-文フリ短編小説賞３- 小説家になろう 更新情報検索 - 新着順 -

選考結果のお知らせ。

入院。それは、誰にとっても退屈なものである。それは少年にとっても同じことだった。 そんなある日、少年は、窓の外の美しい世界に憧れた。 少年は、映りゆく景色に何を思うか？

二十一世紀初頭に確認された『魔女』現象。 二人の人間が触れただけで、周囲の人間を壊してしまう。 そんな、二人の話。

私は、崖の上に立っていた。これから自分で己の命に終焉を迎えようとしているのである。 それは、ある女性と、前世からの因縁が原因であった。

僕の幼馴染は、話すのが上手じゃない。 雨の中、僕と幼馴染の関係が変わった日の話を、ここに記そうと思う。

プロを目指して小説をネットに公開している大学生は、なんの進展も発生しない現状に焦り、苛立ちを募らせていた。そんなときにたまたますれ違った女の子は、凄く楽しそうに写真について話していて……。 「無題」ほか、日常に溶け込む幸せを書き出すショートショト・ストーリー集。 サークルで描いていた短編（1話が2000文字前後）を計4話収録。

　国民的キャラクターを使った位置ゲームが世界的大ヒットを記録して以来、ピンからキリまで数多くの位置ゲームがこれでもかとばかりに配信されてきた。そんな中、大学生の花村悠貴がはまっているのが、配信されたばかりの『アタラシイセカイ』という位置ゲ―である。これは、ある場所にスマホをかざして動物の姿をしたサラリーマンとかを見つけて収集するというものである。 　そして、大学の授業が休みである土曜日に悠貴は新世界へ行くことにした。この先にある通天閣へ行くのが主な目的であるが、その途中で悠貴は串揚げ店の前へ行くとその場でスマホを取り出した。そこでかざした瞬間、突然……。折りたたむ>>続きをよむ

ぼくの奥さんは、カピバラに似ている。 カピバラ似の奥さんと そんな奥さんを溺愛する旦那さまのお話。 彼女が、ゆっくりなんじゃない。 周りが、速過ぎるんだ。

結婚生活が上手くいかなかった「私」が、学生時代の恋愛を振り返るが...

雨が降る日は決まって、春木一陽(いちよう)は街角にある小さな喫茶店に立ち寄る。 雨が降る日にだけ店に立つ、白い肌とうぐいす色の瞳を持つ店員に会うためだ。 彼女は太陽に当たることができないほど肌が弱く、何年も外に出ていないらしい。 とある雨の日、一陽は彼女を外に連れ出そうと画策するが……。 少しずつ距離を縮めていくふたりの、少し不思議な恋物語。

佐加本と塚地は付き合ってそろそろ一年になる。 やがてやって来るであろうマンネリ一歩手前の恋人同士だった。 そこへ割り込んで来たのは…… これは、仲良しグループである四人の女子大生たちの、それぞれの恋愛と人生の物語。 ☆ Chapter 1：彼女の恋愛。 「サカモトさん、ツカジくんと喧嘩したんだって？」 話し掛けて来たのは女友だち。 佐加本は、渋々ながら事情を説明するが…… ☆ Chapter 2：帆波の恋愛。 肉食系女子ホナミは、『欲しい』と思ったら一直線。 そんな彼女にも、ひとつだけ気していることがあった。 ☆ Chapter 3：佳恵の恋愛。 なるべく大人しく、なるべく人の印象に過ごすように心掛けているヨシエ。 彼女は昔から自分の『顔』が嫌いだった。 ☆ Chapter 4：華奈子の恋愛。 カナコは可愛い。当然、異性にモテる。 そして彼女は、男たちにモテる自分が好きだった。 ☆ Chapter 5：佐加本の恋愛。 塚地と会わなくなってから、三ヶ月が過ぎようとしていた。 周囲から、クールなイメージを持たれている佐加本だったが…… = * = * = * = * = * = * = 以前投稿した短篇『佐加本さんの恋愛。』の改稿、連載版になります。折りたたむ>>続きをよむ

真面目でちょっと残念な少女による、少し切ない青春物語。 告白を決意した高校生、小春は不思議な手紙を手に入れる。 『神様だより』。 小春を導くというその手紙は、彼女の恋を思わぬ方向に導いていく。

あたしとあんたは小さい頃からいつも一緒だったのに。 同じ苦楽を共にしてきた筈なのに。 あたし一人を置いて、あんただけが幸せになるなんて―― 半身といえる女友達と道を違えざるを得なくなった女の嫉妬と哀切。 ※狼子由様主催「描写力アップを目指そう」企画に寄稿した作品を加筆修正して再投稿しました。

