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検索結果:812 件
作:日之浦 拓
ハイファンタジー
完結済
N7705IC
ダンジョンがあり、魔物がはびこり、一攫千金を夢見る若者がそこら中に溢れている世界。主人公クルトは生涯でただ一度だけ受けられる<天啓の儀>にてすっころび、欲しかったのとは違う謎スキル<歯車>を手に入れてしまった。
極めて珍しいが世界初というわけでもなく、希少だからといって有能というわけでもなく、手から出した歯車をクルクル回すだけの能力が、しかし文字通りクルトの未来を開く鍵となり……
英雄を夢見るありきたりな少年の未来が、果たしてどう花開くのか? 王道冒険ファンタジー、ここに開
幕!
※当作品は複数サイトにて同時公開しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-05 18:00:00
1210136文字
会話率:65%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:1836pt 評価ポイント:960pt
むかしむかしのこと。ある村にとても背の低い男がいた。
と、そんな彼がどんな扱いを受けたかそれを語るのは少々心苦しい。平たく言えば人間扱いしてもらえなかった。畑仕事に狩り仕事。男からは頼りにされるどころか数にも入れて貰えず女からは文字通り見下され、できたのは子供の遊び相手ならぬ、からかい相手。
それでも彼は男だ。それも年頃の。欲求は人並み以上。一人物陰に隠れ、己のモノをしごきしごき。見つかれば「おやまぁ、ネズミかと思ったよ」と女たちに嘲笑われ抵抗する術なし股間をグリグリと
押され「あふぅ」「ひふぅ」と情けない声を上げ顔を真っ赤、恥ずかしさと快感に涙をこらえるも、こみ上げるものは我慢できず、絶頂。
「わぁ、くさーい」「ふふふっ、そこも小さいくせにねぇ」「ネズミというより虫かもね」
ケラケラ笑われ、虫けらのように仰向けになってヒクつく彼。女たちが去るとむくりと起き上がり静かに涙を流す。そうとも彼にも意地がある。男の涙は女には見せないのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-25 11:00:00
1218文字
会話率:5%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
どこからともなく魔力が立ち込めて人の不死性は失われてしまった。魔力無しでは生きられなくなった人間どもの背骨は魔力に換わり、出産ですら悪魔的な儀式に挿げ替わった。
この吐瀉物じみた世俗を背に、根本原因<タナトス>に一矢報いた男は文字通り一本の矢となった。
しかし、男はあまりにも愚直すぎた。彼の積み上げてきた魔力技術は決死で遺した人間どもに、悪魔よりも悪魔的に囁く「精霊を奴隷にしろ」「人を器物に変えろ」と。
精霊を潰した際に放出した魔力で、人を、家畜を殺し、その肉を焼く
。人の背骨を引き抜き、その魔力を持って骨肉を鎌や鎚に変えて行使する。
そんなことが当たり前となった修羅で、墓を掘り起こして魔力をくすねては売って日銭とする、フーテンというには殺伐としすぎている自称旅人が、何もしない。
地獄では、何もしないものだけが良いものなのだ。
旅人の背を押すように生温い風が地獄から拭き上げる…折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-02-20 04:04:57
452文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
────世界は一変した。
今日も明日も、明後日も。大なり小なり事件は起こる。ワイドショーがセンセーショナルな話題をお茶の間に流し、飲み物片手に呆けて見ている。誰しも自分とは関係のない、遠い世界の出来事だと思い込み。
始まりは北海道。ダンジョンと呼ばれる大穴が出現した。そこより出てくる異形(いぎょう)と呼称される化け物は、人とその文明に対して攻撃を加えた。既存の軍隊の攻撃が通用しないそれに人類は領土の3割を奪われた。
少し時間を置き世界中に、ダンジョンは出現し、人類
は全力で抵抗するも、質、数共に規格外の異形に対抗する手段が無かった。しかし、初めて踏破した日本のダンジョンから『カード』が産出した。
それは文字通りの『切り札』だった。異形の従属や様々な超常の力を発揮できるそれは人類の反逆の狼煙となった。その『カード』を用いて戦う人間は異形への対抗者。反逆者(トレイター)と呼ばれた。
月見里紫苑(やまなししおん)はただのカードゲーマーだった。しかし故郷を化け物どもに蹂躙され、家族を失い、難民として東京で働いていた。しかし、金もコネもない彼がトレイターになるのにはいくつもの壁があった。
幸か不幸か彼は事件に巻き込まれる。そこで新たな道が開かれた。
月見里紫苑の目的は唯一つ。亡くなった人間が安らかに眠れるよう、奪われた北海道を取り戻すことだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-18 20:46:16
298655文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:49pt
総合ポイント:2008pt 評価ポイント:1130pt
俺、春松夢(はるまつ・ゆめ)は春に高校1年生になったばかり。
幼馴染である小波実幸(こなみ・みゆき)と共に高校へ向かっていると……道の途中で倒れているおじいさんを発見。その人の助けてほしいというお願いを快諾すると……気づけば俺たちは、異世界に!?
その先では何故か勝手に期待された挙句、俺には顕著な才能がないと分かると始まってしまった不遇生活。対照的に、実幸はなんか天才的な魔法の才能があるとかで超待遇生活。
……色々納得できないことはあるが、上手くやっていくしかない
。
実幸と一緒に、この異世界を救ってみせる!!
無敵幼馴染2人組が送る、異世界ファンタジー!!
