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検索結果:1093 件
目、特に視界にまつわるショートショートです。
一つ目が、視野見 (←目線は配らないけれど、視界の端っこあたりをぼんやりと見ること)
二つ目が、シミュラクラ現象 (←点が三つあったらそれが顔に見えてくるという錯覚)
です。
最終更新:2023-11-21 00:00:00
6423文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
あらすじ
猫耳としっぽを持つ猫耳族の杏奈と、魔族で杏奈の義弟の皐月、杏奈をイヴと呼ぶヒュー族の少年アキラ。
三人は旅の途中、視界が歪み、気を失った。
気がつくと森の中にいた。
そばにいた三人から聞くと、ここは過去の世界だとわかる。
過去の世界に飛ばされた杏奈たちは何を成し遂げるのか。
キャット・トリップ・ワールドのシーズン3が始まります!シーズン3から読んでも問題のない作品にする予定です。
アルファポリスでも投稿しています。
カクヨムでも投稿予定です。
最終更新:2023-11-20 08:35:43
23113文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:49pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
毎度お馴染み破天荒が起きる小人さんワールド、アルカディア。
そこに一つの不協和音が生まれ、テオドールを巻き込んだ。
テオの視界に飛び込んできたのは、荒れた祖国を逃げ出してやってきた移民の親子。
読み書きも出来ない父親は、女の紐で日銭を稼ぐその日暮らし。幼い娘は悪事を日常とし、スリや盗みに精をだし、親子は日常的に怒鳴り合い、手を出し合う大喧嘩を平気でやらかす悲惨な有り様。
「父ちゃんが働きもせんと、女にうつつ抜かしとうで、稼ごう思うたんじゃっ!」
「ほたえなっ!
そんで騎士団の世話になっとうたら埒かんわっ!!」
喧々囂々な親子の一幕を垣間見、テオは背筋を凍らせた。
このままにしておいてはダメだ!
一念発起したテオドールは幼女のために孤軍奮闘を決意する。
だが、その親子の過去には彼の思いもよらない複雑な秘密があった。
チラホラ犯罪、ある意味虐待、貧困、差別、不条理その他諸々、色々出てまいります。そういったのが苦手な方は御注意を。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-15 07:54:02
29383文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:598pt 評価ポイント:346pt
私の名はリーリエ。
これは私の人生の最期だ。
最期に訪れたかった勇者が眠る地に辿り着き、空の上の彼に祈りを捧げる。
何十年も前に魔王を討伐した勇者一行の銅像。
それは月日が経つに連れ滅び今はもう森となった村の中心に今も変わらず立っている。
方には鳥がとまり、足元には忘れな草の青い花が群生している。
....あれはもう八十年前の事になる。
リーリエは勇者像を眺めながら若かりし頃の記憶を遡る。
それは、勇者イルヴェとその仲間と出会った日のことだった。
勇者イルヴ
ェ、戦士ティモテ、僧侶ローズマリー、そして魔法使いリーリエ。
この四人は魔王を討伐する為に組まれた人為的なパーティーだった。
最強の勇者、歴戦の戦士、実力のある僧侶、天才的な魔法使い。
最初はみなよそよそしかったが旅をするうちに分かる彼らの人間性。
みんなと苦難を乗り越え、喜びを分かち合い、時には喧嘩したあの日々。
今思い出すとこの記憶が私の宝物だったのだなと思う。
あの二十年の記憶が、イルヴェが私の永久の光となり私の心を照らし続けた。
今彼は何をしているのだろうか。イルヴェにまた会える日は来るのだろうか。それとも誰も知らない世界へと旅立っていったのだろうか。
私は朽ち果てた勇者イルヴェの銅像の前に忘れな草の花束を捧げる。
花言葉は、私を忘れないで。
彼は私のことを忘れないでいてくれるのだろうか。いつかまた会う日がきたらいつものように名前を呼んでくれるのだほうか。
そう思い、一筋の涙が石碑の上に落ちる。
そうだ、姉さんにもあいたい。憧れで、頼りになって、優しくて、友達みたいな姉さんたち。
そうだ、みんなとまた会えたらいいのに———
その瞬間リーリエの視界がぐらりと揺れる。
地面にむけて倒れるその瞬間、彼女は幸せだったこの人生の日々を思い出す。
このストーリーはその記憶、そして彼らを忘れないでいるためのリーリエの人生だ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-09 21:17:02
772文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
神木冬華(かみきとうか)28才OL。動物大好き、ネコ大好き。
仕事帰りいつもの道を歩いているといつの間にか周りが真っ暗闇。
しばらくすると突然視界が開け辺りを見渡すとそこはお城の屋根の上!? 無慈悲にも頭からまっ逆さまに落ちていく。
落ちていく途中で王子っぽいイケメンと目が合ったけれど落ちていく。そして…………
聞いたことのない国の名前に見たこともない草花。そして魔獣化してしまう動物達。
ここは異世界かな? 異世界だと思うけれど……どうやってここにきたのかわから
ない。
召喚されたわけでもないみたいだし、神様にも会っていない。元の世界で私がどうなっているのかもわからない。
私も異世界モノは好きでいろいろ読んできたから多少の知識はあると思い目立たないように慎重に行動していたつもりなのに…………
王族やら騎士団長やら関わらない方がよさそうな人達とばかりそうとは知らずに知り合ってしまう。
ピンチになったら大剣の勇者が現れ…………ない!
教会に行って祈ると神様と話せたり…………しない!
