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検索結果:509 件
頭に棺をかぶったおじさんと、彼の暮らしている街の人々のお話です。
この作品はアルファポリスにも掲載しています。
最終更新:2021-07-30 08:20:04
3682文字
会話率:3%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
火の力をもつ10歳の男の子イザナ。村の意地悪な男によって地下室に閉じこめられ、家を暖める暖炉として使われる日々を送っていた。ある時、イザナは剣士のトウヤンに助けられ、初めて外の世界へ飛び出す。しかし、自然豊かだった四つの領地は、氷男によって千年続く氷河期に閉ざされていた。
谷と北領地を囲う、高さ300メートルの巨大な氷の壁。氷男を倒すためには、この壁を越えた北領地へ行かなければならなかった。しかし、氷は普通の熱では解けず、力ずくで壊そうとしても再生する。普通の人間には歯が
たたなかった。千年前に実在した水、雷、風、火の器。イザナはそのうちの1人、火の器として生まれ、唯一氷を解かせる存在だった。
氷を解かすため、イザナは剣士協会で雷の器サン、風の器レキと友達になり、刀や力の鍛錬を始めることになった。協会がある町に来てから、イザナの回りでおかしなことが立て続けに起こる。夢に出てきた白いお面の男、直径20センチの巨大なひょう、動物の凶暴化事件――。お面の男は、何回もイザナの前に現れ、殺すとささやいたり、湖の中にひきずり込んだりしたが、どれも幽霊のように実体のないものだった。イザナと仲間たちは知り合いの研究員を頼り、大博物館でお面の意味を調べ始める。地下の研究室にあったのは、氷男の死面(デスマスク)と棺。そこで、氷男がかつて大干ばつを救った水の器で、暴走し氷の器に変貌したのだと知る。古めかしい史料を見るうちに、お面の男と氷男の不思議な共通点が浮かび上がった。ここで初めて、お面の男が氷男であるという事実に結びつく。
イザナは氷の壁を解かすために立ち向かう。しかし、突然の地震による橋の崩落、谷での孤立……数々の難局が行く手を阻む。助け合い、町に戻ることができたのも束の間、最後の試練が訪れる。氷男の力によって、一夜にして町は氷にのみ込まれた。そこへお面の男が姿を現わし、イザナたちを殺すために襲い掛かる。男がこの世で一番恐れているもの――それは、自分の顔だった。博物館でその事実を突き止めていたイザナは、彼の前に死面を突き出す。お面の男は千年かけて忘れた自分の顔を思い出し、力を失い始める。そばで守ってくれていたトウヤンを失う危機に陥った時、内から込み上げる火の力によって氷男を倒し、巨大な氷の壁を解かすことができた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-21 10:38:47
138764文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:89pt
総合ポイント:28pt 評価ポイント:20pt
硝子の楽園。少しの衝撃で壊れてしまう、あなたと私の愛の棺桶。
最終更新:2021-07-11 16:06:03
1244文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
作:SD系ジャクソン
ハイファンタジー
完結済
N0839HB
どこにでもいる、勇者に憧れる平凡な少年、フィン。
そんな彼をあざ笑うかのように勇者として選ばれたのは、彼の妹だった。
その上、フィンは不幸にも崖から転落して死んでしまう。
そして目覚めると、フィンは何故か棺桶の姿になっていた。
勇者用の棺桶として使われる日々。勇者は死んでも教会に運んで儀式を受ければ、生き返ることが出来るのだ。
しかし何度も使われているうちに、彼……棺桶は破損したため道端に捨てられてしまう。
だが勇者の死体から流れ出た血をその身に受けたせいか、棺桶であ
りながら勇者の力に目覚めるのだった。
『人類最強の力』――勇者の力を使いこなす棺桶が誕生したのである。
ドラゴンと棺桶、どちらが強いのか?答えは当然、棺桶だ。
そんな彼のもとに集う、近接パワー型の美少女エルフ、金髪のギャル精霊、ネクロマンサー幼女。
――そして棺桶は行く。勇者である妹の魂を奪った魔王を倒すために……妹を再び蘇らせるために。
※プロローグのみ、三人称です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-04 22:07:13
