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検索結果:7721 件
人が、自らが創り出した『電子と機械』にその全てを委ね、依存してはいるものの『精神や肉体』に置き換わるまでには至っていない時代。
かつて個人が楽しむ箱庭だった虚構の世界は、今や世界中の人々が注目する娯楽の一つ。その世界を渡り歩くプロフェッショナルは、アスリート、アーティストと肩を並べ、人々が憧れ、尊敬する対象となった。
ここにもひとり。その世界に足を踏み入れ、歩き出したばかりの少女がいる。
これは、その少女がゲームに救われ、ゲームの世界で様々な人に出会い、自身の意志とは無
関係にスターダムを駆け上がっていくだけの、実に有り触れた話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-17 00:47:52
153253文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:42pt 評価ポイント:20pt
宮代(みやしろ)希結(きゆ)、もうすぐ中学も卒業です。
3年前、大好きだった家族同然の親友が行方不明になりました。
ひとりぼっちは辛くて、悲しくて……また彼女に会いたいと願ったその時、いなくなったはずの彼女から突然電話がかかってきました。
彼女が戻ってきた………いや、どうやら私が彼女の元へ来てしまったらしいのです。
ここは私の知る日本ではありませんでした。同じようで全く違う近代未来……
人も、歴史も何もかもが絶妙に異なる世界……
そして何より衝撃的だったのは、彼女は私よりう
んと年上になっていました……
神様、これは一体、どういうことでしょう………?
【R15は保険になります】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-16 21:00:00
8522文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
異世界転生したはいいけど、わたしナイナイ尽くしの凡人令嬢なので、無双どころか婚約だって破棄されちゃいました!!でも伯爵家のひとり娘、家のために婿殿が必要。だけど婚活市場は、新卒もとい新人レディじゃないと狭き門ですって、四年ものは古すぎるって、そんなあー!!!と思ったら、目の前で婚約破棄??え、うそ、この殿方が、いらないのですって!? 散々使い倒して、こき使ってポイですか? じゃあうちの婿殿にしますね。勝手にしろ、ハイ勝手させていただきます!!!!
そんな訳で、お世話したら
メキメキ健康になりました。しかも頭脳明晰商売上手、品行方正清廉潔白、眉目秀麗文武両道の史上最高の婿殿に大変身!!! いいえ、これが真の姿で彼の生まれついての能力なのです!!!!!!
今更返せーとか寄越せーとか狡いーとか、困ります。彼だって嫌がってます!!!
まあ、でも、バチくそ悔しがるくらいは、許可してあげますね!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-14 19:00:00
262534文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:37270pt 評価ポイント:20260pt
領地が隣の田舎貴族同士で爵位も釣り合うからと親が決めた婚約者レオン。
学園を卒業したら幼馴染みでもある彼と結婚するのだとローラは素直に受け入れていた。
しかし、ふたりで王都の学園に通うようになったある日、『王都に居られるのは学生の間だけだ。その間だけでも、お互い自由に、世界を広げておくべきだと思う』と距離を置かれてしまう。
挙句、学園内のパーティの席で、彼の隣にはローラではない令嬢が立ち、エスコートをする始末。
パーティの度に次々とエスコートする令嬢を替え、浮名を流すようにな
っていく婚約者に、ローラはひとり胸を痛める。
そうしてついに、恐れていた自体が起きた。
婚約者が同じ令嬢を連れて歩くようになったのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-14 19:00:00
21152文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:4874pt 評価ポイント:4368pt
ひとりベンチに雪の降る中
座っている老女が思うこと
最終更新:2024-02-13 22:25:18
268文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:120pt 評価ポイント:108pt
ひとりの暗殺者のおはなし
最終更新:2024-02-13 16:26:00
1492文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
解説しよう!
ある日の夜、女子高生「雪姫シーラ」が拾った行き倒れの青年「轟雷牙」は、星の国からやってきたSS級の宇宙刑事だった!
侵略者・ブンドール帝国の魔の手から緑の地球を守るため、彼は、鋼の巨神「ゴーライガー」とフュージョンし、巨大な敵に戦いを挑む!!!
「銀河を守護する宇宙刑事の名において、この僕がいまここでおまえたちを討つッッ!」
新番組ッ! 「翔龍機神ゴーライガー」
正義の刃が悪を斬り裂くッッ!!!
