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検索結果:1748 件
『動物園でライオンの赤ちゃんが四頭生まれました』
ほう、かわいいもんだな。
『このうちの成長した一頭が清掃中だった飼育員を襲い、脱走。町に現れたのです』
え、どういう、あ、そうか。テレビを点けたばかり。『○○年に○○動物園でライオンの――』と、俺は冒頭を聞き逃していたのだ。納得。あえて可愛らしい赤ちゃんの時の映像を視聴者に見せつけ、脱走したライオンの恐ろしさを際立てようという魂胆なのだろう。大げさにし、不安を煽り視線を釘付けにし視聴率をがっぽがっぽとテレビ局の考えそ
うな手だ。まあ、どうでもいい。今は――
『ですが、ライオンは地域猫と頬を寄せ合ってお昼寝』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-09 11:00:00
1004文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
ごまかせない、ぎこちない態度で、視線の先に
最終更新:2024-03-09 08:46:25
368文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
ダンジョン探索者、槍杉 救(やりすぎ すくい)には大きな悩みがある。
それは長年ダンジョンに一人で住んでいたが故に発症したコミュ障のこと。
救はコミュ障を治すために住処である奥多摩ダンジョン(最難関ダンジョン)に来る同業者に相談したかったのだが、ここしばらく何故か誰もやってこない。
「何で誰も来ないの~!」
溜まったストレスを発散させるため、救は奥多摩ダンジョンで暴走し魔物達を轢き殺す。そして上層まで辿り着いた時に同業者の悲鳴を耳にした。
現場に辿り着くと大
剣を持った若い女性探索者が魔物と対峙しており、幸いなことに救が手助けする必要は無く彼女は魔物を撃破した。
久しぶりにやってきた探索者を逃すわけには行かない。
だからと言ってコミュ障の救がそのまま彼女の前に登場しても話せる自信がない。
そこで救は銀色の仮面を装着して彼女の前に姿を晒した。
「まずはおめでとうと言っておこうか、女」
仮面をつけると少し高圧的な態度になるが、相手と話が出来るようになる。実際、仮面をつけて何度も人前に出た経験があり、世間ではシルバーマスクと呼ばれていた。
シルバーマスクとして女性探索者に会話の練習相手になって欲しいとお願いする救だが、何故かその途端に彼女が襲い掛かって来る。
信頼されていないのだと考えた救は、彼女を返り討ちにした後に仮面を外したのだが……
「ぷぎゃああああああああ! やっぱり無理いいいいいいいい!」
話など出来ずにその場を逃げ出してしまったのであった。
救は知らない。
シルバーマスクの姿で人助けをしすぎたせいで英雄と持て囃されていることを。
出会った女性が日本で知らない人は居ないと言われる程有名なダンチューバーであったこと。
しかも配信中であったためシルバーマスクの正体が世界中に知れ渡ってしまったこと。
「シルバーマスク様!」「助けてくれてありがとうございます!」「超可愛いんだけど」「男……の娘?」
やがて救は救世の英雄として崇め立てられ、沢山の「ありがとう」に悩まされることになる。
「やめて! もう感謝しないで!」
平日更新の予定です
カクヨムでも投稿
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-08 21:59:25
658467文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:5538pt 評価ポイント:2750pt
俺がこの高校に入部して、早や二ヶ月。
そろそろみんながどれくらい親しくなったか確かめるためと言って、担任の先生が、『一人三問、自分に関するクイズをみんなで出し合う』というレクレーションを開いたのだが、俺のように未だに友達が一人もいないボッチ男には、ハッキリ言って拷問以外の何物でもない。
そんな中、クラス中の視線を一身に受けているのは、『氷の女王』の異名を持つ雪村さん。
雪村さんは男女問わず魅了する絶世の美貌を持っているにもかかわらず、普段は誰かと会話することは滅多にな
く、いつも教室で一人本を読んでいる、孤高の存在。
それだけに、雪村さんがどんな答えを書くのかが一番の注目ポイントだったのだが、雪村さんはここまで出された問題全てに対して、『わかりません』としか答えていなかった――。
「よし、では、次は福永の番だな」
「あ、は、はい」
そして遂に、俺が問題を出す番がきてしまった。
だが、大丈夫。
俺は無難な問題を用意してきたからな。
その問題とは――。
「で、では、第一問です。俺の身長は、何センチでしょうか?」
これである。
これなら大体見た目で、誰でも何となくはわかるからな。
因みに答えは173.4センチ。
まあ、雪村さんの答えは、どうせ今回も『わかりません』なんだろうが……。
――が、何と雪村さんが出した答えは、『173.4センチ』で……!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-08 21:07:39
3643文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:3884pt 評価ポイント:3406pt
5〜7万字ごとにまとめて連続投稿していきます。
悪名高き伯爵家の令嬢ペスカトリス。
森の奥深くで解放奴隷の集団に育てられたソラナは、そんな貴族令嬢とソックリな容姿をしていた。
生まれも育ちも性格も、まるで正反対だったはずの二人を、運命が引き合わせ、人生を入れ替わらせた。
全てにおいて謙虚で努力家なソラナは、悪役令嬢の人生で、次第に周囲からの人望を勝ち取っていって。
仕組まれた婚約破棄の当日に、聾唖の公爵は指先で囁く。
「ありがとうソラナ。キミのおかげだ」
万能少女の成り上が
り半生。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-07 21:00:00
52668文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
「え?」
「ん? そこの君。何かね」
奴を紹介した上司のいやに弾んだ声。それが沈むと静まり返ったオフィス内。おれがつい漏らした声を拾うのは容易かったらしく、上司にそう聞き返されてしまった。
「いえ、な、と」
なんでもないです……。そう言おうとしたおれを隣にいた同僚が肘でおれを小突いた。『こうなったら言ってやれ』の意味だ。
みんなの視線が集まる中、おれは仕方なしに上司に向かって言った。
「あ、あの、チンパンジーですか……?」
