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『小説家になろう』サイトの更新情報を検索します
検索結果:76 件
日曜の午後、昔ながらの商店街で、未曾有の国難に直面させられた事がある――。
買い物帰りの私は、ある一人の政治家の姿を見た。選挙を控える彼の演説は、ちっぽけな町ながら多くの聴衆を集め、彼らの胸を打ったものの、私のこころにはとんと響かない。
それからしばらくして、私は彼の予想だにしなかったその後を目にすることになる。
どこにでもいるおっさんの口を借りた、随筆まがいの短編小説。
最終更新:2018-06-24 16:00:00
3887文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:96pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
成績優秀、運動神経抜群、美形でありながらちょっと鈍感な高校生|剣崎神威《けんざきかむい》は青春真っ盛りの学園生活を送っていた。
そんなある日、異世界にあるプリン王国の魔術師たちによって勇者として召喚されてしまう。
これは様々な国難に立ち向かう異世界に召喚された勇者カムイの物語……ではなく、かの召喚に巻き込まれ異世界に放り出されてしまった若干厨二病ぎみのオッサン田中太郎(仮)の物語である。
◆書籍版「タナカの異世界成り上がり」は第四巻までHJ NOVELSより好評発売中で
す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-03 19:05:17
520072文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:86pt
総合ポイント:91695pt 評価ポイント:32823pt
舞台は南極近海にぽつんと浮かぶ絶海の孤島、『神に最も近い人々』が住む『サヴィスク島』。
地図に載っていないばかりか、宇宙からでも認知不可能な『結界』に囲まれたその島。
創造神オービラセイカ、守護神テアルクシィス、破壊神デアドボルガ。
三柱の神々が創造し統括するサヴィスク島には『魔法』を操る魔導師族と、『呪術』を繰る悪夢師族という、二つの人種が存在していた。
遥か古代では二つの種は共存し合い、有史最大の最盛期を極め栄華を誇ったこの島に、『古き戦乱の時代』という暗雲が渦巻く。
そしてこの時、現代にも爪痕を残す二種族対立の事件が起こってしまう――。
時は過ぎ、西暦2000年。
古き戦乱の時代から約1000年を迎え、宗教的理由による南北の対立、
『結界』の個人的常用的使用による魔導師人口減少化、
魔導政府の犯した過去最大の過ち『悪夢師大量虐殺』による二種族の戦争など、
様々な問題を抱えるサヴィスク島。
かつてあった栄光はとうに朽ち果て、今や衰退し弱体化していく様をただ眺めることしかできない。
このような国難に対し、魔導部隊の最高峰〔魔導師事務捜査隊〕が立ち上がる。
同じころ、悪夢師の戦闘集団〔呪縛の鎖(アグラス・ビーガ)〕が〝革命〟に受けて動き出す。
不穏な匂いを嗅ぎつけて立法の最高府『魔導政府』も目を覚ます。
それぞれがそれぞれの信念を持ち、それぞれの戦い方で時代を駆ける様を描いた、バトルアクション小説。
果たして正義は、どこに或る?
※この作品は、ブログ「にわかゲーマーのプレイ日記~素人のイラストを添えて~」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-13 21:09:04
177197文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:71pt
総合ポイント:34pt 評価ポイント:20pt
若くして軍に身を置き、身を粉にして国に尽す少女ジャンヌ。白銀の髪に真っ青な目を持つ彼女はその可愛らしさと優しい気性から皆の人気者。少しでも揶揄われると真っ赤になってしまう初心な一面も理由のひとつだ。
そして二度の国難を護りきり、21歳の春。
「セックスがしたい」
そう言って彼女は酒を煽りグラスをテーブルに叩きつけるのだった。
最終更新:2017-11-29 23:08:45
5307文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:85pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:0pt
【平凡な少女の国守桜は目が覚めたら見知らぬ土地で1670メートルの大巨人になっていた!
町も村も旅人も、桜が歩けばペッタンコ!みーんな潰れたトマトに早変わり!
桜に付き添う物好き共を引き連れて、歩く先はまだ見ぬ土地!
歩けば勝手に国が降伏しちゃうけど、とりあえず脅せば国民も一致団結!国難さえも大解決!
