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検索結果:1639 件
少女漫画の悪役令嬢に転生したという記憶を思い出した時、第二王子の婚約者であり公爵令嬢でもあるアドラネア・リシュテットは特になにもするつもりはなかった。
元々悲惨な末路をたどるタイプの漫画でなかったこともあるし、第二王子に微塵の恋心も抱いていなかったのでヒロインが出てくるのならばそれはそれで構わないと思っていたからだ。
しかし第二王子とヒロインに問題はなくとも周りはなにかと面倒なもので。面倒事に巻き込まれたくないとサクッと婚約を解消するために溺愛する両親を上手く使い早々に領地に
引きこもって傷心の令嬢を演出していた。
そこに第二王子と玉座を争う第一王子の側近で大変に真面目な堅物であるジェスト・フラウサ侯爵令息が公爵家の後ろ盾を得るために婚約の交渉にやってくる。
第一王子の婚約者に成り代わるわけでもないので受けることは了解したアドラネアであったけれど、どうせならば自分も少しだけ希望を叶えたいとある取引を持ちかけて……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-13 07:00:00
14996文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:15468pt 評価ポイント:13162pt
作:サカキ ゆう
ローファンタジー
連載
N1075IK
あることから学校での居場所がなくなり、人間不信になった主人公 高藤 優輝はひきこもりには、ならなかった。
それは、将来の事を考えたり、親に不安を感じさせたくなかったからだ。
そんな彼は昔行方不明になった父が潜っていたダンジョンでなら稼げるのではないか、と思い同じく探索者になるのだった。
だが、世間で思われるほど稼ぎは無く、でもとりあえずは頑張ってみようと進みだした時だった。
そこには回転式レバーがあって……。
最終更新:2023-09-09 02:33:42
6923文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
この世界、少女漫画の世界なんです。そして私、アーメナは主人公………ではなく主人公をいじめる悪役なんです—————アーメナは自分が少女漫画の悪役に生まれ変わったということを知っている。なぜなら彼女は前世でその漫画を愛読していたからだ。そして、学園を退学になり家を追い出されることを避けるため、彼女は漫画の登場人物達に近づかないことを誓う。ただ、彼女は知らなかった、この世界が少女漫画の世界であることを知っているのは、彼女だけではなかったことを。
最終更新:2023-09-06 09:07:55
66702文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:75pt
総合ポイント:60pt 評価ポイント:26pt
少年は、逃げていた。
暗殺一家の子供として、生まれたのにも関わらず、暗殺に失敗したからだ。
粛清により、窮地に追い込まれまた少年を救ったのは、年老いた老人だった。
老人の元で、成長した少年は、魔導士学園へと入学する。
友人や婚約者候補などを作り、学園生活を過ごす少年。
しかし、世界では、犯罪組織がその牙をむき、国を巻き込む戦いを起こした。その裏側には、魔族と言う、人とは相容れない存在が、潜んでいた。
魔族の目的は、魔神の復活。
少年は、仲間を守る為、その脅威に立ち向かって行く
。
暗殺一家の落ちこぼれと呼ばれた少年が、世界を救う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-06 00:00:00
108628文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:60pt 評価ポイント:4pt
子どもの頃大好きだった男の子の言葉がきっかけで、私は絵本作家を目指すことになった。
元々絵を描くのには好きだったし、子どもの頃は親や友達に絵が上手だと褒められていたので、苦には全くならなかった。
……でも、大きくなるにつれて、自分には絵の才能がないことに気付いてしまった。
それでも夢を諦めきれなかった私は、高校に入ってから美術部に入部することにした。
この高校は地元なのだが、有名な画家が美術講師をしているらしく、毎年何人もの生徒がコンクールで入賞しているのだそうだ。
こ
こでなら、才能のない私でも成長できるかもしれない。
そう思ったからこそ、私は中学では方向性が違うからという理由で入らなかった美術部に入部したのである。
――しかしそこには、私など遥かに及ばないような絵の才能がある子が何人もいた。
そして彼女達は私の絵を低レベルだと嗤い、同じ部員だとすら認めてくれなかった……
流石の私も心が折れかけ、転校することも考え夏休み中に色々と調べてみたのだが、それがとても難しいことを知る。
結局私は何も行動できず、ただ無気力に学校生活を送っていた。
しかし、ある日その日常は一変することになる。
きっかけは、高校では珍しい転校生が転入してきたからだ。
その転校生は――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-03 12:24:41
29061文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:75pt
総合ポイント:276pt 評価ポイント:218pt
ホールズワース侯爵家の嫡男アルバートは、婚約者の子爵令嬢ミスト・サッタリーを気に入ってはいなかったが、それなりに尊重していた。何故ならミストは発達容量、つまり他人よりも努力した時の伸び代が大きいことが判明していたからだ。そんなミストが一念発起、三ヶ月時間が欲しいと言い残し、いきなり失踪してしまった。三ヶ月経ったその時……。
最終更新:2023-08-31 07:34:01
5100文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:96pt
総合ポイント:23342pt 評価ポイント:21806pt
【batheroine】
ヤンデレ・メンヘラなどのちょっぴり心が弱い女の子たちを攻略する、いわゆるギャルゲーと呼ばれる種類のシュミレーションゲーム…。
このゲームが話題を呼んだのは、少し、いやかなり"特殊"だったからだ。
先程も言った通り攻略対象は全てヤンデレ、メンヘラだし、エンディングは全てbatend。
そんなゲームの"推し"に転生してしまった私は、原作を壊さないように徹底しながら、無いはずの"ハッピーエンド&qu
ot;を目指して頑張ります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-30 16:21:49
1040文字
会話率:7%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:トントン03
現実世界[恋愛]
完結済
N0227II
未華子は、二十歳。専門学校に通っている。学校が終わるとアルバイト先である個人経営の店【和食処 悠の里】へ直行する。その店の親方は、最寄り駅の商店街で和食店を古くから営んでいた。
ある日、親方は、辞めていった板前の補充をするつもりで、駅の掲示板に求人広告を出した。それを見てやって来たのが善幸だった。
彼は二十三歳。高校を卒業し、職に就くも興味が持てなかった仕事は潔く辞めてしまう。一言でいえば、忍耐力に欠ける青年だった。
ところが、この店で見習いとしてひと月が過ぎた
頃から、魚の捌き方に興味を抱くようになる。包丁など手にしたことがない彼が〝俺は料理人になる!〟と決断したのはこの頃だった。
ある日、事件が起きた。それは、善幸にとって〝なんでもない普通の女の子〟から、異性を意識させるステージへ格上げしなければならないほどの突発的な出来事だった。
未華子は、奥まった小上がりで、衝立て二枚を引き寄せ接客用の着物に着替えていた。突然、パーンッ、パーンッと、二度ほどケツを杓文字で引っ叩くような音を立てる。衝立てが倒れたのだ。露わな下着姿を善幸だけに見られてしまった未華子……。
