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検索結果:248 件
――《刀術師》。
それはいずれ、かの地へと至る彼に付けられた二つ名。
されど、未だ己の秘めたる理想に至るには程遠く、桜ノ宮の血を継ぐ少年、桜ノ宮冬次は己の剣の道に苦悩する。
そんな彼に、剣士としての――《領域顕現者》としての転機が、その日……突如として訪れることに。
始まりは春――何の前触れもなく咲き誇った薄紅色の花が空を舞い散る中、冬次は出会う。
久しく聞くことの無かった、懐かしい声の主に。
半ば諦めかけていた、緋き輝きを湛える人物に。
それは煌めく黒き鞄、その内よ
り出で――
明らかなる異常を以て、世界の垣根を越えてくる。
三週間後。
彼らは無事、『狐守魔法学園』への入学式を迎えた。
学園での生活を通し、様々な人々と関わり合うことで次第に絆を育んていく冬次たち。
だが、そんな彼らの行く先々で待ち受けるのは、鞄世界からの来訪者たち。
冬次たちは立ちはだかる困難に対処し、その結末への道を歩み征くことに。
そして、まだ見ぬ果てへと至るため、彼は願う。 在りし日の約束を守り通せることを。
しかし、だからこそ彼は、その約束を破却する。
胸に抱くは、あの日刻んだ、自らの誓い。
その誓いがあるからこそ、彼は理想を抱き、その至境を目指す。
――その場所に終わりがあるとも知らずに。
これはいずれ至る彼の、絶望を奏でる調べ。
終焉の時は近く、かの地より来訪せし悪は此処に顕現する。
――さあ、始めよう。 黒く染まる空を、蒼く染め上げる為の物語を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-10 06:00:00
56065文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:0pt
極普通の日常を送っていた主人公。なのに、ある日いきなり車に牽かれ気付いたら広大な草原で目を覚ます。そして神輝と名乗る人物から死んで転移させられたことを知り「君は異世界で頑張ってね」と放り出されてしまう。所持品は持っていた鞄やスマホ、ライターなど。「大丈夫!どうにかなるさ!」と読み込んだ異世界漫画の知識と持ち前の明るさと馬鹿さ、そして手に入れた馬鹿力と強運で異世界をさ迷う事を決意!魔物を狩ったり、街で冒険者ギルドに訪れたり、女からはかけ離れワイルドに成長しフラグを壊していく!か
もしれない。
どうなる、主人公!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-02 21:00:46
32549文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:40pt 評価ポイント:20pt
新国王エドワード2世の戴冠式を前にした一九〇二年の七月末、ホームズとワトソンはホームズの兄マイクロフトの仲介で外務省に呼ばれ、ランズダウン外相と林董(ただす)日本公使から直々の依頼を受ける。依頼の案件は紛失した英国と日本との極秘の軍事協約書の捜索だった。日英同盟を結んだ日英は、条約公文とは別に秘密軍事協約を締結し、協約書には日露開戦時の英軍の満州派遣と日英の協同作戦計画が記されていた。もしこれが明るみになると日露のみならず、英仏をも巻き込んだ国際問題となるおそれがあった。
協
約書はホテルの日本陸軍代表、福島少将の部屋にあったが、無人の密室となった部屋で、施錠した書類鞄の中から陸軍の協約書だけが姿を消してしまうという謎に満ちた事件だった。捜査の過程で、ホームズたちはドイツスパイの尾行を受けたり、ワトソンの医院にロシア工作員が侵入して銃撃戦となったりするが、ドイツとロシアが協約書紛失に関与したかは不明だった。
ホームズは、密室への侵入が事件当時フランス出張中の隣の柴中佐の部屋から行われたことに気づき、内部犯行の疑いを抱く。ホームズとワトソンは、ロンドンに戻った柴中佐と会い、彼が2年前の義和団事件で世界的に有名な人物であり、謙虚で誠実な人柄であることに好感を持つ。
同じ頃、ホームズは日本海軍関係者が軍艦建造で巨額のコミッションを取っている噂を聞き、その窓口が海軍駐在武官玉井大佐であることを知る。さらに、協約書は鞄自体がすり替えられて盗まれ、これが玉井大佐によって仕組まれたことを突き止める。また、英国の諜報員シドニー・ライリーからパリの日本公使館の陸軍駐在武官明石中佐という人物がこの事件に関わっていることを聞く。
明石は、二枚舌の英国が始めから軍事協約を履行する気などなく、日本敗北を予期してフランスと密約を交わしていることを知り、汚職軍人の玉井を強迫して協約書を盗ませ、日英軍事協約を阻止しようとしたのである。