これは、罪を背負った若き宇宙刑事とひとりの地球の少女と
が織りなす、揺るぎない絆の物語である。
※カクヨムにも転載してます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-13 10:38:38
343567文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:593pt 評価ポイント:179pt
腰を痛めた祖父(公爵家の庭師)の手伝いをするために、公爵家へやってきたミリアム。
公爵令嬢アナスタシアと知り合うが初めてふたりきりになった時に突然、衝撃の告白をされる。
アナスタシアには前世の記憶があり、この世界はその時に読んだ小説『フラワーフェスティバル』の世界であること。そして、ミリアムが主人公=ヒロインで、本当は公爵令嬢の異母姉であると伝えられる。
ミリアムはアナスタシアの必死さにとりあえず話を信じることにする。
小説ではこの後ミリアムをいじめて殺そうとした悪
役令嬢アナスタシアは最後は断罪され国外追放になるという。
ミリアムには幸せなヒロインになって欲しい、けれど、私も幸せになりたいというアナスタシア。
アナスタシアがひとりで未来を変えるために努力し続けていたことを知ったミリアムはアナスタシアを守りたいと思い、ヒロインになんかならない!と未来を変える決心をする。
しかし、アナスタシアはミリアムをヒロインにしたい気持ちもあり、その思いにミリアムは振り回されたりもするが、ふたりで未来を変えることが楽しくなってくる。前世の記憶や小説の世界という呪縛からふたりは解き放たれる自由になることができるのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-12 17:24:06
38744文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:80pt 評価ポイント:56pt
異世界よりおとずれ王国独立戦争を戦い抜いたワコウなる海賊を父とする『やまとびと』のひとりにして司教の奥こと侍祭様に仕える侍女ミツキ。
主家に仕えることないまま『ムラカミ陪臣家の生んだリーサルウェポン』などと揶揄される彼女は渾名に反して、好きな人を窓の上から見て萌えているだけで幸せなヘタレなのだが尊敬する奥様の画策により園遊会(こんかつ)に参加させられてしまう。
個性的な兄弟や甥たちも出てきて大荒れの園遊会。果たしてミツキは想いを遂げられるのか。
「姉上。われらやま
との古書闘戦経曰く、『虫にして飛を解せんか。蝉にして蟄を知らんか。
一物二岐たり。彼を得れば是無く、是を得れば彼無し』(闘戦経)ですよ?!」
(※人は二つを得るほど器用ではない)
「あら。振られても擒拿(キンナ)で締め上げれば本懐は達するわよ」 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-12 00:00:00
31554文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
作:奥雪 一寸
ハイファンタジー
完結済
N2115IQ
ラベラーディアという世界がある。
人間と魔族という二つの種族が存在らしている世界だ。人間と魔族は互いに争うことはなく、多くの国のあらゆる街で、平和に、協力して暮らしていた。
そして、その平和の誓いの証となる、一対の女性達が、象徴として過ごしている塔がある。
平和の誓いを体現している彼女達を、人々は、誓証女、という肩書で呼んでいる。
誓証女は人間の誓証女ひとり、魔族の誓証女ひとり、と互いの種族を代表して一人ずつが選出されていて、現在の人間側の誓証女は三代目、魔族側の誓
証女はまだ初代の女性が続けていた。
人間の誓証女、レイシェ。
魔族の誓証女、アルマーナ。
二人は誓証の塔と呼ばれる住居に暮らし、ただ象徴としてだけあることを求められていて、大きな責任などを背負わされている訳ではなかった。
そもそも誓証女を世界が必要としているのは、かつて人間を創造したという女神アージェリと、魔族を創造したという魔神グロフォッガが、ことあるごとに人間や魔族の中からその先兵となる者、勇者と魔王を誕生させては争わせていたからだ。その争いはほぼ必ず無関係な人間や魔族に被害をもたらし、互いの関係にひびを入れかねない大量虐殺に及ぶことになることもあったからだ。その為、誓証女達という生きた象徴を置き、人間と魔族は、勇者と魔王の存在を、両種族間の不和には発展させないと誓いあっているのだった。
アルマーナは当然そのあたりの事情を良く知っている。だが、レイシェはそうではなかった。故に、レイシェにとって、誓証女の役目が重荷だった。
アルマーナもそれは知っていた。だから、ある日、アルマーナは決断した。塔を離れて、レイシェと平和の為の人助けをしよう、と。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-11 20:00:00
120320文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
一体の高性能ロボットが過ごした博士との三十年間。
その後、一体きりで過ごした三十年間。
長い間、ただただ制約を守る暮らしを送っていただけのロボットが、ひとりの少年との出会いによって変わっていく。
最終更新:2024-02-10 01:02:27
112097文字
会話率:65%
IN:0pt OUT:99pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
作:高瀬 八鳳
ヒューマンドラマ
完結済
N6025IA
死ぬ間際、サラディナーサの目の前にあらわれた可愛らしい少年。ひとりぼっちで死にたくない彼女は、少年にしばらく一緒にいてほしいと頼んだ。彼との穏やかな時間に癒されながらも、最後まで自身の理不尽な人生に怒りを捨てきれなかったサラディナーサ。
気がつくと赤児として生まれ変わっていた。彼女は、前世での悔恨を払拭しようと、勉学に励み、女性の地位向上に励む。
とある会場で出会った一人の男性。
彼が、前世で私の最後の時に付き添ってくれたあの少年なの? まさか!!