ある日、未華子は善幸をデートに誘った。東京駅で遅い昼食を済ませ、夜景のきれいな【港の見える丘公園】へと向かった。その途中、山下公園に立ち寄る。山下公園を散策しながら、彼女は自分が大動脈弁膜症で、いずれ大手術を受けなければならない身体であることを打ち明ける。
その後、向かった【港の見える丘公園】では、複雑な家族関係であることをも話してしまった。今となっては、すべてを一気に話してしまったことを後悔した。ある日、親方が病で倒れ止む無く閉店した後、善幸からの連絡は途絶えてしまったからだ。
最初で最後のあのデートから一年が過ぎていた。
山下公園の桟橋に艫と舳を身動きできないように錨泊されている氷川丸。その姿を、未華子はひとりベンチから見据えている……。
善幸は親方から紹介された店で見習いとして再び働きはじめていた。その店で、精神力と忍耐力を身に付けようとしているのだろうか。ともあれ一端の料理人になるために頑張っているに違いない。
でも……もう迎えに来てくれてもいいのでは? と未華子は“ある覚悟”を持って待っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-28 09:18:53
168449文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:80pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
俺と彼女は小さい頃にとある事件に巻き込まれた。徹底的に人格を崩壊させられ、残ったのは人形の俺達だけだった。そこで俺達は思った。お互いの理想の姿を相手に伝えその通りに演じることを。俺は女の子っぽい顔をした男の子。彼女はお金持ちのお嬢様風の女の子。俺は彼女に。彼女は俺に自分の相手に対する理想を押し付けて生きてきた。そしてある日俺達は解放される。しかし俺達はすぐに引き離された。依存度が高く、異常なまでの共依存に陥っていたからだ。そして現在俺はまた彼女と会った。さぁ俺達の結末はなんだ
ろうなぁ。共依存に陥るか、それとも他人になったのか。確認しようじゃないか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-28 00:28:34
166835文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:166pt 評価ポイント:80pt
作:金城sora
異世界[恋愛]
完結済
N5786II
人魔戦争で魔王を討ち取った勇者バルハラーの息子、チェイン。
彼は最愛の恋人エリシアに婚約破棄を突き付けた。
「他に好きな人が出来た」
チェインはそう言ったが、真実はチェインが"不能"だったからだ。
"不能"、つまり、彼の男性である部分が機能しなかった。
大将軍の孫娘であるエリシアとの結婚であれば、"不能"を隠して結婚すれば大事になる。
子を残すのも武家の務めであるがゆえに。
チェインは様々な方法で不能を治そうと努力す
るが、彼の男性の部分はウンともスンともいわなかった。
22歳、年齢的にもこれ以上エリシアを留まらせる訳にはいかないと、チェインはエリシアに別れを告げた。
その翌日、彼は失意の中で浴びるように酒を飲んだ帰り道。
一人の魔族の女の子を助けて家に連れて帰った。
その翌日、床で目が覚めたチェインはベッドで眠ろうと布団を捲ると見知らぬ女性。
チェインは酒を飲んでいたせいで彼女の存在を忘れていた。
ベッドで二人が固まっているところに、エリシアが訪ねてきた。
エリシアはベッドでチェインが女の子といるところを見て、全てを納得(誤解)して去っていく。
チェインは頭を抱えたまま、女の子と話をした。
女の子はチェインが勇者の息子と聞いたとたん、眼の色を変えた。
「私は魔王の娘だ、お前を殺すためにやって来た」と。
そしてチェインに誘惑の魔法を掛けた。
それは魔族が男を惑わせる秘技。
チェインの男性の部分が産まれて初めて機能した。
チェインはテンパったが、そこで想い至った。
この子がいれば"不能"が治ると。
チェインは彼女に「僕が君を幸せにするから、僕の頼みを聞いてくれ」と頭を下げた。
かくして、勇者の息子と魔王の娘との奇妙な共同生活が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-25 13:11:21
102385文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:10pt
それは、ある雨上がりの朝、道端の水たまりの中にいた。
いた——という表現で、間違っていないだろう。あった、と言うには、もっと生物的な様相を示していたからだ。
最終更新:2023-08-25 11:00:00
201800文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:86pt 評価ポイント:58pt
商人の息子として生まれたアーサーは8才の神授の儀にて【商い】のスキルを授かった。アーサーを始め、周囲の者は大きく落胆した。商人であれば当たり前に行うことをスキルとしてもらっても何の意味もないと思ったからだ。
しかし、【商い】の真の価値に気づくとき、アーサーの人生は大きく変わっていくのだった。
最終更新:2023-08-24 11:04:03
108934文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:138pt 評価ポイント:104pt
100年前、地球に突如として大量のダンジョンが出現した。突然の出来事に対策が間に合わず、どんどんダンジョンから溢れ出てからモンスターに、人類はなす術もなく殺されていき、このまま絶滅してしまうのか...という所で、生き残った者たちにジョブが発現。戦闘ジョブを手にした者を中心に人類は盛り返し、なんとか生存圏を確保した。それから人類はダンジョンに関する法整備を整えていき、ダンジョンでモンスターを倒し、対価としてお金を得る職業であるシーカーを作った。そして100年後。学院の中でも落ち
こぼれとして有名な主人公、四葉 太郎。なぜ落ちこぼれたかというと、世界でも類を見ない魔力の持ち主にも関わらず、職業が戦闘職の中でも闘気を使い、魔力を使わない【剣士】(ランクE)だったからだ。日頃から嫌がらせを受けるも、遥か先を行く幼馴染に追いつくために地道に努力していた。そんな太郎にある日、彼の人生、いや、世界の命運を左右する出来事が起こる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-23 16:26:03
1933文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:井埜利博(いのりはく)
推理
完結済
N2272IJ
主人公の山根沢真里花は外務省総合外交政策室キャリアの山根沢春平と友人が羨むような結婚式を挙げた。
しかし、結婚一ヶ月で夫春平は行方不明。警察は何もしてくれず、思い余って深川探偵事務所へ捜索を依頼。それは所長の深川新美が以前警視庁捜査一課に在籍していたと知ったからだ。
深川は「山根沢」の苗字に十年前に起こった外務省の春平の父山根沢春樹と同僚の新藤大和の殺害事件を思い起こす。
当時深川が中心で捜査し、真相にもう一歩の所で上層部の命令で捜査を中断、警察を辞めることにな
った。真里花も深川も春平の失踪は父春樹の死と関連すると考えた。
ユニークな深川の娘華と春平の妹佑香の四人で潜入捜査なども行い夫の行方を求めた。
そして夫は十年前交通事故死した筈の恋人墨田彩芽を探し続け、本栖湖自立支援センターで生きていることを突き止めていたことが分かった。
そこは国民真理の会の教団施設で、夫は真里花と結婚する前から墨田の行方を追っていたのだった。
その施設の診療所ではDCZという未承認新薬で過去の記憶を消すことで墨田彩芽を凛子という名で施設で生活をさせていた。
夫は彼女の行方を追い続けていたある時、閉ざされた施設の敷地内で農作業をしている彩芽を見かけた。そして墨田を探すために施設を尋ねたが、DCZを飲まされ記憶を失い施設に囚われの身となった。