しかし、玉井は鞄を用意しただけで、事件当時はアリバイがあった。鞄をすり替えた実行犯は誰か? やがて、それが全く意外な人物だったことを知ったホームズとワトソンは、ドーバーに急行して海峡渡船で大陸に渡ろうとするその人物と協約書を追う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-23 18:38:05
116197文字
会話率:63%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:10pt
あらすじ
外は桜が咲き乱れ、道は通勤している人たちであふれかえっている。そんな中、俺、山里連(やまざとれん)は悠々と朝ご飯を食べていた。第三中学校に通う俺は平凡ではなくエンジョイしているといっていいほどのリア充だ。リア充とは言っても彼女はいない。言い訳をさせてくれ。
リア充=リアルに充実している
と、俺はとらえているため、現実が充実していればリア充と言ってもいいと思っている。
二階建ての家に住む俺は四人家族だ。父、母、叔母そして俺だ。一人っ子の俺は十分に甘やかされてきた
。自分の部屋には、野球セット、テニスラケット、卓球セット等、体を動かすものがたくさんある。
放課後は同じクラスの奴とサッカーなどをしている。休日も同じだ。ひきこもる。なんて一回いや、一ミクロンも考えたことがない。
唯一嫌いなものがある。それは二次元だ。なにか、少し見ているとか悲しいというか慈悲の心が芽生えてくるのだ。
そんな俺の友達を紹介しよう。
香山(かやま)大翔(ひろと) 栗毛色の髪の毛。短髪だ。顔は中の下くらいだ。この学校きっての中二病だ。得意科目は理科。彼曰く(いわく)理科で使うものが俺の心(たましい)を揺さぶるから。らしいのだ。そんな彼とは幼稚園からの付き合いで、すごいことに違うクラスになったことがないのだ。俺は彼のことをヒロと呼ぶ。逆にヒロはれんと呼ぶ。
光岡(みつおか)悠(ゆう)馬(ま) 真っ黒な髪の毛。短髪。顔は下の中くらいだ。彼がこの世でこよなく愛す物。それは二次元だ。一度、彼の部屋にいったことがあるが、壁はポスターやタペストリーで埋まり、棚の上には無数のフィギュア。学校の鞄には、ラバスト。そう。光岡はオタクなのだ。アニメが嫌いな俺が、なんで光岡と仲良くなったのかというと、中一の時に席が隣で意外なことに優しかったのだ。彼的にはここで見過ごしたら二次元のあの子に嫌われるからといういちゃもんをつけているが。
彼の好きな言葉は{俺とお前の次元は違う}と言う言葉らしい。おそらく好きな人の次元が違うのだといいたいのだろうけど、語呂が悪いのだろう。
俺は彼のことをミッツと呼び、ミッツは俺のことをヒロと同じ、れんと呼ぶ。
そんな俺には今好きな子がいる。泉凛(いずみりん) という子だ。凜はかわいい。それしかない。うん。かわいいは正義なのだから。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-07 23:45:36
37265文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
平々凡々な高校生をしていた主人公は、その日も同じ学校にいる妹と一緒に下校していた。
途中で妹が「学校に忘れ物をした!」と、慌てて逆走する妹の後姿を微笑ましげな目と苦笑いをしながら「慌てて走ったら、またこけるぞー」と言って、ゆっくりと追いかける主人公。
おっちょこちょいな妹を、苦笑いをしながらも付き合う主人公(兄)の日常の一コマ。
ここのまま、学校へ戻って妹とじゃれ合いつつ帰宅―――――出来るはずだった。
妹を歩いて追いかける主人公。
その前方から、男女の高校生が歩
いてくる。彼らには見覚えが会った。
学校一のイケメンと美少女の幼馴染コンビで有名人の二人組
主人公は(やっぱり、美男美女って並んでると絵になるんだなぁ…)とあまり興味はなく二人の横を通り過ぎようとした瞬間――――ヴォンッ
突如、地面に出現した魔法陣。
主人公はそれに気づいたときには、時すでに遅し。
3人の男女が歩いていた通学路には、主人公が落とした鞄だけが寂しげに残っていた。
◇
異世界に巻き込まれた主人公が魂になって、結晶になり、兎をへて神になる。これはそんな物語です。
______________________________________
初投稿です。文才とか文章力?っていうのかな?そんなもんないです。皆無です。
勉強なんてのもした事ないです。
