-笑った- 小説家になろう 更新情報検索 - 新着順 -
『小説家になろう』サイトの更新情報を検索します
検索結果:880 件
「人は、一人では生きていけない。だからこそ、一人ぼっちになってしまった君を、僕は可哀想だと思ったんだ。」
昼休みの美術室で、青年はお人好しな少女を見つけた。――日常の、些細な一コマを描いた物語。
最終更新:2012-09-19 15:24:55
3869文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:94pt
総合ポイント:21pt 評価ポイント:21pt
───俺らの高校生活は短い。だけどな、その思い出は絶対俺らから消えたりはしない。
友達と過ごした高校生活。笑ったりもした、泣きもした、恋はしただろうか。出会って、別れもした。
そんな高校生とその周りの友達たちの3年間の出来事だ。
最終更新:2012-09-07 21:12:55
6894文字
会話率:59%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
「ただいま、澄華」同居人の鳴海蓮さんは、いつものようにお出迎えをする私を優しく抱き上げてくれる。大好きな蓮さん。どうすれば、もっと貴方の笑った顔が見られますか? そうじたかひろさま主催「秋風月に花束を」参加作品。甘くて、ほんの少しだけ切ないかもしれないほのぼのラブコメディ。一度手に取ってみませんか?
最終更新:2012-08-15 00:00:00
1981文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:17pt 評価ポイント:15pt
愛想の悪いメイドと、人相の悪い薬屋と、女癖の悪い病人+αが泣いたり笑ったり、恋したりする物語。
最終更新:2012-07-31 16:00:00
268文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
―――あの日偶然出会った貴方に恋に落ちました
偶然廊下で出会った男の子の鳩尾に鞄を叩きこみ、恋に落ちた女の子と、
偶然廊下で出会った女の子に鳩尾に鞄を叩きこまれ、恋に落ちた男の子の奮闘記。
笑ったり騒いだり泣いたりして、ちょっぴり君にときめいて。
最終更新:2012-07-28 21:52:10
3258文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
後悔だらけの人生を送ってきたぼくを、夕日は笑い続けた。雲まで笑った。
最終更新:2012-07-26 23:26:12
643文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
登場人物
林美香…少女
林和英…
江美鈴…和英の恋人
黄知永
永井淡河…50歳
《探偵》
剣持甲ノ介
《やすらぎ荘》
安木司…43歳
安木忍…43歳
安木学… 2歳
中村翔………101号室
元村雅樹……102号室
山本直人……103号室
山本淡………201号室
菊川新生……202号室
田村千香子…203号室
《神秘屋》
村山八郎…43歳
村山奈津
村山葉月… 2歳
《山田不動産》
山田丈彦…43歳
山田美子
白田啓二郎
赤井祐子
《ゴロツキ》
五島
迅野
山本二郎
山本翔子
(1)密林を駆ける男の話です。彼は、何のために走るのか。
(2)梅妻鶴子と笑った林和靖。四愛をモチーフとした一つ、愛梅堂の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-06-15 06:52:15
62978文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:71pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:12pt
ひとそれぞれたくさんの物語がある。
泣いたり、笑ったり、怒ったり……ときには恋もしてみたり……。
これはそんな彼らの恋物語……―――。
最終更新:2012-06-14 00:09:46
1444文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
「きったねえな」と言って、彼は笑った。その時私は7歳、彼は10歳だった。私はいつまでもきたなくて、そして彼は優しくない。赤い色が今日も私を埋め尽くし、それを見る度に彼はきれいな顔で嘲笑する。
最終更新:2012-05-24 15:42:47
6449文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:2pt
きみに出会ったのは
中学二年生。
最初はどーでもよかった。
というか、苦手だった。
女なら誰でもいいだろうな。
満たしてくれる人なら誰でも…
けど、
笑った顔に
優しい姿に
いつしか惚れた。
あと少しで
クラスも変わるのに
きみを好きになってしまった。
クラスのみんなで鬼ごっこしたとき
「キスしていい?」
って言われた。
君は知らない
私の気持ちなんて。
心臓の音が聞こえてしまいそうだっ
た。
うんといってしまいそうだった。
でもきっと彼は
誰でもよかった。
私以外にも
いろんな人に同じようなこといってるんだろうな…
「好きな人としかしません!」
うそ。
きみが好き。
キス
したかったの。
本当は…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-20 14:21:21
323文字
会話率:5%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