一方、教団は宗教法人の認可を長年に渡って交渉していたが、春樹や宗務課の青城秀則はそれを拒んでいたことが明らかになった。
その後青城の遺体が本栖湖畔で発見され、教団の人物らによって殺害されたことが判明。
新たな捜査本部の強制捜査で施設に囚われていた墨田彩芽と山根沢春平は自宅へ帰されたが、つかの間、品川プリンスホテルの一室で山根沢春平と墨田彩芽の心中事件が起こり春平は死亡、墨田は幸い一命を取り留めた。
その後、徐々に事件の全貌が明らかになるが、十年前の殺人事件の犯人として教団の理事や梅沢組の構成員は逮捕され、公判で重い刑期が下された。
しかし、教団の理事として名前を連ねていた外務省、警察庁のトップは事件の根幹であるのは明らかであるにも拘わらず、物証が得られないまま逮捕には至らず、真里花や深川らは虚しさを感じずにはいられなかった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-23 15:00:00
125505文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:49pt
総合ポイント:32pt 評価ポイント:10pt
魔道具店を営むルイスは一攫千金を狙って洞窟に来ていた。
宝を探している途中、魔犬に襲われそうになっている少女を見つけ、ルイスは迷わず助けに向かう。
生まれつき魔力がないから魔法は一切使えないルイスだったが、彼には少女を助け出せる自信があった。
なぜなら彼は『魔物が絶対に近づいて来なくなる香水』を持っていたからだ。
しかし、それを何度振りまいても魔犬は一向に離れない。
実は詐欺商品だったのだ。
最終的にルイスが時間を稼ぐことで少女は助かり、ルイス自身は大怪我を負ったものの
少女が助けを呼んだことで一命をとりとめる。
命と引き換えに、怪我の治癒に多額の借金を抱えてしまったルイス。
あまりにも払えないその額にもう駄目だと絶望していた時、ある事に気付く。
「魔力……魔力だ!」
これは、どういうわけか魔力を手に入れた男が『副業』として冒険者になって成り上がる話。
この作品はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-22 02:43:44
29919文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:91pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:6pt
俗世間を嫌い、最低限の関係性の中で生活していた男は、それが世界の全てで構わないと考えていた。そんなある日、彼は突然死んでしまう。彼の唯一と言っても過言では無い友人に刺殺されたからだ。この出来事で、彼は彼の中の小さな世界ですら分からなくなってしまう。
だが、彼の意識はそこで途絶えはしなかった。目も見えず、手も動かせず、自分が自分でない様な、既に死後の世界にいるかの様な不思議な感覚に包まれながらも、何とか情報を得ようともがいていた。すると突然、彼の脳内に不思議な声が聞こえてきた
のだ。
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条件達成
スキル【捕縛Lv1】を獲得しました
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この事を皮切りに、彼の第二の人生が動き始める。
時には魚に、時には犬に、出会った運命に翻弄されながら、彼は【人】を学ぶ長い長い第二の人生をスタートさせる。
それは、或いは【水生】と言い換えた方が適切な程、数奇な物だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-20 18:00:00
247244文字
会話率:63%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:326pt 評価ポイント:246pt
作:天池のぞむ
ハイファンタジー
完結済
N0034HR
・短いあらすじ
【ざまぁ執行人】という謎ジョブを授かった主人公が復讐代行屋を営み、悪人を処刑していくお話。
・ちゃんとしたあらすじ
この世界は「理不尽」に満ちている。
仲間を捨て駒のように扱う冒険者パーティーのリーダー。
領民に圧政を強いて、自分はステーキを頬張っている悪徳領主。
ギルドに尽くした仲間を給料泥棒の一言で解雇するギルドマスター。
新しい女ができたからといって婚約者を袖にする貴族のボンボン。
そして……、自分の息子が望んだ能力を授からなかったからといって
追放するクソ親。
主人公アデル・ヴァンダールは、そんな理不尽をこの世界から駆逐したいと考えていた。
授かった能力を外れジョブだと決めつけられ、王家から追放された挙げ句、第七王子の地位を剥奪された苦い経験が自分自身にもあったからだ。
王家を追放されてから二年後、アデルはこの世にはびこる理不尽を駆逐するため《復讐代行屋》を営んでいた。
自分が神から授かったジョブ能力を活かせるだろうと考えてのことだ。
「アデル様、本日の依頼者の方がお見えです」
侍女であるメイアが告げて、アデルの営む復讐代行屋に今日もまた一人「客」が訪れる。
「執行人様! どうか、どうか私の恨みを晴らしてください……!」
その言葉を受けたアデルが神から授かったジョブ能力を発動させると、手には漆黒の大鎌が現れる。
《魔鎌・イガリマ》――。
アデルがかつて外れだと罵られた能力。
それは、相手の悪行に従い強さを増す武器を召喚する能力だった。
「執行係数は7023ポイントか……。今回もかなりのクソ野郎だな」
アデルは呟き、漆黒の大鎌を片手に駆ける。
この世界に理不尽を生み出した悪人を今日も一人、処刑するために――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-19 18:41:22
211300文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:41422pt 評価ポイント:25092pt
作:スカイ・ノーレッジ
現実世界[恋愛]
連載
N3666HI
羽生雄馬は義妹、幼なじみ、信頼していた先輩との関係を、ある男子生徒の存在をきっかけに、失ってしまう。
しかし雄馬が、その男子を恨むことはない。なぜなら彼は、雄馬自身ですら好感を抱くほどの人格者で、驚くほどの美男子だったからだ。
軽い女性不信に陥りながらも、雄馬は新たな高校生活を過ごし、それなりの満足を感じていたが――そんなある日、事件は起きる。
人格者であったはずの男子生徒が、痴漢容疑で捕まったのだ。
その事件をきっかけに、彼を取り巻く環境はおおいに変化し、雄馬と彼
との関係も動き始める。
誰もが信じようとしない彼を、雄馬だけが信じることになった――その関係がもたらす未来とは。
雄馬から離れた三人の少女は、そのときなにを思うのか。
そして、男子生徒に隠された秘密とは――。(タイトルでネタバレ)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-16 18:00:00
106302文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:108pt
総合ポイント:50598pt 評価ポイント:29322pt
伯爵令嬢であるメラニーは十二歳の時、同じ伯爵家の嫡男で同じ年のハーリーと婚約した。
魔道具愛好会というサークル仲間だった父親同士が、より一層仲を深めたいと、二人で勝手に盛り上がった結果だった。
その婚約者は魔法の天才だと評判の美形だったが、一般常識に欠け、拘りの強い面倒な男だった。
メラニーは自分の名前すら正式に覚えているのか怪しい男のために、ずっと世話をし続けてきた。
婚約者との関係を少しでも改善できたらいいと思ってきたからだ。
ところがその彼はメラニーに感謝す
るどころか、なんと浮気をした。
婚約者にとって自分への関心が、魔法の次だということは彼女にもわかっていた。しかし、三番目以下になってはさすがに耐えられない。
