をしていました。
おじいさんとおばあさんによって産まれることができた赤ちゃんは、ももたろう と名付けられ大事に大事に育てられてきました。
ももたろう が12歳になった頃、鬼が各地を荒らしていると聞き、悪い鬼を退治する旅に出ることを決意します。
おじいさんからは、立派な拵えの刀と羽織と不思議な袋を。
おばあさんからは、大好物が詰まった重箱と笹の葉に包まれたきびだんごと竹の水筒を。
それぞれ受け取り旅に出た ももたろう。
けなげなしゃべる犬に出会った ももたろう は、犬の願いを叶
えて仲魔を得ることができました。
……さて、今回は、何と出会うのでしょう?
『ももたろう ~旅立ち編~』の続きになります。
折りたたむ>>続きをよむ私が幼稚園児だったころ。
かくれんぼの最中に、不思議な痛みに襲われた。
まるで全身を締め上げられるかのようで、特に頭の痛みがひどく、つむじから血が出るかと思うくらいの熱を感じた。
病院で検査をしてもらったところ、頭をはじめとして異常はないと判断されたけれど……。
動物園で生まれたぼく。空に見えたのは虹。檻の中で、リスさんやクマさんやアライグマさんと一緒に生きています。
動物たちが暮らす森で、ゆる〜いレストラン経営をするカバのハマさんが、新メニューを作り出すまでの奮闘記。
昔昔ある所に、黄金の湖がありました。
清らかな湖にいつからか住んでいたのは、黄金の小魚なのでした。
決められた道筋。
貴方はそれを楽だと思いますか?
それとも、つまらないと思いますか?
新・現代版ももたろーです。色々とリアルです。
黒猫ミーネのお話です。
遠い遠い昔の話。
愛とは呪いよりも恐ろしい。
神話的な童話的な人魚姫的なものを目指した駄作デス。
ヘビが口から子供を産んだというお話です。母から聞いた本当の話をもとに書きました。
ヘビが銃弾を受けるというのも、本当らしいです。
冬になって雪が降り始めると、おばあちゃんが話してくれたよ。一人で遊んだらいけないって。雪ん子たちが悪さをするからって…。
犬型ペットロボットのハローはかいりちゃんといつも一緒。
毎日毎日ボール遊びやおいかけっこで遊んでます。
ところが、突然かいりちゃんがハローの前からいなくなってしまいました。
かいりちゃんの声が聞こえない。
いつまでも待ち続けるハローに、かいりちゃんの声が聞こえてきました。
これは、昔々のお話。
狩人と狼、二人の物語。
「ミラン、もうお前は用済みだ。城から出ていけ!」
ラフラン王子が私を指差して言う。
「どうして?」
私は聞いた。
「お前のような庶民で美しくもない女が、私の妃になれると思っていたのか? 浅ましい」
私は王子と結婚したい訳じゃないのに、罵られて嫌な気分になる。
「私の妃になるのは、このマーガレット・ミルクス侯爵令嬢だ。聖女になった彼女がいれば、お前など用はない」
「ごめんなさいね、ミランさん。私の方が後から聖女になったのに、ラフラン様に選ばれてしまったわ」
銀糸
の髪を手で巻き王子に隠れるように話す彼女は、私にしか見えないように微笑みを浮かべていた。
美しい紫紺の瞳が揺らめいて、とても綺麗な瞳からは涙が溢れた。
「ああ、マーガレット様はなんてお優しい。こんな庶民にまで慈悲を与えるとは」
「まるで女神だ」
「本当にお綺麗だわ」
そんな声があがり、私は諦めて城を後にした。
また駄目だったのかと、彼女は呟いた。
折りたたむ>>続きをよむきっとあなたのそばにいる、犬の話。
私は100年先の未来からやってきたの!
___私は、未来からやってきたのよ!
しかも? 100年も先の未来からこの時代にやってきたわ!
冬の童話祭2019のために書きました。
けど、また文字数が足りませんでした。
内容もイマイチというか、…あんまりです。
とにかくこれはこのままで公開します。
小さな町に引っ越してきた二つの家族。
やがてそれぞれの家族に孝治くんと幸子ちゃんが生まれ。
二人は成長して幼稚園に通います。元気な幸子ちゃんと無口な孝治くん。
孝治くんは男の子たちがこわいのです。そんな孝治くんに幸子ちゃんは、あるおまじないを唱えるのでした。
子どもの日常はどんな些細なことでも童話になるのではないでしょうか。
ある少年の日常の断片…
試験勉強を一休みした彼に訪れるものは一体誰なのか…
メリクは勇者の剣を携え、今日も平和のために戦う。
うさぎ年のお正月。大神様のお屋敷では神様たちが宴をはじめました。
そこで、主役のうさぎの神様から、ぼっちな女神様がご利益をもらうお話です。
「オオカミが来たぞー!羊を襲いに来たぞー!!」今日も傲慢な美少女は嘘をつく。
そんな少女の前に現れた少年は...。
(この作品はTwitterのアカウント名「メンタイコ」TARAKOTYAU)からでも観覧出来ます。
むかしむかし。あるところにとてつもなく高い塔を作っていた村があった。
彼らの目的は神様に会うこと。しかし、塔をどこまでも高くして、天へ向かおうとしたのではない。
この世は常に、膜に覆われている。それが村の言い伝えで、これを破ることによってのみ、神の世界に触れられる。
そのためには高所よりの落下。なおかつそれから生き延びる必要があったとか……。
童話『赤ずきん』に出てくる可愛らしい少女・赤ずきんがもしもサイコパスだったらどうなるか。このお話は、それを実験的にやってみたものです。
江戸時代末期の頃。
42歳の厄年を迎えた男は、新年からついていない。
仕事場で高所から落下し、しばらく足腰が立たなくなった。ようやく起き上がれるようになると、今度は道具をまともに握ることができない。
医者に診てもらってもよくならず、ならばと訪れた寺社で、男は自分の厄を落とすことに。
世界を巡る者たちの隅の話
とても暖かい(物理)女の子のお話。
昔々、戦争が嫌いな王様がいました。
戦争を仕掛けられるとすぐさま、国の半分を差し出し、戦争を回避しました。
そのうち、王様には宮殿しか残らなくなりました。
周りの国は、お互いに王様の宮殿を無視し、戦争をしておりました。
ハロウィーンの夜の、不思議なおはなし。
「小説家になろう」様公式企画[冬の童話祭2018]参加作品。
企画内イベント「if(もしも)の話」の「白雪姫」を使用。
白雪姫がまだ生きていることを知った魔女。毒の林檎を手に、白雪姫の元へ向かうのですが――……。
こういう教育をやったらいいんじゃないかと。駄目か。
食いしん坊なへびが自分の欲望を叶えるために願いの叶うという池に行くお話。
星一つない世界に突然現れた三人の神の使い。
彼らはどのようにして世界を幸福にするのでしょうか。
アデリーペンギンのコロニーを襲う、巨大な氷山と戦うペンギンたちの大冒険です。
この作品はnovelist.jpとエブリスタに重複投稿しています。
平和に暮らしていたトラに、あの夜の悪夢が再び忍び寄る。追いかけてくるのは……ヤムイモの大群!?
笑えないピエロ、ピエトロと。
バレエのピルエットを踊る、エルル。
夢で出会った、おかしな二人は。
天使が観客の、ステージで。
小さなちいさな、おしゃべりをする。
何度でも立ち上がるのは素晴らしいこと。
しかしそのたび強くなるとしたら、いずれは……
山合い深い幽谷の村は大型の台風の影響で川が氾濫を起こす寸前だった。定点カメラに奇妙な老人の姿が映る...
ある高い山の頂上に、猫の家族が住んでいました。
猫の家族は、お父さん猫とお母さん猫、そして子供の猫の三匹です。
三匹の猫たちは、とても仲良く暮らしていました。
三匹の猫たちのお仕事は、夜のお空に流れ星を降らせることでした。
黄色くて大きな傘を持って、黄色いカッパを頭から被った少年が、見知らぬ場所で目覚めました。
そこは一体、どこなのでしょうか?
そして、その少年は誰なのでしょうか?
さぁ、読んで確かめてみよう。
一度は、自らの意思で天国へ来てしまった少年。次に、神様が定められた少年の運命はー
「しょうがい」も、個性に変えられる、ということを何より伝えたいです。「普通」は、人の数だけあると、私は信じています。
ぼくは、王様にたのまれごとをされたんだ。たびっていろんなことがあるね。
ある冬の日、男の子と女の子が森の中を探検していました。はらはらもどきどきもしません。ほっこりしていただければ幸いです。冬の童話祭2014参加作品です。
あるところに一人の少女がいた。少女には難病を抱えた母親がいた。日に日に弱っていく母親のために、少女は一つの決意をする。
死んだママと、ゆめのなかで再会しました。
そして、最初で最後のママからのお手紙をもらいました。
ある小さな町の家族の物語
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マッチョ!
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マッチョ!
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マッチョ?
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マッチョ!
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マッチョ!!
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マッチョ!!