森で一緒になった相棒の三毛猫さんと共に、何の説明もなく異世界での生活を始めることになったお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-04 11:22:16
681914文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:1622pt 評価ポイント:752pt
「ハァ……、ハァ……!」
とある放課後の帰り道。
人気のない河川敷の高架下まで来たところで、いつもの発作が起きた。
だが、ここまで酷いのは初めてだ……。
全身から脂汗が噴き出て、視界が歪む。
「うっ……があああああッ!!」
俺の上の二本の犬歯が伸び、鋭く尖った。
「クッ、クソッ!」
思わず右の拳をコンクリートの壁に打ちつける。
「…………あっ」
すると、壁が拳の形にポッカリと陥没してしまった。
ヤ、ヤバい……。
力が制御できなくなってる……。
――俺は所謂吸血鬼だ。
中世の吸血鬼狩りで大分数を減らした吸血鬼だが、現代でも僅かながらその子孫は残っている。
俺もその一人。
吸血鬼は思春期になると、今の俺のように吸血衝動が抑えられなくなって発作が起きるのだ。
とはいえ、誰かの血を吸って吸血鬼だとバレたら、人間に駆除されるのは必至。
俺は血が吸いたい本能と、吸ってはいけないという理性の間で、板挟みになっていた。
「と、虎木君!?」
「――!!」
その時だった。
聞き慣れたアニメ声がしたので振り返ると、そこにはクラス一の美少女である十文字さんが、大きな瞳を更に見開きながら立ち竦んでいた――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-03 21:14:46
9079文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:1696pt 評価ポイント:1440pt
高校1年生時体験した話だけど聞いてかない?。あるひ某〇ちゃんねるに一つのスレが建てられた。
1.高校1年生時体験した話だけど聞いてかない?
2.もったいぶらずにはよ話せ
朝普通に起きて学校に行く準備をしていたイッチ。「母さんなんで起こしてくれなかったんだよ!!」「おこしたわよ!!あんたがもうちょいまってとかいうから諦めたのよ」と青春漫画のような会話をしてトイレに向かったイッチは、突然視界が真っ暗になってしまう。そこでイッチが目にしたものとは。その後イッチのみに何が起こって
しまうのか!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-01 02:49:15
929文字
会話率:12%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
視界に入った人の会った回数を表示する近未来。
柊 悠人(ひいらぎ ゆうと)は成人式のため久々に帰郷した。そこで懐かしい友人に出会い、翌日、彼とデパートで遊ぶことになった。フードコートで彼がトイレから帰ってくるのを待っていると困っている一人の少女が目に入り、彼女を助けることにした。彼女と会った回数は『0』を示していたが、お礼を言った際の彼女の笑顔を見て違和感を覚えた。
その違和感を拭うことができぬまま月日は流れていったのだが……
最終更新:2023-10-29 19:00:00
7874文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
遊び惚けたら三十を過ぎ、何も考えないまま生きたら四十を超えてしまった。
四十を過ぎて未だ独身。
加えて万年平社員。
部屋は大学時代に借りた部屋をそのまま使っている。
まるで進歩のない生活。変わり映えしない毎日。
万年平社員生活も二十年目に突入のある日、主人公の三橋雄太は思った。
俺の一生って、これで終わるの?……と。
この調子で行けば、明日は今日の繰り返しを五十過ぎてもやってしまうに違いない。
故に、雄太は思った。
そうだ、脱サラしよう!
まるで京都
にでも良くんじゃないのか? って言うノリで会社を辞めた彼は、二十年間で少しだけ溜まっていた貯金を握りしめ、全国行脚の旅に出ようとした。
自宅玄関のドアを開け、まだ見ぬ新世界を夢見た雄太の視界に広がっていたのは、新世界どころか混じりけなしの異世界であった。
唐突に転がり込む形でやって来てしまった異世界に困惑する中、雄太は謎の巨大モンスターに襲われ……これは死んだ級のダメージを受けて昏倒。
暫く後、ここは天国かな?……なんぞと言う、お決まりの台詞を胸中でぼやきながらも起き上がると、そこには謎の美女が。
謎の美女曰く「あなたは暇そうに見えました」らしく「だから、私の暇潰しに付き合って下さい」との事で「これからゲームをしましょう?」とか言う、何処から突っ込んで良いのかさっぱり分からない謎説明を受ける羽目になった。
その後、雄太は彼女の暇潰しに渋々付き合う羽目となり、異世界以外の何物でもない未知の領域へと足を向けて行く。
謎の美女により、最強と呼べるだけの能力をギフトとして手に入れ、冒険者として生きれば食い扶持に困る事は一生ないと太鼓判を押され、当面の生活に困る事はなかったのだが……。
しかし、彼女はこうとも言っていた。
「最強の力を貴方に与える代償として、同時に強烈な呪いも付与しました」
その呪いとは「有名になると死んでしまう呪い」だった。
なんでそんな呪い掛けるんだよ!……と、心の底から血の涙を流しつつ、能力は高いのに冒険者ランクを上げて有名になると死が待つと言う、アホみたいな生活を始めて行くのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-24 06:50:41
292947文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:34pt 評価ポイント:10pt
「乙女ゲーって何?異世界転生って何?ライトノベル?読んだことないな。」そんなライトノベルを読んだことが無い男、常和藍は通り魔に刺されて死んだ。天国みたいな場所で目を覚ますと、「ごめん、殺す相手間違えた。」と死神に告げられる。ーえ?誤殺?そのお詫びとして、乙女ゲーの世界線に転生することのなった常和だが、転生したらまさかの底辺令嬢だった。え?令嬢?俺男なのに?そして毎日のように虐げられる日々ー「底辺令嬢如きが私の視界に入らないで!不快だわ!」「家畜のような見た目をしておる!」あー
ムカつく。こうなったら神様から授かったスキル「恋愛相関図」で俺を虐めたクズ共に復讐してやる!
