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『小説家になろう』サイトの更新情報を検索します
検索結果:8 件
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史上最強のサイバー・ウェポンと、天下無敵の人妻女子高生は、聖麗高校を舞台としていつ果てることのない、天地を揺るがすバトル・ロイヤルを続ける……ハズ、だった。ところがここに、単純で純情だが、思い込みの激しい、変態オタク的科学部長が絡んで来た。人工の生命を持つ少女と、純真に科学を愛する青年との、許されぬ恋の行方。それは単なる変態なのか、はたまた純愛なのか?何が何だか良くわからないままに、生命と、純粋な魂とを弄ぶ者達に対して、彩の姫巫、彩香の怒りが爆発する……?
最終更新:2008-01-27 01:38:52
55935文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
恒星間宇宙船は、加速を続けていた。このままでは、太陽系を飛び出してしまうことに、間違いはなかった。「くそッ、ここまで来て!」マサルは、目の前の制御盤に拳を叩き付けた。恒星間旅行者の帰還を待って、冷凍睡眠装置の中で横たわる人々は、いつしかコスモ・マドンナ、宇宙の聖母達と呼ばれるようになった。実際には、乗組員の家族には男性も女性も、大人も子供も含まれていたのだから、マドンナというのは正しくはない。その人達を目の前にして……。
最終更新:2007-07-26 01:52:25
18618文字
会話率:6%
IN:0pt OUT:65pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:16pt
フランス南西部を流れる、ロアール川の流域には、いくつかもの古城が点在する。そこは、この国に無数に存在する観光ルートの一つだった。しかし、フランス政府の財政事情も手伝って、そのどれもが見学可能という訳ではなかった。外観は立派でも、中は廃虚同然であったり、土台と外壁以外は、すべて崩れ落ちてしまったようなものも多かった。観光ビザで入国した秋津隆也は、そんな薄暗い廃虚のような城の一つの中で、大きく口を開けた石畳の床下を覗いていた。その穴の中で、炭坑夫のように穴を掘っていたのは、ピエー
ルという名の金髪の美青年だった。日本で、建築家としての夢に敗れた隆也は、この国の古い城を巡る旅を続けていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-07-17 15:38:11
33592文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:70pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:14pt
そもそもの間違いは、両親が結婚したことだと僕は信じていた。かつて、ロフトの女王とまで呼ばれ、芸能界入り間違い無しと思われていた母親が、何を勘違いしたのか平凡な父親と恋に落ちた。いや、平凡な父親ならまだ良かった。僕の父という人は、頭脳明晰にして学術優秀なはずなのだが、徹底的にお人好しだった。それも、ただお人好しというだけではない。信じられないくらい間が抜けていて、しかもどう考えても一般常識に欠落していた。そんな父親が、学歴だけで採用された一流商社の、激烈な出世競争などに勝てるは
ずもない。簡単に上役の機嫌を損ね、同僚に欺かれると、最果てのアラスカへと左遷された。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-07-14 20:58:33
17137文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:12pt
澄み渡る青空の下、少年は自分が乗り込む巨大な大気圏外航空機を見上げている。少年の名はコータ。今年十五歳になる彼は、たった一人で成層圏外に出ることに、内心では不安を感じている。そんな少年の臆病な心境を、今日の澄み切った空と同じ色の瞳で、栗色の髪を大きな赤いリボンで留めた少女が見抜いていた。ジェシカという名のその少女は、生意気で可愛気の無い態度を、堂々と内気で臆病な少年に示す。2人の想いを振り払うかのように、キャメル・ナンバー3は軽快に離陸し、やがて地球の成層圏を離脱した。
最終更新:2007-07-14 15:53:21
96710文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:97pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:8pt
柳京子は、不幸だった。彼女は、母の祖父が細々と伝える高野流格闘術の、唯一の継承者であること以外、取り立てて言うことのない、平凡な女子高生だと思っていた。もっとも、彼女の周辺、特に彼女の通う私立聖麗高校の生徒達は、そうは思っていなかった。何しろ彼女は、街の不良やヤクザを相手に、百戦して百勝。武術の競技にこそ参加していなかったが、その強さは女子高生離れどころか、人間離れしていると、彼らは噂していた。そんな京子が、ひょんなことから、荒神彩香と知り合った、いや、知り合ってしまったこと
から、彼女の不幸は始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-07-12 02:41:49
66780文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:8pt
映画やテレビの画面ではなく、自分達と同じ空気を吸うところに、そんな人間が存在すること自体、目にした者には容易に信じられなかった。熱愛中のカップルの中にさえ、恋人にその腕を取られながらも、なにやら運命的な出会いを感じずにはおれない女性達も、決して少なくはなかった。女性達からは無条件の羨望を、男達からはそれに倍する嫉妬を、当り前のように受けるこの天下の二枚目が、何をそれほど落ち込むのか?彼の日常的な生活の場所から、かなり離れた、このそれほど有名でもない公園で、なぜボンヤリと過ごさ
ねばならなくなったのか?その理由は、実に単純かつ、明解。余りに平凡かつ陳腐で、驚くよりも呆れるような理由からだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-07-10 12:29:22
20824文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:6pt
彼女の名前は、クリスターナ。全身を、薄緑色の半透明な結晶板に覆われた、美しい船だった。彼女を覆う結晶板は、特殊な性質を持つ、変位相クリスタルと呼ばれていた。彼女は、あらゆる意味で貴重な船だったのだ。ところが、どういうものか彼女には心があったのだ。しかし、目覚めたクリスターナは孤独だった。ところが、意外なことに意識が確立して間もなく、彼女は自分の存在を知る人間に出会った。それは、これも半ば偶然、彼女に乗り込むことになった精神感応会話、即ちテレパスの能力を持つ娘キアラだった。
最終更新:2007-07-10 10:55:26
34944文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:49pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:12pt
検索結果:8 件
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