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ハッハッハッハッハ〜
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(ノベルアップ+にも投稿します)折りたたむ>>続きをよむむかしむかし、はるか遠く離れた大陸のお話。
わがままで、負けず嫌いな北の山の国の王様は、他の国の王に自慢するため、世界に二つとないような珍しい宝物を探すよう命令します。
国中から宝が集められますが、どれも王様は気に入らず、なかなか宝物は見つかりません。
そこで王様は思いつきました。
「地上で見つからないのならば、地上でないところを探せばいいではないか」
王様の宝物さがしはどんどんエスカレートしていくのですが……
※自身のブログ『おの、ゆーきの備忘録2nd』より転載しています。
昔々あるところにおじいさんとおばあさんがある日、おじいさんは竹を取りに行ってかぐや姫を拾い、おばあさんは桃を拾いました。
※この作品は拙作【まほカン】の第87話の劇中で使用した学芸会の台本です。【まほカン】本編を読んでいなくても問題ない内容となっています
みんな知ってるあの童話が改悪されたヨ!
軍配が上がるのはさてどちらかな?
※2011.1.15 ○研へ投稿履歴あり
年老いた狐が白鳥の卵を拾って育て、食べようとするが・・・。
片田舎にある小さな動物園に、年老いたライオンがいた。
その動物園に、年若いライオンがやってくる。
空の高み、雲の向こうに神がいて、昇って行く魂を生まれ変わらせていた。とある魂の望みはシーツの洗濯。それを聞いた雲が動き出し……
ひだまり童話館開館9周年記念祭
おめでとうございます✨
ドラゴンの生贄になった少年のお話です。
社会は残酷だ
それを知っているか知らないかで
生きやすさが変わる
これは、文化祭のクラス企画のために書いた脚本です。
「不思議の国のアリス」の筋を辿っていますが、ほぼ自分の言葉で書きました。
なので、原作やディズニーアニメや絵本と違うところが多々あります。
神殿に幽閉された機織り姫の物語。
もしかしたら、シンデレラは引きこもりだったんじゃないだろうか。魔法の解ける12時に城から逃げ出したのは、そして彼女の落とした靴が小さかったのは、もしかしたら。
ヴァイオリン職人のガダニが、ヴァイオリンの中から不思議な絃を見つけて、危ない目に合い、同じ職人のアマテに助けてもらうお話です。
グリム童話第153の物語、そのタイトルと草稿を見て自分で想像した物語です。処女作です。
批判よろしくお願いします。
りんごちゃんとふくろうとくまのお話です。
お気に入りのぬいぐるみを捨てられてしまったと思った猫のにゃーは家出することにしたのです。
たこす様主催『第2回この作品の作者はだ~れだ企画』参加作品です。
大魔法使いマードのもとで修業中のレラは、まだまだ魔法が使えない未熟な魔法使いです。
今日も修行をしていましたが、そこで一つのカギと出会います。
マードが出かけた後、こっそりそのカギを使った修行をしていると、気が付いたら夢の世界に。
夢の世界に置かれた扉を、そのカギを使って開けていくと、雲の上や海の中など、不思議な世界に繋がっていきます。
その先に待つものが何かは知らずに。
民話「伊和志津神社の虎」
安土桃山時代の朝鮮出兵で、戦国武将の加藤清正が朝鮮から連れて来た虎を巡る物語。
太閤・豊臣秀吉に献上された虎を飼うことになった伊孑志村は、無事に役目を果たす事が出来るのだろうか?
その年の卒業生には、いい眺めを堪能してもらいたい。
そんな意図があるのか、僕たちの学校では、最上級生が校舎の一番高い階を使う。
かつて卒業した先輩も、受験生だった当時、その教室を使っていたらしい。
明確な将来の展望がない先輩が、ふと教室の窓から外をのぞくと、そこには見慣れないものが……。
流した涙が七色に光るダイヤモンドに変わってしまうお姫様のお話。
二人の旅人がある村を訪れました。
彼らの目的は悪魔を見ることでした。
彼らは悪魔を見ました。
ソレは少女でした。
椿は和風の花なので「おとぎ話」と銘打ちました。村はずれで見つけた小春と結婚した庄助の悲恋の物語です。
ポン子ちゃんのキラキラした瞳に見つめられると、いつもどきどきしてしまう。
クリスマス、ぼくはポン子ちゃんに「橋」をプレゼントすることにした。ぼくはたぬき、橋に化ければいいんだよ。
昔書いた小説です。
今開かれている大会に出そうと一瞬思いました。
出さないためにここで公開します。
なおタグはジャンルとしての意味合いが強いので、感動できなかったらごめんなさい。
とある男の子が、ヒーローになるために覚醒する物語!!
突然、夢の中に現れたブラックマイスターXこと、白ひげのおじさんが、黒と赤の服装で現れた!!
僕は、仕方なくブラックマイスターXの手伝いをすることに...ヒーローが悪役を倒すけど....
ある晴れた日、とある森の中にある小さな赤い屋根のなんとも可愛らしい家で、プリンセス達はお茶会を開くことにした。しかし、そこで行われたのは女子会ではなくてー
乾物の行商をする若者と、山で暮らすおじいさんの出会いから生まれた、不思議な湖のお話。
九歳の誕生日、佳那が両親から貰ったのは、赤いラジコンカーだった。次の日の朝、よろこび勇んで行った公園でそれを走らせていた佳那は、最近引っ越して来た美穂の姿を見かけて――。
ひだまり童話館第18回企画「ひらひらな話」参加作品です。
この作品は童話「マッチ売りの少女」の二次創作です。
童話では幸せになれなかった少女ですが……?
黄色いサンタクロースたちのために、毎日、新聞が発行されています。それは『黄色いサンタクロース新聞』といいます。その新聞には、世界中で『よいこと』をしている黄色いサンタクロースのニュースが
書いてあります。新聞の記事を書いているのは、黄色いサンタクロースの新聞記者です。カメラとペンをもって世界中に取材にでかけています。
昔々あるところに――
いつもの出だしで始まる物語。でもそれは、知っているようで知らない物語。
白雪姫と呼ばれた少女とその継母の物語。
※冬の童話祭2018作品
森に住む小さな人たちは、妖精の羽根を作っています。
ポンは、憧れの妖精の森へ羽根を届けに行きます。
ピノとポンの森の童話の4作目です。
パレードがやってくる。あなたの大切なものは何ですか? 見つけたらお帰りなさい。でも、見つけられなかったら――。
おじさんが子供だった頃、学校ではフットベースが流行っていた。
自他ともに、どんくさいと認めるおじさん。守備は外野を任されて、遠距離弾を追いかける役目だった。
今日も近所の公園で試合をしていたら、場外ホームランすれすれのボールが、やぶに突入。
潜んだゴミたちをかき分けるおじさんの耳に、快晴の空から響き渡る雷鳴が……。
職を失った父親とともに、父親のふるさとに引っ越してきた恵太。始業式の日、学校でおとしだまがもらえるということを知って、とても期待していたが……。
銘尾友朗さま企画『冬の煌めき企画』参加作品です。
国王を愛し、彼に一生をささげた一人の魔女。死の間際、彼女はひとつの魔法を国王にかけた。その魔法とは……。
子供の頃に遊んでいたススキ野原での不思議なお話
花を題材にした童話作品
小学五年生の光輝は、本屋に一人で来ることもなければ、宿題でもなければ本を読むこともありません。そんな光輝が宿題の読書感想文を書くために、本屋に本を買いに来ました。店内をうろうろして本を探していた光輝は熊と会います。読書が苦手な光輝は、一体どんな本を選んだのでしょうか。
そこには本があった。
通り過ぎる人々は薄れゆく世界の中思う。
どうしてあなたは持っていないの?
本が無ければ、そこからは出られない。
でも、在るなら無いはずがない。
ここは瑠璃の図書館。無限の図書館。
そして彼女は誰でもないひと。
部屋の片づけをしているとき、1冊の古いノートを見つける。それは、「高槻藤子」と名前の記された日記だった。
桜の花の精とそれが見える青年の話。
北海道の牧場に住む柴犬さんは、関西出身。拾った子猫さんと一緒に、平穏な日々を過ごしています。
これは、そんな柴犬さんのバレンタインのお話です。
人魚がいる世界、彼女たちは昔狩られていた、それでも一つの村の住人たちはそんな彼女らを大事に扱っていた、そんなある日浜辺に打ち上げられた傷を負った人魚、そんな彼女のお話。
タンタタン譚96話「コヨーテ・ホイホイの詩」の
セルフカバー
コヨーテ・ホイホイは今日もとんとこ走ります
妖精の羽根を作る工場に、ポンが何かを連れて帰ってきてしまいました。
気候に地震に異常が多いニホン国では政権もトンデモスキャンダル続き、支持率最低更新中のキジダダ総理が息子に愚痴るが、さらに頭が痛くなる会話が続き…
少女が夢の精の案内で夢の国に遊びに行くお話し
クマのメガネくんはとっても素直な男の子
ある日友だちのクマ、バッテンくんがこそこそ
何かを食べているのを見かけました
「何をしているの?」
メガネくんの問いかけに
目を丸くして驚いたバッテンくん
メガネくんはことの真相に辿り着けるでしょうか
そして真実を目の当たりにした先に待ち受けている運命はいかに
※物語に登場する「緑色の葉っぱ」は現実世界のアレとは異なります(童話なので!)
月から降り立ったうさぎはのんびりと暮らしていました。そこに人間の仕掛けた罠にはまり……。ありま氷炎様の月餅企画作品です。
飴買いと、夜な夜な飴を買いに来る女性の話。
ある日、森の中で寝ながら歩く少年を聖霊は見つけました。狼になって少年を守りつつ寄り添ううちに聖霊は少年の事が気になってしまいます。やがて聖霊はフクロウに変身して夜、寝ながら歩いてしまう少年をお話ししながら見守り、毎夜を過ごしていくが……。
陽だまり横丁猫かわら版のお知らせが入りました。
どうやら忘年会をおこなうようです。
幹事は三毛猫のミケのようです。 持参必須?ん?エサと手拭い?