目を開けると異世界だった。
沢山の人と出会い、僕はこの世界を生きていく。
考えたり、戦ったり、願ったり、笑ったり、きっと生きるってそういうこと。
それから僕は少しだけ大人になる。たぶんそういう物語。
最終更新:2012-05-10 18:42:18
3848文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
その龍はいつも泣いている気がする。多分私を想って泣いてくれているんだろう。忌み子である私を。
そんな私の隣にはいつものようにこいつがいる。いつのまにか日常になっていた。出会った当初に「好きですつきあってください!」と言ったこいつはかなりのアホである。
何せ、その言葉を廊下のど真ん中にいた私に真っ赤なアフロを着けてスライディング土下座をしながら言ったのだから。
最終更新:2012-05-03 04:08:07
8865文字
会話率:68%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:70pt 評価ポイント:46pt
あるところに、名前を忘れられた街があった。
住人達は働き、お金を稼ぐのに必死で、街の名前を忘れてしまったのだ。
昔、街はゆっくりのんびり回っていた。
しかしいつしか流れを間違え、息もできないような早さで繁栄しはじめた。
病的に四角いビルがいくつも建ち、ネオンは増え、眠らずに働く者も少なくなかった。
あるとき、街の外れの『夜泣きの森』に、ある工場ができたといううわさがたった。
工場の名前は『しつづけ工場』。
給料は抜きで、やりたいことをしつづけることができる工場だという。
給料
はそこにいつづけること。
街の住人たちはそんなうわさを鼻で笑った。
うわさは笑われ、記憶の金庫から追い出され、踏みつけられ、消えた。
しかしうわさは真実として、街の広場の片隅の今は誰にも使われていない
電話ボックスのガラスに、切手サイズの広告として人知れず張り付いていた。
『来たかったら いつでもおいで したいこと させつづけさせて あげるから』
利益の世界に産み落とされた、ムダの宇宙『しつづけ工場』。
そこで生産されるものとは……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-03 00:28:29
451文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
ありえない。どうしてこうなった。私を見下ろす目が、笑ったような気がした。
最終更新:2012-04-01 14:50:46
5073文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:296pt 評価ポイント:212pt
—What are these?— 君と出会った音楽室。君と笑った音楽室。君と泣いた音楽室。君と別れた音楽室。君に会うことはもう2度とないだろうけれど、僕は君を信じていたい。
最終更新:2012-03-23 15:12:54
1441文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
『もしかしたら風船に色があるのではなく、中身に色がついてるのかもしれないね。』 風船売りのお姉さんはそう言うとにっこり笑った。俺も一緒になって笑った。
最終更新:2012-03-22 18:27:53
2028文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
狐目紳士による紫上計画の途中経過。
誰だって我慢できない時はあるのです。
最終更新:2012-03-21 11:11:09
1177文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
「好きだ。」そう言ったら、君は笑った。
とても、苦しそうな顔で。
最終更新:2012-03-18 18:06:41
483文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
作:シュレディンガーの羊
ノンジャンル
短編
N4396BC
「息をやめてしまいたいね」そう言って曖昧に君は笑った。
最終更新:2012-03-05 22:00:00
1446文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:78pt
総合ポイント:33pt 評価ポイント:29pt
おじさんの周りには少し変わった人々が集まる
家出をしてきた双子の少女や
受験勉強に悩む高校生
恋愛相談所と勘違いしているひと組のカップルや
盲目的におじさんに恋する女子中学生・・・。
日々彼らが持ち込んでくる問題に何となく向き合うおじさん
泣いたり笑ったり頭を抱えてみたりと、今日も今日とて騒がしくなりそうだ
最終更新:2012-03-04 19:59:52
1409文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:2pt
「キミ、なかなか上手いわね」
そう言って彼女は――――恭子はシニカルに笑った。
僕こと三浦秋人は夕方、誰もいない音楽室で一人の少女と出逢う。
しかし彼女は音楽室の幽霊で――――――――――
これは、どこかに落ちていそうな愛しくて切ない物語。
最終更新:2012-01-06 12:11:04
3242文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
新年のはじまりです
今年もたくさんの人と出会います