──────────
長文タイトル系異世界ファンタジーが書きたいな……と書いたらめっちゃ長くなりました()
基本的にはギャグで、たまに真面目です。
※メタフィクション、若干のBL要素(ガッツリではありません)があります。
※登場人物が差別用語を発したりします。ですがあくまで小説上の演出です。
※カクヨム、ノベルアップ+、pixivでも公開中
✼•┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼
【作者の考える本作のセールスポイント】
①主人公2人の強い絆。そしてその絆で物事を切り開いていくさま。
②主人公2人の周囲の人々が、2人と関わることで変わっていくさま。
③コメディとシリアスの塩梅。基本的にはあまり頭を使わず読めます。
✼•┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-16 22:30:04
183761文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:16pt
作:緑青りゅうせい
ローファンタジー
完結済
N0003IQ
「《子守歌》と言えば確かに眠りの魔術だが、あんなの赤ん坊にしか効かん、文字通りの子守歌だろうが!! 魔術が苦手な俺にだって使える初歩も初歩の低位魔術だぞ!! なんでそんなもんで大の男がぶっ倒されるんだ!!」
アルヒ島で生まれ育った青年、ラクリスには兵士の才能がなかった。常人の倍の巨体を持ち、槍を投げれば地面が爆ぜ、素手で熊を絞め殺す怪力自慢のラクリスは兵士としては最弱クラスである。
理由は単純、魔術の耐性が皆無だからだ。
そこらの盗賊くずれでさえ魔術を使うこの時世ではラクリ
スが兵士として大成することはありえないが、かといって常人外れの巨体ゆえ他の仕事を選びようもない。
うだつの上がらない日雇いの兵士として食い扶持を稼ぐラクリスはある日、アミュレットを売る職人の少女マティナと出会い……折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-02-13 17:00:00
125977文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:42pt 評価ポイント:32pt
生きているもの死んでいるものに関わらず大なり小なり魔力をその身に秘めているものだが、それを上手に活用することが出来るモノは限られている。生まれつきその能力に長けているものは魔法使いとして活躍する場面が多く得られるのだが、普通の人間にはそのような場面に出会うことも出来ないどころか魔法を普通に使う事すら難しいのだ。
生まれ持った才能がなければ魔法を使う事すら出来ず、努力をして魔法を使えるようになるという事に対して何の意味もない行動であった。むしろ、魔法に関する才能がないのにも
かかわらず魔法を使うための努力をすることは自分の可能性を極端に狭めて未来を閉ざすことになる場合が非常に多かった。
しかし、魔法を使うことが出来ない普通の人たちにとって文字通り人生を変えることになる世紀の大発明が今から三年前に誕生したのだ。その発明によって魔力を誰でも苦労なく扱えるようになり、三年経った今現在は日本に登録されている魔法使いの数が四千人からほぼすべての国民へと増加したのだった。
日本人の日本人による日本人のための魔法革命によって世界中で猛威を振るっていた魔物たちは駆逐され、長きにわたって人類を苦しめていた問題から一気に解放されたのである。
日本のみならず世界そのものを変えた彼女の発明は多くの者から支持され、その名誉は永遠に語り継がれるであろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-11 13:47:50
110066文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:84pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
「これは文字通り、世界を消滅させるスイッチだよ。」
帰り道に突然現れた怪しげなおじさんから、押すだけで世界を消滅させるスイッチをもらう。
最終更新:2024-02-07 17:01:45
2358文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
この作品は「カクヨム(https://kakuyomu.jp/)」にも掲載しています。
********************************
―――書店員。
やってみたい職業ランキング7位ぐらいに入ってそうな職業。
文字通り本屋の店員さん。それが俺の仕事。
なんとなく知的で、穏やかに時間が流れ、スタイリッシュに仕事をこなす。
そんなイメージがあるかもしれないけれど、
実際に働いてみると結構多忙で、トラブルもあったりして、
何より一緒に働く従業
員には一癖も二癖もある人が多いのだ。
でも、みんなそこそこ一生懸命で
そこそこ、この職場を気に入っているのだろうと思う。
――私の勤務先って最高!
――この環境が大好きです!
――毎日充実してます!
――宝くじも当たっちゃいました!
…そんな職場なんて世界中のほんの一握り。
それでも、
「何夢見てんだよ」とも思うけれど俺は店長なわけで。
「よし、今日も仕事頑張ろう」
とみんなに思ってもらえる程度の職場にならどうにかできるんじゃないかな、
なんて時々考えながら今日も書店の1日が過ぎていく―――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-06 01:40:07
11456文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
『それは衝撃的な再会だった。』
魔王を倒すための冒険に出た幼馴染のホロ。世界に平和をもたらしたがその代償は計り知れなくでかかった。
これは文字通り”だるま勇者”の女と文字通り”筋肉だるま”の男が織りなす物語。
最終更新:2024-02-03 06:43:49
1106文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:SAKATSU HIROTO
ヒューマンドラマ
連載
N4562IP
主人公の颯斗(はやと)は、都会の駅で働く鉄道マン、父も母そして姉も鉄道で働いているという文字通りの鉄道一家。日々の仕事と私生活、あまり世に知られていない舞台裏を織り交ぜながらの人間ドラマになるのかな??
最終更新:2024-02-01 22:00:00
14118文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:なんこつとりで
ローファンタジー
完結済
N8351HW
【飛行少女】それは文字通り空を自由に飛び回る事の出来る超能力者である
私、小鳥遊・希望(たかなしのぞみ)は飛行少女達が行う、公営ギャンブルレース
【空繰遊戯(からくりゆうぎ)】で5番人気とあだ名を付けられたレーサーだ
皆からは飛行少女ホープと呼ばれている
婚約予定であるレオナの為にレースに出ては賞金を稼いでいた私だが、ある日を境に強豪達の集う中央特別レースに出る事を強いられてしまう
私は静かに賞金を細々と得て、幸せな家庭を築きたかっただけなのに……でもこうなったらやる
しか選択肢はない!待っててね、愛しの花嫁さん!
これは、飲めば飲むほどバフがかかって強くなる飛行少女の物語である折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-31 18:53:08
53715文字
会話率:60%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:24pt
何事も───死が先に来る。
【本当の正義の味方】に成ると“約束”したくせに、少女は呆気なく、いとも容易く、自らの意思で自殺した。
それでも何ら変わる事の無い、不幸で不公平な世界。そんなどこか薄情な世界に代わって、僕の季節は巡り始めた。