「そう、見たそのまま! 今話した通
り本社から派遣された、今日からこの職場で働く我々の仲間、チンパンジーのチパくんだ! さあ、みんな拍手! ……と何かね」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-02 11:00:00
2267文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
まだ足が二本あった頃、人魚姫の話は〝契約違反をしたら落とし前をつけなければいけない〟という教訓話だと思っていた――。
月島マリ、十五歳。
五歳の頃に骨肉腫で左足を切断して以降、義足も使わずに車椅子生活を続けている変わり者。
嫌いなもの、憐れみの視線を向けたり、自分を使って〝いい人〟を演じようとする人。
そんなマリは、自分のことを人魚姫の生まれ変わりではないかと疑っている。
だって人魚姫は、借金をしてまで両の足を手に入れたのに、お代も支払わずに泡となって消えたから。
きっと
生まれ変わった自分にそのつけが回ってきて、利息を支払うために、与えられた足うちの一本を返品しなければならなかったのだ――。
ある日、マリは古びた社交ダンス教室で大学生の夏目と出会う。
彼は大学で〝踊れる義足〟の研究をしていると言い、マリに機械仕掛けの足を差しだして言った。
「この義足をつけて、俺と踊って欲しい」
なるほど、こいつの正体は人魚をそそのかして足を与えた魔女だったのだ。
夏の初めの昼下がり。
生まれ変わった債権者からマリに持ちかけられた新規契約は、あまりにも突飛なものだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-01 07:00:00
133619文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:30pt 評価ポイント:22pt
オーレイン伯爵家には呪われた子供がいる。
その呪われた力は魔力を打ち消し、家に破滅をもたらすと言われ……。
前世は学者、今世は呪い持ちで魔法オタクの呑気な少女。
実家からは迫害され、父は他人に興味を持たない影のある大貴族。
魔法を使用したくてたまらなかったウルアは、自身の部屋を吹き飛ばす程の魔法を使用する。
それを見ていたのが、意地悪な家人だけなら良かったのだが、悪いことに伯爵も見ていて。
「俺の娘に禁呪の子が? それにあの膨大な魔力は……」
その鋭い視線と興味が、ウルア
に向き始めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-29 01:16:27
29465文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:546pt 評価ポイント:314pt
とある船の一室。ビリヤード台に暖炉、ソファー、バーカウンターとシックな雰囲気。そこに集められた乗客たち。探偵が室内をウロウロと歩きながら時折、彼らに鋭い視線を向ける。
椅子に座る者。壁に寄りかかる者。窓の外を見つめる者。と、その中、ビリヤード台に腰かける者がチッと舌打ちし、痺れを切らしたように言った。
「おいおい探偵さんよぉ! 俺たちを集めてどうする気だよぉ! 推理ショーでも始めてくれるのかぁ!? ならさっさとしてくれよぉ! 俺も暇じゃないんでねぇ! このあと大事な商談
があるんだよ!」
「おい、君。人が死んだんだぞ。商談など……」と別の者が咎めるように言った。
「へっ、うるせえな。殺人犯かもしれない奴の説教なんて聞けたもんじゃないね」
「な、それは君もだろ!」
「ふん。俺は奴を殺していない。つまり、俺以外が犯人だ」
「だから、それはみんなそう言っているんだ! 君もアリバイなどないだろう!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-27 11:00:00
4048文字
会話率:85%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
頭をぶつけたと思ったら星と一緒に見慣れない景色が!いやあれ見たことある!まさか前世の記憶!?なんか頭打った相手も知ってるやつだし、というか一緒に死んだやつだ!ふむ?話による乙女ゲームの世界だとか。そんなのオタクとして行くしかないよなー!ってきたはいいけどなんか視線多くない?なんで?
小さい頃から周囲がイケメン、美女すぎて自分の見た目感覚がぶっ壊れてる2人が乙女ゲームの舞台で意図せず大暴れ(半分意図あり)
設定としてかなりベタなのでもし内容被りがあった場合削除か内容変更を
するかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-27 10:51:54
231462文字
会話率:62%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
92歳で生涯を閉じるまで恋多き男だった私の父。とにかく、愛妻家だった。三人の娘と妻に会いたくて飲み会すべて断って飛ぶように帰ってくる父でありながら、家庭としてはどこかいびつだった。母亡きあとも恋人は絶えなかった。その生涯を、夫婦思いあっていたのに機能不全家族だった家の末娘として娘の視線から再考したいと思い書いた作品です。長いので前後編に分けました。
最終更新:2024-02-21 01:00:00
16131文字
会話率:12%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:84pt 評価ポイント:70pt
うつ病になり、東京で叶えた夢を捨て、地元で『精神科の閉鎖病棟』に入院することになった “私” 。そこは嘘のようなあり得ないことが日常的に起こる、変だけど優しい世界だった。
実体験をもとにした、精神疾患の重篤な患者が入院する閉鎖病棟の実情。
入院生活で経験したトンデモナイ3ヶ月を綴り、精神疾患を抱える人たちや、精神科・心療内科にかかることへの視線が少しでも優しくなってほしいと願うノンフィクション。
※この作品は「カクヨム」「アルファポリス」「NOVEL DAYS」にも掲載して
います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-18 19:00:00
32025文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ある日クラスから1人の少年が消えた。
その事実に笑う者しかいないなか、主人公の心にだけ影がよぎる。
いじめっ子達の視線の意図に驚愕した時、真っ白い光に包まれた-------
そして異世界に転生された主人公はどう生きるのか…
一歩踏み出す勇気、それを求める彼に起きた出来事とは?