他人と笑ったり泣いたりして生きていることを感じます
たくさんのはじまりの中のたった1つの物語です
最終更新:2012-01-03 04:29:07
2377文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
悪くない文句だ。そう言って笑った。
最終更新:2011-12-13 23:17:46
2326文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
「暖かいね」と、彼女は笑った。
「いや、寒いだろ」と、俺は笑わなかった。
最終更新:2011-11-28 23:55:33
3337文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:53pt 評価ポイント:53pt
上と下。
二つに分かれている世界が存在する。
互いの世界での干渉はできず、連絡を取ることさえままならない。
だが住人達はそんなことはまったく気にせず、平凡な毎日を送っていた。
そんなある日、少年は街の真ん中でつぶやいた。
『もうすぐ世界は破滅する』
二つの世界の住人達は、タチの悪い冗談だと笑った。
だが、その言葉が本当であるというように、様々な災害が人類を襲った。
人々は彼に尋ねた。
どうすればよいのか、と。
少年は答えた。
『世界にひとつだけ存在するとされる宝玉がある
。
しかしその玉が、上の世界に一つ、下の世界に一つある……。
二つ存在しているのがわるいんだ。
なら、話は簡単。
玉を壊せばいいんだよ。
壊された世界は滅び、もう一つの世界が生き残る』
人類は、生き残りを懸けた戦いを始めた。
この物語は、そんな戦いの中で、人間を超えた能力を持った者『ブレイバー』の話……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-11-17 18:59:41
6484文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
くらむぼんは笑ったよ みたいな話。 お題に合わせてその場で書く
雰囲気重視の小話シリーズ。 そういや私の描写は色が色々、というだけの理由で題名が「色」。
最終更新:2011-11-16 00:10:14
1909文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
「どちらかが浮気したら、離婚しましょう」
彼女と私は、いつもこの約束と供に結婚した。
浮気性な癖に独占欲が強くて、プライドが高くて、素直ではない私たち。
周りは私たちを滑稽だ、と笑った。それでも私たちは、結婚し、離婚を繰り返す———君と私が、この世に命ある限り。意地っ張りで似た者同士の、夫婦だった二人の話。
最終更新:2011-10-28 20:03:25
1690文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:96pt 評価ポイント:72pt
遠い昔の記憶の中に、いつもあなたの笑った顔があった。
そんなあなたと、わたしは二つの約束をした。
最終更新:2011-10-15 11:29:23
3224文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
「女の十手持ちで悪かったなぁ。だがよ、おいら、見逃しゃしねぇぜ!」
雨の振りそぼつ西亥堀河岸。女郎花に埋もれる娘の猟奇死体…………。
しかし、駒吉は、力なく小さな溜息を吐いて笑った後、自分から歩き始めた。
「やっぱり、なぁんにも、わかっちゃいない」
お静は思わず駒吉を追いかけた。
「でも、もう気が済んだだろう? あんたのことを慕ってる元半玉さんに会ってきたぜ。今じゃ押しも押されもしねぇ日本橋の芸者さんだそうだ。とっても感謝していたぜ。これを機会に千世に戻りな」
「おまえみ
たいな小娘が指図するんじゃないよ。わちきのことは、わちきで決めるさ」
駒吉がお静を鋭く睨んで顔を背けた。顎を少し上げて粋に遠い夜空を見上げたのは、最後の意地尽だったのかもしれない。
女岡っ引きの静。得意は捕物で命を落した母親ゆずりの百発百中簪投げ。病床の父親が推理し、正義感の強い娘が簪投げの秘技で悪を追い詰める。吾妻橋の文吉シリーズ姉妹編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-06 01:00:00
75211文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:32pt 評価ポイント:26pt
作:シュレディンガーの羊
ノンジャンル
短編
N3550V
「私、運命に選ばれたの」
彼女はくるりと回ってそう笑った。
最終更新:2011-07-31 15:00:00
986文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
佳宏にサックスというものを教えたのは私だった。あいつはもう覚えていないかもしれない。春休み、合格発表の帰り道、肩を並べて歩きながら「吹奏楽部入ろうよ」と言った。「いいかもしれない。応援で甲子園にいくかね」佳宏は中学まで野球部でエースを務めていたが、夏に利き腕の肘を壊していた。もう気にしていることもないふうで、そう言ってまだ幼さの残る顔でけらけらと笑った。
[サイトより転載]
最終更新:2011-06-28 02:41:55
3925文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:16pt
辛くて、悲しくて。それが人生。
そんなもんなのかもしれない。
