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検索結果:829 件
作:うり北 うりこ
異世界[恋愛]
短編
N1221IP
「とにかく!! お前は国外追放だっ!! 出ていけ!!!!」
顔を真っ赤にして、王子は叫んだ。そんな彼に、甘えるように、もたれ掛かるヒロイン。その視線は、国外追放を言い渡された令嬢、カローラの隣に立つ男に釘付けだ。
控えめに言っても、カオスなこの状況。
(なんで、こんなことに……)
心の中で盛大にため息をつけど、状況は変わらない。カローラは、頭をかきむしり叫びたかった。
マジふざけんな!! クソ王子!! と。
最終更新:2024-01-13 21:07:53
4911文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:95pt
総合ポイント:1264pt 評価ポイント:1170pt
男子寮の同じクラスの同居人が、どう見ても男装の美少女なのだが。のあらすじ
神道系の高校、国學館大学付属高等学校に入学した俺、月嶋飛燕は寮で暮らすことになったが、同居人がどう考えても女にしか見えない!
飛燕は初対面でその同居人をの女子だと看破した。
その同居人、月夜渚は髪をサイドテールで、パッと見は分からないが胸のところをよく見てみると少し膨らんでいてさらしで胸をつぶしているようだ、「。
そんな渚は俺の前だけでポンコツだ、一人称が時々僕から私になったり、自分の事を男という
設定なのに「え、私、女だけど…」「お前、男だろ」「あっ、そうだったね」とボロを出す、AVを観ようと言ったら顔を真っ赤にして怒ったり、不意に触れると「ヒャッ」と乙女の反応をしたり、下着を見たら女物の下着付けていたり、極め付きは時々男装の疲れの息抜きに女装?して外に出たり、自分が女だってことを隠す気があるのか!?という行動をする渚に飛燕はあくまで鈍くて知らないふりして、ボロを出しても何もなかったかのような振りをして疲れる。そんな渚に振り回される飛燕の気疲れをよそに今日も飛燕お前でぼろを出す男装の美少女渚の物語、どうやら渚は俺に昔会ったことがあるらしく、なんか飛燕を見る目が普通の人を見る目と違うようで…。何故か飛燕の事が好きみたいだが…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-12 15:20:07
4012文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
四十半ばの部長職にあるサラリーマン羽賀薫は、姪っ子に誘われてとあるゲームを始めた。
攻略サイトなんかを事前に確認すると、おすすめの職業なんかのことが書かれていた。
ランダムで出されたその中にはレア中のレアの職業である魔法少女の文字が…。
最強、戦力重視で選んだその職業。
しかし、その職業には致命的な弱点があり…。
恥辱に塗れたように顔を真っ赤にしてボソボソと呟く。
「…ティン…くる…きゅる…」
最終更新:2024-01-11 03:00:00
27258文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:50pt 評価ポイント:30pt
死んだママと、ゆめのなかで再会しました。
そして、最初で最後のママからのお手紙をもらいました。
最終更新:2024-01-10 00:00:00
3761文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:28pt 評価ポイント:28pt
夜、月明かりの中で、野菜たちはおしゃべりをしています。
でも何故かトマトは、真っ赤真っ赤と言われて、何故か
いじめられています。でも、トマトはちょっとだけいつもと
違う行動をとってみました。
最終更新:2024-01-09 23:55:57
3314文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:38pt 評価ポイント:36pt
「お兄ちゃん、起きて起きてー」
「んん?」
夏休み初日。
優雅に惰眠を貪っていると、9歳になる妹の葉那(はな)に無理矢理起こされた。
「勘弁してくれよ葉那。俺は夏休みの間は毎日昼まで寝るっていう縛りを課すことで、呪力を底上げしてるんだよ」
「そういうのはいいからー。ラジオ体操に連れてってよー」
「ラジオ体操?」
葉那が?
確かにラジオ体操は夏休みの風物詩ではあるが、毎日家でアニメばかり観てる、生粋のインドア派である葉那がラジオ体操だと?
どういう風の吹き回しだ
?
ひょっとしてこの葉那はもう死んでいて、遺体をドラゴンが操っている状態だとでもいうのだろうか?
「あのね、ブリキュアがラジオ体操やってるんだって!」
「…………は?」
どゆこと?
「ほらお兄ちゃん、あそこだよ!」
「……おお」
眠い目を擦って葉那と二人で駅前の公園に来たところ、そこには既に10人近い人が集まっていた。
しかもそのほとんどは、葉那と同年代の女児ばかり。
「よい子のみんな、よく来てくれたね! これから私と一緒に、ブリキュア体操頑張ろう!」
「「「おー!」」」
その女児たちの前でカッコイイポーズを決めているのは、現在放送中の『バーニングブリキュア』の主人公である、『ブリレッド』のコスプレをした20歳前後の美女。
炎をモチーフにしたフリフリのミニスカドレスを身に纏っており、髪もブリレッドと同じく真っ赤に染めている。
なかなかに本格的なコスプレだ。
だがその中で、首に下げているシルバーのネックレスだけは浮いていた。
はて?
ブリレッドはあんなネックレスはしていなかったはずだが?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-05 21:03:01
5428文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:1080pt 評価ポイント:944pt
一体どんな夢を見たのだろうか。
カクヨムにも投稿。
最終更新:2024-01-02 21:29:40
3348文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:1658pt 評価ポイント:1462pt
キャンパーの山野ケイはキャンプツーリングの行きに突然異世界召喚される。
よくある異世界召喚もののオープニングだ。
でもなんか様子がおかしい。
すっごく無礼で押し付けがましい真っ赤な髪のイケメンだけど残念王子。
私は聖女じゃなかったらしく、あんまりにも馬鹿にするので担架切ったら追放された!
それがお前(異世界人)のやり方かーーー!
