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検索結果:1982 件
「ファビアン、あなたとの婚約を破棄するわ」
ミアラ王国の女王、ヴァレンティナは半年の婚約に終止符を打つ。
そろそろ婚姻し、後継者をと周りに嘆願されていた。氷の妖精の血を受け継ぐヴァレンティナは、幼い頃から、次期女王として宰相や大臣から期待の眼差しを受けてきた。ときに、孫を見るような目で慈しまれた。
それ故に、政略結婚の相手に選ばれた公爵令息の生々しい視線に堪えられなかった。また、距離をおいた付き合いのためか、浮気が発覚しすっかり気を落としてしまう。
「もう一生結婚できな
いかもしれないわ」
「ご冗談を」
長年ヴァレンティナを支える秘書官、エルンストはいつも彼女を慰め、温かい言葉をかけてきた。ヴァレンティナは彼まで失ったらどうしようかと不安に駆られて――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-18 12:00:00
65828文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:95pt
総合ポイント:54pt 評価ポイント:20pt
「ジュリア、ただ今をもって、君との婚約を破棄する!」
「……!」
煌びやかな夜会の最中、私の婚約者であり、我が国の王太子殿下でもあらせられるダリル殿下が、唐突にそう宣言した。
……やれやれ。
「どういうことでしょうか殿下? 私たちの婚約は、国が決めた重要な政略結婚です。殿下の一存でそう簡単に破棄できるものではないことは、殿下もよくご存知では?」
「フン! そうやって煙に巻こうとしても無駄だぞ! 君が裏でキャシーに陰湿な嫌がらせをしていることはバレているのだからな!」
「嗚呼、ダリル様」
男爵令嬢のキャシー嬢が、悲愴感漂う表情を浮かべながら殿下にしなだれかかる。
「嫌がらせ? まったく身に覚えはございませんが。そもそも私、キャシー嬢とお話ししたことも数えるほどしかありませんよ」
「いーや、もう調べはついているんだ! 複数の令嬢から、君がキャシーをイジメている現場を目撃したという証言も得ている! 挙げ句の果てにはキャシーを階段から突き落とすとはッ! これは立派な殺人未遂だ! 君のような犯罪者は、僕の婚約者に相応しくないッ!」
「ダリル様、私、本当に死ぬかと思いました……」
「嗚呼キャシー! 可哀想に!」
殿下はキャシー嬢の右腕に仰々しく巻かれた包帯を撫でながら、キャシー嬢を抱きしめた。
「今すぐ僕が、この悪鬼羅刹を断罪してあげるからね! ……そうしたら僕と二人で、真実の愛を築こう」
「ダリル様……! 私、嬉しいです!」
二人の背景には、フワフワしたお花畑が広がっている。
あれもキャシー嬢の自作自演で、勝手に一人で階段から落ちていったのだけれど(しかもちゃっかり受け身は取ってたし)。
まあいいわ。
「セバス」
「はい、お嬢様」
私は横に立っている専属執事のセバスに、前を向いたまま指示を出す。
セバスは女性かと見紛うほどの美しい顔にかかっているモノクルをクイと上げてから、パンパンと二回手を叩いた。
――すると。
「む? どうしたんだ君たち?」
「――!」
殿下とキャシー嬢の前に、五名の令嬢が気まずそうな顔をしながら歩いてきた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-17 21:05:28
4406文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:5046pt 評価ポイント:4618pt
※この小説は以前に投稿した、同タイトルの短編小説の連載版です。
小国と称されるベルデ国の王女エイレーネは祖国の安寧を願い、隣国の王子へ嫁ぐことになる。しかし彼女のお相手は"呪われた王子"と呼ばれて忌み嫌われる、病弱な王子であった。大きな不安を抱えて俯くエイレーネとは対照的に、"呪われた王子"ことリファトは顔を合わせる前から彼女に恋をしていた。優しい王子と王女はやがて心を通わせるようになるが、二人に待ち受ける王家の洗礼は厳しいものばかりだ
った。
王政の時代に翻弄されながらも互いへの愛を貫いた、リファトとエイレーネの物語。少しでもお楽しみいただけたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-17 19:23:35
341280文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:1188pt 評価ポイント:732pt
亀井路子には『政略結婚』で親からあてがわれたフィアンセが居る。
けれどもそのフィアンセは路子には心が無く、その地縁血縁と単なる欲望の処理だけが目的のようだ。
そんな中、路子が高校時代から密かに片想いしていた桜井くんが傷心しているのをチャンスとしてせめて彼に抱かれようとバーに誘い出すが、その試みも未遂で終わってしまう。
悲嘆にくれた路子はいったいどうなってゆくのか…
最終更新:2023-03-17 15:45:26
14567文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:84pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:30pt
作:ラララオキ
ハイファンタジー
完結済
N8796IC
わたくしは出来損ない。
誰もが5属性の魔力を持って生まれてくるこの世界で、水の魔力だけしか持っていなかった欠陥品。
それでも、そんなわたくしでも侯爵家の血と伯爵家の血を引いている『血だけは価値のある女』。
水の魔力しかないわたくしは皆から無能と呼ばれた。平民さえもわたくしの事を馬鹿にする。
そんなわたくしでも期待されている事がある。
それは『子を生むこと』。
血は良いのだから次はまともな者が生まれてくるだろう、と期待されている。わたくしにはそれしか価値がないか
ら……
政略結婚で決められた婚約者。
そんな婚約者と親しくする御令嬢。二人が愛し合っているのならわたくしはむしろ邪魔だと思い、わたくしは父に相談した。
婚約者の為にもわたくしが身を引くべきではないかと……
しかし……──
そんなわたくしはある日突然……本当に突然、前世の記憶を思い出した。
前世の記憶、前世の知識……
わたくしの頭は霧が晴れたかのように世界が突然広がった……
水魔法しか使えない出来損ない……
でも水は使える……
水……水分……液体…………
あら? なんだかなんでもできる気がするわ……?