110556文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:94pt
総合ポイント:200pt 評価ポイント:136pt
数千年前、人々の前に「それ」は唐突に現れた
パージ鉱石と名付けられたそれは、人々の生活に多大な恩恵を与えた
同時に、人々へ永遠に続く厄災も振りまいた
パージ鉱石に触れたものは、身体の生気を抜き取られ死に至る
「白死」と呼ばれるこの病は、今もなお、人々を苦しめていた
世界が壊れて数千年後
生き残りの子孫たちは白死から身を守るために影響を受けない地下「白箱」に移住区域を作り、そこで生活していた
そこでは二通りの人間が生活している
一つ目は普通の一般人として生活している者
二つ目
はパージ鉱石を破壊する研究をしている者
「十六夜一月」もまた、パージ鉱石を破壊する研究をしている「博士」だった
ある日、五年前に行方不明になった親友の「三坂紳也」から大きな贈り物をされる
その箱を開けると中から棺桶と傘が出てきた
棺桶に入っていたのは――――――一人の青年
物とリンクした命を持ち、パージ鉱石から作られた「人造生霊」
そのうちの「傘」と名乗った「黒傘雨葉」は紳也からある指令を受けて彼女の前に現れた
その指令は「十六夜一月の願いを叶える事」
世界を知らない「物」である青年と、世界を救うために働く「者」である少女
二人が出会った時、物語は動き出す折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-23 01:00:00
60511文字
会話率:62%
IN:0pt OUT:49pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
認知症の祖母の介護を離れて暮らす母1人に押し付けていた彩名。
祖母の葬儀の為に帰省すると、母はひどく憔悴していたが、近所の人々は「よくできた嫁だ」としきりに褒めている。
祖母はありがとうありがとうと言いながら死んでいった。
最期まで母に感謝していたらしい。
お焼香の際、棺桶に眠る祖母の首元の痣に気付いた彩名は、子供の頃に祖母の部屋の天井に見た、「モクメサン」のことを思い出す。
最終更新:2021-06-06 07:01:24
7993文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:16pt
歩く棺桶と呼ばれるパワードスーツを纏い、戦場を駆け抜ける機械化歩兵の兵士が、絶望の世界で生を全うする。
最終更新:2021-06-05 23:22:52
1138文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:76pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
大好きなおばあちゃんを亡くした主人公。そのおばあちゃんの葬儀で彼は納棺師の美しい女性と出会う。その仕事に感動を覚えた主人公は「この感動を人に与えたい」。そう思い主人公は納棺師になる事を決意する。しかしその仕事は想像以上に大変な仕事だった...
中世ヨーロッパを彷彿とさせる現実とは少し違う世界。
納棺師という職業を通して主人公はどのように成長していくのか___
最終更新:2021-05-31 02:35:03
3915文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「亡くなったら俺は野晒しにされたい」
それは戦地へ向かう数日前に言った、『彼』の願いだった。
命の価値が無くなった世界で、それでも人間らしく生きたい『彼』と『私』の物語
最終更新:2021-05-29 22:43:06
23998文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
作:ほっこくのくわずいも
純文学
完結済
N8502FS
そうした気配が薄々這い回っていたが、勘三郎おとっつぁんのいまはとお久が産気づいたのは同じ刻限になった。長火鉢を真ん中にお店と奥を右往左往するうち、こきりこの鳴る音がますます渦を巻いてくる。それがその時のことなのか想い起す度に巻いてきた渦なのか、こうまで年月が経ってしまった今となっては、埒もない。
錦の金羽織を背負ってこきりこかしゃかしゃ廻っていた手のひらサイズの勘三郎おとっつぁんは、いったんは体内に戻りいつもの悋気臭い顔で小言を繰り出したが、「こんなもん繰り返す阿呆も
おらんやろう」と、いつもどおりのそっぽを向けた。
襖越しの向こうから赤ん坊がこの世に顔を出した最初の声がした。生まれた。助かった。両腕を二度まで上げて万歳をした。
