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検索結果:910 件
作:NEKOYAMA
ハイファンタジー
連載
N4597IH
王都バルディアには闇がある。
華やかな表舞台の裏で生きる少年、ディル。
地位も金も無く、側にあるのは錆と腐敗臭の漂うガラクタの山だけ。表舞台の人間からは蔑まれ、一日を生き抜くにも精一杯の落ちこぼれた生活。
しかし、ディルには大きな夢があった。
それは銀貨百枚を集めて外の世界に飛び出すこと。
貶され、罵られても夢のためにせかせかと毎日ゴミの山を漁る。
そんなディルが、ゴミの山からある日見つけた銀装飾のペンダント。
ペンダントをきっかけに、ディルの人生は大きく変わり始
めていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-11 23:31:32
19631文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
山伏姿の、童子レオとバカにされることが大好きな、少々変わった少年。天汰堂煉翁《てんたどうれおう》。
是空界《ぜくうかい》というこの世界。
いや、自然界そのものの、神々の姿そのものの権化、または具現化した姿が、
刃の形をした誠の姿「真理刀剣神」なのである。
只、その多種多様な生物、目には見えない霊体、宙ノ理のなかで
心に闇を抱えた者だけが、その戸惑いの自分の、
開けない道を、どう切り開くのか。
惑人《まどびと》という人間だけが、目の前の闇を切り、
そのこと切れた
闇をどう施すかで、
扱う者の生命がより生きる。またそしてそれを手にし、
生きてゆくこと自体、また始まる「神縛刃」と共に歩んでゆく刀剣。
その神縛刃のなかで、世界の人々の平穏と安らぎ【迷落《めいらく》】とした世界の、その混沌を。希望へと変えることを。
扱う者に一縷の願いを託し、
神々が一同に集い、錬金したとされる
『十八岐ノ焱《じゅうやまたのほのお》』の複数本の一振り
『炎螺剛《えんらごう》』が。
哀愁漂う煉翁の坊主頭のてっぺんに(イメージと真逆じゃねぇか!?)
鋼色の落雷と共に。埋まって、頭髪は赤焦げた色に……?!
そのエンラよっと、炎螺剛が。
生まれつき両手足とも。指が1つない煉翁少年の、左手小指の爪先へ。
まるで別次元へと、渦巻く溶岩のような煉獄の炎と共に、目から見えるようにその爪先に納まり、存在した。
その後腕白な天汰煉翁少年は、図らずもその炎螺剛を宿した小指のある左手に、
法螺貝を詰め込み過ぎてしまったせいで、「法螺」を抜け出せなくなってしまった。
その煉翁少年の身に危険が及んだ時。
こっちも焦げ茶色である、法螺に護られた爪先に。小さく収まっていた、炎螺剛の秘められた力が発揮される……。
そして、煉翁は拳を握り。上手く炎螺剛を操って。
その敵たちと。
自身の宿命ともこれから。
戦い抜くことになってゆく。
未来に待ち受ける困難へと、その先へ悩みながら、もがきながら、悲しみ、苦しみながらも。
でも。煉翁はそれでも悠然と。目に見える・または見えない、目の前にある荘厳であり、壮大な冒険浪漫へと。駆け進んでゆくのだった。
※カクヨムさんでも連載しております。更新は不定期で行います。御意見、御感想、メッチャお待ちしておりますm(_ _)m※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-23 22:00:00
15570文字
会話率:16%
IN:0pt OUT:97pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
書評に挑戦。生意気にも笑
最終更新:2023-06-20 21:48:56
611文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
作:つつみ あや
現実世界[恋愛]
短編
N0181IH
季節は夏。少女が、少年に片思いをしている。課題を一緒にやるという名目でその少年の家に誘われて来た。複雑で繊細な気持ちが、部屋に漂う。
最終更新:2023-06-20 20:26:16
599文字
会話率:4%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:18pt
作:大丈生夫(ダイジョウイクオ)
宇宙[SF]
完結済
N7876HA
そう、あれからどうやら大分月日は流れていったものだなぁ・・・
今はこうして時の行く末を案じるほか無くなってしまっている。
果たして私の見解は正しかったのであろうか。
誤っていたとしてこの現状を打破する術もなく、唯、この星の行く末をみつめている。
若気の至りと人の言う、孤独な研究の成果など金輪際私が目にすることも無かろう。
時は理不尽にも私のちっぽけな考えや未来など忘却の彼方へと放り出してゆく。
その放物線の彼方さえ一寸の光として輝くことも無く、漂うばかりか・・・・
最終更新:2023-06-20 17:00:29
258533文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:4pt
魔法世界の警察組織特殊部隊員のミストリナはとある失敗の罰として約二ヶ月間の謹慎処分を受けていた。その最中訪ねてきた友人に誘われ彼女は今人気の『人形劇』を見ていく事となる。しかし其処は、黒い気配の漂う怪しい劇場であった。