はてはてどんな忘年会になるやら。ちょっと覗いてみませんか?
「ひだまり童話館」の「ひえひえな話」参加作品です。
「エミリーの赤い手袋」より
ある時代の何処かの場所でエミリーは母親と暮らしていたが、ある時魔女と噂されるアシュリーに無くしていた手袋を拾ってもらった。彼女に見つけたことを誰にも話すな、話した場合には連れ去ってやると言われたが、母親にしゃっべってしまった。エミリーに危機が迫る!
むかしむかし。
報われなさを胸に抱き、日々を送る男が、山中でけがをしたフクロウを助けた。
数日後、回復したフクロウは男の家を去るものの……。
彼には名前が無かった。そんな彼が自分の存在を、自分の意義を求めるために旅をしている時、出会ったあの子は見透かしたように鼻で笑った。
ーー君は影なんだよ。
辺境伯領でパン屋を営む親子がいました。しかしある日、空から降って来た石が当たり、父親が亡くなってしまったのです。
僕は1日24時間のうちの10秒間だけ時間を止める事が出来る!
これが! 凄い事なのか? そうじゃないかは僕には分からない!
僕が小さかった時から、僕が出来ていた事だから、、、!
僕のお父さんとお母さんは、サーカス団の一員として働いているんだ。
僕は、幼い時から両親と一緒にサーカス団のみんなと移動しながら
生活をしているんだよ、、、!
良い子にプレゼントをあげると評判のサンタクロース。
では悪い子には何をするんでしょうか?
サンタクロースの相方とは何者?
あなたは俵藤太という昔話を知っていますか。
川面に消えた少女 小夜物語 第53話
「ねぇ、ユキは何が欲しい?」クリスマスの少し前、ユキは母親にそう聞かれた。欲しい物なんて無い。でも、断るわけにもいかない。結局彼女は、適当にはぐらかしてその場をしのぐだけだった。そしてクリスマス当日、母親から送られてきたものとは──?
セダンを手放した男と、その息子
古い集合住宅が立ち並ぶ通りには枯れかけた植木が佇んでいます。
その木の枝で暮らすミノムシは灰色の景色の中で道行く人々の様子を眺める事だけが楽しみでした。
小さく弱い者たちの生と死にまつわるお話です。
今日は私の誕生日! なのに誰も“おめでとう”って言ってくれない。
学校でも嫌な事ばかり…
今日が終わるまでに、“おめでとう”と言ってもらえるのか?
暖房の発達は、くつろぎの発達といえます。
あなたの暮らしに、どれほどなじんでいますか?
妄想部8月企画のテーマは童話です。
童話『マッチ売りの少女』を久藤アレンジ。
とある山道で母とはぐれたヒグマ。だが、釣り人に保護され、動物園に保護される
祖母が亡くなって寂しかった私は、祖母に教えて貰った事を思い出し、祖母に会いに行くことにした。
カクヨムさんで開催されていた「KAC2024 ~カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2024~」に8作品を投稿しました。
その中で生まれた大西美由紀(おおにしみゆき)というキャラクターを中心に、KACに参加してみた雑感などを語っていきます。
最高の花畑にすんでいる、みつばち『ナギ』。
彼は、それでも蜜をあつめることはない。
”見たことのない、花の蜜を” そんな彼の思いは、旅でかなえられるのだろうか ―
冬童話なのに、バリバリの春爛漫でお送りいたします・・・。
すみません、いつもこんなので・・・。
むかしむかし。
とある村に、食事であらゆるケガと病気を治す「食医師」が存在した。
彼は村人からお金をとることはなかったが、住んでいる家は武家屋敷を思わせる豪邸だ。
彼の金はどっから来ているのだろう……。
白雪姫の物語を王子さま視点で進めてみました。
内容は最近の世情を反映しています。
ある意味ハッピーエンドです。誰にとってなのかはお楽しみに。
「Wealth Forge Institute」 William Decker's Path to Financial Excellence
暖かな場所が大好きな「オレ」と、その友達の少年のお話です。
気まぐれな「オレ」ですが、少年を助けるために頑張ったりするかも?
※「ひだまり童話館」第2回企画「ふわふわな話」参加作品
一人はさみしい。冬はそう思う。でも、誰かが待っていてくれたら、きっと大丈夫。
とあるひとつの出会いが、冬を変える。これは、そんな冬のある日の物語。
うそつきな少女とトロルの対決です。
体の弱い真っ白な仔猫「雪」の精一杯生きた物語。
ゆうちゃんはある日、女の子に出会います。
女の子は言いました。
「たんぽぽのわたげをね、おねがいごとしながらふーってするの。ひといきでぜんぶとばすことができたらね、そのおねがいはかなうっていう、かみさまのおつげなの」
昔話のような話。とあるSNSに投稿した作品になります。
眠り続ける竜のいる国
ある日目覚めた竜は絶望する。
なんという事だ……
こんな国は潰してしまえと。
そんな時……
村の存続を賭けて、幸運の神鳥アキヤラボパを探しに行く男の子。
しかし村は彼の不在中に敵の襲撃に遭って……!
北米先住民族の伝承にあるアキヤラボパという天上の鳥をモチーフにしたお話です。
※アカシック・テンプレートさんの「アドベント・クレーマー 〜〜現代社会に迫る危機〜〜(N8242GA)」から着想をいただきました。
※作者さま了承済です。
もし3匹のこぶたが4倍だったら
ある日、森の神様は、自分の森の住人たちが同じ言葉を使えたら、皆楽しくならないかと考えました。
そこで言葉の神様に頼んで、同一の言葉を与えたところ……。
短い童話です。
長引く日照り、突然の嵐。
天災に翻弄される、緑の命たち。小さな命たち。
この世界の長たる命が目指したものは、便利で心地好い世界だったはずなのに…。
空を見上げて下さい。
あなたが見る青空は、澄んでいますか?あなたが見る星空は、輝いていますか?あなたはその空を、美しいと思いますか? もしかしてその空は、本当の空でないのかもしれません。灰色の空しか知らなかったゆめはその日、本当の空を知りました。
──短い童話です。
月にいる月兎たちと、とりまく仲間のおはなし。
今回は銀蜻蛉のトーミさんと旧友フォランスの邂逅です。
空色の髪を生まれつきもつアーヤとルーヤには、不思議な力がありました。それは、空色の髪の力で重力が減ったように、軽やかに動けることです。
いまをさかのぼること、はるか昔。
現代人にはとうてい耐えられない暑さが続きながらも、
当時の人間はその気温に適応し、生活をすることができていた。
しかしその年の暑さは、さらに輪をかけて激しいものがあった。
氷室に逃げ込んだ村人たちは、この日を陰らせてくれるよう、天の神へお伺いを立てたところ……。
収穫祭の競馬で、乗り手になった猫のグリ丸。名馬ゴド丸とともに、いざ、勝利に向けて…
幼稚園児のユウタは給食が苦手です。そんなユウタが給食の時間に大冒険をするお話です。
(毛根が)死んだラプンツェル。
ネタに走りに走った結果の作品です。
ハゲネタ、キャラ崩壊、汚い言葉遣いが嫌いな方は
ご注意を!
もろ童話ジャンルじゃないです。
雨の降る公園のベンチの側で、
赤い傘を差した女の子が、うずくまって泣いていました。
女の子の目の前には箱が一つ。
その中には茶色の子犬が入っていました。
女の子のお父さんは犬嫌いだけれど、雨の降る今日だけは。
とお父さんにお願いしてもダメでした。
女の子は、傘を子犬の下に残し、トボトボと帰るのでした。
季節廻る国の、雪祭り。
今ではとっても有名な、季節廻る国の、素敵な雪祭りですが、やっぱりその雪祭りにも始まりがあるのです。
季節廻る国に、雪祭りが始まったきっかけのお話です。
ある国に生まれたお姫さまはお城の中に地下室があるのを見つけました。そこには魔法の鏡があり、国で昔起こった悲劇について教えてくれました。
美しいお姫さまと美しいその継母が作ったそのお話を…
毒りんごをかじって死んだ○○のお話を-
謙三が森の中でいじめられていると、森の中から石像が襲い掛かってきた。
逆さ虹の森の中、キツネはパンを作るためにドングリを集めていました。しかし、落とし穴に落ちた拍子にドングリは飛んで行ってしまいました。
そのドングリはクマに当たりました。クマはびっくりして怯えました。ドングリに怯えた自分が悲しくなり、ドングリ池でお願いをしてみようと思いました。
そのドングリ池では事件が起こっていたのです……。
皆さんの地元に、大文字焼き。あるいはそれに準ずるような、炎をめぐる祭りはありますか?
地上だからこそ、細く伸び行く炎の姿。そこには神秘も数多いもの。
おじいさんの毎日の柴刈りを桃太郎が助けます。
これからプログラミングを始めるひと、必見です!