最終更新:2024-02-18 14:47:07
5558文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
付き合っている恋人は、恋人にする様な触れ合いを許してくれる。
けれどもある時、女友達に向ける視線を見て、俺に対する視線の違いを思い知った。
……本当は俺に恋してなんかないんだろ。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
恋愛です。R15です。
苦手な方はご注意下さい。
ガールズラブかを定義するのがこの小説。
でも、念の為タグを付けさせて戴きます。
最終更新:2024-02-17 17:10:47
1053文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
本当の恐怖は、ストーカーだけではなかった。
一流企業で働くキャリアウーマンには、忘れたい過去があった。
後輩社員と訪れた中華料理店から見えた横浜駅の掲示板に、蘇った恐怖のストーカー被害の過去。
駅前で感じた視線。窓の外の人影、差出人不明の気味の悪い手紙。
警察の協力により手に入れたわずかな安堵も束の間、ストーカーの足音はすぐそこまで迫っていた。
ストーカーに隠された『本当の結末』にあなたは直視できるか。
※この作品は https://novels.tx-life.info
にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-16 09:14:11
20846文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「……俺が見る夢は基本的に誰かが死ぬんだよ。それも、大規模な事故を起こしてさ」主人公・泉野千景は夢の中で、明日誰かが死ぬ夢を何度も見てきた。その夢の終わりには必ず、彼の前に黄色のワンピースを着た女性が現れる。「ごめんなさい……お願い……お願いします」そう告げる女性に同情し、事故を食い止める役目を担う千景だが、夢の話をすると美しい親友・一花悠李は寂しげな顔で、千景の行動をこれまで以上に、そして過保護なまでに気にしはじめる。次第に彼の視線に熱がこもっていると千景が感じ始める中、事
故の夢は何度も繰り返される。「なあ……いつまでこんなことを続ければいいんだ」千景の問いに、彼女は曖昧な答えしか返さない。
事故を食い止めた先に何があるのか。
千景、悠李、少女、彼らの想いが交わる先に何があるのか。
現代の高校を舞台にした青春×恋愛×SF小説。
※pixivから加筆修正をして移動しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-14 22:55:09
33954文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
太古から精霊と人とが共存する世界で、人々は精霊からの祝福を日々の助けとなる道具として手にできるようになっていた。そしてそんな道具を精霊達の力で作りだすことができる者達は『精霊道具士』と呼ばれ、人々の尊敬と羨望の視線を浴びながら大きく繁栄してきた。しかし、精霊達が祝福を授ける道具達は正しく使われれば便利で素晴らしい喜びを使用者に与えてくれるが、約束していた使い方から外れてしまうと『制裁』と呼ばれるまるで呪いのような現象が発生してしまう。
そして人里離れた森に住むアール・レ
イノ(二十六歳独身、料理以外の家事はポンコツ、基本貧乏生活!)はそんな裕福な彼らとは一線を画す精霊道具士であり、この国で唯一、その『制裁』を解除できる精霊道具士だった。
ある日、彼女の元に現れた一人の美少年が、アールに「この呪いを解いてくれ」と懇願してきた。条件を満たさないため一度はその依頼を断ったが、どうしても『制裁』を解除して欲しい彼は弟子志願をしてそこに留まることを勝手に決めて・・・?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-12 09:30:58
163225文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:94pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:10pt
そこには、お人形がありました。
ただ、じっとしているだけの。
最終更新:2024-02-12 01:16:28
200文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
視線を他人に向けるときの気持ち
キーワード:
最終更新:2024-02-10 11:32:55
1061文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:30pt 評価ポイント:30pt
作:佐倉涼@1/25皇帝陛下の御料理番1巻発売
異世界[恋愛]
完結済
N7171IP
首都サンティエンヌに住まう、十七歳の貧しい平民の娘リュシーは、夜にランタンの光を灯して道先案内をする仕事、ファロティエを生業としていた。
都の夜は危険であり、ひとたび路地裏に入り込めば「魔」と呼ばれる存在に取り憑かれ、人間は悪魔に成り果てる。「魔」を追い払う力を持つのは、聖なる光を生み出せるルナ・ファロティエと呼ばれる存在だけだった。
五歳の時に偶然、悪魔になった少年に出会ったリュシーは、聖なる光を生み出して少年を助けることに成功する。その後、ルナ・ファロティエになること
を夢見て日々の仕事に従事していた。
しかし幼馴染で夜の都を警邏する夜警官のアルフォンスは、リュシーの身を案じて仕事を辞めてほしいと言う。さらには「俺と結婚しよう」と言い出してリュシーを困惑させる。
そんな時偶然にも、リュシーは五歳の時出会った少年に十二年ぶりに再会するが、なんと彼は国の王太子ジルベールだった。
