-長門- 小説家になろう 更新情報検索 - 新着順 -

戦艦『榛名』『伊勢』『日向』――この三隻は長く日本を護り続けてきた古参の戦艦であった。横須賀の『長門』以外に、日本に残された戦艦はこの三隻だけであった。しかしその三隻も予備艦に艦種変更され、呉の港で浮き砲台としての余生を過ごしていた。神龍や大和たちが沖縄に特攻してからも戦争は激化の一途を辿り、戦況は悪化し、彼女たちはこの国の危機を察していた。そして遂に、彼女たちに容赦ない戦争の荒波が襲いかかってくる。それは、最期の戦の津波だった―――

生みの親を知らずに育った長門龍紀は少し奇妙な力を持っていた。それは、動作を完全に模倣又は見切る力だった。その為彼は幼少の頃から友達を作る事も出来ず心から信頼出来る人のいない孤独な大学生活を営んでいた…そんな折りに一人の美少女が現れる。彼女は龍紀の力を初見で言い当て自分の事をバンパイアだと言う。そして龍紀は自分が本当は何者なのかを知る為…歩き出す…それが破滅への道である事も知らずに…

現代の恒久的平和は莫大な犠牲の上で成り立っていることを忘れてはならない。そしてその犠牲になった中には人だけではなく、人以外のものも含まれる。そんな犠牲になった一人の、生きる希望を抱き続けた彼女との物語。昭和十九年十二月八日、阿賀野海翔少佐は航海長として夢だった戦艦『長門』に乗り込んだ。そして、彼は彼女と出会った―――

天文五年（１５３６年）、周防長門の大内家が行った九州攻めに従軍し、狡猾な方法で大手柄を挙げた男がいた。だが、因果は報いる。

普通の日々に嫌気がさしていた高校生の真斗は、ある日一人の少女と出会った。そこから次々といろいろな事がおこっていく…

今、世界で起こり得る「if」を題材にしたシリーズの第一作。某国の工作員により日本国治安維持機能は完全に麻痺。その隙を突き、上陸した工作員は呆気なく国会議事堂を占拠する。要求は日本国の全ミサイルを米国に発射すること。人質は日本政府首脳、国会議事堂職員、そして日本一億二千万の国民。さらに日本各地に潜んでいるNBC兵器を保持した「工作員」の恐怖。そんな窮地に立たされた日本を救う鍵を握ったのは、たった五人の高校生だった―――そのとき世界は、日本はどうなるのかの「if」。