そうだとすれば
、私は彼にどうやって恩を返せばいいのかしら……。
お互い、予想外に変容していた2人の物語。
※ 重く悲しい描写や残酷な表現が出てくるかもしれません。辛い気持ちの描写等が苦手な方にはおすすめできませんのでご注意くださ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-10 00:20:06
106444文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:66pt 評価ポイント:44pt
とある田舎町の高校で、廃部寸前の部活動「オカルト研究部」。唯一の部員である川島祐介は、その状況を憂うこともなく、自由気ままにひとりで過ごす放課後を満喫していた。
そんなある日、新入部員がやってくる。彼女の名は二ノ宮綾乃。強引な変人だったが、オカルト事件を論理的に説明する「オカルト探偵」として活動しているのだという。
入部後の綾乃は科学的知見で、様々なオカルト事件を解決していく。祐介も振り回されながら側で見守った。
しかし、彼らの活動が単なる部活動の域を越えたとき、「何か
」が動き出す……
浸食される日常の中で懸命に生きる少年少女を描いた青春ホラー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-09 22:57:27
19587文字
会話率:68%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:10pt
六歳の誕生日。ここが前世で愛読していた異世界恋愛系ライトノベル『僕の心臓を君にささげよう』、略称『僕心』の世界だと気づく。
私は登場人物のひとり、悪役令嬢のアリソンに転生した。
私に割り振られたのは、庶民である主人公を虐め、彼女と恋に落ちる攻略対象(王太子等)との恋路を邪魔する役。
しかしそんな悪役をやるつもりはない!
だって最終的に破滅し、バッドエンドを迎えることが確定してるからだ!
私は決めました。主人公たちの恋愛の邪魔はしません。
敵を作らないように立ち回り、も
し破滅したとしても大丈夫なように魔術を極めようと思います。
……って思ってたら、知らぬ間にメイドやパパ等、周りの人たちから、めちゃくちゃ溺愛されるようになってたんですけど?
しかも主人公・攻略対象全員からモテてたんですけど!?
あ、ついでに世界最強の魔術師になってました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-09 18:46:11
56422文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:73pt
総合ポイント:7678pt 評価ポイント:4342pt
少女は、うつ伏せの状態で目を覚ました。今いる場所がどこなのか、一体なんなのかわからずにいると、仮面をつけたひとりの男が現れる。その男に言われて、少女は自分の記憶がないことに気づく。過去も、大事な家族のことでさえも思い出せないようだ。そして、男についていき建物の外へ出た少女は、彼に想いを託される。「自由に生きてくれ」そう言って男は去っていった。 __果たして、少女は自身の過去を思い出すことができるのか。記憶がなくても、生きる意味を見つけることができるのか。たくさんの人との出逢
いと追憶の物語が、今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-09 14:00:00
70777文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
昔々あるところに、ひとりの悪役令嬢がおりました
令嬢はよくある流れで婚約破棄され、よくある流れで人里離れた厳しい修道院へと送られました
最終更新:2024-02-09 12:00:00
3082文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:3932pt 評価ポイント:3746pt
とくに神に愛された神子姫に贈られる称号、フランツィスカ。
歴代の神子姫(フランツィスカ)のなかでも雨乞いの儀式によって必ず雨を降らせるといわれているイルムヒルトはある日、魔力が枯渇する。
魔力がなければ、雨乞いの儀式を行うことができない。
そこで、神殿の指示によって、その国を形成する六部族のそれぞれからもっとも魔力の高い者と見合いをし、伴侶を選ぶことになった。
その中のひとりハーラルトは、実は幼いころに会ったことがあった。
イルムヒルトは魔力を取り戻し、この地にふたたび雨
を、天の恩寵をもたらすことができるのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-08 18:00:00
36448文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:192pt 評価ポイント:134pt
すべての始まりは、新月。
その日に一人の吸血鬼と一匹の人間が契約を交わした。
二人が生きる夜の世界を共に歩むこと。自分の命を助けること。
互いが承諾した契約は呪いになるのかもしれない。
吸血鬼と人間、似て非なる矛盾の塊。何かを抱えているひとりぼっちと荷物を捨てたいひとりぼっちのちょっとした夜のお話。
最終更新:2024-02-08 02:48:18
5508文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
小学校からずっと友達らしい友達がいない「ぼく」は、お昼は決まって便所メシ。音楽室の前のトイレが唯一の落ち着く場所。そこに、もうひとり便所メシ仲間ができた。心通わせていくなかで、おこる一つの事件。友達を大切にする、そんな当たり前の気持ちを思い出させる作品です。ちゃんとハッピーエンドで終わる物語です。
最終更新:2024-02-07 19:21:09
5062文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
