-お父様- 小説家になろう 更新情報検索 - 新着順 -
『小説家になろう』サイトの更新情報を検索します
検索結果:517 件
剣姫と呼ばれる姫は言い放った。『自分を嫁にしたいなら、その強さを示せ。そうしたらお父様に口添えしてやる。』と。
そして、愚かな男がまた一人挑んでいく。それは仕組まれた八百長試合であったはずだが、歯車は変な風にから回っていくのであった。
最終更新:2021-10-16 12:40:32
3111文字
会話率:6%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:344pt 評価ポイント:310pt
私の住む国ラフザールには、昔から稀に異術を持つ人間が生まれる。生まれながらにして持っている人、成長につれて宿す人の2パターンでそれは発覚するらしい。
私の妹は、後者だった。突然なんの前触れもなく、身体が光って異術を宿したの。
それまでは、お父様とお母様に与えられる優しさを目一杯受けて幸せだったわ。なのに、その生活は妹が異術を宿したことによって一転する。
今まで本邸の1人部屋に居た私は、使用人が寝泊まりする別邸に押し込められてまるで透明人間にでもなったかのような扱いをされる
ようになった。食事や服装も、使用人レベルのものしかない。
「せめて親孝行しなさい」と渡されたお仕事を別邸で黙々とこなす私は、成人になったら王宮で住み込み司書をすると決めている。
その夢に向かって前向きに努力する日々を送る中、ある1通の宛先不明の手紙を受け取った。
これは、ある日突然家族に愛されなくなった伯爵令嬢が、国でもっとも人気のある軍人に溺愛されていくお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-05 09:00:00
178875文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:80pt
総合ポイント:7696pt 評価ポイント:4620pt
非常に過保護で愛情深い二人の父親から愛される娘メアリー。
婚約者の皇太子と毎月あるお茶会で顔を合わせるも、彼の隣には幼馴染の女性がいて。
大好きなお父様とパパ様がいれば、皇太子との婚約は白紙になっても何も問題はない。
※箱入り娘な主人公と娘溺愛過保護な父親コンビのとある日のお話。
最終更新:2021-10-04 00:19:40
23029文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:5736pt 評価ポイント:4888pt
※全二話です。連続投稿いたします。
ある冬の寒い日、わたしが生まれ育ちましたランバート子爵家の屋敷が、不審火によって全焼してしまいました。
その火事で、わたしはたくさんのものをうしないました。
お父様だけでなく、お母様の形見のピアノ、もちろんお屋敷もです。
それから婚約者です。まだ火がくすぶっている現場で、婚約破棄しようとおっしゃいました。
そして、光を失いました。
目がみえなくなったのです。
うしなったものは、はかりしれません。
ですが、わたしは生きています
。
三年後、わたしは後見人の叔父夫婦の手配で辺境の地にある療養所ですごしています。
そこにあるピアノを弾くのが唯一の楽しみです。
そんなある日、わたしに声をかけてくださった方がいらっしゃいます。
「屋敷にあるピアノを弾きませんか」
その一言がわたしのすべてをかえてしまうことになるなんて、そのときには思いもよりませんでした。
わたしは、そのお言葉に甘えることにしました。
そして、そこではかりしれないたくさんのものを得ることになるのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-03 23:32:33
12762文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:2548pt 評価ポイント:2168pt
祝~hafuri~連載100回記念。隠り世 代官所物語シリーズ、最新作!
愛されあれば、歳の差なんて? 私の許容範囲は、差し引き5歳ですの。いくらなんでも、ないわぁ。
お父様、私が可愛くないのですか。チョットどころでは御座いません。お相手、親子どころか・・・・・・。
花も恥じらう十五歳。親の決めた縁談を断れず、次の日に嫁入り。しかも、お式なし。
非情な仕打ちを受けながら、決して怯まず俯かず、最善を尽くす紅葉。その運命や如何に。<全13話>
最終更新:2021-10-03 06:00:00
10508文字
会話率:64%
IN:0pt OUT:83pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「お父様、このように丸々と太った酒樽のような方とは暮らせませんわ。隣に立てば暑苦しいったらないでしょう」
「この方も背がひょろりと高過ぎてまるで棒切れのよう。私が扇で仰げば倒れてしまうのではなくて?」
「あらあら、この方はまるで悪党のように悪いお顔をなさっておいでです。隣に立てば、私の命まで奪い取られそうですわ」
そう言って父親であるメノーシェ伯爵を困らせているのは娘であるジュリエット・ド・メノーシェである。
彼女は随分と前から多くの婚約者候補の姿絵を渡されては『自
分の好みではない』と一蹴しているのだ。
箱入り娘に育てられたジュリエットには人魚の呪いがかけられていた。
十八になった時に真実の愛を見つけて婚姻を結んでいなければ、『人魚病』になってしまうという。
『人魚病』とは、徐々に身体が人魚のような鱗に包まれて人魚のような尻尾がない代わりに両脚は固まり、涙を流せば目の鋭い痛みと共に真珠が零れ落ちるという奇病で、伝説の種族である人魚を怒らせた者にかけられる呪いによって発病すると言われている。
そんな箱入り娘の令嬢が出逢ったのは、見目が好みの平民キリアンだった。
世間知らずな令嬢に平民との結婚生活は送れるのか?
