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『小説家になろう』サイトの更新情報を検索します
検索結果:576 件
世に存在するダンジョンは最早探索されつくしてしまった。
冒険のロマンは終わりを迎えたのである。
世に溢れる停滞した空気。そんな中でもしぶとく生きようとする一人のエルフがいた。
世間に揉まれ身も心も穢れてしまう日々、色々抱えつつも今日を何とかしのぎきる。
美味しいご飯さえあれば全てよし。今日もご飯のために家に帰るのだ!
最終更新:2022-02-13 01:40:37
2729文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
うつくしきもの――。(少年の筋肉を眺めるお姉さんの視線です)長岡更紗様企画『肉の日マッスルフェスティバル3』参加作品です。
最終更新:2022-02-09 00:11:13
324文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:170pt 評価ポイント:158pt
ある日、タニア共和国の首都ヘルデンに魔王と名乗る人物が現れることをテレビの報道で知った五才のシリュウ。テレビに映るヘルデンの街は、建物が破壊されつくしていて瓦礫だらけ。車は渋滞し、人々は皆走って逃げていてまさに地獄絵図だった。
そして、ヘルデン中心にそびえ立つヘルデンタワーには魔王がいた。軍用のヘリコプターが魔王を狙うようにしてヘルデンタワーの周りを徘徊するが、魔王は魔法という圧倒的な力によってヘリコプター全てを排除してしまう。
その様子をシリュウと一緒に見ていた父親の
シスイはタニア共和国一の狙撃手。魔王という存在に危機感を感じたシスイは、相棒であるビリーおじさんと共に魔王を狙撃しに出掛けてしまう。
シリュウは、シスイが魔王を狙撃してきてくれることを期待して家で留守番をしていると。ある日の夜、家のチャイムが鳴る。
シスイが帰ってきたのだと思って、急いで玄関の扉を開けに行くと、そこに立っていたのは血だらけのビリーおじさんだけ。
シスイはどうしたのかと聞くと、ビリーおじさんは暗い表情で魔王に捕まってしまったと言う。シリュウはその言葉が信じられず、逃げるようにリビングへ戻るとつけっぱなしのテレビから悲鳴が聞こえてくる。
テレビを見ると、ニュースキャスターのお姉さんが魔王に襲われていた。それと同時に、捕縛されたシスイがテレビに映ったのである。どうやら、シスイは魔王の額を狙撃したようだ。だが、魔王は死なず、シスイは捕まえられてしまったらしい。魔王は自分の額に弾丸を撃ち込まれたことに激怒していた。そして、シスイは魔王の魔法によって消し炭にされてしまうのだった。
シリュウはその様子を見て、涙を流しながら決心した。
お父さんの代わりに、俺が魔王を殺すと。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-07 00:03:33
26824文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
僕はフィリエル。魔族のとある領主のお屋敷に仕える、しがない執事だ。
僕がお仕えするサキュバスのルーネお嬢様だけど、ある日とんでもない事件を起こしてしまう。
よりによって、魔王即位を目前にした皇太子様にエナジードレインをかまし、魔力を吸いつくしてしまったのだ。
先代魔王の臣下たちは一計を案じ、皇太子の膨大な魔力を手に入れたお嬢様をかわりに魔王に即位させてしまった。
「――ということでよろしいでしょうか、陛下?」
「うむ。余はそなたらを信頼しておる、良きにはからえ」
なんだかんだでそつなく、威厳たっぷりの女魔王として振る舞うリーネお嬢様。
だけど……
「ふい~、つかれた~。フィリー、肩もんでー。あと、マポテチとマコーラねー」
「はい、ただちに。お嬢様」
ひとたび部屋に戻ればそこにいるのは、パジャマに着替えて、ゆるーくだらけるゆるだらの化身!
省エネモードで体は縮み、糖分と脂を過剰に摂取して娯楽にあけくれるその様は、ただのだらしない幼女!
こんなのが魔王でいいのか? いいんです!
可愛いから許す!
お嬢様は式典で突っ立って、会議でてきとーに頷いて、書類にハンコを押すだけ!
あとの事は全部僕がやります!
魔王の威厳? 魔族の将来? そんなもん、知ったことじゃない!
僕はお嬢様の怠惰な時間を守り、全力で甘やかすのみ!
だって、可愛いんだもの!!
そんなわけで、ゆるだら令嬢と甘やか執事が織りなす、全力甘やかし魔王コメディ開幕!
