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検索結果:254 件
妙は15になってあるお屋敷に奉公に上がる事になった。そのお屋敷には“開かずの間”がありそこには忌まわしいものが隠されているという噂があり、奉公に上がる娘たちに嫌われていた。
「面白いじゃない」妙はむしろ奉公に上がる事を喜んだ、
奉公先のお屋敷はお綺麗な奥様といかめしい顔の旦那様の2人暮らし。
開かずの間はお屋敷の北側の離れにある。高床式で2間ほどの渡り廊下で繋がれている。時折旦那様が開かずの間に入られる。ある夜妙は床下で旦那様が入られるのを待つ。
旦那様が入られると、旦
那様の声とすすり泣きの声が漏れてくる。
・・・誰かいるのか・・・妙の好奇心はいやがうえにも高まる。
ある日旦那様が会社の出張で1週間ばかり家を空ける事になる。妙は薬屋で眠り薬を買って、奥様に飲ませる。開かずの間は南京錠がかかっている。錠を開けて中に入る。8帖ほどの広さがあるが何もない。
入り口が閉まる。突然帰宅した旦那様が扉を閉めたのだ。
旦那様は開かずの間には先妻の娘の霊が閉じ込められていることを話す。今の奥様は後妻で、先妻や娘を殺したという噂が流れている。
開かずの間に閉じ込められて4日目、妙の体に娘の霊が憑依する。
そして開かずの間を飛び出して後妻におさまった奥様を焼き殺す。お屋敷は火炎に包まれて、妙はかろうじて助けだされる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-07 10:10:25
11499文字
会話率:10%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:12pt
エリザベスはグレイウィル伯爵家の先妻の娘で、後妻に虐げられて暮らしていた。
ある日、エリザベスはバルコニーで母の幽霊に会い、彼女が殺されたことを告げられる。犯人捜しに向かうエリザベスの前に不思議な少年が現れる......。
公募応募作品です。手直しして再掲いたします。
最終更新:2023-11-02 12:00:00
62759文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:1410pt 評価ポイント:1224pt
聖女の末裔と言われる伯爵家に生まれたマルーシュカは、家族の中ではハズレ者。両親は姉を聖女の生まれ変わりとして大事に大事に育てながら、妹のマルーシュカは下級メイドのように扱って、高齢男爵の後妻として高額で売り払うことを企んでいる。そんな伯爵家からいつかは逃げ出そうと考えていたマルーシュカは、殺された姉が敷地内にある泉で眠るように浮かんでいるのを発見する。姉が死んでいることを確認したマルーシュカは屋敷内が大騒ぎになることを想定して、伯爵家から逃げ出すことを決意する。
姉の婚約者だ
ったアレックスと出会したマルーシュカは、国家存亡の危機に巻き込まれていくことになる。誰が味方で誰が敵?姉のお腹の中には赤ちゃんがいたというけれど、その赤ちゃんは誰の子供なの?一体誰が姉を殺したのか?その犯人を見つけることが自分の役割であるとマルーシュカは覚悟を決める。アレックスとマルーシュカの恋の行方もどうなっていくのか?カクヨムにも掲載しております。誤字脱字報告有難うございます(//∇//)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-28 18:00:00
105813文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:2074pt 評価ポイント:1586pt
作:千種 薫(グラナータ、HANTH、BlackSarena)
ヒューマンドラマ
完結済
N6060IL
ある所に冴えないアラフォーの男がいました。
祖父祖母はすでに亡く、親戚も大概死んでいます。
出生にちょいと秘密がありまして、父と母は離婚して母に自分が、受け継がれています。
当時を知るのは母と、叔父のみ。
田舎の野郎どもの藩士によれば、この母はときが時なれば城住まいのお姫様だったそうで、詳しくは言えませんが。
祖父と母は大変折り合いが悪く、家を逃げ出すように結婚したそうな。この時の父がどこの馬の骨どころか、生まれは石川県、元を辿れば北前船の大元締め。
祖父殿も建設業で立身出世
した大層裕福な家柄でした、がこちらもワケアリで、祖父どのは早くして祖母どのを亡くし、長男の父はいたものの、寂しさから後妻さんをお取りになります。
この父と後妻さんの仲が大層わるく、父は祖父どのの母、つまり父は祖母に育てられます。
父の守護は八大龍王にして賭博打ち、母の守護は大日如来にて説法持ち、そのため自分の守護は八幡大明神のため、意地を貼る。
これはそんな母子家庭の男が、41歳にしてようやく、地に足がついてくる物語。
それでは、テンテケテーレッテンテンテン折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-15 12:29:42
8778文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
特殊な力を受け継いでいるといわれるアンダーソン公爵家の令嬢サエ・アンダーソンは、この日宮殿の階段の踊り場で皇帝であり夫であるネイサン・サッカリーから離縁を宣言される。アンダーソン家の女子は代々王家に嫁ぐことが決められており、彼女も例外ではなかった。その為、幼少から厳しい妃教育に耐え、結婚したというのに、彼女は夫からいっさい顧みられなかった。それどころか、夫は彼女の実父の後妻の娘、つまり義姉と公然と浮気をしていた、そして、彼女と離縁後義姉と結婚するとも宣言する。しかも、彼女を隣