愛するキリアンの為に華やかな令嬢生活を捨てて平民の生活を送ることになったジュリエットのドタバタラブコメです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-23 11:19:14
123455文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:250pt 評価ポイント:146pt
魔の森にまよいこんでしまったお父様、魔物と約束をしてそこからだしてもらったのですが。
その約束が娘のうちの一人を婚約者にすることでした。
それが14年前、そのとき生まれていなかった6番目の娘の私がその役目をいつもいじめるお姉さまたちから押し付けられてしまいまして。
絶対に婚約破棄させてもらいますわ!
最終更新:2021-09-08 16:03:43
3372文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:4272pt 評価ポイント:3978pt
15歳の時騎士だった夫に求婚され、舞い上がり結婚したのを後悔している人です。
女は若ければ若いほどいいと言って浮気をする夫。
年齢が15歳も離れていましたが…。
今は31歳になった私をお前老けたなあといいますがあなたは46歳立派なおじさんです。
騎士団長となった夫はほぼ家に帰ってきません。
娘が魔法学園を卒業したら離縁も考えていましたが、娘が泣きながら「お父様が同級生と浮気をしてる!」と言ってきました。
娘が目撃したそうです。情けない…。
私は娘に何もかもばれてもいい?と尋ね
…うんと言ったのを聞いて騎士団の宿舎に行きすべてを暴露することにしたのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-04 16:09:47
1643文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:6880pt 評価ポイント:6398pt
転生したらネット小説でありがちな貴族の庶子だった件について。
母が亡くなり幼い弟と共に父に引き取られたイリスリーヤ8歳。時々顔を出す父を忙しい人だと思っていたら貴族としての家庭を持つ有罪男だった。奥様ご存命で嫡男もいるのに、引き取ったその日に幼い弟をこの家の後継ぎにするとか言いだして…。
「お父様、ちょっとそこに座りなさいよ」
道理に反する有罪男は私が叱ってあげるわ!弟たちだって立派に育てて見せるんだから!
いいこに育ってくれた弟たち。だけど弟が学園に通い出したらおかしな令嬢
が寄って来て…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-29 16:00:00
17303文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:26094pt 評価ポイント:22096pt
目が覚めたら恋愛RPGシミュレーションゲーム、「神殿の鍵と巫女の愛」…通称「しんあい」の世界の中だった!しかも主人公を拒絶する悪役義姉ソフィア・ルーデンブルクに転生というある意味で超王道展開!
ぶっちゃけ私さえ大人しくしていれば世界も滅ばなそうだし、魔法も科学もずっと発展してるし、未来はきっと安泰!
執事も天使も魔導書もみんな家族だし最強!さあ、手始めに魔法の腕を上げてお父様の死亡フラグを折るところからはじめましょうか!
最終更新:2021-08-28 18:24:15
4751文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:61pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
私の両親は政略結婚でした。父は母を愛さず…真実愛した人の娘という半年違いの妹を母の死後、館に入れました。私は離れに追いやられ…。
そこから妹は母の形見や私の大切なものをすべて取り上げ。
「お姉さまってお父様に愛されない娘ですわよね。本当に私の娘かってお父様言われてましたわ~」と私をいじめます。私が反論するとお姉さまがいじめたとお父様に泣きつき。
私はお父様に罰として食事を抜かれたり蹴り飛ばされたりする日々でした。
しかし王太子選びの舞踏会で婚約者に私が選ばれ幸せになれると思っ
たのですが。
私は妹いじめの姉として婚約破棄され、辺境の修道院に送られることになり…。それも妹が仕組んだことで。復讐を私は決意したのですが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-20 19:07:34
1835文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:97pt
総合ポイント:5838pt 評価ポイント:5450pt
処刑去れやっと終ると覚悟し目を開ければ全てのいきとしいける者達を管理する神と名乗る神様がベバル・ジェリミア宰相の愛娘ベヴァリア・ジェリミア令嬢を婚約する前からやり直す事を許可し時空間の中で自分生まれてから処刑去れるまでの時を悪夢の様に見た気付けば5歳の誕生日パーティーが行われた日の夜中転生してだがその日王太子殿下から婚約者の申し立てがあったそんな事を覚えておらず翌朝お父様とお兄様達に夢で起きた事を全て話したベヴァリアは前の日まで距離感があった家族だったがベヴァリアを溺愛し王太
子との婚約を断ることははたして出来るのか。…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-15 17:46:24
14674文字
会話率:81%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:0pt
私は目付きが悪いといわれるお父様ににて、いつも睨んでいると言われる人でした。妹は母に似て目が大きくかわいくて母に溺愛されていました。
父は仕事仕事で、政略結婚だった両親の仲は冷えきり、私は妹に大切なものすらとられ、母にはいじめられ、いつも睨んでいて根性が悪い娘と言われていました。唯一の趣味が家庭菜園でしたが、それすらも笑われてました。
王太子の婚約者に私が選ばれ、妹と姉が悔しがりましたが…。王太子には目付きが悪くて無愛想な女など愛せないと言われ、無視されました。
妹いじめの罪
とやらで婚約破棄され、家に送り返され、そこにいられるわけもなく母には出ていけと言われ、従兄の家に身を寄せて…。家庭菜園と料理の腕をいかし、食堂の手伝いをはじめましたが…。復讐を忘れたわけではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-03 16:03:03
1689文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:92pt
総合ポイント:4106pt 評価ポイント:3818pt
劣等感にばかり苛まれて生きてきた我儘な令嬢、アスラーナ・ララナは、王宮で取り返しのつかない失態を犯す。
それで部屋に引きこもり、退屈な生活を送っていた。
だが、ある日、前世を思い出して全てが変わり始める。
強姦にあった前世で全ての(お父様以外)男性に対して憎悪を向ける悪役令嬢は、婚約者の王子に時には罵声を浴びせながらも、心を開いて行くお話。
ーー憎悪に満ちた悪役令嬢ーー
最終更新:2021-07-31 23:41:57
40353文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:90pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:6pt
「メリスよ、お前をこのヴラドクロウ公爵家から追放する!」
15歳の誕生日、メリスは父である当主からこう申し渡された。
「どうしてですの!? わたくしはお父様のおっしゃるとおり一生懸命やってきたのに!」
すると彼女の美しい金髪がぞわりとうごめき……。
※ハッピーエンド保証
最終更新:2021-07-31 19:06:18
5221文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:388pt 評価ポイント:342pt
私はカレン・アルベルト。
王族の側近を代々任されているアルベルト家の長女です。
長女と言っても娘は私一人です。
お父様は王様であられる、サルセウス・オーディン様の側近そしてお兄様は第一王子であられる、ユリウス・オーディン様の側近をしています。
なので必然的に我が家は王族の方々との繋がりがあります。
そう。私が私(侯爵令嬢)でいれたのはあの日まででした。
私が7歳に、なったある日風邪をこじらせてしまい高熱にうなされ意識を失い目覚めたら⋯色んな記憶が走馬灯のように頭の
中に流れてきました。
どうやら私の前世は日本と言う国で社会人でOLと言う職業の女性、田中華蓮だったようです。
23歳の誕生日の日に交通事故に遭い死亡⋯。
恋人もいなくて、たった1人で死んだ私⋯可哀想過ぎます!!