※本作はカクヨムサイトに掲載している同作と内容は同じです。
完結済みの第1シーズン分終了までは基本、毎日投稿で行きたいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-04 20:04:12
230270文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:18pt
総合ポイント:98pt 評価ポイント:44pt
自分の罪とは裏腹に、人は知らずして…… それに気づく一人の女賊の物語のカケラ。 1000文字以下・テーマ"鏡"
最終更新:2022-02-02 13:00:00
1000文字
会話率:5%
IN:0pt OUT:72pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
核による世界大戦から時間の経った世界、地上は荒野となり、地下とドーム内でしか人間はまともに生きることが出来なかった。
それに伴い価値観の変化して、人間は種の保存のためにあらゆる手段をつくしていた。
そう、例えば兄妹でも結婚可能になったりもした。
そんな世界の終わった後を過ごす兄の昴と、妹のリリーの終わってしまった世界における日常譚。
カクヨムにも投稿しております
最終更新:2022-01-30 00:05:10
249881文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:83pt
総合ポイント:116pt 評価ポイント:70pt
「魔女様、どうかわたくしを呪ってくださいませ」
並外れてうつくしいローラは、魔女に「うつくしくない者に変えてほしい」と願った。
その顛末は……
最終更新:2022-01-09 19:07:14
1713文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:112pt 評価ポイント:106pt
作:庵才くまたろう
現実世界[恋愛]
短編
N0023HK
隣の席の筑下(つくした)さんは私物をよく落とす。その度に俺はその私物を拾って彼女へと手渡すのだが――すべては筑下さんの思惑通り?
最終更新:2021-12-28 19:38:18
3007文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:67pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
わたしと葉子は幼稚園からずっと一緒の,いわゆる腐れ縁ってやつだ.親友ってなんだか恥ずかしくて照れくさいから葉子には面と向かっては言わないけどわたしはそう思っている.
高校まで一緒になるとは思っていなかったから少し驚いた.
上田桜は昔から臼田葉子とと一緒に居ることが多く,偶然高校も葉子と同じ公立高校に通うようになった.それぞれ趣味も嗜好も性格も違うのに不思議と馬が合う.
お互い過度な干渉はせず,自分の時間は自分の時間と割り切っている.相手の行動もなんとなく想像がつくし,相手も
自分の事が分かっている.そんな関係が心地いいのだ.
高校という新天地で別々のクラスで別々の部活動の2人は時間的に,精神的に,徐々にすれ違うようになっていくのだが.
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-20 11:49:05
32108文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:20pt
作:彼方 日出秋
空想科学[SF]
短編
N5137HJ
全世界を殺菌しつくした大戦から数十年、人々は荒廃した地上を離れ、汚染から離れられる空母打撃群上で密やかに暮らしていた。それでも身近に忍び寄って来る汚染の影。
老朽化し、放射能漏れの恐れも高くなってきた原子力空母から新天地を求める人々がついに探し当てた空中要塞で見たものとは。
最終更新:2021-12-18 15:47:39
6183文字
会話率:12%
IN:0pt OUT:96pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
作:たらこくちびる毛
パニック[SF]
短編
N9692HI
怪獣ギャオースは中国、インド、ロシア、ユーロ、アメリカと世界の国々を破壊しつくし、太平洋を横断してついに日本へとやって来た。新兵器で対抗する人類。果たして勝ち目はあるのか!
最終更新:2021-12-13 12:41:53
985文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:320pt 評価ポイント:302pt
そのうつくしさと才能から宝石姫とたたえられる公爵令嬢。
華やかな祝典の席で、凡庸以下といわれる王太子に婚約破棄を告げられてしまう。
王太子の新しいお相手は家格の低い男爵家の娘。
宝石姫がその娘をしいたげていたとまで言われてしまう。
祝典に出席していた貴族達は王太子に呆れ、宝石姫の理路整然とした反論を期待する。
だが宝石姫はなんの反論もせず退出してしまうのだ。
宝石姫は何を思い退出したのか、そして彼女を昔から恋い慕っていた貴公子はどう動くのか。
それらが全て明
らかになった時、真実の愛をめぐる騒動はどのような結末を迎えるのでしょうか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-12 12:00:00
20033文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:2604pt 評価ポイント:2254pt
ひとりのうつくしいお姫さま。
さんにんの王子。
あくまがそこにあらわれたとき。
むすばれぬ恋は、かなしい恋へと、かたちをかえる。
最終更新:2021-12-11 02:46:42
2478文字
会話率:10%
IN:0pt OUT:85pt
総合ポイント:344pt 評価ポイント:320pt
メドラウト・ブルターニュは王子と円卓の騎士という立場でありながら魔法を使う才能が無く、また魔法具に選ばれる事も無い劣勢遺伝子の持ち主だったため、円卓の騎士から侮辱され、