国の国王に生贄に捧げるとも宣言した。だが、彼女は内心よろこんだ。やっと自由になれる。自由になれるのなら、生贄でもなんでもなるわ、と。が、その踊り場で事故が起こる。義姉が彼女を階段から落としたのだ。全身を強く打ち、気を失うサエ。気を失ったまま、彼女は隣国へと運ばれてしまう。隣国オーディントン国の国王に会うサエ。国王ヴィクター・ホワイトウェイはごつくて強面で、彼女に対して非情かつ無情だった。が、彼女はきく。感じる。「うわぁ、可愛い。こんなに可愛いレディがおれの妻になってくれるのか?」と。事故のショックで彼女は目覚めたのだ。「真実の声」を感じる特殊な力に。ヴィクターの言葉とは裏腹な彼の真実の声。そのお茶目で愛くるしい言葉の数々やまっすぐで真摯な想いに、サエもいつしかヴィクターに心を許すようになり……。というか、うまく扱うようになり……。一方、サエを離縁した皇帝と彼女の義姉は、破滅へと突き進み始める。
※全五十八話。ハッピーエンド確約。ゆるゆるでご都合主義な設定、ご容赦願います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-14 20:03:24
82097文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:100pt
総合ポイント:1444pt 評価ポイント:892pt
「天文学レベルに、超!ドドドドドドドドド不幸な星のもとに生まれたのだ!!!!」
生まれた時分から不幸になる人生を予言され、その予言通りに不幸な人生を送ってきた公爵令嬢のニーナ・アリーシャは、不幸ではあるものの父母に愛され ささやかな幸せを感じていた。
だが父の後妻として入った義母と義妹に居場所を奪われてしまい、孤独な日々を過ごすことに。
そんな中、ある日とある辺境伯の令息に嫁ぐことが決まったが…
どうやら彼も「天文学レベルに、超!ドドドドドドドドド……」
とにもか
くにも不幸ですが、慎ましい幸せを築くつもりです!ついでに義母にもざまあですわ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-09 12:00:00
2314文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:40pt 評価ポイント:28pt
ルーチェは何もかも奪われていた。母は義妹ソニアに毒を盛られて死んだ。ソニアはルーチェの義妹であるアンネッタを連れて後妻として伯爵家に入ったけれど、そこからルーチェの地獄が始まったのだった。ルーチェから全てを奪い取ろうとする異母妹アンネッタは、ルーチェの婚約者の心も奪い取り、嫉妬したルーチェがアンネッタに毒を盛ったと冤罪を被せて破滅へと追いやろうとしていたのだった。
絶対絶命のピンチ。アンネッタの婚約者であるリヴィオは、復讐をするなら自分自身でやらないと駄目だと言って、足元に転
がる小枝をルーチェに手渡して来たのだった。
これは毒が間に絡んだ陰謀のお話、ルーチェは幸せを勝ち取ることが出来るのか?カクヨムにも投稿しております。2万字弱です。ちょい多めですが、短編で一括掲載にさせて頂きました。m(_ _)m
最後まで読んで頂ければ幸いです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-07 15:17:03
19068文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:3308pt 評価ポイント:2884pt
作:hazuki.mikado
ヒューマンドラマ
完結済
N1676IL
彼女の名前はマリア。
実の父と継母に邪険にされ、売られるように年上の公爵家の当主に嫁ぐことになった伯爵家の嫡女だ。
婿養子だった父親が後妻の連れ子に伯爵家を継がせるために考え出したのが、格上の公爵家に嫡女であるマリアを嫁がせ追い出す事だったのだが・・・
エブリスタ アルファポリスにも掲載
最終更新:2023-10-03 13:30:58
5554文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:78pt
総合ポイント:452pt 評価ポイント:386pt
断罪されたうら若き令嬢は、無理やり老齢の公爵の後妻にされた。
公爵家に到着して知る事実。
それは、公爵様は今夜にも亡くなるだろうということ。
公爵の息子より伝えられた『明日には未亡人になるだろう』という言葉に、コルネリアは申し訳なく思ってしまう。
『せめて、心穏やかに過してほしい』と。
コルネリアの想いは、運命を動かしていく――――。
******
閲覧ありがとうございます!
ブクマや評価などいただけますと、作者のモチベに繋がりますです!ヽ(=´▽`=)ノ
最終更新:2023-10-01 14:07:32
4935文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:82pt
総合ポイント:18146pt 評価ポイント:16648pt
これは、『天使のなりそこない』として虐げられるミリオンが、『推しへの萌える想い』でキラメク毎日を求めて飛び出し、真の覚醒を果たす物語。
ゴースト魔法の名手になり、敵意を向ける相手にもポヤヤンと天然の穏やかさで手を差し伸べるヒロインが、至福のハッピーエンドを掴み取ります!
「ミリオン、君との婚約を白紙に戻したいんだ」
そんなミリオンこと、伯爵令嬢ミレリオンの元に、1年ぶりに訪れた婚約者――公爵家子息のセラヒム・プロトコルスは、義姉ビアンカを傍らに侍らせてそう告げた。
勝ち誇った笑みを浮かべるビアンカは、後妻の子でありながら長女であり、ミリオンを虐げ続けて来た性悪。なのに、誰よりも「天使」に近い資質があると言われている少女だ。この国にまれに生まれて来る使徒の一つ「天使」は、強い魔法を持って家門を発展させると言われている。だから貴族なら誰でも欲しがる存在で、ミリオンの婚約者も例外ではなかったらしい。
けど、解消や破棄ではなく「白紙」とは?と首を捻れば、ミリオンとの婚約を無かったことにするため、身勝手にもほどがあるとんでもない手段が画策されていた―――!
窮地に追いやられたミリオンが自分のために生きようと決意した時、脳裏に浮かんだのは、たった一度出逢った緑髪のキラキラと美しい少年の姿。彼に再び会うために、ミリオンは萌える思いを糧に真の姿へと覚醒して行く!
