-風の音- 小説家になろう 更新情報検索 - 新着順 -
『小説家になろう』サイトの更新情報を検索します
検索結果:82 件
「風の音(ね)に」を初句にしている俳句です。
文字数を埋めるためにお見苦しい点はあると思いますが、ご容赦ください。
最終更新:2024-04-14 14:10:00
243文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
どっどど どどーど どどーど どどー。
強風が吹く度に、風の又三郎 の詩が木霊した。
その音に混じって、がなりの着いた声がする。
持ち主は風の神様。飆靡様。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
子守唄よりも安心するんですよ。
宮沢賢治作 風の又三郎 の一説を諸に出しているので、二次創作設定をさせて戴いてます。
※著作権が切れている事は、とある文庫から確認済です。
最終更新:2024-03-20 18:38:31
816文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
気候変動により極東ロシアの開発が進み、欧米が寒冷化に襲われたもう一つの世界。ハバロフスクのしがない修理工、アレクは仕事中に感電し、繰り返し霧の夢を見るようになった。「風の音が聞こえるに歩いて」ある夜、夢の中の声に逆らい、アレクは発見してしまう。法線の入り乱れた、だまし絵の迷宮。「エッシャーの城」と呼ばれるその場所は、全ての人間の意識に繋がるという仮説上の存在だった。やがてアレクは城を巡る共産党の陰謀に巻き込まれ、抗争に身を投じることになるのだった……
最終更新:2024-03-05 20:34:39
276509文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:85pt
総合ポイント:70pt 評価ポイント:42pt
『百合ヶ咲の王子』というあだ名をもつ鳳風音。ある日の昼休み、彼女は一人の少女に出逢う。無邪気に、無遠慮に、自分の内側に踏み込んでくる彼女の名前は宇佐見美羽。不思議な縁で共に昼休みを過ごす中で、風音の中に特別な感情が芽生え……?
最終更新:2024-02-02 01:19:14
16296文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:71pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
貧乏侍の三男に生まれた清志郎は恋人に裏切られ、脱藩する羽目になった。
追手との激しい切りあいで深手を負った清志郎は山の中に逃げ、川の中に倒れ込んで意識を失う。
その清志郎を助けた清には秘密があった…
この作品を故石ノ森章太郎先生の竜神沼に捧げます。
最終更新:2024-01-07 20:15:41
6871文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
雪山の風の音に泣き声が混じっている。
なろうラジオ大賞5参加作品です。
「真冬の怪異」の「夫婦喧嘩」を修正して投稿した作品です。
最終更新:2023-12-11 13:00:00
228文字
会話率:8%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:18pt
「そうか……お前もか」
ハインリッヒは眼前にある銃口を見上げ、そう呟いた。
投げかけたつもりでもなかったが返答はなく、耳の奥では呼吸音と窓の外で吹きすさぶ風の音色が木霊している。
季節は十二月。夕方まで降っていた雪は今は雹に変わり屋根を打つ。
「なあ、さーけやーさおだけーか?」
ハインリッヒはそう訊ねた。
最終更新:2023-10-26 12:00:00
864文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
音がした。と言っても音というのは常にしているものだ。そうだろう?
