-夢を見ない- 小説家になろう 更新情報検索 - 新着順 -

深夜、ぼんやりと外を眺めていた私に目の前に降り立った異国の服を着た陽気な少年が言うの。「はじめまして、僕はピーターパン。僕と一緒にネバーランドに行ってくれないかい？」－－－－－お伽話を信じて夢見る少女はピーターパンを探す。

夢を見ない「少年」と、病で死にゆく青年を繋ぐお話。ファンタジーか、恋愛か。文学か…それは僕が決める所とはならない気も。

　「お前は夢を見ない。見るのは未来につながる予兆だけだ」彼女はレリエル。軍が作り育んだサイキック兵器。「目など邪魔なだけだ。そんなものがなくともお前には真実が見える」兵器は命令に従い任務をこなすだけ。自分がそれ以外の生き方をするなど考えもしなかった、あの出来事が起きるまでは・・・

彼は真っ暗な夢をみる。空の裏の住人は夢を見ないはずなのに――。夢とはなにか。誰の夢なのか。そして、自分はなんなのか。彼――イディが答えを知る時。

今宵は恐い夢を見ないようにこのカクテルをご用意しました。ご賞味あれ。

夢を見ない男と夢に憧れる女。この女によって男の心は少しまた少しと変化させていった。

起きたことは変えられない。なら、これから起こることは変えられるのだろうか？もし、それが可能なら自分だって変えていけるかもしれない。夢と、夢を紡ぐものと、夢を見ない少年の話し。