そしてわたくしは、前世の雑な知識でわたくしを虐げた人たちに仕返しを始める……──
【※女性蔑視な発言が多々出てきますので嫌な方は注意して下さい】
【※知識の無い者がフワッとした知識で書いてますので『これは違う!』が許せない人は読まない方が良いです】
【※ファンタジーに現実を引き合いに出してあれこれ考えてしまう人にも合わないと思います】
◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。
◇ご都合展開。矛盾もあるよ!
◇アルファポリスにも上げてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-16 17:27:52
45750文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:73pt
総合ポイント:24606pt 評価ポイント:20192pt
試合に勝って勝負に負けた、みたいな話。
上の世代の負の遺産をすっぱり身分と国もろとも捨てる覚悟をしてしまった今時世代な貴族たちと、もう自分たちには関係ないと思い込んでいた上の世代。ついでにそれらに振り回されて結局国から逃げることになった使用人や平民たち。
呪われた土地でなるべくしてなったかもしれない、そんな感じのやつ。
最終更新:2023-03-15 09:19:27
11920文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:67pt
総合ポイント:2422pt 評価ポイント:2242pt
父、十六夜秀隆の謎の失踪により、わずか十九歳で日本屈指の大財閥、十六夜グループの総帥となった司は、幼い日から彼の主治医として側にいるドクター.刄と共に、十六夜秀隆失踪についての謎を探る。
だが、司が二十歳になるまでの後見人たる兄、柊の策謀により、司は、英国貴族ウォリック伯爵の子息、クリストファーと政略結婚させられる。金の欲しい伯爵家と、社交界での身分の欲しい成り上がり財閥の縁組だ。
盲目のために、グループを継ぐことが出来なかった柊の狙いは、ウォリック伯の爵位ではなく、司
とクリスの間に子供が生まれた時、司を始末し、その子供の後見人として、グループを我が物にすることだった。
司はクリスとの結婚を撥ね付けるが、それも、柊の策謀を知ってのことではなく、司自身が持つ秘密のためだった。
今から一六〇年前、有害宇宙線により発生した新種の癌が人々を襲い、染色体XXから成り立つ女は絶滅し、司はこの世に存在している唯一の《女》だった。もちろん、一六〇年前、女が生存していた頃から性転換する男は珍しくはなく、今の世にも性転換して女の姿を持つ者は珍しくなかったが、性転換しても、彼らの染色体はXYであり、XXではあり得ない。
司は一体、何者なのか、そして、司の側にいる男、ドクター.刄とは何者なのか。失踪した十六夜秀隆は何をしていたのか、柊の口から零れた《イースター》とは何を意味する言葉なのか。謎ばかりが増え続ける……。
※2012年1月4日~別PN別タイトルで小説家になろうに掲載していたものです。
※現在はエブリスタ、アルファポリス重複投稿。
※一部性描写(必要描写です)があります。苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-14 20:05:32
686878文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:92pt 評価ポイント:42pt
出涸らしと呼ばれ、両親から期待されるなく育ってきたジョルジュ家の次女エリス。
誰からも愛されたことのないエリスはいつか自分を愛してくれる人に出会えることを夢見ながらも、貴族の娘として政略結婚の道具になる覚悟はあった。
そんなある日、エリスの元に名家であるクライフ公爵家四男のホランドよりお見合いの申し入れが来る。
名家とのつながりができると喜ぶ両親を横目に、冷めた気持ちでお見合いへと向かうエリス。
だが現れたのはホランドではなく、類い稀なる才能を持つことで有名なクライフ家長男
のヴィニウスであった。
多くの女性に言い寄られながらも会うことすらせずに跳ね除け、結婚する気がないのではと言われてきたヴィニウス。しかし本当の彼はエリスのように恋愛結婚を望んでいて──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-13 18:05:08
7518文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:104pt 評価ポイント:92pt
「真実の愛を見つけた」
そう宣言してまた婚約破棄を迫る王子。
げんなりしながら対応する私。
婚約破棄したいのはやまやまだが政略結婚だし…
私の幸せの青い鳥はどこにいるのかしら
最終更新:2023-03-13 01:26:24
1430文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:6644pt 評価ポイント:6046pt
『悪辣姫』と呼ばれるヘレナは我が儘で、誰も近寄らない孤高の姫。
そんな彼女が隣国の辺境伯、アレンデール・モレルに嫁ぐこととなった。
友好的ではないこの婚姻、そのため、アレンデールも警戒する中で彼女は侍女一人つけずに嫁いで来た。