一人で生きていく覚悟をしたら女神降臨でいっぱいチート貰っちゃって?
倒れていたイケメン騎士を介抱したらなし崩しに宿舎に住むことになっちゃって?
楽しみにしていた異世界の食事は……素材は美味しいのに、この世界には塩味しかなかった。
調味料ってなんですか?の世界なら、私が作ろう、調味料!
ないなら自給自足で頑張ります!
不足を楽しんでこそのキャンパーです!
お料理聖女様って呼ばないで!
私はいつか、ここを出て旅をしたいんじゃーー!(と言ってなかなか出られないやつ)
恋はそこそこ、腹が減っては戦はできぬ!
チート道具は宝の持ち腐れ! ズボラ料理は大得意! 合言葉はおっけーびーぐる!
女子ソロキャンパーのまったりのんびり異世界調味料開拓物語。
※アルファポリス、カクヨムでも公開中
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 20:00:00
218203文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:72pt
総合ポイント:1600pt 評価ポイント:788pt
未知のウイルスによるパンデミックから、数十年後の地球。
チロと彼は荒廃した日本の街中を歩いていた。
ふとペットショップだった室内に置いてある水槽に、真っ赤な金魚が泳いでいるのをチロが見つけるが。
『ネオンサインは瞬かない』のスピンオフ作品ですが、こちらのお話だけでも楽しんでいただけるかと思います。
※「第5回下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ大賞」参加作品です。
最終更新:2023-12-20 19:00:00
1000文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:128pt 評価ポイント:120pt
真っ赤な目と髪をもつリヴィは、「不吉を呼ぶ存在」として家族から虐げられていた。
あるときリヴィの元に縁談が舞いこんだ。縁談の相手は、暗殺一族の次期当主であるアシェル・バルナベット。人形のように冷たい目をした男だ。
バルナベット家の屋敷へとやってきたリヴィは、暗殺を家業とするバルナベット家の人々を恐れながらも、自らの居場所ができるならと必死でアシェルに尽くす。
しかしアシェルはいつまで経っても、リヴィのことを結婚相手として認めてはくれなかった。
ある夜、リヴ
ィは偶然にもある会話を耳にしてしまう。それは「リヴィはバルナベット家の一員にはふさわしくない。今夜中に始末してしまえ」というものだった−−
不遇な少女が未来を切り開き、愛され花嫁になるまでの異世界純愛ラブストーリー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-17 12:12:25
171655文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:1360pt 評価ポイント:930pt
古株商家、ブルトン家の長女ヴィオラの特技は、お菓子作り。だがそのことを知る人は少ない。なぜなら義妹ジュリアがヴィオラの作ったお菓子を横取りし、自分が手作りしたものとして、振る舞っているからだ。抗議しようにも、父も義母もジュリアの味方。あきらめきった彼女のもとに、ある日真っ赤なドレスの妖精が迷い込む。
自分用に隠しておいたお菓子を振る舞ったことをきっかけに、彼女と友たちになったヴィオラ。それから彼女の人生は思いもよらぬ方向に転がりだして……。お菓子に妖精に王子様、とキラキラを詰
め込んだ短編です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-13 11:02:05
9168文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:204pt 評価ポイント:178pt
中学生のミドリはすぐに顔を真っ赤にしてしまう、奥手の恥ずかしがり屋だった。
そんなミドリがとった「告白方法」とは?
※第5回「下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ」大賞応募作品。
1,000文字以下のオリジナル超短編小説、用いたタイトルキーワードは「たまご」です。
最終更新:2023-12-11 18:01:21
999文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
「メ、メリッサ!ご、5年経ったら、僕と結婚して下さい!」
そう言って顔を真っ赤にしながら、王家主催の大規模なお茶会で伯爵令嬢のメリッサにプロポーズしたのは、幼馴染で5歳年下のぽっちゃり侯爵令息・インディ。
メリッサはインディのプニップニのお顔とつぶらな瞳が大好きなため、このプロポーズにOKを出した。
しかしあれから5年後、インディはぽっちゃりではなくなり、細身で容姿が美しい細マッチョ男性になってしまったのだ!
その事に不満を拭えないメリッサは、容姿が変わったインディからの再度
のプロポーズを思いっきり突っぱねるのだった…。
※最後はハッピーエンドになります。
※「なろうラジオ大賞5」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-10 10:17:54
998文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:106pt 評価ポイント:98pt
【あらすじ】
クレイス子爵家の四女ミルティアは、大好きなシャトレイ伯爵家の三男クレオをもてなす為に中庭で茶席の準備を張り切りながら行い、待ち構えていた。そこへ柔らかな笑みを浮かべたクレオがやって来る。和やかな雰囲気で始まった二人だけのティータイムだが、クレオは開始直後から終始ミルティアを甘やかすような言動を繰り返し、遂にはミルティアを自身の膝の上に乗せ始める。
そんなクレオの接し方に淑女としてのプライドを刺激されてしまったミルティアは、抗議した。しかしデレデレ気味のクレオは一
向に甘やかす行為をやめてはくれず、遂にはミルティアの口に出された焼き菓子を「あーん」とあてがってきた。流石のミルティアもこれには耐えられず、真っ赤な顔をしながらその膝の上から逃れよう奮闘し始める。
この話は、そんなやりとりをしていた二人とあるティータイムの出来事のお話。
※全二話のサクッと読めるお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-09 10:53:42
11187文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:270pt 評価ポイント:232pt
毎年のことながら暑い時期は苦手だ。いつも困ってしまう。
と、言うのも汗ジミだ汗ジミ。俺はそういうのを気にしてしまう性質なのだ。
会社や待ち合わせ相手と会うのに、背中や脇に大きなシミがあったら耳まで真っ赤になる。で、また汗ダラダラ。
道中、小まめにボディシートなどで拭けばいい話だが、電車の中だとそうはいかない。シャツをまくり、ゴシゴシと体を拭くのは人目が気になる。それに混んでいたらそれすらもできない。
最終更新:2023-12-05 11:00:00
749文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
真っ赤な血が迸った
高層ビルが自殺幇助した
キーワード:
最終更新:2023-12-03 19:46:11
244文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
最強の土魔法術師エアルトは勇者にパーティー追放を宣告される。
勇者はパーティーの総意だと言うが、実は真っ赤な嘘だった。
有能でパーティーの女の子からもモテモテのエアルトに嫉妬した勇者の独断凶行だったのだ!
