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検索結果:200 件
弱小の小国、クエイサー王国は、中堅勢力であるカノープス王国に攻められ滅亡の危機に瀕していた。
その第三王子であるハインは臆病で、すぐに戦場を放棄して逃げてしまう困った王子。
ある夜、国王と二人の兄が密談していた。
それは、これ以上国民を苦しませない為には、王族である自分達が投降し、降伏するしかないかも知れない。
国民は救えるだろうが、自分達は斬首。
それを聴いてしまったハインは翌日、国を捨て逃亡した。
兄達は激高したが、父である国王はただ諦めるだけ
だった。
彼は確かに逃亡したのかも知れない。
しかし、彼が向かった先は世界一の大国ラティノス。
そこには世界最強の剣士がいる。
彼は最後に、その剣士へと決闘を申し込み、そこを自らの死に場所に選んだのだ。
その理由は、その最強の剣士が―――女の子だったから。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-08 16:54:42
9817文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:85pt
総合ポイント:516pt 評価ポイント:410pt
ここは史実とはちょっと違う日本。凄惨な本土決戦の末、降伏した大日本帝国は、ソ連、アメリカ、イギリスによって分割占領されていた。
それから5年後、ソ連の統治下にあった東北地方から樺太、千島に至るまでを実行支配する蝦夷社会民主共和国となり、東北以南の鹿児島県までは京都に都を戻し、日本国として再出発を果たすが、米ソ冷戦のもと、戦争の影がひたひたと迫っていた。
最終更新:2019-11-05 19:00:00
1962文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
古来より守護者と呼ばれる人の力を凌駕する超人的な力を持つ者がいた。
守護者は大陸に存在するルゼロア帝国、デルゲイユ王国、シュファール皇国の三つの大国に各一人存在し、代々力を受け継いだ者がそれぞれの国を守護してきた。彼らは兵力や軍事力をものともしない圧倒的な力を持っており、守護者同士の能力が拮抗している以上、戦争が起きることはなかった。故に誰もが戦乱の世など起こりえないものだと思っていた。しかし、平和な時代が続いたことで守護者の影響力は落ち、存在が軽視されていく。
平
和な世が続く中、ルゼロア帝国の帝都アインドルクにて各国の王族達が集い、平和を祝う祭りが催された。しかし、その祭りの最中で王族達を狙った大規模な爆発が起きる。この爆発により、シュファール皇国の皇王などの要人を含め、多くの死者を出すという大惨事を招くこととなり、平和な世に暗雲が立ち込めるのだった。
爆発事件から六年の歳月が経ち、人々の記憶から事件が忘れられつつあった頃、ルゼロア帝国の同盟国であるアラビル王国の首都シルアールでルゼロア帝国の皇帝が毒殺される。六年前の事件を含め、アラビル王国の犯行だと判断したルゼロア帝国の新皇帝は報復を決める。圧倒的な軍事力と守護者を抱えるルゼロア帝国を前に小国であるアラビル王国は瞬く間に滅ぶ。しかし、戦いの火種はそれだけには留まらず、ルゼロア帝国は大陸統一を目指し、他国へ宣戦布告を開始する。
宣戦布告を受けたルゼロア帝国の西方の島国である倭陵国は早々に降伏。大陸の中央に位置するインペール聖王国は精強で知られる自国の騎士団を率い、ルゼロア帝国と徹底抗争に及び五年に渡って侵攻を防ぐも友好国だったマラドレン商業国の裏切りに遭い、滅亡する。
インペール聖王国の滅亡から一年後、ルゼロア帝国は次の矛先として守護者を抱える三大国の一つ、デルゲイユ王国に目を向ける。そんな中、帝都アインドルクのスラム街で多数の黒煙が立ち昇る。十二年前の爆発事件で母を亡くしていた守護者の息子アーゼスはその黒煙を目の当たりにし、事件のことを思い起こす。帝都での爆発事件はアラビル王国が原因として処理されてきたものの、多くの謎は未だ解明されていなかった。アーゼスは十二年前の事件との関連を探るために現場へと急行する。そこでの出会いがアーゼスの運命を大きく変えることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-27 00:00:35
58478文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:6pt
作:物語あにま/紡希むぎ
ハイファンタジー
短編
N9270FT
成人式の日、田舎の村人でしかなかったフェイ・ブレイドは、《勇者》の称号を手に入れた。人類の敵である魔族・魔王を倒し、勇者として成り上がると誓ったフェイ。勇者専用スキル《一撃否殺》は、どんな無敵の相手でもクリティカルダメージで戦闘不能にするというスキル。このスキルでどんな敵だろうと無双できる! そう意気込んだフェイだが、このスキルには致命的な欠陥があった。どうやっても相手の体力をHP1以下にすることができない!それ以上ダメージを全く与えられない!
「安心しな。峰打ちだ(本当は
殺せないなんて言えない)」
「いや止めさせよ(グサッ)」
せっかく降伏させようとしても仲間にトドメを刺されて功績を全部取られる! こうなったら自分一人で闘うしかない!