※この作品はカクヨム様、アルファポリス様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-27 09:00:00
106194文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:176pt 評価ポイント:116pt
「身売り寸前の私は皿洗いします。」の番外編です。
乙女ゲームの別ルートを書いてみました。
あらすじ→ある日、唐突にマリアは自分が異世界に転生していることに気づき、家族から売られる寸前であることに気づく。これといった対処も思いつかないマリアは後妻ではなく元商人の男爵家の嫡男に嫁ぐことになるのだった。
最終更新:2023-09-16 23:28:08
5683文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:1368pt 評価ポイント:1256pt
伯爵家の令嬢でありながら後妻と義妹に虐げられて過ごしてきたリーゼロッテに侯爵家当主テオドールとの縁談が申し込まれ、テオドールのことをこの悪い環境から助け出してくれるヒーローのように思う。
だが、結婚初夜に「君を愛することはない」言われショックを受けて部屋を出て行こうとすると、何故か腕を引っ張られて……
――あれ?優しい。思っていたのと違う……
ちょろいヒーローが速攻で手のひらクルーするお話。
最終更新:2023-09-08 08:21:47
10535文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:85pt
総合ポイント:14106pt 評価ポイント:12616pt
婚約者には初恋の人がいる。
王太子リエトの婚約者ベルティーナ=アンナローロ公爵令嬢は、呼び出された先で婚約破棄を告げられた。婚約者の隣には、家族や婚約者が常に可愛いと口にする従妹がいて。次の婚約者は従妹になると。
待ちに待った婚約破棄を喜んでいると思われる訳にもいかず、冷静に、でも笑顔は忘れずに二人の幸せを願ってあっさりと従者と部屋を出た。
婚約破棄をされた件で父に勘当されるか、何処かの貴族の後妻にされるか待っていても一向に婚約破棄の話をされない。また、婚約破棄をしたの
に何故か王太子から呼び出しの声が掛かる。
従者を連れてさっさと家を出たいべルティーナと従者のせいで拗らせまくったリエトの話。
※アルファポリスさんにも公開中。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-07 12:32:50
146982文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:16566pt 評価ポイント:10532pt
「上の方に年の差婚だと思っていたら、下の方に年の差婚みたいです」
魔法の勉強に打ち込んできた貴族の令嬢サディア・シェティは、ある日、妹に家を乗っ取られてしまう。
辺境のおじさん領主の後妻にもらってもらう話をまとめたから、さっさと行けと妹には言われて都を追い出されてしまう。
それも嫌ではないと思いながら、嫁いだ辺境の地で待っていたのは、話が違うかなり若い少年というか男の子だった。
最終更新:2023-09-03 13:00:00
8807文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:204pt 評価ポイント:174pt
エルヴェスタム侯爵令嬢のディオーナは生まれたときからアルベルト王太子と婚約を結ばれ、後の国母として育てられた。ところがアルベルトの真実の愛という名の元に婚約破棄を宣言され断罪されかけた。もちろんこれは冤罪であり、王家はこの出来事とディオーナという後ろ楯を失ったことで失脚する。代わりに王家となったアールグレーン公爵家にはアルベルト元王太子と同じ歳のオリヴェルが存在し後に彼は立太子した。それから10年の歳月が過ぎ、ディオーナは王太子との婚約を打診される。断ることなど出来ずディオー
ナはオリヴェルと婚約し王家へと嫁ぐことになった。
しかし、ディオーナはこの時既に30歳で初婚、オリヴェルは前妻を亡くした為の再婚であり、ディオーナは後妻だ。オリヴェルは愛妻家として有名であったため、政略結婚であることは明らかだったのだが、ディオーナには秘めた想いがあった。オリヴェルは初恋の相手であり、今も尚想いを寄せる相手でもあったのだ。
ディオーナに求められたのは王太子妃という存在であり、オリヴェルの妻でもオリヴェルと前妻との息子ヴィクトル王子の母でもなかった。愛や女性としての幸せは諦め、自分の責務を全うすることを心に決めたディオーナ。愛を知らないディオーナは完璧な国の駒として活躍していく。次第にその真っ直ぐに真面目に生きるディオーナを慕う者たちが増えていく。そんな中距離を感じていたオリヴェルには少しずつ明らかになっていく事実が。果たして、ディオーナが想いを寄せるオリヴェルの想いとは。
このお話はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-27 21:00:00
37769文字
会話率:63%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:4272pt 評価ポイント:3402pt
「僕は結婚しません。姉上と共に我が国を守っていきます」
頬を染め、真剣な瞳で語っていた異母弟ナザリオ・ヴィッティが、結婚した。
相手はシモーナ・ジェンマ。
ナザリオより10歳も年下の、学がなく浪費家で、若く美しいだけが取り柄の下級貴族の娘だ。
私はナザリオの言葉を真に受けていたわけではない。
ただ実の母親は私を産んですぐに亡くなり、後妻となったナザリオの母親も流行病で早くに亡くなってしまった。
気落ちした父上は病がちになり、今もベッドから起きら
れることのほうが少ない。
政務をするのは必然的に王女である私、オデッタ・ヴィッティの仕事になってしまったのだ。
外交と内政、もちろん補佐をしてくれる者はいたけれど、私の責任は重かった。
結婚など考える暇もないほどに。
――そして私は、33歳になった日に毒を盛られたのだ。
毎日昼12時頃更新予定です。
励みになりますので、ブックマーク登録や評価をしていただけると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-12 09:03:49
69777文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:180pt 評価ポイント:104pt
『魔女の予言』を受けたリグレットは、その外見もあって、親であるはずの皇帝夫妻の顔さえ見たことがないほど冷遇されていた。
とうとう終いには隣接する小国の王へ後妻として嫁がされることになったが、リグレットよりずっと年上であった国王は会う前に亡くなってしまう。
そのまま帰る訳にも行かず困っていたところ、「国王には息子が三人いる、そして、リグレットが配偶者に選んだ者を次の王にする」と言われて────。
生真面目で武闘派のパーシモン、気まぐれ自由人のエミリウス、穏やかで頭の良いカヴァル
──個性豊かな三人の王子に囲まれて、リグレットは少しずつ変わっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-07 16:19:04
9605文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:32pt 評価ポイント:18pt
「絶対に、この結婚から、逃げてやる!」伯爵令嬢リュシエンヌはそう決意していた。彼女の横暴な父親が、勝手に彼女を嫁がせてしまったのだ。しかも、親子ほども年の違う相手の、後妻として。
そうして彼女は入念に準備をして、婚礼の馬車から逃げ出し、行方をくらますことに成功した。男装してリュシアンと名乗り、遠くの町へと足を運ぶ。
ああ、やっと自由になれた。喜んでいた彼女だったが、さらにとんでもない事態に巻き込まれてしまう。彼女が逃げ込んだ先の町、そこで彼女は聖女としてまつりあげられてし
まったのだ。
仕方なく彼女は、青年のふりをしたまま聖女リュシアンとしてその町で暮らし始める。ほとぼりが冷めたら、またどこかに逃げてしまおう。そんなことを思いながら。