読み専だった私ですが、常々小説を書いてみたいなぁーと言う無謀な夢があってこの度、手を出してしまいました!わぁー!パチパチパチィ…
下手っぴな小説ですがどうか見てやってください。
間違えや、小説のコツ、アドバイス?等の指摘は歓迎していますので、どうぞよろしくお願いします。
良いと思ったら評価や感想もくれると嬉しいです!返信は…苦手ですが(ボソッ
『注意事項』―――――――――――――――――――――――――――――――――
※R15や残酷、ボーイ、ガールズラブは保険です。
※作者のメンタルはガラスです。酷評や、罵倒はおやめてください。取り扱いにお気をつけください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-04 19:26:58
1769文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:65pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
苺大福を鞄の中に入れてはいけない。あれは、酷い目にあった。
最終更新:2017-11-27 06:00:00
531文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:9pt 評価ポイント:9pt
作:KATOREA
異世界[恋愛]
連載
N9362EI
私は、最近流行りの異世界転移をしてしまいました。詳しくは想像におまかせします(笑)
だた、神様とやらに一つだけ願いを叶えてあげようと言われましたので
「筋肉のあるおじさま達が居る世界に行きたいです!獣人のおじさまも求めます!」
神様が引きながら「え?!そんな事でいいのかい?」と、私は神様におじさま達の魅力をこれでもかと教えて上げました。
「……えっと、そろそろ行こうか!君の希望の世界に!行くだけでは可哀想だから全言語対応と、この容量無限の鞄を上げよう、いってらっしゃい!」
「
まだ、伝え足りな~いぃ~!でも、ありがとう神様!行ってきます!」
こうして私のオアシスに行く事になりました。
私がおじさまを愛でて、もふり、あれ?私の方が愛でられてる?まっいっかっ!
こんなお話です。
作者の欲望のまま書かれております。
話が脱線したり、色々あるかと思いますがご了承下さいm(__)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-31 22:03:09
472文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:44pt
総合ポイント:40pt 評価ポイント:10pt
蒟蒻の花が鬩ぐ湖へ投じられたひとつの鞄、
最終更新:2017-10-27 22:10:27
435文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:天使 リリア
ローファンタジー
連載
N2042EI
学校帰りの電車内、佐藤由花は自身の鞄に見覚えのないマスコットが付いていることに気が付く。
不審に思いながらも彼女は自宅へ帰宅した。
自室に入り、例のマスコットを手に取った――その瞬間が、全ての起点となった……。
最終更新:2017-10-18 16:16:06
1584文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
悪意は人には種類もあるが、
見えにくい悪意ほど底意地の悪いモノはない。
サイフがなくなったクラスで………
最終更新:2017-10-16 00:09:44
1739文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「わたし」の授業にいつも出席する女性の持つ大きな鞄・・・
最終更新:2017-06-24 18:20:00
1640文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:12pt
あなたが落としたものは。
キーワード:
最終更新:2017-05-03 11:55:45
625文字
会話率:15%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
異世界帰還勇者の孫、神城 翔。17歳。
爺さん達は元勇者。
いつか異世界召喚されるかも?と言われて特訓させられていた。
でも、彼護身術は得意だが、戦闘力は皆無。
そんな彼が異世界の少女と出会い、異世界転移した。
彼の所有スキルは、収納と鑑定だったがこの世界では魔法鞄と鑑定魔導具が普及しており、彼のスキルは死にスキルだった。
さて、どうする?