「くっ、勇者。早くわたし(魔王)を殺せ!」
「無理だ。俺には(スキルの関係上)お前を殺せない」
自分一人では魔族どころかミジンコすら屠れない勇者フェイの魔王討伐の旅が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-04 10:05:03
9884文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:58pt 評価ポイント:40pt
1950年 日本は降伏をし終戦を迎えてから5年後国民の士気が下がっているのを問題として政府が「戦車道」、「艦艇道」、「空挺道」を新たなスポーツとして打ち出した。そんな新しいスポーツができて50年が経過し世界的に広がった三つのなかの一つ「艦艇道」をする人たちの話である。
最終更新:2019-09-21 18:26:11
24663文字
会話率:59%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
大陸の約半分を支配するフゼスターン王国。山脈に囲まれた王国の辺境都市で育ったレイラク・ヒル・アズレートは23歳にして10人の将軍《グリーフ》に任じられる。そんなレイラクが30歳になろうとする年に命じられたのは隣国スリム帝国に侵攻された友邦エスラル公国への援軍の指揮をとること。6万の兵を率いてレイラクは王都イラクリオンを発つが、必勝不敗と呼ばれるフゼスターン王国軍が参加した戦いはスリム帝国の未知の武器に大敗してしまう。
スリム帝国には東方の大国東華の国が後ろ盾となって兵糧、
武器、兵をスリムに貸し与えている。更には西方同盟の姿も。大陸の各国は対フゼスターン王国を掲げ100万に上る大軍を用意し、降伏を呼びかける。当然フゼスターン王国第16代国王アレクサンドル3世は降伏勧告をはね付ける。大陸は戦乱の渦に巻き込まれていく。
そんな正義も悪も混沌とした世界でレイラクはどう生きればよいのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-23 03:32:19
2708文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:75pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
天ツ神は言った。葦原だらけの葦原ノ中ツ国は、天ツ神が治めれば、永遠に稲穂が実る国(豊葦原千五百秋瑞穂國)となる。ゆえに天ツ神が治めるべき、と。
神代の古の戦。高天原より日向国高千穂へと天ツ軍が降りた。国ツ軍は、オオクニヌシの率いる東の軍と、コトシロヌシの率いる西の軍が迎え討った。国ツ軍の善戦が続いたが、戦況は逆転。国ツ軍は降伏を申しでた。
天ツ神は葦原ノ中ツ国を治め、国ツ神に夜ノ国に隠れるように命じた。
そして現代。世界に変化が起きた。変化の影響で夜ノ国に眠るツクヨミ
が昼ノ国に現れた。
ツクヨミ(女神)が現代に現れ、神社を巡りながら、神話を学びながら、神様と戦いながら、恋するところまで書きたい。謎ときあり、バトルあり、ラブコメありの神話テイスト中二病要素たっぷりセカイ系転生モノ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-04 03:05:10
122012文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:6pt
2050年、月と地球との間で行われていた戦争は終局を迎えようとしていた。地球側の開発した新型兵器、次元兵器により月は原型を失い、資源、人材、食料は底をつき始めていたが一切降伏を選ぼうとしなかった。地球は最終通告とし、1ヶ月以内に降伏しなければ、残りの次元兵器を全て利用し月を消すと通告を行なった。1ヶ月後、月は降伏を選ばなかった。地球は通告通り月消滅作戦、通称オリンピック作戦を決行した。しかしそんな中、艦内で不審な動きをする部隊があった。
最終更新:2019-07-05 01:51:00
9837文字
会話率:84%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:30pt
かつて、その世界には勇者と魔王がいた。
彼らは自らの種族のために戦い、最期は相打ちとなって死んでいった。
魔王が死んだことで魔族は降伏し、そして、人族の手により滅ぼされた。
それから10年後。とある町の冒険者ギルドに所属する神官の少女セフィーリア・リリーの前に、不思議な青年レオタが現れる。
同じパーティメンバーでありながら、他者に一線を引いているような態度の彼を心配するセフィーリアであったが、彼には人を避ける理由があった。
勇者でも魔王でもない只の青年と、ちょっぴり(?)強
引な怪力美少女神官ちゃんのお話。
2人でのんびり冒険しながら、平和になった(はずの)世界を巡ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-29 21:00:00
52965文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
シリアスなダークハイファンタジー。 ※中世欧州風ではなく、近世欧州風な異世界を舞台にしています。
斜陽の王国の「英雄」に祭り上げられた少女の物語――。
400年の栄光と繁栄を誇っていた西方の大国、フェルナーデ王国にも斜陽の時代が訪れていた。王都ルテティアは政治が腐敗し、犯罪が多発し異形なる魔物の噂が絶えずにいた。その暗黒の時代に、一筋の光が生まれる。『英雄』と呼ばれる貴族の少女レルシェル。騎士として為政者として急激に名を上げ始めた彼女であったが、彼女は民衆の考える『英
雄』像ではなく、一人の少女、悩みや迷いを抱えた一人の人間だった。
魔物と戦いながらレルシェルはルテティアの一部「北壁」の改革を進めるが、王国では革命の気運が高まり、王国南部でついに武力蜂起が発生する。討伐軍の一員となったレルシェルであったが、王国軍は敗北。レルシェルは善戦するも、それを理由に内通を疑われて投獄される。それは王国側による陰謀であった。
王都まで迫る革命軍であったが、仲間により救出されたレルシェルの活躍もあって、互角以上の戦果を上げるも市民の暴発によって王妃ディアーヌは革命軍に降伏を申し出るのであった――。
かくして共和政府がたちあがるも、不安定な新政府の中にも陰謀や謀略の類は尽きない。不安な日々を送る市民たちにも魔物の影が闇から這いよっていた――。(十章現在)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-08 22:44:20
368434文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:70pt 評価ポイント:24pt
遡ること、1年前に魔王はある国を訪問したことが自由都市の建国きっかけになる。その国が、現在、無条件降伏した国。
なお、当時の魔王は穏健派で幾度も攻めてくる人間側に嫌気が差して自由都市を魔族側が作った。作ったというより、魔王軍に突然攻められて無条件降伏した国が自由都市。
魔王が考えた結果が、この腐敗した国を一新して誰もが住みやすい国が1つあってもいいのではと。魔王討伐軍は、今まで何百回もあって本気でうんざりしていた。
そんな物語である。
最終更新:2019-01-15 01:59:29
2919文字
会話率:8%
IN:0pt OUT:100pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
作:しゅるるふしぃ
ヒューマンドラマ
連載
N2943FC
時は戦国。刀や弓、地雷に鉄砲、ましてやサイバー攻撃まで。取れる手段は全て取り、敵を降伏させる時代。そんな戦場とは無縁の田舎で生きる、いわゆる一般市民である成人男性トキタニ(25)は、ひょんなきっかけで「出征」することになってしまった。浸かりきった平和から一転、激しい戦場へと向かったトキタニは、様々な「命」と出会うことになる。一体トキタニは戦場で何を得て、何を失うのか。
最終更新:2018-12-30 23:27:42
12032文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:8pt