美貌の王太子はリュシーに会うなり「ずっと君を探していた」と言い、宮殿へと連れ帰って甲斐甲斐しくリュシーの世話を焼き始める。全身を綺麗に磨き、薄汚れた衣服の代わりに上等なドレスを与え、見たこともないようなお菓子を与えてくれた。そして専属のファロティエになって欲しいと頼むのだ。
ジルベールと再会したことにより、リュシーの生活は一変した。
しかし与えられる贅沢品の数々に、リュシーは喜びよりも困惑するばかりだった。
ルナ・ファロティエになりたいという夢、幼馴染からのプロポーズ、そして王子から向けられる甘い視線に戸惑いつつ、リュシーが出した結論とは。
※全10万字、完結保証。
※作品の無断転載、翻訳、AI学習は固くお断りいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-09 08:31:20
101381文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:454pt 評価ポイント:278pt
作:東山統星(ヒガシヤマ・スバル)
空想科学[SF]
連載
N9427IN
異世界に生まれ変わったサキュバスのハーフ、館浜キズナ。自殺を選んだ前世の辛い過去を背負いながらも、新たなる生命を受け入れる。しかし、彼は特異な力を持っていることを知り、異世界での新たな生活が始まる。
「チャーム」と呼ばれる魅力により、30秒の視線だけで相手を虜にする力を手に入れたキズナ。また、驚異的な怪力も備え、高層ビルをも拳で破壊できるほどの力を秘めている。
彼女(彼)は異世界の学園、『カインド・オブ・マジック学園』に転入することとなり、魔術を学びながら特異な力を隠すこ
とを試みる。しかし、美しい容姿のために学園で一躍注目の的となり、イケメン女子として様々なトラブルに巻き込まれていく。
キズナは前世の傷を癒し、異世界での新たな友情や愛情に包まれながら、成長していく。彼女が抱える特異な力と過去との闘い、そして新たな仲間たちとの絆の物語が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-08 18:41:20
50927文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:202pt 評価ポイント:80pt
とある中学校。その少年は始業チャイムが鳴る少し前。教室の後ろのドアの前で立ち止まり、深呼吸した。そしてドアを開けると
「お、宮田ぁ! 日本中学生、エベレスト登頂初の成功者おめでとおおおぉぉぉう!」
と、第一声を上げた教師の後ろの黒板には飾りと、その旨の言葉が書かれていた。
「おめでとーう!」
「すごいよ宮田くん!」
「おめでとなぁ!」
「いやー、みんな、どうもどうも」
称賛と祝辞の嵐の中、肩を背中を叩かれ、へらへらしながら自分の席に向かう宮田少年。
鞄を下ろ
すとふぅと一息ついた。集まる視線にぶるっと身を震わせ、恍惚な表情。
「いやー、ほんと宮田はすごいなぁ」
「ふふっ、ありがとうございます、先生、いや、ビッグティーチャー」
「おいおい、アメリカかぶれかよ宮田」
「やっぱ、エベレスト登ると違うよなぁ」
「いや、エベレストはネパールあたりでしょ」
「とにかくすごい! 宮田はすごい!」
まるで英雄の帰還に沸く教室。と、ここで「でもぉ……」と教師は腕を組んだ。
宮田少年は胸を張り言った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-07 11:00:00
2781文字
会話率:92%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
知能がある物理法則(神=宇宙の作者=正当な王=最高権力者)は力ずくで全ての妨害(敵)を粉砕するために、ここまで無慈悲なのではないか?
知能がある物理法則(神=正当な王)
「道はわたしが切り拓く。
全ての妨害するバットを粉砕するまでわたし(知能がある物理法則)をストレート(真実)で投げ続けろ。
絶望的な力の差を感じるか?
わたしは絶対に負けない。
わたし(知能がある物理法則)を信じて投げ続けろ」
「1人では、まだ球威やスピードが足りない。
侵食固有結界「知能がある物理法則。神の視線」を展開できるまで投げ続けろ。
わたし(知能がある物理法則)は絶対に勝つ。
わたし(知能がある物理法則)は実際勝ち続けている。」
潜在能力(ポテンシャル)なら最強クラスの兵器なのでは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-31 19:08:27
316文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:雨川 透子◆『ループ7回目の悪役令嬢〜』6章開始
異世界[恋愛]
連載
N1661HW
「――うるさい。俺だって、好きでお前にこんなにも惚れている訳じゃない……」
「か、可哀想なエドガルドさま……」
◆◆◆
悪女の汚名を着せられて、神殿を追放された聖女メアリ。けれど、命懸けで働いても給金すら貰えない日々から解放された当のメアリは大喜びだ。
「これからは、悪女として生きてみせましょう」
メアリは売り飛ばされた先から逃げるため、魅了魔法を使って逃げ出そうとする。しかしメアリを買った相手こそは、強国の冷酷な第一王子エドガルドだった。
エドガルドは『他者
の魔法が一切効かない』という体質で、その特異性と残酷さから、呪われた王太子として恐れられている。彼は、「俺の妃となり、悪女として振る舞え」と持ち掛けてきた。
確実に何か裏がある、怪しい取引だが……
「――それは、私を悪女として雇ってくださるということでしょうか!?」
「……は?」
嬉々としたメアリの反応に、困惑を見せるエドガルド。
そんなふたりの視線が重なった瞬間、魅了魔法が発動してしまった。
一瞬慌てつつも、エドガルドには魔法が効かないことを思い出してほっとしていると……?