突然前世を思い出したカレンの運命はどうなるのか?
お楽しみ下さい♪
☆乙女ゲーム転生モノではありません☆
☆ブックマーク登録ありがとうございます(〃▽〃)☆
☆傷つきやすいので作品に対する非難中傷はおやめ下さい…>_<…
アルファポリス様にも投稿しています!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-28 20:00:00
33479文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:202pt 評価ポイント:62pt
青春ど真ん中、いつだって人生の主役は私たち女子高生。
清く、正しく、美しく。お父様の言いつけを守り、お兄様を見習い、友人と勉学と励みますわ。
しかし、高校に入学した夏憐が待ち受けるは「パパから聞いていた通りですわ!」高級レストランに気軽に行く子、あろうことかエグゼクティブ・バスで通学する子、そして極め付きは「みんなでお泊り会!?」
大事に育てられた夏憐ちゃんが大人になっていく様を、どうか短い4千字でお読みください。
最終更新:2021-07-23 22:53:24
3965文字
会話率:58%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
妹をいじめた姉として王太子殿下に婚約破棄された姉です。
しかしいつも私の大事なものを取り上げるのは妹で、二度と返されてきたことはありません。
しかし、そういっても信じてもらえず、妹が婚約者になりました。
そして私はいままで妹から取り上げたものを返却しろといわれましたが、できるわけがありません。なら金で返せといわれましたが、お父様から縁切りされた私にお金などありません。
辺境送りの代わりに、魔法使いの冒険者としてダンジョンに潜って金を稼いで返却しろと無理難題を言われまして…。今
私、魔法使いとしてダンジョンにおりますわ…。でも復讐を諦めたわけではありませんわよ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-13 20:06:21
2499文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:2386pt 評価ポイント:2230pt
どうして僕は18になっても婚約できないんだ!と当年とって18歳になったお兄様は叫びます。
私、その理由を知ってますけど、今まで気が付かないってお兄様天然すぎますわ。
妹の私ですら5歳で悟りましたのに。
20年前の婚約破棄、断罪のあの一大醜聞が原因ですのよお兄様。
私は天然のお兄様にもわかるように、お話をしてあげることにしたのですが。
最終更新:2021-07-05 20:06:18
1988文字
会話率:60%
IN:0pt OUT:96pt
総合ポイント:7522pt 評価ポイント:6890pt
悪役令嬢エミリアは投獄された瞬間に全てを思い出した。
だがすでに時遅し。もう王太子からの婚約破棄、断罪イベント、冤罪で投獄と次々に災難がやってきた後なのだ!
今さら前世を思い出すなんて、これはいよいよ諦めるしかないのかも!?
しかし、シナリオ通り死罪になるはずだったところ、お嬢様命な従者・ヤンデレ第二王子・娘溺愛なお父様が助けてくれて……なぜか『聖女』として、隣国の皇帝陛下と政略結婚することに!?