想い合っている恋人がいる、そんな嘘まで吐いて政治的な問題でもある隣国の姫との距離を取ろうとするアレンデールに彼女は初夜の場で言った。
「前もって、お願いしたいことがございます」
その静かな声音も、表情も、アレンデールが知る『悪辣姫』の噂とは異なり
彼を混乱に陥れる。
なぜならば、彼女は本当は――ただ、何もかもを諦めただけの女性だっただけだから。
※この作品は主人公が始め良い扱いをされません。
※彼女を傷つける人はいませんが、家族が無関心であったという描写が多く含まれます。
※小説家になろう・アルファポリス・カクヨムで連載します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-11 19:00:00
225490文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:83pt
総合ポイント:17434pt 評価ポイント:11318pt
政略結婚で第一皇子派のランヴェール公爵家に嫁いだディリートは、不仲な夫アシルの政敵である皇甥イゼキウスと親しくなった。イゼキウスは玉座を狙っており、ディリートは彼を支援した。
だが、政敵をことごとく排除して即位したイゼキウスはディリートを裏切り、悪女として断罪した。
処刑されたディリートは、母の形見の力により過去に戻り、復讐を誓う。
再び公爵家に嫁ぐディリート。しかし夫が一度目の人生と違い、どんどん変な人になっていく。妻はシリアスにざまぁをしたいのに夫がラブコメに引っ張
っていく!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-11 16:47:08
155334文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:4726pt 評価ポイント:3066pt
政略結婚により、伯爵家令息ジェームズと子爵家令嬢レイチェルの婚約が結ばれることになった。
正式な書類を交わす前に、二人の顔合わせの席が設けられる。
顔合わせの席でジェームズがレイチェルに放った言葉が「私はあなたに愛されることはない」であった。
「愛することはない」ではなく
「愛されることはない」である。
混乱するレイチェルと、真面目な顔のジェームズ。
ジェームズの「愛されることはない」と言った心根とは?
最終更新:2023-03-10 19:00:00
1874文字
会話率:59%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:1020pt 評価ポイント:884pt
作:誰も置き去りにしない
異世界[恋愛]
完結済
N7225IC
イブリース王家第四王子との政略結婚までの最後の一日。
ソフィー・ルダリーアはひとり抜け出して、一日自由に過ごしてやろうと決めた。
ソフィーはひとり抜け出した城下町で、レオと名乗る青年と出会い――――
◇中編程度の短めのお話予定です。
最終更新:2023-03-09 18:07:53
27779文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:73pt
総合ポイント:588pt 評価ポイント:482pt
ケイトリンはシャンズ子爵家の令嬢。
婚約者のウォレンはダンバー伯爵家の次男。
二人の婚約は、鉄道路線を開通させるための政略結婚だった。
だが、婚約者のウォレンが、ウォレンの兄ジェイムズの婚約者アンバーと共にいなくなった。
それは、ウォレンとアンバーの結婚式当日の日。
ミドルトン侯爵家の寄子であるシャンズ子爵家に打診されたら、断れない。
結果、ケイトリンは急遽ウォレンの兄、ジェイムズと結婚することになった。
捨てられた二人が、手を取り合うまでのお話です
最終更新:2023-03-08 08:00:00
15124文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:9980pt 評価ポイント:8788pt
14歳で政略結婚の為、イモーレル国王のもとへ嫁いだ大富豪ミデッチ家令嬢クランベル。夫となった若き国王イオバは、前王の遺言により彼女を王妃として迎えるが不本意だった。婚礼後、用は済んだとばかりに、彼女が祖国から連れて来た使用人4名と共に離宮へと追い払った。クランベルが連れてきた使用人達は獣人達で、それがイオバの不評を買ったのだ。イモーレル国では獣人に対する偏見が強く忌み嫌っていた。
それから6年。名ばかりの王妃として存在するだけのクランベルに突如、災難が降りかかる。国王の
イオバが寵愛していた側室が亡くなり、その容疑者にされてしまったのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-07 11:17:41
106880文字
会話率:62%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:362pt 評価ポイント:194pt
作:砂漠谷 恵里
ハイファンタジー
完結済
N4488CR
アンジール王国の王位継承者不在の問題解決のため、近隣諸国の王子様達が終結。
その中でも一番の小国マスタードシード王国のドンキ王子は、不思議なメガネを持っていて……
最終更新:2023-03-07 00:06:34