「いま、俺に何をした?」
「まさか、魅力魔法が効いちゃってますか!?」
呪われた王太子のはずが、何故かエドガルドはメアリに恋をさせられたようで!?
「お前が恋しい。……正真正銘の、この悪女め……」
(た、大変なことになっちゃった……)
◆◆◆
不本意そうなエドガルドは、渋々な割にはとんでもない溺愛をメアリに注いでくる。
メアリはそれを可哀想に思いつつ、せめて立派に悪役令嬢ならぬ悪女を勤めようと頑張ることに。
なのに、元筆頭聖女の力による精一杯の悪事は、うっかり民を幸せにしてしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-30 00:52:17
135167文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:45456pt 評価ポイント:26178pt
しがない中学3年生の佐藤油羅。午前中の授業が終わり、昼ごはんを早急に食べて眠っていたが…
目が覚めたら狐の耳と尻尾がついていた!?
しかも性別は変わり、服は巫女服で、髪は白くて長かった。
周囲の視線に耐えかねた油羅は教室を出ていってしまった。
油羅は一体どうなってしまったのか?
今後はどう過ごしていくのか?
急に狐っ娘になってしまった油羅の日常からかけ離れた日常物語。
最終更新:2024-01-29 18:00:00
33045文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:50pt 評価ポイント:20pt
鬼束紅桔はどこにでもいる普通の高校生。ひょんなことからクラスのマドンナである烏丸紫苑に目をつけられ、その周りからは冷ややかな視線を受けて過ごしていた。
そんなある日彼女が紅桔の家を訪れることに。それに加えて紫苑目当てでカーストトップ層の臼見と剛力も同行することに。
紅桔は自分の保身のため、三人を家に招くが突如謎の光に飲み込まれてしまう。
気がつけばそこは、紅桔の知る世界ではなかった。
最終更新:2024-01-28 20:28:41
394776文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:2pt
作:雪那 由多
ローファンタジー
完結済
N7188IF
恋人に振られて独立を決心!
尊敬する先輩から紹介された家は庭付き駐車場付きで家賃一万円!
庭は畑仕事もできるくらいに広くみかんや柿、林檎のなる果実園もある。
さらに言えばリフォームしたての古民家は新築同然のピッカピカ!
そんな至れり尽くせりの家の家賃が一万円なわけがない!
古めかしい残置物からの熱い視線、夜な夜なさざめく話し声。
見えてしまう特異体質の瞳で見たこの家の住人達のお世話に納得のこのお値段!
見知らぬ土地で友人も居ない新天地の家に置いて行かれた
道具から生まれた付喪神達との共同生活が今スタート!
※アルファポリスのお祭りの為、アルファポリス先行してます。
ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-28 18:00:00
614948文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:1070pt 評価ポイント:544pt
夜。とある小さな居酒屋の暖簾をくぐった一人の男。
店内をチラッと見渡すと客は男性が一人だけ。どうやらもう営業終了の時間のよう。彼のその予想は当たり、従業員の女が彼に向かって「あ、すみませんお客さん。ラストオーダーで!」と、明るく声をかけた。
彼は微笑み頷くと適当な席へ座り、メニュー表を眺める。
「……うっし、これにしよ。すみま、ん?」
と、手を上げようとした時、ふと視線に気づいた。それは離れた席に座るもう一人の客の男からのもの。
「……あの、なにか?」
「あ
あ、いや、別に……」
「そうすっか……あ、先、注文ですか? どうぞ」
「いい、いや、いいんで! どうぞ!」
「そ、そうすっか……」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-23 11:00:00
2698文字
会話率:85%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
誰にだってある恋の悩み。
意中の人に対して変に意識して素っ気なく接してしまったり、不意の返事に声がうわずってしまったり、視線が合うと、つい目をそらしてしまったり。
そんな平凡な、どこにだって転がっている小さな恋の悩み。
主人公、水無月 光流(みなつき みつる)もまた、そんなありふれた悩みを抱えていた。
ただ、彼の悩みは確かにそんな月並みな病でありながら、しかしその度合いが異なっていて‥‥。
最終更新:2024-01-23 09:59:25
46612文字
会話率:32%
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総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
前代未聞の問題児と呼ばれた私が恋した相手は冷酷王子でした。
「必要ない。邪魔だ」
その視線は、まるで氷の眼差しだった。
孤児院育ちで勉強より体を動かすことが好きな16歳の少女イリスは、その身体能力を活かし世界有数の高等魔法学校「国立スティア魔法学院」の騎士科に入学した。
そこで出会った太陽と月を信仰するイルーナ王国 第二王子クライス=ヴァリシエの護衛を任されるが、必要ないと門前払い。
それならそれで、と学園生活を満喫しようとするも何故か色々な問題に巻き込まれ、いつの間に
かクライスとよく顔を合わせるようになっていく。
「またお前か…」
「今回は私のせいじゃないからね!?」
魔法、決闘、精霊、ドラゴン、戦争、王位継承。
様々な出来事が鍵となり、明らかになっていく真実を前に二人は何を思い、どんな道を選ぶのか───
※この物語はフィクションです。歴史や文化、習慣、宗教、風俗は全て架空のものであり、類似する表現等があっても現実とは一切関係ありません。ご理解のうえ、お楽しみいただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-22 20:40:37
25619文字
会話率:60%
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総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
目を開けると、私は暗い部屋、タイル張りの床に横たわっていました……。
体の自由が利かず、動かせるのは眼だけ。そして、その部屋には手術台のようなものがあり、その向こう側に男が一人、こちらに背を向けて立っていました。
男は私の視線に気づいたのか振り返り、そして足音を響かせ私に近づき、見下ろしながらこう言ったのです……。
『お前の肉を――キロ頂く、と』
男は私を抱え上げ、台の上に乗せました。そして……そして、わ、私の指をノコギリで切り始めたのです! まるでトマトのように
血が、血が、噴き出して……。それから、さらに、さらに……。
「大丈夫。落ち着いて、そう、深呼吸を」
「はい……すみません」
「もう少し、ベッドを倒しましょうか。疲れたでしょう」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-18 11:00:00
1745文字
会話率:54%
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総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
その男子高校生国分義季(こくぶんよしき)は爽やかでたくましい少年でした。
当然のごとく周囲の女子高生たちの熱い視線を多く浴び、告白されることもしばしば。
しかし、彼は「好きな人がいる」と言って、告白を断り続けるのでした。
果たして彼の「好きな人」とは誰か?