今度こそハーリーとは婚約破棄してやる、とメラニーは強く決意したのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-12 21:07:03
9471文字
会話率:16%
IN:0pt OUT:44pt
総合ポイント:37394pt 評価ポイント:33808pt
日本の普通の高校に通う鬼龍院珠姫は明日が卒業式だと言うのに異世界から来た狼に食われそうになっていた。
なぜ狼に殺されそうになっているか?それは
20年前地球は異世界と繋がってしまいスライムやら、でかい狼だわ異世界の生物が大量に地球に侵攻してきたからだ。
最初にアフリカで発見されたスライムの画像をどこの国も作りものだと馬鹿にしていた。だが自分の国で次々に発見される未だ見たことのない生物に驚愕し世間に隠しておくことは不可能になった。
毎年増える異世界の生物による被害。
だが人間は適応能力に優れている。
異世界の生物にも銃が効くと立証されてからは徐々に被害が減っていき異世界の生物が減っていくにつれ覚醒者と呼ばれる人間が増えた。
覚醒者とは異世界の生物を一匹でも殺した人間で異世界の生物を殺せば殺すほど身体能力が上がったり一人一つの能力の強さを向上させられた。
だが異世界の生物の侵攻は急速に早くなった。
20年前は日本で1年に発見される異世界の生物は10体ほどだったのにもかかわらず10年前ではもう3000体ほどだ。
徐々に追いつかなくなる異世界の生物への対処。
それにより日本だけでなく世界中である発表がされた。
満18歳以上の人間は最低20年間、異世界の生物と戦うため軍に入らなければならないという発表がされた。
この発表は10年前にされ日本国内は荒れに荒れた。
だが総理大臣の「戦わねば滅びるだけだ。」その言葉で日本にも従軍の責任が課せられた。
そして今の俺は17歳、明日の高校の卒業式で皆一斉に年をとり18歳。
従軍なんて絶対に嫌だ。
俺は友達4人と逃げ出すが友達の一人はすでに異世界の生き物に殺されていて友達に化けていた。
それがこの今俺を食おうとしている狼だ。
死ぬと確信したがまた違う異世界の生き物に俺達は4人は異世界に飛ばされ物語は始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-12 00:00:00
28279文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:72pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
白田深優はいじめを受けていた。クラスは学科ごとに分けられているため年が変わってもいじめが終わることは無く、両親もおらず担任は見て見ぬふり。助けを求めても誰も応じてくれず、頼みの綱の幼馴染二人もいつの間にか自分の事をあざ笑うようになっていた。それでも自らの夢を叶えるために耐える日々を送っていたが、そんなある日悲劇が起こる。自分の唯一の心の支えとなっていたペットが殺されていた。絶望し心が完全に折れた彼はしかし、翌日いつも通り学校に通っていた。家に犯人の物と思われる落とし物があり、
その相手が自分をいじめている人間の一人だったからだ。夢を奪われ、愛するものも奪われ、絶望にくれた彼は生き方を変えることにした。他力本願では何も解決することが出来ず耐えたところでさらなる苦しみが降りかかってくるだけ、ならば自らの手で元を絶つしかない。これは史上最悪と言われた少年犯罪による連続殺人事件。犯人たる彼が殺人に身を落とすまでの経緯を描いた物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-11 12:00:00
1221文字
会話率:10%
IN:0pt OUT:44pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
17才のガーネット=フルーベルは、王国内で権威を振るうフルーベル侯爵の一人娘。
しかし父親の失脚により、フルーベル家は爵位剝奪、一家離散となってしまう。
屋敷を追われ、盗賊に襲われたガーネットを拾ったのは、氷の辺境伯と呼ばれるリヒト=ヘルバルト。
行き場をなくした没落令嬢に、彼は二つの選択を示した。
「君が選べる道は二つ。使用人としてこの屋敷に仕えるか、今すぐここから出ていくか」
周囲の予測に反し、ガーネットは使用人を受け入れ働き始める。
リヒトは冷たく目すらも合わせて
くれないが、聡明で謙虚な彼女は、瞬く間にヘルバルト家に馴染んでいった。
リヒトにとっては誤算だった。
生粋の令嬢が使用人など務まるはずがなく、すぐに出ていくだろうと高をくくっていたからだ。
ある日、ガーネットはリヒトに、庭園の手入れをやらせてほしいと頼む。
まだ見たことのない、雪の中に咲く花を植えてみたいのだという。
許可をもらい張り切る彼女に、リヒトはやむを得ない事情から、舞踏会への同伴を依頼する。
この一件が、二人の関係を大きく動かし始め――
■■
最初は塩対応だったヒーローが、うっかり主人公に惚れてしまい、無自覚溺愛してくるお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-10 18:25:58
45553文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:1292pt 評価ポイント:942pt
愛人を殺した。順風満帆な俺の人生に邪魔になったからだ。死体を埋めて車を走らせると、なぜか助手席に埋めたはずの愛人の死体が──。
※これは「夏のホラー2023」参加作品です。
※この作品は「アルファポリス」にも掲載しています。
最終更新:2023-08-06 08:00:00
1264文字
会話率:10%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:264pt 評価ポイント:252pt
異世界で最も美しい街、ローゼス。
その街の盟主の息子、レオンは結婚すべき年齢でありながら、未だに相手を見つけられなかった。彼は12歳の時、初めて下町に出た日に出会った、花屋の少女___初恋の相手を、忘れられなかったからだ。そんなある時、平民の花屋とお見合いをすることになる。その女性はアンナ、といい、美しい人だった。暫く話しているうちに、レオンは、アンナが初恋の女の子だった事に気づき、結婚を前提に付き合うことになる。そんな彼らの、身分差を乗り越えた異世界の恋物語。
最終更新:2023-08-02 16:58:19
1707文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
僕は絶望のどん底にいた。
シティでの研修が終わり、今日、派遣地が決まったからだ。
最終更新:2023-08-01 18:52:38
7791文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
※この作品は、別サイトにも投稿している重複投稿作品です。
私は、どうやら転生したようだ。
前世の名前は、憶えていない。
なんだろう、このくだりに覚えが?猫?夏?枕?まあ、そんな事はどうでもいい。
私の今の名前は、アウエリア・レン・フォールド、8歳。フォールド家の一人娘であり、伯爵令嬢だ。
前世では、多分、バンビーだったと思う。
よく思い出せぬ。
しかし、アウエリア・レン・フォールドの名前は憶えている。
乙女ゲーム「黄昏のソネア」の登場人物だ。
まさか、乙女ゲームの世界に転生
するなんて・・・、いや某駄目ろうでは、ありきたりだけど。
駄目ろうとは、小説家になろうというサイトで、通称が駄目ろう。駄目人間になろうっていう揶揄らしいのだが。
有名な面接系の本には、趣味に読書はいいけど、決して小説家になろうの名前は出さない事と書かれている。
まあ、仕事中に読んだり、家で読み過ぎて寝不足になったりと社会的には、害のあるサイトとして認定されつつあるからね。
それは、どうでもいいんだけど。
アウエリア・レン・フォールドは、悪役令嬢である。
それも殆どのルートで処刑されるという製作スタッフに恨まれているとしか思えないような設定だ。
でもね、悪役令嬢とはいえ、伯爵令嬢だよ?普通は処刑なんてされないよね?