テレビの音。パソコンの音。冷蔵庫の音。虫の声。風の音。外を歩く酔っ払いの声。
いつものこと。気に留めることはない。そう、足音と同じだ。
自分が歩いている時『ああ今、足音がしているな』と思うだろうか。
いいや、思わない。気になるのは聞き慣れない、いつもと違う音がした時だ。
最終更新:2023-09-18 10:00:00
775文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:26pt
夏の森は霧雨みたいに
音に溢れてる
万華鏡のように
綺羅びやかで
降るようにして
涼が肌に触れる
最終更新:2023-07-29 09:45:16
200文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:60pt 評価ポイント:60pt
ありふれた名前の教師が不祥事を起こしたニュースを聞き流して主人公が登校すると、その日主人公が受けるはずの授業の教科担任がその教師だった。臨時で教科担任になった教師によりその日のゆるゆるふわふわ授業は、居残り付きスパルタ授業へと変貌し、主人公の帰宅時間が遅くなった。
その帰り道。不審者も恐れて寄らない廃病院で自撮りや動画配信をして、男の声を聞いた気がしたが、幽霊がいただけで男は見つけていない。
帰宅途中、生臭く濃い色の服を着た顔見知りの男と合流し、自宅前まで送ってもらう。
その男は殺人を起こしており、後日不祥事を起こした教師とその教師と関係を持っていた男を殺していたと取り調べで証言し、殺人事件は闇に消えた。
その日以来主人公の頭の中で四六時中、廃病院の地下室にあった白骨死体の幽霊の声がしていた。その幽霊達の噂話を楽しむ大人になった主人公は、すれ違いざま起きている通り魔事件をスルーし、次の缶ビールを空けながら、ビールを楽しむために帰宅を急ぐのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-23 06:00:00
6039文字
会話率:16%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:12pt
作:明 透(めい とおる)
ハイファンタジー
連載
N0144IG
翌日に文化祭を控えた放課後。長谷川リョウは委員会での準備も順調に進んで友人とも別れ、家に帰って早めに寝たのだった。
吹きすさぶ風の音。しかし気付けばリョウは見知らぬ草原で宙に浮いていた。これが憧れの明晰夢と喜んだのもつかの間。
「君は僕のせいで死んでしまうかもしれない」
魔法使いにかけられた魔法で夢を見たまま帰れなくなってしまったリョウは、その魔法使いリシアと共に目覚める為の十二の都市を巡る旅に出る。
『いいか。これは寂しがりの魔法使いと真面目な優等生
不器用な二人を世界の全てで包んだ
誰もが気に入る、たった一つの夢物語だ』
初投稿ですがめっちゃ長編予定です。お付き合いくださると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-16 03:00:23
65542文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:75pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
ある用事を済ませた帰り道の事だった。
黄昏時。僕は場にそぐわないスーツ姿で、人気のない田舎の畦道をひとり歩いていた。
『──ぐすっ──ぐすっ──』
風の音に混じって、啜り泣くような声が聞こえてきた。
声の方を見ると、脇道のお地蔵様のそばに、少女が立ち尽くしたまま泣いていた。
最終更新:2023-07-06 21:24:53
2114文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:30pt 評価ポイント:30pt
風の音で目が覚めた。
なぜかとても疲れている。
最終更新:2023-05-17 18:26:16
1785文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ChatGPTで作成しました。
(解説)「風の歌、川のせせらぎ」は、風と川の音を組み合わせた表現で、自然の美しさや心の安らぎを描いています。
「風の歌」は、風の音やその力を歌い上げることを指しています。風は、吹き抜ける音や様々な力を通じて、自然の中で重要な役割を果たしています。風の音や動きは、私たちの感覚や心に深い印象を与えることがあります。
一方、「川のせせらぎ」は、川の音を表現しています。川のせせらぎは、流れる水の音やさざ波、せせらぎなど、静かで穏やかな音をイメージさ
せます。川は清らかさや生命の源としても象徴されることがあります。
この句では、風の音と川のせせらぎが組み合わさり、自然の音の美しさや癒しを表現しています。風の力と川の流れが心に響き、平穏や調和をもたらすことが示唆されています。
このような詩の表現は、自然への感謝や自然との一体感、心の静寂や癒しの探求をテーマにしています。自然の音に耳を傾け、心を開いて感じることで、私たちは内なる平穏や調和を見つけることができるのかもしれません。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-05-16 23:32:43
243文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:67pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
大型連休も後に迫っております。
故、やり残しが無いように、私はとある庭園を訪れました。
吹き荒ぶ風の音色、鮮やかな緑。
えぇ……でも、こんな小さな世界はより身近に。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
場面描写、幻想奇譚。