しかし聖女としてたくさんの人たちと触れ合っていくうちに、彼女は少しずつ違う思いを抱いていく。そんなある日、国からの使者がやってくる。それまでは逃げ出すことばかり考えていたリュシエンヌは、ついに危機に正面から立ち向かうことを決意するのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-03 12:10:49
199810文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:98pt
総合ポイント:2310pt 評価ポイント:1476pt
作:富士山 のぼり
異世界[恋愛]
完結済
N3520II
何処にでもいる普通のOLである私は事故にあって異世界に転生した。
転生先は入り婿の駄目な父親と後妻である母とその娘にいびられている令嬢だった。
でも現代日本育ちの図太い神経で平然と生きていたらいつの間にか聖女と呼ばれるようになっていた。
別にそんな事望んでなかったんだけど……。
「そんな口の利き方を私にしていいと思っている訳? 後悔するわよ。」
「下らない事はいい加減にしなさい。後悔する事になるのはあなたよ。」
そんな感じの強気で物事にあまり動じない系女子の異世界転生話。
最終更新:2023-08-02 12:21:45
55508文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:28052pt 評価ポイント:21260pt
父親の後妻が病に倒れた。しかしその病は深刻で医者たちは揃って匙を投げた。
父親は藁をもすがる気持ちで森の奥に住むという「魔女」に救いを求めた。
魔女の薬でその時は症状が緩和されたが、毎日飲む必要が有るという。
その薬の作り方を覚える為に、私は魔女と共に森の中の魔女の家を訪れた。
最終更新:2023-07-14 17:37:48
21516文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:4pt
アデリーナ=ヴァレンティーナ公爵令嬢は、王太子アルベールとの婚約者だった。
しかし、彼女には王太子の傍にはいつも可愛がる従妹のリリアがいた。
アデリーナは王太子との絆を深める一方で、従妹リリアとも強い絆を築いていた。
ある日、アデリーナは王太子から呼び出され、彼から婚約破棄を告げられる。
彼の隣にはリリアがおり、次の婚約者はリリアになると言われる。
驚きと絶望に包まれながらも、アデリーナは微笑みを絶やさずに二人の幸せを願い、従者とともに部屋を後にする。
しかし、アデリーナは勘当されるのではないか、他の貴族の後妻にされるのではないかと不安に駆られる。
婚約破棄の話は進まず、代わりに王太子から再び呼び出される。
彼との再会で、アデリーナは彼の真意を知る。
アデリーナの心は揺れ動く中、リリアが彼女を支える存在として姿を現す。
彼女の勇気と言葉に励まされ、アデリーナは再び自らの意志を取り戻し、立ち上がる覚悟を固める。
そして――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-13 19:12:26
2226文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:65pt
総合ポイント:64pt 評価ポイント:56pt
王命により、美しく年の離れたイボンヌを後妻として迎えることになってしまったライトフット公爵テオフィルスは、婚約自体は受け入れておきながら婚姻を迎える今日この日まで決して顔を合せようとも、交流を持とうともしなかった。
そうしてついに婚姻式を終えたその日の夜、これから初夜を迎えるべき寝室で、悩んだ末に出した答えを新妻へと告げる。
「君を愛することはできない」
泣かれるかもしれないと思ったが、妻はなぜか言葉の意味を教えて欲しいと冷静に問い掛けてきた。
最終更新:2023-07-09 18:55:12
4299文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:8022pt 評価ポイント:7410pt
第一王子の妃になったが、子どもが産めないという理由で離縁されたエリーゼは、王家の命令で辺境の領地を治める公爵家に嫁いだ。
地獄を追放された先も地獄でしかない。
「夫が死ねば、私は自由になれるのに……」
何度も何度も願った。
ところが。
エリーゼを迎え入れた年上の公爵・ダミアンは、彼女を温かく迎え入れた。そして、ただただ穏やかな日々を与えた。
悲しみと怒りと欲望で荒んでいたエリーゼの心は、穏やかな日々の中で次第に癒されていった。そして、そんな日々を与えてくれるダミアンに、ほ
のかな恋心を抱くようになっていた──。
※こちらは独立してお楽しみいただける短編ですが、現在連載中の長編「夫が死んだら息子が王子になりました~王位継承のために都合の良い息子と妻が必要だって言うから結婚したのに何故か溺愛されるのですが!?~」の番外編にあたるお話でもあります。
ご興味お持ちいただけましたら、タイトル上部のリンク「夫が死んだシリーズ」から本編をご覧いただけますので、ぜひ……!!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-09 18:02:17
7704文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:846pt 評価ポイント:726pt
ルーランド伯爵家の長女マリアンヌは、リック・ルーランド伯爵が出征している間に生まれた上に、父親にも母親にも無い色見を持っていたためその出自を疑われていた。伯爵に不貞と決めつけられ心を病んでしまう母親。マリアンヌは孤独と共に生きるしかなくなる。
伯爵の愛人がその息子と娘を連れて後妻に入り、マリアンヌは寄宿学校に追いやられる。
卒業して家に戻ったマリアンヌを待っていたのは父が結んできたルドルフ・ワンド侯爵との契約結婚だった。
白い結婚大歓迎!旦那様は恋人様とどうぞ仲よくお暮しく
ださいませ!
やっと自分の居場所を確保したマリアンヌは友人達の力を借りて運命を切り開く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-07 20:00:00
121123文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:65pt
総合ポイント:41706pt 評価ポイント:31618pt
親友の魔女が死ぬ直前、来世でも会いたいと願った魔女メデイアは親友に転生魔法を掛けた。が、実は親友の渾身のドッキリだったらしく、急に元気になった親友に驚いた際にうっかり転生魔法を自分に掛けてしまった。
人間に転生したメデイアはレインリリー=クリスティ伯爵令嬢となり、政略結婚相手の前妻の娘という事で後妻や異母妹、父から疎まれ使用人達からも冷遇されてきた。結婚相手のクレオン=ノーバート公爵は後妻や異母妹が流した悪女の噂を信じ、白い結婚を強制。三年後には離縁とすると宣言。魔女の鏡を
見つけて親友と連絡を取り、さっさと故郷に帰りたいレインリリーからすれば好都合。
レインリリーはクレオンの愛する人が前世の自分と知っていて告げる気はないが、後に幼少期自分を助けてくれた魔女がレインリリーと知ったクレオンは今までの事を後悔し愛を囁くようになる。
※アルファポリスにも公開しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-05 07:50:54
34329文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:97pt
総合ポイント:9874pt 評価ポイント:8048pt
赤子の時にゴミ溜めに捨てられたフェリシアは美しい容姿をした少女だった。その容姿を隠すために呪具を使っていた変装をするフェリシアは、刺客に襲われたルカーシュ王子を助けることになる。そこで、自分が誘拐された公爵令嬢であることを知ることになる。ゴミ捨て場の聖女が王都に移動してもうまくいくわけがない。すでに後妻として公爵家に入った義母と義妹はフェリシアの悪い噂をばら撒き、追い出すために誘拐犯を手配する。婚約者となった王子の側近はゴミ捨て場に住み暮らしたフェリシアを持て余すようになって
しまう。嵌められ、罵られ、嘲笑われるフェリシアはどういった復讐を計画していくことになるのか?これはゴミ捨て場の聖女が帝国をも巻き込んで復讐を果たす物語。2万字、四話〜五話程度を計画しております。最後までお読み頂ければ幸いです!
カクヨムにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-28 16:09:16
25750文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:10898pt 評価ポイント:9384pt
「ミリオン、君との婚約を白紙に戻したいんだ」
伯爵令嬢ミレリオンの元に、1年ぶりに訪れた婚約者――公爵家子息のセラヒム・プロトコルスは、義姉ビアンカを傍らに侍らせてそう告げた。
勝ち誇った笑みを浮かべるビアンカは、後妻の子でありながら長女であり、ミリオンを虐げ続けて来た性悪。なのに、誰よりも「天使」に近い資質があると言われている少女だ。この国にまれに生まれて来る使徒の一つ「天使」は、強い魔法を持って家門を発展させると言われている。だから貴族なら誰でも欲しがる存在で、ミリオ
ンの婚約者も例外ではなかったらしい。
けど、解消や破棄ではなく「白紙」とは?と首を捻れば、ミリオンとの婚約を無かったことにするため、身勝手にもほどがあるとんでもない手段が画策されていた―――!
窮地に追いやられたミリオンが自分のために生きようと決意した時、脳裏に浮かんだのは、たった一度出逢った緑髪のキラキラと美しい少年の姿。彼に再び会うために、ミリオンは萌える思いを糧に真の姿へと覚醒して行く!
これは、『なりそこない』として虐げられて来たミリオンが、前向きに自分の未来をつかみ取るため奮闘し、ついには幸せになるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-26 09:00:00
44575文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:324pt 評価ポイント:224pt
前妻が亡くなったクルトの元に、後妻として結婚したアメリー。ふたりは白い結婚を続けていた。
そんな中、クルトが馬車の事故に遭い、アメリーのことを前妻のエルナだと思い込んでくる。
周りの人々に促され、記憶が戻るまでの間、エルナとして過ごすことになったが、彼のあまりにもの豹変っぷりで、だんだん罪悪感を募らせていく。
記憶が戻ったとき、アメリーとクルトの生活はどうなってしまうのか。
ある夫婦のやり直し物語。
*他サイトにも掲載しております。
最終更新:2023-06-21 13:00:39
7520文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:61pt
総合ポイント:226pt 評価ポイント:194pt
作:あさづき ゆう
異世界[恋愛]
完結済
N1512IE
神の力を持つ一族が治める帝国。
貴族は神の力を継いでおり、年々弱くなる力を維持するため、帝国の中央と呼ばれる機関で結婚を管理されていた。
貴族家の義務として、中央からの縁談は断ることができない。伯爵家の娘である日菜子も中央からの縁談を受けた。ところが、顔合わせをする前に相手側から断りの連絡が。前代未聞の事態に、日菜子の立場は悪くなる。
生家では後妻に役立たずと罵られ、縁を切られる。その後、亡き母の兄家族に引き取られたが、一人で生きていくことを決意。カフェでの仕事をしつつ、独
り立ちするために母の実家の家業である護符師となるべく学び始めた。護符師とは穢れを祓う道具を作る職業で、幸いにして母の一族は腕のいい護符師を出す一族だ。
仕事に、勉強にと忙しくしていたある日、後妻がカフェにやってきた。
中央から縁談が来ているから家に戻るように言われるが、日菜子は生家に戻るつもりはなかった。
二度目の縁談はこちらから断るつもりでいたのに、会いに来た婚約者と名乗る軍人は三か月の交流を提案してきた。
◆注意◆
舞台は大正時代風の異世界となります。なので、電気・ガス・ラジオ・自動車・電話あります。異世界で存在してほしくない方はブラバ推奨。
一日二回、10時と20時に更新。ストックがなくなり次第、一日一回に変更予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-17 20:00:00
99069文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:67pt
総合ポイント:9082pt 評価ポイント:6190pt
王宮剣術師範も務める名門で一撃必殺を掲げる流派、「グレアス一刀流」。
師範代「アスラン・ミスガル」は先代亡き後「剣聖」の継承者と思われていた。
だが、アスランは「型が違う」との理由で剣聖に選ばれなかった。
先代の後妻と男女の仲にあった「マリク」が選ばれたのだ。
ここに自分の剣の道はないと悟ったアスランは道場を抜け、冒険者としての人生を始めることにした。
人望があったのか、噂を聞きつけ弟子達が一緒にパーティを組みたいとごっそり駆けつけた。
彼らは王宮魔術師長や筆頭聖女、他国の
騎士団長などの職をやめてまでアスランと一緒にいることを選んだのだ。
押しかけた弟子たちは勝手に新流派アスラン一刀流を名乗り、王都で勧誘を始める始末。
閑古鳥が鳴くグレアス一刀流、剣聖となったマリクはアスランの家に殴り込む。
決闘をすることになった剛剣のアスランと柔剣のマリク。
剣筋の違う二人は周りの人々からは互角と思われていたが、アスランはマリク以上の柔剣を使い、完膚なきまでにマリクを叩きのめした。
「魂の入ってない剣だったら、オレだって型どおり綺麗に振れるんだよ。マリク、お前は一からやり直せ」。
アスランの道場には人があつまり、やがてアスラン一刀流は全世界に広まっていく。
【短編】日間ハイファンタジーランキング45位 1/31 でした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-13 20:50:37
236008文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:2346pt 評価ポイント:1070pt
『王国の盾』シルト・グランツ公爵の一人娘であるモイラ・グランツは『王国の英雄』アドム・ベスティエ辺境伯の嫡男との婚姻を父から言い渡される。
獣化の特質魔法を使う野蛮人だと噂されている野獣英雄の息子なんかに嫁ぎたくないと泣くモイラに、父の後妻である義母が「自分の実の娘を身代わりとして嫁に出す」と提案した。
母に捨てられるように身代わりとして辺境へと送られた少女は運命の出会いを果たし、そして知らなかった真実を知る。
最終更新:2023-06-08 18:00:00
97853文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:134pt 評価ポイント:78pt