でも、そんな時に思い出して。
ここで学んだことを。
ここで笑ったことを。
ここで泣いたことを。
ここで描いた思いを。
ここで愛したひとを。
ここに私がいたことを。
最終更新:2011-06-19 15:04:57
2167文字
会話率:4%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
季節は嫌い。四季なんて、要らない―――――。
そう笑った少女の深織《みおり》は人知れず世界を見続ける。濁った瞳に映る春夏秋冬《ひととせ》は少女を優しく包むだろうか――。
鮮やかな世界で一人、濁った世界を見つめた深緒は、色を見付ける――。
高校へ入学し、最初の春が、深織へ掛け替えの無い物を運んで来た。
最終更新:2011-06-12 12:58:56
1276文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:12pt
「殺してやろうか」と男は言った。「殺されてやろうか」と俺は笑った。男はそんな答えを返した少年を一つ殴って「この死にたがりが」と怒鳴った。
感情が凍りついた少年と義憤に駆られる男の話。
最終更新:2011-04-22 21:45:32
465文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
まるで笑っていない、けれど美しく笑った形をした顔。嫌な予感がした。
「チョコレートの、匂いがする」―――佐々木の立党、その理由。
キーワード:
最終更新:2011-04-16 00:00:00
1890文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
主人公岡田甲斐が不思議な少女に巻き込まれ非日常に巻き込まれる荒れ荒れなファンタジ-笑ったり泣いたりしけたりする傑作な物語
キーワード:
最終更新:2011-02-13 22:10:09
516文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
「初めて笑った日。。」の主人公の過去は酷いものだった。
両親の死で主人公の人生が変わった。
最終更新:2011-02-09 21:27:04
3036文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
彼は私が嘘つきと言うといつもハハっと笑う。
彼は私が嘘つきと言うと涙を流した。
彼は私が嘘つきと言うとまたハハっと笑った。
私の彼氏はうそつきです。
最終更新:2011-01-10 09:46:12
1984文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:16pt
俺(井上英二)と小川奈緒は、一〇年来の遠距離恋愛を続けていた。旅先の高原にあるペンション「天(あま)の星(ほし)」で初めて出逢って、一寸森を入った処にある「野草の丘」で夜の星空を見ながら、一夜共に語り合った。その後ハイティーンから三〇歳近くになるまで即かず離れずの関係を続けた。手位は握っても、性交渉までは行かない微妙な関係のまま。
出逢って九年目の記念日に、この「ある種の束縛」に限界を感じていた俺は、この関係に結末を付けようと提案した。一年間一切会わずに考えて、翌年の同じ
日に想い出の野草の丘に二人共が来たら、その時は「結婚しよう」と。
約束の日、俺は迷いながらも高原へと向かう。奈緒も来ていた。でもお互いに決心はまだ付いていない。雨の野草の丘からペンション「天の星」まで歩いて、ご主人の天野さんの計らいで一夜のモラトリアムを得ることになった。一緒に夕食をとって、天野さんと三人で和みながらも、夜は更けてゆく。
ツインの部屋に戻っても、やはりいつものように、「あなたは必要だけれど近付きすぎないで」とダブル・バインドなメッセージを送ってくる奈緒。それに合わせてしまう苛立たしい自分。夜中についに抱き寄せて口吻を交わすと、「ありがとう」と奈緒は意外な言葉を発した。でも彼女は体をほどいて「そろそろ寝ましょう」と笑った。
翌日、旅立って三度(みたび)野草の丘に立ち寄り、二人はもう恋人ではいられないけれど、でも一生関係を切らないで置こうね、と約束する。そして単線の終点駅で別れた。
その後インターネットの時代になって、奈緒とはメールで簡単にやり取り出来る様になった。でも二人は「ヤマアラシ」同士、近付きすぎればお互いの針が体に刺さる。二人には二人の距離感があるのだ……。
この春、奈緒から結婚した事を聞かされた俺は、一人また想い出の野草の丘へ行こうと思い立った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-01-06 04:44:45
13205文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
「私、秒針の音がしない時計って嫌いなんだよね。時を刻む事無く、スムーズに動いて行っちゃうじゃない? なんか、生き急いでいる気がして」
そういって笑った彼女は、手巻きの腕時計をしていた。祖母からもらったというその時計は、彼女の亡くなったあの日から行方不明だ。
テーマ:「音」
最終更新:2011-01-01 23:05:16
2231文字
会話率:6%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:16pt
毎日毎日、人間生きてると色んな事ありますよね。
泣いたり笑ったり怒ったり喜んだり怨んだり驚いたり惚けたり。