【シキガサ】という偽名を名乗った少女の【自殺】を経験し普通の高校生に成った僕、どこか白っぽい矢車天音。
どこか垢抜けていて、赤っぽくて格好良い同級生、【令和のモーセ】こと抱月舞香。
完全無欠。なんでもできるけれど、どこか青い【天才】出
雲大河。
真実を透明な鏡のように映す【探偵】線上真矢。
黒服で身を包み大太刀を持った【人殺し】の大男。
そして【自殺】したくせに蘇った、【シキガサ】を名乗る少女。
【シキガサ】に言わせれば、“無い物ねだり”で生まれたから“なんでも有る”この世界で、僕たちは不思議な儀式に巻き込まれる。
【この世】と【あの世】の対局───【超常現象】。
盤上の駒が裏返り成るように、次々と明るみになるそれぞれの真実が白々しい世界に照らされる。
僕もまた自らの色を示し、残酷な真実に正義を振りかざす。
【本当の正義の味方】に成ると約束したくせに【自殺】して、そして蘇った【シキガサ】の矛盾を照らすのは【この世】の色と、七十億の不平等。
世界が終わる時、人が死ぬ時、本当は前兆や警告もあるし、不思議な事だって起こり得るのだ。 この世界は、“無い物ねだり”で生まれたから“なんでも有る”のだから。
蘇った少女の【シ】の意味を色で説く。
僕らの季節は死さえも超えて───答えは明かすまでもなく、世界の余白に透かされる。
令和の異才、天才が描くのは文字通り異色の、異彩天災サスペンスミステリー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-30 05:59:14
546文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
都市伝説の一つに、『地下闘技場』というものがある。
そこでは、借金などを理由に拘束・拉致されたモノたちが、文字通り命がけで戦っているという。
勝てば栄光。
負ければ死。
そのどちらであっても、そこに足を踏み入れたものは、二度と外へは出られないと噂されていた。
たとえ、勝って栄光を手にしたとしても、生死を賭けた殺しあいに、酔って嵌まってしまうから。
今宵もまた、血に飢えたケダモノどもを満足させるための、惨劇が始まる……。
※※※
家紋 武範さん主
催、「約束企画」参加作品です。
このお話は、暴力や流血など残酷なシーンが描写されています。
苦手な方は、無理せずブラウザバックしてください。
また、このお話は、創作でフィクションです。
現実の個人・企業・団体などとは関係ありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-29 20:00:00
10566文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:84pt 評価ポイント:76pt
「王様になりたくて来ました!打倒皇帝!めざせ次期皇帝!です!」
とんでもない事をのたまう美少女との出会いをきっかけに、『不死の男』レオンの日常は文字通りひっくり返る。
ある時はムカデを食べ、ある時は騎士様と戦い、ある時は仲良く嘔吐する。ある時はぶん殴るし、逆にぶん殴られる事も。すぐに血まみれになるわ、追っかけられるわ、大爆発を起こすわの日々で、王を目指す旅としては、あまりにも絢爛豪華の文字から程遠い旅。
果たして、彼らに玉座は与えられるのか?真実を知るのは、精霊ばかりである
。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-20 16:00:00
79413文字
会話率:59%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:6pt
「勇者!テメーだけはいつか絶対ぶっとばす!!」――そんなこと、軽く考えていた時期もありました……。前世で魔王の右腕として活躍した主人公の瑞穂は勇者に敗れ、現代地球に転生を果たした。前世の仲間の行方、勇者への復讐を胸に秘めつつも、力の大半を失った今は魔術士のバイトをしながら女子高校生の生活を送っていた。というか、正直、女子高校生の生活を満喫していた。
しかし、ある日、別件の異世界事情に巻き込まれ、全く関係の無い異世界へと飛ばされてしまう。右も左も分からない異世界の地で、窃盗犯扱
いされたり、馬に括り付けられたり、筋肉男に文字通り担がれたり……。地球に戻る為、瑞穂の苦難は今日も続く……!
>>>あれ?前世の因縁はどこ?それよりも全く関係の無い騎士団のゴタゴタに巻き込まれつつあるんですが、私、いつになったら地球に戻れるんですかね???
あああ、現代日本での暮らしが恋しいぃいいっ。とりあえずお家(地球)に帰ることを目標に異世界サバイバル始めます!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-18 08:00:00
205713文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:196pt 評価ポイント:70pt
史上最強の異能「破天裁魔」を持って生まれた主人公:ウルティノア・アルヴァルト、
通称【ノア】は全ての理を無視できるその異能で、文字通り縦横無尽、酒池肉林…
まさに天上天下唯我独尊といった生き方をしていた。
しかしやりたいことはほとんど出来てしまうその能力ゆえ、対等な存在として異能生命体【センチネンクルス】を創造し、センチネンクルスが欲する力を次々に与え自らに最も近い存在へと昇華させた。
そうして生まれた個体の一体、【焔】(ほむら)というセンチネンクルスに持ちかけられたゲームに
異能を使わずに挑戦してみないか?と誘われて興が乗ったノアはその勝負をしてしまう。
しかし、それは自身の異能の権限を賭けた勝負だった!
敗北してしまい異能の権限こそ完全に失わなかったノアだが、西暦2000年代にまで逃げて来なければならなかった。だがしかし。
そこには本来の歴史では存在しない強者たちが待ち構えていた!
当然、前回の敗北によって「破天裁魔」を利用できるようになった「焔」によって仕組まれた過去改変であり周到に用意された罠で、2度目、そして今度こそ完全敗北したノアは自身の異能はもちろん命をも奪われることになる。
死の直前に、自らの最後の異能行使により輪廻転生を可能にしたノアは、
西暦1000年代の時代に転生する。
「炎=アンクロス・ロード」として転生したノア。
やはりこの世界が、「焔」により、徹底的に異能因子の生まれた時点より先を過去改変された世界であることを確信したノアは元の人格「アンク」を手助けしながら自身の異能「破天裁魔」を取り戻すと心に誓う。
「さーて、“ガキんちょアンク”次はどうしたい?」
「だからオレの体は貸さないっての!」
3000年にも渡る時の壁を越えて組まれた師弟コンビが野望打ち砕く異能バトルファンタジー開幕!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-14 15:56:51
2379文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:柚木崎 史乃
異世界[恋愛]
完結済
N6439IO
名門伯爵家の次女であるコーデリアは、魔力に恵まれなかったせいで双子の姉であるビクトリアと比較されて育った。
家族から疎まれ虐げられる日々に、コーデリアの心は疲弊し限界を迎えていた。
そんな時、どういうわけか縁談を持ちかけてきた貴族がいた。彼の名はジェイド。社交界では、「猛獣公爵」と呼ばれ恐れられている存在だ。
というのも、ある日を境に文字通り猛獣の姿へと変わってしまったらしいのだ。
けれど、いざ顔を合わせてみると全く怖くないどころか寧ろ優しく紳士で、その姿も動物が好きなコーデ
リアからすれば思わず触りたくなるほど毛並みの良い愛らしい白熊であった。
そんな彼は月に数回、人の姿に戻る。しかも、本来の姿は類まれな美青年なものだから、コーデリアはその度にたじたじになってしまう。
ジェイド曰くここ数年、公爵領では鉱山から流れてくる瘴気が原因で獣の姿になってしまう奇病が流行っているらしい。
それを知ったコーデリアは、瘴気の影響で不便な生活を強いられている領民たちのために鉱石を使って次々と便利な魔導具を発明していく。