乙女ゲー知識ゼロの男が無双スキル「恋愛相関図」を使って下剋上していく物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-23 23:08:06
96449文字
会話率:60%
IN:0pt OUT:66pt
総合ポイント:34pt 評価ポイント:18pt
白神黒斗18歳。学校に登校中に信号を無視して突っ込んできた車に撥ねられ命を落してしまう。次に黒斗が目を覚ますと真っ白な空間に居た。と言うより浮かんでいた。
一瞬視界がぼやけたかと思うと目の前に小学生くらいの少女が居た。
彼女は、「初めまして。君が住んでいたところで言うと神様と言う存在だよ」と、いきなり神様宣言をして来た。さらに彼女は、「動物が好きなんだよね? だったらその願いを叶えてあげる」
そう言って彼女は黒斗の体を真っ白な狼に変えてしまった。さらには、「キミの好きなように
生きてね」と言う言葉と共に真っ白な光球と真っ黒な光球を狼の体となった黒斗の中に押し込み、そのまま地上に落とされてしまった。
詳しい説明もないまま地上に落とされてしまった黒斗は真っ白な光球の力と真っ黒な光球の力を使い二度目の人生・・・いや、狼生?を生きて行く。
途中に閑話や別視点を入れる予定でいます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-14 20:41:33
228261文字
会話率:61%
IN:0pt OUT:49pt
総合ポイント:654pt 評価ポイント:224pt
霞んでいるのは
視界なのか思考なのか
最終更新:2023-10-13 09:00:00
567文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
高校二年の夏、僕は人を殺した。
けれど──"アヤモリ先輩"は、始業式の日、あの日と変わらない姿で僕の前に現れた。
「怖い」と噂される山道、廃れた神社の"チジュ"様、視界の端に映る細い腕、真夜中に聞こえる道路を走る姿なき靴音、学校に薄らと広がる腐った臭い、
少しずつおかしくなっていく町、
いままで視えなかった、恐ろしいモノたち。
すべては、あの雨の日にはじまった。
友人たちと境内に踏み込んだあの夏の日に、
花柄の傘が血に染まった
、あの瞬間から。
──ホントウに?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-07 21:12:13
3516文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
小さなころから、予知夢を見る女子大生、佐藤真理は視界が赤く染まる夢を見る。
その翌日、どこか聞きおぼえのある声の持ち主から話かけられた。
その持ち主は、工藤美咲。心霊オカルトをメインに扱う配信者の女子大生だった。
性格真逆な二人の出会いをきっかけに、怪奇現象を追いかける心霊スポットライブ配信が始まる。
最終更新:2023-10-05 23:00:00
67936文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:20pt
作:こむらともあさ
異世界[恋愛]
完結済
N8697IK
元殺し屋メイドと血飛沫大好き男爵の主従話。
月を隠していた雲が流れ、月明かりが照らしたのは、木の上で艶やかに揺れる黒髪と、丸い猫目。それに、銃口。
その瞳がひとつ瞬いたのを見て、地面を蹴ると、サイレンサーから鉛玉が硝煙をあげた。
銃弾を避け、間近に迫った私の動きが予想外だったのか、彼女はわずかに瞠目し、ナイフを掴んだ。
確実に急所である頚動脈目掛けて切先が降ってくるのを、細い手首を掴んで防ぎ、背中で捻ってやると、高い位置から地面へとナイフが突き刺さるのを視界の隅
で確認する。
それでも身体を前傾させ、自ら木から落ち、彼女は私を振り解いた。
落ちた衝撃を前転で受け身を取り、落ちていたナイフを持ち直す手腕に、私は思わず片頬を上げてしまった。
この子、使える。
***
全11話。
アルファポリス、カクヨムにて完結済み作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-05 08:00:00
37121文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:50pt 評価ポイント:26pt
人類。それは賢く強大であり、破壊と創造の申し子。
他生物を捕らえ食し、また管理し、神を差し置いて地球の支配者たる振る舞いをしている。
……だが、違う。支配者などではない。
真の支配者、影たる王はそうまさに、暗がりの中に潜んでいるのだ。
愚かな人類はそれに気づくこともできない。次元が違うのだ。
たとえ、視界に入れていても、その心の深層を知ることはできないのである。
最終更新:2023-09-24 12:00:00
465文字
会話率:6%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
夜の寝所で裸で抱き合う男女。
女性は従姉、男性は私の婚約者だった。
私は泣きながらその場を走り去った。
涙で歪んだ視界は、足元の階段に気づけなかった。
階段から転がり落ち、頭を強打した私は死んだ……はずだった。
けれど目が覚めた私は、過去に戻っていた!
※バッドエンドの悲恋です。苦手な方はブラバをお勧めします。
※性描写はありませんが、それを思わせる表現がありますのでご注意下さい。
※この作品は、カクヨム様にも公開しています。
最終更新:2023-09-18 13:41:46
14512文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:10882pt 評価ポイント:9520pt
ーーWorld.Risk(通称:W.R)とは、世界で起こる深刻な事件や厄介な問題を解決する為、各国に支部を作って活動する組織であるーー
21☓☓年、科学や機械技術が発達した世界で、日本国は技術発展国として知られていた。
そんな盛況な日本国で、ある日『C』と呼ばれる人型機械が発見された。
20☓☓年 9月 20日
戦鋭第二隊(別名:世界部隊)は、『Clear Humanity C』というプロジェクトによって創り出されたCと対峙していた。
その最中、誰も入れないはずの空間に、細い目を見開いた青年が突然に現れた。
.
