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検索結果:2005 件
彼女にプレゼントしたクマのぬいぐるみ。
前から欲しがっていた彼女はかわいい、かわいいって喜んでくれた。
本当にすごく気に入ってくれて、彼女は僕の名前をつけたんだ。
僕がいないとき、部屋でギュッと抱きしめるって……。
だからかもしれない。
僕の死後、その魂と呼ぶべきものがこのぬいぐるみに宿ったのは。
とは言ってもまったく動けない。ぬいぐるみだからかな。
だから彼女は気づかないけど、でもいいんだ。
彼女をこうして見守れるのだから……いつまでも……いつまでも……。
最終更新:2023-09-17 10:00:00
1551文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:38pt 評価ポイント:38pt
「全く、普段はおとなしいのに、一度言い出したら何言っても聞かないんだから」
最終更新:2023-09-16 00:41:49
2164文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:630pt 評価ポイント:594pt
山を買った男がいた。と言っても広さはサッカーコート一つ分ほどで
当然、手入れなどされておらず交通の便など、なんだそれ? といったぐあい。
山に囲まれた山の中。切り売りされ周囲はまた別の人の土地。
買うは安いが、売る時はさらに安く、そもそも買い手がつくかどうか。
そして所持し続けるのにも税金が……
「俺の山だ……俺の、ふふふ……」
と、そんな話はどうでもいい。そう思えるほど今、男は充足感に包まれている。
最終更新:2023-09-14 12:00:00
1415文字
会話率:8%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:26pt
今よりもう少しだけ神々が人界に及ぼす力が強かった時代の物語。
主人公はとあるクニの大王の子として生まれた少女。クニと言っても上下の明確な身分差などない時代。皆からは「おひいさま」と呼ばれ親しまれてきました。
ある日、天空に怪しく耀く尾を引く星が現れます。この星はマガツホシと呼ばれ、国を亡ぼす災厄が現れる予兆だとされています。
大王は周辺のムラから有力者を集め合議した結果、一人の贄を出すことで災厄を鎮めようと考えました。
その贄となったのは一人の少女。主人公の親友でし
た。
神代記ではその物語の核となる二柱の神を描いた短編です。人間出てきません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-12 21:00:00
164970文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:12pt
ミホは母親が亡くなったことをきっかけに、久しぶりに実家に帰ることにした。
と、言っても少し片づけに来ただけだ。業者を使うとお金がかかるからその節約。
遺産配分は弟が預金。ミホが家と土地。
母親の遺言に倣ってのことなので揉める心配はなさそうだ。
解体費用が掛かるとはいえ、こちらのほうが得であることは間違いない。
だが、ミホは別に「よっしゃっ」と思う気にもなれなかった。
結婚し、子供にも恵まれ運送会社を経営する弟。
それに比べて自分は生涯独身を覚悟した振りをした三十代後
半の女。
多分、母が娘を心配、不憫に思ったのだろう。
弟もそれがわかっているからゴネたりはしなかった。
ただ片付けには参加しない。自分ひとり。
それはまあ仕方がないとミホは納得しているが気が滅入った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-12 12:00:00
2729文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:18pt
今歩いている道。それはあなただけが知っている道。こんなこと言っても余計なお世話かもしれないけれど、しんどいと感じたら休んでもいいんだからね。
最終更新:2023-09-11 01:13:39
489文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ひろとは画面越しで恋をしてしまった。
画面越しでとは言っても「onlineゲーム」で知り合った子だ。
だが、妹と喧嘩してしまい…
相談する相手もいない…
最終更新:2023-09-09 12:00:00
255文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:ウェステール
ハイファンタジー
連載
N2471IH
人と魔族は争い続けてきた。どれほどの年月そうしてきたかもはや誰も分からないほど、なぜ争いが起こったのかを誰も覚えていないほど、長い長い時を争い続けてきた。
勇者と魔王。人と魔族、それぞれの希望の象徴。人と魔族の戦いは、勇者と魔王の戦いと言っても過言ではなかった。
勇者と魔王は、互いの種族の存亡をかけて争い続けた。勇者が勝てば世界は人の手に、魔王が勝てば世界は魔族の手に。
そうした争いをずっと続けーー
ある日。その報せにより、人族は絶望に包まれた。
それは
、勇者の裏切りであった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この作品は、前に書いていたものを削除して、新たに書き直したものになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-09 00:00:00
130148文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:84pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:16pt
作:チョコころね
異世界[恋愛]
完結済
N8624IJ
『蒼炎界のエタニティ』略して「|蒼《アオ》ニティ」は、前世で姉がハマっていた乙女ゲームだ。姉によって、バイトとして雇われた『俺』は、高二の夏をこのゲームに捧げたと言っても過言ではない。
そして『私』は、ゲームには出て来なかった、『悪役令嬢』の兄に転生した。
自分の存在が分からないが、可愛い妹の幸せの為なら、王子だろうがヒロインだろうが暗黒竜だろうが、サクサク片付けるぞ!