なんか知らないけど、昨日こういう話が下りてきましたので書いてみることにしました。書いたら思った以上に心温まるエピソードになって驚いてます。
ある所に、鉄の国と糸の国がありました。
鉄の国は鉄の道具を作るのが得意でした。
糸の国は服や布を作るのが得意でした。
二つの国はとても仲良しでした。
でも、ある日。
鉄の国の王子が、困った命令を出してしまいました。
むかしむかしのこと。
寝たきりの母親に力のつくものを食べてもらうため、息子はしばしば山に入り、獣を捕っておりました。
米と一緒に鍋で煮立てる、肉雑炊。
そのアク取りも彼の仕事だったのですが……。
難病で入院した少年は、言葉を話せるみつばちと出会います。
ちょっと涙して、そしてあたたかい気持ちになれます。
短編小説です。
アワイ国は忘れられて物の国その国から来世を夢見て飛び立つ流星の一つを捕まえてしまった化け狸を見守る狐の視線のお話
先の見えない夢「幸せ」になることを夢見るヌイグルミと夢に隠されたヌイグルミの「不幸」を心配している化け狸、最後はどんな決断を下すのだろう
おてんば姫ミーファンは流れ星「獅子座の悪魔」を拾ってしまう。
この国は不幸になるのか。
男が幸せを探して旅する童話風ファンタジーです。ほのぼの系です。
宇宙を渡るおおきな船。その中にいる誰かさんは、みんながおきるまで何をしてるんでしょうか? 【2022年・冬童話参加作品】
英知の魔女が死んだ。次の魔女が生まれた。次の英知の魔女ミラは、見たことのない世界に希望しか抱いていなかった。だが、人々は飢饉に苦しみ、その亡骸が積み上がっていた。何かできることはないか、ミラは一人の青年に出会う。「魔女シリーズ」です。今回は全てを知る英知の魔女様です。この話だけでも分かるようになっています。
絵本の中で演技をする《絵本俳優》の桃子は、美人の《絵本俳優》である美月先輩に、名作のシンデレラを途中から演じてほしいと頼まれる。
絵本を読んでいる子供たちにスッピンデレラと呼ばれながらも、桃子は王子様と結婚できるのか!?
ハラハラドキドキの、スッピンデレラストーリーの幕開けです!
ぐらつき雁千代。
それは不思議な「易」を身に宿し、戦国をかけた一人の将だった。
小学三年生の楓花は、糸電話で仲良しの菜帆とおしゃべりをする。
あるとき、些細なことで二人はけんかして、仲直りができないまま菜帆は転校してしまう。
東の海に浮かぶ群島の中心には、神が御座した。ある日、神は周囲の島に住む獣人の長たちに命じた。
『ねぇ、リリア』
『ねぇ、ルルア』
くすり、くすりと笑い声が木霊する。
ここは精霊の森の奥深く。
ヒトが近づくことを許されない神聖な場所。
ここにいるのはリリアとルルアの2人だけ……
ずーっと、ずーーーっと2人だけ
*冬の童話祭参加予定作品です。
不思議な雰囲気を感じてもらえれば幸いです。
12月20日加筆修正終了し、冬の童話祭に提出しました。
冬の女王が塔から出てこなくなり、春の女王が現れない。
王様がお触れを出したものの、季節は巡るのか。
冬の童話祭2017出品作です。
道化師は喋ってはいけない。道化師ではなくなるから。
だから彼らは、笑うんです。泣くんです。
なぜ人は星に願いをこめるのか
それはひとりの強欲な王様から始まった物語
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なろうさん企画の素敵テーマに惹かれて童話調物語に挑戦してみました。
とても楽しかったです。
残酷タグは保険。
それはある街の少女の話
三か月ぶりの作品アップ。寓話っぽいショートショートを書いてみました。
森の中にぽっかり空いていた穴に落ちてしまった。
さあ、大変だ。
穴に落ちていたものを使って階段をつくることにした。
物語はこうして続く。
※角川小説主催のTwitter小説(2016/2/29閉鎖)で投稿したものを推敲しています。
強引さ。
そこにあるのは自分勝手? もしくは……
おさむはある日幼馴染のあきおみから村に伝わる伝説が本当か確かめに行こうと誘われる。
乗り気ではないおさむは何も起こるわけがないと思うのだが・・。
終わりゆくその身で、あなたは何をしたいと欲す?
鍋の中でいい味になるまで待っているおでんさん達。しかし、ずっと待っているのも退屈です。そんな時、誰かが言い出しました。
「そうだ。オーケストラをやりましょう」
この作品は2014年冬の童話祭にて優秀賞を頂きました。
小学校に入学したばかりの拓人は夕暮れ時の山に沈んでいく太陽を追いかけていた。
夜になったら太陽はどこに行くんだろう?
きっとどこかに夜の太陽が眠る隠れ家があるはずだ。
太陽を追いかける父と子の二人の物語です。
とある国の小さな王子は、母親が娼婦だったという理由で、城ではいつもいじめられておりました。そんな城から抜け出して、1000年生きていると噂の魔女の元を訪れました。まだ幼い少年は、魔女の少女と共に旅へ出ます。その旅は、日常でふと見落としがちな「色」を見つける旅となるのです。
学校の七不思議なんて怖いから聞きたく無いと断ったのに、誤解されちゃった。困ったよ!
サクッと読める童話っぽいなにか。
発達障害を持って生まれた少女と、それを子守するもののお話。
まったく違う三者の、心の呼応のお話です。
クマさん、クマさん。ちょっと頼み事をいいかな?
そんな言葉から始まったクマさんの受難。
クマさんは、無事、虹毛糸の実を手に入れられるのか?
ずっと雨が降り続いていた。
その雨は、まるでミカちゃんの涙のようで、犬のボクは早く止むことを願っていた。
そして、ようやく雨が上がった朝、ボク達は散歩へ出かける。
※この作品はFC2小説にも投稿しています。
http://novel.fc2.com/novel.php?mode=tc&nid=139653
小学6年生の山田花子は「赤毛のアン」が真っ白になっている事に気付きました。これは大変です!花子は「赤毛のアン」を誰もが読めるように、本の世界に飛び込みました。
■【童話/短編】■「あちし(私)」は、ちよみ。小学校に入学してしまったら、一緒にいつも遊んでいた遊助くんともう会えなくなるって、ママがそう言っていた◇小説家になろう『冬の童話祭2012』企画参加作品。
猫のミーシャの秘密は…?
ふと、あることに疑問を抱いてしまった好奇心旺盛な少年のお話。
ジャンルが浮かばなかったから一応童話にした。後悔はしている。
ハンスじいさんが小川のほとりを歩いていると、どこからともなく、小さなかわいらしい女の子があらわれました。
女の子は、悲しそうな目をしていました。そして、ハンスじいさんを見て、こう言いました。
「おじいさん。どうして、あたしを殺したの?」
森のおばけとあばれんぼうくまが森であそぶお話です。
危険を予報するという、なんともヘンテコな装置を作ったおじいちゃん。ぼくはこっそりそれを持ち出し、さまざまな危険を知らせてくれる装置のすごさに驚いてしまう。いろいろと試して、そろそろ帰ろうとしたぼくだけど、帰り道で装置が鳴りだした。おかしいな、これといってなにもない場所なのに。そこで待っていたのは……。面白いと思ってもらえたなら、嬉しいです。
クマの、ぬいぐるみの、ベアくん。マサルくんの、生まれたときからの、おともだち。マサルくんが、だんだん大きくなると、ベアくんは、だんだんボロボロに。ある日の夜、ベアくんのところに、テンシが、やって来ました。テンシは、ベアくんを、むかえに、来たのでした。 ☆☆☆☆☆「冬の童話祭2023」参加作品。テーマは「ぬいぐるみ」 童話というジャンルのため、幼年、児童向け、文字数は原稿用紙10枚前後。朗読、読み聞かせ前提のため1500~2000文字まで。漢字の使用は小2で習う漢字のみに設定
。句読点多めの、分かち書き。折りたたむ>>続きをよむさかさにじの森のあばれんぼう「アライグマ」が、流れ星のきこうし「オリオン」に、森の動物たちのねがい事をとどけに行くお話。
※いちおう『へびのかみさまのいうとおり(https://ncode.syosetu.com/n3179ff/)』のつづきですが、このお話だけでもお楽しみいただけます。
花を求めて懸命に働くミツバチたちの話
ラケル靴店のラケルと嫁は、貧困と靴づくりに希望を失って旅立ったが、間髪入れず飛び込んできた小人の靴屋に「復活」を与えられた。のち、靴学校の助教になったラケルは聖堂に祀られている聖クリスピンから「靴を磨きなさい。そして自分を磨きなさい」との言葉をもらう。
やさしい、おばあちゃんと、ぼくのお話です。
竹から生まれたかぐや姫。
彼女は月に帰るはずだった。
***************
バタバタ書いたらこうなりました。
かぐや姫が月に帰らないお話です。
仔猫と野ねずみのお話
物知りな兄が幼い妹のために聞かせてあげた物語は優しい少女が冬のキセキを起こす物語。
冬の童話コンテスト2019年出展作品です。
また、リレー小説となっております。
とある教師と、生徒の話です。
ゆんちゃんの大事なお友だち、テディベアのマークくん。
そのマークくんともそろそろサヨナラしなくちゃいけないのかもしれません。
でも、ゆんちゃんはまだあきらめられないのです。
だって──『おねえちゃん』なんですから。
R15、残酷な描写ありです。
地球に派遣された、明るい宇宙人の夢のお話。
冬童話2018参加作品です。もしも白雪姫の物語が気づかないうちに展開が変わっていたら?