.
.
.
そう、いつもの帰り道になる、はずだったんだ。
しかし偶然が必然を呼び、平凡な人生の変わらない日常が、一瞬にしてひっくり返った。
視界に広がる雲一つない青空に、真っ赤な炎が広がり、鮮やかなコントラストに目を奪われる。
思えば、俺はこのコントラストに、未来を見たのかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-11 15:16:52
116750文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
作:地球外渾沌生命体
ハイファンタジー
連載
N1287IK
『infinity ignition』
インフィニティ イグニッション:通称『インフィグ』
超自由形フルダイブオープンワールドゲームであるこの作品は無数のエンディングがある中
この世で最初で最後の全エンディングクリア者になった木村英時
全エンディング後突如視界が暗転し目が覚めると…
最終更新:2023-09-05 21:19:00
1259文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
有野サダメの人生は、女子高生に壊されてきた!
幼い頃から今に至るまで、奴らは非道な行いで幾度も俺を苦しめ、遂には退職にまで追いやったのだ!
そうして俺は女子高生に対して、過度な恐怖を抱くようになった!声が聞こえれば全身が震え、視界に入れば冷や汗が噴き出し、例えばアニメに女子高生が登場しようものならば、どんなに先が気になったとしても、永久に続きを観ることはできない!
そんな俺はある日の夜、通り魔から女子高生を庇い、命を失うこととなる。死後の空間で出会った女神は女子
高生を司っており、俺は女子高生を救ったお礼として、新たな命を授けられた。
しかし転生したその先は何と、あの恐ろしき女子高生の巣窟、「女子高」であったのだ!しかもあれ?この乳房、ポニーテール、俺も女子高生になってんじゃん!
これは女子高生恐怖症の女子高生が、女子高生に囲まれながら女子高生活を送る、異世界女子高学園コメディである!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-31 19:28:39
149519文字
会話率:63%
IN:0pt OUT:68pt
総合ポイント:130pt 評価ポイント:58pt
作:ローストターキー
現実世界[恋愛]
連載
N9245IJ
最近何をしても心が満たされないと悩む一人の少女がいた。少女はある日。特に理由もなく公園に来ていた。そろそろ帰ろうと歩き始めたとき、閑散としている公園のベンチで黄昏ている一人の男の姿が視界に入った。
最終更新:2023-08-31 12:38:22
1400文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
高校三年生の春、海星高校に通う日向陽介は今までの人生を謳歌していた。
何にでも色があって高校三年生にして世界の色を見飽きた気分だった。
しかし、突如自分の視界に入った色を持たない白浜彼方という少女に惹かれてしまう。
この物語は日向とその友人、そして無色透明な少女によって何層も重ね塗られていく物語。
最終更新:2023-08-29 06:01:44
7877文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
アタシの名前は透。
金持ちだし、頭も良いし、運動神経も抜群。
だがこれらをかなぐり捨てて手に入れたい物がある。
それは色だ。
アタシは色盲を持っていて
視界の全てが黒、白、灰色にしか見えていない。
この影響で酷い目にも遭ってきた。
アタシの症状を知っているくせに
何色が見えて何色が見えないのかとおちょくられた。
クラスメイトが新作のジュースと言いながら
泥水の入ったペットボトルを渡してきた時、
アタシはそいつをタコ殴りにした。
おかげでアタシは人間不信になっちまったよ。
そん
な時にハマったのは本だった。
小説なら色を気にせずに文字で楽しめるし、
漫画だったら本編が大抵モノクロなので楽しめた。
そんな日々を繰り返していたある日、
アタシはよくあるコンビニの漫画棚を漁っていた。
あとは買って帰るだけ、、、そう思い外側を見てみると
車がアタシに向かって突っ込んでいるのに気づいた。
でも気づいた時には遅かったんだ。
そのまま死んだなコレ、、、と思っていると、
急に体が光り始めて気がついたら真っ白な空間に居た。
目の前に何故か可愛らしい見た目の少女が立っている。
ぽかーっとしているアタシに向かって少女が言い放つ。
お主には色の世界に行ってもらうと。
こうしてアタシはその異世界の状勢を変える事となるが
その事はまだ誰も知らない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-27 21:16:30
115294文字
会話率:1%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:12pt
世界的大流行を起こしたスマホアプリ『seek the crown』。
国内ランキング2位で、超ガチ勢の『馬渕翼』は新イベント中に視界が暗転し『seek the crown』の世界へと入り込んでしまう。
誰の意志で、なんのためにゲームの世界に入り込んだのかもわからず、初期キャラ『R4クロード・ラングマン』になってしまった翼。
チュートリアルクエストのゴブリン戦で、夢ではなく現実だということを身をもって思い知り、覚悟を決める。
現実世界に帰る方法はわからないが、希望
はある。
それは99階層のダンジョンを攻略することだ!