いつか復讐してやるぞと資金を貯めていたら、チャンスが向こうからやってきたお話です。
主人公は母を暗殺され、それが父の手によるものだと確信しています。何故なら早速葬儀の直後から父が愛人を後妻にしたからです。義妹にあたる父と義母の娘は、主人公を傷つけるため母の死を嘲笑います。
そんな主人公に、復讐のチャンスが訪れました。義母が従者の手によって殺されたのです。
アルファポリス様でも投稿しています。
最終更新:2023-06-08 15:33:51
2613文字
会話率:67%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:2620pt 評価ポイント:2404pt
ティアーナは「耳が良すぎる」令嬢だ。実家の伯爵家は後妻が来て賑やかになったことが辛く、他の家で育った。学園を卒業し、王宮侍女になったところ、持ち前の知識で第二王子に他国の辺境へ派遣するメンバーに選ばれ、「愛しい人と過ごす」花の日を辺境で迎えることになる。
※主人公以外のところで、BL、GLあり。
※連載している他作品と同じ世界観ですが、そちらを読まなくても問題ありません。
最終更新:2023-06-06 19:22:59
11689文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:914pt 評価ポイント:842pt
マルタン伯爵家の娘であるシャロンは、幼い頃に母が病で死んでから地獄のような日々を送っていた。
父が後妻として迎えた女はシャロンを毛嫌いし、何かにつけてすぐにシャロンを怒鳴り体罰を与えていた。
そしてメイドたちは仕事のストレスをシャロンにぶつけ、婚約者もシャロンを蔑ろにしていた。
シャロンの周りにいる人間はみんなシャロンを虐げていた。けれど1人だけ、ノアという奴隷だけはシャロンを温かい言葉で励まし支えていた。
そんなシャロンも16歳になると婚約者と結婚することが
できる。
愛はない結婚生活にはなるが、これでやっと継母から解放されるはずだった。だが婚約者はシャロンではなく義妹であるリリアーナを選び破談。シャロンは実家に残ることになった。
絶望に叩きつけられたシャロンに追い打ちをかけるようにして、リリアーナはシャロンが嫉妬にかられて自分を殺そうとしたと嘘をでっちあげた。激怒した継母はシャロンに酷く惨い体罰を与える。
ーーシャロンはここから逃げ出したいとは思わないの?
痛みと悲しみの中でシャロンはノアに問いかけられた言葉を思い出す。
世間知らずの娘が家を出ても野垂れ死ぬだけ。だから我慢して実家にい続けた。けれどどんな地獄でも、愛する人と共にする地獄の方が幸せなのではないだろうか。
「ノア、会いたいよ……」
シャロンは涙を流し、彼に救いを求めた。
シャロンの本当の声を聞いたノアは、彼女に救いの手を差し伸べる。
全てが終わった時、シャロンは愛する人と共に幸せを手にする。
※シンデレラストーリーと復讐を合わせた2万文字未満の短編です。
よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-05 21:18:03
19041文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:74pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
作:野原 冬子
異世界[恋愛]
完結済
N9937ID
これは、アルタイル王国の家臣貴族グリンガルド侯爵家を舞台としたシンデレラストーリーです。
クリスティアナは祖父と王家の誓約により次期侯爵に指名されていますが、侯爵代理に指名されている父ジョエルの妨害にあい、18歳になってもすんなりと侯爵位継承することはできなくなってしまいました。
祖父亡き後の侯爵家には、父の愛人と隠し子が後妻と連れ子として乗り込んできます。そして定石通りに、ヒロインのクリスティアナを蔑み虐げます。
困難を乗り越え、その道中で王子様に見染められたりし
ながら、猫を被りながら、クリスティアナはハッピーエンドに向かって邁進いたします!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-30 00:35:06
103083文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:220pt 評価ポイント:154pt
作:秘翠 ミツキ
異世界[恋愛]
完結済
N9557ID
君を抱くつもりはない、初夜に彼からそう告げられたーー。
しがない伯爵令嬢のエーファには、三つ歳の離れた姉がいる。姉のブリュンヒルデは、女神と比喩される程美しく完璧な女性だった。端麗な顔立ちに陶器の様に白い肌。ミルクティー色のふわふわな長い髪。立ち居振る舞い、勉学、ダンスから演奏と全てが完璧で、非の打ち所がない。正に淑女の鑑と呼ぶに相応しく誰もが憧れ一目置くそんな人だ。 一方で妹のエーファは、一言で言えば普通。容姿も頭も、芸術的センスもなく秀でたものはない。無論両親は、エーフ
ァが物心ついた時から姉を溺愛しエーファには全く関心はなかった。周囲も姉とエーファを比較しては笑いの種にしていた。 そんな姉は公爵令息であるマンフレットと結婚をした。彼もまた姉と同様眉目秀麗、文武両道と完璧な人物だった。また周囲からは冷笑の貴公子などとも呼ばれているが、令嬢等からはかなり人気がある。かく言うエーファも彼が初恋の人だった。ただ姉と婚約し結婚した事で彼への想いは断念をした。だが、姉が結婚して二年後。姉が事故に遭い急死をした。社交界ではおしどり夫婦、愛妻家として有名だった夫のマンフレットは憔悴しているらしくーーその僅か半年後、何故か妹のエーファが後妻としてマンフレットに嫁ぐ事が決まってしまう。そして迎えた初夜、彼からは「私は君を愛さない」と冷たく突き放され、彼が家督を継ぐ一年後に離縁すると告げられた。
※この作品はアルファポリス 、魔法のアイランド、エブリスタにも載せています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-24 22:56:46
106799文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:6520pt 評価ポイント:4204pt
公爵子息ボブバージルは伯爵令嬢クラッリサと八歳から婚約している。
十三歳になったある日クラリッサの家に入った義妹ダリアナと恋に落ちクラリッサを蔑ろにする夢を見た。クラリッサのことが大好きなボブバージルはその夢を否定したいがその夢と似たような現象が起きていく。
ボブバージルはその夢の通りにはならず婚約者クラリッサを後妻と義妹から守ることができるであろうか?