※続編『テンパって婚約者のお兄様に、とんでもない事を言ってしまいましたっ! ~もう一生土下座してたい』を
UPしました。
https://ncode.syosetu.com/n8728im/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-08 14:00:00
9732文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:790pt 評価ポイント:670pt
叩けば直る。家電にはそんなジンクスがある。
と、言っても私にはしっくりこないけどね。昭和生まれ。お母さんの時代の話。
それに加えて我が家では『脅す』というものがある。
「調子悪いねぇ。買い替え時かぁ……ね! よし、動いた」
と、母はそんな具合に電子レンジやトースター、掃除機といった家電を脅し、叩く。
父に先立たれ、母が家長のこのボロいアパートでは
一人娘の私もその方針に従うしかない。
最終更新:2023-09-06 11:00:00
2728文字
会話率:63%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:48pt 評価ポイント:46pt
ひろとは画面越しで恋をしてしまった。
画面越しでとは言っても「onlineゲーム」で知り合った子だ。
しかし、ひろとは気づかない。
自分が何をしているのか…
最終更新:2023-09-03 16:00:00
328文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ひろとは画面越しで恋をしてしまった。
画面越しでとは言っても「onlineゲーム」で知り合った子だ。
だが、ひろとはすごく後悔をしている。
聞いてはいけないことを聞いてしまった気がするからだ…
最終更新:2023-09-03 14:00:00
385文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ひろとは画面越しで恋をしてしまった。
画面越しでとは言っても「onlineゲーム」で知り合った子だ。
その子は「名前」も「住んでる地域」も教えてくれない。
プライベートで教えたくないのかなと思っていたら…?
最終更新:2023-09-03 12:00:00
515文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:Macchiato
異世界[恋愛]
完結済
N4843IJ
有栖川牡丹はポカポカ陽気の中大好きな本を片手にのんびりしていました。
そんな牡丹に近づいたのは……
白ウサギ耳……をつけた……男!?
縁側から一歩踏み出せば落ちた先は不思議の国でした。
『いや流石にアラサーにこの格好は痛すぎるだろ』
『いやもういい。私は客はやらない主義だ』
『わかった。お前たち、今こそ兄弟盃を交わせ』
不思議の国に迷い込んだヒロイン有栖川牡丹はお嬢様。
お嬢様と言ってもあちらのお嬢。
そんなお嬢が織りなすイケメン達と出会う物語!?
色んなイケメンに出会いながら有栖川牡丹は不思議の国でお嬢ムーブかましていきます。
*****【お知らせ】*****
童話『不思議の国のアリス』のパロディーになっています。
原作とはかけ離れていってしまったお話ですが、その点のツッコミはご容赦ください。
更新時間 4:00~5:00 16:00~19:00 朝と夜の二回更新となります。
本作は既に書き終わっているため毎日2回更新となります。
ブックマークなどをしてご注意の上、お読みいただければと思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-02 16:09:13
62243文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:72pt
総合ポイント:38pt 評価ポイント:22pt
「ただでさえ“魔力なし”の役立たずのくせに、パーティの資金まで横領していたお前をリーダーとして許すことはできない!よってレイク、お前を“雷竜の咆哮”から追放する!」
探索者として“雷竜の咆哮”に所属するレイクは、“魔力なし”であることを理由に冤罪までかけられて、リーダーの戦士ソティンの宣言によりパーティを追われることになってしまった。
森羅万象の全てが構成元素としての“魔力”で成り立つ世界、ラティアース。当然そこに生まれる人類も、必ずその身に魔力を宿して生まれてくる。
だ
がエルフ、ドワーフや人間といった“人類”の中で、唯一人間にだけは、その身を構成する最低限の魔力しか持たず、魔術を行使する魔力的な余力のない者が一定数存在する。それを“魔力なし”と俗に称するが、探索者のレイクはそうした魔力なしのひとりだった。
魔力なしは十人にひとり程度いるもので、特に差別や迫害の対象にはならない。それでもソティンのように、高い魔力を鼻にかけ魔力なしを蔑むような連中はどこにでもいるものだ。
「ああ、そうかよ」
ニヤつくソティンの顔を見て、もうこれは何を言っても無駄だと悟ったレイク。
だったらもう、言われたとおりに出ていってやろう。
「じゃ、今まで世話になった。あとは達者で頑張れよ。じゃあな!」
そうしてレイクはソティンが何か言う前にあらかじめまとめてあった荷物を手に、とっととパーティの根城を後にしたのだった。
そしてこれをきっかけに、レイクとソティンの運命は正反対の結末を辿ることになる⸺!