「人間は不公平だ」「何で皆が幸せになれないんだろう」なんて昨日まで真剣に考えていたかぼちゃ丸です。でも今日は違います。「人間は不公平だ、でもそれが人間だ」「何で皆が幸せになれないんだろう、それは人間はそれぞれに個性があって、当然意見の食い違いが生じるから」と言う風に解釈しました。これだけ見てると、人間の生き方を皮肉ってるように見えますが、それは違うと否定しておきましょう
。なぜならこの小説は私が毎日のように考える「人間」について気ままに語って行くエッセイなのですから。でなきゃ自分が「皮肉」と思ってる事をわざわざ自分のエピソードの一環として書かないでしょ?私は思った事をそのまま気楽に書きます。だからあなたも気楽に読んで、自分の長所と短所を改めて考えてみて下さい!※私は仏教信者です。予め言っておきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-12-13 17:48:17
3009文字
会話率:4%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
ある神の小さなお話。
昔、神は人間の姿に化け、人間と一緒に暮らしていた。
しかし、人間の本性を知ることになった。
神の復讐物語
最終更新:2010-11-15 20:41:02
4069文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:34pt 評価ポイント:32pt
温彩の書く日記を元に、これから始まる賢悟との日常を綴ったショートストーリー’S。ドキドキしたり、ハラハラしたり、笑ったり。どうぞ2人の世界をお楽しみ下さい。過去エピや周りの人物の小話しも含めた「2人のあいだ」の番外編。(賢悟目線のK's sideと、タイトルに★印のあるお話しは三人称展開になってます)
最終更新:2010-10-21 14:28:11
193928文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:64pt 評価ポイント:30pt
才能。人間が持つ素養、素質のことである。
主人公野田識は生まれながらに抜群の運動の才能を持っていたにも関わらず、特別何かのスポーツに打ち込む事無く、漠然と人生を送っていた。
しかし高校入学時、やたらとちっこくて偉そうな先輩に出会った為に、彼の運命は妙な方向に加速し始める。
彼女に無理矢理所属させられた『万能人材派遣部』と言う謎の部活。そこで野田は何を見て、何を知るのか……。
才能を持つが故の苦悩と葛藤、才能が無いが故の憎悪や絶望とかその他諸々を笑ったり苦しみながら描く主人公一
人称型青春物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-10-18 00:22:21
280191文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:95pt
総合ポイント:187pt 評価ポイント:87pt
月には兎が居るもンだ。
そう云って、男はへらへらと笑った。
今宵も私は夢を見る。男と、私と、立待の月の、只の泡沫の如き。
最終更新:2010-10-15 22:03:03
1334文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:75pt
総合ポイント:13pt 評価ポイント:13pt
「ねぇ灯ー。あんたバスケ部の佐藤先輩と寝たって本当?!」
灯が長い黒髪をかきあげて、クラスメイトの質問に否定の言葉で答えると、クラスメイト達は笑った。それと一緒になって灯も笑う。しかし、心の中ではそんなことで騒ぐ彼女らにうんざりしていた。 そう、寝ていない。 寝ていたのはあいつだけ。 私は寝ていない。 私は眠れないのだから……。夢と現実が交錯する、ミステリーサスペンス『夢わたり』。灯と鈴の出会いを描いた回想の第三弾。』【※この作品には挿絵があります。不要な方は機能をOFFに
してくださいますよう、お願いいたします】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-10-10 14:26:49
54058文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:167pt 評価ポイント:117pt
「ねえ、あたしのこと好き?」
「んー普通だよ。嫌いじゃないけど好きでもない」
「なにそれ」
そう言って彼女は笑った。
キーワード:
最終更新:2010-09-13 22:58:52
1402文字
会話率:60%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
夏の花火を背に、彼女は憎たらしく笑った。
最終更新:2010-08-12 03:29:21
1796文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:13pt 評価ポイント:13pt
――こんな銃一つで、自分が強くなったなんて思うなよ――少年は笑った。
最終更新:2010-08-01 12:09:17
584文字
会話率:11%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
勝が突然再婚したいと言い出し、高齢者結婚相談所へ。脳ミソにハイビスカスが花開いたか、と皆は鼻で笑ったが、そこで見初められた相手が、なんと大富豪の未亡人。ただし、結婚には一つの条件がついていた。
最終更新:2010-07-18 19:43:32
15606文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
検索結果:880 件