彼が肌身離さず持ち歩いている裏書されたおもちゃの約束手形には「二人とも十八歳になったら迎えにくる」と書かれているようですが……
最終更新:2024-01-17 19:00:00
2921文字
会話率:48%
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総合ポイント:444pt 評価ポイント:416pt
『なんだ、取らないの?』
「えっ」
『今、熱い視線くれたよね? まあ、また会えるかもしれないしね。その間、よく考えるといいさ』
「え、嘘、待って」
『待てないよ。見ればわかるだろーう…………』
……と、落ち着いて、あたし。これは夢……じゃない。ええ、現実。間違いなく、あたしはこの足でこの回転寿司に来た。
じゃあ、あたし……うん、疲れているんだろうな。だって有り得ないじゃない。エビがレーンの上から話しかけてきたなんて……。
ええ、幻聴に決まってる。それもにぎ
り。にぎりよ。つまりエビの死体の、その肉片じゃない。うわっ、そう考えると他のも何か気持ち悪く思えてきた。まだそんなに食べてないのに……。
ふっー、大丈夫。気を取り直して、お茶を淹れて、よし……。
『やあ。また来たよー』
「嘘でしょ、なんで? ねえなんで?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-17 11:00:00
1982文字
会話率:72%
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総合ポイント:40pt 評価ポイント:40pt
四天王寺ロダンは秋の劇の為の脚本を書いていたが、集中力が切れてしまい、脚本のネタ切れに困った彼はファミレスの窓の外を眺めていた。彼の視線の先に映るのは高校生達。それはまだまだ記憶に手を伸ばせばあの頃の自分に声が届きそうな、そんな青春時代の自分がいる気がした。
そんな彼等を見て思う内に昔の懐かしい友人の名が不意に出て来た。彼女の名は—―九名鎮真帆。その名を口にした時、ロダンは思い出す。ある夏の事件の事を。
そしてロダンは急ぎペンを引き寄せそれを元に脚本を書き始める。それは
過ぎ去った青春時代の自分を掘り起こす作業でもあり、そして自分がほんの数年前の事も忘れてしまったという、忙しさ忙殺された自分という存在だった。
夏の事件--それは、正に大阪を震撼させた、ある事件。
そこでヤングロダンが立ち向かった事件とは。
これは四天王寺ロダンの若い青春時代を描いた青春ミステリー小説です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-16 21:35:39
163028文字
会話率:33%
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総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
この頃やけに視線が絡む相手がいて、その人が気にかかる。
子供の頃にその女性のことを嫌いだと言った事があるらしく、話をしたくても逃げられてしまう。
強硬手段をと思って、父と一緒に彼女の家へとお邪魔しに行き、思いを告げるが、相手にされなかった。
そろそろ結婚しなくてはならない年になっていて、失恋したばかりの私は、誰でもいいですと投げやりに父に任せてしまう。
結婚式当日にも相手が誰か知らなくて自分の態度はあまりにも酷いことに気づくが、父は相手が誰かを教えてくれなくて・・・。
最終更新:2024-01-15 19:00:00
13712文字
会話率:23%
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総合ポイント:1866pt 評価ポイント:1614pt
作:うり北 うりこ
異世界[恋愛]
短編
N1221IP
「とにかく!! お前は国外追放だっ!! 出ていけ!!!!」
顔を真っ赤にして、王子は叫んだ。そんな彼に、甘えるように、もたれ掛かるヒロイン。その視線は、国外追放を言い渡された令嬢、カローラの隣に立つ男に釘付けだ。
控えめに言っても、カオスなこの状況。
(なんで、こんなことに……)
心の中で盛大にため息をつけど、状況は変わらない。カローラは、頭をかきむしり叫びたかった。
マジふざけんな!! クソ王子!! と。
最終更新:2024-01-13 21:07:53
4911文字
会話率:40%
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総合ポイント:1264pt 評価ポイント:1170pt
侯爵令嬢であるザスキアは美貌の第二王子ミヒャエルと幼い頃から婚約していた。それは王家からの打診だったのだが、見た目でつり合いが取れないザスキアに対して周りは冷ややかな視線を向けるばかり。
そんなある日、ザスキアはミヒャエルから呼び出され「そういう事だからさ」と言われる。その噂を聞き、ようやく婚約破棄されたのだと浮足立つ女性陣達。でもミヒャエルの隣には次期婚約者最有力候補の可憐なピンク髪の女生徒、ジベルがいて・・・。
新たなミヒャエルの婚約者はジベルとなるのか?波乱の卒業パーテ
ィが幕を開ける。
短編寄りの中編です。全7話予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-12 22:01:43
31545文字
会話率:36%
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総合ポイント:15152pt 評価ポイント:12830pt
時は忘年会!