シェリル・ソワイエは、貴族であるにもかかわらず魔法の使えないできそこないである。
どこの魔法学校からも入学を断られ、社交界でも笑いものにされてしまう。
そんなシェリルは、貴族の罵詈から逃れるように、唯一の取り柄である薬草の知識を使って、庶民向けの薬屋を開いていた。
安くて効きがいいと庶民に人気となった薬屋だったが、ある日マントに身を包んだひとりの客が店に訪れる。その人物はなんと、貴族の間で「天才魔術師」として有名なディートリヒ・レスターだった。
しかもどうやら彼には、誰にも言
えない秘密があるようでーー?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-07 07:00:00
104317文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:96pt
総合ポイント:2092pt 評価ポイント:1126pt
その姿の雪だるまをみて思った詩。
最終更新:2024-02-06 19:54:40
210文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
作者人狼(匿名で出し合った作品を読んで、作者が誰か当てるゲーム)で出した作品です。
せっかくなので書き出しの練習兼ネタだしの倉庫にします。
もし「このネタくれ!!!」という方いらしたらご一報ください。
最終更新:2024-02-06 14:00:00
20577文字
会話率:12%
IN:0pt OUT:91pt
総合ポイント:222pt 評価ポイント:188pt
遠くて近い、荒れ果てた未来。
ニッポンという国は前世紀から百年以上にわたって、もはや開戦の切っ掛けや原因などはさて置き、その責任など誰も負いたくないというだけの理由で日常と化すまでに至るほど続いた内戦の末、さまざまな要因から独立を宣言した各自治体と、引き続き首都・東京にある日本国政府の政権執行部が管理する区域とで分裂状態に陥っていた。
百年の乱、などと名前だけは大層に呼ばれるこの無意味で怠惰で冗長な内戦が勃発した原因は、端的に言えば国家ぐるみのケチの行きついた先、だった
。
そんな心の豊かさを失い、古き良き文化の滅びかかった世界に、ひとりの救世主が現れた。
男の名はマノ。無類の格闘センスと無敵のパワー、そして巨大化・変身能力を持ち、ちょっと情緒不安定。そんなマノが実の兄であるウノを探す旅路の途中で立ち寄ったのは、今まさに騒乱に飲まれようとしているオーサカ、ニッポンバシ。
そこで出会った美しきメイドさんに惚れ込んだマノは、彼女と、愛すべきオーサカに芽生え根付いた豊かな文化と人々を守るために立ち上がった。
敵は独立オーサカ一心会、そしてその背後にはニッポンをケチで支配する巨大企業が手ぐすねを引く。
立て、撃て、斬れ!みんなで見よう!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-05 18:00:00
239025文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:76pt
総合ポイント:44pt 評価ポイント:26pt
百合。
人類滅亡後の世界にひとり取り残された少女が、ゾンビの少女に出会い、死ぬまでを共に過ごす話。
ふわっとした雰囲気SFです。
最終更新:2024-02-05 17:00:00
9404文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
作:えびかわ かがみ
ローファンタジー
完結済
N6155II
人類が知性を得た代償か、地球は残された大地すら、砂と海が飲み込んでいく運命にあった。
地上より突き出た巨大な黒柱によって通信手段を阻まれるなか、人々は限られた土地でつつましく、されどたくましく生きていた。その黒柱は生活のいち風景となり、いつしか<ジャミング・タワー>と呼ばれるようになる。
やがて人類は寄り添うように統一国家「地球連合」を樹立。黒柱の妨害を免れる独自の通信網<UCS>を整えることに成功する。
さらに半世紀あまりが経つと、次に人類は
、宇宙へ逃げ場を求めた。人型を主とする巨大作業用重機<グスタフ>の普及がそれを後押ししたのである。
結果、循環型社会としては未成熟ながらも、地球と月の中継点に<レジデンス>と呼ばれる人工居住地が建設される。月への移民計画<プロジェクト・ノヴァ>が始動するのはこの頃だ。
こうして再び人類は、アポロ計画から実に一二三年の時を経て、有人の調査隊を月面へと送り込む。
久方ぶりに銀砂を踏んだ彼らの使命は、新天地に適したクレーターを探すことだ。
だが、彼らとの交信は即日、途絶える。
救援が向かうのに、そう時間はかからなかった。が、これも突如として消息を絶つ。
人々はいよいよ「よもや月になにかあるのか」と訝しんだ。ゆえに続く第三陣の装いは、さながら軍隊の様相を呈した。
そして彼らはようやく、宙域を漂っていたグスタフの残骸を発見する。
回収された行動記録器。それに残されていたものは、非常に奇妙な映像だった。
月面にそびえ立つ白い塔の下、一面を黒いなにかが埋め尽くし、蠢いている。
人影だ。
その、おぼろげで輪郭のはっきりしない人影が、耳をつんざくような奇声を上げながら駆け、機体に次々と群がってくる。搭乗者である男の悲鳴で締めくくられるそれを見て、学者らは首をひねった。
「――月面に人がいる?」
時は流れ、西暦二二〇〇年。
世界からつま弾きにされ、月の庇護なしでは国という体裁を保てない小国・日本。
威武神楽夜(いぶかぐや)は、その山中で弟・朔夜(さくや)とともに養父の帰りを待つ、黒髪赤眼の少女である。
なくした過去を求めるかの娘が、黄金の騎士と対した時――。
終焉への引金は引かれ、ひとりの少女の、そして人類の、夢の終わりがはじまる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-04 21:05:06
794505文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:77pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:10pt