◆たまにはなろう風の説明調長文タイトルを……とか思ってつけたけど、なんかあんま上手くないですスイマセン。
◆テンプレのパーティ追放物。世界観は作者のいつものアリウステラ/ラティアースです。初見の人もおられるかと思って、ちょっと説明文多めですゴメンナサイ。
◆まだ書き上がってないけど、多分四万字に満たない中編です。現在約三万字まで執筆済み。
◆同一作者の連載中ハイファンタジー長編『落第冒険者は人の縁で成り上がる』のスピンオフというか、微妙に伏線を含んだ繋がりのある内容です。どちらも単体でお楽しみ頂けますが、両方読めばそれはそれでニマニマできます。多分。
◆この作品はなろうのほか、アルファポリスとカクヨムでも同時公開します。3サイト同時は多分初。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-01 21:00:00
33941文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:1858pt 評価ポイント:1376pt
ヒック! と声を漏らし、夜道を歩く男。
泣いて顔を真っ赤に、というのはあながち間違いではないが
手に持っているのは缶ビール。酔っているのだ。
フラフラとした足取りでその男は公園に入り、ベンチに座った。
「なんだってんだもぉ……」
そう呟き、項垂れる男。それもそのはず、この男、本日定年退職。
晴れて自由の身……ではない。
定年退職と言っても早期定年退職。つまりは体のいいクビ。男は望んでいなかった。
退職金は割り増しだがそれでも妻と子を養い、さらに自分たちの老後の生活
を支えるのは厳しい。
まだまだ働けると言ってもこの歳で再就職となると……という風に落ち込んでいたのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-01 12:00:00
2987文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:44pt
総合ポイント:40pt 評価ポイント:36pt
俺は探偵。
とは言ってもバイトだけどね。
で、今日の仕事は尾行専門の同業者からのお誘いのバイト。
俺もきっちり働くよ。 けど、マルタイは消えちゃったんだよね。
仕事はあっけなく終了。
ところが・・・。
最終更新:2023-08-31 21:57:05
9663文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
幼いころから、繰り返し見る夢があった。人生最初の夢の記憶と言ってもいいかもしれない。「怖いものに追われる」ってやつだ。何故そんな夢を見たのか?なぜ覚えているのか?ずっと不思議に思っていた。それについて、少しばかり紐解いてみたくなった。
最終更新:2023-08-30 06:00:00
2124文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
作:来栖もよもよ
異世界[恋愛]
完結済
N0115HV
目立たず静かに生きていきたいのに何故かトラブルに巻き込まれやすい古川瞳子(ふるかわとうこ)(十八歳)。巻き込まれたくなければ逃げればいいのだが、本来のお人好しの性格ゆえかつい断りそびれて協力する羽目になる。だがそのトラブルキャッチャーな自分の命運は、大学に入った夏に遊びに来た海で、溺れていた野良猫を助けようとしてあえなく尽きてしまう。
気がつけば助けたその黒猫と一緒に知らない山の中。
この国の人に出会うことで、ここはあの世ではなく異世界だと知り、自分が異世界からの『迷
い人』と呼ばれていることを知る。
王宮に呼ばれ出向くと、国王直々にこの国の同い年の王子が、幼い頃から感情表現をしない子になってしまったので、よその国の人間でも誰でも、彼を変化させられないかどんな僅かな可能性でも良いから試しているので協力して欲しいとのこと。
私にも協力しろと言われても王族との接し方なんて分からない。
王族に関わるとろくなことにならないと小説でも書いてあったのにいきなりですか。
異世界でもトラブルに巻き込まれるなんて涙が出そうだが、衣食住は提供され、ナイトも一緒に暮らしていいと言う好条件だ。給料もちゃんと出すし、三年働いてくれたら辞める時にはまとまったお金も出してくれると言うので渋々受けることにした。本来なら日本で死んだまま、どこかで転生するまで彷徨っていたかも知れないのだし、ここでの人生はおまけのようなものである。
もし王子に変化がなくても責任を押し付けないと念書を取って、トウコは日常生活の家庭教師兼話し相手として王宮で働くことになる。
大抵の人が想像するような金髪に青い瞳の気が遠くなるほどの美形、ジュリアン王子だったが、確かに何を言っても無表情、言われたことは出来るし頭も良いのだが、何かをしたいとかこれが食べたいなどの己の欲もないらしい。
(これはいけない。彼に世の中は楽しいや美味しいが沢山あると教えなければ!)
かくしてジュリアンの表情筋を復活させるトウコの戦いが幕を上げる。
フェードイン・フェードアウトがチートな転生女子と、全く笑みを見せない考えの読めない王子とのじれじれするラブコメ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-29 21:44:22
127886文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:4974pt 評価ポイント:3290pt
家族の中で一人だけなんとなく居場所の無いシャロン。
幼いシャロンは本を読んで過ごし大人しくしていた。ある日祖父が手を差し伸べてくれて、それからは自由に気ままに過ごすことができるようになった。
自分が渡り人だと判明しても何だかよくわからない。バレたら自由が無くなるって言われて。
貴族と言っても次女だしめんどくさそうだから平民になろう。そう思ってたら何かキラキラした人が寄ってきた。
濃いめの人は家族で十分なのでお呼びじゃ無いです!
