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検索結果:58 件
東京に住む商業デザイナーの霧崎晋平は、失踪してしまった同居の恋人美沙子を追いかけて岡山の犬島にやってくる。しかし、以前一度だけ訪れた島ではあるが、美沙子の行方を探す手がかりもないまま、島の住人ジョン治郎と出会い、その男が営む民宿に宿を借りる。その夜、晋平を呼ぶ声に誘われて深夜の浜辺へ行ってみると、猫の頭を持つ不思議な存在から忠告を受けてしまう。翌朝、ジョン治郎と共に美沙子を探しに出かけた先で、廃屋の中で夕べと同じ奇妙な存在パステトが現れる。パステトが語る謎の言葉と共に、何故美
沙子が島に来たのかが明らかになっていく。その直後、晋平は美沙子を発見する。島の猫駆除を恐れる猫たちの情念が二人を島に呼び寄せ、不可解な現象が現れていることを、晋平は確信する。さらに、美沙子を宿に連れ帰ってみると、ジョン治郎と美沙子の母親が古い知り合いであったことが判明し、驚いたことに、晋平の父親が美沙子の母親の恋人であったことが分かる。すわ、美沙子と晋平は近親相姦していたのかという疑惑が浮上するが・・・。猫駆除を心配する必要がない事を確認した後、晋平は無事美沙子を連れて帰途につく。その船の中で思わぬ謎解きをする美沙子。果たして二人は近親相姦ということになるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-07 12:00:00
17420文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:7pt 評価ポイント:7pt
クルトは黒い森と呼ばれる広大な森林の中にある小さな村に住むバイオリン奏者。貴族のサロンで演奏しながらいつか名を馳せることを夢見ている。彼は森の中の館で戦争に行った夫の帰りを待つローゼマリアという女性と出会い、恋に落ちる。もとは歌手であった彼女はクルトのバイオリンに合わせて歌うことを楽しみにしていた。
しかし黒い森に残虐な獣が現れ次々と人を襲う事件が発生する。クルトは危険な森からローゼマリアを救い出そうとするが……。
ドイツの黒い森(シュバルツバルト)をイメージした架空世
界を舞台に、『耳なし芳一』物語をベースに創ったファンタジーホラーです。直接的な恐怖よりも、人間の情念や執念の恐ろしさ、愚かしさを描いた物語です。
※夏のホラー2013参加作品※
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-12 19:00:00
43495文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:170pt 評価ポイント:118pt
気が付くと私は暗闇に幽閉されていた。続いて激痛に耐え兼ねて跳ね上がろうとする四肢を抑圧する拘束感が襲いかかってくる。嘔吐感と疲労感、そして諦観。数々の情念に摩耗し、暗闇の奥部から着々と向かってくるものに打ちのめされていく。しかし私は、まだこの世界と繋がっていたいと強く思った。だから、信念の炎を燃やして暗闇を照らし出す。照らし出して己の行く道を導き出す。炎は私を幻惑する。そして、私が覚えている最後の記憶を想起させた。走行するバスのなかで会話をする二人の少年。不真面目に語られる
真面目な話題、ラーメンに対する自らの嗜好性、夏期休暇の予定を言い交わす彼らは、これから青天の霹靂のように襲い掛かる運命の色をまだ識別できていない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-26 15:41:09
6584文字
会話率:60%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
乙女の恋の情念を簡潔な文体で唄った散文詩です。
最終更新:2011-09-12 22:04:50
988文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:16pt
天下分け目の大戦から時は流れ幾十年。
世は安寧の営みを見せていた。
しかしその裏では、現し世にあらざる者どもが跋扈し、平安の世に巣食う悪しき情念が具現化した『黒い瘴気』が蔓延る。
荼枳尼天の化身である銀狐と金狐が織り成す架空の和風ファンタジー。
悲しみを乗り越えて進む主人公・みくにの戦いの結末は如何に!?
最終更新:2011-03-22 21:59:14
43740文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:89pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:8pt
堤隆幸が自分の彼女である桐崎綾子と別れたのは一ヶ月ほど前のこと。
彼女との別れ話は穏便に済んだと思っていたが、綾子が自殺したことを機に、隆幸の周囲に不気味な影が動き始める。
心身ともに疲弊した隆幸は、自称霊能者である大学の先輩、土倉真奈香に助けを求めるが……。
夏のホラー2010参加作品。
最終更新:2010-08-07 17:00:00
7957文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:37pt 評価ポイント:37pt
2010年末。
突如、異形のものが各地に舞い降りた。
明かりの灯らない街。明滅する光。鳴り止まない轟音。闇の中を蠢く奇妙な影。乾いた風が流れていく。
世界は混沌に包まれた。
地獄と化した街を、息を潜めて駆け抜ける高校生の男女。
狂乱して逃げ惑う人々の中、次々と異形を滅していく少女。
それを追う、魔神の力を手にした少年。
立ちはだかる、黒い翼を持つ漆黒の者。
異形と人間、人と――人。
果てしなく続く戦い。
交錯する思惑と絡みつく情念。
そして、空を貫くような巨塔が現れる。
この終末の空は何を映すのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-01-07 18:03:58
1848文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
あまりに広い森の中は、閉鎖された空間。そこへ僕は知人について行った…。情念が形になって現れる不思議な森。情の醜い部分を巧みにフィクションを混ぜながら表現する。
最終更新:2005-12-18 01:48:03
1787文字
会話率:4%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
検索結果:58 件