三百年前、メリディアニ王国は強大な武力で大陸全土を支配し太平の世をもたらした。
だが現代、王国の王子で史学科の学生カールスは歴史書を紐解き、その支配が完全でないことに気付いた。
「まだ降伏してない国がある」
それは、ヤポニカ魔導王国。
当時のメリディアニ王国はヤポニカ領を極限まで削り取ってヤポニカ王の
私邸のみ残すという嫌がらせをして降伏勧告をしたが、他国との戦争が
忙しくなってその後の処理が忘れさられたのだ。
それ以降のヤポニカ魔導王国の行く末は、誰も知らない。
そこで
カールスはあることを思いつき、後輩の学生ルビィに話した。
「ルビィくん! この国を探して大陸統一を俺の手で完遂させるんだ!」
「……先輩、探し出してどうするんです? まさか戦争でも?」
「いや、和平交渉だ。俺は魔導王国の子孫に結婚を申し込む」
「えっ、いやですけど」
「えっ」
実はルビィこそヤポニカの正統後継者、ルビィ=サクラバ=アソヌ=ヤポニカだった。
ルビィは亡き両親から「国を守るように」と遺言を託された上、
平穏な生活を手放して大国の王家に嫁ぐ気などない。
「幸せにするから!」
「ですからいやです!」
これは平和な時代の名ばかり王子と一人だけの国の王女の、恋の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-29 21:00:00
24934文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:78pt
総合ポイント:3853pt 評価ポイント:2429pt
作:アルティメット遅筆
異世界[恋愛]
連載
N9547FD
魔王は勇者には降伏し、“平和”の為にと魔王軍幹部らと各国の末姫らとの婚姻を提案した。
“かつて少女たちは嫌がっていた”が、試しに一度だけと見合いの場を設け、若い者同士二人きりにさせたら、わずか半日の交流にして少女達は残らず“全員”未来の夫に深い恋情を抱き、魔王軍と人類との融和の為にその身を捧げる事を決めた。
元軍幹部たちもまた少女らを大層深く愛で、少女たちの住まう地域を強大な魔の力で護った。
かつて少女だった、元魔王軍幹部の妻たちは、一人残らず幸せそうに、和平の証たちをたく
さん、たくさん、育んでいるという。
異種間和合、相愛館。
その美しい城がかつて魔王の城と呼ばれていた事を知る人間は絶えて久しい。
相愛にならないと出られないが、一夜で相愛にならなかった試しが無い。
相愛館の女主人の目利きは絶対だと評判が良い。
時折異界からはみ出されてしまった嫁候補を拾って来る事も無いではないが、花嫁候補の数はたっぷりとどころか、自ら足を運んでくれる様になっていた。今では運命の相手に必ず出会える、と少女達に人気であるのだ。
異形の魔物に美しい人間の少女が娶られると言う文化もすっかり定着を終えている。
これはそんな“平和”な世界になる、少し前のお話し。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-09 23:31:07
33006文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
何者かに拉致され、監禁室に閉じ込められたジン。
そんなある日、銃声や悲鳴の騒ぎの中、突然監禁室の扉が開く。
訳もわからず脱出を試みるが、途中で使用人の麻里亜に出会う。
ジンは麻里亜と一緒に行動するが、他に監禁室に閉じ込められている人がいた。
麻里亜は無視して、ジンは麻里亜を説得するが、階段から手榴弾が転がる。
麻里亜は音がした監禁室に逃げ込み、そこで王女ルビナ姫と出会う。
三人は脱出しようとするが、西のアルガスタの支配者、ジョーが現れる。
ジョーはデスゲームを始め、三人は監禁
室に閉じ込められてしまう。
麻里亜の空間移動でなんとか外に脱出するが、麻里亜はジョーにコアを破壊されてしまう。王女ルビナ姫の緊急発信でパトロール隊が駆けつけるも、裏で上と繋がっているジョーを前に、隊員たちは成す術もない。
ジョーは降伏するが、上空からパラシュートに繋がれたジープの装甲車が現れ、運転席の窓から毒ガスが撒かれる。
ルビナ姫と一緒にジンは毒ガスを吸わないようパトロール隊のバンに逃げ込む。
全てを終わらせるために、ジンとルビナ姫はジョーを追う。
※新エピソード更新中。ストーリーのズレがありますが、後々改稿していきます。 あらすじも変更の可能性アリ。カイトくんのエピソードと交互に更新します。
更新ペースは、なるべく定期更新を目指します!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-09 09:00:00
125304文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:61pt
総合ポイント:158pt 評価ポイント:36pt
魔族の長である魔女王ディザベートに支配された剣と魔法の世界、イルヴァース。そこではギルドやパーティーを結成した冒険者たちが、魔女王討伐という最終目標に向けて日々活動していた。
その中でも最上位のS級パーティー《光の翼》に所属する聖騎士アイトは、魔女王討伐当日にリーダーのロアンに突如パーティーから追放されてしまう。理由は、仲間との能力差による彼のステータス不足だった。一人途方に暮れるアイトだったが、憂さ晴らしから愚直にモンスターを狩り続けた結果、正体不明の《再現》のスキルに
目覚める。それは、過去の事象を思い通りに再現させるという禁忌レベルの最強魔法だった。
その翌日、アイトは自分を追放した光の翼が、パーティー崩壊により魔女王から敗走した噂を街で耳にする。原因は、光の翼の支柱的存在だったアイトを失ったことによるチームバランスの崩壊だった。一方アイトは単独で魔女王に挑み、再現スキルを駆使して奴に呆気なく勝利してしまう。降伏したディザベートを眷属として従えたアイトだったが、ロアンたちに裏切り者扱いされてしまい、人間と魔族の関係はますます悪化の一途をたどることになる。
最終的にアイトは悪役を演じることを決意し、人間たちに認められるためにディザベートとともに奮闘する日々が始まったのだった――。
※この作品は『カクヨム』でも掲載しております。
また本作品に出てくる内容は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-22 07:22:28
9620文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:31pt 評価ポイント:15pt
1941年9月、ベルリンが陥落、独が無条件降伏したとはいえ、ソ連と共産中国は未だに健在であり、第二次世界大戦は続いていた。
こうした状況のために欧州に赴いていた日本軍、海兵隊等は、引き続き対ソ戦に投入されることになっており、逆に欧州に日本から部隊を送り込む動きさえ起こっていた。
とはいえ、季節が秋から冬へと向かっていることや、ソ連本土侵攻となるとかなりの準備が必要となると見込まれていたことから、米日英仏等は中立諸国に参戦を呼びかける等、足場固めに奔っていた。
そうした
中、欧州ではドイツ人追放等、民族、宗教の迫害が起こりつつあった。
また、「禁断の兵器」の開発も進んでいた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-19 19:12:30
179635文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:80pt
総合ポイント:731pt 評価ポイント:247pt
「降伏文書に署名するだけの簡単なお仕事です」
日本の女子高生・郁(カオル)のもとに現れた王国の外交官は、そう言ったはずなのに…… 王国は、22世紀の世界の3分の2を支配する『帝国』と対立し、帝国の傘下に入るかどうかで国論が二分されていた。よくわからぬまま女王にされてしまった郁は、激動の情勢に揉まれていく。そんなとき彼女は、ひとりの帝国軍士官の青年と出会う。郁と友達になった王国の高校生セリア、王国内を拠点にする反帝国組織の少女ラトカ。時代の荒波に巻き込まれていく彼女たちは、少し
でもマシな未来を掴み取ることができるのか?