この短編は『カルミナント〜魔法世界は銃社会〜』の外伝作品ですが、本編未読の方でも楽しめます。尚、本編の時系列としては1章の続きとなっています。
最終更新:2023-06-15 00:24:06
22166文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
世界大戦参加中の日本は戦力増強を図るため、国民の8割をサイボーグにし徴兵する。『ナルナナ』もその例に漏れずサイボーグとなり戦地に赴こうとするが、技術者の弟が死んだことで弟の弔いをしに鉄と油の匂いが漂う東京へ留まる。
弟が残した、政府が厳重に保管してある禁忌の歯車『オリジンギア』を盗み、戦争ではなく抑止力のため使用する道を模索する。
渇望する魂と肉体。鉄と肉が打ち合うスチームパンク×サイバーパンクのアクションSFをご覧あれ。
最終更新:2023-06-14 23:37:40
16930文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:82pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:鬼ヶ咲あちたん
異世界[恋愛]
完結済
N4914IE
新たな王が戴冠したことを祝う花火の音が、ここまで聞こえる。城におめでたい雰囲気が漂う中、ベロニカは薄暗い牢に鎖で繋がれていた。このまま朽ちていくかと思われたが、そうではないと力強い深緑色の瞳が物語っている。「許さない。たとえこの身が怨霊になったとしても、絶対に復讐してみせる」ベロニカから国を奪った叔父も、ベロニカの恋心を弄んだ婚約者も、ベロニカを罠にはめた従妹も。――そうして非業の死を遂げた女王ベロニカは、己の戴冠式の日に遡るのだった。(アルファポリスさんにも掲載しています)
最終更新:2023-06-08 07:00:00
143316文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:98pt
総合ポイント:832pt 評価ポイント:596pt
ゆらゆらとぬるま湯に漂う感覚の中、薄目を開けると、淡い光の中にいた。 意識が徐々に覚醒するにつれ 私は、ゆっくりと起き上がり周りを見渡す。
「どこ?」辺りは、白一色で 見知らぬ老人が一人佇んでいた。
「気分は、どうじゃ?」老人は、優しげな瞳で私の目をのぞき込む
「あ…大丈夫です。寧ろ体が軽いくらいです。
あの~ここは、どこなんですか?それに貴方は、誰なんです?」
「ここは、天界と異界の狭間じゃ、そしてわしは、神じゃ」
長い白銀の髪と髭 ダブダブの白い衣装 左手には、武骨な木
の杖をついている テンプレ老人の姿 ん~?私は、死んだのか?突然の事で少しパニックに陥り理解が追い付かない。
そんなこんなで 唐突に始まった、私の異世界生活。スローライフ目指して頑張ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-02 20:26:21
316523文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:90pt
総合ポイント:602pt 評価ポイント:282pt
伯爵令嬢ロザリア・スレイドは天才魔道具開発者として、王太子であるウィルバートの婚約者に抜擢された。
しかし初対面から「地味で華がない」と冷たくあしらわれ、男爵令嬢のボニータを恋人として扱うようになってしまう。
それでも婚約は解消されることはなく結婚したが、式の当日にボニータを愛妾として召し上げて初夜なのに放置された名ばかりの王太子妃となった。
結婚して六年目の嬉しくもない記念日。
愛妾が懐妊したから離縁だと言われ、王城からも追い出されてしまう。
ショックは
受けたが新天地で一人生きていくことにしたロザリア。
そんなロザリアについてきたのは、ずっとそばで支え続けてくれた専属執事のアレスだ。
アレスから熱烈な愛の告白を受けるもついていけないロザリアは、結婚してもいいと思ったらキスで返事すると約束させられてしまう。
そこから始まるアレスの溺愛に、ロザリアは翻弄されまくるのだった。
深く深く愛される事を知って、艶やかに咲き誇る——誠実で真面目すぎる女性の物語。
※全36話、完結まで執筆済みです。離縁されるのは5話、溺愛甘々は9話あたりから始まります。
※妊娠を扱ったり、たまにピンクな空気が漂うのでR15にしています。
※カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-02 18:00:00
207836文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:87pt
総合ポイント:45456pt 評価ポイント:32128pt
『龍殺しの一族』『聖剣の勇者』として産まれたジュリア・エッケザックスは、邪龍と壮絶な戦いの末和解し、祖国オリオン王国に凱旋した。しかし、国王と結託し待ち構えていた婚約者アルベルに裏切られ、財産を、功績を、身分を、仲間を……築いた人生の全てを奪われ投獄される。
聖剣の加護で不老不死となっていたジュリアは何年も続く虚無の地獄を味わうが、やがて昔の仲間に救出され、西の大陸にあるギネビア王国に流れ着いた。
そこで偶然釣りをしていたヴィクトール・アレクサンドロフ公爵に逃亡してきた奴隷
と勘違いされて世話をされる。
ヴィクトールは少年時代の事故で親戚や他の貴族から疎まれ、人間不信に陥っていた。