しかしエアルトはそんなことは気にせず、土魔法で生成したゴーレム美少女とイチャイチャしながら旅したり、盗賊に襲われていた王女様を助けて惚れられたりするのであった。さらに伝説のドラゴン(美女)を仲間にしてますますモテモテになるのだった。
一方、勇者はエアルト不在のパーティーで女
の子を好き勝手できると思っていたが、女の子はみんなエアルトを追かけて出て行ってしまう。ひとりになって任務遂行能力もなくなった勇者は、雑魚モンスターも倒せなくなり、王様に叱られ、どんどん名声を失っていく。
全てを失った勇者はエアルトに戻ってきてくれと懇願するが、もう遅い。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-01 17:00:00
36446文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:664pt 評価ポイント:334pt
苛烈な圧政が行われているバロル王国。
リーテの村もその犠牲となり、村民たちは飢餓に苦しみ、全滅の危機に瀕していた。
そんなリーテの村に、隣国ガドゥル帝国からの軍勢が迫る。
村民たちの運命は……。
最終更新:2023-12-01 16:40:12
2931文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:1764pt 評価ポイント:1676pt
少女は希望を、悪魔は罪をそんな2人の奇妙な怪盗生活
10年前、ある小学校の1クラス31人が忽然と、姿を消した。
10年後、とある都市伝説が広まっていた。【怪人人形ソドールがあなたの願いを叶えます】
願いが叶った後、異形の怪人に人を襲ってしまうと
そんな、怪人を人知れず退治しているのは、真っ赤な服を身に纏っている怪盗レッドクイーンズ
なぜ、彼女は怪人と戦うのか その事実を知るものは誰もいない
最終更新:2023-11-29 00:02:28
616742文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:356pt 評価ポイント:176pt
作:Haruhiko Asakura
その他
完結済
N0560IM
注)この作品は「罪深き町に鉄槌を」の続編です。
1972年、夏。
前田千尋は、北海道にある漁師町「日向町」に巣食う暗部を掃討し、平穏な日常を取り戻した。
だが、それは彼女の知らぬ間に、街全体に掛かる「呪い」を解き放つ結果を招いてしまう。
突如として「日向町」を襲った未曾有の大地震。
それにより発生した大津波は瞬く間に町を覆いつくし、「日向町」は1日にして地図から消えることとなってしまった。
時は流れ1998年。
26年前の大災害で海の底に消えた街の痕跡を取材する為に、地
方テレビ局のクルーが現地付近までやってきた。
普段と変わりない、ただの1日になるはずだった彼らの運命は、取材活動中に起きた謎の出来事を切欠に急変してしまう…
それぞれの過去を背負い、まだ「生がある者」がそこで目を覚ました時。
彼らの目に映った光景は、真っ赤な空と赤黒い霧に包まれた、異質な「日向町」…
そして、「生を失った者」の成れの果てが蠢く異界の姿だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-20 14:00:00
66810文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:8pt
心から愛した人は、燃えるように真っ赤に染まる木々の向こうに、消えていった_。
実家で虐げられて育ったリディアは、十四で三十以上年の離れたベルディアナ侯爵の元へ嫁いだ。侯爵の温かい愛情を受け、幸せに暮らしていたリディアだったが、四年目の秋の日、異民族の討伐へ向かった侯爵は帰らぬ人となった。悲しみに暮れ、生きる意味を失ったリディアの元に帰ってきた夫はただひとすくいの遺灰だった。
しかし彼が遺した物はそれだけではなかった。遺灰が届いたその一ヶ月後、リディアが侯爵に贈ったペ
ンダントを持った美しい容姿の男が訪ねてきたのだ。そして、こう言った。
ベルディアナ侯爵の遺言により、爵位と財産、そして、前侯爵夫人を相続する。
リディアは遺言により男の妻となり、愛する夫の全てを手に入れた男はそんなリディアを_。
侯爵はリディアに何も教えてはいなかった。けれど、心を交わすことの無いままに死別し、絶望の縁に立つリディアは、新しい夫によって侯爵が遺したものに気づきその愛を知ることになる。そして、リディアを「奥さん」と呼ぶ男の真の願いとは_。
*ほんのりですが残酷な描写があるのでR15にしました。
*ハッピーエンド寄りです。バッドエンドではありません
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-19 11:06:11
17119文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:166pt 評価ポイント:112pt
勝手に捨てて勝手に真っ赤になって逃げ出すバカ王子のお話
最終更新:2023-11-18 23:00:00
1910文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:63pt
総合ポイント:5224pt 評価ポイント:4932pt
「リリア、お前は要らない子だ」
「リリア、可愛いミリスの為に死んでくれ」
「リリア、お前が死んでも誰も悲しまないさ」
リリア
リリア
リリア
何度も名前を呼ばれた。
何度呼ばれても、けして目が合うことは無かった。
何度話しかけられても、彼らが見つめる視線の先はただ一人。
血の繋がらない、義理の妹ミリス。
父も母も兄も弟も。
誰も彼もが彼女を愛した。
実の娘である、妹である私ではなく。
真っ赤な他人のミリスを。
そして私は彼女の身代わりに死
ぬのだ。
何度も何度も何度だって。苦しめられて殺されて。
そして、何度死んでも過去に戻る。繰り返される苦しみ、死の恐怖。私はけしてそこから逃れられない。
だけど、もういい、と思うの。
どうせ繰り返すならば、同じように生きなくて良いと思うの。
どうして貴方達だけ好き勝手生きてるの? どうして幸せになることが許されるの?