なんとなく見切り発車です。
まだ
定まり切ってない感じなので流し見でお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-27 13:24:32
28203文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:624pt 評価ポイント:290pt
フェルド・ウェンリントン伯爵は義家族に虐げられながら育ち、義家族の死後、すべてを手に入れた。しかし、そこから彼の悪評が囁かれる様になる。父親の縁で、彼に見合いと称して会うことになったレイシェル・アンドレア伯爵令嬢。噂とは違った彼の一面を見て、今にも死んでしまいそうな彼が報われて幸せな姿が見たくなったレイシェル。半ば強引に押しかけ婚約者(仮)となり、1年だけという約束で、フェルドとレイシェルはともに暮らすことになる。
『駄目なんだ、私は。私なんて、誰にも好かれない。愛される価
値もない。だから、君に好きだと言ってもらえる資格なんてない』
「分かりましたよー。今日も愛してますからね」
【暗く、落ち込みやすく、自尊心が低い、不健康で死にかけの伯爵】と【お節介で、母親基質、母性強め伯爵令嬢】の恋の話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-27 12:00:39
17157文字
会話率:64%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:830pt 評価ポイント:714pt
作:海夏世もみじ
ハイファンタジー
短編
N6375IJ
この世界で六人しかいないSランク冒険者である主人公は、たった一人で国を運営していると言っても過言ではないほど国にこき使われていた。
そしてある日、過労で朦朧としている最中で勇者パーティーの一員である賢者と国王に彼に呪いをかけられ、みるみる体の魔力が減少して弱体化していってた。
目を覚まし、自分の姿を見るとそこには女々しい顔、ぱっちりとした大きな目を持った美少女、もとい男の娘になっていた。
ゴブリンすら倒せないほど弱体化してしまい、貧弱な体になっていた。
だがもと
もと持っていたが文字化けしていて使えなかったスキルが解放された。その名、それは――【あべこべ】。
弱く叩けば叩くほど威力は増す。弱いスキルを超強くできる。今の彼にとって最高のスキルであった。
彼はこのスキルを駆使し、再びSランク冒険者へと駆け上がる!
主人公を捨てた国王と賢者たちは衰退の一途を辿るのであった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-24 12:00:00
10262文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:80pt 評価ポイント:62pt
隠世の国の妖魔の皇女宗鈴春は人間に家族と同族を惨殺され、必死に逃げた末に人間に捉えられてしまう。
妖魔族にとって自らの命と言っても過言ではない角を折られた鈴春は、見知らぬ地で目覚めた。そして、目覚めた彼女の目前にあったのは憎い憎い人間の顔。
「お前は俺の妻となった」
男こと桂華院昭仁の言葉に、鈴春は恨みを募らせる。
けれど、彼との日々に慣れたある日、鈴春は驚きの事実を発見した。
「この婚姻はどこからどこまでが『まやかし』でどこからどこまでが『ほんもの』なのですか?」
これは、敵国同士の貴族の男と皇女の恋慕と恨みから始まる婚姻ストーリー。
この婚姻の行き着く先に待っているものはーーー?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-21 18:20:07
25422文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:50pt 評価ポイント:48pt
お笑い芸人っていうのは素晴らしい職業だと思う。
だってそうだろ? 人を笑わせる、楽しませるってやつらだ。
慈愛の心ってのに満ちたもんだろう。最高だぜ。
ま、じゃあ笑わせられない芸人はどうなのかって話だがな……。
おっと、いけない、いけない。こういう時は相棒に慰めてもらうに限る。
と、言ってもタバコだがな。俺はピン芸人だ。
『売れない』は付け忘れたわけじゃないぜ。
自分の事、そんなネガティブに言いたくはないんだ。
顔に出ちまう。それじゃ客が笑わない。
付けるなら『売れか
けている』ピン芸人。
……いや、イマイチだな。それに嘘も良くない。
『今年売れそうだと言われていそうな気がする』ピン芸人
『売れる兆しは自分の中でひしひしと感じている』
『売れる予定、むしろ売約済み』
『え、キャンセル? 契約金は半分しか返ってきませんよ?』
『え? 土地が汚い? 臭い?』
『そんなことないですよ! 私が保証します!』
『ええ、だって毎晩何時間も見張ってますもん! 不法投棄とかないない!』
『え、トイレはどうしているか? いや、それは、はははは……』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-21 11:00:00
5746文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:18pt
俗世間を嫌い、最低限の関係性の中で生活していた男は、それが世界の全てで構わないと考えていた。そんなある日、彼は突然死んでしまう。彼の唯一と言っても過言では無い友人に刺殺されたからだ。この出来事で、彼は彼の中の小さな世界ですら分からなくなってしまう。
だが、彼の意識はそこで途絶えはしなかった。目も見えず、手も動かせず、自分が自分でない様な、既に死後の世界にいるかの様な不思議な感覚に包まれながらも、何とか情報を得ようともがいていた。すると突然、彼の脳内に不思議な声が聞こえてきた
のだ。
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条件達成
スキル【捕縛Lv1】を獲得しました
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この事を皮切りに、彼の第二の人生が動き始める。