10500文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「旦那様、離縁してください。」
侯爵家の妻マリアは、ある日の朝食の席で、クールな美形の旦那様・レオナルドにお願いした。
突然の出来事にフリーズするレオナルドに、マリアは言い募る。「もし、離縁は外聞が悪いということでしたら、私が愛人を持つことをお許しください。侯爵家の妻としての義務は、引き続き果たします。」
政略結婚して子を成したものの、原因不明のままレオナルドに避けられ続けたマリアの決意。レオナルドの答えはいかに。
最終更新:2023-03-06 20:51:49
5327文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:15810pt 評価ポイント:13804pt
アーク・セドリックとイリス・スカーレットは婚約者同士だった。彼とはお互いに国のために頑張ろうと誓い合った仲だ。それに、政略結婚ではあったが、長い間付き添ったおかげで、お互いに恋慕の情も湧いている。そんな彼だが、国の命令で外交として隣国へ向かうことになった。離れていても心は繋がっている。そう思いつつ国で頑張るイリス。離れている彼とは手紙でやり取りをするが、次第に彼からの返信が届かなくなる。彼の心配をしていると、久しぶりに彼から手紙が届く。楽しみにして手紙を開くと、そこには目につ
く一文が。『イリス・スカーレット。君との婚約を破棄する』 どうして彼はこんなことを……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-06 19:08:37
4681文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:76pt
総合ポイント:658pt 評価ポイント:560pt
「本当の娘か貴様」
これを言ったのは実の父親。虐待されまくりの人生だったけど、親からの命令で強制婚約の話が!
私の人生どうなるの!
最終更新:2023-03-05 21:19:43
31802文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:116pt 評価ポイント:56pt
作:と。/橘叶和
異世界[恋愛]
完結済
N5176IC
「婚約を解消しましょう、レックス」
グレース・エクレールと、レックス・クレプスキュールは子どもの頃に親が決めた婚約者同士だ。二人は魔法使いの家の子どもで、政略結婚は珍しくない。古い魔法使いの家は一子相伝の魔法や、魔法植物の土地の管理などがあるからだ。
昔は仲がよかった二人だが、全寮制の魔法学校に入ってから、顔のいいレックスは多くの“女友だち”を作り彼女らとばかり遊ぶようになった。グレースが何度言っても聞いてはくれず、むしろそんなグレースを馬鹿にしてくるくらいだ。
グレ
ースは、もう、見切りをつけた。あんな男は自分の人生に必要ない。念入りに準備をした上で、グレースはレックスに婚約解消を宣言した。宣言だ、提案ではない。
しかし、レックスは身勝手にも食い下がってくる。すぐに了承するとばかり思っていたグレースは驚いてたじろいでしまうが、そんな彼女の前に現れたのは密かに憧れていたテオドール・ノクテュルヌで。
モラハラっぽい婚約者に長年悩んでいた魔法使いの女の子が勇気を出した話。それから女の子を好きだった男の子が陰でいろいろ動いていて、助けてくれていた話。ざまあは薄めかも……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-03 21:45:38
13132文字
会話率:61%
IN:0pt OUT:68pt
総合ポイント:23326pt 評価ポイント:20350pt
国王の庶子として疎まれながら育ったクリスティアナは、義母である王妃の企てにより、異母妹の身代わりで連れ去られるように嫁ぐことになる。
相手は王家に次ぐ大領主ケンドリック家の新当主ナサニエル。半年前に起きた内乱で父親を殺され、王家を恨んでいると聞いていたが、怯えながら嫁いだクリスティアナを彼はあたたかく迎えてくれる。
家族に愛されずに過ごしてきたクリスティアナは、ナサニエルの側にいる心地良さを知ってしまう。妹の身代わりだという秘密を抱えたままで。
最終更新:2023-03-03 21:07:45
89255文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:698pt 評価ポイント:428pt
人ならざるものが視えるエレノアは、気味が悪いと義母と義姉に虐げられていた。
政略結婚で嫁いだ先は、公爵家当主セインの元。視えるせいで夫の前でも不審な行動ばかり取ってしまい、元々希薄な夫婦仲はますます拗れていく。
挙句の果てに、エレノアは崖からうっかり転落して、命を落としてしまうのだった。
──気がつくと、縁談が決まった日に逆行していた。
今度こそ、周りに振り回されてばかりで、臆病な自分を変えたい……!
すると、前回の人生では「君を愛するつもりはない」と言って冷淡だった
セインの対応がなぜか違って……?
「君を歓迎しよう」
「歓迎ですか!? だ、旦那様、何か悪いものでもお食べになったのではありませんか? 例えば、道端のきのこを摘んだとか」
「そんな意地汚い真似はしない。それより、長旅で疲れただろう。ゆっくりと体を休めてくるといい」
「!?」
(二度目の結婚、旦那様の様子が違いすぎでは??)