(完結済)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-29 15:00:00
223930文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:64pt 評価ポイント:22pt
第二次世界大戦で
日本が
イタリア降伏のあとに
色々と策を打った上で
条件降伏できていたら
最終更新:2018-09-12 21:00:00
9987文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:74pt
総合ポイント:335pt 評価ポイント:113pt
竜太とあれんは幼馴染であったが、小学校時代に離れ離れになっていた。竜太が27歳の時偶然見合いした相手があれんであった。二人は結婚の約束をした。あれんが決めた理由は、竜の字に特別な思いが湧くからとのことであった。しかし結婚前に竜太は突然3か月のアメリカ出張を命ぜられた。出張期間の連休にあれんを呼び寄せグランドキャニオンへ旅行したが、突然の大雪に遭い命の危険を感じた。しかしあれんの機転で命びろいした。帰国後二人は新婚旅行の行先で意見が合わず、街で見かけた占い館に入り、占いの結果に
委ねることにした。結果は二人が希望したハワイでも信州でもなくタイに行くべきだと勧められそこに決めた。いざタイに行くと、すべてが二人とも満足するものであった。チェンマイの夜市で、ここでも不思議な占い師にあった。占い師は二人の前世の姿を知っているという。占い師は、特別な力で二人の魂を前世に送った。前世では二人は婚約者同士であったが、王様の跡目争いで家同士が敵・味方に別れた。竜太は一方の跡継ぎであれんは一方の長女であった。竜太は相手の陣営に、戦を避けるよう説得に行ったが人質にされ、城の前に磔にされた。それを知ったあれんは、竜太を救うため、秘密に敵方に行き、自らを人質にして、竜太と交換するように頼んだ。竜太の父はその案を受け入れ、あれんも磔にして、城の前に立たせた。戦を有利に戦うためにあれんの側の将軍が強引に磔になっていたあれんを弓で殺した。あれんの父は怒りでその将軍の首をはね、竜太の側の陣営に降伏を申し入れた。あれんの非業な死に報うため、和解をした。竜太はあれんの亡骸を抱き号泣した。今世に戻った二人が今世でなぜ、別れては再会を繰り返す強い縁に結ばれていたかを知った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-30 09:00:00
60836文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
同人サークルZeroGravity二作目ボイスドラマ
白銀屋をノベライズにしたものです。
――四年前、戦争があった
フレシア大陸、西側に位置するギシュール地方
そこには東西に分かれた二国、
西の古い伝統を持つ『エルキモア王国』
東の海に面した近代国家『リシュテンラルフ』
近代兵器を用いたリシュテン側に対し
騎士団を中心に巨大な兵力と、
旧来の武器を用いるエルキモア。
当初、リシュテンの近代兵器によって
劣勢に立たされていたエルキモアだったが、
次第に数に押され、やがて
戦局はエルキモアに傾く。
そして戦争そのものは
リシュテン側の降伏によって終結した――
終戦から二年後
リシュテンラルフとエルキモアの国境沿いにある
『ザナドゥ』という歓楽街で
ザナドゥ自警組合"駆廻"が一人『ルプス・カーシェル』
自らの"駆廻"の屋号を『白銀屋』と冠し、
街の警護から金融屋の代理集金回収、
人物や物の捜索等、多種多様な依頼をこなす
街の何でも屋であるが
「金さえ出せば汚い仕事であってもやる」といった
スタンスの為、同業者、或いは白銀屋によって
潰された者からの噂が尾びれを引く。
数々の行いからも街の内外にまでその名が知れ渡り
親しまれ、讃えられ、恐れられ、蔑まれる。
そんな彼の元に一人の少女
『アリア・ファロン』が訪れる。
彼女がルプスに持ちかけた依頼は、
とある『英雄』の殺害だった――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-18 15:21:07
6519文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
同じ世界観、同じ時代に存在する3人の主人公の物語です。
近未来2028年、今までただ「魔法」と呼ばれていたものが科学的に解明され一部「デジタル魔法」と呼ばれるようになった。
また同時期に超能力研究が進み、それもまた「能力者」として存在している世界。
その裏には科学技術の発展大きく関わり、サイボーグ技術や人口知能、再生医療なども目覚ましい発展を遂げてきた。
そんな中、西暦2016年、東アジアで起こった武力衝突により5発の核弾頭が日本に打ち込まれる。そのうちの1発が東京
に命中し死者、行方不明者81万人、建物の倒壊、地盤沈下で41万人、その他避難中などの関連死65万人に及んだ日本が復興、復旧を目指して建設した経済学術研究都市(通称:学研都市)に住む主人公たち。
公安6課(架空の設定です)通称「魔法公安課」のエージェントの第1主人公、シルビア・R・ボールドマン(もうすぐ1部完成)
学研都市に住む男子高校生で超能力者(レベル0)の第2主人公、朝倉裕貴
同じく学研都市に住み始めた第3主人公でデジタル魔術師の岡本浩子
この3人がそれぞれ別の視点から学研都市で起こる様々な出来事を捉え事件を解決して行きます。
世界観:
第2次朝鮮戦争
西暦2016年4月30日、北朝鮮は引き続き起こる北朝鮮への制裁を不服として韓国へ宣戦布告
韓国へのミサイル攻撃が始まりソウルは壊滅的な被害を受ける。
日本、アメリカは「集団的自衛権の発動により朝鮮半島へ自衛隊を派遣、事態の収拾を開始する。
北朝鮮はこれに反発し7月17・21日、日本へ向け核弾頭を発射。東京が壊滅する。
この事態を重く見たロシア、中国が北朝鮮へ宣戦布告、米・露・中の3カ国によって北朝鮮は降伏する。
経済学術研究都市
先の戦争にて先進国から脱落した日本が先進国復帰を目指して建設された都市。
人口315,539人 男:144,785 女:170,745 子供・学生:150,822
通称「学研都市」
まだまだ有るのですが書ききれなくなりました。世界観の章をどこかで設けて説明をしようと思います折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-04 18:00:00
136879文字
会話率:59%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:34pt 評価ポイント:10pt
1947年8月。
大日本帝国が米国との戦争に敗れ、無条件降伏を受諾して2年が経った。
米国を中心とした民主主義陣営と、ソ連を中心とした共産主義陣営との対立が先鋭化し、各地でそのしのぎあいが起こっている、そんな時期である。
インド洋に浮かぶヌワイカナ群島も、その例に漏れず、東西の対立の煽りをモロに受けている地域である。
元帝国陸軍航空兵である里中大は、奇縁の元にその島で戦闘機パイロットを続けていた。
駆る機体は、四式戦闘機『疾風』。
旧軍時代とは違う、恵まれた補給体制と、
腐れ縁の2番機パイロットに、寡黙な3番機パイロットを率いて、3機の分隊を指揮する。
※※※
舞台はインド洋にある仮想の群島地域です。
マダガスカル島の近くで、元々は英国の統治領という設定となっております。
そんなものか、と思いながら読んでいただけたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-05 23:29:32
7114文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:83pt
総合ポイント:63pt 評価ポイント:47pt
人と魔が交わり、存在していた時代……その秩序を乱す魔王が長き眠りから目覚めて、人の国の姫リーゼをさらった。魔王はリーゼを盾にして、人類に降伏を迫る。魔王の企みは全て順調に進んでいた……ある一点を除いて。それは、誘拐した姫、リーゼのレベルが1億だったということ。レベル1億の姫さまは、人質という自覚も忘れて、城を壊したり配下を手懐けたり勝手に外に出たり、やりたい放題。挙句の果てに、『魔王を改心させてみせます』と言い出す始末。この姫、自重という言葉を知らない!