時には魚に、時には犬に、出会った運命に翻弄されながら、彼は【人】を学ぶ長い長い第二の人生をスタートさせる。
それは、或いは【水生】と言い換えた方が適切な程、数奇な物だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-20 18:00:00
247244文字
会話率:63%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:326pt 評価ポイント:246pt
真冬。大雪が降るこの夜の気温は天気予報によるとマイナス十六度。
堪えられないわけではないが、それは家の中なら無論の事
歩いたり、走ったり、スキー、つまり動いていればの話だ。
俺は今、ただ立って列に並んでいる。
今か今かとラーメン屋の新規オープンを待ちわびて……。
知る人ぞ知る、質より量を地で行くラーメン店。
まさにジャンクフード。粗雑な味がどこか癖になる。
それが明日の、否、日付が変わり、今日の早朝にオープンするというのだから行くしかない。
なぜ? 別に何か特
典があるわけではない。
無料になるわけでも、トッピングをサービスしてくれるわけでもない。
何なら市内には同じ系列のラーメン屋もある。
……これは誉れなのだ。
そう、信仰心を試されていると言ってもいいかもしれない。ラーメンアーメンってわけ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-19 16:00:00
4339文字
会話率:16%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:40pt 評価ポイント:40pt
作:きすぎあゆみ
ローファンタジー
連載
N2759HW
辺境のど田舎を領地としている騎士爵家の四男エルシード、通称エル五歳。
貴族と言っても名ばかりの、食べるだけで精一杯な貧乏騎士爵家とその領民達。広大すぎる森が領地なので少しでも住み易くするためそして生きるために、領主一家と領民達とで開墾作業と畑仕事に勤しむ毎日。
そんな田舎で暮らすエルの夢は、美味しい物をお腹一杯に食べる事、そして食べ物に困らない生活。しかし、幼いエルにはそのために何をすれば良いのか解らないので毎日訳も解らずに、姉兄と共に畑でのお手伝いをする事しか出来ない。
そんなエルを突然襲った謎の体調不良と、その後の異常な回復。
体調不良からの回復後から始まる、新たな彼の成長の記録。美味しい物をお腹一杯食べるためには何をすべきなのか?そして、この世に一体どんな美味しい食べ物が有るのか?
貧乏な貴族の家に生まれた幼い男の子が、少しずつ成長していくお話です。見守って頂けると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-18 07:16:55
162327文字
会話率:65%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:662pt 評価ポイント:386pt
きっと同じ台風圏内にいる方のことを書いてみました♪
最終更新:2023-08-15 11:21:20
5521文字
会話率:4%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:128pt 評価ポイント:126pt
はるか昔、この世界には魔王と呼べる存在がおり、
人々の平和を脅かしていた。
その魔王は女性の姿をしており、
とても大きな『おっぱい』を携えていたそうだ。
これを女神から特別な力を分け与えられた
『勇者』と呼ばれる存在によって退治され、
平和な世界が訪れる。
そして魔王が倒されて以来、
胸の大きな女性が生まれることはなくなった。
しかし、本当にごくまれだが、
極端に胸が成長してしまう女性も生まれてしまうことがあったのだ。
魔王の象徴であり、恐怖そのものと言
っても過言でない
『巨乳』になってしまった女性。
これはそんな女性たちと一人の少年が
胸を張って暮らすことのできる場所を探す物語・・・。
この小説はカクヨム様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-12 20:07:41
113039文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:72pt 評価ポイント:30pt
作:鈴木こういち
ヒューマンドラマ
完結済
N9862II
人生。運が8分。実力2分。等。と。巷の噂が流れる。このフィクション物語は。
真に運を掴んだ。女子大生四人の物語です。又、出会いが、人生を変える。
一人の初老が。山奥の別荘で、山岳風景を、描きながら、暮らして居た、ある日。四人の女子大生と出会う。
男は、悩みを抱えていた。事を。仄めかす。四人は、何となく、気がかりに成った。真に出会いの始まりである。何度か、会う毎に、引かれて、いく。
男は、悩みを語り始めた。資産の処分に困って居ると言う。悩みだった。四人は興味を抱き。のめり込んだ
。男の自宅は、四人の近所と分かり、四人は、益々興味を抱き。何とか、資産の全容を、聞き出そうと。企んだ。・・・四人の考えが、一致した。
男も、この四人ならば。と。信じる様になり。自宅の金庫を開けて、見せた。女子大生四人は。本気で。一人の男と、四人で、結婚する事を決意した。もちろん、資産が目当てと。言っても過言ではない。でも、・・・この男の過去、人生経験に、興味が湧いた。事は確かだ。昭和を駆け抜けた。実話を。聞かされ。心を打たれた。事も本音である。
親達と同年代の男一人と。二十二、三歳の四人が結婚する。・・・常識を外れた、現代の女の子。もちろん親たちは。猛反対である。其処を乗り越えた。四人の女子大生の。企み。
理論的に考える。か。物理的に考える。か。・・・金が物言う。現代社会。綺麗なお金。汚いお金。と。巷では、色分けする。マスコミが騒ぐ。・・・だろう。しかし。大都会で、身寄りのない資産家も、大勢居る。現在。・・・その対策に、国が、役所が。苦慮している。のが、実体である。今日。
私は、此れから、この様なフィクションが、又、本当に成りつつ。在る。のかな。
筆を下ろしました。
昭和。平成。令和。を。生きてきた。我々団塊の世代。・・・真田幸介は羨ましい。まだ生きて居る。の。かな?