さらに妹を何者かに殺され、ついには国や円卓の騎士から追放されてしまう。
崖から突き落とされて死んだかに見えたラウトだったが、あらゆる魔法具を『強奪』する魔法を死の淵で目覚めさせる。
その魔法を手に妹を殺した犯人を見つけるため、自身を追放した国に叛逆するため、帝国を目指す。
そうとは知らず円卓の騎士の一行は
、魔法具を手にそれぞれ任務のため国を出る。
しかし、出先でラウトと鉢合わせすると魔法具をたちまち奪われて、その結果下級魔獣に手も足も出ず没落していく。
一方ラウトは盗賊から逃げていた金髪朱眼の少女を助け、共に旅をする仲になる。さらに魔獣による被害に苦しむ街の住民を助け、そこで出会った刀使いの女狩人とも旅をしながら、円卓の騎士たちを倒し魔法具を集めて帝国に近づいていく。
そして、ついに帝国に帰り着き、妹を殺した犯人や追放された真実を知る。その中で、奪う行為への罪にラウト自身直面する事になる。
※円卓の騎士のメンバーが没落していくのは12話からです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-07 21:31:56
107830文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:1284pt 評価ポイント:730pt
「俺がもし―だったら、」
高校2年生。始業式。学校へ向かう途中。一瞬間。時間が停まり灰色になる世界の中。たった一人鮮明な色を持つ、あいつ。に。すべてを奪われた俺。好きだと告白。玉砕。しかし。転校生だと俺のクラスに連れて来られたのはあいつで。
〝あいつだから”〝同性でも関係ない”はずなのに。
「男だからあいつが好きだったのか…」
異性・同性・親子・夫婦・疑似親子・友人・子弟。病を持つ一人と次第に自分の性癖に悩み始める一人の二人の人物を中心に、それぞれの想いをコメディ要素
に傾けつつもシリアス入りで高校、大学、社会人を経ながら進めていきます。『文芸webサーチ』『comic room』『幻想検索』にも登録しているHPでも同時掲載中です。
2020/7/30.大学1年生 11月編「休息、遊戯、群れへの切望/まひわが金盞銀台に羽を下ろす理由は、」を公開。
怖がれ、いつくしめ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-02 22:17:36
96114文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:80pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
お腹を痛めて産み、どんな理不尽にも耐え、例え嫌われても相手をいつくしみ愛し続ける。
毎日料理、洗濯などの家事に追われても文句を言わない、いつだって相手の健康と人生を心配している。
赤の他人ではそんな事成立しない。成立するのは母と子供だけ。親は子を愛しているのだ。
だから子供の事はなんだってわかる。間違えるはずがない。
最終更新:2021-11-20 09:21:46
2964文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:71pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
世界には魔物とそれらを従える魔王が幾人もいた。
彼らは時に残虐に、時に圧倒的理不尽で世界を犯していた。
そんな魔の者に対抗する世界の希望、それが勇者だった。
おっさんは、勇者パーティーに所属する35歳、若い勇者と御子、盗賊の少女を大事大事にしていた。
あやゆる家事を受け持ち、時にはわけのわからない世界からの贈り物、ギフトを行使して勇者たちを守っていた。
そうして勇者パーティーにつくしていたおっさんだったが、その日突然勇者直々にパーティーを抜けてほしいと宣
告されるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-14 16:18:18
33762文字
会話率:64%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:44pt 評価ポイント:28pt
※完結まで執筆済みです。
二年前、陌間 白夜(はざま びゃくや)は未来を失った。"恩人"に差し伸べられた手にも縋ることができず、彼は今を生きることさえも腐らせていた。
そんな日々の中、自宅アパートのベランダの窓にベージュ色の短髪をした少女が突っ込んできた。白夜は困惑しつつも彼女を中に入れる。
錆び付き止まった"生"の歯車。そんな白夜の目の前に現れたのはかつての"仇"と未来への光。二年前に縋ることができなかった
救いの手を、今度こそぎゅっと握り締めた。
「運命なんかに殺されてたまるか……! 俺は生きて、生きて、生き抜いてやる……!」
生まれ持っての異能を片手に、白夜は自分の運命に抗う。己が己として生き続けるために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-12 20:41:01
207097文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:95pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
私は女性である幼馴染、楓に恋をしている。ただ、同性愛を受け入れられるとは思っていないからこの想いは胸に秘めておこうと思う。他の人と付き合ってくれれば諦めもつくし、後悔もしないから…。
最終更新:2021-11-12 06:00:00
3809文字
会話率:74%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:12pt
とある芸術学院に通う伯爵令嬢エウルナリアは、忘れ物を取りに学者に戻ったとき、ふとうつくしいヴァイオリンの音色を耳にした。
講義は終わり、あらかたの生徒は帰宅しているはず。
誰が弾いているのか?