アウエリア・レン・フォールドさん、つまり私だけど、私が処刑されるのは、貴族学院卒業前に家が取り潰しになったからだ。何の後ろ盾もない悪役令嬢なら、処刑されても仕方がない。
という事で、私は、ゲームが始まる前、つまり貴族学院に入学する前に、実家を潰す事にした。
よく言うでしょ?
ゲームはスタートする前から始まってるってね。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-01 06:00:00
180966文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:101pt
総合ポイント:122pt 評価ポイント:68pt
作:アイ カワウソ
ハイファンタジー
連載
N7497HA
人間界のコンビニに買い物に来ていた天使が。空を飛び天界に帰りながら、お菓子を買い食いしていると、カラスに襲われ驚いた拍子に、コンビニ袋を落としてしまった。空から落ちたコンビニ袋は、主人公勇利の脳天に直撃し死んだ。人間界に居てはならぬ存在に殺された俺は、神様に転生して貰った。目を覚ますと、魔王討伐を王都に報告に向かう、勇者パーティー召喚魔術師に転生していた。さっそく俺は召喚獣イフリートを使ってみた! が! イフリートは勇者パーティーのアサシンを殺してしまった。何故なら、勇者パー
ティーは、魔王配下に殺され、操られていたからだ。操るアサシンが死んだ事で、魔王配下が現れると、イフリートがあっさり殺してしまった。俺は転生してすぐ仲間を失ったが、最強の召喚獣を手にれ異世界生活をはじめた。
毎日更新します。
21時30分頃
文字数は2千から5千
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-31 18:32:42
438807文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:414pt 評価ポイント:152pt
※毎週、月、金曜日の18時更新。
※エンディングまでだいたいのストーリーは出来上がっておりますので、問題なく更新していけるはずです。予定では250〜300話、150万文字程度で完結となります。(参考までに)
※この物語には実在の地名や人名、建造物などが登場しますが、一部現実にそぐわない場合がございます。それらは作者の創作であり、実在のそれらとは関わりありません。
※2020年3月21日、カクヨム様で連載開始。
※2020年6月21日、小説家になろう様へ転載、連載開始。
あらすじ
2020年。世界には776冊の『異本』と呼ばれる特別な本があった。それは、読む者に作用し、在る場所に異変をもたらし、世界を揺るがすほどのものさえ存在した。
その『異本』を全て集めることを目的とする男がいた。男はその蒐集の途中、一人の少女と出会う。少女が『異本』の一冊を持っていたからだ。
だが、突然の襲撃で少女の持つ『異本』は焼失してしまう。
男は集めるべき『異本』の消失に落胆するが、失われた『異本』は少女の中に遺っていると知る。
こうして男と少女は出会い、ともに旅をすることになった。
これは、世界中を旅して、『異本』を集め、誰かへ捧げる物語だ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-30 18:00:00
1473806文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:272pt 評価ポイント:118pt
豊かな水源に囲まれたど田舎であるリラ王国の第一王子であるアロイスは、生まれたときから顔の半分を痣で覆われ、見目麗しい6人の姫達とは違い、とても異端なる見た目を持って生まれた。そんな異様な容姿からついたあだ名は「バケモノ王子」。彼自身も、そんな見た目のせいで少々ばかりかだいぶ卑屈に育った。いつかはこの痣の報いを受ける事になる。そう知っていたからだ。
しかし、そんなあるとき、軍事大国アルントから、アロイスに縁談の話がやってくる。
縁談の相手である絶世の美女と名高いシャルロッテ姫は
、年下のくせにとても生意気で傲慢。卑屈なアロイスは、はじめシャルロッテ姫を嫌いながらも、とある事件から惹かれるようになっていく──。そうして、イケメン以外はみんな砂利だと思っていたシャルロッテも、無意識のうちにアロイスの優しさに惹かれて行くように。
「見た目よりも、何よりもあなたの存在こそが、私の生きる意味だと知ったその時から」
「私は、貴方とともに生きて行きたいと思ったのです」
アロイスに刻まれた痣の正体─それは、世界を揺るがす大きな罪によるものだった。
しかし、罪人であり忌み子と疎まれてきたアロイスを、シャルロッテは無意識のうちに救っていく。
本格王道恋愛ファンタジーここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-30 08:00:00
60466文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
公爵令嬢ジェシカ・ファインベリーは苛立っていた。世を席巻している大神官アナクレト猊下の主張『女性のお尻を敬い、愛でねばならない』に納得いかなかったからだ。好きでもない男にお尻を撫でられなきゃいけないなんて法があるか。ジェシカは古い聖典から反撃に使えそうな記述を見つけ出し、聖女と結託して逆襲に転じた。
最終更新:2023-07-30 07:33:48
4621文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:44pt
総合ポイント:2990pt 評価ポイント:2812pt
作:ジェントルマン神山茂右ヱ門
宇宙[SF]
短編
N5740II
彼女は男だった。
僕はそれを知らなかったが。
最初にあった彼女は、僕をスタンガンで動けなくさせた。
そしてアディオス、とばかりに部屋を飛び出し海岸線の国道の向こうへと消えた。
彼女は違う仕事もしているようだった。
二度目に彼女に会ったとき、彼女はまた別の仕事をしていた。
しかし僕が彼女とやることは変わらない。
今度はスタンガンを回避した。
そして彼女に十分な誠意と愛情を示した。
彼女が逃げてしまう前に。
彼女は精神が不安定である。
泣き崩れ、走って逃げた。
しかしその後、
その日の彼女の書き込みに、
『〇〇さん(僕の名前)、お水入れときますね』