その為、どこか自分と似た雰囲気が漂うジュリアに心惹かれて専属メイドに雇いたいと持ちかけた。
「もしかしたら、僕たちは似た者同士なんじゃあないか? と思っていてね」
「ヴィクトール様。私はただの逃亡奴隷です」
「嘘だ。僕は、君を知りたい」
縋るように見つめる彼の瞳に惹かれた彼女は、彼を救いたいと決意する。
これは、心に消えない傷を負った二人が支え合い、やがて愛し合う物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-01 22:21:48
30884文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:71pt
総合ポイント:168pt 評価ポイント:108pt
作:Asakura Haruhiko
ローファンタジー
完結済
N3965GD
あっと思ったときには、既に私は表舞台から消えていた。
その瞬間、"レコード"に従って生きていく日々は遠いどこかに消えて行った。
今の私は"レコード"から縛られず、ただただ幾多の世界を漂う存在。
真っ白な"レコード"は持っていても、私は最早"管理者"としての権限もない。
ただただ、永遠を彷徨う放浪の民となったわけだ。
これは"レコード"から外された人間の並行世界漂流記。
今まで
"管理者"だった者が、何かを確かめるために幾多の世界を漂流する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-01 15:50:19
251231文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:38pt 評価ポイント:28pt
名字に反して犬を飼っていない、でも本当は飼いたいと思っている「わたし」こと【犬飼ちさと】は、ある晩夢枕に立った神さまによって異世界に招かれる。
そこは袴にブーツ、着物にインバネスな、どことなくノスタルジー感漂う大正ロマンっぽい世界! ……なのだけど、みなさんお顔がお犬さま。犬耳は当然のことながら、しっぽも出てます、もふもふ。お手々は五本指だけど肉球もついてます、ぽふぽふ。
これは……犬正……?
わたしは地球の日本にいたときと同じ姿のまま。神よ、この世界でわたしにいったいなに
をしろというのだ……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-28 19:14:12
36013文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:376pt 評価ポイント:284pt
作:SierraSSS
ローファンタジー
連載
N4108HQ
人類が空気中に漂う魔素とその扱い方である魔法を発見してから数十年、未だファンタジーの世界のようにはいかないものの、少しずつ世の中は便利になってきた。
そんな中、水無瀬学院オカルト研究部はこの魔素と魔法に注目し、科学と並んで魔科学時代と呼ばれるようになった近代において、オカルトと呼べるもの、呼ぶべきものは何かを研究していく。
最終更新:2023-05-26 21:00:00
142685文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:4pt
作:そら・そらら
異世界[恋愛]
完結済
N2424ID
元公爵令嬢の私と、12歳のクソガキのレオンは、未練を残してこの世に漂う霊を冥界まで送り届ける仕事をしている。王都で工房を構えている鍛冶屋に取り付いた霊の冥界送りに協力することになった私たちは、公爵家が関わる事業の裏で起こる事件に迫っていくことになる。
【「婚約破棄された公爵令嬢、生意気ネクロマンサー(ショタ)に助けられる」(https://ncode.syosetu.com/n7066hx/)の続編となります。前作から読むと、より楽しめると思います。ざまぁの実行の際に暴力描写
。さらに及び死体描写があるのでご注意ください。13万字ほどで完結予定】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-18 19:02:14
131319文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:49pt
総合ポイント:74pt 評価ポイント:42pt
あるフリーターの冴えない失敗談と、そこから学んだ教訓を描く、日常系悲劇コメディー(笑)
こんな人生でも、楽しく生きてます
最終更新:2023-05-15 13:06:06
5559文字
会話率:8%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:もーりんもも
ハイファンタジー
完結済
N7563IC
命より大事なスマホを拾おうとして命を落とした俺、武田義経。
ああ死んだと思った瞬間、俺はスマホの神様に祈った。スマホのために命を落としたんだから、お慈悲を!
目を開けると、俺は異世界に救世主として召喚されていた。それなのに俺のステータスは平均よりやや上といった程度。
スキル欄には見覚えのある虫眼鏡アイコンが。だが異世界人にはただの丸印に見えたらしい。
何やら漂う失望感。結局、救世主ではなく、ただの用無しと認定され、宮殿の使用人という身分に。
やれやれ。スキル欄の虫眼鏡をタップ
すると検索バーが出た。
「ご飯」と検索すると、見慣れたアプリがずらずらと! アプリがダウンロードできるんだ!