好奇心で音の出所を探ると、そこにはかりそめの婚約者候補のアルユシッドがいた。
「――エルゥ、どうしたの。忘れ物?」
「ユシッド様」
────────
◆3500字余の掌編
魔法のない異世界恋愛で、とにかく音楽を書きたかった約三年前の作品『楽士伯の姫君は、歌わずにいられない』
https://ncode.syosetu.com/n5817ff/
の、終盤での派生ストーリーになります。
偶然ですが、続編『楽士伯の姫君は、心のままに歌う(R15)』
https://ncode.syosetu.com/n6067fl/
への繋ぎっぽい流れになりました。
浮かんでしまったので、衝動書きです。
シリーズは未読のかたでも大丈夫かと思われます。
お目よごしではありますが、ゆるっと投稿させてください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-10 16:15:37
3564文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:87pt
総合ポイント:164pt 評価ポイント:154pt
作:リィズ・ブランディシュカ
ハイファンタジー
短編
N5749HH
その二つの種族は、おそらく言葉をつくしただけでは、分かり合えないのでは?(※重複投稿作品) 下敷作品;ホワイト
最終更新:2021-11-05 16:00:00
935文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
作:製作する黒猫
ハイファンタジー
完結済
N7771FP
突然、現代日本から中世西洋ファンタジー世界に召喚された、さおり。勇者として召喚された彼女に、神は3つの能力を与えた。その一つ、メイン能力の「移動魔法」が勇者にふさわしくない、女であることも同じだという理由で、投獄される。そして、「自動治癒能力」のせいで、実験動物の日々を過ごしていたさおりだったが、女性として危機を感じ、反撃する。
同じく投獄されていた殺人鬼を解放し、城の人々を殺しつくしたさおりは、人を殺したことを忘れ隣国の騎士に保護された。
死神勇者と裏で蔑まれながらも、さ
おりは勇者として世界を救う手伝いを買って出る。あくまで手伝うだけ。危険なことは他に任せる。
これは、死神勇者が魔王を倒し、この世界での居場所を作る物語。
アルファポリスにも載せています。そちらには表紙絵もあります。
カクヨムにも載せています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-31 11:05:21
308393文字
会話率:59%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:394pt 評価ポイント:180pt
属国の令嬢であるマリーは、魔法大国の嫡男カールと婚約し幸福な日々をすごしていた。
しかし、イライザが現れて状況は一変する。
マリーは婚約破棄され国から追放されてしまった。
そして命を落としてしまう。
だが、それからマリーの奮闘がはじまるのだった。
最終更新:2021-10-29 09:06:02
4538文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:94pt
総合ポイント:188pt 評価ポイント:170pt
作:忽那 和音
ヒューマンドラマ
完結済
N5661HB
気まぐれと自己中心的な生き方をしている。それは、自分を傷つけさせないためでもあるけど、他人を気づつけさせないためでもある。
でも、この状況を見ると、やっぱり私は誰かに迷惑をかけている。
けど、過去の私を後ろめたくは思わない。考えても、考えつくしても、あの時の私には家を捨てるという方法しか、私の新しい居場所を作ることしか方法が無かったから。
だから、私は今のこの生活と人生を自分なりに精一杯生きる。
最終更新:2021-10-26 20:00:00
14110文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
「あなたのお屋敷に鏡はないのかしら?」(訳:鏡を見て出直してきてくださる?)
社交界の花と呼ばれるコリンナ・シュタルクは、差し出された手をとることなくそう告げる。
私を口説くつもりがあるなら身分なり容姿なり頭脳なり、とにかく何かひとつは秀でて釣り合うものを持っているべきだ、と。
何一つ釣り合うものを持っていない男はこうしてばっさり切り捨てられるのだ。
そうしてコリンナは間もなく十八歳になろうとしているが、未だに婚約者がいない。コリンナのうつくしさを考えればそれはおかしなこ
とだった。
「私は可愛い可愛い可愛いエミーリアのために、『シュタルク公爵家の令嬢は迂闊に手を出せない高嶺の花だ』って印象づけたいだけよ!」
社交界の花、高嶺の花といわれるコリンナ・シュタルク。
その中身は超がつくシスコンだった。
可愛い妹のため、ギリギリまで高嶺の花を演じるコリンナのもとに兄からひとつ提案がくる。
友人のグレーデン侯爵と、形だけのお見合いをしてくれないか、と。
世話焼きシスコン令嬢×研究者な変わり者侯爵のお見合いからはじまる恋物語?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-26 17:56:24
37492文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:94pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
かつて日本を含む全世界に、ダンジョンが現れた。そこに潜む財宝、そしてあふれ出すモンスターによって世界は混沌に陥った――のも昔の話。今の人類は、ダンジョンから持ち帰った秘宝を量産し死んでもリスポーンするわ、達人の技も魔法の詠唱もシェアするわと、ダンジョンを完全克服。もはやダンジョンは、寂れた廃墟にすぎない……。
だが、人類はまだダンジョンに飽きていなかった。まだしゃぶれる、まだ遊びつくしていないと、人類はダンジョンを前に立つ――――ひとまず、攻略速度世界一位を目指して。
っ
てことなんで、このコズミックメンタル男チャンネルでは世界最速目指しまくります! 面白かったらチャンネル登録、ベルマークも忘れずにお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-10 20:04:45
137211文字
会話率:59%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:670pt 評価ポイント:402pt
男と女の、なにげない瞬間
そこにある、うつくしい時間
1分で読めます
*こちらは、カクヨムサイトでも掲載しております。
最終更新:2021-09-10 20:00:00
2005文字
会話率:5%
IN:0pt OUT:44pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:22pt
ただのゲーム好きの主人公が何気にクラスメイトに話しかけたらあれ?ここどこ?いや、帰りたいんですが?ダメですか?