そんなこと、許さない。私が許さない。
もう何度目か数える事もしなかった時間の戻りを経て──私はようやく家族に告げる事が出来た。
最初で最後の贈り物。私から贈る、大切な言葉。
「お父様、お母様、兄弟にミリス」
みんなみんな
「死んでください」
どうぞ受け取ってくださいませ。
※アルファにも掲載してます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-16 00:00:00
69299文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:13862pt 評価ポイント:11574pt
「お前とは婚約破棄だ!」
「君にはパーティーから抜けてもらう!」
「こんな国なんてもうごめんだ!」
……そんな声が、水晶玉を通して毎日のように鳴り響く。
「鳴り響くなよぉ……世界が破滅しちゃうよぉ……」
水晶玉を覗き込む魔女の頭上には、真っ赤に輝くアナログ時計。
燦然と輝く「23:48」の表示は、世界の終末を可視化した時計――チートスキル『終末時計』。
森の魔女は、己にしか見えないそれに振り回され、右往左往するけど全く実を結ばない。
どころか、どんどん事態は悪化して
いるような……?
世界崩壊逆RTA、ここに開幕……するのか? しないのか? どっちなんだ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-14 22:24:42
2346文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:yukisaki koko
ハイファンタジー
連載
N1915IM
――金色の髪。金色の瞳。そして始まりの勇者と同じ瞳を中心に真っ赤に爛れる肌。勇者が生まれた。
転生をした。何度目の転生だろうか。
魔王討伐後うっかり足を滑らせ、谷底に落ち、谷底に落ちてくる生物を餌とするビッグマウスなるバカデカい幼虫のような気色の悪い生物に丸呑みされ、もうめんどくさいと思い、うんことして排出されることに抗い続け、頑丈すぎるこの体が消化されるのを待つこと五十七年。ちゃんと数えた。
今に至る。
私は何千、何万回の転生を経て、幾千、幾万の世界を救
い、生後三日でのハイハイ、生後一週間での二足歩行を可能にしていた!
しかしこんなことで驚いてもらっては困る。幼児経験何年目だと思っている。
腕立てだって、腹筋だって、、、、。
愉快さを取り繕っているうちに、ぽろぽろと、涙が溢れてきた。
勇者はもう限界だった。度重なる転生に代わり映えのない人生。最初から、目の前にはレールがあった。彼は常に勇者だったから。どんな時も。
しかしそれも、じきに終わる。
「魔王リィンカーネイションが始まりの勇者様に転生の呪いをかけ殺してから百三十年。やっと生まれた、希望の子」
やっと。やっとだ。やっと、戻ってきた‼
――無限の旅を超えた勇者は、何を語り、何を成すのか。何を残して、安らかに眠るのか。
勇者に、名前はない。
※隔日投稿。カクヨム、noteにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-09 20:00:00
20852文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
或る、秋の日。
保育士の蛭子は、先輩の子安と、紅葉狩りに出掛ける。
押し殺した気持ちは、真っ赤な紅葉の様に溢れて――。
最終更新:2023-10-27 12:59:24
879文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:宮守 美妃
ローファンタジー
完結済
N2510IL
ある月夜の晩。いつものように部活帰りの家路を急ぐ少女。少女は何故か道に迷い、月の光に照らされた真っ赤なバラの咲き乱れる館に迷い込む。
足を踏み入れた先には、棺に眠る美しいヴァンパイアがいて……。
エブリスタに載せています。
最終更新:2023-10-17 19:00:00
14430文字
会話率:67%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:8pt
私は感動した。新婚初夜にあの有名なお決まりの台詞を聞けたからだ。
「私が君を愛することはない」
銀色のお耳をぴょこぴょこ立てて、肩を怒らせて言うのは狼獣人の皇帝陛下。獣耳BL大好きだった私が溜めに溜めた知識がやっと火を吹くのか!純然たる知的好奇心から、私は皇帝のお耳と尻尾に手を伸ばした。
「ななななにするんだ!?」
「あ、可愛いなぁとつい」
つい勢いで壁ドンしつつ、コショコショしたら、あっけなく真っ赤になってヘロヘロになる狼皇帝まじチョロかった。とっても可愛いので、私が一生愛
でてあげることに決めました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-17 15:13:02
5515文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:364pt 評価ポイント:318pt
呼ばれる要素が幾つかあって、それ故に社を訪れた。
対応は相変わずぞんざいで、乱暴な、荒くれ者。
けれどもきっと心配していたのだと思う。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
間合いを詰めるのが上手い壁ドンが見たかったはずでした。
三緒様の予定でした。
最終更新:2023-10-13 20:29:13
883文字
会話率:59%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
とある寂れた地方都市の平凡な公立中学・紅黄中学校。南校舎三階の一年C組は、目立った問題児のいない平均以上に平和なクラスだった。仲の良い友達。成績優秀で落ち着いた同級生。何不自由ない、美しく平穏な日々。
だが、些細な事件をきっかけに運命の歯車は狂い出す。曲がったことが大嫌いなクラス委員・小田巻智春は、C組で起こった盗難事件の解明に乗り出す。日常と非日常の境目を越えた彼女を待っていたのは、予想だにしない真っ赤な真実だった。