そして、ジェイドからその才能を評価され知らず知らずのうちに溺愛されていくのであった。
一方、コーデリアを厄介払いした家族は悪事が白日のもとに晒された挙句、王家からも見放され窮地に追い込まれていくが……。
これは、虐げられていた才女が嫁ぎ先でその才能を発揮し、周囲の人々に無自覚に愛され幸せになるまでを描いた物語。
アルファポリス様でも掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-11 18:01:28
183654文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:1566pt 評価ポイント:1000pt
「江戸時代、紙屋で働いていた一人の若者が、店のお嬢様と恋に落ちた。若者は大旦那様に結婚の許しを得ようとしたのだけれど、はねつけられた。それでもあきらめない、何度も何度もやってきて畳に頭をこすり付けて懇願する若者に、大旦那様は言ったの。空を飛んでみせろ。そしたら娘はお前にくれてやる」
想いを告げてくれた彼に対して、わたしはこんな話をしている。遠まわしに断られていると思ったかもしれない。
「それって天地がひっくり返っても、お前なんかに娘はやらないっていっているようなものだ
よね。だって江戸時代だろ?」
「でも、彼は飛んだのよ」
「何と」
「紙屋の技を活かしてね。和紙と布と竹の骨組で、とんでもなく大きい翼を組み立てたの」
「ハング・グライダーだ」
「そう、イギリスの誰だかがハング・グライダーでの滑降に成功した、その何十年も前のこと。ライト兄弟による飛行機発明の百二十年前。数え切れないほどの試作を繰り返して、ある夏の日、彼は橋の欄干から飛んだ。恋人の見守る前で。そりゃ物凄く怖かったろうけど一生に一度の勇気を出して、世界で初めて彼は飛んだ」
「で、ハッピーエンド?」
なんてあこがれる言葉だろう、ハッピーエンド。わたしは首を横に振った。
「残念ながら。夕涼みしていた町人たちが大騒ぎしちゃってね。本気で天狗が飛んできたと思ったみたい。彼、名前は浮田幸吉っていうんだけど、役人に取り押さえられて町から追い出されたそうよ。恋人ともそれっきり」
「罰が厳しいなあ」
「殿様の頭上を飛んだのがまずかったの」
「文字通り頭が高いってやつか。ところで、ということはだ。この場合みどりは紙屋の大旦那様で、俺がその浮田幸吉って人なのかな」
「ひどいでしょ、わたし。あきれてくれていいよ」
「こんなことであきれるくらいなら」
彼は、その先は言わずに微笑んだ。
わたしは彼に告白された。つきあってくれといわれた。その返事としてわたしは要するに、なにか凄いことをしてみせてくれたら、つきあってあげてもいいよと言っているのだ。
愚かしいほどに、頭が高い。
雨が窓ガラスを、わたしのことを咎めるようにたたき続けた。
あなたは何様ですか。そんなことをしてもらえるような、上等な人間なのですか。
本当はわたしにだって分かっている。
空を飛ぶべきはわたしなのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-29 02:11:07
148922文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:28pt 評価ポイント:20pt
地獄に転生したオレは、拷問に耐えて速攻で地獄から抜け出す。
最終更新:2023-12-04 23:59:36
5441文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
神々の大喧嘩の中製造された天使グラセルだが、創造主がうっかり庭に落としてしまい忘れ去られた。
後に人間が住まう事になる大地の管理者を選抜中のルキフェルに発見された頃には当の昔に終戦を迎えており、当人は文字通り右も左もわからぬ赤ん坊。
紆余曲折の末にミカエルに養育を任されるのだが、彼も仕事に忙殺されグラセルは桃の木に預けられる。
「良い子にして待っているように」
しかし迎えは来なかった。
**
時間はずれますが、この小説は「pixiv」様の方にも掲載しています。
なお、この小説に清廉潔白な天使らしい天使というのは今の所いません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-02 23:54:47
615224文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:18pt
※この小説は"上海アリス幻樂団"の"ZUN"様が製作、運営が指定する管理キーワードの内に該当する『東方Project(F0004-4)」の二次創作です※
※当作品は「pixiv」「ハーメルン」にも投稿しています※
―――何時の陽の夏だったろうか……。
偶々開いたその世界は、心無くて心許無い灰色の目をしていたが、見惚れてしまった。
きっと、それは、夢現な感覚でしかない、幻なのだろうけど……
[幻想]
多色異能を持ち合わせた青年“陽月(
ひのづき)さくら”は、或る日――文字通り現実逃避という、異世界進出を果たした。
理屈や、その後の目的は無かったが、それでも尚、嫌々しく働く頭は、下向きに直向きな黄昏を止める様に、着座している階段の頂を見上げ、行く先は、神社へと足を運ばせた……。
[現実]
『東方projectの二次創作設定を幻想的に始める』が題材の、大凡原作重視の凡そ物語に構成しているつもりの小説です。
序と言っては何ですか、ラ××メなんかが主目的だったりします……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-24 20:37:09
428685文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:6pt
夷隅郡御宿町に住む阿泉六夏(12歳)は、ある時、祖父の文斗に、阿泉家の先祖の秘密を書き継いできたという手記『阿泉家の歴史と賦霊の力について』を手渡される。その手記に記されていたのは、次のようなことであった。
《日の本と出雲、そして夷隅。一見、なんの関連性もなさそうなこれら三つの地点を結んでできる二次元形状は、「阿泉三角形」と呼ばれ、阿泉家の先祖の代から語り継がれている。
この阿泉三角形とは何か? 言い伝えによると、この日本列島には、国造りの神オオクニヌシの化身である、巨
大魚が眠っているのだとされる。日本列島がどこか魚のような形をしているように見えるのは、まさにその巨大魚そのものが象られているからであり、巨大魚の寝姿なのである。文字通り、そのオオクニヌシの眠りの上に、われわれ日本という島国は形成されているというわけだ。
このオオクニヌシの深い眠りを妨げぬよう、実は、日本列島そのものに巨大な結界が張り巡らされていて、阿泉三角形とはその結界の意なのである。結界を作る三つの地、それが日ノ本、出雲、夷隅である。これらの地に共通するものとは何か?
それは日本列島の「古の種族」が大いに関わる地ということである。》
祖父の手記は600ページにわたる膨大なものであった。その手記を読むことで、六夏は阿泉家の秘密に近付いていく。同時に、六夏自身に宿る不可思議な力も自覚するようになるが、それによって、これまで平穏に送ってきたはずの学校生活で、同級生らとのすれ違いが起こるのだが、それはやがて、大人たちを震撼させるような事件を起こすようになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-24 01:05:37
9415文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
不注意と事故が重なって……異世界に伯爵令嬢として転生していた私、ロゼスタ・ラシェル。何がなんだかわからないが、ここは精霊と魔法のある世界らしい。
とりあえず文字通り生まれ変わったチャンスです。就職活動失敗した前世を繰り返さないためにも、自分の居場所は自分で掴まねば。
まずは自分のスキルあげて将来に備えよう!
──と決意したのに何故か魔法に関して教えてくれないんですがどうして?