ヤバくない? 不便な異世界だけど、楽してダラダラ生きていこう――そう思っていたのに、いつの間にか色々な面々に囲まれて奮闘するはめに。R15は将来的な保険で付けました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-12 14:42:54
114054文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:1098pt 評価ポイント:666pt
作:国見 紀行
ハイファンタジー
完結済
N8166ID
その森は一年を通して深い霧があたりを漂う。
付いた名前の「湿り森」に少し入った場所には魔女が住んでいた。
彼女は、残り少ない寿命を自分の望みを達成させるために使うことを決意する。
それは世界を巡る旅の中で、彼女自身が己の生きた証に再会していく物語。
生きた証とは何か。
彼女が達成させたい望みとは。
きっとそれを知るのは彼女ではない。それを知るのは今ではない。
彼女をよく知る誰かが。
ずっと、ずっとその後で。
ふとした、思い出の中で。
最終更新:2023-05-11 06:00:00
184346文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:10pt
パリサイド星域に到達した宇宙船の中で、一人の兵士が連行された。取り戻そうとする東部方面攻撃隊の前に立ちはだかる強大な壁。その向こうにいるものは。
地球人類が経験したことのない異様な世界に漂う白い霧。
いよいよ明かされるパリサイドの秘密。
長編SFミステリー4部作「トゥシー イントゥザ ヒューチャー」3
「ノブシリーズ=生駒&優 長編ミステリー小説シリーズ7」
「ニューキーツ」~「サントノーレ」の続編SFミステリーです。
SFとはいえ、戦争ものではありません。宇宙空間に住む
人類はこのように暮らしているのではないかという想像を一生懸命膨らませながらスケール感一杯に描いた物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-03 21:01:15
257793文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:46pt 評価ポイント:32pt
少女はひょんな事から転生してアラクネになった。そして自らの蜘蛛糸を使い、好きな物を作って、好きな子に着せて、楽しく暮らす毎日を夢見る。しかし少女の地雷臭漂う感性は異世界でもかなり異質だった。果たして可愛い女の子を毒し憧れのスローライフは送れるのか。
異世界を蝕む地雷女子の感性!アラクネによるハチャメチャ服飾コメディ!
※主人公は地雷女なので稀にあらすじを無視して暴れる場合があります。ご了承ください。
最終更新:2023-05-03 19:21:05
99364文字
会話率:63%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:334pt 評価ポイント:210pt
作:トントン03
現実世界[恋愛]
完結済
N6003IA
塾講師だった肇(はじめ)は、五人の教え子たちと久方ぶりに再会することになった。彼らは大学受験も就職活動も難なくこなし、その後の社会生活も多少の愚痴をこぼしながらも適応能力の高さを見せつける。
彼らが高校を卒業してから七年が過ぎていた。当時から、とても仲良しだった五人。だが、彼らにはもう一人仲間がいた。倉持さよりである。
彼女の父親(善(よし)幸(ゆき))は、彼女が受験モードに入ろうとした時期に交通事故で亡くなった。大学を受験しなかったさより……。その理由と、その後どう
していたのか、今回の飲み会まで、その経緯を彼らから明かされることはなかった。
肇は当時、親分肌だった優史と歯に衣着せぬ性格のさよりが、傍から羨ましがられるほどの両想いだったことは知っていた。
今回の飲み会で、優史が仲間の一人である純子と付き合っていたことを明かされる。肇は、あの頃の挫折感が漂うさよりの姿を想い起こすと、いたたまれぬ思いを抱きながら、彼らの話を聞いていた。
今日、彼らからこの飲み会に誘われた主な理由は、文子の同棲相手である勝彦との悩み事の相談だった。深刻な悩み事のようなので、肇は、文子と別な店へ移動し話を聞くことにした。
そこは、ウエイターが粋な計らいをしてくれるバーだった。
文子は、序盤、さよりと優史が何故別れたのか、その経緯を具に語り始めた――。そこには、仲間同士の強い絆で結ばれた二組の関係が存在していた。肇は意外な話の展開に愕かされる。
この後、文子は漸く勝彦とのこれまでの同棲生活を話しはじめた。
淡々と語る文子の姿……。が、ある出来事を話しはじめると、彼女の形相が一変した。グラスを握り締めている手が震えはじめ、涙が止まらない。居た堪れぬ思いが伝搬してきた。肇は憶測をめぐらす――。
二人はバーを出る。と、小雨が降っていた。しっとりと濡れていく文子の髪……。何かが吹っ切れたようだ。大人の女になっていた文子は、順次謀(はかりごと)を肇へ仕掛けていく。それは、肇にとって思いも寄らぬ挙動。
文子は、自由奔放な振る舞いを更にエスカレートさせ肇を混乱させると、強引に無秩序な空間へと引きずり込んでいった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-26 00:00:00
617267文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:14pt
「あなたの書いた短編小説をマンガにして、雑誌で連載したいです」
冴えないコミュ障作家に、突如もたらされたコミカライズの打診。
漂う絶望と希望の狭間。キャラデザ、ネーム、ロゴ等々のチェック。発見してしまった重大なミス。そして迎えたコミックス発売……。
これは、未知の世界に来てしまったコミュ障作家の悲喜こもごもの体験記。全5話です。
最終更新:2023-04-14 12:33:15
12383文字
会話率:12%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:840pt 評価ポイント:754pt
金城いちるは感情のフラットな女子大生。高校の卒業式に友達の森木想から漂うコチョウランの匂いと、口にした古い言葉がずっと頭に残っていた──。
pixiv『エモい古語辞典』小説コンテスト応募作品です。
最終更新:2023-04-11 21:30:36