最終更新:2017-05-02 03:25:35
20171文字
会話率:15%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:31pt 評価ポイント:17pt
Eternal Return -永劫回帰- 外伝
櫻 時宗。加藤 雅治。伊集院 誠。
金はある。才能もある。人望もある。
無いのは…………。
道楽者と言われても短い人生、
やりたいことやっておかないと
後悔する人生なんてまっぴら後免。
夢と希望を鞄に詰めて旅立とう。
少年時代から中年に至まで仕出かした人生旅行の数々。
そして、そんな彼らから兄貴と呼ばれし男
唯野雄大が加わり彼等4名のお話。
最終更新:2017-03-05 11:30:59
251389文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
気ままに野山を走っていた香奈子に来た手紙。
それは、教室で一言も口を開かない、菜摘からの手紙だったのだが。
最終更新:2017-02-18 19:29:35
6948文字
会話率:11%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:20pt
幼馴染みである遥香の元へ、土産の品を渡しに行った拓人は、玄関先に置いてあった鞄からノートがはみ出していることに気付いた。不思議と、気になって手に取って読んでみると、そこには……
最終更新:2017-02-09 14:24:46
2476文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:70pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
鷹城小夜子は小難しい女である。自覚はしている。クラスメイトのようにファッションや恋愛の話題で騒げない。異性の気を引く云々だの、誰々くんがかっこいいだの気になるだの、興味がわかない。くだらない。
修学旅行の夜。わたしの鞄の中には、一つの紙切れが入っていた。
『23時に中庭に来て欲しい。待ってる。』
差出人不明のその手紙を懐に入れて、わたしは中庭に向かう。外は寒いだろうから、私にこんな手紙が届くわけはないから。だから、宛先が間違っていることを伝えに行くだけ。
――恋だの、
愛だの、くだらない。そんなのわたしはわからない。だから。
修学旅行で浮かれた熱を、夜風で少し冷ましたい話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-12 07:00:00
4321文字
会話率:71%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:10pt
現在では女子高だった光聖女子学園高等学校が共学になり改名し光聖学園高等学校。共学になりはしたが男女比率は1:9の男にすればまさに楽園である女の子だらけの夢の学園に入学した鳴海千秋。下敷き、筆箱、ノートから鞄まで美少女キャラが彩どられたオタク趣味全開でだらしなく髪の毛は伸び顔は見えなく、女子と顔が合うだけで顔が真っ赤になる恥ずかしがり屋な彼だが実は…
学園ラブコメディ、ミステリー、ギャグシリアス有り、ミリタリーアクションな物語が始まる。
最終更新:2016-11-24 18:00:00
222文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:篤本 新太郎
ヒューマンドラマ
連載
N8863DP
自殺志願の少女と、秘密を持った不思議な男性、
「人間は歩く‘カバン‘である。」という信条を胸に、二人は互いを知り合い、秘密を打ち明けていく。
最終更新:2016-11-05 04:19:01
2774文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
作:名無しの権兵衛
現実世界[恋愛]
連載
N2140DN
小説家になりたい。
俺がそんな夢を抱いたのは、いつの頃だったか。
漠然と何かを書きたい衝動だけはあったが、今まで何一つとして小説を書ききったことはない。
だが、今日からは違う。違うつもりだ。
高校一年生の春。
今日、俺は文芸部に入部届を出す。
部活棟と呼ばれる、旧校舎を改修した古い木製の校舎。その中の、文芸部の部室の前に俺はいた。
扉を開ける。すこし立て付けが悪い。
髪の長い女が一人、椅子に座って本を読んでいた。扉を開けたことで、彼女の視線が手元の本か
ら俺へと移る。抜けるように白い肌が、制服の襟口からこぼれていた。
「誰だ?」
女にしては少し低い声。
ぶっきらぼうで、まるで男のような口調。
「あ、あの。俺、入部希望の者です」
「そうか。では、入部届を出せ」
俺は彼女になんとなく気圧されながら、言われるままに鞄から手渡す。
部室内を見渡す。本棚と、それを埋め尽くす本。それと、パソコンが2台。そして原稿用紙と万年筆、辞書。
中央にあるテーブルを除けば、部室というよりも書斎のように感じた。
入部届をしばらく見つめた後、彼女はそれを机の上に置いた。
「私は神岸しほり、2年だ。文芸部部長をやっている」
「文芸部へようこそ、未来の小説家クン」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-30 19:00:00
3344文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
とある、初夏の夕暮れ。
本日最後のお客さんを見送り、お店を閉めようとした私の前に一人のおばあさんが通りがかった。
白い日傘と和服の似合う瀟洒なおばあさんだけれど、何故かその手には少々アンバランスな旅行鞄。
何かのご縁と予定外のお茶会に招くと、おばあさんは御礼にと手にしていた不思議な旅行鞄について話してくれた。
「この鞄は、旦那さんの遺品なの」
見てくれは、普通の古ぼけたトランクケース。
何故か姉妹がどうしたって開けることは出来ない鞄からは、まるで人を挑発するか
のような不思議な笑い声が聞こえていた。
『精霊の見える喫茶店』シリーズ第4弾。
ほんの少し、姉の秘密に迫ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-05 22:30:04
35212文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:2pt