最終更新:2018-06-12 00:00:00
41232文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:98pt
総合ポイント:558pt 評価ポイント:324pt
高校3年生の紅林星は、ひょんなことから別世界へ転移してしまう。
ユニ王国とデニス王国という2大国家の世界では、魔王討伐後、人間同士の醜い戦いが行われていた。というよりも、デニス王国の一方的なユニ王国への敵対視に、ユニ王国はなす術がないところまで追いつめられていた。
武力しかり経済しかり。
目の前に見える、ユニ王国の滅亡、そしてデニス王国からの降伏勧告にある、ユニ王国が認められない内容。
そんな中、武力では通常の人間とほぼ変わらないまま転移してしまった紅林星。
ユニ王国とデニス
王国の現状の把握をし、ゆっくりと元の世界に帰る手段を探るためにマイペースに生きていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-22 22:00:00
7578文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
すべてのファンタジーの序章をここに書き明かそう。
魔王と勇者、それが何故生まれたのかここに記そう。この物語は、序章の物語である。
戦乱の時代、幾多の国々が争い合い覇を競っていた。
後の魔王はそのさなかのちの勇者と出会う。勇者が住む国は大国であった、世界最大の王国と言っても差し支えなかった。故に勇者は、魔王に対し降伏勧告を行ったのだ。
だが、魔王は断った。降伏勧告を受ければ、勇者の国の領地になるが支配基盤はほとんど変わらない。だが、誇りは守れないのだ。新参の小国、そ
れも戦わずして降伏した王が馬鹿にされないはずもない。故に魔王は断り、勇者となる女との戦争が始まる。
勇者は勘違いしていた。魔王の王国は自国に勝てないとそう思っていた。確かに、魔王の国は兵数では勇者の国に劣る。それどころか魔王の国の兵は国王たる魔王ただひとりだった。だが、魔王は規格外だった。
かつて、魔術を極めたひとつの民族と共に魔術を学んだ。いや、彼らが魔術を極める手助けをしたのが魔王なのだ。すべての魔法を知り、唱えられる、その王は勇者が率いる騎士団を歯牙にもかけなかった。それどころか、死人が出ないように手加減すらしてみせたのだった。
戦争に負けた勇者の国は、侵略するつもりのない魔王の国と対等の同盟を組む事になる。
それは後に、親友として、だが魔王と勇者として命を奪い合う二人の最初の出会いだったのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-02 10:57:18
146291文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:116pt 評価ポイント:50pt
地球を起源とする人類が宇宙の星々を支配し始めて数万年の時が流れた。
とある銀河が永遠と思える輝きを失おうとしていた時代。
銀河の覇権を手中に収めようと勢力を拡大しつつあった新カスメニア帝国皇帝ドルノア・デル・レイは豊富な資源を埋蔵する惑星フォスを侵略する。
最大都市国家ハポーニャの指導者ジャジャトフ・ムは勝機の乏しい戦いを避け降伏。自らの命と引き換えに民衆を救う道を選ぶ。
ジャジャトフが永久生体冷凍刑に処された10年後ジャジャトフの息子ラカルトフとその一族は皇帝の意向により
貴族に復権していた。
帝国の支配下に置かれた惑星フォスは著しい経済発展を遂げる。
フォスの民は豊かな生活を約束されたかのように見えた。
しかしレアメタルを始めとする資源の権益は帝国と帝国系企業に牛耳られ関連する職業に就く一部の市民がその恩恵にあずかるのみであった。
ジャジャトフが民衆を率いた時代の有力者たちは次々と貴族に取り立てられ帝国総督府の庇護下に置かれた。
ラカルトフもまた何不自由ない青春時代を送る中で自らの置かれた境遇に迷いを感じるのであった。
そんなある日、母トリシアの幽閉先である古城ガル・シュタン城に幽霊が現れると言う噂が広がる。
トリシアに懇願されしぶしぶ幽霊退治に乗り出すラカルトフだったが、彼の目の前に現れたのは時空の狭間を無限に彷徨うと言うタイムコンダクターの少年ノアだった。
ノアはラカルトフに
「君は銀河の命運を握る存在だ」と告げる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-04 14:54:05
108076文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
神は自分で創り上げた世界を捨てた。
そして神は新たな神を創り出した。
異世界から・・・・・
神が捨てた世界『廃創世界』
すべての種族を降伏させ新たな神は天空神を目指す。
新たな神の運命とは・・・・
最終更新:2018-01-30 00:01:06
1603文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:72pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
【平凡な少女の国守桜は目が覚めたら見知らぬ土地で1670メートルの大巨人になっていた!
町も村も旅人も、桜が歩けばペッタンコ!みーんな潰れたトマトに早変わり!
桜に付き添う物好き共を引き連れて、歩く先はまだ見ぬ土地!
歩けば勝手に国が降伏しちゃうけど、とりあえず脅せば国民も一致団結!国難さえも大解決!
怪獣映画よりもデカい少女の冒険記!】
PS4でフレンドから「アカウント持ってるなら何か書いてよ」と言われたので書いています。
PSNID kabihuzi
ツイッターも
やってます。
Twitter @kabi5513
感想投稿制限を無くします。
感想はドシドシ下さい。
YOUTUBE
https://www.youtube.com/user/masanexid
たまーに配信しながら執筆してます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-23 18:00:00
14608文字
会話率:6%
IN:0pt OUT:106pt
総合ポイント:114pt 評価ポイント:64pt
1939年、ドイツのポーランド侵攻によって始まった第2次世界大戦は1945年9月アメリカの降伏によって終結した。ドイツはアフリカ、南米、東欧を日本はアジア、北米を勢力圏としこの世界は2つの大国(+イタリア)の政治闘争の場となっていた。これはそんな世界に生きる人々の日常やたまに非日常も描く群像劇。
最終更新:2017-10-04 12:07:01
1751文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:97pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
これが本当の「チートコマンド」!?
リヒトニア共和国の若きエリート軍人であるルッツ・クリム少尉は戦火の中、不思議な少女と出会う。
彼女は自らを愛玩用人造人間と自称するが、とんでもない戦闘力を秘めていた!
その後、リヒトニアは降伏してしまうが、ルッツは問題の人造人間少女を含む超絶特殊部隊【亡霊部隊】を率いて反撃を開始する。
超人たちが戦場を蹂躙する!