怪獣映画よりもデカい少女の冒険記!】
PS4でフレンドから「アカウント持ってるなら何か書いてよ」と言われたので書いています。
PSNID kabihuzi
ツイッターも
やってます。
Twitter @kabi5513
感想投稿制限を無くします。
感想はドシドシ下さい。
YOUTUBE
https://www.youtube.com/user/masanexid
たまーに配信しながら執筆してます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-23 18:00:00
14608文字
会話率:6%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:114pt 評価ポイント:64pt
リックはスケべな妖怪ハンターです。第二弾です。
最終更新:2017-10-01 10:00:00
3525文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
『騎士よ運命と殴り合え』──時は15世紀。百年戦争終末期のフランス。相次ぐ国難の末、落ちぶれ果てた王国の宮廷に、奇跡の少女が現れた時、フランスと一人の男の運命を変えた──陰謀と愛憎蠢く幻想伝奇。
サイトとPixivにて公開中のかなり独自解釈要素が強いジル・ド・レ元帥とジャンヌ・ダルクをモチーフにした恋愛ファンタジーシリーズです。
第1部はムーンライトノベルスで公開しておりましたが、第2部の展開が都合上糖度低めになっている為、試験的に全年齢ページでの公開を行っております。
問題が無ければ、継続してこちらで連載を行う予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-09 13:59:09
8192文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:2pt
幼年期は神童、少年期は秀才、青年と成りては唯の人、そして老いては老害と蔑まれる。
これより語るは幼少期に初級ながらも全元素魔法を自在に操り、やがては偉大なる魔導師へなることが期待されて”リトルエレメントマスター”の称号を贈られた男の数奇なる人生。
彼は生まれし時に予言を受ける。国難を救う英雄となるが早逝するか、家族友人を失い天涯孤独な人生を送るかのいずれかであると。
さてさて、彼が如何なる人生を歩むのか、とくとご照覧くだされ。
最終更新:2016-09-18 21:09:49
39776文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:8pt
舞い散る満開の桜の下、舞木栄盛と桜姫は出会った。
吼狼国を襲った大きな国難。
動揺する公家政権。
力を付け台頭する武家。
そんな時代の、一つの恋の物語。
桜尽くしのフルコースを、よろしければ御賞味下さい。
(架空の国が舞台の歴史小説です。魔法・妖怪などの要素は出てきません。)
最終更新:2016-08-13 04:23:40
95803文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:10pt
作:四式戦闘機疾風甲
ノンジャンル
連載
N9450DA
20xx年日本は様々な国難に直面していた。領土問題を筆頭とする数々の外交問題。さらに少子高齢化の進行による人口の減少。それに伴う経済の縮小。そして日本の地位の低下。
これらの間違いを正すべく神は3人の現代人を過去へ送った。
作者は多忙により不定期連載となります。それでもお読み頂けると幸いです。
意見、感想もどんどんお願いします。
最終更新:2016-04-25 12:28:07
22907文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:202pt 評価ポイント:48pt
うだつの上がらない日々。
震災。
コスプレしてボランティア活動をした。
被災地に車を飛ばし一芸ボランティアというものを勧められて避難所を周る。
場違いだろう、と思いながらも歌、ものまね、お笑いを強行する。
行き当たりばったりの中で触れたもの、そこから自分のようなものに繋げられるものが見つけられるのか。
最終更新:2016-03-11 16:53:08
19501文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
石油が出ず、超貧乏なサンドランドの砂漠の下から発見された神像はイワトデブ王にそっくりで、古文書によれば、イワトデブ王の真似をして国難を救うとあった。
※この超短編は文章も画像データ化して絵と一体にしたスマホ型挿絵10枚で構成されています。なので小説家になろうの文字表記及び読了時間とはまるで違います。画面1巣画最大で約250字なので概算では2500字となります。
ただ挿絵の部分も文字ブロックとしてカウントしているので、読了時間は表示の半分以下だと思われます。
最終更新:2016-03-03 11:55:00
234文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:32pt 評価ポイント:30pt
過去、想う処があり、復刻を続けていた「大日本史」
ですが、余りにも膨大な大著故、個人的には手に余り、
遂に筆を止めてしまいました。
しかし、世に多くの歴史書有るも、未だ未だ大日本史の
多くの情報を巷に広める意味は大きいと存念し、
