時は現代。世には悪の秘密結社"フェイスダウン"が夜の闇に潜み人々を襲っていた。
人造人間"フェイス"戦闘員を擁し、人間が持つ感情エナジーを奪う彼らと戦うのは――
その"フェイス"戦闘員だった!
精霊の力を宿した、不屈の戦士《ヒーロー》・アルカー。
彼と肩を並べ戦う、正義に目覚めた悪の戦闘員《ヒーロー》、ノー・フェイス!
人々を守り、フェイスダウンに狙われた少女を守る戦闘員の物語が今、始まる――。
※最初
の五話は挿絵がつきますが、以後は不定期(ときたま)になります。
※第一部は毎日連載します。
※90~00年代のライトノベルの作風を目指して執筆中です。
※イメージの源流は特撮ヒーローですが、パロディ・オマージュ作品ではありませんので
パロディ・オマージュ・お約束などは非常に薄めです。
※アルファポリスに掲載始めました。
http://www.alphapolis.co.jp/content/cover/627120794/
※第一章~第二章は以下のサイトでも公開しております。
カクヨム:https://kakuyomu.jp/works/1177354054883360465
エブリスタ:http://estar.jp/_novel_view?w=24664562
Pixiv:https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=8269721折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-26 19:08:20
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会話率:22%
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何故私はここにいるのか、
何故私はだだっ広い湖畔に立っているのか、
何故潰れた空缶のような顔をしているのか。
分からないが、恐らくそんな顔をしているだろうという憶測なのだ。
憶測というのにも理由がある。
現在、私の顔は写らない。
湖面にも、鏡にも、人にも。
写らないというのは霞むという訳でもなく有るべき場所が空白、まるで白の絵の具で塗りつぶしたように背景も写らず白く空いている。
私は、ついこないだまで普通の人間だった。
普通というのは曖昧な表現だが、
少なくとも顔はあっ
た気がするんだ。
いや、もしかしたら今も人間なのかもしれないのだが…到底そうとは思えない。
私の身には一体何が起こったのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-15 20:21:38
206文字
会話率:0%
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