わかっているのは攻略出来なければ死ぬということだけ。
「――てめぇの操り人形なんかにならねぇぞ」
これは敗北=死のクソゲーで奮闘する、『クロード・ラングマン』こと『馬渕翼』が仲間と共にダンジョン攻略を目指す物語。
【貴方は彼の物語を閲覧しますか?YES/NO】
【YES.】
【『×××』様ようこそ、『seek the crown』の世界へ】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-17 19:02:34
326075文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:968pt 評価ポイント:464pt
小学生の頃どハマりした RPG「ブレイブソウル」、通称ブレソルのリメイク版が発売されることになり、大喜びで初回特典版を予約した三十代目前OLの私。
待ちに待った発売日、死ぬ気で定時退社をもぎ取り帰路を急いだ。交差点に差し掛かったところで、突然大きなブレーキ音と眩しいライトが目前に迫ってきた。それから大きな音と同時に視界が真っ黒になって…………と、いうことを思い出したのが、つい今し方。
あれ?どうして私は洗い物をしているんだろう?水を張った桶に映る顔が、ゲーム内の食事処
NPC にそっくりなのは、なぜなんだろう……?
理屈は全くわからないまま、ブレソルの食事処 NPC になってしまった私に、さらなる衝撃が走る。
どうやらこの状況、本編で主人公が活躍する十数年前の時点からスタートしている!しかも、後に主人公の師匠となるキャラに、信じられないほどの死亡フラグが立っている!ここで彼が死んでしまったらゲームが成り立たない!しかも彼は私の推し!
何としてでも、守り抜かねば…!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-17 13:05:07
12313文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:32pt 評価ポイント:26pt
瞬きの間に、視界に写る景色が変わり。見知らぬ文字で埋め尽くされたノート、そして眼前の特殊な特徴を持った少女から、自分が異世界に来た事を理解した主人公。
紆余曲折の後に少女から告げられたのは、魔法学園の入学を目指すこと。
期限は来年だというが……異世界の常識にもまれながら、この体の秘密を追う。
最終更新:2023-08-16 21:33:55
2847文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
目が覚めた。
視界はぼんやりとしてる。
最終更新:2023-08-16 16:56:22
1876文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
父親が自分を呼ぶ声が聞こえたその刹那、熱いものが全身を巡ったような、そんな感覚に陥った令嬢レティシアは、短く唸って冷たい石造りの床へと平伏した。
視界は徐々に赤く染まり、せっかく身を挺して庇った侯爵も、次の瞬間にはリュシアンによって屠られるのを見た。
「リュシ……アン……さ、ま」
せめて愛するリュシアンへと手を伸ばそうとするが、無情にも嘲笑を浮かべた女騎士イリナによって叩き落とされる。
「安心して死になさい。愚かな傀儡令嬢レティシア。これから殿下の事は私がお支えす
るから心配いらなくてよ」
お願い、最後に一目だけ、リュシアンの表情が見たいとレティシアは願った。
けれどそれは自分を見下ろすイリナによって阻まれる。しかし自分がこうなってもリュシアンが駆け寄ってくる気配すらない事から、本当に嫌われていたのだと実感し、痛みと悲しみで次々に涙を零した。
両親から「愚かであれ、傀儡として役立て」と育てられた侯爵令嬢レティシアは、徐々に最愛の婚約者、皇太子リュシアンの愛を失っていく。
民の信頼を失いつつある帝国の改革のため立ち上がった皇太子は、女騎士イリナと共に謀反を起こした。
その時レティシアはイリナによって刺殺される。
悲しみに包まれたレティシアは何らかの力によって時を越え、まだリュシアンと仲が良かった幼い頃に逆行し、やり直しの機会を与えられる。
二度目の人生では傀儡令嬢であったレティシアがどのように生きていくのか?
婚約者リュシアンとの仲は?
二度目の人生で出会う人物達との交流でレティシアが得たものとは……?
※逆行、回帰、婚約破棄、悪役令嬢、やり直し、愛人、暴力的な描写、死産、シリアス、の要素があります。
ヒーローについて……読者様からの感想を見ていただくと分かる通り、完璧なヒーローをお求めの方にはかなりヤキモキさせてしまうと思います。
どこか人間味があって、空回りしたり、過ちも犯す、そんなヒーローを支えていく不憫で健気なヒロインを応援していただければ、作者としては嬉しい限りです。
必ずヒロインにとってハッピーエンドになるよう書き切る予定ですので、宜しければどうか最後までお付き合いくださいませ。
『アルファポリス』様にも掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-15 23:00:29
221938文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:1246pt 評価ポイント:694pt
やけに重たい瞼を開ける。
―視界に星空が広がる。
最終更新:2023-08-14 19:00:11
2075文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
目を覚ましたメイドロボットの視界には違和感のあるいつもの風景が広がっていた。
この作品はカクヨムにも掲載しています
最終更新:2023-08-11 19:22:05
3992文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
大都会で暮らす高校2年の千田恭平はいつも自分の居場所に違和感を感じながらも、毎日幼馴染の零花とのんびりした日常を楽しんでいた。ある時彼は自分の視界によく同じ扉が見えることに気づく。その扉に恭平が入ると、視界がまばゆい光に包まれて彼は意識を失った。彼が目を醒ますと見知らぬ森に一人で倒れていた。彼が周辺を見ていると後ろから巨大な狼のような生物に襲われ、やられると思った瞬間にイケメンの騎士様に助けられて、彼から言われた一言は「大丈夫ですか?お嬢さん?」だった。異世界では少女、現世で
は少年の物語が今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-09 18:10:18
9339文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:78pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:20pt
ある日、公爵令嬢アンナリーザの視界に、不思議なものが映るようになる。
「うぽつ」
その文字は右から左へと流れて消えていく。
謎の文字にアンナリーザは煽られながらも、彼女はその声(?)に導かれていく。
最終更新:2023-08-09 12:04:10
5947文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:67pt
総合ポイント:8686pt 評価ポイント:8098pt
僕の目の前で飛び降りた田中君。
その時に聞いた、彼の最後の言葉。
「悪い事は、イケないことなんだね」
その日から、僕の視界に現れる田中君。
言葉を発するのでもなく、危害を加えてくる事もなく。
ただただ僕を真っ黒な目で見つめる田中君。
なぁ、田中君。君は僕にどうしてほしいんだ?