「あの子は、わてや」
小さな勘三郎おとっつぁんではない。生ける骸に見えても、まだ本マモンの生の声だった。灰なんぞかき回してる場合やないと、親族みんな、その声の一音一音聞き漏らすまいと、耳をそばだて、筆をとった。
「わてが無うなったら、久の子がわてや。わてぇは、あの子に生まれ変わって、加賀屋を、お店を、この屋を守っていく・・・・せやからぁおのれ等みんなぁ安心したらえぇ・・・・・弔いは、あの子を棺の真ん中に座らして、来たもん皆んなに「この度のお生まれ変わり、おめでとさんで」って云わせるように触れ回れ。金屏風ならべて、こきりこ鳴らして、朱塗りの膳に金と銀の鯛を盛り付けて、大盃にひょうたん酒そそいで、廻してくれぃ・・・・・ちよも、せいも、とせも、まあも、あやも、くみも、なつも・・・・」と、女の名前ばかりなぞって、勘三郎おとっつぁんは死んだ。が、小さな勘三郎おとっつぁんはこきりこを鳴らしながら未だ女の名前を呼び続けている。
かよ さよ うめ かをる あやの まちる きさらぎ ふじつぼ あねわか よなくに さんかろう ことしず
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-29 07:09:55
144515文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
とある都市で流れる噂――城に住まう伯爵様は吸血鬼じゃないか。
日に日に減っていく浮浪者。頻繁に城から姿を消すメイド。夜な夜な運び込まれる黒い棺桶。
吸血鬼と噂されるその伯爵の城で働くメイドは、その噂をまるで信じていなかったが……。
モンスターシリーズ第二弾
最終更新:2021-05-27 23:27:49
19167文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:103pt
総合ポイント:56pt 評価ポイント:52pt
作:在処サクラ
空想科学[SF]
完結済
N2766GE
記憶を失った二人の少女。
その出逢いこそが物語のはじまり。
儚くも尊い、天使の棺(ひつぎ)。
―――それはきっと、運命という名の贖罪だった。
【学園ラブコメ ✕ 空想ミステリー】
お嬢様達を集めたとある学院を舞台に、少女達は『喪ったもの』を探し求める。
謎を解き明かすべく奔走する少女達を巻き込んで起きる数々の事件。
『記憶』を喪った主人公を待ち受ける運命とは―――?
本編、番外編ともに完結!
2020/12/19よりアフターストーリー『エンジェル・ラダー編』をスタート
しました!
感想など頂けるとモチベに繋がりますので、ぜひとも……!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-19 23:49:25
499139文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:400pt 評価ポイント:224pt
近所のショッピングセンターに棺桶屋が入った話
「https://note.com/morinoakira/n/ne137a9bd865a」にも掲載しています。
最終更新:2021-05-19 02:37:07
2274文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:106pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:4pt
僕はいったいどこを歩いていたんだろう? そう、藍色の水をたたえた沼のほとりで、棺を見つけて……、その棺の扉を開こうとしてたんだ……、そこには彼女がいるはずだったけど、それからのことは、よく覚えていない……
最終更新:2021-05-13 08:00:00
16957文字
会話率:66%
IN:0pt OUT:66pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
ずっと先の未来、世界は環境汚染で荒廃してしまった。人類は冷凍睡眠で生き残り、環境が良くなるその日まで眠りについた。その施設を管理する男の話です。
最終更新:2021-05-11 18:47:01
12924文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:66pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
貧乏人は死ぬまで搾取される、という時代はまだ良かった。
現代では、死んだ後まで使い潰される者が後を絶たない。