彼氏とおそろいでそろえたマグカップ。 けれど、彼女は彼氏がマグカップを受け取るとき、 顔を曇らせたのを見逃さなかった。 どうして、そんな表情をはするの？

冴えない男がいた。 男には周りから鼻つまみ者のように扱われていた。 そして、男は死んだ。 別に普通の事故死だ。 そして、死んでから男は何かに気が付いた。 その何かとは？

スカッと爽快、歴史ファンタジー。 　時は建武元年（1334年）。鎌倉幕府が滅亡して一年。後醍醐天皇は、約百四十年続いた武家中心の政治を改め、公家一統の政治を推し進めようとしていた。 　しかし、政治は腐敗し混乱をきわめ、強欲で淫乱な公家が権勢を振るっていた。 　賀茂神社に務める世にも美しい巫女、玉（たま）は、誰もが対処に困ったその公家に、正義の鉄槌を下すことを決意するのであった。 『 しろうと絵師による　「なろう小説」挿絵　製作日記 』 https://ncode.syosetu.com/n5400en/ 　の「美少女さしあげます」企画では、 作成した美少女画（巫女）を題材とした小説を募集しています。 （ 詳しくは、「その８　美少女小説を募集いたします」にて ） お待ちしております。 折りたたむ>>続きをよむ

暗い。ハートレスストーリーです。

逃亡中の奴隷達は森で盗賊をしていた。 本当の目的はメンバーの少女の弟を解放すること。 盗賊達は弟を解放することに成功するが、買い主を殺してしまい追われることになる。 果たして盗賊達は逃げ切ることができるのであろうか？

　老人を舞台にした短編集。 　果たして、10編も書けるのやら。 　それと、お年寄りの方、申し訳ございません。

　ある日、下駄箱へ投函されたラブレター。 差出人の名は無い。 『好きだ、今夜、月見浜で待ってる』 一夏の恋の物語

ただ強いだけで、すべてが流れていた。高山翔大は幼馴染の秋山将文の促すままに、気づけば高山派という、地元では知られた不良グループになっていた。秋山の想いをわかりあぐねたまま流される高山は、今日もよその不良を追い払い、自分を探す思索に沈む。 そんな感じの青春？ヤンキー小説です 文学フリマ短編小説賞2018に応募しています

多様な世界で人はどうしているかの、本当にちょっとしたシーン。 縦書きのほうが良かったかもしれません。

　掌編小説です。お時間は取らせません。

赤い屋根の小さな駅舎がある街。 そこに暮らす、写真が趣味の『僕』と季節の中の街の風景。人との出逢い。 これは、どこかにいそうな『僕』の人生と、小さな幸せの物語。 = * = * = * = * = * = * = 以前投稿した三篇のお話を応募用に改稿、再編した連載版になります。

夏休み。少年は「エセ学者」のおじさんから、研究の助手を頼まれた。 赴いてみると、そこは森にほど近いところに建てられた一軒家。おじさんは新しい研究のため、ここに居を構えたんだ。 おじさんは語る。 龍がいる川。そしてその近くに住まう、この地に生きる人の遠い祖先と伝わる小人たち。 彼らがこの森のどこかに、今もなお息づいているのだと。

幼い頃から天体に興味を示していた少年がそのまま大人になり、自身で発見した星に若くして亡くなった妻の名前を付ける夢を持って日夜天体観測に勤しむ中年男性のお話。 地方の天文科学館の副館長を務める松井輝男四十五歳、公私ともに天体に密着した生活を送る中、亡き妻と瓜二つの女性と出逢った事で微かな変化が生まれ……。 『文芸フリマ短編小説賞』投稿用に書き下ろしました。

女の子が森を歩いていると黒猫と出会いました。でも、その猫はただの猫じゃなくて...※他サイトで投稿したものを加筆修正しています。

むかしむかし、自分たちの村を焼かれて逃げてきたという夫婦が、ある村にたどりつきました。 すでにお腹に子供を身ごもっていた妻は、その村で娘を産み落とします。 やがて自分の家を構えて、暮らし始める一家ですが、時折、彼らの住む方向から獣じみた叫び声が聞こえてくるのだとか……。

あらゆるものを捨ててきた「俺」とあらゆるものを拾ってきた「兄貴」。 二人が出会い、拾われたり捨てられたりする話です。

DV、LGBT、リストカット、様々な形で自我を保つ高校生たちの甘くて痛い最後の青春。

ある日、あなたは宛名も差出人もない手紙を拾った。 運命。それは、予め定められた人の言動、寿命のこと。 運命とは、結果なのだ。 これは、運命に惑わされた者たちの物語。

――あの日からずっと考えている。僕は一体何者だろう、と。 高校三年の夏休み、店に持ち込まれたその案件は、僕の覚悟を遥かに上回るものだった。 ＊この作品は改稿前のものを「pixiv(https://www.pixiv.net/member.php?id=3654789)」に掲載しています