9762文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
作:る・美祢八
ローファンタジー
完結済
N1991HP
春を迎えるころ。
日本のお隣は韓国のソウルでも、人びとが春の到来に心を躍らせる中、ある事件が起きていた。
“連続人さらい事件”――
それも、被害者には“茶会の招待状”が届けられるという奇妙なものであり、その招待状も、花をモチーフに痛覚を司る神経系や伝達物質などのイラストが描かれるという、悪趣味かつ不気味なものであった。
そんな不穏な香りの漂う案件を、“スタイル”ことカン・ソジュン率いるSPY探偵団が調査する中、神楽坂怪奇探偵コンサルタント事務所に相談することに……
■■ 主な登場人物 ■■
● 神楽坂文(かぐらざか・ふみ)
事務所副所長の肩書を持つ妖狐。
北川景子似の美女の外見にして、性格はクズでキモキャラ。声色は子安武人似。
チートクラスの力を持つも、その妖力はリボ払い式。
● 綾羅木定祐(あやらぎ・ていすけ)
事務所所長の中年男。
人間嫌いで仕事嫌いのダメ人間。
● 上市理可(かみいち・りか)
事務所助手。
武田玲奈似の20代女子。
◆ SPY探偵団メンバー
● カン・ロウン
SPY探偵団団長。丸サングラスをした中年。コードネームは“スタイル”。
● パク・ソユン
モデル体型の美女で、ソウの芸名で兼業モデル。あだ名は“ソウ”、“ジグソウ・プリンセス”。
● ドン・ヨンフォ
黄色とピンクの組み合わせの奇妙なスーツを着た、長身の兼業実業家。あだ名は“フラワーマン”。
● キム・テヤン
中年男で兼業屋台のオヤジ。あだ名は“チジミ屋のおっさん”。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-10 13:16:57
119943文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
「ルリア、ただ今をもって、君との婚約を破棄する!」
「――!」
国中の貴族が集う煌びやかな夜会の最中。
私の婚約者であり、我が国の王太子殿下でもあらせられるガラム殿下が、唐突にそう宣言した。
そ、そんな――!
――私はおもむろに玉ネギをくし切りにし、それを油を引いた寸胴鍋に投入してさっと炒める。
「どういうことですか殿下! 理由をご説明ください!」
「フン、しらばっくれても無駄だぞ! 君がタメリに裏で陰湿な嫌がらせをしているのはバレているのだからな!」
「嗚呼、ガ
ラム様……」
男爵令嬢のタメリさんが、悲愴感漂う表情を浮かべながら殿下にしなだれかかる。
そ、そんな――!
――玉ネギが飴色になってきたら、一口大にカットしたニンジン、ジャガイモ、豚こま肉を入れ、それらに火が通ったらたっぷりの水を追加し、中火でコトコト煮る。
「誤解です殿下! 私はタメリさんに嫌がらせなどしておりません!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-07 21:04:55
2591文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:84pt
総合ポイント:2912pt 評価ポイント:2656pt
お天気快晴、
草木も芽吹く春の吉日。
そよ風が漂う絶好の行脚日和。
久しぶりの小旅行。足が弾むのは間違いない。意気揚々と旅先を闊歩する私がいる。
昨晩のお酒が良かったのか、目覚めも良く体調も万全だ。
得意げに鼻歌を歌い、威勢よく腕を振る。本人いわく、誇らしげに振る舞うさまは、まるで殿様。今日は、殿様として旅をしよう(バカ殿ではない)。
道歩く人々は、私の能天気な行動に躊躇するかもしれないが、気にしない気にしない。興味津々の視線を振り払い闊歩闊歩。
これも一つの道楽である。
最終更新:2023-04-04 21:02:21
2339文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:75pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:つくも せんぺい
ハイファンタジー
完結済
N7529ID
黄金くじらに呑まれかけた、かつて栄えた国。
そんな国の使い捨てにされてきた種族、黒炭の民【ねんりょう】の、最後の三人。
せめて最後に、命の代わりに国を救い、名を遺す。
君がそう願うから、君の為に僕は戦うと決めた。
もういない君が造った、僕の為の剣を掲げて……。
懐かしいような、そうでもないような、
そんな寂しさ漂う短編バトルファンタジー。
カクヨムを中心に活動中。
この作品は以外にもカクヨムに掲載しています。
https://kakuyomu.jp/users/tu
kumo-senpei
よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-01 13:00:00
19045文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
平々凡々に人生を送ってきた高校生の梅宮楓(うめみやかえで)は、学校から二人の友人と帰る途中に異様な雰囲気が漂う廃ビルへと足を運ぶ。
そこで彼は、白髪の幽霊と出くわしてしまう。
一人、幽霊に追われ続け屋上へと行きつき、遂には幽霊に追いつかれてしまった。
次に目を覚ますと、赤ちゃんの姿で見知らぬ女性に抱きかかえられていた。なぜか異世界へと転生させられてしまったらしい。
魔法という素晴らしいものがあることを知り、いつか自分も使ってみたいと妄想するが、一生魔法が使えないと宣
告を受ける。
それでも異世界の父が謳われている【賢者】という名を穢さない為と、何もなかった前世の自分から脱却する為、とにかく凄い人を目指すのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-20 05:00:00
427171文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:66pt 評価ポイント:36pt
大戦勝利をきっかけに膨大な領土を得たレドマルグス国とゲーノゴパ国。諸外国はそれぞれ2つの国の支配下に置かれ、自由は奪われ、来る日も来る日も血と埃の漂う生活を余儀なくされた。そんな2つの烈日を落とさんと元スパネク国から1人の少年が手を伸ばした。
最終更新:2023-03-19 20:23:50