ボブバージルが自分の夢と戦う奮闘記【幼少編】です。
以前書いたものの改定版です。あえて改定前のものも残してあります。
起承転結は基本的に同じですが本物の黒幕を登場させたり後妻と義妹ダリアナをダークヒロインとして強調させたりしています。
改定版ですのでプロットはできているため毎日更新する予定です。
性を想像させる表現が出てまいりますので十五禁にさせていただきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-18 06:32:21
111062文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:1238pt 評価ポイント:794pt
毒を盛られたイングリッドは前世の記憶を思い出した。前世、南米を拠点とした麻薬の密売人だったイングリッドは、毒を盛った侍女を拘束。父である公爵の執務室で、麻薬に手を出している証拠を手に入れる事になる。母の死後、即座に後妻とその娘を公爵家に迎え入れた公爵から精神的に虐げられ続けたイングリッド。すぐさま反旗を翻そうとしたものの、待ったがかかってしまったのだ。どうやらこの世界、義母フレドリカが前作ヒロインで、義母が攻略に失敗した後の世界という事になるらしい。元自衛官という前世の記憶を
持つ王弟エルランドと共に、帝国からの脅威に立ち向かうイングリッド。王国は帝国に滅ぼされてしまうのか、イングリッドは悪役令嬢として断罪されてしまうのか。これは前世の職業が普通じゃない、ドタバタ恋愛ファンタジー。
カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-07 22:00:00
122801文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:4328pt 評価ポイント:3218pt
第一王子が物語のように婚約破棄を叫ぶだなんて、だれが想像したであろう。
その「婚約破棄騒動」は「彼女」を壊してしまった。
出会ったときの「彼女」の長い髪が印象的で、ぼくは胸が高鳴った。
「彼女」は王都でとても辛い思いをしたのだとか。
婚約者に裏切られ。
幼馴染みに傷つけられ。
父親に捨てられたと。
ぼくは、「彼女」に笑って欲しかった。
※設定はゆるんゆるん。
※作者独自のなんちゃってご都合主義異世界だとご了承ください。
※どこかで見たような名称があっても、恐らくあ
なたの知るそれとは違うものです。
※この作品はアルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-27 07:00:00
179477文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:6354pt 評価ポイント:4496pt
アイ・バッハシュタインは、「孤高の悪女」と名高い悪役令嬢である。公爵である実父、後妻の継母、後妻の息子である異母兄、使用人たちにも嫌われ、疎まれている毎日を送っている。別の公爵令嬢と違い、つるむのが大嫌い。つねに一人で悪女っぷりを発揮している。その為、「孤高の悪女」と呼ばれるようになった。そんなある日、彼女は体調不良で主治医の診察を受けた。その後、主治医と父親との会話を盗み聞きしてしまう。「余命三か月」、そう診断されたのである。彼女は、おりしも乳兄妹といってもいい関係の皇太子
コルネリウス・ユーヴェルベークに嫁ぐ為の皇太子妃候補をみずから辞退したばかりだった。
「余命三か月」だったら、もう一花咲かせましょう。改心するのではなく、善行を行うのではなく、さらなる悪女っぷりを発揮する。そして、ささやかな望みをかなえるの。
硬く決意した彼女は、辞退したはずの皇太子妃候補の為に行われている修行に乗り込んだのであるが……。
なんだか違わない?
事態は、彼女の望むこととはまったく違う様相を呈して……。
※全二十一話。ハッピーエンド確約。ゆるゆる設定はご容赦願います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-24 22:01:02
30951文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:2248pt 評価ポイント:1646pt
河原町でぶつかった和服姿の美人が、浮音の馴染みの割烹・志ら菊の大将の後妻・亜沙美と知った有作。
その場の彼女の奇妙な態度をいぶかしんだ浮音は、誤解を解こうと店を訪れるが、肝心の大将・健次郎は怪我が原因で長患いのさなか。後日あらためて見舞いへ行くことになった浮音たちだったが、健次郎に迫る殺意の数々を感じ取って、気が気ではいられなくなって……!?
美しき後妻・亜沙美は果たして凶悪な殺人鬼なのか?
素人探偵・鴨川浮音の推理が冴える。
最終更新:2023-04-14 12:00:00
11718文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:66pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
貧民街で生まれ育ったセシリアは、突然人攫いによって連れていかれる。
連れていかれた先は侯爵家。そこで彼女は、侯爵家の婚外子であることを知らされる。
幼い頃に母を亡くしてから、同じ貧民街で暮らす少年が家族代わりになって面倒を見てくれた。
その少年アディルを引き取ることを条件に、侯爵家に入ることを決めたセシリアだったが――
アディルは一年経っても見つからなかった。
そして侯爵の後妻とその娘ヴァイオレットに虐げられる暮らしが始まる。
成長したセシリアの下に、ある晩、黒い影が忍び
寄る。
それは侯爵家の財産を自分と娘が継ぐために後妻が差し向けた暗殺者。
だがその暗殺者は、六年間見つからなかったアディルだった。
その後、神殿からの使者が訪れ、侯爵家に聖女候補がいると告げる。
聖女候補となったセシリアは、神殿での修行を始めるのだが――
襲い来る次なる刺客に、逆恨みしたヴァイオレットにモンスターをグーパンでノックアウト!
ピンチの時にはいつだってアディルが駆け付ける。
殴り聖女候補は無事に、聖女になることが出来るのか!?
*カクヨムでも投稿しております。
*ひとまず30話完結まで書いております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-08 12:00:00
62774文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:616pt 評価ポイント:428pt
予期せぬ形で手柄を立ててしまった傭兵の若者。
後妻の子としてお家騒動を避けるべく傭兵の道を選んだはずが、なんの因果か辺境領主に。
土地と領民と部下が用意済みなら否とも言えない。
え、嫁も?