ちょっと待って! ただの悪役令嬢から『聖女』に特進なんて、完全に災難の気配
しかしないんですが……っ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-03 20:32:08
32646文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:2782pt 評価ポイント:2412pt
真実の愛を見つけたんだ。婚約を破棄してくれ! と殿下に言われた私。
その相手の名前を聞いて、妊娠しているといわれた瞬間気絶をしてしまいました。
ええ、一夜の過ちなのに、妊娠をして真実の愛なんて……。馬鹿みたいですわ。
でもお父様は許してやれといいますし、しかし男好きのあの子はたしか……。
私は復讐の計画を練ることにしたのですが。
最終更新:2021-06-29 20:07:01
1374文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:90pt
総合ポイント:5370pt 評価ポイント:4976pt
「ソフィア・フォン・ノイラート公爵令嬢、どうかこの婚約は無かったことにしてほしい!」
カルマン子爵家に嫁ぐはずだった私は、婚姻の儀の直前で婚約破棄を宣言されてしまいました。
理由を聞くと「誠の愛を貫きたいから」とのことです。
大体この婚姻も不作で経済打撃を受けたカルマン子爵家から公爵家に打診してきたものであるのに……。
呆れながらも私は諦めていました。
『狐目令嬢』
威圧感を与えるこの鋭い目つきのせいで、つけられた私の蔑称。
私は若い貴族の社交場、学園でも蔑まれ、
友人を作ることも出来ず、果てには婚期まで逃してしまったのです。
失意の中、公爵領に戻った私にお父様は告げます。
「お前の婚姻が決まった」
無関心に告げたその言葉に私は即座に政略結婚であることを理解しました。
お相手はプロノワール王国の東にある帝国の更に東の小国、ブランク王国の第三王子。
本当であれば王家に連なる王女の一人が嫁ぐはずでしたが、「絶対に嫌だ」と反発した結果私に白羽の矢が立った、ということでした。
これは『狐目令嬢』と蔑まれ、婚約破棄までされ、挙句の果てには政略結婚の駒にまでされてしまった私が幸せな婚姻を結ぶまでの物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-20 11:11:24
12303文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:29732pt 評価ポイント:27010pt
作:ラッキーな亀
ローファンタジー
連載
N7247HA
お父様が前に出て宣言しました。
「確かに青のペンダントであることを確認した。ここに正式にわが娘、デイジーを次期当主にすることを宣言する」
……
これは、あるお屋敷の家宝であり、当主の証でもあり、インテリジェンス・アイテムでもある、「青のペンダント」を手にしてしまったお嬢様が、そいつの言葉(口がないので念話)に振り回されることになる、お嬢様とその周辺の者たちの苦労物語。
はじめての投稿になるので、誤字がありましたら報告してくれると助かります。
なお、不定期更新になりま
すのでご理解いただけると助かります。
この物語の世界観について、とりあえずご注意申し上げます。
一見すると「テンプレの中世的な剣と魔法のファンタジー世界」ですが、ここは本物の魔法のある世界ではありません。
「十分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない」という作家アーサー・C・クラークの言葉にインスパイアされたことにより、でっち上げた、疑似SFのような疑似ファンタジーのような世界です。
純粋なSFやファンタジーが好きな方には「ごめんなさい」と言っておきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-18 19:51:51
21084文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:61pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
作:屋月 トム伽
異世界[恋愛]
完結済
N8273GZ
12歳の時に婚約者が決まった。
婚約者は20歳のクレイン・ウィルクス次期公爵様。
「クレイン、こちらがお前の婚約者のエステル・セルウェイ子爵令嬢だ」
お父様に連れて行かれて、ウィルクス公爵邸に行くと、公爵様に紹介されたご子息は見目麗しく、銀髪に私と同じ深い緑の瞳に眉間にシワを寄せ、唇はうっすら真横に開き固まっていた。
身長差は何十センチ?というくらい背が高く、ただでさえ小柄な私とはどう見たって釣り合わない。
「どうした、クレイン?エステルが可愛くて言葉もないか?」
「
そ、そうですね。可愛らしいお嬢様で…」
「そうか、気に入ったか。クレインも可愛いと思うか」
ハハハッとウィルクス公爵様はご機嫌で笑っていた。
でも、違いますよ?
クレイン様の言った可愛いは、友人がうちの子ですと、言われて、まぁ、可愛い娘さんね、と言う種類の可愛いですよ。
実際、お父様とウィルクス公爵様は、仲良しの友人ですし!
可愛らしいご令嬢ですと、目を奪われたわけではありませんよ!
空気を読んで下さい!
12歳の小娘でも、この空気はわかります!
今もクレイン様は上からひきつった顔で見下ろしてますよ。
「…ち、父上…婚約者と言っても俺は1ヶ月後には仕事も兼ねて、隣国に留学するんですよ…エステル嬢にご迷惑では…」
断って頂いて構いません!
大丈夫です!初対面ですが、大人のクレイン様と私はおかしいですから!
断られたって傷付きません!
そんな思いは届かずクレイン様の婚約者になり、クレイン様は隣国に仕事を兼ねた留学に行ってしまわれた。
二人の手紙のやり取りは続き、婚約という縁は切れることなく年月は経っていく。
その間にお父様は他界し、ウィルクス公爵様も他界する。
お父様達のいなくなった私は使用人達から小娘扱いをされ、嫌がらせを受け始めていた。
そして、やっと帰って来たクレイン様は…。
★ヤンデレ推進委員会参加してます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-14 13:18:03
42987文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:51pt
総合ポイント:15852pt 評価ポイント:10388pt
前世では普通に健康だった私が転生したのは、そんな設定ないのに何故か病弱の悪役令嬢エヴァノーラ。
おかげで一日の大半はベッドの上で友達も出来ず、暗黒面に堕ちそうになったことも一度や二度じゃないわ。
しかも無自覚にやらかして、せっかくお父様が私のお友達にって招いてくれたミリエッタの人生を狂わせてしまって……。
幼くして権力を持つ怖さを思い知った私は、自分を戒め、公爵令嬢として清く正しく生きると心に誓ったの。
なのに私を待つ未来は、悪役令嬢堕ちすれば断罪されて処刑で、清く
正しく生きても公爵令嬢の使命に準じて若くして死あるのみ……。
だから私はゲーム本編が始まるのを機に、とある計画を実行することにしたのよ。
当然、ヒロインのレアナにイジメなんて無意味な真似しないわ。
やるからには、女としての格の違いと現実を見せつけて、実利のある対立を。
目指すは、私が生き長らえるトゥルーエンド!