※「ヨーロッパ」とか「アジア」という言葉が登場しますが、現実にそこそこ似た架空世界だと思ってください。
※この作品は「カク
ヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-01 10:00:00
56136文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
西暦末期、著しい進歩を遂げた人類の科学。彼らはそれにあやかり、自らの生活区域を銀河系全体へと広げていった。
やがて宇宙暦が始まってから数万年の時が経過した頃、人類は宇宙の遥か彼方にあるりょうけん座のM106銀河より来襲したイーヴァ帝国と交戦状態に突入する。
人類の地球連邦とイーヴァ人のイーヴァ帝国。互いの存亡を懸けた戦いは数十年の時を経て、最終的に人類の降伏という形で幕を下ろすこととなった。
こうして地球連邦が保持していた銀河系の支配権を手に入れたイーヴァ人は宇宙暦1599
6年、「居住区域再編政策」を実行。中流階級以下の人類を、辺境の惑星へと追いやった。
太陽系第三惑星、"地球"はイーヴァ人のみが居住を許された区域となり、人類は故郷を失った。更にイーヴァ人は、人類に対して「従属を誓うこと」を強要する。
かつて地球連邦にて重役だった者達、多くの資産を持つ富豪などが「名誉イーヴァ人」として厚遇を受けているのを目の当たりにした労働階級の者達は、日増しにイーヴァ人に対する反感を強めていった。
宇宙暦15998年、かつてケプラー442bと呼ばれていた惑星メルコムにおいて、人類の反乱軍「ガイア」が蜂起。イーヴァ帝国に対して、史上最大規模の反乱を起こした。
反乱軍はメルコム各地でイーヴァ帝国軍を破るが、15999年の戦いにおいて反乱軍の総統が戦死し、イーヴァ帝国軍が反乱軍本拠地を制圧。これにて事態は収束するかと思われたが、反乱は更に激しさを増した。
彼らは、地球へ帰りたかった。先祖達が長い年月護り抜いてきた母なる大地を、この手に取り戻したかった。それは無謀な戦いかも知れないが、何もせずに虐げられ続ける訳にはいかない。
反乱軍の中には、地球を見たことすらない者達もいる。しかし、人類発祥の地を見ず知らずの者に奪われて、何食わぬ顔をしていられるはずがないだろう。
何故、故郷を追い出されなければならない? 何故、望まぬ土地での生活を強いられなくてはならない? 自分達にも、"人間らしく"生きる権利はあるはず。
数千光年の彼方にある、青き星を夢見て――― 彼らは、宇宙を支配する帝国に、人としての意地を懸けた戦いを挑む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-06 04:05:04
4264文字
会話率:34%
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総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
無血革命
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/08/29 14:04 UTC 版)
無血(むけつ)とは、政治的な事件や政治運動において、死傷者が出ない(出さない)ことを指す。
なお、一種の歴史叙述上の表現として使用される「無血入城」とは、無抵抗で降伏した都市に敵の軍隊が進駐することを指す。
対義語は流血。 無血開城、無血革命、無血クーデターなどのように、本来流血をともなうものと併せて用いる言葉でもある。
最終更新:2017-08-15 17:06:45
12663文字
会話率:68%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
昔々のそのまた昔、鮫神と呼ばれる鮫の神様がいたそうだ。海とともに暮らしていた鮫族という民族は彼らと共存し、互いに四季折々の名産物を贈り合っていた。
しかし和やかな日々は永遠に続くはずもなく、ある日突然鷹族と呼ばれる異民族が6万もの軍勢で攻めて来た。一切の武器を持たなかった鮫族は窮地に陥った。7割もの鮫族が殺され、これで終わりかと思われた。
その時、祠が光りだし、8人の若者がそれに呼応するかのように立ち上がった。鮫神に選ばれた若者たちは皆勇猛果敢に戦い、鷹族が逆に窮地に
立たされることになった。最終的に鷹族は完全に降伏するに至ったが、8人の勇者は二度と帰って来ることはなかった。鮫族は彼らの功績を讃え、各地に鮫型の山を作り上げた。
それから二千数百年の月日が経った今、鮫にまつわる伝承も完全に忘れ去られ、鮫族も鷹族もとうの昔に合流して大和民族となっていた。しかし、鮫族の英雄たちの魂はまだ滅びていなかったのだ。今蘇る伝説の英雄たちを是非ご覧あれ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-29 20:33:33
16981文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
昭和二〇年八月一五日、日本の無条件降伏でもって戦争は終結した。
だが、それを無視するかのように蓆田飛行場より一機の試作戦闘機が空へと舞い上がる。
前翼型推進プロペラ式迎撃戦闘機――海軍十八試局地戦闘機『震電』、その二号機。
海軍命令での焼却を嫌い歴史より姿を消した一人のテストパイロットと共に、震電は大空へと消えた。
だが雲を抜けた先は――地球とは全く違う異世界であった。
上空三〇〇〇mの雲海に位置する浮遊島の国『大和』。
数少ない地上からとれる資源を源泉とした戦争は、彼―
―鷹山 信二に新たな戦いへと誘う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-17 23:07:18
64814文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:65pt
総合ポイント:80pt 評価ポイント:40pt
西暦2000年。新世紀の新たな救世主が誕生した。それがミレニアムレディ、美都ミヤビ。その存在を予知していた中国は、上海に修学旅行中のミヤビを誘拐。ミレニアムレディとして目覚める前に抹殺しようと企てる。しかし、ミヤビを擁護する中国人陽教授と孫娘麗により、ミヤビはミレニアムレディとして目覚める。日本侵略を企てる中国は、過激派の王雀鬼が主席に就任。ついに日本侵攻を開始する。ミヤビは対抗するため、日本の総理大臣に就任。救世主としてのハイパワーを発揮するマゼラン・ブレスレットを腕に、超
現実的な能力で中国への反撃を開始する。しかし、王はミヤビの味方だった麗を凋落。王のいいなりの麗は、ミヤビからマゼラン・ブレスレットを譲り受ける。ブレスレットを失ったミヤビの霊能力は低下し、麗はブレスレットを武器に、日本への侵略を再び開始した。世界の各国から非難を受けた中国は、日本の分割統治を提案。これが受け入れられ、日本はついに降伏。分割統治の時代に入った。ミヤビは秘書の提案で鹿児島に逃れ、桜島の地中に眠ると言われるクリストファー・ブレスレットを探した。それは、マゼラン・ブレスレットにひけをとらぬパワーを持つと言われる。困難の末、クリストファー・ブレスレットを手に入れたミヤビは、中国の主席となった麗と最終決戦。分割統治の日本を救うために命を捧げる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-13 10:00:00
78165文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
勇者が死んだ。
人類最強と謳われた勇者を失った王国の三等書記官に命じられたのは魔王軍への降伏を調印すること。