鎌倉の山間に遁世した人嫌いの男のもとに、絶縁状態の親戚が口のきけない少女を連れて訪れる。「口がきけないということだけで、人はこれほどまでに残酷になれるのだろうか――」憤りに任せ、男は少女を引き取ることになり、静かな二人暮らしが始まる。
暗闇の中で温かなものを手繰り寄せるように、二人きりの暮らしは穏やかに続く。少女は旅行鞄の中を決して見せようとしなかった。
最終更新:2016-08-15 22:43:10
33805文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
わたしはスーツケースの中から生まれました。十七のとき、大きなスーツケースの中から飛び出して、生まれました。
最終更新:2016-08-12 23:22:58
2823文字
会話率:12%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
【ダイジェスト規約の変更により、掲載場所を自サイト「女王陛下、お茶を召しませ」http://itsmyowninvention.web.fc2.com/に移動することにしました。それに伴い、こちらは一旦完結設定とさせていただきます。】
8月5日、フリーダムノベルより1巻発売。
秋野満月(あきのみつき)23歳、女性。
彼女は5年前、異世界に落とされた。
そこは「落とされモノ」と呼ばれるトリッパーだらけ。剣あり魔法あり、地球より進んだテクノロジーありのごった煮の世界。
冒険者
ギルドが大企業と化し、強い支配力を持つ場所だった。
トリップ特典で「暴食の鞄」と呼ばれる厄介なチートを授かってしまった満月は、ギルドの監視下で別館職員としてお勤めしている。
……基本的に、ダラダラと。
「いらっしゃいませ。こちら冒険者ギルド別館、落とされモノ課でございます。本日は、どのような御用件でしょうか?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-18 21:14:10
141669文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:8981pt 評価ポイント:2863pt
魔族との長い戦乱の日々に終止符を打つ為、頼もしい仲間達との…辛く苦しい長い旅路の末に魔王城へと辿り着いた《聖光の勇者》アステル・リヴィエール。
しかし、そこに待ち受けていた魔王は…なんと!とても愛くるしい見た目の6〜8歳位の美少女魔王!?
魔王の…余りの愛くるしい姿に戸惑う勇者一行。
肝心の魔王は、勇者の鞄から“あるモノ”を取り出す(※無断で)。
それを気に入った魔王は、満面の笑顔でこう宣言する。
『わたし、お姉様に付いていく〜♪』
天然系美少女魔王に懐かれた勇者の受難の物語
…堂々の開幕!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-18 22:04:45
1132文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:2pt
書き出し.meのお題で書いたものです
(一応URLおば っhttps://kakidashi.me/novels/3515)
パンツって、いいものですよね(遠い目)
最終更新:2016-05-02 22:59:34
790文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:94pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
――元気で電波な美少女フィギュアとツンデレ少年のコンビによるミステリコメディ!?
この物語の主人公、篠宮蓮は帰宅途中に、怪しい白衣の男から鞄を託される。家に帰って鞄を開けてみると、中に入っていたのは一体の美少女フィギュアだった。なんとも残念な気持ちになる蓮だったが、驚くことにフィギュアが独りでに動いて喋り始めた! フィギュアはサナと名乗り、蓮と出会うまでの記憶が一切なく、行く当てもないという。捨ててしまうわけにもいかず、蓮はこの奇妙なフィギュア、サナと一緒に暮らし始めるの
だが……。
※カクヨムにも載せてます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-10 16:33:19
77778文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:12pt
主人公のこずえは高校生。
同じクラスの男子が気になっているが話し掛けるどころか遠くから見詰めているだけで精一杯だった。
バレンタインデーが近付いてきた頃、こずえは生まれて初めてチョコレートを購入する。
当日は鞄にチョコレートを忍ばせ、友達の誘いを断り、課題に取り組む。
こずえが真面目なのは皆、知っているから、誰もそんなこずえを怪しまない。
クラスメイトが皆帰ったところでこずえは鞄の中のチョコレートを取りだし気になる男子の机の引き出しに無記名のまま入れるが..。
最終更新:2016-03-22 15:52:31
22502文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
そこはヒトが滅びた異世界。
荒廃した地上には不思議な生物たちが生息している。
学校の屋上で眠ったはずの新山圭介は、その世界の誰もいない街で目を覚ました。
朽ちたビル街をさまよった圭介は、大きな鞄を背負った獣人の少女と出会う。
彼女は滅びたヒト文明の調査を手伝ってほしいと頼んできた。
興味を持って一緒に行くうちに、圭介はヒト文明が滅びた理由を知ることになる。
それは、他人とぶつかることを嫌っていた少年に、その転換を促す旅だった。
失われた高度な文明の謎を解き明かす、小さな成
長冒険譚。
(旧題:異界の夜明けの蝶の翅~獣人少女と学ぶ人類滅亡の回避法~)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-11 22:26:46
70431文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:90pt
総合ポイント:34pt 評価ポイント:12pt
その日は朝から天気が荒れていた。空は分厚い灰色の雲に覆われていて全体的に景色が薄暗くどんよりとしていて気分まで沈むような空気の中、気は進まないが今日も学校に行かなければいけない。
「6時50分......そろそろ出るか」
身支度を整え階段を下り玄関で黒の革靴を履き扉の鍵を閉め、目的地へと出発する。
道幅の狭い道路の片隅をイヤホンを耳に付けて自分の世界に浸る。周りなど知る者か......