★不思議なものが視える妻とその夫のセカンドラブストーリーです。
他サイトでも公開中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-03 16:26:56
80569文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:6808pt 評価ポイント:4860pt
「婚姻は結ぶが、あなたを愛することはない。次期公爵夫人としての立場は確立させるが、それ以外のことで私を煩わせないでほしい」
婚姻式を終えたところで、たった今私の夫となった次期公爵が務めて真面目な顔をしてそう告げた。
ーーまあ、政略結婚ですから定番ですわね。でもね、旦那様。立場をわかっていないのはどちらかしらって思うんですの。
最終更新:2023-03-03 12:33:01
8206文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:9234pt 評価ポイント:8408pt
付き合っていた相手に裏切られた女騎士の男爵令嬢ホリー。気づくと約百年後の同じ国に転生していた。今世は伯爵令嬢でシェリルという名前になったホリーは、社交界から離れたい一心で、修道女になる事を夢見る。しかし自領に不幸が襲い、早急にお金を得るため侯爵家へ嫁ぐ事に。政略結婚をした相手は、前々からシェリルに付きまとっていた遊び人で有名な侯爵令息だった。
最終更新:2023-03-01 19:00:00
497244文字
会話率:60%
IN:0pt OUT:86pt
総合ポイント:1806pt 評価ポイント:796pt
フィリーネ18歳は、次期侯爵で王宮魔導士のフォルクハルト25歳の元へ嫁ぐが、お飾りの妻であることにストレスを感じ、ある日倒れてしまったことで前世の記憶が戻る。
前世の彼女はフォルクハルトを推すオタク女子だった。
ここがスマホアプリの世界だと知ったフィリーネは、妻として愛されることは諦めて彼を全力で推そうと決意する。
最終更新:2023-02-28 12:11:04
139707文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:32386pt 評価ポイント:20022pt
「リーリエ! おまえは俺を愛することはない!」
え……? いまなんておっしゃいましたの?
主語の位置がおかしくありませんか? もしくは助詞の使い方が。
新婚初夜の晩にこんなことを言い出した旦那さまの真意を探る奥さま。
※設定はゆるんゆるん。
※作者独自のなんちゃってご都合主義異世界だとご了承ください。
※この作品はアルファポリスにも掲載しています。
最終更新:2023-02-28 11:00:00
3281文字
会話率:9%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:7040pt 評価ポイント:6452pt
ニアミレッラは侯爵家の長女である。ただし、二つ下の妹が社交界の華として有名なのと反対に『呪われた令嬢』と呼ばれていた。というのもニアミレッラは肌に黒いブツブツが出来ており、それが不気味だと呪いだと噂されていたのだ。
そして親が見つけてきた婚約者は妹に取られて婚約破棄された。
両親からも疎まれているニアミレッラは、婚約破棄後辺境伯の次男に嫁ぐことになった。完全な政略結婚であり、ニアミレッラは期待していなかった……のだが。
「可愛いな!」「!?」
初対面から、夫は歓迎ムードだ
った。というところから始まる政略結婚のお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-27 20:26:41
106362文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:7410pt 評価ポイント:4780pt
作:一ノ瀬るちあ/エルティ
異世界[恋愛]
短編
N2719IC
彼のすべてを否定して差し上げることにした。
最終更新:2023-02-26 12:04:44
4695文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:16824pt 評価ポイント:15394pt
『海とまぼろし』続編
その昔、俺は一人だけ、深く愛した人がいた。
ある出来事からその愛する人を失い、自分の世界は色を失った。
ーーーー
製薬会社に勤め、学会の研究発表に同行し、ニューヨーク出張することになった西園寺海斗(さいおんじかいと)。二年前に政治家である父親の命令で政略結婚した妻の美桜(みお)に見送られて日本を飛び立った。
そこで海斗は誘拐された。
「元気そうだな。」
ピストルを突きつけられて聞いた声は、数年前に自分がこの世から消したはずの古い友人。彼は生きている?そ
してなぜ俺は誘拐された?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-24 07:44:29
158826文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:96pt
総合ポイント:38pt 評価ポイント:26pt
作:緑木リョク
ハイファンタジー
完結済
N6202HP
終戦した隠居諸国第二王子が、軍事国家王の隠し子を娶る。愛と政治に奔走する物語です
最終更新:2023-02-23 17:00:00
455878文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:60pt 評価ポイント:18pt
両親の愛を妹にすべて奪われたその日から、長い白銀の髪で顔を隠し、部屋に引きこもり本ばかり読んで生きてきたフランクリン男爵家の長女アイリス。