かりそめの笑顔の裏で捩れていく絆と呪い。暴走す
る少年少女の一途な願いは、やがて現実に歪みをもたらす。
13歳の『願望』の果てを描く、灰色の学園青春群像劇。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-09 18:33:39
596692文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:66pt
総合ポイント:93pt 評価ポイント:49pt
柴坂誠一郎は、家族から区別され、赤の他人のように育てられてきた。彼はそんな生き方に嫌気がさしていた。そんなある日のこと。彼はその積憤を払うように、また逃げるようにして、家族を皆殺しにしてしまった。
彼の心は人形のように無機質で、肌の温もりすら感じぬほどに冷静だった。
彼は家族の死を見届けると、空腹であることに気づく。家には食料はなかったため、買い出しに出かける。彼が帰るとそこに家族の死体はなかった。しかし、その代わりに口元を真っ赤にして骨をしゃぶる十歳ばかしの少女がいた
。暗い血の海に浅く腰掛ける少女はなんと妖艶で幼かったことか。
まるで遙遠の世界にいる少女は誠一郎に向かって歩く。彼は浅く死を覚悟した。膝から崩れ落ち、ただただ黙る。しかし、少女はただ年相応に笑うだけだった。そして、無邪気に、彼の頭を撫でるだけである。
誠一郎はこの時、少女がジェスチャーで指摘するまで自分が泣いている事に気がつかなかった。
少女は言葉が通じなければ、この歳なら誰もが知っていそうな基礎知識も欠落していた。出身もどこの家の子かもわからない。ただ分かることがあるとすれば、この少女は人の肉を喜んで食べるという事だ。何故自分は食べないのか、この少女はどこから来たか。等々の疑問はあったが、ひとまず彼は少女にハナと名付け、預かることにする。それから誠一郎とハナの奇妙な共同生活が始まるのだった。
ハナの食糧は基本的には人である。誠一郎はハナの食欲を埋めるために食べられてもいい人間を探す。それが犯罪者である。自分の罪に対しての罰と言う偽善に満ちた善行かどうかは知り得ないが、誠一郎はそれがベストだと考えた。
そうして、何度目かの被食者との出会いと別れを繰り返した時だった。被食者によって四肢を切断され絶命した死体の田宮風香と出逢う。彼女は死んでいた。しかし、どうしたものか、ハナが生き返らせてしまった。理由も方法も分からぬが、ハナは自分がやったと言い張る。誠一郎はひとまずハナを信じる事にした。現に、死体が生き返っているのだから。
風香には帰る所がなかった。自分の居場所がどこにもなかった。
誠一郎はそんな彼女を引き取ることにした。それが彼女にとって幸か不幸かは知らぬ。だが、彼女は出ぬ涙を流すのだった。
そうして、三人の不可思議な生活が再スタートする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-24 13:00:00
290671文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:12pt
ある時、世界中で地震と共にモンスターと魔神が発生し、人類の一部は異能と呼ばれる力を獲得した、人々は軍と異能を持った者たちの力で一時的にモンスターを撃退した。
それから15年後、人々は防衛の範囲を『国』から『町』や『都市』に狭めることで何とか戦線を維持、異能の研究も進み、異能を持った者のには異能者という名前が与えられ、異能者専用の養成学校も完成し、科学では無理なものの異能の力を強化する方法も見つかった。
ある町でモンスターが大量に発生するスタンビートの兆候が確認され詳し
く調査するために遠征隊が出動した、遠征隊の中で、その場所には髪も服も肌も全てが真っ白な少女が、モンスターの血で体中を真っ赤に濡らしている「血濡れの白少女」というもう一つのうわさがあった、遠征隊のメンバーである細川 由佳(ほそかわ ゆか)はその「血濡れの白少女」に助けられ彼女を無事保護をすることに成功する、そしてだれも知らなかったこの「血濡れの白少女」が今町に迫っている危機を排除する鍵になることを、これから人類の繁栄に大きく貢献することを……
カクヨムにも投稿しています
初投稿同然の初めて安定した作品なので生暖かく見守ってください
あと超不定期投稿ですが、どうにか完結までは持っていきます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-20 15:50:21
18881文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:0pt
殺された、なぎさの婚約者の一ノ瀬一佐。理事官は顔を真っ赤にして怒った。
最終更新:2023-09-20 08:26:32
4801文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:ヘボラヤーナ・キョリンスキー
ハイファンタジー
連載
N3581DR
【第一章あらすじ】
死んだら驚いた!
現代日本で死んだはずの俺は、魔法と魔物の跋扈する異世界で、同じく死んだであろう一人の戦士として生き返る。
豚面肥満体で、なんとも馴染みのある「オーク戦士」として───。
チートもねえ、スキルもねえ、転生特典ナニモノだ!? ハッ!
オラこんなオラ嫌だ~! ……と言うこともなく、ぼんやり始まる異世界ライフ。
しかしこの異世界は、俺のそんなぼんやりマインドとは無関係に、帝国は崩壊し群雄割拠な無法地帯ばかりの、えらい状況なのであった
。助けてエラいヒト!
【第二章あらすじ】
俺はJB.ただの糞ガキ。LA生まれ異世界育ち、悪い孤児達、だいたい友達。
そんなこんなで生まれ変わったのは悪名高い“迷宮都市”クトリア。邪術士シャーイダールの元で、地下遺跡からお宝を発掘する仕事をして日々を凌いでる俺は、あるとき死にかけのドワーフの世話係になる。
そいつが息を吹き返して最初に言った言葉が、「ここはベガスじゃないのか?」。
「こっちの世界」で初めて出会った“同じ世界からの転生者”だが、このオッサン、どーにも色々ズレていて───おい、アンタ一体ナニ造ってンだ!?