読者の声も、聴きたいものです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-08 11:22:40
343857文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
ある町の通りが夜、立ちんぼで賑わっているとテレビのニュースで知った俺は
仕事帰りにちょっと様子を見に行ってみることにした。
無論、賑わっていると言ってもワイワイガヤガヤお祭り模様という訳ではなく
並木道のように売春を目的とした若い女が
道の左右等間隔で並び立っているというものだ。
昨今のパパ活ブームの流れ。景気の問題、家庭の……と
原因が何かなんてことは偉そうなコメンテーター共に
テレビスタジオで好きなように喋らせてやればいい。
最終更新:2023-08-08 10:00:00
3388文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:36pt
再エネ事業の会社を創り一瞬で駆け抜けた物語
たった1年で終わったけど、あの時の選択を間違ってなければ・・・
なんて言っても今更、意味ないけど
10年ほど勤めた会社で起こったある事件
それを発端に、世間知らずの僕は会社を創ることになってしまう
嫌な予感?いやそんなことないだろう?
「疑心暗鬼」
これまで築き上げてきた信頼関係は 周囲の人たちの思惑で崩れていく
いや・・・
そもそもガラスのように脆い信頼関係だったのかもしれない
苦しみながら翻弄されながら、会社を創った自
分は確かにそこにいた
怒涛の一年が始まる
おだやかに誰にも分からないように禍いが訪れる
この作品は「noteにも掲載しています。」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-06 15:00:00
34610文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:97pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
私の新しい家族は、一癖も二癖もある人揃い。
いや、新しい家族と言っても再婚とかそう言うのではないです。
そう、私、異世界らしき世界に、転生したっぽい、いわゆる転生者なんですよね。
今回は、そんな私と家族の話をしてみようと思う。
まあそう言ったわけで、異世界らしき世界で、私、転生三女やってます。
****************
短編、「転生三女はじめました」の続編みたいな感じです。
前回と違って、ちょこちょこファンタジー要素が盛り込まれているので、ジャンルをハイファンタ
ジーに変更してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-06 10:54:28
44632文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:71pt
総合ポイント:4530pt 評価ポイント:2734pt
『あなたは私に相応しくない。』
とある夜会の会場で断罪され、婚約破棄された侯爵令嬢・エスメラルダは父である侯爵から隣国の皇太子に嫁ぐよう命令される。
その隣国の皇太子は頭脳明晰、眉目秀麗、この世の全ての褒め言葉が彼の為にあると言っても過言では無いほどに素晴らしい御方で!?
そして、そんな彼がわざわざ他国の、それも評価にキズのあるエスメラルダに結婚を申し込んだ本当の理由とはーー。
これは、幸せと感情を失った令嬢と約束を果たしたい男たちの物語。
最終更新:2023-08-04 02:43:18
3911文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:100pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:0pt
夏場に合うネタを書いてみました。と言っても、怖い話では全くないのであしからず。
読んで頂けたらと思います。
最終更新:2023-07-29 17:12:11
1514文字
会話率:4%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:64pt 評価ポイント:64pt
【 】を失った。それが何かはわかっているが、口に出すことも考えることもできない。
私自身、突然の事で驚いている。
と、言っても脳の疲れか何かで、一時的なものなのだろう。
そう恐れず、様子を見ることにしよう。
私の数少ない友人なら親身になって聞いてくれるだろうし
相談したいところだが、最近、何かと忙しいらしい。
友人はすごいんだ。高名な博士の助手の中でも優秀で
信頼されているとこの前、話してくれた。
しかし、自分で言うのも何だが私だって優秀だ。
私も何か手伝えたらいいの
だが、ま、それを考えるのは
この懸念材料が消えてからしよう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-26 11:00:00
1347文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:18pt
作:小野崎ともえ
異世界[恋愛]
完結済
N9002IH
カクヨムに投稿していたものです。
アルファポリスにも投稿しています。
「私の婚約者になっていただきたい」
10年前の厄災で孤児になったアイリは、親友マリアの誘いで見物に行った婚約の儀で、次期当主ユリウスに婚約を申し込まれてしまう。
しかしこのアイリ、頭は回るが厄災の後遺症で自分の気持ちや人の気持ちを感じるのがとことん下手くそだった。
おまけに婚約者のユリウスは体は大人、精神年齢は10歳の子供も子供。
好かれてるんだか懐かれてるんだか翻弄されまくりのアイリはユリウスに一つ
お願いをする。
「好き、とはどんなものなんでしょうか?」
どこを取ってもちぐはぐな二人が紡ぐ、心を知り合う物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-23 07:00:00