もし生き残ることが出来たなら、その時こそ私は……!
ところで、私の汗で湿った寝間着と下着をまるで宝物のように抱き締めているけど、ちゃんと真っ直ぐ洗い物として出すのよね?
あなたの良識を信じているわよ、ミリエッタ?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-13 22:00:00
94290文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:2708pt 評価ポイント:1786pt
大好きなお姉様が消えてしまった。
いえ、正確には、出奔してしまった。
真面目で優しい、大好きなお姉様。
どうして消えてしまったの?
無知は罪。
ならば今からでも、私は知らないといけない。
姉が大好きな妹は、何が姉を追い詰めたのか、真相を見つける為に走り出す。
シリアスのふりしたシリアルです。
短編のふりしてますが前作「今日から始まる逃亡生活!」の続編となっております。
後半にお父様語りあり。
こちらはチョットシリアス………な、はず。
最終更新:2021-06-13 10:31:05
11862文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:4116pt 評価ポイント:3578pt
短編「婚約破棄おめでとー!」の続編のお話です。
あの婚約破棄の一件から数日後、両親からベルーナに告げられたのは、新たな婚約などの話ではなく、まさかの国外追放!?
「ごめんなさい、ベルーナ。でもこれでもお父様は頑張ったのよ? 最初は貴女を処刑するかどうかというお話まで出てて……」
「しょ、処刑!? 何もしてないのにあんな大勢の前で婚約破棄されるって恥を晒されて、さらに処刑しようとまでするって陛下達の頭の中は一体どうなってるんですか!?」
追加エピソードなので全6話の短い作品で
す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-13 00:00:00
15968文字
会話率:74%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:6710pt 評価ポイント:5822pt
事故で死んでしまったぼく(二十代女性)は、気がつくと中世ヨーロッパ風の国で公爵令嬢サスリカ(5歳)になっていた!
詳しいことはよく分かんないけど、せっかくお金持ちの美少女に生まれ変われたんだし楽しむぞ。
え? お父様が同じ家に住んでるのに一度も姿を見せない? 今日の午後には新しい弟がやって来る? なんかこの家、変なんだけど!
しかもこの世界、もしかして「乙女ゲーム」とかいう奴? 未プレイだよ?
そんな感じで、ぼくっ娘の転生悪役令嬢が異世界生活をエンジョイする話
です。ちょっとファンタジー要素もあり。よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-12 17:38:55
75198文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:450pt 評価ポイント:262pt
大好きな乙女ゲームの聖地巡礼中に事故で命を落とした私は、その乙女ゲームの登場人物として、まったく違う乙女ゲームの世界に転生してしまったみたいです。
魔法で魔獣を倒す世界で、私が持つのは忍術!?
それでも大好きなお父様とお兄様の為に忍術駆使して頑張って生きていきます!エイエイオー!
最終更新:2021-06-11 07:00:00
16921文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:88pt
総合ポイント:2040pt 評価ポイント:1798pt
スコットレイス公爵家の長女、アンジェリーナは幼い頃、王城の庭園で物静かな男の子と出会った。
彼とは何回か会い、仲良くなった。
だけどある日、もう会えなくなるかもしれないと言われた。
私達は幼いながらに、将来を誓い合った。
10年後。
社交界にも出ず、ひたすら大好きな薬草の調合をしていた私に突然衝撃が走る。
お父様に連れられて王城に行くと、そこには幼い頃に仲良くしていたあの男の子の成長した姿があった。
「アンジェ。こちらの御方はこの国の双子の王子の兄、第一王子ジルジー
ト・グランディーレ王太子殿下だ」
「約束したよね?大きくなったら結婚しようって」
あの男の子、王子様だったの?!
突然の王太子殿下の求婚に混乱する。
「弟のために薬を開発してほしいんだ」
王太子殿下の双子の弟のために薬を作ることになったけど……。
*この物語はファンタジーです。登場する人物・団体・名称・魔法・毒草等は架空であり、実在のものとは関係ありません。作者は薬草の知識がありません。そんなにマニアックな話は出てきません。*
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-08 16:00:00
56099文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:1568pt 評価ポイント:1026pt
作:波間柏ひかた
ハイファンタジー
連載
N5856EK
普段は得意な裁縫を仕事にしているマリー。
でも最近お父様が亡くなりもう1つの仕事が増えた。
それは週に2日夕方の5時から9時迄の4時間のみ開店する店マリアージュ。
売っている品物は、高級そうなアンティークと呼ばれる100年以上前の品もあれば、ガラクタにしか見えない物もある。
この店には、必要な人しか入れない、人を選ぶ店に私のいる国、世界だけでなく異世界からもお客様が来店する。
今日からそんなお店の店主となったマリーの話。
最終更新:2021-06-06 00:59:01
56681文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:84pt
総合ポイント:136pt 評価ポイント:46pt
作:バルサミ子
ヒューマンドラマ
完結済
N8740GZ
「ソフィア・フォン・ノイラート公爵令嬢、どうかこの婚約は無かったことにしてほしい!」
カルマン子爵家に嫁ぐはずだった私は、婚姻の儀の直前で婚約破棄を宣言されてしまいました。
理由を聞くと「誠の愛を貫きたいから」とのことです。
大体この婚姻も不作で経済打撃を受けたカルマン子爵家から公爵家に打診してきたものであるのに……。
呆れながらも私は諦めていました。
『狐目令嬢』