最終更新:2023-08-07 23:57:52
2784文字
会話率:2%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:移住計画#2
ハイファンタジー
完結済
N2400ID
如月ユイト 20歳 日本人。
その日も専門学校が終わると、近くのコンビニへバイトに出かける。
いつものように仕事をこなし、いつものように帰り支度を整える。
その時、突然視界が揺らぎだした。
直後、目の前に広がるのは、獰猛な魔獣が跋扈する巨大な森。
事故ともいうべき偶然で、ユイトが転移したのは異次元世界「ハミルガルド」。
地球と理(ことわり)の異なるその世界において、ユイトはあまりに無力。
命を守るべく必死に逃げる中、ユイトは古代竜と奇跡的な出会いを果たす。
そして古代竜
の元、圧倒的な力を身に着けたユイトは、その後、旅に出ることを決意する。
古代竜の元を離れ、旅に出たユイト。
その旅の最中、ユイトは1人の少女と出会った。
その少女との出会いが、そして、その少女の想いが、その後のユイトの生き方を決定づける。
これは、突然異世界へと放り出された地球人と、”いくつもの偶然”が織り成す英雄譚。
笑いあり、涙あり、驚きありの、そんな物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-07 20:20:36
587044文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:1002pt 評価ポイント:536pt
魔王討伐の旅の途中。野原で休憩を取っていた勇者一行。
視界は広く、見張りの必要もないと羽を伸ばす四人。
温かい日差しにウトウトし始める、穏やかな午後。こんな日もあっていいのだ。
と、そんな中、勇者がため息をついた。
「はぁ……」
最終更新:2023-08-01 15:00:00
1366文字
会話率:66%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:44pt 評価ポイント:44pt
自宅でチョコを食べていた人気女優の島中アリサは、死んで神の元へ呼び出される。
そこにはアリサの他に十五人の転生者がいた。神々は彼らに、「殺し合いをして生き残った者が神になる」と話す。
死んで前世に送り返されたくない、前世のように目立ちたくない。そんな思いから、彼女は"空気のように目立たず、かつ最強の存在"になることを願う。
目を覚ましたその時、彼女は空気になっていた。空気全体が自分の体なのだから、呼吸して生きるほとんどの生き物は敵ではない。しかし、空
気には実体がなく、視界を得ることもままならない。
アリサは自身のスキルである『空気掌握』とともに、人型になる方法を考え始めるのだった。
毎週日曜更新。残酷描写は控えめな予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-30 21:39:23
131655文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:83pt
総合ポイント:48pt 評価ポイント:36pt
作:ジェントルマン神山茂右ヱ門
宇宙[SF]
短編
N5747II
草原で目覚めた。
ここはまるで死後の世界だ。
そう思うほどに心地よい。
陽射しを中和する穏やかな風。
草原を流れるように揺らす。
そういえば。あの蛙の女の人は何処に?
辺りには誰もいない。
あの山の向こうに何かある。
山の山頂に建物が見える。
そこまで行ってみよう。
緩やかな小川があった。
大きな石を飛び越える。
山の麓まで辿り着いた。
草分けの跡がある。
恐らく蛙の女の人だ。
山道らしき場所に出た。
大きく畝りを描いて上まで続いている。
道は柔らかい。
落ち葉と木の枝を踏
みつけながら登っていく。
見晴らしの良いところに出た。
木々が開け、先程までいた草原が見渡せる。
かなり高いところまで来た。
草原の遥か奥に前までいた森が見えた。
振り返り上を見る。
大きな石が階段状に積まれている。
苔が生えているが乾いている。
この上に蛙の女の人がいる。
というかなんで置いていったんだろう。
一緒に連れて行ってくれればよかったのに。
そういえば前の夜、蛙の人に抱きついて寝た。
すごく気持ち良かった。
山頂には鳥居があった。
赤色の鳥居が新緑の木々の中で浮き出て見える。
鳥居をくぐる。
視界の全てが湖面のように波打った。
大きな境内と、神社があった。
狛狐の間。
境内に足をかけてこちらを見ていたのは着物を着た狐面の女の人だった。
「あ、こんにちは」
「よ」
声をかけると手を上げて返事してくれた。
「あのすいません蛙の人来ました?」
「うん。花供えて帰ったよ」
「えどこにですか?」
「家に」
とりあえず神社の鈴を鳴らして手を合わせる。
形だけだがやらないと怒られる気がしたのでやった。
神社の祭壇にこの前採った花が置いてあった。
「その花って何なんですか?」
「ただの花だよ」
狐面の人はなんか答えたくなさそうだ。
「あの、蛙の人に会いたいんですけど」
「蛙は忙しいから」
「何してるんですか?」
「それを蛙さんが止めている。とい折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-07-29 14:19:01
737文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
平凡に生きてきた榊麗良は、電車を待つ間に「死」を求めようと白線まで足を進める。すると突如、激しい頭痛に襲われた麗良は、人から避けるべく歩き出すも、足を滑らせ、本気ではなかった「死」を現実に変えてしまうことになった。だが不思議と、目が覚めた。とたんに、視界が光で埋め尽くされ、優しく、しかし張りのある声が聞こえた。
〝榊麗良17歳死去、まだ生きられる人生を、我々神の手違いによりなくしてしまった。謝罪の気持ちを込め、本来20歳以上しか認めていない“転生”を認める。なお、転生先は、貴