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「……は、鋏様、鋏様……どうか、私の願いを叶えてください」 人をも殺められるほどの力を得たのは、イジメに耐えかねた一人の少女。 小さな刃の矛先は、元親友。 糸を切る、少女の結末は……。 こちらは「文フリ短編小説賞3」のために修正し、再投稿したものです。 イジメの描写があるため、R15です。

今日の空は不思議だった。 大量に湧き出す雲に囲まれて、わずかに顔をのぞかせるその姿は、まるで泉のよう。 そこへ祖母が尋ねてくる。「あの空が見えるのか？」と。 不審な問いに正直に答えると、祖母がひとつの忠告を授けてくれた。

　掌編小説です。お時間は取らせません。

ラナンキュラスは、国で一番の錬金術師が造った機械人形（オートマタ）。 亡き王妃の代替品として王様の心を癒やすために造られました。 王妃の記憶を受け入れて、ラナンキュラスは人間のような複雑な思考ができるようになっていきます。 けれどいつしか、機械人形の彼女自身が持っていたはずの大切なモノが失われていくことを悟ります。 記憶を受け入れるたび、錬金術師と暮らす中で構築された彼女の自我があやふやになって……。 身代わりの機械人形と、作製者である青年のお話。 ※全５話予定

雨の夕方、小学校五年の女子・小宮の前に、あまり仲の良くないクラスメートの男子・斎藤が現れる。 泣きそうな顔で斎藤は「小宮なら自分のことを見つけてくれると思っていた」と語る。 小学生女子と男子の、ほのぼのライトファンタジー。 ※適切なジャンルが見当たらなかったので「その他」としています。

僕の近所には、大学受験に二回落ちたお兄さんがいる。予備校には通わず、自宅浪人。 けれど、全然勉強しない。聞くと去年は二週間前だけ勉強してもう一歩だったから、今年は三週間前なら大丈夫、という謎理論。 そんなお兄さんの部屋には、ペットボトルがたくさんあった……。

とある小さな花屋のお話。 恋愛要素少ないかも。

いかに高度な技を持っても、勝ち馬に乗らねば意味がない。 時の覇者に取り入り、名を残そうとする芸術家たちにとって、戦国時代は正に混迷の時代であった。 従軍絵師として、生計を立てる彼もまた、芸術のあるべき姿を模索していた。 必要以上に美化させることを強要される、絵の数々。真実はいったい、どこにあるのか……。

38歳の宏美は32歳の祐二と付き合って5年になる。 祐二は売れない劇団員。 二人は同棲しているが、生活費のほとんどは宏美が出していた。 でも、宏美にとって祐二はつまらない会社員生活を続けるための支えとなっている。 そんななか、宏美は祐二がアルバイト先の女性と浮気していることを知る。 ※この作品はKindleにも掲載しています

　異世界へと転移したゲーマーのシローと 死神の鎌を使うと生き返らせてしまう死神の異世界生活。 　シローは神から貰った蛇腹剣で無双する。 　転移前の高校時代、片思いだった美女と出会う。 美女は、人の倍くらいの大きさのスーパーロボットを従えていた。 転移者である彼女は、敵か味方か……。 ※評価、ブックマークありがとうございます。

天野桐枝は天使のような少女だった。それ故に、彼女に邪な感情を抱くような人間はいなかった。

幼いころから、目と耳を鍛えるその村にはある役目があった。 それはやまびこの番人。 一定の周期で、当番が山小屋に留まり、やまびこの聞こえ方を確かめる。 もしも、自分が発した声の通りにやまびこが帰って来ない時……。 ある行動が実行に移される。

夜の町を歩き、軍手を落とす。朝が来るまで。

狩人を目指す若者、リチャードは十五歳の誕生日に、村の儀式に則り森へと狩りに赴いた。 しかし獲物を得られず、夜の森を彷徨うことになるリチャード。そんな彼の前に現れたのは、森の精霊を名乗る一匹の狼だった。

トールはともかくとして、グランデとはまだ微妙な距離感がある。

その男、フリーター。 見える未来は厳しい厳しいアルバイト。見えない未来は明日の夕食。 心の救いは画面の向こうの人気女優。 疲れ果てた平凡な毎日、今日も一日頑張ります。 しかし、大好きな女優と大嫌いな俳優の熱愛が発覚した時、男の運命は動き出す。 そう、これは戦争だ！ 最終話まで、一日一話更新。

僕は平熱が高い。 当時はまだ体温が高いことに対する配慮などあまりなくて、体調は問題ないのにプールに入れてもらえないことがあった。 そんなある日、僕は授業中、保健の先生に連れられて、保健室へ。 そこには僕と同じ平熱の高い人たちが。先生は僕たちに、ある協力をお願いしてきた。