死者蘇生技術によって、フランケン化された人間は使い勝手の良い万能道具に成り下がる。
掃除、洗濯、事務、戦争――大変な仕事はみんなフランケン任せだ。
生者にとっては大助かりでも、死者にとっては堪ったものではない。
誰だって、死んだ後はゆっくり棺桶で眠りたいものだ。
〈彼女〉はそう言っていた。
死んだ〈彼女〉は、死後の安寧だけを願っていた。
なのに、人間はそれさえも奪って
しまった。
こんなことなら、鬼になれば良かったのに。
おれと一緒に、永遠の自由を謳歌すれば良かったのに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-08 22:59:09
3601文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:65pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
義父が飼っている子猫が逃げだした。探しに出かけた義父は交通事故で死んだ。
子猫は義父の棺桶にはいってしまった。
最終更新:2021-05-08 20:01:50
5869文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
15歳を迎える青年、アーサーは隣村に農作物を届けに行った。
隣村に着いた時に魔物が生まれ育った村に向かっているとの知らせを受ける。
アーサーは自分が生まれ育った村の人たちを助けるために村へと戻っていったが……遅かった。
村の建物は焼かれ、破壊され、村人達は魔物に殺されていた。
アーサーはさっきまで過ごしていた家が倒壊され、その跡地から焼け焦げた死体が一つ見つかった。
アーサーは絶望した。大切なものをが守れない自分に。
そこからアーサーは歩いていく。自
分に生きる意味はないと、誰かに殺してもらおうと歩いていった。
歩いている途中で狼の群れに遭遇。そして狼の群れはアーサーに近づいていき、飛びついて行ったーーその時だった。
棺桶を担いだ少女が現れたのだ。
突然現れたその少女は魔物を殺し、アーサーに向かって言った。
「私はね……死に場所を探しているの」
この旅は棺桶を担ぐ少女と一緒に世界のどこかにある彼女の死に場所を探す物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-07 00:00:00
68410文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
作:病み月(衛元藤吾)
アクション
連載
N4018GY
教会の地下、棺桶の中で目を覚ました少女は、そこで優しい死体と出会う。
少女は自分にドロシー、死体にトトの名を付け荒廃した世界を歩き始めた。
ドロシーは「悔いなく死ぬため」に。
トトは「ある物語の続きを読むために」
ozと名の付いたAIに導かれながら2人の進む先で待ち受けるのは……。
最終更新:2021-05-06 03:01:52
12425文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
作:笹 塔五郎
ハイファンタジー
完結済
N7329GX
聖女――エルティ・ステファンは十六歳という若さでこの世を去った。
王国のために尽くした彼女は多くの人々に愛され、そしてその死を悲しまれた。
そして、死んだはずの彼女は、薄暗い部屋の棺の中で目を覚ます。
目覚めたエルティの前には、どこか懐かしい雰囲気の少女がいた。
少女の名はセシリア――かつて、エルティと同じ孤児院にいた少女であり、エルティが聖女として働く道を選んだ理由でもあった。
セシリアはエルティが亡くなってから死霊術を習得し、なんとエルティをアンデッドとして蘇生させたとい
う。
聖女であるエルティがアンデッドとして蘇った。
そんなことが知られれば国中大騒ぎだろうが、セシリアがエルティのことを必要としていると感じた彼女は、セシリアと共に暗い地下室を出る道を選択する。
そして、外に出てエルティは気付く――アンデッドは聖女にとっては敵ですらない相手だったが、聖女の力を手に入れたアンデッドはどうやら最強みたいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-24 11:24:48
12594文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:78pt
総合ポイント:716pt 評価ポイント:486pt
作:笹野葉ななつ
ハイファンタジー
完結済
N3302GX