女にとって最高の居場所になることを保証する〟
そんな言葉が、私の脳内に響いた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-28 22:38:27
3199文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
作:ジェントルマン神山茂右ヱ門
コメディー
短編
N5205II
黄昏の海。鉄骨の橋の上。
夕焼けを反射した黒のバンが橋の上を猛スピードで去っていく。
「うわあああああああああああああああ」
車は蛇行しながらふらふらと橋を渡る。
橋の100メートル下ではさざ波が夕焼けに煌めいている。
ミラーを見て、後ろを確認する。
がががががががが。ずーーーん。
橋の鉄骨が、倒れてくる。
通ってきた道が、音を立てて崩れていく。
どかーん。
鉄骨が車の後部寸前のところに倒れてきた。
「ふわああああああああああああああ」
アスファルトに
亀裂が入り、橋が傾く。
橋が斜めになり、死に物狂いでアクセルを踏み込む。
「おら、もっと力入れんかい。落ひるで」
じゅっぽじゅっぽ。
助手席からお姉さんが膝に|凭《もた》れかかってくる。
長い髪が腰に|纏《まと》わりつく。
「んんんんんんんんんん」
坂道を、なんとか乗り切る。
しかし、橋の|崩落《ほうらく》は止まらない。
蛇行しながらジグザグに進んでいく。
じゅっぽじゅっぽ。
「もうダメですううう」
「まっふぐふふめ。噛むえ」
視界の先に、都市が見えてきた。
高いビル群と入り組んだ道路網が見える。
「ラストスパートらっ。あーん」
じゅぽっじゅぽっじゅぽっ。
「はわあああああだめえええええええ」
脱力しそうになる下半身を無理やり踏ん張る。
橋が、上がっていく。
スピードを出さなければ、向こうまで渡れない。
「アクセル全開や!」
じゅぼぼぼぼぼぼ。
「もうダメ………いきまふううう」
「行け!行けええ」
橋の最高点から、ジャンプした。
崩れ、海に消えていく鉄骨とコンクリート。
オレンジ色の景色の中。
汗と涙が夕焼けにきらめいた。
びゅるるっびゅるっ。びゅるっ。
どんっ。ぶいーん。
危なげなく着地し、車をまっすぐ走らせる。
「おおー」
車を止め、振り返る。
橋が真横に倒れ、沈んでいった。
「やればできるやん」
お姉さんは口元を手で拭いながら、にやっと笑った。
「もうこんなの無理…」
びくんびくんと震えながら、シートに深くへたり込んだ。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-07-28 06:34:51
784文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
盗人のライアは勇者パーティーの一員として、隠れて敵の装備を破壊、毒を仕込むなどの働きをしていた。
しかし打倒魔王のために祖国アインヘルムを発ってからしばらく、とある街中で勇者アーサーに告げられる。
「ライア、お前を勇者パーティーから追放する」
突然の宣告に、まともに言い返すこともできない。更に仲間の剣士も魔術師も、ライアの追放に賛同する始末だった。
ヒーラーのシエルだけが弁明しようとするも、アーサーはライアを庇うならシエルさえ追放しようと脅す。
ライアは諦め
たように、シエルへ「もういい」と呟いた。
「これで旅費が一人分浮いたぞ! 今夜は酒場で飲んで騒ごう!」
アーサーは剣士と魔術師の二人と共に、上機嫌で去っていった。
一人膝をつくライア。シエルすらも視界の先に消えると、嗚咽を漏らしている……わけではなかった。
「ク……カカカ……ヒィヒヒヒ……ハハハ! ハァッーハッハッハッハッハ!!」
ライアは高笑いを上げていた。お行儀のいい勇者パーティーの一人ライアの姿はない。
「なんでまた、天から選ばれたとかの『運』で勇者に祭り上げられた奴についてかなきゃならねぇんだって常々思ってたぜ? まぁそれも終わったがなぁ!」
勇者パーティーからの追放。ライアはずっとこの時を待っていたのだ。
盗人のスキルでとんでもない大金を隠し持っていたライアは、この金を存分に使い、魔王へ味方する。
これは、その果てに描く計画のため、ライアの嘘と真実を織り交ぜた物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-22 13:00:00
34502文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:344pt 評価ポイント:272pt
窓から差し込む朝日に照らされて徐々に意識がはっきりとして目を覚ました。体が鉛のように重くてまるで長い眠りから覚めたような感覚に襲われた。目を開いた後も視界が潤って歪んでいた理由は分からない。けれどこの得体のしれない虚脱感からくるモノなのだろうと考えた。そんな自分の事すらおぼろになっていたアースは異様な恨みを持つ者に刺されて意識を失う。目が覚めて視界に色が付くと見知らぬ場所で人混みのなかに突っ立っていた。そこは現代社会と本で描かれた御伽噺のような世界を織り交ぜた、奇妙な光景が
広がっていた。なんの記憶も思い出せないアースはその世界で過ごすうちにやがてその世界の真実と世界の神髄に触れていく…。
モチベ次第ですが一応完結するつもりです。残酷な描写は割とあります。
※投稿スピードもリアルの忙しさに比例するので忙しいときは投稿少ないです。
※第一に趣味で書いてるのでご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-22 02:00:54
485895文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
いつものコンビニからの帰り道。俺はいつも道理、家に帰るはず、だった。視界が光り気付いたら謎の場所!勇者になって魔王を倒してくれだなんて頼んでくる王様!勇者なら他をあたってくれ!俺は家に帰って妹にマンガを渡さなきゃならないんだ!!!
