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『小説家になろう』サイトの更新情報を検索します
検索結果:11 件
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何の接点もない他人が、すれ違う事でヒトが人に見えるようになる話。
最終更新:2023-06-06 03:12:08
808文字
会話率:5%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「────あたしは、あたしを好きなアキが大好きなの」
高校入学前に失恋した「彼女」はいつも、まるでボクのことなんて見透かしてしまったかのようにそう言って微笑んだ。その言葉に、声に、自分はきっと彼女しか好きになれないのだと思いこんでいた────そうであって欲しいと、心の何処かで願っていた。
過去の失恋がトラウマとなり人と深く関わることを恐れる少女・塩瀬晶は、星花女子学園で自分に自信が持てない少女・川蝉弥斗と出逢い、様々な人の協力を経て友人関係を築いてゆく。人と関わることを怖
がりながらも穏やかで誠実な弥斗と関わってゆく中で、晶は彼女に対する自分の感情が友情とは異なるものであることを知ってしまい────
***
柔い花の香りと、熱い夏の風の香りが鼻腔を擽った。目の前に呆然と立っている彼女は酷く悲しそうな顔をしていて、その表情に結局最後まで君を困らせることしか出来なかったな、なんて考えて自嘲する。それでもこうでもしなければ君をますます傷つけるだけなんだ、なんて頭の中で呟いた自分の声が、やけに言い訳めいて聞こえた。
どうして、と夏の風に紛れて彼女の細く澄んだ声が聞こえた。この関係の始まりはボクだったのに終わらせるのもボクなのかなんて、どうしようもないそんなつまらないことを考えてしまう。
ボクは「さっき言ったとおりだよ」なんて呟いて彼女に向かって笑いかける。彼女の目に映る自分が酷い人間であるようにと願いながら、何度も何度も練習してやっと上手に言えるようになったその言葉をゆっくりと舌先にのせて「川蝉さん」と名前を呼んでから、出来るだけ彼女に冷たく聞こえるように呟いた。
「────今まで、本当にありがとう」
***
主催:楠富つかさ様、星花女子プロジェクト
協力:星花女子学園、星花女子学園写真部、園芸部、空の宮市
キャラクター原案:桜ノ夜月(塩瀬晶)、今際ヨモ様(川蝉 弥斗様考案)
星花女子プロジェクト概要:架空都市S県空の宮市に建つ、中高一貫型私立女子高等学校「私立星花女子学園」を舞台とする世界観共有日常系学園百合小説企画の第7期参加作品。現在は10期まで開催中
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体とは関係ありません。
※不定期土曜更新(時々日曜更新)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-16 01:43:18
244981文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:77pt 評価ポイント:35pt
作:なみだいぬ
現実世界[恋愛]
完結済
N0488FF
風の香る晩秋の三連休、山里へ旅行に出掛けた普通のOL柳都星与は、ひょんな事から電車の中で〝透明な犬のオブジェ〟を見つける。
その犬のオブジェは何故か星与が以前飼っていた愛犬にそっくりだった。
その後、旅行中に浮かんでくる愛犬との思い出が、思いもよらない出来事を引き起こす。
最終更新:2019-01-17 00:00:00
82845文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:6pt
そのとき、吹いた、一陣の風に
最終更新:2018-10-12 08:07:42
245文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:67pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
風の香りが過去の思い出を連れて来る、そんな詩です。
最終更新:2017-04-23 21:00:00
315文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:90pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:14pt
エンドリア物語シリーズの番外編です。
キーワード:
最終更新:2016-10-21 22:55:49
12644文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
"君をただ守りたかった"
舞台は2007年夏。潮風の香る湘南。
両親を亡くし、幼い頃から2人で苦楽を共にしてきた、
兄・泉 雄輔(いずみ ゆうすけ) 妹・泉 詩織(いずみ しおり)
再婚同士の連れ子で、複雑な思いを持ち合う、
兄・佐伯 葵(さえき あおい) 妹・佐伯 史華(さえき ふみか)
2つの兄妹が起こす、禁止された恋愛を神様はどう思うのか…
アダムとイブのように、禁断の果実を食べてしまうのか。
夏の甘くほろ苦い少し大人の恋が幕を開ける。。。
最終更新:2016-06-13 15:09:10
2278文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:90pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
薫風の香りと共にあらわれた彼は、日陰の「だんご虫」にとって、あまりに遠い存在だった。けれど、だからこそ…。
口当たり爽やかな恋愛短編小説です。ある文集に載せたものを少しリメイクしました。
最終更新:2015-02-08 17:06:37
2249文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
風が強い日が多いし、寒いし。
風の音を聞いて詩(詩ぽい)を作ってみました。
キーワード:
最終更新:2014-01-27 22:13:05
226文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
私達の記念日は、あの日なんだから・・・。
最終更新:2011-03-20 00:40:56
1000文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
ドアを開けると実に清々しい風が吹いた。嗅ぎ慣れたこの風の香ともお別れなのだ。
計画していたとはいえ、別れとなると寂しくなるものだ。
胸一杯に風の香を吸い込むと、肩に提げたカバンを気持ちの良い位置へと提げ直し、ここからしばらく先の駅へと向かった。
キーワード:
最終更新:2011-01-06 01:00:00
1807文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:6pt
検索結果:11 件
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