これは、転生した伯爵令嬢が夢を掴むまでの物語。
最終更新:2023-11-22 14:20:38
502987文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:2015pt 評価ポイント:501pt
私にとって初めてのネット小説大賞は第7回で、9作品応募のうち3作品が一次選考を通過しました。第8回は応募65作品で一次通過4作品、第9回は応募128作品で一次通過7作品、第10回は応募204作品で一次通過8作品。ただし、いつも二次選考で全て落選しています。
そんな私が、これまでの自分の経験も踏まえて、文字通り『「第11回ネット小説大賞」に関して思うこと』を書いていきます。
一個人の勝手な意見ばかりですが、少しでも他の方々の心に響けば幸いです。
同じシリーズのエッセイ
として、2019年10月31日から2020年5月1日まで『「第8回ネット小説大賞」に関して思うこと』を、2021年1月21日から2021年9月15日まで『「第9回ネット小説大賞」に関して思うこと』を、2021年10月6日から2022年6月17日まで『「第10回ネット小説大賞」に関して思うこと』を連載していました。
それらを見ていただければ、大体どんな感じのエッセイになるのか、わかりやすいかもしれません。
『「第8回ネット小説大賞」に関して思うこと』
https://ncode.syosetu.com/n5525fv/
『「第9回ネット小説大賞」に関して思うこと』
https://ncode.syosetu.com/n0171gt/
『「第10回ネット小説大賞」に関して思うこと』
https://ncode.syosetu.com/n2202hg/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-21 22:09:21
31204文字
会話率:6%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:126pt 評価ポイント:106pt
昏倒から覚めると、そこは戦乱の只中。
男は着の身着のまま、状況は不明。救う者も無い状況で戦国時代に歩み始める。
戦場から命からがら逃げる際に一人の少女を救い出すという、些細な拾った手柄で迎え入れられたのは、かの有名な「織田家」……ならぬ「小田家」であった。
一抹の不安を抱きながら当主に会うと、そこには戦場で助けた少女の姿。
そう、この少女こそが百戦百敗の迷将「小田氏治」である。
外交駆け引きなど微塵もできず、戦に出れば必ず負けて、その癖家臣の諫言なんて一つも聞き
はしない戦国屈指の暗君愚将。
仕える男は器用貧乏で平々凡々の特徴ない若人。夢と浪漫の戦国時代に足を踏み入れるも、その日を生きるので手一杯。物語の様に甘くない現実と常識の違いに四苦八苦する。
しかし、少女には一つだけ誰にも劣らない能力があった。
それは、戦国屈指の絶大な「人気」である。
男は大きな歴史のうねりに相手にされずとも、必死にもがいて目の前の問題を解決し続ける。夢や理想と乖離する戦乱と謀略、味方の中の敵、気難しい武士の人間関係に揉まれながら、少女の「人気」を生かしていずれ来るお家滅亡を回避するべく文字通りの悪戦苦闘を切りぬけていくのである。
※貨幣流通に関して、研究資料に解明されていない部分は現在資料で読み取れる延長線上の範囲で独自解釈等を加えている部分もあります。
※軍事チートやらチートNAISEIの類は使用しないリアル路線です。故に物語の流れは遅めです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-19 22:40:36
2602917文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:5295pt 評価ポイント:1861pt
諏訪雫は魔法少女である。
幼馴染である家入つぼみとタッグを組んで人々を助ける魔法少女活動に励んでいた。
文字通り絶えない笑顔が象徴的で人気者のつぼみだが、その裏には家庭内暴力があった。
雫はずっと気にはかけていたが、つぼみの「大丈夫」を信じて何もしないでいた。
そのまま中学二年生の夏休み終盤になり、つぼみと遊ぼうと家に行くとそこにはすでに骸となったつぼみがいた。
何もできなかった後悔を強く感じた雫は、つぼみを両親の魔の手から救い出すためにこの夏休みを繰り返すことを
決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-07 21:00:00
4049文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
24年前の隕石落下以降、人外と呼ばれる化け物が現れた。寄生された宿主は体が変形し文字通りの人外となる。そんな人外に対抗すべく設立された人外対策部との戦いと人外のよる悲劇を描く、短編連載ローファンタジーである。
最終更新:2023-11-01 20:10:57
186910文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:138pt 評価ポイント:88pt
都市伝説の一つに、『地下闘技場』というものがある。
そこでは、借金などを理由に拘束・拉致されたモノたちが、文字通り命がけで戦っているという。
勝てば栄光。
負ければ死。
そのどちらであっても、そこに足を踏み入れたものは、二度と外へは出られないと噂されていた。
たとえ、勝って栄光を手にしたとしても、生死を賭けた殺しあいに、酔って嵌まってしまうから。
※※※
家紋 武範さん主催、「夕焼け企画」参加作品です。
このお話は、暴力や流血が描写されてい
ます。
苦手な方は、無理せずブラウザバックしてください。
また、このお話は、創作でフィクションです。
現実の個人・企業・団体などとは関係ありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-01 20:00:00
11713文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:162pt 評価ポイント:150pt
「俺、文字通りモブキャラだし…」
あらゆる創作物のキャラクター達が住まうイマジエイトは無数の世界を構成しながら成り立っている。
とある乙女ゲームのモブ貴族こと貴族青年Dはヒロインの結婚式に出席するがもはや日常である彼にとって珍しい光景ではなく、提供されるごちそう目当てになりつつあった。だが、やっと落ち着いて食べられると思った矢先、謎のモンスター、”ワームド”の出現によって文字通り主人公達が消され物語を紡げなくなってしまう。取り残される貴族青年Dにも魔の手が忍び寄る中、果たし
てモブである彼に未来はあるのか!