えっ?あの偉そうな人間が敵?あー懲らしめるくらいなら…
丞相でも軍師でも参謀でも地位はお任せするので?じゃあ外部顧問…はダメと…実力行使させないで欲しいと…分かりました学校が終わった午後の空いてる時間で…いいんだ…
配下に人狼と吸血姫…あとその他色々な魔族的な女の子が加わる物語です。
最終更新:2021-08-18 18:00:00
7565文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:65pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
この国は、残す?残さない?
結婚式後に王都に向かう途中で、転生される。いつもは身分のある生活がお約束だったのに、今回は、なんと!庶民出身の男爵夫人。
「面倒な転生は、嫌だ!」と思いながらも、素敵な旦那様との暮らしは、意外に面白い。
しかし、この女性、どうして亡くなったのかしら?わがままだから?それとも、この国に関わる事?
初めての愛する旦那様!私は、何があっても、どんなに辛く、長い道のりでも、絶対にあなたを見つける。
ミオは、異世界を駆け巡る。
最終更新:2021-08-10 08:00:00
222875文字
会話率:65%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:188pt 評価ポイント:110pt
作:三毛猫ミィーミ♪
ハイファンタジー
連載
N5250GY
☆あらすじ★
ある日、セイマ・ノヴァイは、依頼主から報酬として、虹色にかがやく石をもらった。
そして、その虹色にかがやく石をギルドメンバーにみせたると、スタナシア・ミィフェが持つペンダントの紫の石と共鳴しあい、光をはなった。
すると、その光がギルド全体をおおいつくしたと同時に、ギルドの外では磁気嵐がおき、建物が激しく揺れだした。
その揺れがおさまり外をみると、そこには広大な草原がひろがっていた。
そして、セイマ達のいたグラムリバーズとは違う世界であり、ここはレインボ
ーストーンリーフである。
そう、セイマ達はギルドごと、この世界に転移していたのだ。
セイマ達は、元の世界にかえる方法をさがしながら、その間スタナシアの出生の秘密をしる。
そしてセイマ達の 異なる世界どうしをつなぐ、絆のストーリーが今ここに幕をあける。
☆ノベルアッププラス同時連載★
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
不定期更新になります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-03 00:44:05
7685文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:74pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:2pt
自分の美しいものをみつけたい
キーワード:
最終更新:2021-07-30 09:12:19
219文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:89pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:高遠ひじり
空想科学[SF]
完結済
N1115GY
「ニュートウキョウに降りた時から……いやスピンドルに生まれた時から、キミに平穏な人生は訪れない」
「君も、無関係というわけには行くまい」
「これ以上の荒事はゴメンだぜ、陣笠の。ヤクザだって命は惜しい」
「平穏な生涯か華々しく死ぬかだって? オレは……凡人で良かったんだけどな」
粒子センサ・ネットワークが世界を覆いつくし、三つの経済圏と産業複合体が経済を牛耳る近未来。宇宙コロニー・スピンドルからやってきて、極東ニュートウキョウの企業に勤める超級魔術師・鹿賀咲耶は、危険な仕事に
身を置きながらも平穏な生活を愛していた。
ある日、趣味の天体観測をしていると、古巣のスピンドルから流星が墜ちるのを目撃する。
それは咲耶の平穏のタイムリミットを告げ、運命を変える星だった。
>この作品は「エブリスタ」「カクヨム」「NOVEL DAYS」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-24 07:00:00
101165文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:38pt 評価ポイント:20pt
夫の浮気現場を目撃した主人公。彼女は、動揺のあまりとある化粧品売り場に駆け込んだ。売り場の美容部員は、経済DVにより身なりを整えることもできない彼女にお試しメイクを施す。
気乗りしないまま化粧をされた主人公だが、美容部員とのやり取りから、かつての自分を思い出し始める。そして、自分の幸せのために戦うことを決意するのだった。
ところが夫はなかなか離婚に応じようとしない。疲れはてた彼女は、美容部員から渡されたとあるアロマキャンドルを取り出してみた。疲労回復効果があるというアロマ
キャンドルに火をともすと、目の前に広がったのは怪談「牡丹灯籠」の世界だった。
彼女は牡丹灯籠を下げ、夫の元へ歩きだす。きっぱりと別れを告げるために。
虐げられていた女性が自分を取り戻し、幸せに向かって歩きだすまでのお話。
貴様二太郎さまのイラストをお借りしています。
この作品は、アルファポリス、エブリスタにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-16 14:18:37
7709文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:1634pt 評価ポイント:1500pt