三等書記官は魔王軍にある疑問を感じます。一体それはなにか? 王国の命運をかけて三等書記官は謎を解く。
最終更新:2017-06-11 08:08:55
10966文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:17137pt 評価ポイント:12995pt
通勤中に読んで下さい
最終更新:2017-05-26 01:25:20
204文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
作:蚰蜒(ゲジゲジ)
アクション
完結済
N8069DX
戦後、マッカーサーの日本統治時代。天皇をどう裁くか?が日本を震え上がらせた。其の時代の天皇支持率は98%。「もし、天皇を裁けば、暴動が起きるな。連合軍は100万の兵を導入するだろう」そんな状況であった。しかし、市民暴動よりも、須佐一族が連合軍に戦争を仕掛けた。「降伏文書に調印している。国際的に許されることじゃない。日本などたたき潰してしまえ!」マッカーサーは怒りに震えた。其の側近に親日家のボナー・フェラーズ准将がいた。彼は、其の闇の軍を秘密裏に調査を始め、佐助とコンタクトを取
り、意見を交わす。其処で驚くべきことを聞き、驚くべきものを視させられる。そして、出雲で連合軍と須佐の一騎打ちが始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-17 11:00:00
33927文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:96pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
『大丈夫、、、俺は大丈夫、、、のはずだ、、、
この絶対防御の指輪で、、、生き残れるよな、、、』
この物語は、実在していた能力者(明治時代、裁判所に認められた超能力者)の子孫では?という人の予言を元にしています。
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
ある日、地球にやってきた未確認生物達は、、、
有無を言わさず1日でアメリカ全土を灰にした。
その圧倒的文明レベルの違いに、人類は降伏するしかなく共存の道を歩む事になる。
その未確認生物達は、姿形は人間であったが、
皮膚の色は赤かった。
代表者のリーゲルという男性は、地球の文明レベルに合わせて言語統一という奇跡とともに、声明を出した。
『我々は、貴方達の言葉で言えば進化した人間です。貴方達は、いえ、、、貴方達の脳は三割ほどしか活動していません。私達の目的は、その域を開放する事。それは本当の戦争に参加してもらう為です。異空間に閉じ込めているアメリカの開放は、、、略
という事で、簡単に言えば夢の中で戦争しましょう、という事です。ハイヒューマン、私達の世界では、常識なんですが資源を無駄にしないための戦争方法になります。まぁ、これを破ると中立のハイヒューマンから総攻撃をもらうからなんですが、、、そうそうシナリオも中立ハイヒューマンが作っています。なんでも、日本国のサブカルチャーに期待しているという事ですが、、、
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
これは未来の戦争の形
侵略された人類
それを予言していた者
あらがう者達
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-13 09:37:59
7691文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:はいむまいむ
ヒューマンドラマ
連載
N5586DY
魔王として魔界を統治してきたが、突如として攻撃してきた人間になすすべなく魔王は降伏し殺されてしまった。
しかし、完全に死ぬ間際に神に「チャンスをやろう」と言われ、魔王は異世界の人間として転生を果たしてしまうのだった。
しかし、転生した先は業界界隈では有名なブラック企業「悪獄フラック株式会社」の営業で、突如として魔王は奴隷のように上司に仕事を次々と渡されてはこなす日々が続いてしまうのだった。
転生してから25日後、ようやく会社から解放されて3日間の休みが与えられ、自分の住んで
いたと思わしき場所にたどり着き、部屋に入ると、そこにはメロンパンを食べて悠然とテレビを見ている女子高生が居たのだ。
彼女は「自分は、あなたに金で雇われている」と言って、自ら援助交際をしていることを自白した。
魔王は援助交際のことは知らないし、そもそもこの女子高生が何者なのか分からない。
だから、とりあえず家に泊めておくことにして、それがずるずると続いていき、ブラック企業に勤める社員(魔王)と女子高生(援交少女)の奇妙な二人の生活が始まるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-29 23:09:56
4372文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
およそ228年現在、中華は三つの国「魏」「呉」「蜀」に分かれ、天下の覇権を争っていた。
しかし、最大の強国「魏」を築き上げた「曹操」、そして三国建立以前の正当国家であった「漢」の正当性を引き継ぎ「蜀」を立ち上げた「劉備」、その二人の英傑の姿は今は亡く、時代は脈々と移り変わりつつある。
突きつけられた厳しい状況。勝利を重ねながらも、蜀国の丞相「諸葛亮」の率いる蜀軍は、苦境を強いられていた。
対峙するのは、魏国の大将軍である「曹真」率いる二十万の主力軍。重なる敗戦で曹真
の兵力や士気は落ち込んでいたが、魏より精鋭数万が援軍として到着。これで、明らかに総数は蜀軍の総勢十八万よりも多くなった。
さらに急報によると、魏国で、政争によって爵位を剥奪されていたはずの「司馬懿」が復帰。錬磨の勇将である「張コウ」と共に、十数万の軍勢で蜀軍の侵攻を阻む為、進軍の足を速めている。
そして最も蜀軍にとって大きな打撃だったのは、魏国から降伏してくるはずであった将軍「孟達」のクーデターが、司馬懿によって迅速に鎮圧されたことであった。
外から蜀軍が都市「長安」を脅かし、内から孟達が都市「洛陽」を脅かす。国の二京を同時に攻めれば、一挙に魏国を打ち滅ぼすことだって可能であっただろう。
しかし、それがついに叶うことはなかった。戦況は、苦しくなっていくばかりである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-16 23:00:00
23137文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:72pt
総合ポイント:116pt 評価ポイント:88pt
ある2つの国が、負けた方は無条件降伏という条件で、国を代表して2人の剣士が一騎打ちとなった。
主人公ハルトは、相手国最強の剣士と国の存亡をかけ勝負をし、未来を予測することのできる能力を使い苦しくも勝利する。しかしその後宴の場で毒を盛られ動けなくなり、海へと放り込まれてしまい、漂流し、砂浜に打ち上げられてついに力尽きてしまう。
そんなハルトを助けたのはレイナという少女だった。
助けてくれたお礼に、レイナの力になることを決めたハルト。
更にハルトにはもう1つ能力があっ
た。それは相手の死の未来が見えるというもの。それがいつ見えるのかはわからない。
突然見せられる死の未来を回避していくためにハルトは日々奮闘していく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-08 00:02:25
66231文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:1287pt 評価ポイント:239pt