眠りしかつての兵器。
さまよう怪物。
生える植物も全て宝なり。
――〈始まりの地の石版〉より、一部抜粋――
人にとって全てが宝となり得るものが眠る場所、迷宮。
多くの危険が孕む中、迷宮探索者(ラビリンスチェイサー)シャーリーは滞納した家賃を支払うために調査クエストを行っていた。
その迷宮の最深部で、ガラスの棺の中で眠る少女を発見したのだった。
◆◆◆◆◆
※この作品は『迷宮探索者〈ラビリンスチェイサー〉 ~石ころ大好きシャーリーの時を越えた約束~』を改稿し
たものです
※構成を変えておりますが、エピソードは基本変わりません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-23 07:41:23
173203文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
終わらない光の中、外に出ている人間は少なく、皆が下を向きその瞳には光が無い。終わらない朝を皆んなはどう思っているのだろうか。精霊が眠りにつき、雨も降らず、大地は枯れ、微風すら吹かない。それを魔法でなんとか生き残ってきた人々。愛し子達を忌避し、殺し続けた人間達の子孫。
本当に救う価値はあるのだろうか。
最終更新:2021-03-21 17:34:10
3938文字
会話率:59%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:1060pt 評価ポイント:986pt
僕は、おばあちゃんから、おじいちゃんと結婚する前に付き合っていた恋人に貰った傘を、死んだら棺桶に入れてくれと頼まれていた。
そして、数年後、その時が来たのだが、傘を棺桶に入れることは出来なかった。
その傘を前にして、おばあちゃん、そして、おじいちゃんの事に、思いを馳せる。
しかし、その傘が、実は、おばあちゃんが、自分で買って来たものであることを、父と母から聞かされる。
一体、どういうことなのか、キツネにつままれたようで、信じられない。
そして、この傘にまつわる狂言のような出来
事は、実は、おばあちゃんの、僕たちに向けたメッセージなのではないだろうかと気が付いたのである。
大人の童話
エブリスタとカクヨムにも、おなじものを投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-16 17:19:25
6118文字
会話率:16%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「葬った人は、きっとあなたのことが大好きだったんでしょうね」
彼岸花が咲き乱れる、半径200メートルほどのちっぽけな離島。なだらかな丘の上に、一つだけ置かれたガラスの棺。中には防腐処理され、眠っているようにしか見えない美しい金髪の女性が横たわっている。口元にはほのかな笑みを浮かべて、背中には天使のような大きな翼が付けられていた。ーーー本文中より抜粋。
死んだ先の未来が当たり前にある世界、面白そうだなーと書きました。
最終更新:2021-03-14 17:08:34
3333文字
会話率:73%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「さあ?私に枷を嵌めて?」
最終更新:2021-03-12 21:23:36
3568文字
会話率:62%
IN:0pt OUT:49pt
総合ポイント:1090pt 評価ポイント:994pt
納棺師である主人公がいつものバーへ行き、仕事で起こった出来事を友人のマスターに話を聞いて貰う。
最終更新:2021-03-01 23:13:11
1289文字
会話率:69%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
かつてその村では、死者が出ると村人達に役割が与えられ、村全体で葬儀を行うことになっていた。死者を駒鳥と呼び、童謡を奉唱して葬送する。そんなしきたりも年々廃れ、今や一人の村人だけが死者を埋葬していた。
棺桶を運ぶ鳶、その役を受け継いだ少年。
彼の弔い方は、さながら鳥葬のようだった。
*この作品は、祕空様(@hisora_3rai )主催の『死別/葬送アンソロジー』に寄稿させて頂いた短編小説です。後書きの挿絵も本編同様に、アンソロジーの為に描かせていただいたものになります。
最終更新:2021-02-22 23:48:48
2894文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
俺の運命の相手はツンデレ高飛車ドラゴンだって!?