49495文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:44pt 評価ポイント:22pt
ついにタバコ一箱の価格が二十万円になった。
と、言っても急にこれほどの高値になったわけではない。
ある時、馬鹿な政治家が馬鹿なりに知恵を絞った結果
タバコの税率を上げた分だけ支持率が上がると気づいた。
なので税率と価格はガンガン上がっていったのだ。
最終更新:2023-07-19 10:00:00
1178文字
会話率:12%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:60pt 評価ポイント:58pt
槍込聖(32歳) 年齢イコール彼女いない歴を更新する彼は、なんと言っても錬金術師キチだった。
それ以外の全てに興味なく、だがそれ故に騙されやすい彼は今日も同僚からのノルマ押し付けを難なくこなして自分の研究を進めようとしたところでドーピング薬が切れてばったり動かなくなる。
大学時代の後輩がその現場に駆けつけてさぁ大変。
いつのまにか会社をクビになって居た聖は病室で後輩からこんな提案を引き受けた。
「先輩、暇なら私と一緒に配信者しませんか? 先輩のボツレシピとか配信して」
「それ、どこに需要があるの?」
結局他にやることもないし、丸め込まれる形で配信活動を始める聖だったが……思わぬことがきっかけでバズり散らかすこととなった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-18 08:46:37
4093文字
会話率:60%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:42pt 評価ポイント:32pt
作:みつまめ つぼみ
異世界[恋愛]
短編
N1153II
2万文字弱。15歳の少女が急な結婚に戸惑うお話、と言っても過言ではないです。
ほのぼのした話にしようと思ったら、やっぱり拳で語ってしまう女子のお話になりました。
半分くらいはちゃんと恋愛譚っぽい感じになったかもしれない。
■■■
『番の巫女~突然伴侶と言われても困るんですが/ムカつくのでとりあえず殴りますね~』
https://ncode.syosetu.com/n0209ii/
の後日譚です。
最終更新:2023-07-17 17:57:53
18577文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:16pt
神の信仰が薄れた現代日本。その中で古来から存在する神の名前を知っている人はどれくらいいるだろうか。あ、神って言っても仏教の神じゃないよ?あれ、仏だから。ややこしい宗教に組み込まれることになった神は時代ごとになくなって行く信仰心のせいで人前には現れなくなった。しかし、神自体がいなくなっては世界は混沌と化すため、信仰を取り戻すために彼らはある手段をとった。それが、1人の運命を捻じ曲げることになるとは知らずに。これは、望まずに神に選ばれてしまった人間達の物語。
一部古事記など
の内容も含みますが、基本のストーリーや付属設定は作り話です。神様や仏様の名前は色々あるので、登場するたびにあとがきで説明を加えていきますので参考までに。異世界ものではないのでハーレムとかはないのですが、嫌われからの愛されみたいな御都合主義もちょい入りますのでご注意を!あ、途中グロ入ります。
第1章終わりまで駆け抜けます。毎日更新です。第二章からは切り崩しながらの投稿となるため週2くらいになると思われ。何卒、何卒よろしくお願いいたしますっ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-16 12:58:15
48199文字
会話率:64%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
冬。雪はまだだけど空気に触れた肌がピリピリ痛いほど寒い。
そろそろマフラーを買わなきゃ。
去年、どっかでなくして「まあ、暖かくなったしいいや」と思ってまだ買ってなかった。
手袋で覆った手を首に当て、風をしのぐ。
目の前の道を何人かの小学生が走って横切った。
一人は短パンだった。そういえば、昔もいた気がする。
どれだけ寒くても短パンだった奴。
昔と言っても数年前。「もう数年前」か「まだ数年前」か微妙なところだけど。
最終更新:2023-07-15 10:00:00
854文字
会話率:6%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
検非違使って令外官ですよね。速記士も、まあ、そう言ってもいいですよね。
最終更新:2023-07-12 20:19:07
203文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
時は學暦《がくれき》千八百年代。
銀河内の交流が始まってから数百年が経ち、六十年かけて行われた対話による政治的取引の成果により、銀河内の多くの惑星は互いに無血開星に至った。
しかし、法的整備はさほど進んでいないのが現状。
なぜなら、お互いの身体――生体組織には、医学的にも魔術的にも、計り知れないほどの価値があるからだ。
特にパンドラ星の煌珠《ファンジュ》族の身体はどの部分も地球人にとってはとても魅力的に映った。
理由は、地球人が長年憧れてやまなかった〈魔法〉を使い
こなす種族が煌珠《ファンジュ》族であり、その生体組織を摂取すれば地球人でも魔法を使うことが出来るようになるからだった。
春辰《しゅんしん》の家族は十年ほど前、地球人の人身売買組織による『煌珠《ファンジュ》族狩り』の被害にあい、当時二十歳だった姉、鴉雛《あすう》を誘拐されてしまった過去がある。
誘拐された鴉雛《あすう》は、地球や他の星々の研究者グループと共同で、ある商品の開発を手掛けていた。
それは煌珠《ファンジュ》族から採取した生体組織を使って作る『香水』だった。
美容院でもらった髪や、手術中に廃棄になる血液や臓器などを使い、煌珠《ファンジュ》の持つ〈魔法を使う力〉を化学薬品として抽出。