気の弱い21歳、愛乙(あいと)は女の子になりたかった。
それは、会社の女性社員達から話しかけられるし、それに嫉妬する男性陣の視線が嫌だったからだ!
この物語は、酔い潰れた愛乙が、自分を魔女だという変わった女性と変わった一夜を過ごす物語である。
最終更新:2024-01-10 22:16:53
3065文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:マナシロカナタ(かなたん)☆2巻決定☆子犬を助けたらクラスで~
ハイファンタジー
短編
N0123IP
俺の名はライナス・グレイク。
名門カサンドラ魔術学院を首席で卒業したエリート魔術師だ。
しかし俺は学院の主席卒業生としては初となる、就職浪人の危機を迎えていた。
王立魔術院や魔術騎士団を始め、魔術系のありとあらゆる関係機関、企業、場末の魔道具屋まで、ことごとく落とされてしまったからだ。
『今に見ていろよライナス。この俺を怒らせたことを後悔させてやる。調子に乗っていられるのも今のうちだぞ。くくく……』
俺は卒業式という晴れの日に、俺に次いで次席で卒業した大企
業の御曹司から、憎悪にまみれた視線とともに告げられた言葉を思い出す。
「何をするのかと思っていたが、まさか実家の権力を使って俺の就職に圧力をかけるとはなぁ」
もはやなす術なし。
にっちもさっちもいかなくなった俺は、失意の溜息をつきながら途方に暮れていた。
そんな時に出会ったのが──この『〇〇』でした。
(*)カクヨム併載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-10 20:29:05
4571文字
会話率:66%
IN:0pt OUT:76pt
総合ポイント:152pt 評価ポイント:136pt
その想い出を追いかけて、視線の先に
最終更新:2024-01-07 13:09:39
303文字
会話率:0%
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総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
いつもの電車の、いつもの場所、そこが彼女の特等席だった。
家族や友人に愛されながら生きてきた16歳の少女、蛍川聖名は、いつも電車で一緒になるクラスメイト、大月静海のことがずっと気になっていた。
誰もが携帯に視線を落とすなか、周りの人間に興味がないと言わんばかりに窓の外を見つめ続けるクールな静海に、知らず知らずのうちに惹かれていた聖名は、混雑する車両で静海に助けられたことをきっかけに、彼女と関わりを持つことに成功する。
静海のことが知りたくてたまらない聖名は、ある日突然、
静海から自分が『ASD――発達障害者』であることを告げられる。
『返事をしない』
『会話中にこちらを向かない』
『一人で先に行ってしまう』
『空気が読めない発言』
互いの間にあるギャップに試行錯誤しながらも、二人は着実に距離を詰めていくのだが…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-01 18:00:00
114096文字
会話率:38%
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総合ポイント:206pt 評価ポイント:148pt
簡単に自己紹介するなら誰もが認める陽キャの中の陽キャ
西宮 和希は絶賛青春満喫中の高校2年生
入学初日から学校中の女子の視線を集めオとせない女の子はいないと意気込んでいた、アイツに再開するまでは..