と書かれているのを見つけた。
それをみて懐かしくなり、また数カ月後、彼女を指名した。
私は上空を飛行していたが、彼女をみつけた。
彼女は工事現場で働いていた。
土木作業の途中、といったところだった。
そこに降り立ち挨拶をする。
明るく返してくれた。
本当に多種多様な仕事してるんだね。
私は彼女が俄然好きになった。
夢というのは波のように何度も繰り返し同じようなことが起こる。
それはデジャブのようなもの。
そのデジャブに気付ける者は、夢を文字通り二周目として体験できるのだ。
しかしすべてのシーンが同じわけではない。
まったく違う場面が入り込む。
そして夢の展開はあらぬ方向へと進む。
彼女は五人の背の高い外国人を相手にしていたようだった。
そして彼女が男であるが故に差別され、チップをまともにもらえなかった。
その場に居合わせた私はその五人と犬が3匹の巨悪集団に正義を要求した。
しぶしぶといった感じで彼らは彼女に対価を支払った。
その場に犬がいたのは犬を害獣として認識している私の特質のせいであろう。
私の足の爪が巨大な鳥のように変身し、彼女を捕らえた。
彼女はカピバラのような生物に変身し、そこで泣き崩れていた。
その小屋で泣き崩れていたのは彼女だけではなかった。
彼女と近い形質を持つ者が1人、寝台の上で嗚咽していたからだ。
「こんなことならこうしてここに引きこもっていればよかった。彼もこうしていればよかったのよ。顔が不細工なんだから」
と彼女は彼を巻き込んで反省した。
私は彼女を慰めたかったのだが、それは一週目の世界だった。
彼女とうまく行ったさっきまでの世界とは違い、なぜかここには五人の外
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最終更新:2023-07-29 14:10:36
1154文字
会話率:4%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
亡き親友の5歳になる息子を引き取り共に暮らしている秋山 琴子には、不安があった。
彼の父親が明らかになっていなかったからだ。
いつか父親が現れて彼を連れていきたいと告げられたら、自分にはそれを拒否する資格はない……そう考えては、そんな日が訪れないことを祈るしかなかった。
父親が現れるまでの ”期間限定” だったとしても、彼と生きていくという琴子の覚悟は相当なもので、自身は結婚も恋愛もしないと心に決めたほどだったのだ。
しかし、二人で訪れたテーマパークでダンサーの北浦 蓮と出会
い、どんどん彼が琴子の心に入り込んできて。
そして彼もまた、ある ”リミット” を抱えていた……
この作品は他サイトにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-24 00:00:00
516357文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:76pt 評価ポイント:36pt
作:元気なペンギンくん
ハイファンタジー
連載
N2949II
この世界には唯一、ダンジョン50階層までをクリアした者達がいた。
彼らは”三英雄”と呼ばれ、世間から称えられている。
その内の一人、アシュネルは無口であった。
その為、ミステリアス系英雄と呼ばれ親しまれている。
しかし、アシュネルが無口なのには理由があった。
それは、人を信用出来なくなってしまったからだ。
そんな中、アシュネルは見た目を変え、実力を隠し本当の友人と呼べるような人物を探す。
武闘会に学園生活にダンジョンに!配信者!
アシュネルは親友を見つけられるのか!
新
作です。休日は二時間に一回更新を目指します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-22 13:17:43
1056文字
会話率:14%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
男は頭を抱えた。とある事情により、娘に婚約者がいると嘘の宣言をしてしまったからだ。しかし当の娘レネットは言う――「では、本当に結婚してしまえば良いのです」。チラッ。期待をこめて目を向けた先では、仏頂面の青年が今日も護衛の任務中。かしこい彼女は閃いた。「お父様の嘘のおかげで、追われる女性になれるかも!」 *R15は保険の保険。どうぞ気楽にお読みください。
最終更新:2023-07-20 20:10:04
15097文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:180pt 評価ポイント:140pt
大学三年生の西侑人(にしゆうと)は、自分の進路について悩んでいた。
裕福な家庭環境で、なに不自由なく育った侑人は、アルバイトやボランティア活動などの社会経験もなく。周囲が就職活動に対して積極的になっているのを、どこか他人事のようにしか感じられずにいた。
そんな侑人が唯一夢中になれるのは、絵を描くことであった。小さい頃から呼吸するかのように、暇さえあれば絵を描いて生きてきたのだ。
しかし、侑人は、自分の描いた絵を誰にも見せたくないと強く思っている。それは、自分の絵を他者
から批判されたり、否定されたりするのが怖かったからだ。誰かに否定されることによって、絵を描くこと自体が、怖くなってしまう気がしていた。
侑人には九歳年上の兄、昌秀(まさひで)がいる。兄もまた侑人と同じように、幼い頃から絵を描くことが好きだった。現在では、売れないながらも画家を職業としている。
兄は、当たり前のように両親からの援助を受けて、売れない画家として生きている。侑人は、そんな兄の姿を見て「兄のようにはなりたくない」と思っていた。
世の中全体が、なんだか不景気なムードで、経済的にも苦労をしている同級生が多い中。侑人には、親の援助を受けながら画家になる、などという将来は、ずいぶんとお気楽で、世間ずれしているように思えて仕方がなかったのだ。
そんな時、侑人は同じ大学に通う柏木悠輝(かしわぎゆうき)と出会う。悠輝は、少々古風な喋り方をする変わり者。明るく朗らかだが、どこか人生を達観しているようなところのある人物だった。いつもギターケースを背負っていて、「ロックだな」という言葉が口癖だ。そして、その口癖通り、音楽をとても愛している人物だった。