形を変えて、展開する事に致しました。
是も、何処迄歩を進められるか、行き着く所迄は進めて
見たいと思う次第でございます。
最終更新:2015-12-24 22:03:14
8174文字
会話率:5%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:2pt
第三次世界大戦、各国の最新鋭兵器が陸で、海で、空で戦い多くの兵士達が散っていった。
世界大戦を戦勝国として乗り越え平和な世界を築き上げたが、世界大戦を上回る史上最大の国難がウィルキア連邦を襲う。
最終更新:2015-11-03 17:23:12
16824文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:0pt
将軍家に生まれた少女フローレンシア。
可憐な容姿に心根の優しい少女はあるとき国難に喘ぐ祖国を
救うために政略結婚を受け入れることとなったが・・・
少女にはある秘密があった・・・。
最終更新:2015-10-11 23:14:30
16334文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:59pt 評価ポイント:39pt
その国には言い伝えられている物語があった、国難には何処からとも無く竜が現れ敵を滅ぼすと。それは単なる伝説では無く幾度かの外敵から国を守っている本当の話。故に王家はその竜に認められ守護されていると信じられていた。王家は貴種である。神である竜神の加護を持っていると言われているその国は繁栄を続け、先王の時代には国土を増やすに至る。だが時代が変わったのか当代の王になり国は徐々にその繁栄に限りがみられるようになっていく……それでも王家は絶対である。忠誠を誓う老宰相の手腕でなんとか国は持
ちこたえていた。
そんなある日、一人の謎の人物がその国を訪れることから物語は始まっていく。彼が出逢ったのは一人の少年。友人になった謎の人物は少年を導いていった。そして国に笑顔を取り戻す、その思いを胸に少年は決意する。苦しみや悲しみ恋や離別、様々な出来事を経て少年は大人へと成長する、彼の名はヴォルフラム・アーベル・ヴァイス・ドラッヘこの国の希望、光と言われる王子だった。 ※不定期更新になります。ゆるりとお付き合いください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-25 00:00:00
13237文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:2pt
相次ぐ国難に亡びゆくトカトカ国。消滅後に発見された修学旅行の手記か⁉
400字詰め原稿用紙1万枚を200字におさめた、超コンパクトな『失われた時を求めて』。
最後に<評価する>という秘孔を突いてもらえれば、私はもう死んでもいい?
最終更新:2015-03-25 03:00:00
200文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
長き戦乱の中 大陸中央部に位置する皇国に国難が訪れる...
悲壮感二、打ちひしがれる一同を前に、皇国の宰相は言った。
「白狼は実在する」と。
永きに渡り話されてきた話はやがて信憑性を無くし、もはや架空の人物。。と思われていた彼の人物が実在すると。。。
だが、ふと気付く。白狼の英雄話は40年も前からある。今幾つなのだ?と。。。戦えるのか?と
真実を知るのは宰相とごく僅かな人間達だけ。
白狼は世に再び姿を表す。ある約束を果たし、果たしてもらうために。。。
最終更新:2015-02-20 02:40:08
54670文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:2pt
舞台は少しグローバル化し、法令やモノの考え方が変わっている日本。
ある日、大学の帰りにとある古書店によると、外国難癖男に誘拐される。
難癖男に誘拐され、状況が読み込めないうちに居候する羽目に...。
男はありふれた”不老不死”について調べているというが...。
世界の異変。異能と呼ばれるモノを持つものたちの総力戦が始まる。
最終更新:2015-01-17 05:48:23
6553文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:72pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
我々が学校で学んだ「大日本帝国」のあった世界とは別の世界で起きた大戦前史。
1937年、大日本帝国の傀儡国家「満州国」の北東部で大量の石油が発掘される。これによって日本を脅威と見なしていた揺れる大国アメリカに大きな衝撃が走る。日本でもこれを機に対米関係を改善しようという動きが政府や軍部の一部に見られるが首相の北野友重は国民の意見を後ろ盾に反米キャンペーンを続けている。
そんな中、1939年にソ連が満州国境に兵を出兵し「ノモンハン事件」が発生。両国の緊張は頂点に達する。
外交に失敗するとアメリカとソ連という二大国を相手に戦わないといけない事になる国難の中、関東軍参謀長「石居啓次陸軍大佐」は幼馴染で海軍が総力を挙げて造った水雷戦艦「北上」の艦長「吉野潔海軍大佐」と京城(現ソウル)で久々に再会した際、クーデターで親米政権を樹立させるという途方も無い作戦を聞かされる…
世界各地で軍靴の音が聴こえる中、国家と組織と友情を天秤にかけ、陸軍の異端児とあだ名された男は何を決断するのか?