威圧感を与えるこの鋭い目つきのせいで、つけられた私の蔑称。
私は若い貴族の社交場、学園でも蔑まれ、
友人を作ることも出来ず、果てには婚期まで逃してしまったのです。
失意の中、公爵領に戻った私にお父様は告げます。
「お前の婚姻が決まった」
無関心に告げたその言葉に私は即座に政略結婚であることを理解しました。
お相手はプロノワール王国の東にある帝国の更に東の小国、ブランク王国の第三王子。
本当であれば王家に連なる王女の一人が嫁ぐはずでしたが、「絶対に嫌だ」と反発した結果私に白羽の矢が立った、ということでした。
これは『狐目令嬢』と蔑まれ、婚約破棄までされ、挙句の果てには政略結婚の駒にまでされてしまった私が幸せな婚姻を結ぶまでの物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-05 20:10:11
12147文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:91pt
総合ポイント:2702pt 評価ポイント:2248pt
侯爵令嬢である”私(わたくし)”とその父のほのぼのとした日常会話の物語風エッセイです。
最終更新:2021-06-04 22:51:49
16754文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:730pt 評価ポイント:652pt
目が覚めるとそこは緑に包まれ、今まで自分が住んでいた世界とは全く別の世界だと感じた
しかしどこか懐かしく、寂しい気持ちにさせられる――
全盲として生まれ、病院に通いながらも健気に生きていた少女"アイリ・フォン・アイリッシュ"
彼女は何度も自分の視力の無さを嘆き苦しんでいた。それでも何度も立ち向かったのはそんな自分を見て欲しい相手がいたから、あの人と一緒ならこれからも耐えられると思っていたのに…
――お父様、お母様、こんな私を許してください
最終更新:2021-06-03 07:00:00
5039文字
会話率:66%
IN:0pt OUT:77pt
総合ポイント:46pt 評価ポイント:40pt
未来の悪役令嬢、主役令嬢らしく転生(成長)できるよう生まれた執事の星を変える!
自分が嫌な奴≒悪役令嬢になりつつあることを知り必死に主人公らしく生まれ変わろうとする令嬢のお話!
主人公の令嬢は弱肉強食の社交界で生き抜くために、競争社会出身の執事から「他者を見下せるよう努力する」ことを教えられて育って来た。
が、やがて悪役令嬢物などを見るようになり。
自分がいずれ悪役令嬢になってしまうのではないかと怯えるようになる。
「お、お父様……わ、私は破滅してしまうのでしょうか!
?」
「おおおお、我が愛しき娘よ! お前がそんな風に悩んではいけない、そんなことにならぬよう何人でも執事をつける!」
そうして元の執事は解雇され、新たな執事二人が現る。
「どうしましょう、私悪役令嬢になって破滅してしまう!」
「いえいえお嬢様! でしたら他のお嬢様を破滅させる方向でお考えになればよいのです!」
「何を言うか貴様! ……いけませぬお嬢様、令嬢たるもの誰にも常に優しくあらねばなりません!」
だけど、解雇(すなわち追放)された執事は別の令嬢のお執事座となり。
「私のために、尽力してくれるかしら?」
「勿論でございます! 必ずや、私を捨てた元主人をあなたが見下せるよう――私がザマあできるよう、尽力させていただきます!」
……さて、この令嬢は一体どこへ向かうのでしょうか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-30 15:39:46
8803文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
卵形の顔≪かんばせ≫、すらりと通った鼻筋、近すぎず遠すぎない配置にある平行二重の目、花は小鼻が小さく絶妙な配置にある。口紅を入れずとも桜色の唇はふっくらとしている。雪のような白い肌に、紅潮した頬、光の当たる角度で色が変わる神秘的な紫色の瞳は長いまつげに彩られている。波打つようなゆるいウェーブを描く濡れ烏色の長い髪は絹糸のようで窓から入るそよ風に揺られている。もう、5年ほどすれば類い希なる美女として名を轟かせるであろう少女は、まるで精巧な人形のように椅子に座っていた。
「リー
ゼロッテ、誕生日プレゼントはなにがいいかい?ドレスかな?毛皮のコートかな?それとも花束かな?」
聞かれた件の麗しい少女はこう答えた。
「お父様。わたくし、権力がほしいです。」
真顔で。
自由になるために自分を磨くリーゼロッテの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-28 00:00:00
5389文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:73pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:14pt
作:秘翠 ミツキ
異世界[恋愛]
完結済
N5488GZ
実父も婚約者も、ぶりっ子な義妹の味方ばかりをする。「お父様は、義母や義妹に騙されている」と公爵令嬢のレティシアは公爵の父に訴えるが、逆に濡れ衣を着せられ屋敷から追い出されてしまう。
行くあてもなく、1人街を彷徨っていた時、ある親切な男に声をかけられついて行くが……なんと人攫いだった。レティシアは男にベッドへ押さえ付けられ襲われる。諦めかけた時、美青年のディオが現れレティシアを助けてくれた。だが、助けてくれた彼もまた人攫いのようで……。
「私、食べてもっ美味しくないですっ」
「
僕にはとても甘美に見えるよ……特にぷっくりとした、この唇」
美味しそう……。
*アルファポリスにも掲載されてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-26 20:54:14
26784文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:96pt
総合ポイント:6710pt 評価ポイント:4728pt
私、久松 咲江は名家の娘でした。
帝都有数の名家、久松家の娘です。それはもちろん勝ち組ですとも。妾の子というのが玉にキズですが、そりゃあ久松の娘ですから。多くの侍女にかしずかれながら、社交に勉学に優雅で満ち足りた生活を……なんて可能性が私にあったのかどうか。
実際はぜーんぜんでした。