生まれてくる子供たちは、 みんな天使なのです。
みんなちゃんと、 あなたを選んで舞い降りてくるのです。
ほら、 今日も天使のたまごちゃん達が、 あなたの元へ行くのを今か今かと待ちわびていますよ。
そんなたまごちゃん達が飛び立つまでのお話です。
おじいさんは後悔していました、娘を構ってやれなかったことに。
そして、娘から唯一貰ったプレゼントを探し始めます。
※不思議な駄菓子屋さん短編集4作目、相も変わらず他の作品読まなくても大丈夫です。
良識爺さんは常に前を向き真っ当な営業に精を出し、上司である意地悪爺さんはあの手この手で営業成績を上げておりました。
そんなある日、良識爺さんの飼い犬であるポチが見付けた小判がきっかけとなり、日本全土を巻き込む大事件へと発展する…………!!
好奇心旺盛なかなちゃんは気になったことを何でも質問します。
「ねえ、なんで?」と尋ねるかなちゃんに答えてくれるのはお隣に住むそーくん。
これはそんな、かなちゃんとそーくんの長いやりとりと約束のお話。
星。太古より私たちの頭上に輝き、占いに使われるほどの神秘を宿すもの。
それが手の届かない遠くにあると、思い込んでいませんか?
ふと辺りを見回したなら、そこには……。
とある国の女王様は、今日もあの子の為に林檎のお菓子を用意する。
むかしむかし。
結婚してより10年間、子供に恵まれなかった夫妻のもとに、突如降り落ちた奇妙な雨。
5日ほど続いた雨降りの後、夫はカボチャ畑で横たわる、ひとりの赤ん坊に出会い……。
足のはやい動物が一番「えらい」という変わった山。そこに暮らす足の遅いカメさんはいつもみんなにバカにされていた。そんなある日みんなを見返してやろうと一番足のはやいウサギさんにかけっこを挑むのだが……
クリスマスの日、小学生の姉妹の一花と由花は、おばあちゃんから手編みの白と赤の手ぶくろをプレゼントされました。けれども、おばあちゃんは、二人がお願いした色を取り違えてしまったのです。
森の奥あるお屋敷の召し使いとお嬢様のお話し。
グリーンランドにあるサンタクロース村のサンタとトナカイのお話。
おばさんが小さい頃、備え鳥のうわさがあった。
地震があった時のために、密かに飼われている大きな鳥だという。
非常食として扱うなら、もっとふさわしいものがあるはず。しかも、備え鳥の存在を信じていない人も多い。
うそかまことか。おばさんの調査が始まった。
子供が寝る前に読み聞かせられるような物語をイメージして作りました。
できるだけ簡単な言葉で。
できるだけ分かりやすい表現で。
時間の関係上、色々な視点で書けませんでしたが、「童話」という意味ではこのくらいの短さで良かったのかもしれません。
童心に戻って読んでいただけたらと思います。
トアレス・ガブの営む雑貨屋にいつもやってくる少年二人、リム・テンプソンとエラトス・D・バーグは毎日ガラクタを集めてはトアレスに見せてラジオを作ってもらっていたのだが…
水晶のまちで目覚めた、雪花石膏と呼ばれる美しい少女。「お前がお前自身の美を保つ限り、私は全力でお前を愛そう」――まちを支配する館主は、雪花石膏に語りかける。そこでの生活を謳歌する彼女だったが、ある日、醜く老いた森の魔女と出会い、運命が変わっていく。愛する館主のために、彼女が選んだ道とは――。
高級メロンから生まれたメロン姫。マロングラッセをぶら下げて、さあ、怪獣島へ怪獣退治に!
人に触れれば殺してしまう死神、冬の悪魔。
けれど彼女は恋をした人間に、触れれば身体が溶けて死んでしまう。
決して結ばれることのない悪魔と人間の悲しい冬の恋物語。
毎朝、花ちゃんに届く雪の結晶。それは素敵なプレゼントに変身します。ある日、花ちゃんが目を覚ますと・・・。
とある漫画に登場した台詞を基にポエム、歌詞を描いて整理してみた。
「一生分からないままでいればいい。私と仲間が勝って楽しむために」
確かにそうだな、と思った。
自分が勝って楽しむためには隠すんだろうな、と思った。
たぶん、それが正解なんだろう、と思った。
だから、教えてはいけないし、教えてはもらえないんだな、と思った。
残念だ‥。
これは昔昔の話ではなく、未来、ずっと遠い未来の話。あるところに一体の機械がいました。人間になりたいと思っていた機械は、ある時、人間になりました。そうして人間は・・・
街へ遊びに行った
怪獣のこどもチャロの前に虹色に輝く蝶が現れて…
王子さまとお姫さまの成長が垣間見える作品。
わすれてしまったさがしもの。思い出せる?
息抜きに書いた童話です。
思いつきでどしどし書いていきました。
今もさがし続けているのです。
授業で作った童話を掲載しようと思い、投稿しました。
はちがね村にすむなかよし三人は、ひみつきちにあつまってあそぼう、とやくそくしますが...
お母さんを亡くした男の子のお話。1ページ1ページはとても短いです。携帯での閲覧推奨
きれいなにじ。
それには、こんなおはなしがありました。
【※二重投稿。重複掲載アリ】
小さな御子様が読めますように。
全部平仮名で書いてあります。
のどかな村に突然、豪華な馬車がやって来ました。それは、お城の馬車でした。両親がお城へ行くことになり、少女・ソフィアはこっそりと馬車の荷台に乗り込みました。しかし、城内で衛兵に見つかり絶体絶命!そして、耳にした策略を、ソフィアは解決することが出来るのか…。
「見えない目」の続編です。「見えない目(https://ncode.syosetu.com/n7649en/)」を読んでからお読み下さい。
これは、生まれてからずっと独りだった黒うさぎと白うさぎが出会うまでの物語。
かみさまのきまぐれのおはなし
ちょっと難しくて簡単な、なぞなぞです。
長い耳を持っていて、四本足で、ぴょんぴょん跳ねて、崖から空へ飛び立とうとする、不思議な生き物は何でしょう?
正解は――『ロックな』ウサギです。
ブルガリアの田舎で、少女は父の形見の鍵を大切に持っています。
この鍵は何を開ける鍵なんだろう…?
そんな中、丘の上で笛を吹くジプシーの少年に出会います。
夢を追いかけるということについて書いた話です。
ある日アレクサンドロは氷の寝台で目が覚めました。
そこは冬の女王の氷の城、ひと冬だけ死者が留まる不思議な場所でした。
昔、、炭焼き小屋に住む、、少女にまつわるお話です。
雪の降る静かな夜に、一人の愛らしい姫様が生まれました。
姫様はあまえたがりで、しかし女王様は姫様をしっかり育てようと厳しく接しました。
けれど、姫様はそれに耐えきれず、お城を氷雪に閉ざしてしまいます。
それから姫様は、氷雪の魔女姫と呼ばれて恐れられるようになり、ひとりぼっちになってしまったのです。
祖父は生前、しょっちゅう散歩に出かけていた。
幼稚園に通っていた僕も、時間があると連れ出され、数キロ離れた大きな公園まで歩いていく。
そこには子供用の小さな遊園地が併設されていて、僕も楽しんでいた。
そしていつも締めに乗るものが……。
小さな山のてっぺんには薬の魔女と黒猫が住んでいます。
薬の魔女は、薬草を育てながら、とてもよく効く薬を作って暮らしていました。
村のふもとから薬屋さんが来る日、薬の魔女はあるものを用意していて……。
薬の魔女と薬屋さんの過ごす一年間のほのぼのしたおはなしです。
*ひだまり童話館さま「あかいはなし」で書いたものを改稿して載せています♪
最近、最近、深い森の中にお嬢さまと執事が住んでおりました。
今回はリンゴのお話。
偽りの星座に国の未来を委ねた哀れな人々の物語
かもめはずっと昔の思い出を回想する。
むかしむかしのとある集落において。
雪がすっかりとける時期を迎えると、夫婦にとって緊張の時が続く。
その年に産まれた女児は、母親の乳より先に飲まされるものがあった。
毒。大人には効果がなくとも、子供など身体の小さい者には、致死率の高いもの。これを飲んで生き延びる赤子に用があるのだとか……。
むかしむかしあるところに、島津忠恒、名を変えて家久というアレ……もとい、お殿様がいました。お殿様は「悪久」などと呼ばれるほどの暴君でしたが、ある日ロバの耳が生えてしまい……
おじいちゃんが大好きなおとこの子。
例え離れ離れになっても、一途な想いと、大事な約束を胸に、たくましく乗り越えていく。
「ぜんぜんさみしくないよ。だって、またあえるから」
不幸の末亡くなったマッチ売りの少女の、異世界での日常。彼女は今、本当に幸せでしょうか…?童話「マッチ売りの少女」を題材にしています。
「ねぇ、私プリンが食べたの。」
どんな困難があってもプリンを追い求め続ける、双子の姉マリンと妹ライチの物語である。
さぁ、あなたはどうやってプリンを手に入れますか?