最終更新:2023-04-03 12:27:50
5254文字
会話率:8%
IN:0pt OUT:87pt
総合ポイント:5102pt 評価ポイント:4396pt
風に吹かれて異世界へと迷い込んでしまった平凡な女子高生が、自分に出来る事を探しながら精一杯地道に生きていきます。
最終更新:2023-04-02 12:00:00
179038文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:74pt 評価ポイント:46pt
【書籍・コミカライズ】
社交界デビューから三年。伯爵令嬢メルフィエラは、とある趣味のせいであらぬ噂を立てられ、婚約すらままならない日々を送っていた。そんな彼女のことをよく思っていない父親の後妻から、「一年以内に婚約者を見つけなければ修道院に行ってもらう」と言われ、大慌てで秋の遊宴会に出席することに。
本当は気乗りしないため、彼女は出会いの場でもある遊宴会で一人ぽつんと浮いていた。さらにその最中に、魔毒に侵され狂化した魔獣に急襲されてしまう。絶体絶命の大ピンチを救ってくれた
のは、不敵に笑う血塗れの男。実はこの男、『狂血公爵』という二つ名を持つガルブレイス公爵その人であった。
ガルブレイス公爵は、血塗れの自分はおろか、魔物すら恐れないメルフィエラに興味を抱く。その上、あまり人に口外できない趣味――魔物や変異植物を美味しくいただくこと――に理解を示しただけではなく、そのあくなき探究心を満たしてやるとまで申し出てきて……⁉︎
いきなり婚約! 結婚? まさか私、騙されているのっ⁉︎
領民のために魔物を美味しくいただく方法を模索する悪食令嬢と、領地に沸いて出る魔獣を駆除し続ける狂血公爵。悪意ある噂に振り回され、婚約者すらまともに見つからなかった二人が、幸せになるまでのラブファンタジーです!
書籍は講談社Kラノベブックスf様(4/2発売予定)、コミカライズは漫画アプリPalcy様(3/22から)とpixiv様で配信予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-01 23:55:13
447363文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:77pt
総合ポイント:115385pt 評価ポイント:45559pt
「君に求める役割は、息子ミヒャエルの母親。それだけだ」
冷徹な堅物侯爵と呼ばれるアルノーのもとへ嫁いできたアンネリーエ。彼女は、幼馴染でもあった婚約者に浮気され婚約破棄された訳あり令嬢。
アンネリーエは亡くなった前妻の連れ子であるミヒャエルと楽しく過ごしていた。
妻としての務めは必要ないと言われたものの、同じ家に暮らしているのなら仲良くしよう、と、ある日アンネリーエはアルノーの好物を作ろうと思いつく。
ちょっとズレてる妻の行動に、無関心だったアルノーの心はかき乱されてゆくのだ
った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-31 11:00:00
16067文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:73384pt 評価ポイント:65382pt
作:悠井すみれ
ヒューマンドラマ
完結済
N3988HQ
「悲劇の王妃」は孤独と絶望のうちに短い人生を終えた。
幼くして海の向こうの異国に嫁ぎ、粗暴な夫やその愛人に悩まされ、幼い息子を残して息絶えた──小国の王女アンナリーザがその「前世」を思い出したのは、お見合い用の肖像画を見た瞬間だった。「彼女」を見殺しにした前世の夫が、転生した彼女に求婚して来たのだ。
また売られるような結婚を強いられるのかと絶望しかけるアンナリーザだが、今世の父や兄は優しかった。
「可愛い娘を二十歳も年上の男の後妻などやれるものか」「私も父上と同意見だ。断
ってしまえ」……生まれ変わって初めて知った家族の愛に、アンナリーザは決意する。この幸せを守ること。今の家族のため、前世の記憶と知識を利用することを。前世の婚家は発見されたばかりの新大陸で、上手く立ち回れば交易は莫大な利益を生むはずだった。前世の息子の行方を知ることもできるだろう。
前世の夫だけでなく、前世の実家も新大陸の利権を求めてアンナリーザに忍び寄るが、今の彼女に過去に対する情はない。「もう二度と、流されて利用されるだけの人生は送らないわ!」転生した悲劇の王女は、「今」の人生のために奮闘する。
カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-25 21:11:29
309882文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:96pt
総合ポイント:3310pt 評価ポイント:1820pt
董星(とうせい)は父王とその後妻から疎まれ、山中の離宮で王子の身分を隠して暮らす。
ある日森で倒れたところを央華(おうか)という少女に助けられ、女として女人だけの神殿に連れていかれる。間もなく董星は男であることが知れ、董星と央華はお互いに淡い恋心を抱いたまま別れる。
成長して二人は再会するが、その時央華は董星の義兄の結婚相手として王宮に迎えられていた。結婚式を目前に義兄は愛人と共に姿を消し、菫星は探索に乗り出すのだが……。
※全29話(一話が短め)完結済み。※アルファポ
リスにも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-19 23:34:10
37922文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:74pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
嫁いだ先の小国の王妃となった私リリアーナ。
陛下と夫を呼ぶが、私には見向きもせず、「処刑せよ」と無慈悲な王の声。
無視をされ続けた心は、逆らう気力もなく項垂れ、首が飛んでいく。
夢を見ていたのか、自身の部屋で姉に起こされ目を覚ます。
怖い夢をみたと姉に甘えてはいたが、現実には先の小国へ嫁ぐことは決まっており……
嫌われ王妃となった私に、嫁いだ先で何がまっているのか――。
最終更新:2023-03-18 14:07:41
13854文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:612pt 評価ポイント:510pt
王立学園に通うぽやぽや下級貴族のイルザは、ある日実家が借金で破産寸前、破産回避のために年齢差四倍の富豪に身売り同然で後妻に入らないといけない危機に直面する。
「年齢差四倍はない。そうだ、惚れ薬を適当にお金持ちな人にかけて借金肩代わりしてもらおう」
唯一の特技の魔法薬調合で惚れ薬をつくったイルザは、早速金持ちを見繕おうとしたら、それをうっかりとクールなことで有名な第二王子のクリストハルトにかけてしまった。
「私なんかが第二王子のお嫁さんなんて無理ぃー!!」
「そんなこと言
わないでおくれ、私のバラ、私の小鳥」
「あなた普段のクールをどこで落としてきたんですかぁー!?」
惚れ薬の効力が切れるまでなんとか逃げ切ろうとするイルザと、クールキャラがすっかりとぶっ壊れてしまったクリストハルトが、必死で追いかけっこをする。
*カクヨム・サイトにて先行公開しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-10 07:00:00
101721文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:492pt 評価ポイント:342pt
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