ワゴン車、オートバイは騒音を立てて横切っていくが気にとめることはない。
学校を目
前にして細かい粒雨が降り出すと俺はいつもより余計に登校意欲を削がれた。
こんな思いをしてまで学校にいく意味があるのか、言い訳ばかりを募らせていつもの人気が少ない道で小言を垂らす。
成武高等学校、それが今俺が目指している場所である。
成武の校舎は坂を登らなければならない。とにかく俺は面倒事と疲れる事が嫌いだ。なぜ俺がそこまでする必要がある......いや、ない。けれどもするのは行かなければ面倒が生じるからだ。それはあの女、瀬名芽衣が原因だ。瀬名芽衣は俺の所属するクラス、1年B組の委員長、本当にこいつは厄介だ。
朝の挨拶を無視すれば、まず何を入れてるんだと言わんばかりにパンパンに詰まった学生鞄を投げつけてくる。まずそれが死ぬほど痛いのだ、そして問題の登校拒否に関してだが、彼女の委員長としてのプライドに賭けてそれは不可能だ。入学式から三日後、委員長を含め委員会が決まった日に奴は目の前に現れた。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2016-02-24 18:24:25
6367文字
会話率:61%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
見たこともない古本屋……。入ってみると分厚い本が並んでいる! 目に留まった本を手に取ると『魔術録』と書いてあった! 中にはたくさんの魔術が書いてある。
「テレポート(ボソッ)」
すると鞄が移動した……!?!? いや、自分が移動したんだ!!
異世界転移ファンタジー! ご都合主義につき大絶賛チート中!!
最終更新:2016-02-07 08:14:31
2073文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:2pt
不思議な霧によって無数の異界がつながり、多様な生命を気まぐれに往来させる世界。そこに一人、霧に紛れた心を探し、その真実を求めて救う、「風のような旅人」がいた。
とある夢の街に住む少女は、青い笛をきっかけに不思議な笛吹の旅人と出会う。二人は、持ち主不明の旅行鞄の処遇を巡って二匹の黒い猫人と出会い、火曜日の夜に開く秘密の遊園地を訪れる。
しだいに夜の深みに迷いこむ少女。そこで彼女は、多くの存在の揺らぐものたちと出会い、夢の街とそこに生きるもの、旅行鞄と青い笛、そして自身の忌ま
わしい「真実」を知る。
少女が絶望したとき、ひとすじの風が吹く――
※本作は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-23 00:04:31
240681文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:80pt
総合ポイント:23pt 評価ポイント:9pt
最近、とある街のセレブの間で、魔法の鞄がひそかに噂になっているらしい。
最終更新:2016-01-21 14:00:00
4860文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:40pt 評価ポイント:22pt
数か月に渡って登校拒否の引き籠りだったカタリは、幼馴染に説得されて復学を決意する。
しかし、そんな彼を待っていたのは凄惨なイジメだった。
カタリはクラスメイト達への復讐を心に誓い、鞄にナイフを入れて再度学校へと足を運ぶ。さあ暴れてやるぞと意気込んでいたところ、なぜだか異世界転移へと巻き込まれてしまう。
カタリは非道な禁魔術ばかりが記された魔導書を手に入れ、クラスメイトを全員皆殺しにする計画を企てる。
最終更新:2015-12-13 19:03:49
167786文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:13042pt 評価ポイント:3062pt
作:ジュウジロウ
ヒューマンドラマ
連載
N5823BG
いつものように家を出て、いつもと同じ電車に乗ったはずなのに……? 「かコよヶ駅」という聞いたこともない駅で電車を降りてしまった友也は、帰りの電車を待つ間、地下道の先にある駅前町で暮らすことになってしまった。しかも、町の住民たちからは、友達を売る”友屋さん”だと勘違いされて――。
128年の磔(はりつけ)の刑に処されている雛形さん、鞄に詰め込んだ「道」を売り歩く道屋さん、「有り難い出来事」を商うありがた屋さん、決して名前を呼んではいけない遠山彦さん、などなど……不思議で奇
妙な30人の住民たちと、そこに31人目として加わった友也。彼らの出会いや、彼らが暮らす町の日常を綴り集めた、ほのぼのシュールな物語。
(「カクヨム」にも投稿しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-22 19:34:57
182808文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:75pt
総合ポイント:95pt 評価ポイント:39pt
女の子の一人称日常シリーズです。片想いのどきどき。
最終更新:2015-09-17 21:04:39
683文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