ある日、世間で「美しき死神」と噂されるブラックリー公爵からフランクリン男爵家に求婚状が届く。
美しい美貌を持ちながら、この国の裏社会を牛耳っており、金のためであれば、どのようなあくどいことでもやると恐れられているブラックリー公爵。
不興をかったら殺される可能性があるからと、アイリスが婚約者として差し出されることに……。
「お父様、お母
様、最後まで、愛していないことをわからせてくれてありがとうございます。
おかげで吹っ切れました。
何があっても、殺されても、私の人生これからは自由を選びます。」
最後まで両親から愛されなかった引きこもり令嬢のアイリスが、自由に生きることを決めたその日から、拝金主義者だったはずの公爵は彼女に振り回され、愛を知っていく。
「金より大切なものなどなかったはずなのに……俺の負けだ、アイリス。君を愛してる」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-23 07:32:48
25904文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:144pt 評価ポイント:34pt
魔法の力の大きさだけで、全てが決まる国。
フローラが王女として生を受けたその場所は、長い歴史を持つが故に閉鎖的な考えの国でもあった。
王家の血を引いているにもかかわらず、町娘だった母の血を色濃く継いだフローラは、「植物を元気にする」という僅かな力しか所持していない。
父王には存在を無視され、継母である王妃には虐げられて育ったフローラに、ある日近年力を付けてきている蛮族の国と呼ばれる隣国イザイア王との、政略結婚話が舞い込んでくる。
唯一の味方であった母に先立たれ、周りから役立た
ずと罵られ生きてきたフローラは、人質として嫁ぐ事を受け入れるしかなかった。
たった一人で国境までやって来たフローラに、迎えの騎士は優しく接してくれる。何故か町の人々も、フローラを歓迎してくれている様子だ。
野蛮な蛮族の国と聞いて、覚悟を決めてきたフローラだったが、あまりにも噂と違うイザイア国の様子に戸惑うばかりで――――。
新興国の王×虐げられていた大国の王女
転移でも転生でもない、異世界恋愛もの。
さくっと終わる短編です。全7話程度を予定しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-22 18:41:09
19547文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:9848pt 評価ポイント:8296pt
作:空魚企画部/文月ゆうり
ハイファンタジー
短編
N9533IB
アンジェリカと婚姻後、わずかひと月で夫であるアレクシスは愛妾を持った。
愛妾はアンジェリカを愛されない惨めな王妃と言うが。
アンジェリカもまた、愛妾をかわいそうにと憐れんでいた。
※アルファポリスさまにも投稿しています。
最終更新:2023-02-18 19:41:52
6210文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:6734pt 評価ポイント:6080pt
作:やまだ ごんた
ヒューマンドラマ
短編
N9040IB
伯爵家の令嬢ヘンリエッタは、侯爵家のローガンと婚約している。
女中のリリアはヘンリエッタ付きの女中に引き上げられ、お世話をするようになったのだが、雲の上の存在であるヘンリエッタを前にすると緊張してしまう。
そんな時にリリアは同僚から「婚約破棄をされて断罪された悪役令嬢の話」が流行していると聞いて恐ろしさを感じる。
その話はヘンリエッタの耳にも入っていて、リリアはヘンリエッタから意外な事を聞かされる。
最終更新:2023-02-17 17:06:24
18043文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:89pt
総合ポイント:866pt 評価ポイント:780pt
「アリスレィア。君との婚約は解消だ! 僕はもう君の顔なんか見たくない。とっとと荷物をまとめて王宮から下がるといい!」
いきなり。そんなふうに怒り出す王子ラクラス。
でも事はそう簡単では無いはず。
と、反論するアリスレィアに顔を真っ赤にして言い放つ王子。
「ふん! もう君がそんなこと心配する必要なんかない! 大丈夫さ! 公爵家にはちゃんと替えがいるじゃないか! 僕は君との婚約は破棄し、妹のマリアベルと婚約し直す! それなら父上も母上も承知してくださるさ!」
「殿下は、マリアベル
を愛していらっしゃるの、ですか?」
そう尋ねるアリスレィアに、
「ああ。僕は、真実の愛を見つけたんだ。それに、彼女はお前みたいなぽんこつじゃない、真の聖女であるからな!」
と、怒鳴り返した王子。
そっか。
あたしはもういらないんだ。
今まで頑張って厳しい妃教育にも耐えてきたけど、その努力もみんな無駄になったんだ。
そうとぼとぼと王宮を後にする彼女。
魔力のない出来損ないのアリスレィアは公爵家でも邪魔者でしかなかった。
しかしそんな彼女に訪れた転機。王家から打診された王子との婚約に。
可愛いマリアベルが嫌だと言っているのに。
いくら国内融和、政治的な安定のためとはいえ、可愛い娘を人身御供にはできない、と。
そう言う父公爵によって王宮に差し出されたアリスレィア。
「お前をとっておいて良かった。役に立ったのだからな」
それが父からかけられた最後の言葉。
結局。
大人になって王妃になりたいと思うようになった妹によって自分の立場はまた無くなった。
王都を追放され、北の果て、辺境の地にある修道院に送られる道中、野獣に襲われたところを助けてくれたのは金色の美丈夫だった。
■
前世の記憶を取り戻し、真の聖女として覚醒したアリスレィア。
前世の契約者、精霊王マクギリウスに求愛され!?