母が亡くなるまではまだマシだったのですが、それ以降はまったくもって全然です。お父様は母の付属品である私などに興味などはさらっさらなのでした。その上で、同い年のお義姉さまに気に入られてしまい
まして。好きに遊んで壊してもいい玩具として、大事にされることになってしまいまして。
まぁ、なんでもいいのですけど。
全ては受け入れればいいのです。そういうものとして。ただ、受け入れて生きていけばいいのです。それが私が平穏に暮らすための唯一の在り方なのですから。
そんな生活を続けていたある日です。私に縁談がもたらされました。
発起人がお義姉さまということで良い予感しかなかったのですが、ともあれ私らしく受け入れて嫁ぐことになりました。
そして、見事に私らしさを発揮出来なくなったのでした。
訪れた未来の旦那さまのお屋敷です。その座敷間にいらっしゃるはずなのでした。旦那さまがいらっしゃって、初めての対面となるはずなのでした。
ところがどっこいです。
いませんでした。人間はいませんでした。代わりにです。いえ、代わりにもならないのですが、そこには茶色の毛玉がいました。
黒目をくりくりとさせた、愛嬌のあるその生き物はどうにもこうにもたぬきさんにしか見えず。
「こ、こんにちは」
そして、おずおずと挨拶をされてしまって。さすがにです。さすがににわかには受け入れられず、私は呆然とするしかないのでした。さてはて。これから私はどうなってしまうのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-23 08:10:08
52766文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:83pt
総合ポイント:78pt 評価ポイント:50pt
お姫様には夢がありました。
それは、広い世界を自分の足で見て回ること。
お父様からお姫様のお誕生日に送られた、世界の不思議なものを集めた図鑑が大好きでした。
例えば、入口が巨人の喉仏に見えることから名のついた大あくび洞窟。
四百九十九の骨で動く深海のボーンフィッシュ。
呪いの花だとも幸運の印だとも言われる、糸のような赤い花。
古来の魔王が根城にしていたという魔王島。
安全な鳥かごから羽ばたいて、少女は希望を抱くのか、絶望してしまうのか。
最終更新:2021-05-20 23:57:39
1387文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
母が死に、父が再婚をしました。
相手は連れ子がいらっしゃいますが・・・どうみても父の子です。
御自分の立場を理解しているのでしょうか?
あなた方のせいで国が滅びますよ?
最終更新:2021-05-19 18:00:00
2633文字
会話率:5%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:11798pt 評価ポイント:10782pt
都市アイザック最強のパーティー『黄金の旋風』に所属する“アデル”は、突然、リーダーである“エリアス”に追放を言い渡される。
それは、エリアスだけでなく、幼馴染で恋人の“カルラ”を含めた全員の総意であると。
到底納得できず、理由を尋ねるアデルだが、そんなカルラから返ってきたのは無情な答え。
『私達は、ガラクタや“役立たず”なんていらないの』
そう……アデルの職業[技術者(エンジニア)]は、一般的な大量生産品しか作れないような全く使い物にならない能力だった。
失
意のままギルドに戻ったアデルは、受付嬢から一枚の依頼紙を手渡される。
その内容は、腕の良い職人を探しているというもの。依頼主は、領主である“カートレット伯爵家”。
不審に思うも、興味が湧いたアデルは依頼主である領主邸へと向かう。
侍女の“ハンナ”に案内され、出逢ったのは……車椅子に座り、両腕と両脚をもがれ、唯一残った右眼で虚空を見つめる一人の少女——“ライラ=カートレット”伯爵令嬢だった。
「殺したい……お父様とお母様を殺したアイツ等を。私を穢して、壊して、こんな姿にしたアイツ等を。アイツ等に関わる、全てのニンゲンを!」
困惑するアデルだが、そんな少女の魂の叫びを聞き。
「……僕が、あなたの望み……叶えてみせます」
アデルは自分の職業[技術者]の力で、誰にも折ることができない最高の翼を【製作】しようと決意する。
——たとえそれが、自分の命を引き換えにするものであったとしても。
これは、翼をもがれ、絶望と憎悪に苦しむ少女と、そんな彼女を救おうともがく『役立たず』と呼ばれた男の、復讐の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-16 21:40:25
342493文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:80pt
総合ポイント:17590pt 評価ポイント:9804pt
城に【勇者】が迫っている。お父様は今までありとあらゆる敵を排除してきた魔王。だから負けるはずがない。負けるはずが無いのに、胸騒ぎは収まらない。
最終更新:2021-05-15 21:00:00
222274文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:296pt 評価ポイント:152pt
優しかったお母さまが死んで、継母と連れ子の妹がやってきました。
投資に失敗したお父様を持参金で助けた二人は、私を使用人扱いしていつもいじめてました。
そして私が社交界に出て、王太子殿下の婚約者となったとき、やはりこの二人は悪口をふきこんで
婚約を破棄させました。
亡くなったお母さまの悪口まで…。さすがに私は怒りを我慢しきれず、母方に伝わる魔法を使って二人に復讐をしたのですが…。
最終更新:2021-05-12 16:10:07
1285文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:1426pt 評価ポイント:1332pt
うちにいる2歳年下のずるいずるい大魔人は私の大切なものをいつもとっていく。
両親に訴えても「お姉ちゃんなんだから我慢しなさい」と言われるばかり、いつしか私はすべてをあきらめ、このずるい魔人の行動を観察するようになっていた。
そして十五で私が王太子の婚約者に選ばれた時案の定「ずるいどうしてお姉さまが!」と訴えた妹。
だがしかし、これは覆せないというお父様。
妹は王宮に出入りし、殿下に自分のほうが婚約者にふさわしいとアピールしはじめたが?