何の変哲もない男子高校生、隠神一期。放課後の教室で不思議な夢を見た少年は、下校途中に微かに聞こえた鈴の音に誘われるように、町に伝わる伝承の桜の木の下へ赴く。
そこから異世界に呼ばれた少年の目の前にそびえ立つのは大きな時計塔。その中の鐘の下、氷の棺の中で眠っている少女と出逢った時、世界は始まりの合図を告げる――。
最終更新:2021-02-19 06:00:00
278937文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:69pt 評価ポイント:33pt
作:せんのあすむ
ハイファンタジー
完結済
N0812DQ
私の名前はププリヌセア=メヒーネスト=アレコヌイスト=ホディ=アシャレナーハム=レホ=クーデルウス=メシュナアハ=トヒナ=ウル=レショネーソン。呪文みたいだけどこれが私の名前。呪文みたいって言うか呪文なのかな。意味は忘れたけどこの一言一句が私が生きてるためには必要なんだって。でも長すぎるから普段はププリーヌって名乗ってる。
私は、魔法によって人に似せた依代に生を固定された魔法生物。平たく言って生きてる人形なの。でも人形だから歳をとらないし姿も変わらないし、魔法を解かれないか
ぎり死なないし、もう600年くらいになるのかな。仲良くなっても人間はすぐ死んじゃうし、人間以外の生き物もそれは同じだし、何だか飽きちゃった。
だから人間が魔獣の住処と恐れて近付かない森の大きな木の根元で200年ほどぼんやりしてたんだけど、ある時その森に人間が火を放って燃やされてしまった。どうやら私を探すために燃やしたみたい。ヒドいことするなって思ったけど私はもう人間の相手をする気はなかったから放っておいた。そしたら棺に入れられて運ばれて、王様の前につれてこられてしまった。
こうして、私を巡る人間達の騒動が幕を開けたのだった。
この小説は以下のページにも掲載してます
https://www.alphapolis.co.jp/novel/452360109/883165087
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-13 06:04:23
112949文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:46pt 評価ポイント:38pt
何もない日常に彩りを
キーワード:
最終更新:2021-01-06 23:00:00
214文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
天地の間、魔界と人界の間にかの迷宮は眠る。
難攻不落の巨大迷宮アステリオスとその周囲に広がる迷宮都市ラビュリンシア、天を衝く塔に強き願いを託し、深き欲望の穴に切なる祈りを込めて、探究者達は挑み続ける。
これはそんな探究者たちの物語、ではない。
最終更新:2021-01-04 03:42:57
205文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
トレジャーハンター。それは、宝箱を察知する能力に特化した職業だ。ダンジョン探索の際、パーティ内に居るか否かでアガリが大幅に変わる。故に、どのパーティからも引っ張りだこの人気職だ。
ルネエル・フレージュは駆け出しのトレジャーハンター。特化能力を買われ、とあるパーティに同行してダンジョン探索を行っていた。しかし、彼女が見つけた宝箱は全てミミックで、我慢の限界に達したメンバーによってその場に置き去りにされてしまう。
いつ魔物と遭遇してもおかしくないダンジョン内。街へと戻
ろうと立ち上がったルネエルは、偶然にも隠し部屋を発見する。その中に在ったのは、木製や石棺の様なモノとは異なる材質不明の青い宝箱。お目にかかる事が無い貴重なお宝が入っているはず。と、宝箱を開けると結局それもミミックだった。
駆け出しで、ましてやロクな武器も持たないルネエルにとって、ミミックとのエンカウントはまさに死神と遭遇したのと同じ。死を覚悟したルネエルだったが……
・バトルらしいバトル。ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-02 23:49:36
9606文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
女子高生の平月ミサ子は、新人漫画賞を受賞した。授賞式で祝福されるミサ子。しかしその夜、彼女は失踪する。数日後……高校生の陽太郎は失踪した恋人、ミサ子を捜すため、有名探偵・宗堂康一(そうどうやすいち)に依頼した。……はずだったが、待ち合わせ場所に行ってみると、そこに座っていたのは女子高生。その女子高生こそ、天才女子高生探偵、小夜神聖子(さよがみせいこ)だった! 翌日、「黒棺桶事件」という不気味な事件が発生する。その事件の被害者は……? まさか! ──タケ渾身の自信作!(この作品
は「カクヨム」にも掲載しています)(参考文献は、活動報告を見てください)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-30 19:43:33
157440文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:44pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