王の花嫁 ホフマンのメールヒェン。
この原作は古典小説であり著作権は消滅しております。
この世界のとある国には、幸福の王者という像がありました。
その像には心がありました。彼の関心はその国の人々の幸福にしかありません。自分のことは何一つ顧みませんでした。
これは、幸福の使者が己の幸福について考え直すに至ったお話。
森で見つけた階段が徐々に成長していった話。
冬の童話祭2021作品。
悪魔が笑うため、幸せそうな人間をさがす話。
多くは語りません、お楽しみ下さい。
旅人トューカともふもふさんはある冬の森を歩いていました。
もふもふさんの温もりに包まれながらはるか遠い南の海に思いを馳せていると、どこからか泣き声が聞こえてきて……
みんな違うことの大切さを再確認させてくれる、ほっこりほのぼの童話シリーズ二作目です。
※人によっては差別的だと感じる表現がありますので、予めご了承ください。
毎日が退屈になっていた少年ユキトに訪れた不思議な出来事。
寂しがりの七太がカラスの鳴七を通じてちょっと大人になるお話です。
ひだまり童話館さま「開館7周年記念祭」に参加しています。7周年を記念して7のお話です。
楽しんで頂けたら幸いです⭐︎
誕生日を迎えるすべての人に。
「ありがとう」
ぼっちなぼくは、今日も木を登って空を見つめている。
そんなぼくのお話。
渚は生まれて初めて高熱を出した日から、夢の中で、自分の姉を名乗る満帆という女の子と会うようになった。そんな満帆には、とある役目があった。
これは、渚が七歳になるまでの二人の記録。
松ぼっくりのポトと僕との約束。
僕の名前は 『桑野 のぼる』 9歳の元気な男の子だよ!
お父さんの仕事の事情で、僕たち家族は田舎暮らしをはじめたんだ、、、!
簡単に言うと、、、?
お父さんの転勤先に、家族みんなで引っ越したんだ、、、!
“君”との約束、は「また明日」“僕”はずっと「明日」を待っている。約束した日とは変わってしまった空の下、きっと来てくれると。
“僕”は“君”と過ごした日々を思い出しながら待っている。
*他のサイトのものと重複投稿です。(重複ですが多少修正してあるものです。)
この国では流れ星が毎晩のように見られます。
なぜなら流れ星職人のステラが星を砕き、流れ星を作っているからです。
そんなステラはなぜ、流れ星職人になったのでしょう——?
あなたは覚えていますか?
そこにあったものを。そこにいた人を。
私は覚えていますか?
世界に取り残されたあなたを。
病弱なお母さんのために
郊外の町に引越してきたボンボヤージ。
仲良しの友達とも離れ不安がありながらも、笑顔になる毎日を送ろうとしていた。
そんなとき、近くの森に出かけたボンボヤージ。
そこで出会った不思議なお爺さんから杖をもらう。
それから巻き起こる心温まるファンタジー。
最近、最近、とある大きなおやしきにお住まいの読書好きなお嬢さまとマジメな執事のものがたり。 (2086字)
さて今回お嬢さまがお読みになったご本は……灰かぶりの少女が出てくるお話。でも途中まで読んだお嬢さまはあわてて執事のところへ。いったいどうしたというのでしょう?
きっと訪れる再会を信じて、少年と少女は空を見る。
『ひだまり童話館 第14回「開館3周年記念祭」』参加作品
お題「3の話」
革命を起こした歌姫と、
歌姫に勇気を与えた少年の話。
1973年3月16日に沖縄県の那覇空港でタイから贈られた子象が1頭、逃げ出して未だに行方不明という話を聞きまして、思い付いた作品です。
優しい嘘を教えてくれた女の子とイルカのお話。
清々しい男の末路です
これはもしかしたら、過去か未来か、あるいは現代で起こるかもしれないおはなし。2018年童話祭参加作品です。
気ままな散歩が好きなネコ。ある冬の日、ネコは半年ぶりに逆さ虹の森へと行ってみることにしました。
絵本のような雰囲気に書いたつもりです。ネコ好きがただネコを仲間に入れてあげたかっただけのお話。
レミングという鼠が人間のように文明を作っている世界があったら?そんな世界に常識人がいたら?という話。ダークな童話ですのでご注意を。某ユーザーに影響され書いたショートショート。
※なおレミングはイギリスにて実在する鼠で、その迷信じみた習性から着想し仕上げた作品であり、なんらかの思想や悪意、害意を含んだものではありません。
森に住む妖精は腕を取る。
森には人の腕が咲く。
ワタシはずっと探してる。私はずっと叫んでる。別れた私達は、同じなのに別になってしまった。探し物を探してるワタシ。押さえ込まれて探せない私。何を探せばいいのか分かりません。探し物を探したいのに、ワタシには探せない。私ははっきり分かるけど、それをさせてはいけない。……この話をする理由は『私達が少しでも減るように』それだけが私達が、一つになれる事だった。
緑の世界の農業都市『アグリーム』内の市場『グルンマルシェ』のカフェテリア『スパークル』の売り子の女性『ナターシャ』はスパークル定番の人気ドリンク『レモネード』に必要なはつみつが切らしてあることに気付き……。
商店街に昔から住んでいる、野良ネコのキジトラじいさん
もうかなりな歳の、だけどまだまだかくしゃくとしてふてぶてしいジジイ猫が語る、ずっとずっと大切で、とっても苦い、たったひとつの後悔のお話
しかし私は猫なので、人間の文法がよくわかりません
話したそのまま記します
暗闇の世界で、少年は少女と出会う。(※重複投稿しています)
どうぶつ園のぺんぎんたちのものがたりです。
もしも、赤ずきんちゃんと一寸法師とさるかに合戦が出会っていたら。
実花には、誰にも内緒のことがあって……。童話です。
ケットシー王国の基幹産業は、ネコ執事ネコメイドカフェ。周辺国に大変好評。
ももたろう、かぐや姫、一寸法師、マッチ売りの少女、赤ずきんなどの昔話を詰め込んだ作品です。
できるだけ面白く書いたので感想待ってます!
いちばんしたのおとうとの、ちいさなながれぼしは、あるよる、きょうだいたちからわらわれて、にげだしてしまいます。
ちっぽけで、おくびょうなじぶんにできることは……?
だれにだって、だれかをしあわせにするちからがあるというおはなし。
お父さんも、かつては卒業式を控える学生だった。
練習でもうるうるしちゃうくらい、感受性の強い子供だったお父さんだけど、前に座る男の子の様子がどうも妙だ。
うつらうつらと、船を漕いでいるんだけど、いざ立つ必要のある時には姿勢を正してしっかり動く。
どうにも別人のように思えた……。
お金がなくて車すら買えない、仕事が忙しくて仲間と会えない信吾は、今年も孤独なクリスマスを迎えようとしていた
狼のことを心配する女の子と、女の子を邪険に扱う狼のお話。
クリスマスの前日、冬の妖精達は雪の準備に大忙しです。
そんな中に1人、月に恋をしている冬の妖精がいました。彼は月にどんなプレゼントを、どうやって渡せばいいか考えています。やっと思いついたプレゼントは…?
冷たい粉雪の降る夜、僕は死んだ。
おしまい──
仲の良い兄妹は、ある日公園で今まで見たこともないような綺麗な羽根を見つけました。何気なくその羽根を手に取った妹は、手を握る兄を連れて、なんと空へ飛んでしまいました。
その羽根は、不思議な力を持った鳥の王様の羽根だったのです!
※この作品はFC2小説にも投稿しています。
http://novel.fc2.com/novel.php?mode=tc&nid=139651
夜中に山おくの、今は使つかわれていない、おんぼろホテルで、ねむっていたユウタはおばけたちに起こされました。
家に帰りたくないユウタは、おばけのバケバケと遊んで、友だちになります。
友だちになったバケバケに「もっと遊ぼう。ずっとここにいよう」と言われるのですが……。
少しだけホラーもありますが、全体的にほのぼのです。
この作品は、小学四年生までの漢字を使用。
小学二年生以上の漢字にはルビをふっています。
第十二回 書き出し祭り参加作品。
旧題「おばけマンションへようこそ!
」を大幅改稿、加筆修正しております。折りたたむ>>続きをよむ※本作は家庭内暴力をテーマにした児童文学です※
閲覧の際は十分に気をつけてください。
成績優秀、スポーツ万能な兄を持つ勇気。
幼いころから年の離れた『おにぃ』に言われていたことがある。
それは「女に手を出すな」
強い男になることを目指す勇気は、おにぃの言われたことを誓う。
だが、そんな兄弟の思いとは裏腹に、パパはママに厳しくあたる。
おにぃがいうにはパパは頭がよく、仕事もできる凄い人らしい。
ある日、頭のいいパパに勉強を教えてもらおうとした勇気だったが
、
教えてもらうたびに、怒鳴られ、罵倒され、時には暴力をふるわれる。
それを見ていたママが口を出し、パパは見たことないような怒りを露わにする。
パパがママに暴力をふるう姿を見て、勇気は叫んだ。
「ママをいじめるな!」
折りたたむ>>続きをよむ林檎嫌いから家を飛び出した白雪姫と好き嫌いをなくそうとする継母のお話。
北海道の森の奥には、コロポックルという小人たちが暮らしています。
子コロポックルのポロとピリは大の仲良しで、今日も小さな冒険へ出かけます。
さてさて、今日は何をしようかな?