果たして彼女は幸せを掴めるのか。
虐げられてきたぽんこつ聖女が真の聖女となって幸せを掴むおはなしデス。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-16 18:03:50
7632文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:86pt
総合ポイント:490pt 評価ポイント:374pt
それは、昔からある噂話だった。
まことしやかに流れるその噂。
真実の愛がなければ、脱がせることの出来ない鋼鉄のパンツがあると。
3組の新婚夫婦とパンツの話。
最終更新:2023-02-15 17:00:00
21580文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:436pt 評価ポイント:360pt
溺愛される主人公ではなく、溺愛する主人公とただデレるイケオジという歳の差恋愛です。
最終更新:2023-02-13 14:15:47
4093文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:236pt 評価ポイント:182pt
戦士の王の妻は、幼い頃から一緒にいた夫から深く溺愛されている。
リュシエンヌは政略結婚の末、夫となったジルベールにベッドの上で「俺が君を愛することはない」と宣言される。しかし、ベタベタに甘やかされているこの状況では彼の気持ちなど分かりきっていた。
アルファポリス様でも投稿しています。
最終更新:2023-02-13 06:51:05
2430文字
会話率:75%
IN:0pt OUT:95pt
総合ポイント:2602pt 評価ポイント:2322pt
顔も心も醜い公爵令嬢ユリーカ。彼女は歴史上では妹との決戦の末に見るも無残な焼死体となって幕を閉じる運命にあった。
誰しもがそうあざ笑う女に対し、1週目の歴史の記憶を持つ一人のしがない兵士だけは、最期まで味方したのであった。
最終更新:2023-02-12 00:15:03
19249文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:352pt 評価ポイント:288pt
作:牧村 多希
ヒューマンドラマ
完結済
N4457HY
派遣の家政婦として新たな仕事先の貸別荘を訪れたサヴァナは、そこで出会った異国の王子にとんでもない依頼をされる。逃げた婚約者の代わりに結婚してほしい。王子の婚約者で、次期聖女のアメリアは、サヴァナと瓜二つだったのだ。
最終更新:2023-02-11 11:49:19
44605文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:92pt
総合ポイント:366pt 評価ポイント:276pt
神殿で暮らしていたティルダは領地のため、若く有能だが不穏な噂のある侯爵と婚姻を結んだ。
最終更新:2023-02-09 22:11:01
33979文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:4170pt 評価ポイント:3504pt
オルコット辺境伯の後妻として嫁いできたルシャーナが告げられたのは、「君を愛するつもりはない」という言葉。――愛するつもりはない? なぜ自分ばかりが被害者だと思うのかしら?
「つまり、あなたはわたくしを『傷付けてもいい人間』だと判断したということですわね」
愛されることは望まない。
むしろ本望だと、ルシャーナは早々に気分を切り替えた。
『相容れない者たちと無理に付き合う必要はない』とばかりに、マイペースに自分の道を進んでいくルシャーナ。
そこで出会ったのは、愛らしすぎる天
使だった。
(あら、まあ! ここは天国かしら?)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-07 19:12:31
58539文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:7044pt 評価ポイント:2974pt
絶対に叶わぬ恋をしたランベール。そんな彼は自分を慕ってくれている令嬢と政略結婚することになった。自分の想いとどう折り合いをつけていくのだろうか?