私はいつも通りその行動を観察することにし
た。
妹のせいで婚約破棄となったのだが…その結果はどうなったのかというと?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-10 16:07:08
2233文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:10286pt 評価ポイント:9388pt
神などいない、この世界で。
お前は神の子だと、父は言った。
二〇九五年。日本は北海道をロシア、九州、四国、中国、近畿を中国に占領されていた。政府は武力による正面からの国土の奪還は困難と判断。外交交渉や秘密工作による各国の弱体化を企図し、そのための人材育成校を設立する。
研究院付属高等学校。
毎年多くの受験生と卒業生を生み出すこの学校に、今、運命の少女が入学する。
舞い散る桜を見上げながら、少女は呟いた。
お父様、私は神の子ではありません――――。
最終更新:2021-05-07 23:51:32
14787文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
平成最後の日、私の三十歳の誕生日であり命日になった――。
子供を庇ってトラックにひかれた私は、気がつくと三歳の女の子になっていた。異世界の貴族令嬢に生まれ変わったのだと知った。
「今度こそ人生を謳歌してやる!」
そう心に誓った私は、父親に疎まれても全く気にしなかったのだが、ある出来事により父親へのざまぁを決意する。
「あなたを破滅させます。お父様」
最終更新:2021-05-05 17:20:00
252165文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:91pt
総合ポイント:1418pt 評価ポイント:504pt
本妻だったけど、ご実家が子爵だったお母様。お母様が亡くなった途端に別居してたお父様と伯爵家出の愛人と子供。お祖母様まで帰ってきた。邪魔に思ってくれて結構ですよ。嫌いに好きは返せませんのであしからず。私は、お母様が残してくれたものを大切にしながら毎日を過ごして行くつもりです。
最終更新:2021-04-29 07:00:00
100253文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:150pt 評価ポイント:76pt
私は死んだ、はずだった。しかし、目が覚めると見知らぬ天井。いや、知っている。ここは、フェリックス・グリーウォルフの家。
26歳の平凡女性事務員が、9歳の男の子に異世界転生!
前世を思い出し、病気がちで、ひ弱な幼い身体をまずは健康にしようと決め、日々を過ごしていたが、やがてもうひとつ大事な事を思い出す。それは、この世界が乙女ゲームの世界だということを!
転生したのは男の子!しかも、お父様譲りの厳つい強面みそ顔。おまけに主人公でもなければ、攻略対象者たちの1人でもない、
一回名前が出てくるか程度の攻略対象者の兄だった!
しかし、前世からの前向き世話焼き体質で周りの人たちの為に動いていたフェリックスはやがて・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-29 05:19:12
150678文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:1127pt 評価ポイント:485pt
わたしはとある国の王女として生を受けました。小さな国ですが、緑あふれる穏やかなところです。わたしはこの国が大好きでした。しかしいずれは外国へと嫁ぎ、ふるさとに別れを告げることが、王女として生まれ落ちた瞬間に定められていました。
でも、良いのです。愛する祖国の安寧に貢献できるのなら、それは誇らしい事ですから。政略結婚と言えば、わたしのお父様とお母様もそうでしたが、とても仲睦まじい夫婦でいらっしゃいます。お二人のようになることが、わたしの夢であり、唯一の希望でもありました。
そし
て、とうとうわたしにも縁談が持ち上がったのです───折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-28 17:10:05
26977文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:5140pt 評価ポイント:4408pt
大陸の西の国、リコフォニア王国。この国には、ある有名な少女が居た。名を『カレンデュリア』と言う。王都ウィスペルの下町、南門近くの宿屋、『白竜の窖亭』の一人娘だ。国の英雄であり、冒険者、宿屋の主人エリエンスの娘、カレン。国民に愛される王家、その黒髪の第一王妃によく似た少女、カレン。彼女は武芸に秀でた美少女で、王子ルーメンスの婚約者。下町育ちの庶民派伯爵令嬢である。そして彼女の夢は、憧れの恋焦がれる父親と同じ冒険者になって世界中を廻ること。おそらく多分、かなり病的なまでに父に対し
家族愛以上の想いを抱く、そんな少女のカレンデュリア。雪のように白い頭髪の父親とは違い、彼女の髪はカラスのように真っ黒け。そして、父と同じ金色の瞳が仇となり、お伽噺の東の悪魔とおんなじ黒髪、金目の少女であった。だから、少女は子ども達に遠巻きにされた。当然、友人など出来ようはずも無い。そして嫌われ、苛められた。どんなに自分の容姿を呪ったであろう。そして、そんな自分を諦めたのであろうか。そんな時に現れた第一王子のルーメンスは、こんな自分を「大好きだ」。そう言って抱き締めてくれた。恋に落ちるには十分であったのであろう。。。白竜の窖亭で働く少女カレンは美しい娘だ。英雄の娘は、美しく育って行くのである。。。月日は流れ、彼女は知る。カレンデュリアは、王子唯一の妃では無かったと言う事実を……。尤も、カレンデュリアは、「お父様、大好き」な娘である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-27 06:00:00
136606文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:65pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:10pt
検索結果:517 件