2人の主人公が2人の生徒会長候補を生徒会長にするために、戦う。
今、生徒会選挙の歴史がくつがえる。
最終更新:2021-07-10 15:29:32
459文字
会話率:12%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
あたたかい、あたたかい。かぞくのものかだり。うつくしき、きょうだいあい。
最終更新:2021-07-09 19:27:17
835文字
会話率:12%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:42pt 評価ポイント:42pt
大人のための童話。――男は恋人の“みにくさ”を引き受けるかわりに、変わらない愛を求めたのです。
最終更新:2021-07-07 16:13:21
796文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:62pt 評価ポイント:62pt
作:どまどま@チートコード操作 書籍化&コミカライズ
ハイファンタジー
連載
N5446HB
「おまえのようなゴミくずは私の息子ではなかったのだ! 今すぐウチから出ていけ!」
18歳のスキル開花日。
剣聖の息子として生まれたヴァレスは、代々受け継いできた《剣聖》スキルを授けられるだろうと期待されていた。
しかしながら、彼が授かったのは《チート使用》。
この世界の人間は《チート》の意味がわからず、これを外れスキル扱い。
父も激高し、ヴァレスを家から勘当したのだが。
ヴァレスは知っている。
この世界は、前世でやりつくしたゲームにそっくりであると。
だからこ
そ、《チート》がどんな意味であるかも知っていた。
追放されたことで悲嘆に暮れるヴァレスだったが、ゲームも知識も総動員し、この世界で無双を繰り広げていくのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-06 00:06:34
10256文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:1636pt 評価ポイント:980pt
はろーはろー きこえますか
うつくしいほしに すむ たったひとりの あなたへ
壊れてしまった世界に生きる名無しと心を持たぬヒトガタのささやかなる終末。
最終更新:2021-07-04 18:05:57
5281文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:91pt
総合ポイント:56pt 評価ポイント:50pt
閲覧注意。R15。残酷な描写あり。
R15にしたのは、影響されやすい年代や思春期の子どもたちは読まないほうが良いと考えたからです。
あらすじとしては、わたしがときどき書く、毒々しい怒りと闇の詩です。……とりあえず、なんか激ギレしてたのは覚えてる。
愛についての文がありますが、誰かを傷つけたい意図で書いたものではありません。誰かの考えを否定するものでもありません。どうしようか迷ったのですが、消したくはなかったのでそのまま投稿します。不快に感じられた方がいたら申し訳ありません
。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-04 13:43:37
588文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:96pt 評価ポイント:90pt
作:吉野 諦一
ヒューマンドラマ
完結済
N0193HA
他県の私立高校を卒業した三月。故郷に戻った染井俊を待っていたのは、引きこもりのアナグマと化した幼なじみの姿だった。
年上の幼なじみ――綾崎冬華を元に戻すべく奔走する俊。
努力は次第に実り、徐々に立ち直っていく冬華。俊もまた、今の傷ついた彼女を受け入れ始める。
だが、どんなに尽くそうとも過去は消せない。
ふたりの些細なボタンの掛け違えは、後に大きな試練を招くことになる――
最終更新:2021-07-03 13:00:00
108178文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:91pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:6pt
作:ひなた華月
現実世界[恋愛]
完結済
N0773GV
主人公、瀬和津久志(せわつくし)は、少し家事の得意な高校生であり、ひそやかな趣味として自作の小説をネットにアップしては、アクセス数が伸びずに苦悶する日々を送っていた。
そんなある日、なんと姉がラノベの編集者であることが発覚し、その姉から「担当している作家の面倒を見てほしい」と頼まれる。その作家とは、主人公が大好きなラノベ『ヴァンパイア・ブラッド・キラー』の作家である『七色咲月』だった。津久志は姉の頼みを承諾し、期待に胸を膨らませて憧れの先生のところへ赴く。
しかし、主人公
が見た光景は、散らかり放題の部屋にパジャマ姿のままソファで寝ている少女の姿であり、その正体が『七色咲月』本名:夢羽叶実(ゆめはかなみ)であった。
だらしない姿ではありながらも、その整った容姿に緊張を隠せない津久志であったが、美しいのは外見だけで中身は甘えたがりの自堕落お姉さんだと発覚する。
家事スキルが低く、天然なところもあり自由奔放な様子に手を焼く津久志。しかし、姉から頼まれた仕事である以上、甘やかさず、原稿に集中してもらうよう奮闘する津久志だったが、叶実は身体を寄せ合って甘えてきたり、一緒に遊ぼうとする始末で、その無邪気な様子に津久志もついつい甘やかしてしまう。
果たして、津久志は無事彼女に原稿を書かせることができるのか?