伯爵家の庶子であるルウィエラは生まれてから16年間、屋敷の離れに軟禁状態で禄な衣食住を与えられずに過ごしてきた。
無関心な伯爵当主に、無邪気で悪意のない義姉シェリルの非情な行い、寵愛を得ていた母親への憎悪をルウィエラに置き換えての伯爵夫人からの躾という名の折檻を受け続けてきた。
10歳の時に受けさせられた魔力測定の結果により、ルウィエラは魔呪道具という腕輪をシェリルによって填められてしまう。
それは周りに感知されず魔力を奪うことができる禁忌の道具であった。
そん
な中ルウィエラは母親が隠していた日記を読み、実は母親が拉致され監禁されていた事実を知り激昂する。
母娘への非道な仕打ちの数々に復讐するべくルウィエラは魔力を奪われ続けながらも日々研鑽を積んでいく。
それから数年後、一人の人ならざる者が現れ、人外者だけに感知できる伴侶や番などの魔力の絆の証『魔絆』の唯一を見つけた。ルウィエラの魔力を纏ったシェリルを魔絆の相手だと思い込んで。
そして機が熟し好機が訪れ、ルウィエラは自身の心の赴くままに復讐と魔絆を断つことを成し遂げようとする。
これはずっとひとりぼっちで表情も感情も動かなかったルウィエラが自分の力で足掻いたり這い上がって、沢山の人外者に出会い様々な愛され方で心を満たして幸せを掴んでいくお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-04 21:00:00
363462文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:97pt
総合ポイント:116pt 評価ポイント:56pt
種子保管所を出たヒューマノイドは西へと歩み始める。
旅はこんなふうにつづられる。
町その一。無人。死骸なし。〈カンバヤシ・モーターズ〉で酔電液を見つけ、ほろ酔いになった。
町その二。無人。パニックルームに死骸。こめかみに穴、手には拳銃。コンピューターを立ち上げたら、チェス・ソフトに0勝999敗の成績が残っていて、ログを読んだら、凄まじい罵倒の数々。
町その三。無人。死骸なし。〈フェラーラ・オート〉の自動車のエンジンから酔電液を抽出してほろ酔いになった。
町その四。無人。死骸なし。この町は植物もなかった。全て枯れ切っていて、この強力な除草システムの発生源は〈ビッグ・エンジン〉というガレージからだった。酔電液でほろ酔い。
町その五。無人。死骸あり。ふたり:死因は餓死。そのうちのひとりが手記を残す。
――やれと言われたことをやっただけだ。世界がそう言い訳する人間ばかりになった結果がこのざまだ。もし、このメモを地球外生命体が手に入れて、しかも、地球の言葉が分かるのであれば、全人類を代表して言おう。おれたちはとんでもないバカだった。やり直す機会は何度もあったのに、そうしなかった。このメモがヒューマノイドの手に入ったのなら、なぞなぞを出そう。『なかにタネが入っている楽器はなーんだ?』
こんなふうに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-04 11:05:44
14191文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:68pt 評価ポイント:66pt
14歳になる年のある日に教会で女神に祈りを捧げると前世の記憶が呼び覚まされ魂に刻まれたクラスを授かる世界で、ただひとり前世の記憶もなくクラスも授からなかったガランは、儀式に立ちあった司祭から"からっぽ"と喩えられ、不吉とされた。
夢を諦めることができず、ひとり冒険者として活動を始めたガランは他とは違う特別な力が自身にはあることに気付き、"からっぽ"なんかじゃないことを証明していく!
※カクヨムにも掲載しています。
最終更新:2024-02-04 09:37:15
18817文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:70pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
あたしは、悪代官とつるんで悪どい商売をするのはもうやめる。
最終更新:2024-02-04 07:00:00
603文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:62pt 評価ポイント:60pt
「……ひっ、だ、だれ!」
その少女はひとり、森の中を彷徨い歩いていた。
夏休み。仕事で遠出するという父親に無理やりくっついてきたはよかったが、代わる代わる知らない大人に愛想を振りまき、そして父親の陰に隠れ、ひしっと父親のズボンを掴んで大人たちの呪文か暗号のような会話に耳を傾けることに飽き、ひとり森の中へ入ったのだ。
どこへ進み、どこで見上げても背の高い木々が少女を見下ろす。
空は曇天。じめじめと蒸し暑く、少女は手をパタパタ、ワンピースのスカートや胸の部分をパタパ
タ、ブゥンと虫が耳元を通過しバタバタ。泣きっ面に蚊。バチバチと腕を叩き、手のひらの血の玉を見て、卒倒しそうになるのを、ぐっと堪えるが、ガサガサと茂みが揺れれば短く悲鳴を上げ走り、立ち止まってはまた空を見上げ、と繰り返す。
「ねぇ……だれなの……?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-03 11:00:00
3914文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
ここは剣と魔法のある世界の比較的平和な街の冒険者ギルド。
主人公こと一般中堅冒険者アルバス・モノグラムは今日も元気にひとりでクエストをこなしていた。
そんなある日、ベテラン冒険者の不在を理由に新人教育を任されることになる。
基本的にソロでのクエスト遂行を生業にしてきたので最初は断るが、ベテラン勢が帰ってくるまでという約束でそれを受けることに。
これが彼の苦労の始まりだった……。
能力はあるけどちょっと残念な元ニート魔道士、喧嘩の得意なステゴロ趣味のエルフ、実家を勘当された
