祖母・静を病で亡くし、宮原昇が天涯孤独となってから三か月が経過していた。
学校で熱中できる事もなく自らの行く末も見通せない昇。
そんななか、祖母の旧知の弁護士から祖母の遺言に沿った相続の件について説明を受ける。
話半分の昇だったが、相続リストの中に見つけた町外れにある謎の物件に興味を惹かれ、一人物件の調査に赴くことに。
訪れた廃屋で、昇は人間と大きさもさほど変わらない古びた人形を発見するのだが……。
書籍・鵜野森町あやかし奇譚シリーズのあきみずいつきがお届けする魔術とホラ
ー渦巻く現代ファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-27 17:00:00
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会話率:57%
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