可愛さ全開のご奉仕系密着ラブコメ、開幕!
※この作品は小説投稿サイト「カクヨム」にも掲載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-02 22:11:43
285072文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:334pt 評価ポイント:186pt
「好きな人の傍に行きたい。それが鞄の代わりだとしても」
人もろくにたどりにつけないレベルのド田舎で神官として勤めるルルは、片思いを拗らせている。
類まれなる剣の腕で数多の魔獣を打ち倒し「王国の英雄」とか「白銀の騎士」と年齢身分性別問わず数多の人々から称賛される正騎士にして絶世の美青年ヴィクトール。
そんな彼への片思いを拗らせているのが、どこをとっても平凡な少女にして神官のルル。
身分差もあれば年齢差もあり、物理的な距離もある。
だがしかし、王族から次々と無理難題をふっかけ
らて休む間もない上にセクハラ被害にまであっていると聞いたらいてもたってもいられない。
人材派遣業の跡取りである幼馴染に頼み込んで、近衛騎士団の臨時雇いの荷物持ちに無理やりなった。
ところが、ルルが仕事を手伝えば手伝うほどヴィクトールは王族に執着されていき、ついには奴隷に落とされてしまう。
「そうだ。ヴィクトール様をさらってしまおう」
ルルは決意して、一切の遠慮を捨てた。
根性と努力と友情とやたら仲が良い親族一同の力でルルは片思いの実らせることができるのか。
神々につくし、神々に愛され、神々基準で健やかに育った、規格外の少女が腐敗したフラウ王国にざまあをかます。かもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-25 17:37:51
212406文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:182pt 評価ポイント:62pt
世の中の綺麗になりたいと思う女性には読む事をおすすめしません。
最終更新:2021-06-07 23:11:31
523文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
目の前に巨大な炎があった。
僕はすべてが燃え尽きるまでそこに立ちつくしていた。
何時間も何時間も……。
おそらくこの光景は前世で起こった悲劇で、
僕はこの炎によって大切なものを失ったのだ。
亡くなる直前に祖父が僕に言った、「お前にとって一番大切なものを探せ」と。
それが探せたときに、おそらく僕の前世でのトラウマが解消されるのだろう。
変人だらけの希望荘の住人と亡き恋人にそっくりな翔子。
僕を取り巻く人たちによって翻弄される毎日の中で
僕は「一番大切なもの」をついに見つけ出
す!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-01 20:33:39
156989文字
会話率:72%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:6pt
サメの歯と歯の隙間からお送りしてます。
最終更新:2021-05-30 23:17:45
833文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:93pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
柊恭介(ひいらぎきょうすけ)はある日大雨が降った為に普段は歩きなのだがバスに親友の望月総一郎(もちづきそういちろう)と五十嵐優紀(いがらしゆうき)と仕方なくバスに乗った。
すると、同じ周陽高校二年生が同じように乗っていて、他は周陽高校一年生が一人とサラリーマンが一人の全部で十人が乗っているだけだった。
嫌な予感はしていたのだが、やはりそれは起こった。
バスの運転手が脳溢血で失神して倒れた為に変な風にアクセルに引っかかってしまってバスが暴走して、タンクローリーでガ
ソリンを補給していたガソリンスタンドに突撃して爆発してしまう。
その時にバスの運転手以外の全員は異世界の老神に異界へと転移させられた。
その世界の老神が守る惑星レイアースは人間が滅んだ星で何としても老神は人間を復活させたいと思っていたのだ。
だが、話を良く聞くと老神が素晴らしい人間に育って欲しいと試練を与えた過ぎた結果で滅んだとかとんでもないブラック世界だった。
老神は力を使いつくして消滅してしまうが、それを弟子の天使が引き継いだ。
これが老神に輪をかけたブラック野郎だった。
貰えたスキルは繁殖と再生。
植物とか動物の毒かどうかの説明は無く、毒を飲んでも再生する力で治るから自分で調べろと言う無茶ぶり。
さらに、武器とか戦うスキルも無く、頭が完全にミンチになる事が無ければ再生するから安心しろと言う始末。
挙句に、滅んで誰も住んでない風化した集落に転移させて、武器とかは全部自分で探せと言う超ブラックぶりだった。