最終更新:2023-07-16 15:40:21
1455文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:14pt
世界でも有名なVRMMO、ゲーマーズレコードワールド(GRW)が今日終了する。
三十年もの間プレイし続けた私は最後の時間をギルドのメンバーと過ごしていた。
そんな最後の時間、突如転生メールが来たのだった。
転生といえばギルマスとまで言われた私がそんなメールを断るわけが無く、転生すると返事してしまった。
すると、視界が暗転し。
気づいた時には、赤ん坊になっていたのだった。
最後の瞬間聞こえた他のギルドメンバーが転生メールが私にも来たという声を信じて、転生した私は世界を冒険しな
がら仲間を探すことにしたのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-14 00:38:48
54008文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:86pt
総合ポイント:56pt 評価ポイント:28pt
作:ちょこなっぷる
ヒューマンドラマ
完結済
N1869IG
こんなはずではなかった。
滝のように打ちつける冷たい雨が、すでに光を失いつつある視界を更に瞳から奪っていく。
痛みも寒さも何も感じない。
息をするたび苦しかった胸も、もうどうでも良かった。
大切な者達も、守りたかった人々も。
焦がれて止まなかった、人も。
すべて失くしてしまった。
自分は死んだと思っていたのに、気が付いたらなんと、赤ん坊になっていた!?
なぜ、赤ん坊になったのか?
なぜ、記憶が抜けているのか?
レオニードは記憶を取り戻す事が出来るのか?
初めての小説
執筆に投稿です。
ゆるい設定なので、広いお心で読んで頂ければ幸いです。
もし合わないなとか、不愉快だなとか思われたら、そっと閉じて頂ければと思います。
あくまでも、ちょこなっぷるの考えるファンタジーな世界のお話しなので、現実とは違います。
ご了承下さい。
感想欄は開けておりますが、更新が滞りそうなので返信は控えます。m(_ _)mペコリ
どうか楽しんで頂けますように(*´ω`*)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-13 07:00:00
249784文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:66pt
総合ポイント:74pt 評価ポイント:48pt
薬物中毒のイカレたヒーロー気取りが世にはびこるクソッタレを問答無用でブッ殺ス!
小さな万引き犯だろうが衝動的な通り魔だろうが計画的な強姦魔だろうが。彼女の視界に入ってしまったのなら。
そいつは────もう────助からない────。
正義とは?悪とは?
最終更新:2023-07-09 22:40:38
148792文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
いつも微妙に視線が合わない風紀委員長。彼女に疑問を投げかけた副委員長は、彼女に「人の気力が風船で見える」と教えられる。
――私の視界が君に理解できるわけないよ
――俺には何も見えないからな
人に見えないものが見え、見捨てられない彼女はいつしか賞賛される対象になっていく。
そんな彼女の足を引っ張りたい少年は、走り出した少女を追いかけた。
***
カクヨム様、ノベルアップ+様にも同作品を掲載しています。
最終更新:2023-07-09 20:05:44
11836文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:BPM839
ローファンタジー
連載
N0844GY
高校2年のある日、いつものように有栖川 有太朗は退屈だとボヤく。特にこれといった刺激もない学園生活は退屈で、両親は共働きという環境から、家に帰ってもほぼ一人で過ごすことが多かった。そんな有太朗は幼い頃よりしばしば妄想にふけることがあり、学校では清ましているが、授業中はなかなかどうしてボーっと物思いにふけることも少なくなかった。そんなある日、いつもの様に前の席に座る野々村君のつむじ事情を観察していた折、視界の端に奇妙な光景を捉える。
その奇妙な光景を追って教室を飛び出した時、か
の有名な「不思議の国のアリス」さながらな奇妙奇天烈な冒険が始まる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-09 18:21:47
150303文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:66pt
総合ポイント:54pt 評価ポイント:40pt
作:菖蒲月ゆふ
ハイファンタジー
完結済
N3501IG
俺は目を覚ますと、眼前には草原が広がっていた。
何処だ……ここは?
辺りを見回そうと、右側に振り向く。
視界がぱっと切り替わり、視界の片隅にサイドミラーが映る。
ま……まさか……左を向く。同じく視界の片隅にサイドミラーが映る。
……やっぱりこれって、車になってる!?
トランクから始まるトラック転生!
今、異世界無双が……始まらない!!
最終更新:2023-06-25 09:36:33
14072文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:49pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:12pt
少女の視界は彼の視界で、彼の聴覚は彼女の聴覚。
欠陥している二人の感覚は、ある日繋がって補いあう。
お互いがお互いの為に生きる。
そんな荒唐無稽な約束が果たされるまでのお話。
ネタ提供をいただいて書きました。
自分で書いてみたいであろうこんなネタをぱっと渡してくれて感謝の極みでございます。
最終更新:2023-06-18 06:46:02
11740文字
会話率:14%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「お前が居ると、パーティーの価値が下がる! 出てけ!」
ある日、勇者パーティーを追い出されてしまったヴィリー。
その理由はただ一つ。
ヴィリーが、最弱スキル「透視」しか使う事が出来なかったからだ。
その後、どうしてもお金が必要だったヴィリーは、一人でダンジョンに潜っていると視界に謎の数字がある事に気づく。
それは、ダンジョンの簡略化された乱数だった。
「これを使えば、僕一人でもダンジョンを攻略できる!」
ヴィリーの、ダンジョン無双が今始まる。
最終更新:2023-06-07 09:06:20
12881文字
会話率:15%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
検索結果:1093 件