悠輝にも侑人と同じように九歳年上の兄がいた。悠輝の兄は有名ロックバンドのボーカルをつとめている。悠輝は「兄が有名バンドマンになった」ということを理由のひとつに、自らのバンド活動や、ライブ活動などを自粛していた。
侑人と悠輝は、互いに「自分よりも先を歩く兄」の影響を受けている者同士として親しくなっていく。
友や家族に背中を押されながらも、自分自身の道を探し、進むべく、小さな決意を繰り返す。一進一退しながらも、不器用に前へと進もうとあがく、成長の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-20 11:31:54
64893文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:61pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
大学三年生の西侑人(にしゆうと)は、自分の進路について悩んでいた。
裕福な家庭環境で、なに不自由なく育った侑人は、アルバイトやボランティア活動などの社会経験もなく。周囲が就職活動に対して積極的になっているのを、どこか他人事のようにしか感じられずにいた。
そんな侑人が唯一夢中になれるのは、絵を描くことであった。小さい頃から呼吸するかのように、暇さえあれば絵を描いて生きてきたのだ。
しかし、侑人は、自分の描いた絵を誰にも見せたくないと強く思っている。それは、自分の絵を他者
から批判されたり、否定されたりするのが怖かったからだ。誰かに否定されることによって、絵を描くこと自体が、怖くなってしまう気がしていた。
侑人には九歳年上の兄、昌秀(まさひで)がいる。兄もまた侑人と同じように、幼い頃から絵を描くことが好きだった。現在では、売れないながらも画家を職業としている。
兄は、当たり前のように両親からの援助を受けて、売れない画家として生きている。侑人は、そんな兄の姿を見て「兄のようにはなりたくない」と思っていた。
世の中全体が、なんだか不景気なムードで、経済的にも苦労をしている同級生が多い中。侑人には、親の援助を受けながら画家になる、などという将来は、ずいぶんとお気楽で、世間ずれしているように思えて仕方がなかったのだ。
そんな時、侑人は同じ大学に通う柏木悠輝(かしわぎゆうき)と出会う。悠輝は、少々古風な喋り方をする変わり者。明るく朗らかだが、どこか人生を達観しているようなところのある人物だった。いつもギターケースを背負っていて、「ロックだな」という言葉が口癖だ。そして、その口癖通り、音楽をとても愛している人物だった。
悠輝にも侑人と同じように九歳年上の兄がいた。悠輝の兄は有名ロックバンドのボーカルをつとめている。悠輝は「兄が有名バンドマンになった」ということを理由のひとつに、自らのバンド活動や、ライブ活動などを自粛していた。
侑人と悠輝は、互いに「自分よりも先を歩く兄」の影響を受けている者同士として親しくなっていく。
友や家族に背中を押されながらも、自分自身の道を探し、進むべく、小さな決意を繰り返す。一進一退しながらも、不器用に前へと進もうとあがく、成長の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-20 11:30:00
65582文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
作:夢神 蒼茫
ハイファンタジー
完結済
N7324IH
“勇者の墓穴”
それは数多の勇者が挑み、そして、誰も帰ってこなかった謎多き洞窟である。
いかなる理由で戻ってこなかったのか、それは誰にも分からない。
なぜなら、洞窟の奥部に潜り、帰ってきた者など、ただの一人もいなかったからだ。
勇者、英雄とて例外ではなく、それゆえ、着いた名前が “勇者の墓穴”
今日もまた、勇者一行を名乗る冒険者チームが、いわく付きの洞窟に挑む。
最終更新:2023-07-12 18:42:27
25441文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:98pt 評価ポイント:74pt
橘海斗は自分の中に探偵を飼っている。かつて弟が失踪した事件を探るために。
海斗は同級生の芹沢優愛と交際している。それにはある目的があった。優愛は裕福な家の子供だったが、その父親が弟の失踪に関与しているのではないかと疑っていたからだ。
徐々に優愛と距離を詰め、海斗は事件の真相に迫っていくが……。
アルファポリスにも掲載中
最終更新:2023-07-11 19:17:50
46654文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
俺の住む場所はとんでもない田舎だったが寂しくはなかった。友だちのタケルくんがいたからだ。
しかしタケルくんは、神社でかくれんぼしたときに消えてしまった。
※この作品は「夏のホラー2023」参加作品です。
※この作品は「アルファポリス」にも掲載しています。
最終更新:2023-07-08 08:00:00
1027文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:358pt 評価ポイント:344pt
俺と四方子(よもこ)さんは商店街にあるゲーセンの常連同士で、毎週日曜日の午後は一緒にメダルゲームで遊んでいる、親友とも呼べる間柄だ。
だが、何故かいつも四方子さんはサングラスとマスクをしており、素顔を見たことは一度もなかった。
ただ、四方子さんは明日から俺が入学する高校の一個上の先輩だということは聞いていたので、俺は密かに高校生活を楽しみにしていた。
――そして迎えた入学初日。
放課後に校舎を出たところで黒山の人だかりが出来ていたので何事かと窺うと、一人の女性をドーナツ状に大
勢の男女が取り囲んでいた。
みんな思い思いに「綺麗~」だとか「女神だ……」とか呟きながら、恍惚とした表情を浮かべている。
まるでちょっとした宗教画みたいな光景だ。
だが、中心にいる女性の顔を見て、腑に落ちた。
――その顔が、まさに宗教画の女神様並みに美しかったからだ。
サラサラの長い黒髪に、吸い込まれそうなほど輝く大きな瞳。
神が生み出したとしか思えない芸術品が、そこには存在していた。
そりゃみんなあんな風になるわな……。
「あっ! オォイ晴臣(はるおみ)! やっと見付けた、探したぜ!」
「「「――!?」」」
その時だった。
女神様が俺と目が合うなり、そう叫んだのだ。
こ、この声は――!?