貴族のお嬢様。
一癖も二癖もあるこの三人の仲間に振り回される冒険者ライフが今、幕を開ける。
これはそんなお話……。
※この作品はカクヨムでも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-03 02:44:12
27955文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:68pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:18pt
作:佐々木サトシオ
現実世界[恋愛]
短編
N8815IP
金曜日の放課後、調理実習室で憧れの同級生の女の子がひとりでピザを作っていた。男の子は、女の子がピザを作っている間、「トマト」の話をする。女の子は、黙って、男の子の話を聞いてくれた。ピザが焼けると、薄い夕闇の実習室で二人で一緒にピザを食べた。
最終更新:2024-02-02 21:30:56
3870文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
あるひとりの待ち人が、勇気を持って自分を救いに行く。そんな勇者のお話です。
最終更新:2024-02-02 12:43:32
2303文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
あたしのきもちも知らないで、好き勝手言ってくれる連中をしめだして、あたしはあたしぼっちになろう。
最終更新:2024-02-02 07:00:00
421文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:90pt 評価ポイント:88pt
小学2年生の少年は、まだ雪を知らなかった。そんな彼に親代わりの様に少年を育ててきた祖父は、雪はいつか降るだろうと言う。その冬、数年ぶりの寒波に倒れた祖父は帰らぬ人となった。少年はひとり狼狽する。そんな少年の家に、祖父の古い友人を名のる老婦人が訪ねてきた。時を越えてつながり続ける人達の愛の物語。
最終更新:2024-02-01 23:43:39
5934文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:50pt 評価ポイント:48pt
人ひとりの格好も。
ときには、世界を変えるに十分な力があるかもしれません。
最終更新:2024-02-01 22:21:56
2489文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
女子高生、相沢ありすは黒猫のナナと不思議な世界の絵本を読んでいた。
そして、二人は、いつしか眠りに落ちていく・・。
やがて、ありすは目を覚ますと、絵本の中の王女へと転生していた。
美しい城の中で、ありすは王子カールや、かわいいメイドたちに囲まれるが、ナナがいないのに気づく。
ありすは、ナナを見つけるために、王の代わりとして、新しい法案を発布する。
だが、ナナを見つけ出すはずが、王族、貴族、魔女、死神など、さまざまな出会いと冒険が待っていた。
これは、ひとりのヒ
ロインが、転生した世界で成長していく冒険青春ストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-01 21:34:30
12722文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
元営業マンの男は「転職を決意しとある企業に応募した中年男性」だ。書類選考に通過し、面接会場へ向かった。そして役員面接でひとりの男から「2億円で腕を切って売ってもらえますか?」と言われて……
最終更新:2024-02-01 20:27:41
1245文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:102pt 評価ポイント:90pt
利き手が使えない主婦のひとりごと
最終更新:2024-02-01 06:54:09
443文字
会話率:6%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
薬草を取りに出かけたら、後宮の女官狩りに遭いました。
花街で薬師をやっていた猫猫は、そんなわけで雅なる場所で下女などやっている。現状に不満を抱きつつも、奉公が明けるまでおとなしくしていようと思うのだが、彼女の好奇心と知識はそうはさせない。
ふとした事件を解決したことから帝の寵妃や宦官に目をつけられることになる。
早く市井に戻りたい、猫猫はきょうも洗濯籠を片手にため息をつくのだった。
旧蛇足編は、薬屋番外編のほうにおいてあります。
書籍化されました。
レイブックスさん
にて全一巻、ヒーロー文庫さんで現在十四巻まででております。文庫版一巻はレイブックス版の一巻をもとに加筆修正しております。
ビッグガンガンさんとサンデーGXさんでそれぞれ、コミカライズ連載中です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-01 02:45:39
1354573文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:667267pt 評価ポイント:212073pt
作:いぬうと ※本作読んでの作者への性癖認定禁止!(´・ω・`)
ローファンタジー
完結済
N7981IP
「コレでアレを飲むくらいなら、舌噛んで死ぬっ(泣)!!」
僕の名前は咲見暖斗(さきみはると)。退魔の宿命を負う、咲見家の当主だ。
僕らの住む町に、ある日突然「魔物」が出現した。この現代日本にだよ。
でも大丈夫。余裕で滅殺! 任せてよ!
だって僕らは古より続く、退魔の一族なんだから。
「え~~。飲んでもらわないと。治らないよ~~?」
だけど、初任務完了の帰り道、僕の身体に異変が訪れた。
え!? マジか? 手足が動かない? どうなっちゃうんだ僕?
どうやら、退
魔のチカラを用いた代償、副作用らしい。
そこに現れた、ひとりの少女、逢初愛依(あいぞめえい)‥‥!
