-姉と弟- 小説家になろう 更新情報検索 - 新着順 -

歪んだ雨の痛みのなかを、 真っ直ぐ生きようとする姉と弟を描いた処女短編。

弟の奈津が、部屋から出て来ない。奈津が出て来ないせいで、家族はめちゃくちゃになっていた。でも、その原因を作ってしまったのは、他の誰でもない、葉月。奈津の、姉だった。

引きこもりな姉と、それを無性に毛嫌いする弟の怠惰なコメディ

クリスマスだっていうのに、兄弟そろって家で寝ている。両親でさえ外出しているのに、それをしようとさえしていない。こたつにもぐりながら伸ばした手の先、そこにあるはずのみかんがない。調べてみれば、それが最後のひとつ。たかがみかん。されどみかん。無性に食べたいが、いくら探しても見つからない。あきらめきれずに時間は過ぎる。姉と話せば疲れるばかり。クリスマスなんてこんなものか。

姉と弟の禁断ではない愛情物語り。人の死をひきずる感覚

賭けビリヤードでローマンに負けたディーン。悪友が望んだ報酬は“女装コンテストにして出場すること”という突拍子もないもの。嫌々ながらも従うディーンだが、本人の意向とは別に、それはなかなかの美人に仕上がってしまう。パーティは穏便に終了するかと思われたその時、会場に現れたのは……。

姉と弟の本当に馬鹿げた、面白くないだろうと思われる会話です。弟がローテンションです。途中から話が変わります。ついでに初投稿だったりします。

姉の大掃除によって生じたゴミや机は弟の元へ。

ありふれた日常のヒトコマ、姉と弟の話。

暗い街、寒い部屋、痛み、姉と弟。