【第三章あらすじ】
金持ち私学の海外修学旅行。その帰路に就く飛行機の中、俺、真嶋櫂(マジマ・カイ)は突然の強い振動に起こされる。横に座るダチは青ざめて「ハイジャックだ」とか抜かしやがるし、確かに色黒の男が何やら大騒ぎで暴れてる。振動はさらに激しく大きくなり、急下降を始めて機内はパニックになるが───次の瞬間俺たちは、真っ赤に染まる空の下、瓦礫と岩山の荒野に居た。
現れた不気味な爺が言うには、「君たちはみんな死んだ。別の世界へ生まれ変わらせてやろう」。
イカれた場所でイカれた提案。そして生まれ変わった俺たちは───犬、猫、猿、犀、猪に……魔人(ディモニウム)? 戦乱渦巻く危険な世界で、化け物相手に大立ち回り。その先で俺が突きつけられたのは……、
「───さよならだ……。
もし縁がまだあるならば、また会うこともあるかもしれんな───」
(※アルファポリスに重複投稿しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-17 05:00:00
3049767文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:1051pt 評価ポイント:329pt
「ラビー・ストロング公爵令嬢!! アスパルを虐めた罪により貴様との婚約は破棄する!!」
そんな感じで卒業パーティで断罪された主人公ことラビー・ストロング公爵令嬢は
国境にある超危険地帯と噂される『赤い森(レッドフォレスト)』に追放され
魔術的な力で閉じ込められる。
ラビ―は森の中を彷徨い喉の渇きから真っ赤な川の水を飲んでしまう。
するとラビーの口内が物凄い辛みが襲い
そのショックから自分の前世である現代日本の料理人だった記憶が蘇り
この世界が『スイーツキングダム』と言うゲ
ームの世界だった事に思い至る!!
ラビーは学んでいた魔法と王妃教育で得た知識で何とか自活しながらも
森の中で大きな家を見つけてそこに住み着く事になる。
退屈凌ぎにその家に『レストラン・スコヴィル』と名付け小料理屋の様な事を始めるが
その店に赤い森の向こう側の国の人々がやって来て・・・
悪役令嬢の激辛ファンタジー開幕。
カクヨム、アルファポリスでも連載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-17 00:00:57
419266文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:1626pt 評価ポイント:608pt
ーーWorld.Risk(通称:W.R)とは、世界で起こる深刻な事件や厄介な問題を解決する為、各国に支部を作って活動する組織であるーー
21☓☓年、科学や機械技術が発達した世界で、日本国は技術発展国として知られていた。
そんな盛況な日本国で、ある日『C』と呼ばれる人型機械が発見された。
20☓☓年 9月 20日
戦鋭第二隊(別名:世界部隊)は、『Clear Humanity C』というプロジェクトによって創り出されたCと対峙していた。
その最中、誰も入れないはずの空間に、細い目を見開いた青年が突然に現れた。
.
.
.
.
そう、いつもの帰り道になる、はずだったんだ。
しかし偶然が必然を呼び、平凡な人生の変わらない日常が、一瞬にしてひっくり返った。
視界に広がる雲一つない青空に、真っ赤な炎が広がり、鮮やかなコントラストに目を奪われる。
思えば、俺はこのコントラストに、未来を見たのかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-11 15:16:52
116750文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
ヒック! と声を漏らし、夜道を歩く男。
泣いて顔を真っ赤に、というのはあながち間違いではないが
手に持っているのは缶ビール。酔っているのだ。
フラフラとした足取りでその男は公園に入り、ベンチに座った。
「なんだってんだもぉ……」
そう呟き、項垂れる男。それもそのはず、この男、本日定年退職。
晴れて自由の身……ではない。
定年退職と言っても早期定年退職。つまりは体のいいクビ。男は望んでいなかった。
退職金は割り増しだがそれでも妻と子を養い、さらに自分たちの老後の生活
を支えるのは厳しい。
まだまだ働けると言ってもこの歳で再就職となると……という風に落ち込んでいたのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-01 12:00:00
2987文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:44pt
総合ポイント:40pt 評価ポイント:36pt
領主ハロルドは仕事に追われ、妻シシリーと全く時間を作れていない。そんな中友人夫婦が別居したと聞き、他人事ではないと心配にかられる。このままでは自分も妻の愛を失ってしまうのでは…侍女たちもハロルドの様子を監視しているようで、いよいよこれはまずい状況だ。妻の心を取り戻すために部屋を訪ねると、彼女は顔を真っ赤にして叫んだ。「だ、駄目ぇ―――っ!!!」―― 多忙領主×おっとり夫人の、ある日のちょっとしたトラブルストーリー。
最終更新:2023-08-28 12:05:42
6431文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:320pt 評価ポイント:290pt
桜咲日々喜は、ただ繰り返される日常に飽き始めていた。
出会いもない、事件もない、この現実には超能力も何もない。
ワクワクするような出来事すらない人生は、実に退屈な物だ。
そんなある日の放課後、憂鬱な気持ちで歩む帰宅道。
数分足らずでたどり着いた自分の家は……。
玄関へと視線を向け、目の前で広がる非日常に言葉を失う。
あたり一面が血に染まり、見渡すかぎりの真っ赤な光景。
彼は恐怖を覚えた。鼓動が高まり、冷や汗が流れる。
彼に与えられた選択は2つ。
『立ち去
る』or『突き進む』。
背を向ければ、あとは警察がどうにかするだろう。
だが、それじゃ面白くない。
なので彼は、より面白そうな方へと足を進める。
笑みを浮かべ、彼は血だらけの玄関のドアを開いた。
この選択が吉と出るか凶と出るかは彼の運命次第だ。
【表裏の世界】【3か月の余命宣告】【クラスメイトの急死】
猛者、邪悪、正義、強者、弱者、最強、根気、努力、機械、災害。
運命の歯車が回り始め――少しずつ壊れていく。
東雲高校2年2組・桜咲日々喜の人生をかけた最大の試練が幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-26 12:00:00