これは自らの運命をぼやきつつ頑張る名もなきモブ達の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-01 18:52:40
52340文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
海に続くなだらかな斜面の街に、その宿屋はある。
海を一望できる高台に建つ、貝殻のように白い大きな宿屋であった。
都市のうちでも、一番海から遠い場所なのに、宿屋の入口に下げられている、やや黒ずんだ真鍮製の看板には人魚が彫られていた。
純白の建物は四階建てと大きく、まるで貴族の邸宅のようで、格調高そうな宿屋に見えるが、その宿屋は、旅行者から行商人、冒険者まで気軽に受け入れている。勿論、宿の中で騒ぎを起こさない限り、という制限付きだが。
それを破ると。
説明するのには丁
度タイミングが良いようだ。今もちょうど、宿の扉が開き、昼間から酔っ払い、他の客に迷惑を掛けた人物が、オーナーである女性に文字通り放りだされたところだ。
その人物は誰に聞いても、怒らせると取り返しがつかないと言う筈だ。彼女自身、宿を経営する傍ら、最前線で世界の秘密と神秘に挑戦し続ける、現役の冒険者であるからだ。
そして、彼女は少し、変わっていた。
初見で見たひとが、まず目を引かれるのは、常に宙に浮いていることだ。そして、次に、彼女の下半身が魚であることに、気付くのだ。
「酒飲んで他の客に絡んでくだをまくなら、港で船乗り相手にやりなさい」
眉根を寄せる怒った顔をしていても出る、濁りなく凛と通る声は、正真正銘、人魚である証拠だ。
それから、彼女は、入れ違いに宿泊客がやってきたことを目敏く見つけると、怒りの表情も何処へやら。満面の笑顔で出迎えるのである。
「お客様、《飛翔する人魚亭》へようこそお越しくださいました。長旅お疲れ様でした。部屋はまだ空いていますよ」
そう言いながら。
これは、人魚の彼女が、海を出て陸に上がり、その宿屋を経営するまでに辿った冒険の日々と、宿屋を経営しはじめてから経験した、数奇な体験を綴った、そんな物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-30 20:00:00
248485文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:63pt
総合ポイント:34pt 評価ポイント:28pt
忌み子として今まさに処刑されようという銀髪の主人公は、謎の女性に助けられ吉原の大店、鈴奈屋に匿われる。彼女を助けたのは『極楽太夫』と呼ばれる吉原一の女だった。そんな彼女にギンと名付けられ禿として仕えることになった主人公は、ある日『満月の夜、極楽が地獄に変わる』という噂を聞く。満月の夜、極楽太夫の部屋から男の叫び声を聞きそこへ駆けつけると、中で極楽太夫はまるで獣のような様相に変わり、男を文字通り食らっているのだった――。
最終更新:2023-10-22 02:38:36
8658文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
文字通りの命懸けの遊戯、デスゲームから生還した。
間もなくあの一夜が嘘に感じるほど何も変わらない日常が戻り、壮絶な記憶は時間と共に消えいくモノだと思っていた。
そんな矢先、学校から帰ってきたところに一通の電話がかかる。嫌な予感を覚えと言うのに、何故だか抗えず誘われるまま電話に出てしまった。
「ゲームの招待が来ています。参加されますか?」
まだ踏み止まれたと知りながら、しかしもう振り返ることは出来ない。実に愚かな選択で、だからこそ理由なんて必要ない。
──だ
って、人はそれを運命と呼ぶのだから……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-18 20:15:29
14719文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:cvおるたん塩
現実世界[恋愛]
連載
N6792IL
百瀬彰人は高校デビューしてリア充グループに所属することに成功した。
それなりの人気、それなりの発言力、それなりの信頼。しかし、それでも彰人は自嘲する。
「っつっても、所詮俺も一般人だよ」
グループメンバーは
・人気モデルの天音沙耶
・現役俳優の夏目颯斗
・神絵師兼エロマンガ家の佐倉真央
・大手商社の社長令嬢で作家の麻宮唯華
と、文字通り住む世界が違う人ばかり。そのせいで何とも微妙なポジションに落ち着いてしまうが、沙耶はいつも味方になって励ましてくれる。
そんな沙耶に
徐々に惹かれるが、実の姉で人気VTuberな姉の距離感がどんどんおかしくなってきて……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-17 08:00:00
1633文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:8pt
作:琥珀さそり
空想科学[SF]
完結済
N4506HY
「あの日、俺は枯れた。彼女の死と共に」
世界は赤い瘴気に蝕まれ、わずかに残った人間は『移動植物園』と呼ばれる巨大な箱庭の中で生きていた。
中枢機関である『温室』で瘴気について研究していたギルバートは、とある事件によって右足を喪い、精神の均衡を崩し大学の非常勤講師として自棄的な生活をしていた。そんなある日、再び『温室』へ召喚されることとなる。
そこにいたのは、ひとりの幼い『植物人』――三年前に妻のエレナと共に蟲に喰われたアイビーだった。
唯一瘴気に適応し、巨大化した蟲
は人間にとって脅威であり、植物人は瘴気を無毒化できることから文字通り世界の希望だ。人間はその植物人と契約し、蟲の殲滅と大地の浄化を目指していた。
全てを喪った男と幼い植物人は、やがてひとつの選択を迫られることとなる。
喪失と再起の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-15 23:22:31
94411文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
ある日、主人公の男性カイトは、突然「残念スキル」という特殊な能力を手に入れてしまった。このスキルは、彼が触れたものを完全に消し去ることができるというものだった。
最初は楽しんでいたカイトだったが、やがてこのスキルが彼の生活に大きな影響を与えることになる。彼が触れたものは、文字通り消えてしまい、元に戻すことはできないのだ。
カイトは最初は身の回りのものを消して遊んでいたが、やがて友人や家族との関係にも影響を及ぼすようになる。彼が触れた友人の記憶からカイトの存在が消えてしまい
、彼らはカイトのことを忘れてしまうのだ。
孤独になったカイトは、このスキルを使うことをやめようと決意するが、それは容易なことではなかった。彼が触れたものは、彼の意思に関係なく消えてしまうのだ。
やがて、カイトはこのスキルを使ってしまったことを後悔し始める。彼は自分の存在そのものを消してしまいたいと思うようになり、絶望に苛まれる。
自分の存在、記憶をスキルによって消し去ったところからこの物語は始まる。
新たな世界で新たな存在となり新たな物語を紡いでいく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-10 22:01:23
2382文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
日本の東京にあるダンジョン。そのダンジョンの奥深くはとても危険な場所です。
そんな危険な場所でも、冒険者と呼ばれる人は挑戦していきます。
その上、ダンジョンは文字通り迷宮です。道に迷い、帰りたくても帰れない、そんな人も。
そして。そんな人を助けるバカ……失礼、不思議な子もいました。
「迷子のあなたに希望をお届け! ダンジョンマスターミオちゃんただ今参上!」
ダンジョンマスターなのに迷子の冒険者を助ける不思議な少女。
これは、そんなダンジョンマスターのお話です。
あと。
「ミオ! ミオ! おかえり! ゲームしよゲーム!」
「…………(絵本を持って無言のアピール)」
「ええい! 私の体は一つだけだから! 順番だよ!」
最深層で暮らす二人の女の子とのお話です。
※戦闘要素は少なめ。あったとしても軽く。
※カクヨムとハーメルンにも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-29 16:07:45
27309文字
会話率:63%
IN:0pt OUT:92pt
総合ポイント:1410pt 評価ポイント:786pt
作:りんご飴ツイン
ハイファンタジー
短編
N9544IK
外れスキルと聞いてどんなものを想像するだろうか。
増幅値が他よりも低いスキル? ろくに機能しなくて使えないスキル? それとも使い手の足を引っ張るデメリット塗れのスキル?
少なくとも俺ほど見事な外れスキルを授かった人間もいないだろう。
だって俺に授けられたのは文字通り外れスキルって名前のスキルだからな!!
なあ女神、俺はこんなふざけたものを授けられるくらい罰当たりなことでもしたってのか!?