何度かに渡る治験により、その香水を使えば、地球人でも一定時間魔法が使えるようになると証明されつつあった。
鴉雛《あすう》はその香水を販売することで、煌珠《ファンジュ》が狩られるのを防ごうと研究していたのだ。
販売まであともう少しだった。
春辰《しゅんしん》は、警察には言っていない、言っても無駄な、犯人のある特徴をずっと覚えている。
犯人も、それは知らないだろう。
なぜなら、姉が春辰《しゅんしん》をかばってくれたから。
あの時、本当は春辰《しゅんしん》が誘拐されるはずだったのだ。
春辰《しゅんしん》には、嗅覚で感じ取ったものを〈色〉として可視化する能力がある。
誘拐犯たちが求めていたのは、その能力だった。
(あのとき感じた〈赤い〉におい。あんなにも鮮やかで混じりけのない〈赤〉は、あれ以来、一度も目にしていない。あいつ特有のにおいなんだ)
春辰《しゅんしん》は自分に誓った。
姉を必ず取り戻すのだ、と。
※カクヨムにも併載
※平日更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-12 20:00:00
112818文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
人間と仲よくしたい赤鬼のため、悪者を演じて去っていった青鬼。でも評判はどこまでもついて回り、行く先々で迫害されてしまう。そこで青鬼は、自分は本当は悪い鬼ではないと言ってもらうため、赤鬼の暮らす村に向かう。
最終更新:2023-07-08 16:51:37
2106文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:18pt
地元にヒーローがやって来る。いや、帰って来ると言ったほうが正しいだろう。
そう、凱旋パレードである。
観光資源も何もない小さな町だがそれゆえに
アメコミのヒーローが治安の悪い地域で誕生するように彼は生まれたのかもしれない。
この町に光を齎すために。
その英雄の名は投山球彦。プロ野球選手で驚異のトリプルフォーの達成者である。
打率4割、ホームラン40本、40回盗塁成功という偉業である。
世界的に見ても前例がないらしい。
と言っても俺は野球に全く興味がないため詳しくは知ら
ないし
それがどれだけすごいのかも分からないが有名人は見たい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-07 11:00:00
4810文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
七夕だから、願い事言っても大丈夫だよね(?)
最終更新:2023-07-07 07:58:12
402文字
会話率:14%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:6pt
これは、普通のファンタジーではない。
この物語は、“地球”以外にも沢山のセカイがあって、沢山の宇宙、沢山の次元が存在する。
みんなが知ってる“異世界”だってある。
それを管理し、日々生み出しているのが天使族!
むかーしむかしから、天使族は創造、悪魔族は破壊の役割を担ってきた。
破壊…って聞くとあんまり良く無い風に聞こえるけど、大切な役割なんだ!
皆んなのイメージと違うかもだけど、天使と悪魔はとっても仲が良いんだよ?
そして主人公は天使族の一人。と言っても、見習いだけどね。
全
ての天使は見習いから始まり、優秀で功績を讃えられた者は
“大天使”
となる。全ての天使族の憧れである。
主人公はとある出来事から大天使を目指すが…。
おっと。言っちゃいけないんだった。
天使の心得、ちゃんと頭の中に入れておいて?
何か———役に立つかも知れないから。
そう、死後…とか。
『これは、主人公とその周りが織りなすファンタジー?異世界?日常?もしかして…恋愛?!色んな”異世界“を管理する職場での成り上がりの物語である。』
———見ていってね♪折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-05 20:00:00
1187文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:61pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
午後過ぎの公園。四人の子供が地面に座り、話をしていた。
「あー、なんか腹減ったな」
「なー、あの店行くか? ほら、あのビルの隣の」
「いや、あそこもう閉店したろ。そもそも金もないし
木に生えてる柿とか蜜柑とか盗みに行くべ」
「あ、俺ビスケットならあるわ」
「はははっ、あるって言っても一袋かよ。
分けても分けなくても、足しにならないならない」
「そうか? 俺食べちゃうよ」
「ああ食え食え、あ、ビスケットと言えばなんか歌なかったか?」
「あー歌って言うか童謡だな」
「あ
ー、ポケットの中で叩くと増えるってやつな。ちょっとやってみろよ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-05 11:00:00
2183文字
会話率:75%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:20pt
『これより、諸君らにはデスゲームを始めてもらう』
は?
地下シェルターのような雰囲気の場所。
俺の正面、数百メートル先にはドアが一つ。そして後ろには巨大モニター。
どうやらそのモニターに映っているあの黒いシルエットの奴が喋ったらしい。
だが、まったくわけがわからない状況だ。
それにあれは……なんだ? 一体これから、何が始まるんだ?
最終更新:2023-07-02 11:00:00
5180文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:14pt
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