彼女は、自分にとって、全てだった。
生きる意味
生きる価値
存在理由
全てが、彼女ありきだった。
幼くみすぼらしく、汚い自分を拾ってくれて
拙いながらも育ててくれて
……料理は酷かったけれど、彼女は自分を、俺を、愛してくれた
俺にとっての世界の中心は、彼女だった
でも、彼女は―――
俺は、何が何でも彼女を守ろう
何が何でも、彼女を救おう
かつて、俺が救われたように
俺から彼女を奪うのであれば、誰であろうと赦さない
仲間だろうと、一般人だろうと、王だろうと、神だろう
と
絶対に、赦さない
愛している、愛している
俺の、俺だけの魔女
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-30 11:35:51
231769文字
会話率:61%
IN:0pt OUT:86pt
総合ポイント:940pt 評価ポイント:510pt
小さい頃からすごく仲が良かった親友と、なぜだか自然と距離が空くことってあるよね。
成長して気が合わなくなったり、お互いにそれぞれ仲のいい友達ができたりして、すっかり疎遠になってしまって、そのまま埋もれてしまった関係。
でも、ときどき、ふと会いたくなることってない? できればまた昔みたいに、ううん、それ以上に仲のいいお友達としてよりを戻したいって思うこと、ない? 身勝手だなって、自分でも思うんだけど。
これは高校生の女の子である「私」が、そういうことでうだうだ悩む、ただ
それだけのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-28 07:00:00
4559文字
会話率:3%
IN:0pt OUT:82pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
作:銀色オウムガイ
空想科学[SF]
短編
N0772GR
どこかの場所の、戦火に燃える町。
四つ足で走る鋼鉄の悪魔は銃火に照らされながら、砂煙を巻き上げて駆け抜ける。
群れ成し襲い来る鉄の悪魔を迎え撃つのは――赤い悪魔だった。
最終更新:2020-12-16 01:05:22
2298文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
昨年、とある画家の遺書とみられる手紙が発見された。
最終更新:2020-12-13 15:57:48
932文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
目覚まし時計に起こされた主人公気づいたらそこは棺桶の中!?ネクロマンサーとスケルトンがおぎなす。
バトルハイファンタジー
最終更新:2020-12-10 09:56:32
2275文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:92pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
私は、棺もない葬式に、居た
キーワード:
最終更新:2020-12-08 00:47:06
233文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
──『陰謀と野望にそびえ立つ積層都市に、棺桶背負った亡霊の、静かな怒りが燃え上がり、今叛逆のGUNが咆哮する!』
◆◆◆◆
我々の生きる現代とは異なる未来を歩むこの地球(ほし)にて──。
突如として月が欠け、破片が地球へと落下したことで世界中の環境が変容した痛ましい事件、〈リフレイン〉と呼ばれる惨劇から、半世紀。
生き残った人類は世界各地に積層都市を築き上げ、そこを最後の楽園、〈方舟〉として暮らすようになっていた。
積層都市のうちのひとつサン・ミゲルにて、ある出来事から
なにに対しても無気力で日々を無為に生きている男、ジャンゴ。
彼は腐れ縁の友人トニーと、自分を慕う少女ベルとともに争いごととは無縁の日々を送っていた。
しかし、そこへ〈巫女〉と呼ばれる女性カグヤとの思いがけない出会いを発端として、ジャンゴの硬く封印されていた過去と罪が暴かれ始める。
カグヤとは何者か。ジャンゴの過去とは。
そして、なんのためにもう一度戦うのか。
赫焉に染まる夕陽のもと、彼らの戦いは幕を開ける。
それは正義のためでも悪のためでもなく。
ただ一欠片の人間性のために──。
【この作品はノベルアップ+様(https://novelup.plus/story/694200757)にも掲載しております。表紙付き!戴いたファンアートも公開中!】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-04 20:00:00
220062文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:4pt
魔王討伐の立役者の一人である”英雄”ユーグは、神に挑んだ挙句、不老不死となり、磔にされ洞窟の中に放置されていた。だが六百年後、ユーグは自分を助けてくれた少女フィリノアと行動を共にする事に。だが、ユーグには一つ問題があった。ユーグは一人では動けない。ならばと考えた結果、武器として使うのはどうか、と提案。フィリノアは承諾し、装備:英雄が誕生した。……目指すは枷を外す事、そして神様を一発殴る事。