最終更新:2023-09-27 17:21:35
5526文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:174pt 評価ポイント:164pt
作:スルメ大納言
現実世界[恋愛]
連載
N5773IK
2XXX年、致死性の現象性ウイルスの蔓延により、人類は滅亡しなかった。というのも、中二病がどうのこうのしたからである。
というのは、よく知られた話であるからさておき、人民服の少女は恋に冒されていた。文字通り死に掛けていた。少女とは言ったが少年でもよく、しかし必ずJ○でなくてはならない彼女は、恋愛小説なのであるからその通り、恋をしているのではあるが、別に恋でなくてもよく、鯉でも何でもいいのであった。
ちなみに人民服の少女は主人公でもヒロインでもない。そして多分登場しない。
彼女が知らぬ所で知らぬ間に恋をしているというのであるならば、この本は間違い無く恋愛小説なのであり、それはそうなのである。
よろしい。我々にとって恋は元より未知数で、つまりはそんなもの無いというのでも構わないだろう。よってこの本は一応恋愛小説である。そして主人公たるお前達は面倒臭いから先着一名としておこうか。
さてさて、主人公は中二病である。そう呼ばれるところの主人公である。つまりは彼の名前である。彼はこの物語における唯一の中二病で、ヒロインとどうのこうの……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-21 00:31:12
2319文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
※旧タイトル
外れスキル【チート・デバッガー】でお手軽ワンポチ世界改変!~無能だと実家を追放されたけど、コード《世界改変》が発行されたようです。誰もが一目置く超英雄になっても、本人はいまだに無自覚です~
===
この世界では、誰もが女神様から《スキル》を与えられる。
アーヴィン家の次期当主として有用なスキルを手にすることを望まれた僕であったが、実際に手にしたのは【チート・デバッガー】という効果の分からないスキルであった。
「外れスキル持ちなど、アーヴィン家の恥さらしめ
! すぐに出ていけ!」
「その通りだ! 役立たずのアニキの変わりに、俺がこの家を継ぐ。おまえはもう必要ねえんだよ!」
家族に口汚く罵られ、僕(アレス)は実家を追放されることになった。
しかし初めての実戦をきっかけに、外れスキルであるはずのチート・デバッガーは次々と真の力を発揮することとなる。
アイテムの所持数は弄り放題。
スキルも取り放題。
しまいにはワンポチで世界を改変してしまう、文字通り《チート》な能力を手にすることになる。
これは無能と蔑むれて実家を追放された1人の少年が、文字通り圧倒的な《チート》を手にして無自覚に無双する爽快な物語。
※ 他の小説投稿サイトにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-20 10:00:00
204712文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:72pt
総合ポイント:46110pt 評価ポイント:29314pt
片田舎でひっそりと老人が息を引き取った。老人はかつて魔王を倒し、勇者と呼ばれた男だったが……死ぬ間際に彼の傍には誰も、一匹のスライムしかいなかった。
老人の寂しすぎる死。だが老人と友人だったスライムは彼の遺言を聞き届けており、かつての仲間と会わせるために立ち上がるのだった。文字通り、二本の足で。
これは(物理的にも精神的にも)骨のある人型のスライムが二足歩行で旅をする話である。
最終更新:2023-09-14 21:26:07
2353文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
AIの進化によって世界は繁栄し、エネルギー問題も解決された。しかしそれに伴って人々には貧富の差が生じる。AIの統制する社会では貧しいものは「人類の桃源郷」形成には不必要な存在とされ、地下世界「アンダーグラウンド」に送られた。地下世界はAIで統制などされておらず、文字通り無法地帯が形成されていた。
そんな荒廃した世界に「希望」を見つけるためにある男が現れる。生きる意味も分からずただただ死を待つだけの少年を見つけた彼は何を思い、何を見出すのだろうか。
最終更新:2023-09-01 16:07:03
2699文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ーーもし、貴方がやっているゲームが現実になったら、貴方はどう生きますか?
かつてクラバトカルテット・オンラインはゲームだった。文字通り作って戦う生活系MMORPGだった。
ある日、いつも通りギャグキャラロールプレイをしようとした伊乃夢(いのむ)、ソフトを起動すると同時に気絶し、気がつくとそこはゲーム内にある自分の部屋⁈
ゲームキャラであるドワーフ娘の肉体を得たノイムはゲーム時代では不便で役立たずだった魔法やスキルも使いつつ、この世界で生き残る!
悪戦苦闘し
ながら、支えあって少しずつ成長するノイムと仲間達。出会いと別れを繰り返し、世界の謎を解き明かす。
世界規模の転移に巻き込まれた全プレイヤーは、果たして元の世界に
ーーーー帰れるのか。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
シリアスとシリアル多め、リアル成分多めでお送りしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-25 20:31:14
185272文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:44pt
総合ポイント:204pt 評価ポイント:60pt
【超概略】
人生を捧げてやりこんだゲームの世界に転生します。練り上げられた成長戦略のもと、ゼロ歳かつ奴隷スタートから、爆速で成長します。そして、世界から目をつけられる前にこっそりと最強の地下帝国を作り上げ、自由気ままに生きていこうというお話です。
【構成】
◎100話で完結
◎第1章から第10章まで
◎1章につき10話
第1章と第10章が物語全体の70%を占めています。第2章から第9章は、それぞれ異なる視点から描かれており、物語の肉付けを行っています。
【投稿スケジュー
ル】
◎2023年7月1日19時に1話から50話まで投稿
◎以降は毎日19時に1話ずつ投稿
◎2023年8月20日19時に完結
【概略】
第1章で主人公は人生のパートナーに出会います。来る日も来る日もパートナーと共に狂人さながらの修行をし、世界最速で成長します。
そして世界中の大陸を回り、仲間集めをします。この時集めた仲間たちが、地下帝国の“始まりのメンバー”となります。
第2章から第9章では、その“始まりのメンバー”たちの成長や活躍、心の内などを、それぞれの視点から描いています。主人公はあんまり出てきません。
第10章では、文字通りすべてが地下帝国に集結します。主人公、仲間たち、地下帝国に移住したい者、地下帝国を敵視する者。
「なあ、兄さん。全部の大陸から軍勢が迫ってきとるで。これがほんとの一致団結ってやつやな。」
「その割には余裕そうだね、シャルル。」
「世界中が攻め込んできた。でもうちらが負けるわけない。そやろ?」
「うん、そうだね。」
どんな結末を迎えるかは第100話をお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-20 19:00:00
174388文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:50pt 評価ポイント:18pt
文字通り新宿駅がダンジョンと化した世界。
龍御皇磨(たつみ こうま)は、推しのダンジョン配信者を有名にさせたい願望を持つしがない探索者だ。
ある日、新人探索者に推しのDTueberを布教しつつバイトに励んでいたら、有名配信者とモンスターの戦闘に巻き込まれてしまう。その際、このままだと推しが配信出来なくなると気づいてしまった龍御は、全力でモンスターを無双して倒してしまい、結果的に配信者を助けてしまったことで、配信を見ていた視聴者達から謎の最強探索者として存在を拡散され、遂にはS