※この作品はFC2小説にも投稿しています。
http://novel.fc2.com/novel.php?mode=tc&nid=139667
とある王国にふたりのお姫様がおりました。一人は美しい容姿に気品あるたたずまいで毎日贈り物が絶えない王族にふさわしき姫。もう一人は宝石や王宮のパーティーには興味を持たず質素な服装で日々城下町で国民たちと笑いあい助け合う変わり者の姫。ふたりの姫君は仲が良いというわけではありませんでしたが、それぞれ平和に日々を送っておりました。そんなある日、ふたりの父王が病で亡くなり、次代の王を決めるべくふたりは試練を受けることとなりました。はたして王にふさわしいのはどちらなのか。
小学五年生、灰原朱里(はいばらあかり)は、すごくかわいいというわけではありません。とくべつ運動ができるわけでもありませんし、勉強がとくいなわけでもありません。音楽がとくいでもなく、絵がうまいわけでもなく、クラスの人気者でもなく、めだつようそなんて一つもない、メガネをかけて、長いくろかみの、ついたあだ名がジミ子なわけです。
ぼくは今日もバスを眺める。
ベランダはぼくの特等席なんだ。
―――
7月26日が幽霊の日と聞いて突発的に描いたホラーもどき。
全然怖くない怖くない。
暑い日が続きます。皆さんくれぐれも気をつけて。
公園の池で産まれた子ガモを狙うカラスたち。
池の神様の対策やいかに?
ホーリー王国に住むミッシェル姫のところに魔法使いのレベッカが訪ねてきて、ミッシェル姫そっくりの人形をプレゼントします。
その人形は何も言わなくてもミッシェル姫の考えていることが分かります。
人形はミッシェル姫に心の秘密を教えていきます。
仕事を失い、祖父を失い、家を追い出され、放火犯の汚名を着せられ、友人・アロアとの関係を引き裂かれ、描いた絵は落選。
拾った財布をアロアの家に届けた失意のネロは、そこでパトラッシュと別れ、更にコートと手袋、銃を奪い、大聖堂へ向かうのだった―
絶望したネロとパトラッシュの、あったかもしれない最期を描く、暗黒小説。
孔雀のクージャは、親しい女神さまに呪われてしまった?!
ある冬の日、妖精のココは雪がうっすらと積もった町へ遊びに行きます。そこで雪を降らせすぎてしまい……
クリスマスに サンタさんに もらった プレゼントを 見せあう ネズミの子どもたち。
ところが、ひとりだけ プレゼントを もらえなかった 子どもがいました。
「そうだ! だれが 『いちばん すてきなプレゼント』を もらったか 決めようよ!」
プレゼントを もらえなかった ネズミの子どもは かわりになる すてきなものを さがしに行くことにしました。
はたして かれは みんなに まけない すてきなものを 見つけることが できるのでしょうか?
生まれたのは美しくも残酷な世界。
雪が溶けるまでという呪いのような命の意味。
沖縄県出身のシンガーソングライターである普天間かおりさんの『光の河』と言う曲を聴いていたらできた物語です。物語としては不完全であることを重々承知していますが、僕の能力ではこれが限界なので投稿しておきます。
あるところに、春・夏・秋・冬、それぞれの季節を司る女王様がおりました。
女王様たちは決められた期間、交替で塔に住むことになっています。
そうすることで、その国にその女王様の季節が訪れるのです。
ところがある時、いつまで経っても冬が終わらなくなりました。
冬の女王様が塔に入ったままなのです。辺り一面雪に覆われ、このままではいずれ食べる物も尽きてしまいます。
困った王様はお触れを出しました。
冬の女王を春の女王と交替させた者には好きな褒美を取らせよう。
ただし、冬の女王が次
に廻って来られなくなる方法は認めない。
季節を廻らせることを妨げてはならない。
何故冬の女王様は塔を離れないのでしょうか。
何故春の女王様は塔に訪れないのでしょうか。
(冬の童話祭2017プロローグ)折りたたむ>>続きをよむ歴史の裏で真実を記録してきたコロニストたち。その家系に伝わる、一つのおとぎ話。
オシャレが大好きな王様の元へ一人の仕立て屋がやってきます。
「愚か者には見えない布で作った世界一珍しい服」
その言葉に王様はその服を購入するのでしたが・・・
久々に滅茶苦茶に酒を飲みながら書き今も頭が痛い。よく覚えていない
ここはとある病院。
こわーい病気にかかっているニナの元に不思議な白いドレスの女の子があらわれて…
町の近くの森。
その森には魔女が住んでいると言われていました。
これは、森に住む魔女と少年の物語です。
悪魔と取引したハープ職人が作った人の心に吹く風を吹かせる風のハープ。心がないハープ奏者が手に入れます。
しろくも君は、白い体をした蜘蛛でした。ずっとひとりきりだったしろくも君は、ある日、自分と同じ仲間を探すための旅に出ることにしたのです。
人は歌う理由を忘れてしまった。
そんなとき、時が止まってしまう。
ネジ巻きを手にした少女は
時を動かすためにオルゴールを探しに行く。
変わった女の子がペットショップの売れ残りの猫を買います。それを見た野良猫は、最後に飼い猫に同情して歌を歌います。
人形が主人公。ちょっと意外な視点で書いてみました。これも結構お気に入り。
OPシーンが良い感じに出来ました(ボイスドラマ)
勇者を夢見る平凡な村人の物語
みーちゃんのちょっとした楽しい、冒険。
昔々、その村にはこわーい“鬼”がいました。でもね、その鬼は実は……優しい優しい鬼だったのです。これは、謳と鬼と娘の昔話。
今は昔。たいそうよい香りを放つ梅の花がありました──。
※ひだまり童話館 第1回企画「めでたい話」参加作品。
少し不思議な吸血鬼と少年の出会い。
夜の空の星を夢見た「ヒナ」は殻を破ろうと決意しました。
むかしむかし。
ある村に親と大喧嘩して、ふて寝した子供がいた。
その晩、彼が見たのは燃え立つ炎に囲まれる自分。
逃げ場のないそこで、炎の中から出てきた巨漢に、顔を掴まれる夢だった。
翌日。目覚めた彼は、自分の流す涙が異様に早く乾くのを感じた。
しかし彼にもたらされた変化は、それにとどまらず……。
アイス人と過ごすアイス人の声聞こえる人のお兄さん事、冷一の元に、新たにジュース人が。
前作アイス人~冷たいアイスが暑苦しい!!~の続編になります。
まんまるお腹の町長さんは、食べることが大好き。
だけど町長さんは、生野菜が苦手です。
ある日町長さんは、こどもたちが野菜を食べないと報告を受けます。
そこで町長さんは、(いやいや)お野菜大好き大作戦をすることにしました。
四季の移ろいを、恋物語に例えました。
*
昔に友人から伝え聞いたお話が好きだったので、このたび長い文章にしてみました。出所をご存じの方がいらっしゃいましたら、ご連絡を下さるととても嬉しいです。
まだ神と人とが共に暮らしていた頃のこと。重さを司る神は信者を獲得する為に旅をしていました。
黒うさぎはいつも独り。「お前は目立つから、一緒にいると狐に食べられちゃうよ」と、白うさぎたちに避けられ続けていた。そんな黒うさぎがある白うさぎと友だちになる物語。
ヤンデレ太陽と優しいお月様のお話。
昔々、地球が生まれたばかりの頃です。
太陽はひとりぼっちで地球を照らし続けていました。
地球を照らすことは大事なお役目ですが、いつもひとりぼっちです。
振り返れば東の空から星たちに会いに行くお月様の姿。
いいなぁ、僕もお月様と一緒ならさみしくないのに。
そう思った太陽はお月様を閉じ込めてしまうことにしました。
お月様はどうやってお空に戻るのでしょうか?
大節。
それはかつて、僕の地元で吹いたという節気のときの強い風。
その風と梅林をめぐり、奇妙な昔話も伝わっており……。
裕福な家庭で何不自由なく育ったトムは、ある日一人のこじきと出会い、不幸という言葉を耳にする。それがいったいどんなものなのかわからなかったトムは、不幸を探しに旅にでた。トムが見つけた本当の不幸とは……。
雪ちゃんの住む町は、あの日から『フクシマ』と呼ばれています。
雪ちゃんは一体どんな生活をしているのでしょうか。
小さいいじめられっ子のヤドカリが、月夜の晩にウサギたちに出会います。
ヤドカリは、こんな夜に何をしているのか気になって近寄ります。
ウサギに見つかったヤドカリは、一緒にお月見をします。
不思議なお月見です。
帰ったヤドカリは、お母さんに今夜の事を話します。
お母さんは、ウサギのお月見でお団子を食べた者は願いごとが叶うという言い伝えがあると子供に話します。
短編です。
このおはなしは、アルファポリスにも掲載しています。
くるぽ、くるぽ、くぅるるるるる、くるぽ、くるぽ……
その雪だるまは12月26日に生まれました。
どうしてぼくは、クリスマスに生まれてこなかったんだろう。
雪だるまが、しょんぼりしているところに、おんなのこがやってきます。
雪だるまとおんなのこのクリスマスのお話です。
幼馴染みが入院中、彼女の猫を預かることになった。
これは、一匹の黒猫を通して二人の思いが明らかになっていく冬の話。
星の子と出会った少女のお話です。
ここはタヌキの質屋さん。持っている物と不思議な変化の葉っぱを交換してくれる、ちょっと変わった人気のお店。そんな変化の葉っぱを求めて、毎日たくさんの住民たちがタヌキの質屋さんを訪れます。とても便利な変化の葉っぱですが交換期限は3カ月。ある住民の持ち物の期限が切れそうになりますが、タヌキの質屋さんと森の住民達との関りがそのピンチを救う鍵になります。どのようにして困難を乗り越えるのかは見てのお楽しみです。
3才の千絵ちゃんにはお友だちがいます。
千絵ちゃんが生まれた日におじいちゃんおばあちゃんがプレゼントしてくれたくまのぬいぐるみ、ちーちゃんです。
千絵ちゃんとちーちゃんはどこに行くのもいっしょです。
それなのに、千絵ちゃんはママからびっくりすることを聞きます。
なんと、幼稚園にはちーちゃんを連れていけないと言うのです。
それを知った千絵ちゃんは言いました。
「ちーちゃんいけないなら、ようちえん、いきません」
「冬童話2023」参加作品です。
「梅干のなる木」をめぐる騒動。日本昔話風。
漬物童話シリーズ第二弾。
ある国に4人のお姫様が住んでいました。
それぞれが季節を司る能力を持つお姫様。
そんなお姫様達にとある問題が起こります。
それはたった1つのケーキ。
ほんのちいさなケーキ。だけどお姫様達にはおおきなケーキ。
さあ、お姫様達に何が起きたのでしょう。
これはそんなおはなしです。
魔法の鏡と女性が話している様
冬の女王がとある探し物をしているのだが
精霊たちはほかの場所に落としたのではと疑っていた・・・
ある日、森の奥の方から甘い香りが漂ってきた。 オリバーはその匂いを探して森の中へと入っていく……。
(この作品は、ノベルアップ+、ノベルバ、scraiv、マグネットマクロリンク、待ラノ、カクヨム、アルファポリス、LINEノベル、エブリスタ、pixiv、小説家になろう、個人サイト(太陽と月、湖のほとりにて。)にも掲載しています)
月にいる十二兎の月兎。そのなかで一番小さな銀兎が巻き起こす物語です。
すずちゃんは、おかあさんとふたりぐらし。おとうさんは、がいこくでおしごとちゅう。
すずちゃんは、おかあさんがだいすき。でも、おかあさんは、なにかひみつをもってるみたい。
よるになると、すずちゃんにないしょで、おでかけしていくおかあさん。
あやしい!