「イヤだよ! なんで僕がこんなことをッ(血の絶叫)」
セーラー服に白衣を着込んだ彼女。
僕の副作用を治す為に、彼女がその手に持つ物は、まさかの!?
「うふふ。そんな駄々こねたら、本当に赤ちゃんみたいよ?」
「あ、赤ちゃん言うなぁ!」
「え~。だって。‥‥ね? カワイイ前かけがあるんだけど?」
「ねえなんで? なんで僕がソレを実装すると思った?」
なんか、「魔物」が出現して日本中大騒ぎ。
退魔の一族も超多忙なんだけど。
僕は、今日もこの娘と。
医務室でふたりきり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-01 00:07:18
53714文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:10pt
2つの話が並行して進みます。
Aかつて美味しそうな桃だった桃は、桃カレーの具になってしまった。かつて木になっていた頃を懐かしんでいた。そして鍋の中でとろけながら今後はどうなっていくのだろうと思案していた。
B井原退蔵はとてもカレーが好きだった。それは例えばどうして1日3回カレーを食べられるインド人に生まれなかったんだろうということだ。それほどカレーを愛していた。そして今日もうだつのあがらない仕事のさ中、外でランチタイムを取ることになる。彼は早速カレーを食べるために町へ繰り出す
のだった。その後、たまたま行った飲食店で美しい若い女性がひとりでいるのを見かける。彼はカレーが気になりつつも声を掛けるかどうか逡巡し始めるのだった。
こんな調子で2つの物語が進みます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-31 23:36:55
25989文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
地元のホームセンターで働いていた蒼依(あおい)はひょんなことから、初恋の人・芳沢圭吾(よしざわけいご)の母親と遭遇した。すると後日、その圭吾本人とも遭遇してしまう。蒼依は現在三十五歳。その年になっても蒼依はその初恋を煩わせ続けていたのだが、しかし圭吾は既に既婚者になっていて。再会できたことを嬉しく思いつつも、蒼依がひとり思い悩む日々を送っていたある日のこと。突然圭吾から思わぬ相談を受けてしまう。その内容は「奥さんに浮気されているかも」というものだった。
蒼依の一途な初恋が二十
年の時を経て今動き出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-31 22:56:53
49248文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
◆◇◆◇
紅藍玉(ホンランユー)は魔界の王、魔王の第七皇子だが、幼い頃からなにをさせても標準以下の才能しかなく、武術も剣術も魔力も何もかもが底辺という、魔界中が知る " 落ちこぼれ " であった。
しかし、ある出来事をきっかけに、それが王位継承争いに関わらないようにするために、わざと実力を隠していたのだということがバレてしまう。
紅藍玉の本当の実力を知った魔王は、懸念していた通り、王位継承の「第一位」として、本人の意志など関係なく、第七皇子の名を連ね
てしまう。当然それには皇子や権力者たちが反発し、訴えを起こす始末。
魔王は、ならば、と魔王候補の三人の皇子たちにある試練を与えるのだが、藍玉(ランユー)はそもそも王になる気もなければ、他の皇子たちと争う気もないため、その日の内に、魔界から姿を消すのだった。
そんな " 落ちこぼれ " 皇子の護衛であり、従者でもある碧雲(ビーユン)と翠雪(ツェイシュエ)は、呆れつつも、まったくブレない思想の主を尊敬しつつも心配し、人界について行くことを決める。
かくして、三人は魔界を離れ、人界へと身を置くことになるのだが、町に着いて早々、お金がないという現実的な問題に直面する。そんな中、とある商家の当主と偶然出会い、彼の息子が原因不明の病で床に伏せっていることを相談される。
しかし連れて行かれた立派な邸には先客がおり、それが有名な門派の道士であること知るのだった。
名を白暁狼(バイシャオラン)。彼は将来有望と謳われていた道士のひとりであったが、今は門派を破門され、野良道士として各地を旅して回っていた。
数年前、妖魔に弟を殺されたその復讐心から、妖魔や鬼に対して容赦がなく、その行き過ぎた行動が、彼の破門に繋がったらしい。
本当の名を隠し「紅玉(ホンユー)」と名乗った紅藍玉は、一緒に行動する白暁狼に対して後ろめたさを感じつつも、彼が垣間見せる優しさに惹かれ始める。
魔族であることを隠し、人として生き、人のために生きることを決めた魔界の元皇子と、復讐のために生き、魔族を殺すためだけに生きる青年の、物語。
けして交わるはずのなかったふたつの運命が、今、交差する――――。
◆◇◆◇
※マークが付いているものは、暴力的、性的描写を想像させるような表現があります。苦手な方は注意。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-31 22:00:00
156932文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:66pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
八年前の連続殺人事件の遺児達が、雪山山荘に招待された。そこは、死神が待ち受ける地獄だった。八年前と同じ残虐な方法でひとりずつ命を奪われていく。犯人を探ろうとした佐藤ミノルもまた、無惨に殺害される。しかし、意識は消えずに、異世界に転生してしまう。モニ・アオストとして性転換して生まれ変わった彼女は、友人や家族と平穏な日々を送っていた。だが、その平穏は崩れ去る。彼女の目の前に現れたのは、八年前と同じ傷跡を持つ死体だった。この村にも殺人鬼がいる。誰が味方で誰が敵かわからない中、彼女は
再び呪われた事件に挑むことになる。前世で解決しなかった事件の真相は?過去と現在が交錯する異世界サスペンス小説折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-31 18:11:46
361700文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:44pt
総合ポイント:368pt 評価ポイント:184pt
この世界と縁が切れた。それが合図だった。桐原真由は異世界へ転移した。
転移後、最初に見たのは「おかえり」の言葉と町の人々の笑顔。
領主の娘アンナは、妹マーガレットがコスツスの町にいるという情報を聞き、慌てて向かうが外見がそっくりの違う娘だった。
アンナは偽物と知りながら、まるで妹が帰ってきたように振る舞った。そのことで真由はマーガレットだと認識され、町でひとりで生きていこうとしても生きていけなくなった。
アンナに連れられて行ったのは、領主の館の別館フェアリーハウス。
そこはマ
ーガレットが暮らした場所だった。
出迎えたのは、執事のクロードとメイドのメアリー。アンナは妹はいなくなったと言った。マーガレットはどこへ行ったのか?