ぽつぽつと降り始めた雨から逃れるように、彼は駅の分煙室に滑り込んだ。鞄を漁って目当てのものを見つけると、静かに取り出して手で弄んだ。雨音は激しくなる一方で、駅は静寂に包まれている。日々の生活と仕事で疲れ切った眼を擦りながら、彼は思考の海に沈むのであった。
※当作品はフィクションです。いかなる差別、犯罪行為、反社会的行為を容認するものでも、教唆するものでもなく、また読者の行動について責任を負うことはありません。
最終更新:2015-09-01 01:09:31
3646文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:19pt 評価ポイント:17pt
「あれ、どこかでお会いしましたっけ?」
初めて出会うはずなのに、いきなりこちらをニコニコと見つめてくる緑の瞳の少女。髪を帽子ですっぽりと隠し、どちらかというと男の子っぽい服装。そして真っ赤な鞄。
心の中では「いやお前誰だよ」と思いつつ、だけどどこか懐かしい感じのする、そんなかんじの一コマを出会いというハサミで切り取る。
*
目指せ5日に1回更新。
見てくださった方、ありがとうございます。
最終更新:2015-08-31 13:00:00
6982文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
ある、人の寄り付かない商店街に、一軒の鞄屋がオープンしました。腕のいい職人でしたが、実は重大な秘密を隠していました。それを知った主人公は、鞄屋をつぶそうと試みますが、、、。
最終更新:2015-07-28 08:32:55
2459文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
梅雨時、急に降り出した大雨。いつもは大量に置いてある傘も今日はない。
隣で外を眺める山瀬くんを見つめながら、鞄をきゅっと握った。……失敗しちゃったな。
最終更新:2015-06-20 22:54:44
1885文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:71pt
総合ポイント:223pt 評価ポイント:157pt
作:トモウキ&トモアキ
ノンジャンル
連載
N4598CS
唯一の肉親である母に看取られ、病院で静かに息を引き取った青年芸術家は、次元の境界線を越えて異世界に転生し、人間でない種族のひとりとなる。
生まれてからしばらくは夢うつつの状態が続き、前世の記憶も曖昧だったが、三歳になったときに自我がしっかりと確立し、以後は順当に成長していく。
人間年齢換算で十五歳になったとき、唯一の肉親にして族長たる者から課題が出される。
内容は、『人族の世界』へ行き、人間年齢換算で十六歳になるまでに、祖先達が人族に貸し与えた『農具』を全て回収せよと
いうものだった。
『人族の世界』は『元青年芸術家が生まれ変わった種族の世界』とは違い、地球世界の紛争地域以上に混沌としている。
それでも族長の命令は絶対であり、元青年芸術家は従うしかなかった。
計画された偶然、交錯する裏切り、親しき者の死、張り巡らされた陰謀、偽りの戦い……。
ときには傷付き、ときには倒れ、また別のときには涙を流しながらも、元青年芸術家は愛と正義と画材道具を鞄に詰め、どこまでも続く青空の下、清濁入り乱れた人の世を旅していくのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-16 23:07:06
10441文字
会話率:8%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:0pt
秋山紅葉。それが、親からもらった名前。
※以前文芸部誌に載せたものです。生まれて初めて書いた小説。
最終更新:2015-05-22 20:00:00
2493文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
春は不貞をやらかした男に制裁を下した日の帰宅途中、嫌な視線を感じた。風を巻き込んで勢いよく飛ばした学生鞄が命中し、ストーカー野郎を見事捕獲成功。春は尋問を試みるが・・・・?
暴力少女×ストーカーのラブコメディです
※主人公の一人称及び名前を変更しました
4月11日更新
最終更新:2015-04-11 10:49:33
9681文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:84pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:2pt
猫は鞄の中、ゆらり揺られて
最終更新:2015-03-18 17:00:00
1752文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
作:あんころ(餅)
ハイファンタジー
完結済
N2092CN
「やあやあ! オレの名はアトラン・フェニルシール。通称“ウォーブラー”。自慢の美声に、女はみんなイチコロさ。口八丁かまして、魔導爆裂球からご婦人のネグリジェまで、何でも揃えてみせるぜ!」
トラック交通事故から猫と幼女を助けたら神様転生しました。はいはい。
それはともかく、転生した体の能力がたまたま鞄に入れておいたTRPGのキャラクターシート準拠ってどういうことよ?