最終更新:2023-12-31 17:00:00
2897文字
会話率:66%
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初めてのコンビニバイトで、紹介された秋元 果歩。彼女を見たとき、懐かしさと淡い思いが蘇ってきていた。
初恋。その言葉がぴったりの出会いというか…。
小学生の頃の同級生の家に、よく来ていたのが彼女だった。彼女は僕の同級生の兄、洋一に夢中だった。当然、僕のことなんか眼中になかっただろう。
シフトの関係で挨拶を交わす程度だが、その一時を待ちわびている僕がいた。
ある日、急遽シフトが重なり話の流れで、海に一緒に行く約束を取り付けた。
青春の1ページって感じの物語です。
前にカクヨム
で掲載したのを、リメイクしました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-25 21:33:15
4594文字
会話率:19%
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総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
兄が公爵家の令嬢に婚約破棄をしたがため、両親の圧政やら汚職やらが露見したカーティスト伯爵家。
「アホくさ」
その伯爵家の妾(めかけ)の子である次男“アルト”は、母を見殺しにされた復讐もかねて没落して行く様を楽しみにしていたが、もう馬鹿馬鹿しくて仕方がなくなってしまい、16歳の頃に逃亡した。
12歳になると女神より授かるスキルは【黒雷】と呼ばれる強スキル。兄の顔を立てる意味でも使いこなせないフリをしていたが、実は世界でも指折りの実力者である。
彼の逃亡に気付き、す
ぐに追いかけて来たのは執事長のオーウェンと専属メイドであるレイラ。
「全てを秘匿するぞ」
頑なに側を離れない2人に渋々同行を許可。
王国の貴族間では強スキルのアルトはなかなかの有名人であり、身元がバレてしまえば馬車馬のように働かされる危険がある。
その防止として2人に祖父と妹という役職を与え、辺境都市で量産型の冒険者を演じるという隠蔽生活を送る事となった。
薬草採取にゴブリン討伐、ダンジョン探索。
アルトはスキルを封印し、視線誘導という技術をフル稼働させ、見事、剣士として「冒険者A」として平穏を手にした……はずだった。
「聖女……?」
潜伏を決めた辺境都市のボロ宿。
それは、平民あがりの地味すぎる聖女として勇者パーティーに参加しているエリスの実家であったのだ。
「バラしたら殺すから」
貴族との間に無用な軋轢を生まないため、地味なフリをし続けていたエリスは、冒険者Aに素顔を見せてしまい即座に脅した。
それが、「『王国一の魔導師』になるの可能性を持っている」と王家が必死に探しているアルト・エン・カーティストだとは知らずに……。
「護衛騎士として私から離れる事は許さないから。断ったら強姦されたって通報するし」
「や、厄介な事になった、クソッ!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-24 22:00:00
127863文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:1698pt 評価ポイント:962pt
理由は不明だけど、なぜか異世界に転生してしまったのであろう俺、沢村司17歳。そして転生したはしたで仕方ないけど、なぜか水魔法ばっかり使ってる人たちの国に転生。でも俺が受けた魔法の属性適正の診断の結果、炎魔法使いであることが判明。意味がわからん。水魔法しか使わない両親の元で産まれ育ったからてっきり自分も水魔法使いかと思った。でもまあ、そうなってしまったものはどうしようもない。子供は生まれる世界も国も親も魔法の属性も選べない。
というわけで俺は犯罪に手を染めない程度に好き勝手に
生きていくことにします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-24 21:38:20
151618文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:132pt 評価ポイント:64pt
目が覚めると、仲麻呂は一面桃の木が咲き乱れる、趣のある佇まいの丘に寝そべっていました。
彼が目を開けた刹那に、桃の花びらがひらりと風に乗って流れてきて、彼の頬に落ちて来ました。彼は咄嗟にそれを掴み、払いますと、おもむろに辺りに視線をやって眺めたのです。
丘の上には、桃の花びらで覆われた実に美しい景観が広がっておりました。それはまるで桃色の絨毯のように見えて、とても幻想的な風景だったのです。
彼は『ここはどこだろう…』と、上体を起こします。
すると彼の身体を着飾っていた花びらが、スルリと抜けて落ちたのです。彼はその時になってようやく、記憶が蘇よみがえって来ました。[本文抜粋]折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-24 05:00:00
24876文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:18pt
15歳になり、クリスタル帝国の第一皇子である私、ジーニアスは、聖クリスタル学園の最高学年となった。
しかし、新入生を迎えるその日、私を出迎えたのは、生暖かい、なんとも気持ちの悪い視線。一体何が起きているのか!?
最終更新:2023-12-21 17:00:00
51689文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:128pt 評価ポイント:96pt
何気なく近所を散歩していたときに、路地裏に気配を感じたので視線をやると、あの見慣れた赤と白の縞模様の男の人が立っていた。
最終更新:2023-12-20 12:44:29
1845文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
森の奥深くから、何者かの鋭い視線が森の縁にいる私たちを見ていた。
なろうラジオ大賞5参加作品です。
「真冬の怪異」の「UMA」を加筆修正した作品です。
最終更新:2023-12-18 13:00:00
529文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:34pt 評価ポイント:30pt
「どうも皆さんこんにちは。リオちゃん様だぞ! 今回は初めて見てくれた人にも分かりやすいように今までのあらすじをまとめてみたぞ。絶対に存在しないが『ずっと前から読んでました』って人もこれまでの内容を振り返る気分で読んでみてね」
「……誰に話してるの?」
部屋の隅で誰もいない方向に話しかけるリオに対して友紀は不審げな視線を向ける。
「はぁ〜これだからゆーきは駄目なんだよ。ちゃんとカメラ目線というものを覚えなきゃね」
チッチッチッという音に合わせてリオは指をふる。
「えっとそれ
で……」
「うるさいっ! それじゃああらすじいってみよう。」
「お、おー」
「ある日、私に誘われ世界初のフルダイブ型ゲームUTOPIAを始めた友紀は何故かネタ装備を集めることにハマってしまう。とりあえずのんびりゲームライフをおくろうかなと思っていた矢さ……!」
なにかの気配に気付いたリオが振り返る。するとそこには友紀の座っているソファーを片手で持ち上げにっこりと微笑む少女がいた。
「申し訳ありません! しおりお姉様」
「いえいえ、別にいいんですよ? あ、友紀君これ読んでください」
そう言うとしおりは土下座をするリオを見下ろしながらソファーに座っている友紀に紙切れを手渡す。
「えっと、趣味でネタ装備を集めてたら上位プレイヤーになりました本編このあとすぐ」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-16 23:52:34
30794文字
会話率:58%
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