おかあさんをこっそり、ついせきした、すずちゃんがみたものは?
ちょっぴり変化球の、ぬいぐるみのお話。
単純ですが、冬と言えば『雪』……
――僕は探しに行く。
大事な大事な《雪の卵》――
リズム感が出ていればいいなと思いながら書いた、詩のような物語です。
両親も兄弟もいないハロルは不平や不満もなく、いつも楽しく暮らしています。
ハロルにとって、両親と過ごした楽しい日々の想い出が何より生きる糧です。
ある日、旅人が訪れ、朝ご飯を恵んでくれと言います。心優しいハロルは自分が食べる分の朝食を旅人にあげます。旅人はそのお礼にと、幸福(しあわせ)の木の種をハロルにあげます。
ハロルは早速、その種を蒔き、大切に育てます。
雪ノ湖。
それは星明りを鮮やかに映す、湖の総称。
散りばめられた光が、雪明りを思わせる淡い光を水に浮かばせるためだ。
その湖に、夜、繰り出した少年がいたところ……。
むかしむかし。日々の食べるものにも困る、三人家族がいた。
お金で食べ物が買える機会はほとんどなく、足りなければ自分で調達してくるしかない。
娘はというと、普段木の実をとっている山、魚を捕まえる川から離れ、砂浜へ来ていた。
かつては海だったというここで、新しい食料を求めに来たわけだけど……。
冬童話2024年企画への参加作品です。短いので是非、お立ち寄りください<(_ _)>
靴を履いて未知を歩く
クリスマスイブに生まれた聖はクリスマスが嫌いだった。その理由は……?
むかしむかし、あるところに、シンデレラという娘がおりました――
※この作品はarcadia様にも掲載しています。
深い森に住むオオカミは悩みごとがある。それは自分がオオカミであること。その答えのヒントをくれたのがウサギとの出会いだった。
灰かぶりを魔改造しました。
かわいそうな灰かぶり
継母にいじめられて、姉たちにもいじめられる。
そしてお城の舞踏会と魔女
それからどのような道を灰かぶりは進んでいくのかというモノガタリ
5歳の陽太くんは、おじいちゃんと一緒に「落ち葉のゆ」を作ることになりました。完成した落ち葉のゆに浸かっていると、お客さんがやって来ます。
領主に対して恩義を感じており、領主からの信頼もあつい男が、金庫番に任命されました。
それを見ていた悪魔が、男をたぶらかそうとします。
領主の事を裏切ることはないと思われていた男でしたが……
人を信頼して仕事を任せるとはどういう事なのか、と考えながら書かせて頂きました。
皆様は、悪魔の言葉をうのみにしないようご注意ください。
雪の降らない王国に、一人の姫様がいました。
好奇心旺盛な姫様はある日、本の中に「雪」という単語を見つけます。それがなにかわからない姫様は博識な騎士に尋ねますが、その騎士も「雪」がなにかわからず、二人の会話は変な方向へ……。
食用植物のウツボカヅラと、ちょうちょのものがたりです。
とある街に、鵲(カササギ)という名前の女の子がひとり、住んでいました。その街に住むものは、皆、織物を織ることを仕事にしていました。
小学生の女の子秋穂は、母親から聞かされた落ち葉で作る焼き芋に憧れる。
そんなある日、学校帰りに落ち葉で焼き芋を焼いている老人と出会う。
羊飼いマリーは、父と二人だけで羊の群れを市場のある街まで連れて行こうとしていた。とこれが、夜になって隕石(いんせき)が近くに落下し、その影響で牧羊犬たちは動揺し、群れの統率が危ぶまれた。
父の判断で焚き火を増やし、出掛けていた三人の兄たちが戻るのを待つことにした。二人はそれぞれ別の場所で警戒しながら夜を過ごしていたが、マリーは眠気におそわれ、寝入ってしまった。
そこに、狼たちがおそってきた。父は馬に乗り鞭で追い払おうとするが、その鞭が狼に噛みつかれ、バランスを失い落馬し
て怪我を負った。マリーは眠気から覚め、慌てて父を救おうと、素手で狼に立ち向かおうとしたそのとき、更に近くに隕石が落下し一面衝撃と砂煙に覆われた。狼たちは驚いて逃げて行き、二人は奇跡的に救われた。そして、そこに兄たちが駆けつけ羊の群れを立直した。兄たちは、母の出産のため家に戻っていたが、危険を予見し夜通し戻って来たのであった。
父は、遊牧民の伝えに『流星の覇者』があることを息子たちに伝え、お互いの結束と慈愛の大切さを、改めて確認しあうのであった。折りたたむ>>続きをよむお金の大好きな男と、無邪気な姫が悪魔にためされる話です
これはとある町のぬいぐるみ屋のお話。
そこのぬいぐるみ屋の亭主は変わり物好きで、そこらじゃ売っていない変わったぬいぐるみを作りたかった。そんな時、果物屋からある果物をおすそ分けされて……。
ちょっと不思議なお話です。
それではどうぞ!
ママが大切にしていた写真にお絵かきしたのが原因で、いずみはママを怒らせてしまいました。
次の日、ママが許してくれないので、家を飛び出したいずみはぷんぷん怒りながら水溜りを踏むと、いつの間にか、夢の世界に来てしまったのです。さあどうすれば帰られるのでしょう。
むかしむかし。
とある地域では、彗星を「鬼の尾」と呼んでいたそうな。
「鬼の尾、天を走るとき。魑魅魍魎の目覚めるとき」
古来より伝わる言葉のある中、その年はひときわ大きな鬼の尾が、夜空を過ぎていったとさ……。
クリスマスの夜に、雪だるまは野良犬のノラと出会います。明日には溶けてしまう雪だるまに、ノラは町を案内してあげることにしました。すると雪だるまは、自分を作ってくれた女の子の家に案内してほしいといいます。ですが、ノラは口ごもります。その理由は――
クリスマスの夜に、果たして奇跡は起こるのでしょうか?
※このお話は、拙作『雪だるまの手ぶくろ』の別バージョンとなっております。独立したお話となっておりますので、『雪だるまの手ぶくろ』を読まれていないかたでも楽しめるようになっております。
(疑似)日本の田舎での昔話。 1匹の子狐に会った少女のひと時。
『残酷描写有り』は念のためです。
完全フィクションです。 短いです。
当然ですが、転生でも異世界トリップでも悪役でもありません。
作者初の童話(?)です。
2015.6.9に投稿済みだった作品ですけど、
発案者のしきみ彰様のご了解のもと、「和モノ布教し隊」のタグを追加して参加作品に加えていただくことになりました。
改行などの修正と、あらすじなどの一部を変えただけで、本文はほとんど変えてません。
むかしむかし。
とある村では生まれた赤子を占って、今後の人生の吉凶をみる風習があったという。
やがてある子は、8つまで生きられるかどうか、という結果を伝えられる。
両親がどうにか、その宣告を覆そうとしたところ……。
ある童話コンテストに参加したときの作品です。
女の子と桜にまつわる話。一話完結です。
地図にはのっていないほど小さな国に、誰にも見つからないほど小さな人たちが暮らしていました。
※ひだまり童話館 第26回企画「ぱりぱりな話」参加作品です。
私のお母さんは冬の女王です。毎年冬の時期になると「季節の塔」に閉じ籠ります。いつも春には帰ってくる。でも……「お母さんなんか大嫌い!」と言った冬、お母さんは帰ってこなくなりました。
人はみんな、輝いているんだよ。
あの流星みたいにさ。