9660文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
濃い霧が漂う三月半ば、映画専門を謳う神保町の古書店・幻灯屋に四十代の主婦・杉野澄子が訪れる。
二十六年前、製作中止になった「或る映画」の脚本を探しているのだと言う。
手がかりになるのは彼女の夫・猛が学生時代に書いた脚本で、彼が監督を務める筈だった映画の原型なのだが、あくまで準備稿に過ぎない。
当時、猛と主演女優・栗原芽衣には恋の噂があった。そして芽衣の突然の失踪が製作中止の原因なのだと言う。
準備稿の中で猛は過去と未来を行交う幻想的な物語を展開、妻となるべき平凡
な女性と別れ、別の未来を選ぶ結末を描いていた。
この内容と芽衣の失踪に何か関係が有るのか?
猛は現在、難病で脳死へ陥り、問い質す事ができない。だが意識を失う寸前、幻の決定稿が幻灯屋にある事を、彼は仄めかしたそうだ。
もう語り合えないからこそ、脚本の中に残された夫の真実を知りたい!
そんな澄子の思いを受け、幻灯屋の店主は決定稿を探し始めるのだが……。
アルファポリス、エブリスタ、ノベルアップ+にも投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-18 08:16:11
13715文字
会話率:50%
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総合ポイント:68pt 評価ポイント:62pt
「ジュリア、ただ今をもって、君との婚約を破棄する!」
「……!」
煌びやかな夜会の最中、私の婚約者であり、我が国の王太子殿下でもあらせられるダリル殿下が、唐突にそう宣言した。
……やれやれ。
「どういうことでしょうか殿下? 私たちの婚約は、国が決めた重要な政略結婚です。殿下の一存でそう簡単に破棄できるものではないことは、殿下もよくご存知では?」
「フン! そうやって煙に巻こうとしても無駄だぞ! 君が裏でキャシーに陰湿な嫌がらせをしていることはバレているのだからな!」
「嗚呼、ダリル様」
男爵令嬢のキャシー嬢が、悲愴感漂う表情を浮かべながら殿下にしなだれかかる。
「嫌がらせ? まったく身に覚えはございませんが。そもそも私、キャシー嬢とお話ししたことも数えるほどしかありませんよ」
「いーや、もう調べはついているんだ! 複数の令嬢から、君がキャシーをイジメている現場を目撃したという証言も得ている! 挙げ句の果てにはキャシーを階段から突き落とすとはッ! これは立派な殺人未遂だ! 君のような犯罪者は、僕の婚約者に相応しくないッ!」
「ダリル様、私、本当に死ぬかと思いました……」
「嗚呼キャシー! 可哀想に!」
殿下はキャシー嬢の右腕に仰々しく巻かれた包帯を撫でながら、キャシー嬢を抱きしめた。
「今すぐ僕が、この悪鬼羅刹を断罪してあげるからね! ……そうしたら僕と二人で、真実の愛を築こう」
「ダリル様……! 私、嬉しいです!」
二人の背景には、フワフワしたお花畑が広がっている。
あれもキャシー嬢の自作自演で、勝手に一人で階段から落ちていったのだけれど(しかもちゃっかり受け身は取ってたし)。
まあいいわ。
「セバス」
「はい、お嬢様」
私は横に立っている専属執事のセバスに、前を向いたまま指示を出す。
セバスは女性かと見紛うほどの美しい顔にかかっているモノクルをクイと上げてから、パンパンと二回手を叩いた。
――すると。
「む? どうしたんだ君たち?」
「――!」
殿下とキャシー嬢の前に、五名の令嬢が気まずそうな顔をしながら歩いてきた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-17 21:05:28
4406文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:5042pt 評価ポイント:4618pt
感情の中をフラフラと漂う僕のつぶやき
最終更新:2023-03-13 20:51:40
1511文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
高校生の誠(まこと)と、同じクラスメートで幼馴染の時雨(しぐれ)の物語。
いつもは何気ない会話をしていた帰り道、今日は湿っぽく重い空気の漂う帰り道。三年前のあのときのこと、他人から見れば大したことのないこと、でも、二人にとって、特に時雨にとってはとても大事なことだった。
あの時から、もう、先に進みすぎて、道は引き返せずに止まってしまった。
前に進むこともできない時雨、それを救おうと、時雨に追いつこうと進む誠。そんな物語
最終更新:2023-03-12 04:05:19
14924文字
会話率:29%
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総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
仙道アリマサ様主催、『仙道企画その5(ボカロ企画その2)』によせて。
仙道アリマサ様作曲のボーカロイド曲に歌詞を書かせていただきました。
企画感謝いたします。
拙作「電子の海に漂う君へ」の歌をイメージしています。
最終更新:2023-02-23 13:36:40
580文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:76pt
総合ポイント:48pt 評価ポイント:48pt
映画を作ろうと思い立つも、さっそくの資金難に直面した私。
今は亡き祖父が経営していた映画館の跡地に立ち寄って、そこで不思議な体験をする。
ノスタルジックな雰囲気漂う、ヒューマンドラマです。
最終更新:2023-02-21 22:49:08
4278文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:72pt
総合ポイント:44pt 評価ポイント:40pt
時は20XX年。AI技術が進歩した社会と漂う芸術の物語。
最終更新:2023-02-09 16:28:25
1692文字
会話率:60%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
彼女はアップルの香りが漂う紅茶を飲みながら、あの頃の事を思い出していた。
伯爵令嬢であった自身が、幼馴染で双子の彼らと一緒に通っていた学園時代の事──
アップルの香りが思い出させる彼女の記憶とは?