183938文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:77pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
私の、想い人は、色白で真っ赤なリップがとても似合う美しい人なのです。そんな彼女をどうしても、写真に収めたいのです。ですが彼女は、写真を断ってしまうのです。彼女の写真を撮ることは果たして可能なのでしょうか…。
この作品は「TikTok」にも掲載しております。
最終更新:2023-08-25 21:33:56
1145文字
会話率:15%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:20pt
中学2年の夏、俺 夕坂湊人(ゆうさか みなと)は
人生で最初で最後の一大イベントの一つを終わらせた。
まぁ、俗に言う告白だ。
言っとくが、別に俺はイケメンじゃない。
腹筋も割れてない。
贅肉ジャンボパック、脂質糖質過多で欲にまみれた豊満ボディ且つ公害と化した体臭食堂、害悪鼻息、まだまだ他にもあるが。。。まぁつまりは、盛大にフラれた。
罵られた。蔑まれた。笑われた。
かなり酷い言葉を浴びせられたと思う。
けれど、当人である俺は、何というか何も思わなかった。
まぁ、強いて言えば
、三次元はこんなものか。
そう。何せ俺は屈指のアニオタで、ツンデレ台パン系VTuber 赤花(あかばな)アポロの大ファンであり、ガチ恋勢であった。どのくらいかと言うと、グッズやタペストリー等で部屋が埋め尽くされてるのは勿論、自称彼氏をネット上で言っちゃうくらいには。。
諸君も察しの通り、ガチ恋相手がいながら俺は三次元に現を抜かしていた。つまり、あの告白はけじめをつける為のものだったのだ。
無事フラれ、これでアポロを気兼ねなく推して、今まで以上に愛のコメントを打って!純愛の真っ赤な赤スパを投げまくれる!!って思ってた。
けど、奇しくもフラれた日と同時に、アポロの恋愛雑談配信で、アポロが放った一言『デブはお断り!』と言う今まで以上に衝撃で、そして初めて語られた好きなタイプの数々。。
俺は初めて危機感を覚えた。。
数学で一桁取った時も、運動部でもないのに体重が80を超えた時も、親戚の結婚式で酒を注がれた時も、そしてフラれた時でさえ、危機感なんて覚えた事はなかった。
だが、この日俺は初めて決意した。
減量。
シックスパック。
体臭。
その他諸々、俺は変えてやろうと!
しかし、この時の俺はまだ知らない。
期待していなかった三次元で。
高校生活で。
まさかあんな末路が待っていようとは。。
不定期で更新します!
感想やコメント待ってます!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-19 10:32:42
3930文字
会話率:6%
IN:0pt OUT:44pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
作:安ころもっち
ハイファンタジー
完結済
N5614IH
平民から勇者となったアレースと第一皇女の魔導士ルーナ、不器用な女騎士ディアーナの魔王討伐までのお話
魔王を倒し勇者。そしてその手は真っ赤に染まる。この世のすべてを呪う時……
全10話 毎日13時と20時更新で7月9日 20時で完結となります。
短い間ですがお付き合いいただければ幸いです。
最終更新:2023-08-18 11:26:54
28342文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:108pt 評価ポイント:92pt
作:安ころもっち
ハイファンタジー
完結済
N1240IC
アンジェリカは今日も無双する!
古来より生き永らえたエンシェントゴブリンが統率するキングゴブリン含むゴブリン軍団に、村の女性が何人もさらわれた。しかしその洞窟にまたたくまに単身乗り込みそのすべてを切り捨て、女性たちを全員無事に助け出す。
食うにも困っている街の孤児院に食料と安全を届け、貧しい子供たちに無償の愛を注ぎ込む。
その愛らしさに話しかけようとした男たちはキュン死して、謀殺聖女と呼んだ不敬な輩には天罰が下る。
当の本人は言う。
「目立ちたく・・・ないんです
ーーーーー!!!!」
今日も今日とて、自分の力を見誤ったバカな冒険者たちがうかつにも手を出したがため、そのドラゴンの怒りの矛先が、近くの街に向けられて今まさに特大のブレスを放たんとしている瞬間、肝心のその首は切って落とされる。
その後、その街を管轄するギルド裏には討伐部位の頭部他素材が、その存在感にもかかわらずもいつの間にか置かれている。そしてカウンターにはひっそりと真っ白なプラチナのギルドカードが・・・受付の女性はすぐに少し離れた柱の陰を見る。
そこにはいつものように、水色ロングのきらめく髪と上質な白いローブに包まれた女の子が、真っ赤な顔をしてこちらを見ていた。
「みんなー!無事解決よー!」
受付の女性は、決死の覚悟で防衛をと集められた冒険者たちに向かって終わりを伝えると、ギルドカードを魔道具に通して報酬を入金する。そのままカウンターにカードを戻すと次の瞬間、カードも消えていた。
柱に隠れる女の子と共に・・・
このお話は、女神の寵愛を受け、聖女と呼ばれ、内気で、目立ちたくない、そんな女の子の英雄譚である。
「あわわわ・・・私を・・・私を見ないでーーーー!!!!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-18 10:12:14
294699文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:660pt 評価ポイント:382pt
“錆びたシルバー”の髪に“血みたいで気持ち悪い、化け物みたいな真っ赤な色”の目と婚約者に称されたシフレーは、とある出来事によって今まで頑張ってきた気持ちがポキッと折れた気持ちになった。婚約者からどんな態度を取られても我慢してきたけれど。
「私、変わりたい」
もう我慢する自分から抜け出したい。
そんなシフレーの気持ちに呼応するかのように、とある女性と知り合う。
ーーこれは、我慢していた思い込みの強い内気なシフレーが変わりたい、と望むお話と、恋の話。
*いつものように、
ご都合主義。ゆるふわ設定。言葉遣いやら世界観やら全てゆるゆるです。短編(3万文字〜5万文字以内予定)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-18 06:00:00
47603文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:1658pt 評価ポイント:1164pt