最終更新:2020-11-02 18:00:00
55294文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:14pt
ロッキー コールマンは父親のエンバーミングと棺の手配をする為に最寄りの商業ビルの葬儀社を訪れたのだが…
ノベルアッププラス掲載中
最終更新:2020-10-28 16:30:55
5807文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
発掘調査員、黒川は甕棺を開けることを、言い渡されて・・・。
最終更新:2020-10-28 07:23:17
15210文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:54pt 評価ポイント:40pt
世は飽食の時代である。
最終更新:2020-10-19 01:37:16
451文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
・全体的な構成
最初に断言しておこう。これはゲームではなく、異世界ファンタジーでもない。
この世界には隠された真実がある。
主人公ZEROと、ZEROの名付け親の少女であるAyaka、そして彼らと共にミズガルズという世界で暮らす仲間たちは、彼らだけでは気付くことはなかった彼ら自身に隠された秘密を解き明かすために、王都ギャランホルンを中心とした数々の問題に立ち向かう事となる。
そして、彼らが真実に近付く度に、剥がれ落ちる世界の外殻に、この世界を見る者たちはこの世の秘
密を知ることとなる。
これは、数々の違和感をきっかけに、異常な世界の謎を解く、異世界ファンタジー風ローファンタジー。
・序章あらすじ
彼が目を覚ますと、そこはとある協会の棺の中だった。
そして、彼にはこれまでの自分の記憶がない。あるのは入手困難な激レア装備と、最高レベルのステータスに、この世を生き抜くための術だけ。そんな彼は、外の森で必死に誰かを探しながら、獣に追われる少女、Ayakaと出会う。彼は少女を救うべく、彼女を追っていた獣と戦う事となるのだが…。
これは彼と少女が出会うきっかけのお話。
そして、この出会いがすべての始まりとなる。世界の真実を知る為の「再」スタートである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-16 20:00:00
13956文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
なにかに腕を伸ばしていないか。そこせいで自分は、ますます、裸になっていないか。社会の中の私は、私が産み落とした社会にある。そうは言えないか。仲間は棺の中で眠っていて、私はそこに向かっているのか。
最終更新:2020-09-30 06:04:53
632文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
晴れ着姿で大学の卒業式に参加していた主人公高城は帰り際にトラックに轢かれてしまう。
自分の非モテ人生を呪いながら意識を喪った高城はふと目覚めた時に自分が死んでいない事に気付く。
「知らない天井……な訳ないか。俺の実家だし」
高城は自分が先ほど見た光景はソファで寝ている時に見た悪夢であるのだと断定し身を起こした。
「……臭」
身を起こした時に気付いた臭気の違和感。
此れはまごう事なき蚊取り線香の匂い。
何やら視界の下から煙も上がっている。
「いや。季節を考えろ。今は春だぞ」
高
城は下を見る。
「……」
其処にあったのは葬式用の線香だった。
そしてソファだと思っていたのは棺だった。
「……!」
直ぐさま駆け出した。
鏡のある風呂場へ。
そして見た。
「マジかよ」
其処に居たのは死装束に身を包んだ自分の姿だったのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-27 01:38:29
1827文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
十七年経っても言えない秘密は有る。
最終更新:2020-09-25 10:14:17
877文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:408pt 評価ポイント:372pt
男主人公「俺はアイツの事が嫌いだし、アイツに嫌われている!」
女主人公「私はアイツの事が好きだし、アイツに好かれている!」
こんな感じの話です。
※前にハーメルンさんで投稿した物の再掲になります。
最終更新:2020-09-23 20:15:40
5193文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:46pt 評価ポイント:40pt
人は必ず訪れる場所…
誰しもが最期に訪れ…最期に会話を交わす場所
有難う
さようなら
何故
生きたかった…
28歳の女性納棺師兼霊感火葬職員の奇談。
最終更新:2020-09-22 04:22:32
5850文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
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