その時に出会ったのは、カイという一匹の黒猫。彼の望むこととは、彼の身にかけられた「呪い」を解くことだった。フェアリーハウスで暮らす人々の恋模様とマーガレットの行方の謎を追う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-31 09:00:00
183285文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:68pt 評価ポイント:38pt
作:ShinyAnRo
現実世界[恋愛]
連載
N8465IN
古代の中国では、最も冷酷な末子のソンジンジ王子がいかにして、家の名誉を挽回し、兄を帝位に就けるかという問題に取り組むことになった。
その為に、彼は宮内省の権力者である李亮を脅迫する。
李亮が秘密を隠したいのであれば、娘の結婚を認めなければならなかった。これは、かつて暴君であった皇帝の家の、落ち目の子を再び帝位に就ける政治的な支援になると、世間に広く知らしめることができた。
だが、李亮にもまた、策がひとつふたつあった。
彼が愛する娘のメイワンを守るために、代わりに、もうひとりの
娘であるメイシンを犠牲にする。
メイシンもまた、数年前に別の男に汚され、家にとって不名誉な過去を持っているのだった。
メイシンはこのように、恐怖とともに名を轟く男──ソンジンジと結婚させられたのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-31 00:52:10
32326文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
夜の闇に乗じて出没する闇黒獣対策に、人々は苦慮していた。
ある日の夕暮れ、街道をひとりの娘が旅していた。名はユイカ・カンバー。故郷のテミスを後にして、彼女はコスモロード国の都を目指していた。道中、馬車の脱輪によって立往生していた名家の令嬢と彼女の侍女と出会う。
この出会いが、闇黒獣の謎を追うユイカの旅のほんとうの始まりだった。
最終更新:2024-01-30 22:07:40
223523文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:68pt 評価ポイント:46pt
蝉の全盛、世は夏休み真っ只中。彼もまた日々の重圧から解放され、趣味のゴルフを側近たちと楽しんだのち、道が混んでいるからという理由でヘリコプターで都心に戻ろうとしていた。
彼にはそれができる。なぜなら彼は総理大臣なのだ。
だが、さすがの総理と言えど、不運な事故。ヘリの墜落を阻止することはできなかった。
「うぅ……」
地面、雑草と落ち葉の上。むくりと起き上がった総理は顔を歪めた。自身を囲む木々、そこにとまる蝉たちの鳴き声に、まるで四方八方からジリリリと目覚まし時
計の音を浴びせられている気分。最悪の目覚めだ。しかし、ぼやけていた頭の中が徐々にハッキリしていくほどにその最悪は更新されていく。
見回すが周りにヘリ、その残骸はない。機体から放り出されたのだろうか。覚えていない。どれくらい時間が経ったのかも。スマートフォンは失くし、おまけに腕時計は壊れたようで動かない。
チャーターしたヘリでゴルフ場を発ったのは午後三時ごろ。木々の間から降り注ぐ陽射しの感じからして、まだ夕方ではなさそうだが……。
総理はぐぅと声を漏らし、膝に手を当て立ち上がった。森の中は涼しいがあくまでそれは比較的に、の話。水色の麻のシャツは背中に大きな楕円形のシミを作り、土で薄汚れた白のチノパンの尻の部分にも汗をかいている。
「体力は……あるつもりだが……ひぃ、ふぅ、国会にルームランナーを導入することを……検討しないとな……ははは……」
と、ひとり、冗談でも飛ばさなければやってられない。不安と蝉たちの声で気が狂いそうになるのをひしひしと感じていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-30 11:00:00
5929文字
会話率:71%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:20pt
なんとなく太陽がひとりぼっちにみえたから。
キーワード:
最終更新:2024-01-30 07:48:26
359文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:20pt
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