おいィ、戦闘能力ばつぎゅんな強キャラならまだしも、このキャラはサポート特化型だから一人だと身を守ることも
できないんですわ? お?
いくら能力の総計は優れているといっても、ちょっとねぇ神さまこれはないでしょうっていう。
多少の呪歌が使えるほかは、対人交渉系の役回りに特化した能力と技能ばかり。
さて、これでどうしようがあるのか。
悩んで悩んで、とうとう決意できた方針。それは――
「自分で出来ないなら、人を使ってやらせればいいじゃない」
戦いは数だし、世の中は金と組織だよねっ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-19 22:50:54
52446文字
会話率:1%
IN:0pt OUT:86pt
総合ポイント:65pt 評価ポイント:35pt
植物の根が深く根を張り緩やかに崩壊していく町の中で、今日も私は人から何かを頼まれる為に相棒の古い鞄を背負って家を出たのだった。 緩やかに崩壊していく緑に覆われた町で、イチコはこの町唯一の『頼まれ屋』を営みながらなんとか暮らしている。そんな彼女がある老人からの依頼を受けて声を掛けた少女『シキ』との出会いから、物語は少しずつ始まっていく……。
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多分二日か三日に一度の更新ペースになると思います。 話的には長編になるかと
思いますが、 どうかお付き合い頂ければ幸いです。 ※以前別の投稿サイトで掲載していた話を 所々修正・大幅な追加要素を加えて、 改めて投稿していきたいと思っています。 ------------------------折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-03 22:00:00
134297文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:12pt
作:弦崎あるい
ローファンタジー
完結済
N9518CJ
――千敦のことが好きだ、と告白をして部長の愛は息を引き取った。
保健室で目を覚ます関岡千敦。
どうやら廊下に倒れていたところを、同じ演劇部の先輩達が連れてきてくれたらしい。
不思議に思いつつ部活に行くと、先程のことは夢だったのか演劇部の部長である宮島愛はちゃんと生きていた。
だが部活が終わり教室へ鞄を取りに戻ると、いきなり泥人形のような化け物どもに襲われる。
危機一髪のところで助けてくれたのは、同じ演劇部の女子部員3人だった。
千敦は3人に連れられ、学校の地下
にあるという秘密基地のような場所へと向かう。そこには演劇部の部員達と共に、なぜか幼馴染みの松任谷祐美の姿があった。
訳が分からず混乱している千敦に対し、国語教師の染谷新造は1枚のカードを渡す。
すると、カードは千敦が手に取ると光り輝き、それこそ選ばれた者の証だと言う。選ばれた者は終末の聖少女達(アースガールズ)となり、闇の国から送り込まれる化け物どもを倒さなければならない定めらしい。
驚愕の事実に千敦は動揺するが、定めから逃れることは許されないと言われて戦うことを決意する。
こうして千敦はラグナロク部として演劇部と平行しながら活動していくことに折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-17 14:43:30
100928文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:96pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:12pt
ついに森内まさるが「小説家になろう」へ推参!
絖那辺悠輝様による、「なろう」だけの超美麗イラスト付き!
古き良き時代のマンハッタンで繰り広げられる、ボーイ・ミーツ・ガール!
雑誌社「ヴァーミリオン・プレス」の新人記者であるアイザック=マクスウェルは、とある事件の取材を通して謎の女性――ヴィオラと出逢う。
ザックは彼女の溜息の訳に気付くことができるのか?
ヴィオラの背負う、とてつもなく大きな「鞄」とは?
そして二人に降りかかる、街を牛耳るマフィアとニューヨーク市
警からの圧力。
マンハッタンの街と、彼らが進む未来は果たして――。
※邦楽「真っ赤な空を見ただろうか」(BUMP OF CHICKEN)より着想。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-13 06:27:30
20007文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:12pt
「俺」はあの日から特に彼女を観察するようになった。それだからか、彼女にそっぽを向かれる回数も増えた。
あの分厚い本は彼女の鞄の中から顔を覗かせて「俺」を見ている。
彼女は「俺」のことを、あの図書館での出来事を、まだ覚えているだろうか。
(個人サイト『水たまり』やpixivで同じ作品を投稿しています)
最終更新:2015-01-10 10:00:00
1966文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
なにかの感情に追われるように、俺は走る。体温があがるのも気にならない。……学校を出た。鞄も持たずに、目的地もなく。
「世界があまりにも静かだから」
最終更新:2014-12-12 12:00:00
4053文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
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