オルタンスが慕っている人には、ずっと想い続けている相手がいる。それでも彼が自分のもとへ来てくれるからそれで十分だった。
政略結婚ではあるが、婚約者にずっと恋慕していたシャルル。しかし結婚後、妻から「貴方との結婚はビジネスのようなもの」という言葉が返ってきた。シャルルの妻は一国の君主、つまり女王なのである意味仕方がないもの。しかし彼は
妻へ愛を伝え続けた。
政略結婚した夫から真っ直ぐな愛を伝えられたルナ。最初は戸惑ったものの、彼女の心には変化が生じた。ルナは結婚後に愛を知り、そして夫に恋をするようになった。
これは花と香りに関する4人の物語。
過去作と繋がりは少しあります。
全4章+エピローグ
前半2章は切な目ですが救いはあります。
後半2章は甘々の予定です。
加筆や修正をしながら連載します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-07 18:22:50
56163文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:380pt 評価ポイント:280pt
思いがけず王太子の婚約者になった公爵令嬢のフェリシティは、淑女教育の総仕上げの軽い気持ちで、貴族学校に入学する。同時期に入学した王太子は彼女をそっちのけで、男爵令嬢で聖女のアイビーとの恋にのめり込む。所詮は政略結婚。当然嫉妬心などおこるはずもなく、二人とは距離をとろうとするも、敵もさるもの。何かにつけて悪者に仕立てようと絡み、遂に婚約破棄を宣言される。
恋心など1ミリもないけれど、だからといってやられっぱなしではいられない。公爵令嬢の権力と人脈をフル稼働し、反撃を決意する。
もちろん、相手が望む悪役らしく。
いわゆる『ざまぁ』に挑戦してみました。
連載ですか、コンパクトにまとめるつもりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-04 21:43:00
42285文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:1514pt 評価ポイント:1140pt
夜会の場で婚約破棄をしようとした王子だったが、突然しゃがみこんだ後、別人のように婚約者に愛を囁く。その異変のわけには幼少期の婚約式でかけられた魔法があった。
最終更新:2023-02-04 21:16:55
2699文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:1512pt 評価ポイント:1430pt
メルテナ王国の第二王女として生まれたアイラは、誰もが羨む美貌と、誰もが欲する聖女の力を持って生まれてきた。
聖女の力で国を守り、その美しさで優しい王子と結婚し、いつまでも幸せに暮らしました……
となるはずが、何を間違ったかアイラは絶望的なまでの男性不信だった。それはもう、男嫌いとか生半可なものではなく、男の人を見れば血の気が引き、話しかけられたら気を失いそうになるという、もはや男の人が恐怖の対象にしかないほどに重症だった。
「無理です、男の人と結婚なんて無理なんです。それ
も隣国の遊び人と名高い王子となんて、余計に無理なんですー!」
一方で、遊び人と揶揄されている結婚相手のシオンは、ガナンシェ王国の第一王子でありながらも、側室の子だと言う理由から複雑な幼少期を過ごし、王族や貴族を毛嫌いしていた。
「国王なんて絶対になりません。そんなものは正妻の子である弟がなればいい。今さら聖女と結婚して国王になれなんて、都合の良すぎる話です」
これは、男性不信のアイラと王族嫌いのシオンが、何だかんだで仲を深めながら恋に落ちる、王宮ラブストーリー。
◇◇◇◇◇◇◇
10話程度書き溜めていますので、毎日更新予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-04 21:00:00
140691文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:552pt 評価ポイント:270pt
「わたくしの旦那様には、もしかして隠し子がいるのかしら?」
新婚の公爵夫人レイラは、夫イーステンの隠し子疑惑に気付いてしまった。
「我が家の敷地内で子供を見かけたのですが?」と問えば周囲も本人も否定するが、目の前には夫そっくりの子供がいるのだ。
最終更新:2023-02-04 19:39:10
9126文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:17620pt 評価ポイント:15506pt
作:来住野つかさ
ヒューマンドラマ
短編
N3426IB
シンシアは静かに怒っていた。目の前の男が、『自分と婚約した暁には浮気を了承し、婚姻後、伯爵家の仕事は全て君に任せたい』などとふざけたことを言ってきたからだ。たしかに私は『聞き上手令嬢』と呼ばれ、人の話をよく聞きますが、何でも言うことを聞くとは言ってませんけど? 反論しようにも、先に話すのは僕だ、と言って悦に入った顔で滔々と戯言を述べている男は止まらない。次のターンでは絶対反撃してやる! あの方が来る前に······。※この作品は『カクヨム』にも掲載しています。
最終更新:2023-02-03 18:57:48
4985文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:9498pt 評価ポイント:8510pt
仕事と人間関係に嫌気がさしていたときついポロッと「異世界転生したいなあ」と言ってしまったのを新米女神に聞かれてしまい、なんだかよく分からないうちに転生していた。
そして気が付けば何故か大国の王女になっていた。しかも、権力者にばれたら幽閉か暗殺コースまである特大の秘密も持たされている。
「えっ?俺アラフォー男だったんだけど、なんで王子じゃなくて王女なの?政略結婚?男の相手なんて絶対に嫌なんですけど」
転生した今世こそ人間関係とお金に苦労せずに生活できるように、新米女神か
ら貰った能力を使って奮闘するお話。そして将来は権力(王家)から離れて暮らしたい!!
*R15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-03 12:00:00
34890文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:0pt
気弱でおとなしい伯爵令嬢は、本人の意思とは関係なしに祝福されない政略結婚を余儀なくされた。
あるご婦人は、令嬢を思いやり憤った。ある令息は、令嬢にお門違いな怨嗟を抱いた。あるメイドは、令嬢の意思とは関係ない政略結婚に、はらわたが煮えくり返っていた。
当の伯爵令嬢は、密かに結婚を待ち焦がれていた⁉どうやら彼女には何か狙いがあるようで……。
おとなしい令嬢の仮面を被った令嬢は白猫を求めて、政略結婚もなんのその。
これは、白猫を追い求める令嬢の物語。
最終更新:2023-01-31 23:59:11
18826文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:61pt
総合ポイント:72pt 評価ポイント:50pt
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