だが、本当に恐ろしいのは、これからだった。
男子しかいないのに繁殖しろとかと訝しんでいたら、この現状で人間を繁殖させるためにスキル繁殖を与えていたのが分かったのだ。
それは心が折れたら男性から女性に変わり、最後はもっとも子供が多く生まれる一夫多妻になるまでたった一人の男を選別するスキルだった。
最後に男として生き残るのは誰だ。
いろんな意味での地獄が始まった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-23 00:12:18
147375文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:90pt
総合ポイント:132pt 評価ポイント:68pt
ブラック企業勤めがたたり療養中の三十路男性、羽柴理三郎はある日、突如として謎の空間に転移させられる。そこで待っていた双子の少女いわく、彼の一番上の兄が異世界転生を果たし、チート能力を得て大暴れ。二番目の兄に討伐を頼んだが、彼は不死の能力を得てのんびりスローライフを満喫中。そこで三度目の正直とばかりに白羽の矢が立ったのが理三郎だった。
しかし自分には関係ないと断る理三郎。すると後ろからもうひとりの女性が現われ、彼を殺してしまう。そして彼の魂は、幼い少女の肉体に入れられ、その
まま異世界、ドラゴヘイムへ転生させられてしまうのだった。
いかにも異世界転生ものの小説にありそうな世界観のドラゴヘイムは、着の身着のままの少女にはあまりにも厳しかった。この世の地獄を舐めつくした理三郎は、兄二人に復讐を誓いドラゴヘイムをひた走る。彼、いや彼女はそしていつしか、不浄の聖女と呼ばれるようになり……。
兄に振り回されるすべての弟を慰撫する異世界復讐譚、ここに開幕!
4月1日から5月22日まで、毎日朝7時投稿。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-22 07:00:00
337410文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:38pt
総合ポイント:560pt 評価ポイント:278pt
絶景を知っているか。
そこには途方もないものがある。
そこにはすべてがあって、そこですべてがなくなる。
絶景を知っているか。
そこには途方もないものがある。
過去を零に精算し、未来を無価値に変える。
そこには絶望があるのだ。
この上なくうつくしい、絶望があるのだ。
独自の価値観を持つド腐れ野郎が劣等感拗らせた貴族のぼんぼんの騎士になった話。
大体、主人公だけが楽しい。
※個人サイトにて完結済み
最終更新:2021-05-17 03:02:47
23216文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:28pt 評価ポイント:22pt
友達と遊ぶ為に渋谷に来た俺は、スクランブル交差点を渡ろうとした途端世界が凍りついた。
辺り一面を白黒の光景が多いつくし、何もかもが分からなかった。
するとそこにある少女と少年が現れたのである。
白黒の世界に住まう悪魔。カリム。
奴らをこの世界から無くすためある特殊な学校に入ることになる。
そしてカリム達の本当の目的とは...
「やっと見つけた...ブラッドブレッド」
最終更新:2021-05-13 06:00:00
5125文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
学生生活最後の夏休み、奈良へ旅行する日になって、突然、博多駅構内に由美子が現れた。彼女と会うのは、ほぼ-年ぶりであった。川中が知らせておいたのだろう。白いワンピースがひときわまぶしく感じられた。
私たちは駅構内の喫茶室で談笑しながら改札を待ったが、そこで、川中と由美子の間柄が以前に比べ、ずいぶん変わっていることに気づいた。私がコーヒーをひとくち飲むと、由美子は川中のコーヒーに砂糖とミルクをさりげなく混ぜた。川中の好みを十分知りつくしていなければできることではない。
喫茶店
から改札口まで歩く際も、由美子は川中のそばにぴったり寄り添っていた。
川中と由美子の間柄は、大阪へ向かう夜行列車の中で明らかになった。流れる町の灯をぼんやり眺めながら、川中と私はビッフェでビールを飲んでいた。
「まだ、だれにも話してないんだけど、卒業したら、オレ、結婚するつもりだ。生活力もなにもなくて、まだ早いとは思うけど……」
川中は恥ずかしそうに、頭を掻いた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-09 09:00:00
24072文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
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