「アッハッハ、なかなかブレザーも似合うじゃねーか、晴臣!」
「……四方子さん」
それは他でもない、四方子さんその人だったのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-07 21:06:46
6464文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:4674pt 評価ポイント:3968pt
高校生の大和には幼馴染が居た。香織と詩織。2人は双子の姉妹だ。大和は香織が好きだった。だが中学生の中頃くらいから香織に罵倒されるようになった。大和はそれが辛かった。何度も心が折れそうになったが何とか耐えることが出来た。それは詩織の存在があったからだ。会えばすぐに罵倒してくる香織と違い詩織は大和に優しく接してくれる。大和はそんな詩織に好意を寄せていた。ある日、大和は詩織に告白することを決意する。そしてその日は3人にとって重要な1日となる。
最終更新:2023-07-03 07:14:25
6332文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:2794pt 評価ポイント:2480pt
普段と違い、定時で会社を出た「わたし」の心はすぐれなかった。
明日からの三連休に、ひとりだけ出勤を命じられたからだ。
鬱々とした気分のまま家路についた「わたし」は、
突然、世界の時間が停止したこと気づく……。
最終更新:2023-07-03 00:00:00
15106文字
会話率:5%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:44pt 評価ポイント:44pt
誰からも祝福されずに生まれたリディア。
理由は、彼女が魔女に選ばれてしまったからだ。
世界の歪みを一身に背負い、天変地異を抑える役目を持つ厄災の魔女。
しかしその実、彼女たちが死した時に少しでも世界を呪えば、世界はそれ相応の罰を背負うことになる。ある時は村が流され、山が崩れ、国が一つ滅んだこともあった。
これは、生まれた瞬間世界中から死を望まれた少女が世界最強のお兄さんと出会う話。
「行くあてないから俺もここに住んで良い? お兄さんめちゃめちゃ役に立つよ?」
「駄目に決まっ
てますけど!?」
別の小説投稿サイトでも投稿中になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-02 21:30:27
43116文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:442pt 評価ポイント:198pt
聖女アガサは今まで治癒魔法で庶民の病気を治したり、結界を張って魔界の敵を侵入させないようにしたり貢献が大きいにも関わらず不遇な扱いを受けていた。
それが最終的には婚約者のナサニエル王子に偽聖女呼ばわりされただけでなく、婚約破棄や追放までされたのだ。
しかし隣国の王子様がアガサを必要としているとの話を聞き隣国にきたことで彼女の人生が変わる。
得意の治癒魔法で庶民の病気を治すと隣国のアラン王子、庶民に救世主として崇められると彼女は優遇されるようになる。
しかしその頃、アガサ
を追放したナサニエル王子のいる国全体が病気で蔓延し崩壊しそうになっているので改めて婚約者になって欲しいと手紙が届く。
しかしもうすでに遅かった…聖女アガサはアラン王子と婚約していたからだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-02 17:02:50
2997文字
会話率:63%
IN:0pt OUT:78pt
総合ポイント:232pt 評価ポイント:204pt
星野たけるは超がつくほどのボッチ高校生。読書と幼馴染の友達がいればそれで良いや、という感じで日常を送っていた。だがそんなある日、彼のクラスに転校生がやってくることになる。彼女の名前は愛沢すみれ。ゴーグルやマスクで顔を隠して、「私の顔を見たら呪われますよ」なんて言うおかしな子だ。けど、たけるにはそんなことはどうでもいい。なぜなら、たけるにとって彼女との出会いは、小学生のときにフラれたマドンナとの再会だったからだ。そして、たけるはすみれが自分のせいで呪術にかけられてることを知る。
何かと罪悪感を感じる彼は彼女のために、もう一度身を削ることになるのだった。
カクヨムにも掲載してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-01 11:19:02
17806文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
作:夜兎ましろ
ローファンタジー
完結済
N7539IG
高校を卒業したばかりの少年――夜見ユウは今まで鍛えてきた自分がダンジョンでも通用するのかを知るために、はじめてのダンジョンへと向かう。もし、上手くいけば冒険者にもなれるかもしれないと考えたからだ。
ダンジョンに足を踏み入れたユウはとある女性が魔物に襲われそうになっているところに遭遇し、魔法などを使って女性を助けたのだが、偶然にもその瞬間がダンジョンの公式配信に映ってしまっており、ユウはバズってしまうことになる。
バズってしまったならしょうがないと思い、ユウは配信活動
をはじめることにするのだが、何故か助けた女性と共に配信を始めることになるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-30 12:02:49
100572文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:66pt
総合ポイント:358pt 評価ポイント:184pt
日本人なら誰もが知っている……であろう『十二支』の生き物達。
十二支達の神達は、革奏町と呼ばれるそこそこ大きな町の中心に聳える『双銀波山』でかつて競争を繰り広げていたと──伝説が語り継がれている。
何者かに封印された十二支達は復活する為、お遊び気分で山に侵入した子供を操作し、封印の決め手となる札を剥がさせた。
そうして復活した十二体はそれぞれ散らばり、滅んだ肉体の代わりとなる強い人間を求めて舞い降りた。
革奏町は武闘派達の集まる町。中には常人離れした者も存在する。
『虎』に
憑依された浅川昼雅は、人間関係が絶望的な程の男子高校生。三年生だ。
ただ一人の父親には、自分が『憑き者』だということを秘密にし、他の『憑き者』を捜す。憑依した生き物の神から解放されるには、誰かに闘って敗北しなければならないと知ったからだ。
普段は面倒で他人を助けたりはしないが、昼雅は己と同様に不憫な思いを抱くことになった『憑き者』達は救ってやりたいと願う。
初めに、途中眼をつけ始めた鷹場純玲が『猿』に憑依されてると知り、軽く決闘(するつもりだったけど相手は神を抑え切れず本気)。見事に倒し、解放させた。
そして昼雅の力になりたいと協力してくれることになった純玲と、残り十名の『憑き者』を捜し出していく。
月曜連載です!本当は六月スタート予定でした……。
私的にはけっこー、長いです。私、的には。
よろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-29 20:07:15
127668文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:16pt
勇者の親友である主人公キースは、勇者のことを憎んでいた。
村中から大切に扱われ、贔屓される勇者に対して劣等感を感じていたからだ。
そして、その憎しみは殺したいほどにまで至っていた。
勇者の両親は、かつて魔王を倒したパーティーの勇者と魔法使い。
キースの両親は同じく勇者のパーティーだった、戦士と武闘家。
剣術や身体能力だけでいえば勇者より勝っているはずだが、一度も勝てたことがない。
そんなある日、キースの前に現れた謎の黒衣の人物。
「勇者を殺したいなら、力をやろう」
そう問いか
けてきた彼は一体何者で、キースは勇者を殺すことができるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-27 23:45:40
60096文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:20pt
生まれたときから聖女の印を持つシルビアは、神殿の最下層でこき使われていた。
それもそのはず、世界に一つしかないはずの聖女の印が、公爵家の姫君に現れたからだ。
偽の聖女と呼ばれながらも、なぜか殺されることなく神殿の最下層で暮らすシルビアの前に、ある日、狼姿の男性が現れる。
「とりあえず、今から一年間、俺の嫁になれ」
「……あの、あなたのお嫁さんになるのですか? ……私なんかが?」
「王女からの求婚を断る理由には、聖女様くらいしかないだろう?」
狼将軍と呼ばれる王弟殿下から、シル
ビアは契約妻を拝命する。
なぜか、溺愛されるとも知らずに……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-25 06:35:05
108536文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:41pt
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二十九歳で盲目となり新聞社を辞めフリー記者となった四十四歳の須依南海は、左足が義足で一つ年上の烏森と組み、大手広告代理店が通常のランサムウェアとは違った不正アクセスを受けた事件を追う。一部情報漏洩され百億円の身代金を要求されたが、システムを回復させた会社は、漏洩した情報は偽物と主張し要求に応じなかった。中身が政府与党の政治家や官僚との不正取引を匂わせるものだったからだ。政府も情報は誤りと主張。圧力により警察や検察の捜査も行き詰まる。そんな中須依の大学の同級生で懇意にしていたキ
ャリア官僚の佐々警視長から、捜査線上に視力を失う前に結婚する予定だった元カレの名が挙がっていると聞き取材を開始。しかし事件は複雑な過程を経て須依や烏森が襲われた。しかも烏森は二度目で意識不明の重体に!やがて全ての謎が佐々の手によって解き明かされる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-23 16:00:00
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