※この作品はハーメルン様にも投稿させていただいています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-24 16:23:52
8145文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:2pt
その国は数年前、内乱の嵐が吹き荒れた。
大陸からやや離れた島国へ新たな交易を求めて諸外国が訪れた。 対応した政府にとって、技術革新著しい諸外国の要求を断れない事は明白であったが、開府数百年を経て諸侯への影響力を失っていた。 しかし諸侯は他国の事情に疎く、変化を拒む。 小さな騒乱が秩序だった内乱へと規模を拡大すると、外国に付け入る隙を与えたくない政府は苦肉の判断により、政王(政事を司る王)が退位し、もう一人の王、まだ求心力を保つ神王(祭事を司る王)へ権力を一本化してこの
国難を乗り切ることにした。
そして暦が「神王歴」と改まり、内乱の中心地は主要都市から北上、やがて決着が付く。
舞台はその北限、内乱終結の地。そこで働く一人の若人。彼はある日、落ちた。それはもう見事に、一途に、恋に落ちてしまった。惜しむらくは、彼単独で落ちてしまったことだろう。そう、片思いである。
この話は、そんな彼と彼(の空回り)を見守る周囲の人々から見た、「彼は彼女を嫁さんにもらえるのか(たぶん無理)」な物語り。……ヒロイン不在がち。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-10 01:00:00
90462文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:4pt
列島を襲ったマグニチュード9.0
最大震度7 遠く鹿児島まで揺らしたその地震を東北日本海側から見る
その後の東北について連載する可能性があります
作者の記憶だよりなので一部事実と異なる場合があります
最終更新:2014-02-05 00:50:07
1394文字
会話率:5%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
アケニア大陸の南西部に位置する大国ブリスケンは、かつて起こった戦争が原因で、深刻なデフレに悩まされていた。
不況を脱する明確な方向性を示唆できないまま不況を悪化させていくブリスケン政府に対し、かつての栄華はもう既に無く、お飾りの形だけ存続していた王家から一人の男が立ち上がる。
王は剣の代わりに算盤を取り、国難の危機にどう立ち向かうのか――
最終更新:2012-09-01 22:42:26
40658文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:594pt 評価ポイント:300pt
長編小説『こうくうのロンド』は、数多の浮遊陸塊によって成り立つ『煌天世界シーレ』を舞台にした異世界群像劇です。
★戦乱渦巻く時代の最中、辺境の村セノスは狂った領主の私兵団によって蹂躙され滅ぼされた。辛くも難を逃れた幼い姉妹は豪雨の森の中で運命的な出会いを果たす。──時は流れ、煌天歴二百七十一年。世界情勢は激動と混迷の色を深めていた。新生トラシェルム帝国では先の戦役で名を轟かせた皇帝ベルギュントが急逝し、国政の不安定に乗じた残存戦力の抵抗が活発化。さらには他国の大艦隊の侵攻とい
う、最悪の報せがもたらされる。急迫する事態に狼狽の色を隠せない文武の家臣団が見つめる中、賢臣と名高いロシオウラはこの国難を乗り切るための策を口にする。だがそれは、一国はおろか世界の命運すら左右しかねないものだった──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-08 18:16:06
376707文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:73pt 評価ポイント:19pt
平安時代中期、宮中は藤原家と学者派の二派が勢力争いを繰り広げていた。陽成天皇は親友藤原時平とともに民衆の苦しい暮らしを目の当たりにし、今の政治が誤っていると確信。学者派とともに律令に基づいた天皇親政を目指し、時平の父である太政大臣藤原基経を追放する。だが、基経抜きの学者派による政治は国中を混乱に導き、陽成天皇は精神的に追い詰められ、復帰した基経によって退位させられる。
父の威光を受けた時平は出世街道を歩みながら陽成上皇の帝位復帰を模索する。だが、新たな天皇となったのはかつ
て陽成天皇の臣下であった宇多天皇こと源定省。時平は陽成上皇を支援したため学者派の巣くう宮中で孤立するが、父基経に与えられた「阿衡」の文字を皮切りに宮中から学者派を追放することに成功する。
学者派を失った宇多天皇は新たな側近として菅原道真を抜擢する。だが、道真も陽成上皇支持を表明。これにより学者派は道真に深い怒りを見せるようになる。
基経の死により新政を始めようとした宇多天皇に新羅軍来襲の報が届く。時平は武士を九州に派遣し、道真は遣唐使として唐に出向き、新羅への軍事侵攻を要請しようとする。新羅が撤退したことで道真の唐行きは白紙となるが新羅との対立は続き、道真は最前線に立つため自分を九州に遣わすよう提言。また、国難に何もでずにいた宇多天皇は失意から退位を告げる。時平はその両方に猛反発するが、宇多天皇は退位した上に出家し、道真は辞表を出して九州へと出向き客死した。
ただ一人宮中に残った時平は財政再建と奴隷制廃止を進める。それは結果を出したが寺院勢力を敵に回し、道真の怨霊という噂が広まることとなる。
時平の三八歳での死は道真の呪いのせいとされ、道真の怨霊の噂が消えるのはそれから百年を要した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-12-06 11:39:46
95378文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:72pt
総合ポイント:37pt 評価ポイント:15pt
20**年、平和は崩壊した。大陸で台頭していた新華共和国連邦が日本国に宣戦布告した。半世紀の月日を経て再び日本は新たなる国難に直面したのだった。日本人は約束されていたはずの平和や尊厳が砂上の楼閣であったことに気がつく。新たなる国難に直面した時、その時を生きた人々の物語。
最終更新:2008-05-24 02:10:02
13686文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:2pt
検索結果:76 件