最終更新:2023-02-09 07:06:02
4883文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:73pt
総合ポイント:198pt 評価ポイント:152pt
海を漂う人影を見つけた。誰か気絶しているのかもしれない、そう思って近づいたらそれは人間だった!
目が覚めたら魚人に助けられていた人間の主人公、アンカー。助けた張本人である魚人のルーンとキー。
海の底にある、魚の特徴を持つ者達の都市にアンカーは何をしに来たのか。それは本人にもわからない。
だって記憶喪失だから。
これは失われた記憶と、地上への道を探す冒険だ。
(カクヨムにも同作品を掲載しております)
最終更新:2023-02-01 19:38:20
27641文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:83pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:くまの ほたり
現実世界[恋愛]
短編
N1193IB
落ち着いた雰囲気の喫茶店。コーヒーの香り漂う店内で。
「いえ、結構です」
「…………書いて」
「書きませんし、凛りんさんは18歳でも、僕は16歳。結婚できない年齢ですし、そもそも結婚しませんから」
「…………マンデリン、おかわり」
「はい!喜んで〜」
にっこりと笑顔で答える。
凛りんさんはぷるぷると肩を震わせて、手に持っている婚姻届の用紙をぐしゃっとした。
「………めんこい」
そして、顔を覆う。
いつものやり取りに、喫茶店のマスターが微笑ましく笑う。
最終更新:2023-01-29 14:03:20
6370文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:5466pt 評価ポイント:4488pt
海辺に住んでいる、恋に恋する女性はこの国の王太子が好き。
姿絵を見つめてはきゅんきゅんしたり、切ないため息をついたり。
ある日海に見慣れぬ船があるのが見えた。
何やら胸騒ぎがしたので様子を見る。
誰かが海に落ちたのが見え、その直後に船から火が立ち上がった。
レナンは母に使用を禁じられていた魔法を使って、落ちた人物を助けに行った。
見殺しにしたら後味が悪い。
海中に漂う人物を見て、驚いた。
憧れの人だ。
気を失った彼を助けたが、きっと覚えていない。
仕
方ない事だと思っていたが、伝え聞いた話に悲しいやら腹立たしいやらで、涙が出る。
王太子殿下が命の恩人という令嬢との婚約をするらしい。
「助けたのはわたくしなのに!」
身分違いの恋だとはわかっている。
昔魔女と呼ばれていた母に頼みこみ、小鳥に姿を変えてもらって、恋心だけを伝えに行く。
気持ちをしたためた手紙を彼に渡した。
これで気持ちの整理もついたしと帰ろうとしたのだが。
「この手紙の主はどこの誰だ? わかるまで君を拘束させてもらうよ」
予想外の展開だった。
放鳥してもらえず、始まった鳥かご生活。
誰か助けて!
同名キャラクターで様々な作品を書いています。
作品により、立場や性格が若干異なりますので、ご了承ください。
一万字目指して書きました!