NS上でバズってしまう。
次第に配信者だけではなく大手PMCからも存在を認知されるようになり、引き抜きのスカウトがやって来るまでとなったが、龍御の意志は最初から変わらない。
「俺の事は良いから、とりあえず推しの配信を見ろ!!」
果たして、龍御は推しを有名にすることはできるのか……。
※カクヨムにも先行で投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-12 05:21:45
59543文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:200pt 評価ポイント:98pt
ウイルクス帝国の「大聖母」ラン・ウインザーは、慣例に従い皇太子ブラッドフォード・ウエールズの婚約者でもある。物心ついたころより、皇族の為、帝国の為にすべてをガマンし、あきらめ、耐え、尽くし、「祈りの間」で祈り続けてきた。その日、建国の式典のパーティーで、皇太子は理不尽かつ愚かな振る舞いをした。ランにいわれなき誹謗中傷を浴びせた上に婚約破棄、さらには皇都追放を言い渡したのだ。ランはキレた。文字通り、彼女の中ですべてがぶちぎれた。彼女は誓う。「『大聖母』として、良き人としてすべて
を犠牲にしてきたけれど、結果はこれなの? バカバカしい。だったら、いっそ悪女になって思うままに生きよう」と。そう決心したとき、彼女の目の前にキラキラ輝く美貌の青年チャールズ(チャーリー)・ラザフォードが現れた。彼はたった一言告げる。「契約結婚しませんか?」そのように。その一言に興味を抱いたランに待ち受けているものは、契約結婚とは名ばかりの溺愛だった。が、ランはそれに気がつくどころかチャールズには愛する人がいると勘違いする。そして、さらに誓う。「どうせ悪女になるのだからおおいに悪ぶってチャーリーの愛する人が良く見えるようにしよう」、と。そして、王宮のレディたちの陰湿な虐めや嫌がらせの場に身を投じ、奮闘を開始する。
※全三十六話。ハッピーエンド確約。微ざまぁあり。婚約破棄からの巻き返し。ちょっと勘違い系のヒロインと一途なヒーローの物語です。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-05 19:07:15
54781文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:76pt
総合ポイント:2432pt 評価ポイント:1726pt
作:阿弥陀乃トンマージ
アクション
連載
N3071ID
これは遠い未来にあり得るかもしれない世界。
四国地方は文字通りーーかつての時代のようにーー四つの国に分かたれてしまった。
『人』、『獣』、『妖』、『機』という四つの勢力がそれぞれ国を治め、長年に渡って激しい争いを繰り広げ、土地はすっかり荒廃してしまった。
そんな土地に自らを『タイヘイ』と名乗る謎の青年が現れる。その体にある秘密を秘めているタイヘイは自らの存在に運命めいたものを感じる……。
異なる種族間での激しいバイオレンスバトルが今ここに始まる!
最終更新:2023-08-01 17:43:40
96999文字
会話率:79%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:6pt
穂丸は悪友たちの家で関節技のビデオを見た。
達人たちの妙技が冴える。
そのメカニズムは優雅だが、相手の関節をキメて、文字通り制圧する、「サブミッション」だ。
練習しなくても、映像を見ただけで、この複雑な機構をマスターできる能力があるという。
だがそれは初代タイロン・マスクこと佐竹豪だけだと考えられている。
でもムサい男同士で関節をとりあいするのもなぁ~!
そんなときお調子者のアキラが豊満女子校の超美少女ゆいりー、優香、蘭世との関節技練習会をキメてきた!
メイプル対応がめいっ
ぱい青春している君に贈る。
どっきどきのアクションサスペンス!ここに登場!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-01 14:54:01
3858文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
作:kazuchi
現実世界[恋愛]
連載
N5601HI
俺のアレは安眠グッズ?これを握っていると私、安心してぐっすり眠れるの!
俺、赤星拓也(あかぼしたくや)は秋の夜、消灯した部屋で、
ロフトにあるベットで就寝中、みぞおちに違和感を感じて目が覚めた。
俺のモノが誰かに握られている!!
慌てて布団を剥ぎ取ると、そこには幼馴染みの美少女、
二宮真奈美(にのみやまなみ)の姿があった。
俺自身をしっかりと握りしめて離さない、
箱入り娘のお嬢さんが、なんでそんな破廉恥なことをするんだ。
それには予想の斜め上を行く、深い理由が隠されて
いた……
「拓也くんのコレを握っていると私、安心してぐっすり眠れるの……」
俺の相棒、その運命は彼女に文字通り握られていた……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-31 23:46:24
135600文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:74pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:14pt
作:ジェントルマン神山茂右ヱ門
宇宙[SF]
短編
N5740II
彼女は男だった。
僕はそれを知らなかったが。
最初にあった彼女は、僕をスタンガンで動けなくさせた。
そしてアディオス、とばかりに部屋を飛び出し海岸線の国道の向こうへと消えた。
彼女は違う仕事もしているようだった。
二度目に彼女に会ったとき、彼女はまた別の仕事をしていた。
しかし僕が彼女とやることは変わらない。
今度はスタンガンを回避した。
そして彼女に十分な誠意と愛情を示した。
彼女が逃げてしまう前に。
彼女は精神が不安定である。
泣き崩れ、走って逃げた。
しかしその後、
その日の彼女の書き込みに、
『〇〇さん(僕の名前)、お水入れときますね』
と書かれているのを見つけた。
それをみて懐かしくなり、また数カ月後、彼女を指名した。
私は上空を飛行していたが、彼女をみつけた。
彼女は工事現場で働いていた。
土木作業の途中、といったところだった。
そこに降り立ち挨拶をする。
明るく返してくれた。
本当に多種多様な仕事してるんだね。
私は彼女が俄然好きになった。
夢というのは波のように何度も繰り返し同じようなことが起こる。
それはデジャブのようなもの。
そのデジャブに気付ける者は、夢を文字通り二周目として体験できるのだ。
しかしすべてのシーンが同じわけではない。
まったく違う場面が入り込む。
そして夢の展開はあらぬ方向へと進む。
彼女は五人の背の高い外国人を相手にしていたようだった。
そして彼女が男であるが故に差別され、チップをまともにもらえなかった。
その場に居合わせた私はその五人と犬が3匹の巨悪集団に正義を要求した。
しぶしぶといった感じで彼らは彼女に対価を支払った。
その場に犬がいたのは犬を害獣として認識している私の特質のせいであろう。
私の足の爪が巨大な鳥のように変身し、彼女を捕らえた。
彼女はカピバラのような生物に変身し、そこで泣き崩れていた。
その小屋で泣き崩れていたのは彼女だけではなかった。
彼女と近い形質を持つ者が1人、寝台の上で嗚咽していたからだ。
「こんなことならこうしてここに引きこもっていればよかった。彼もこうしていればよかったのよ。顔が不細工なんだから」
と彼女は彼を巻き込んで反省した。
私は彼女を慰めたかったのだが、それは一週目の世界だった。
彼女とうまく行ったさっきまでの世界とは違い、なぜかここには五人の外
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最終更新:2023-07-29 14:10:36
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