南北朝時代。
足利尊氏(あしかがたかうじ)と新田義貞(にったよしさだ)が天下を争う戦乱の時代。
新田の家臣、塩治(えんや)判官高貞は足利軍に敗れ、降伏。
塩治は足利に奪われた新田の家宝を返してもらうかわりに、新田の愛人・勾当内侍(こうとうのないし)を差し出すことにした。
天下の美女を手にいれた尊氏の弟、直義(ただよし)は塩治に心を許し、兄・尊氏を斃す謀反の企みを明かし、仲間に引き入れようとする。一方、足利の重臣、高師直(こうのもろのお)は…。
最終更新:2017-01-02 00:49:43
5943文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:83pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:6pt
先代の魔王の手によって、長きの間、封印され眠りについてた魔王の息子が、久々に目を覚ますと、父親である魔王が勇者に討たれた10年後の世界だった。
さらにその事情を教えてくれた、かつて先代魔王の右腕だった参謀から、魔王を討たれ力を無くした魔族は、人間に無条件降伏したと、驚くべき事実を伝えられる。
しかし驚く事はそれだけでは無く、人間側は、無条件降伏を締結させるにあたって、魔王の息子である自分を、新魔王として即位させる事を条件の一つとして言ってた来たと言うのだった。
最終更新:2016-11-22 22:05:18
359804文字
会話率:83%
IN:0pt OUT:95pt
総合ポイント:138pt 評価ポイント:34pt
ユーランス王国がシラナミ帝国に降伏した日、王女ミュラは愛した人を帝国に囚われたまま、皇帝の元に嫁ぐことが決まる。彼女を待ち受けるのは、真実の愛か、破滅の愛か──。
*この作品はコバルト短編新人賞に応募したことのあるものを骨に、再構成して読みやすく分けたものです。完結後にIF話を一つ追加しました。追記、この小説の著作権は天川 七に属します。無断転載は禁止です。
最終更新:2016-11-05 22:55:13
15058文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:152pt 評価ポイント:54pt
作:お酒は二十歳になってから
ローファンタジー
完結済
N6762CY
第二次世界大戦時
日本と戦争をしていたアメリカやアメリカ大陸の国から人が突如として消えた。
日本はアメリカ大陸を占領、領有権を主張。
当時のイギリス、ソ連、中国、フランス亡命政府は満洲国、朝鮮半島の利権やドイツ第三帝国への宣戦布告を条件に承諾した。
ドイツが降伏してから百年
日本は経済、軍事等様々な分野で世界一を誇った。
そんな日本が異世界に転移する!!
資源あり、軍は巨大、技術は一流な日本の受難。
最終更新:2016-10-23 15:49:02
43053文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:590pt 評価ポイント:126pt
やっと現実の世界に帰ることができた彼女と彼だったが、そこは出発地点の『不思議が池』ではなくて、タルレジャ王国の首都『タルレジャ』だった。第一王女様の指示で、二人は超高層、超高級ホテルの部屋に幽閉される事になってしまった。一方、警察副署長は、辞職してタルレジャ王国の反対派の大物議員と面会した。その直後、『火星のリリカ様』による、即時降伏勧告が、地球人に対して出された。不思議が池の幸子さんは、アヤ姫様に、副署長に対する恋を打ち明けた。アヤ姫様は、二人をアヤ湖の禁断の島にあるタルレ
ジャ教会内で、密会させる段取りを取った。幸子さんは、ついに副署長の腕の中に……。彼女と彼は、ホテルの従業員アリムに救出されたものの、五千年後のタイタンに連れ出されある選択を迫られる『私の永遠の故郷をさがして』の裏側世界。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-08 15:23:46
41049文字
会話率:60%
IN:0pt OUT:80pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:tamalazuki
空想科学[SF]
完結済
N7936DK
「ORIGINAL EAGLE」に端を発した8世紀にも及ぶ「始祖たる存在」との断続的な戦争の結果、滅亡寸前となって降伏した地球人類は、戦後になって「始祖たる存在」の全面的支援の元、環境破壊が著しい「地球」から別の星へと移住して、再起を図る事になった。
その「父星」と呼ばれる新しい星にて暮らす人間が住む街「ウィーク」を守る、孤児にて編成された治安組織「ブルー・キッズ」に、1人の志願者が現れる。それは、「宇宙の総意」との戦いの始まりであった。
「EAGLE FAMILY STO
RY」系列の新作です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-14 09:06:22
75113文字
会話率:59%
IN:0pt OUT:98pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
人間のコンピュータがマサルのホツマ文字を解読する。
その内容は不思議なバクテリアを開発した事にあった。それを猫に注射すると、知的能力が飛躍的に向上したのだ。マサルは物に取り憑かれたように数多くの猫にバクテリアを注射していった。
その結果猫をカミとする世界平和教団の勢力が瞬く間に全世界に広がっていった。
そしてある日、リーダーのタマが人間の支配を宣言する。マサルはバクテリアの秘密をホツマ文字で書いて東海市の図書館に隠して、行方不明となった。
バクテリアの秘密を知った時、猫
に抑圧されていた人間の社会に衝撃が走る。この本にはバクテリアを無効にする方法が暗示されていた。しかし500年前の知識なので、その解読は主人公のヒロシに委ねられた。ヒロシはアイと結婚する。
バクテリアの秘密を解読するための、ヒロシは塔の中の我が家に戻った。しかし人間との共存を提案して、人間の社会にヒロシを送り込んだカミ(猫)によって人間のコンピュータが乗っ取られてしまう。
人間社会を形成する地下ホールはカミによって崩壊する。カミに抵抗する多くの人間が殺される。カミに降伏した人間は地上に出てカミの保護の下で生活する。
ヒロシはバクテリアを開発するに必要な3つのエネルギーの内2つを、解明する。それをカミに提供する事でカミの信頼を得る。しかしヒロシは残る1つの塩に関するエネルギーについてはカミには話さなかった。
再度、人間社会に戻ったヒロシは、アイとの結婚生活を送る。そして3つ目のエネルギーを無効にする方法を解明して、人間社会のリーダー達にそれを実行に移させた。
3か月後、バクテリアの無効を確認するために、ヒロシはもう一度カミの世界に戻った。
バクテリアが1時的に無効になったことを知ったヒロシは、カミのリーダー、リシに囚われて隔離されてしまう。
一方、人間社会では、カミから豊富な生活物資や機材の提供を受けていた。この事で、カミに対する敵愾心が失われていった。完全にカミの奴隷と化した人間は、カミに命じられて営々として銀色の超高層ビルの建設に勤しんでいた。
しかしヒロシの妻アイは、ヒロシが殺されたと感じていた。彼女はバクテリアに関する秘密の全てを後世に伝えようとしていた。
・・・塔の中では3か月の無効化の後、バクテリアに異変が起こっていた。カミのコンピュータも感知していなかった・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-08 09:55:49
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