他サイトにも掲載してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-24 06:31:58
9628文字
会話率:39%
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総合ポイント:464pt 評価ポイント:374pt
これは現代日本を生きてきた三十路前のサラリーマンが異世界で悪戦苦闘しつつ生き抜いていく、哀愁漂う異世界冒険物語である(予定)。
最終更新:2023-01-22 15:58:09
1542文字
会話率:0%
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総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:メッセ・コメ
ローファンタジー
短編
N7516IA
小神族のエルフ ピピ・グレイシャルは
自分の見知らぬ街・土地に足を踏み入れる。
静けさ漂う街道を歩いてそこでOgil cat cafeという
看板の喫茶店を目にして───。
最終更新:2023-01-20 17:30:27
2975文字
会話率:31%
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総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:田村ケンタッキー
ハイファンタジー
完結済
N0092HE
男たちが戦で出払った竜宮島。その守護を任されたのは成人したばかりの当主の長女、竜宮乙姫。
島の占い師くじらは男たちが戻ってこないうちに海坊主が上陸すると予言し、島全体に波紋を呼ぶ。
乙姫は命を賭けても島を守る覚悟は出来ていたが、果たして自分に島を守り切れるか不安も心に秘めていた。
緊張感漂う中、とある男が砂浜に流れ着く。
男の名前は竜之助。
彼は事故で、嫁入り前の生娘である乙姫の前で股間の竜を露出してしまい平手打ちを食らってしまう。
果たして彼は竜宮島にとって味方か、そ
れとも敵か。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-09 21:00:00
232204文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:14pt
私は衣類を何重にも着込み、目的もなく古書街をブラブラと放浪していた。
聞こえてくるショパンのクラシック、背表紙から注がれる数多の視線。それに交じる様にして漂う甘い本の香り。
やはり書店とはいいものだね。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
最終更新:2023-01-04 16:59:01
953文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
昭和の香り漂うバンカラ番長・番場長吉。彼はさる事情から名門女子高・白百合女学院へと転入を果たす。
それこそが、人生の全てを捧げる『お嬢さま』の望みだったから。
目指すは、てっぺん! 友達百人出来るかな?
それが彼女の願いとあらば、男・長吉、是非も無し。かくして、乙女の園に番長ひとり。波乱の日々が幕を開けた。
大多数の女生徒達に畏怖され遠ざけられるも、長吉達は諦めない。全身全霊、ぶつかっていくのみ!
やがてその努力が実ったか。少しずつ、彼らの周りに友人たちが集っていく。
基本
はコメディ。時々シリアスが顔を出します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-16 17:09:52
141230文字
会話率:31%
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総合ポイント:116pt 評価ポイント:76pt
どこか、町の片隅に。奇妙な少女がいた。
彼女は声を発さず、変わりに扇子に書かれた僅かな言葉でのみ交流する。嫌われはしないが、周りは不思議に思うことだろう。
どこか、町の片隅で。また波乱が巻き起こる。
彼女の周りでは何かが起こる。親しき者に災いを、近しき者に覚醒を。そうして友の行く末を、陰よりて傍観する。
この妖気が漂う町で、何かが起こる。
そんな中依然として、少女の役目は変わらない。
『この機に華を持たせましょう』
彼の者の名は花崎紫暮(はなざき しぐれ
)
神の名の下、命運を背負いし傍観者である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-13 12:00:00
10062文字
会話率:44%
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総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
公爵令嬢エミリア・ハイデンブルクには秘密があった。
誰にも言えない、この世界に生まれ変わる前の事。エミリィという名前の前世があったこと。
そんな前世で助けたフランシス少年に恋したエミリィは、病で死ぬ時に、魔女の薬を飲んだのだ。
恋する人のそばに生まれ変わることができる魔法の秘薬。
しかしその薬には……。
魔女アリエルは言った。
「ただし、絶対に愛した人、希望の人と添い遂げなよ。じゃないと、あんたは泡になっちまうからね、マナの泡になって世界を漂うことになるからね——」
と、
そう。
確かにフランシスのそばに転生できたエミリィ。そう、フランシスの姪として産まれた彼女。
年の差なんか気にしない!
絶対に叔父様と添い遂げてみせるんだから!!
童話の人魚姫がモチーフです。
楽しんでもらえたら嬉しいな。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-11 18:39:32
13075文字
会話率:26%
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総合ポイント:472pt 評価ポイント:254pt
作:鶴田 翠(つるた みどり)
現実世界[恋愛]
短編
N7534HY
猫と様々な花をモチーフに描く短編小説。
哀愁と郷愁の漂う日常の中で、出会いと別れを主軸に、決して「幸せ」だけでは終わらない物語。
貴方も、ノスタルジーに触れてみませんか。
最終更新:2022-12-04 07:50:35
3062文字
会話率:2%
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総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
徳島県にあるとある高校の教員(主人公)は、体育祭実行委員をつとめる生徒、田辺に呼び出された。
夕日のさす放課後の教室。向かい合う二人の男。
漂うのは独特の雰囲気。
(まさか告白じゃないよな……?)
と身構える主人公に対し、田辺がもちかけた提案とは……!?
最終更新:2022-12-03 06:38:02
5104文字
会話率:44%
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総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ヨシオが草むらから見つけてきた缶コーヒーの空缶は、どこをどう見てもお姉さんだった。どこか哀愁の漂う、まるで人生を諦めたような憂いを纏い、ボロボロの服を着ては寂しそうに微笑んでいた。
最終更新:2022-12-01 21:43:01
1000文字
会話率:65%
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総合ポイント:158pt 評価ポイント:152pt
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