小学五年生の夏休み前。
やんちゃグループが行ったという謎の心霊スポット、天井に括り付けられた小綺麗な椅子、いつの間にか懐に入っていた真っ赤なお椀。
寺生まれの聖司は、幼馴染の麗子を守ることができるか。
最終更新:2023-08-14 02:00:00
3356文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:Macchiato
異世界[恋愛]
完結済
N2840II
私の初恋は6歳の時、そして初めての失恋は6歳だ。
孤児のリユーは育ててくれた老婆が亡くなったことで孤児院に入った。
そこで出会ったのは真っ赤な夕日を彷彿とさせる人。
貧民街で覚えた変装をして私は孤児院を抜け出して下町に行く。
今まで誰にもばれなかったのにあっさりと私を見抜いたのは夕日の人。
目をつぶればその人の姿が浮かぶ。
そしてドキドキと胸が鼓動する。
「私アーロンが好きなんだぁ」
その次の日、アーロンから家族にならないかと言われた。
けれど私は返事が出来ず
にいた。
「娘になったら結婚できない!」
「俺には愛する大事な奥さんが居るんだ。
もっと一緒に居たいから俺の娘になってくれないか?」
私はアーロンの娘になった。
アーロンには二人の息子がいた。
私が挨拶をすると次男のエイベルが私に言う。
「お前は俺が守ってやるからな!」
私が家族になった家はカラスと呼ばれる隠密集団の一員だった。
カラスを束ねる公爵家の夫人アイラおば様に見いだされて、私は愛弟子となる。
『次期戦闘狂カラス姫』
それが私の二つ名になった。
それから8年。
学園に入った私たちは、大事件に巻き込まれる。
隣国から渡ってきた謎の本『エデンローズ』
その本に沿って行動をする令嬢。
そして違法麻薬が入った香。
その解決のために私たちは隣国グロリアへ留学する。
*****【お知らせ】*****
こちらは『カラス令嬢とヘタレ王子』の子供世代のお話になります。
『カラス令嬢とヘタレ王子』を読んでいなくても楽しんでいただけると思います。
更新時間 4:00~5:00 16:00~19:00 朝と夜の二回更新となります。
本作は既に書き終わっているため毎日2回更新となります。
ブックマークなどをしてご注意の上お読みいただければと思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-09 18:46:30
122624文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:91pt
総合ポイント:80pt 評価ポイント:40pt
雪のように白い肌、血のような真っ赤な唇、黒曜石のような髪のブランシェは第一王子の婚約者である
しかし、雲行きが段々怪しくなっていき…
悪魔は国を手に入れようと頑張るが、邪魔者がそこにいた…悪魔の取った行動は…
最終更新:2023-08-07 16:17:46
3615文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:28pt 評価ポイント:26pt
作:朝陽ゆりね
現実世界[恋愛]
完結済
N9964IG
祖父である大喜が老人ホームに入ったことにより、『喫茶マドレーヌ』を閉じたことをあきらめきれない孫の多希は、今日も店舗内のオーブンを使って天命にもなっているマドレーヌを焼いていた。
突然、ブーンと大きな音がして、オーブン内が真っ赤に。逃げる間もなくドン!と爆発し、辺りは煙まみれ。
ようやく煙が引くと、そこに西洋人の顔つきの麗しいイケメンとかわいい男の子が倒れている。
慌てる多希だが、よく見ると二人はなんだか王子様のような服装をしているではないか。
コスプレの親子泥棒??
意識が
戻った二人は、なんと異世界から来た本物の王子だと言うのだが。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-02 00:46:59
103475文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:100pt 評価ポイント:24pt
龍神の清浄な気によってあやかしの跋扈する外界とは隔てられた霧ノ国。
桔花(きっか)はそこで花楽師を生業とする齢十七の少女であった。しかし結年祭(としゆいのまつり)の日、内裏で行われる大祓の儀で花楽を奉納していたところ、ふとした拍子に面が外れ、千年前の鬼女であり悪女と恐れられる紅の君のように真っ赤な相貌が露わになってしまったのである。
桔花はすぐに捕らえられて牢に入れられたが、そこへ謎の青年が現れ、桔花をあやかしの跋扈する外界へと連れ出す。青年の名はシヅキ。あやかしの住む黒尾の
地にて社を構える祭神であった。
――これはちょっとやさぐれた花楽師の少女と一見冷たそうだが実はぽやんとしている神様の話。
※この話は以前、なろうとカクヨムに途中まで掲載していた「かくりよの笛吹き娘」を大幅に改稿したものですが、構成や設定をだいぶいじったのでほぼ別物となっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-01 01:54:15
54823文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:10pt
作:わなな・BANI
ヒューマンドラマ
完結済
N1270IF
オンラインゲームの世界を楽しんでいたアルシエラ。
森で巨獣に襲われ、それを助けてくれたのは真っ直ぐな男と真っ赤な男。
真っ直ぐな男、カーライルの熱量に圧され気味に知っていく、ゲームの世界のあれこれ。
真っ赤な男、シエスタの導きと心遣いにより、他者との関係をオンラインで深めていく日々。
やがてギルドで出会う魔法少女もどき、アリスとの恋を巡るいざこざ。
彼らとの繋がりで変化していく、彼女自身と彼女の世界。
そしてオンラインの関係は、彼らのリアル世界にも影響を及ぼしていく。
*ア
ルシエラ視点でオンラインゲームの世界を中心に人との繋がりを丁寧に描いていきたいと思っています。
*後々リアル世界で物語が進行する予定です。ファンタジー要素は薄くなると思います。
*キャラクターラフ絵付き。
未熟な作品ですが、よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-22 21:00:00
84994文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:75pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
検索結果:829 件