庭園の縮図は盆の上に。
最終更新:2023-05-06 16:30:55
950文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
踊り子・盗賊・精霊使いの顔を持つ少女が織りなす心躍る冒険ファンタジー。
【あらすじ】
龍の眠る大陸エイジニア。
イシュア王国がある大陸の南西地方は、他地方より魔素《マナ》が薄く、歴史的に魔法よりも剣術等の武術や鉱工業を中心に発展してきた。
賑やかな祭りの一角、弦楽器と太鼓の音に合わせて黒髪の少女が舞っている。
キャロル。
観客からはそう呼ばれていた。
どの国にも属さない自由都市ロアンヌ(盗賊都市)の生まれで、遊女たちの館・ラファの家で育った踊り子のキャロル。
彼女には夢
も未来もなく、今日を生きるために日銭を稼ぐ。
そんなキャロルには別の顔があった。
一つは音の精霊から加護を受けた精霊使い。
もう一つは女盗賊・白銀《ラプラタ》。
幼き頃に踊りの才能を見初められ旅芸人の一座に買われるも、その一座は野盗の集団に襲われ消滅。現在は祭りに合わせて町から町へと一人旅を続けていた。
そんなある日、キャロルはある街の片隅で囚われの少年レビンと出会う。その気弱な少年は隣国から追放された貴族の嫡子だった……。
キャロルはレビンを解放し、演奏見習いとして連れて行く事にしたが、二人に追手の影が迫る……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-22 20:35:51
100443文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:97pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:18pt
風の音 びゅーびゅーひゅるり
昨日のわたしを薄っぺらくしながら
雨の音 しとしとぴたぴた
昨日のわたしを透明にしながら
寝息の音 すやすやこーこー
昨日のわたしを思い出しながら
……
最終更新:2022-12-04 14:36:50
282文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:76pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
陶器の狐の置物がいくつも並ぶ小さな神社の賽銭箱に
一円玉を投げ入れ手を合わせた。
信心深くはない。そう、冷やかしにも似た行い。
天啓などありはしないだろう。求めてもいない。
神頼みでどうにかなる問題じゃない。
目を開けてため息を一つ。
耳を澄ませるも聴こえるのは神の声ではなく、冷たく鋭い風の音。木々のざわめき。
・・・・・・と、紙がはためく音?
音の方を見ると花やお菓子などの供え物の中に封筒があった。
形状からして多分、手紙だろう。
辺りに人がいないことを確認し、手に取り封
を開けた。
これもただの暇つぶしだ。
・・・・・・でも神様からだったり・・・・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-05 10:00:00
1506文字
会話率:3%
IN:0pt OUT:97pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
風に夏が舞う、爽やかな響きとともに。聴こえるのは、風鈴の音色。季節が織りなす、即興の一小節。
最終更新:2022-07-30 18:34:53
378文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:92pt
総合ポイント:126pt 評価ポイント:116pt
俺、風早優(かざはやゆう)は、夜の街に出ると、どこからともなく聞こえてきた笛の音に誘われて、とある神社に辿り着く。そこで出会った風祝(かぜほうり)だという少女、神楽翠(かぐらみどり)。彼女としばらく一緒に過ごすことになった俺は、自分の存在を見つめ直し、真実へと近づいていく。
最終更新:2022-04-30 16:03:11
7213文字
会話率:60%
IN:0pt OUT:83pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
外歩きにいい季節になりました。
キーワード:
最終更新:2022-04-09 10:00:00
244文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
時は平安時代。風音(かざね)の姫君こと左大臣家の次女として風香は生まれた。が、彼女は風流ごとに関してはあまり才能がない。唯一、才能があるのは歌う事であった。
風香には何故か平成の時代に生きた史華という女性としての前世の記憶があった。その記憶を頼りに歌を口ずさむのが風香の楽しみだった。
三歳上の姉である香屋子も平成から令和の時代になって一カ月後までの記憶を持っていた。そんな香屋子を慕いつつも風香は日々を過ごしていた。そんな彼女に東宮様への入内--縁談が持ち上がる。周りが大騒ぎす
る中、冷めた目で見ていた風香だったが……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-07 21:02:14
83907文字
会話率:63%
IN:0pt OUT:88pt
総合ポイント:130pt 評価ポイント:68pt
強い北西の風の音色を聴きながら
最終更新:2022-01-07 13:53:15
271文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
馬車で揺られること数日、目的地まであと少しだ。
山林を抜けた馬車の先には、花が咲き乱れていた。そして遠くに城が見える。
少年は、周りの景色の美しさに見惚れて、ついフルートを吹きたくなった。
フルートとは、木管楽器の一種の横笛である。
少年のフルートの音色と、美しい花の咲き乱れた景色、まるでお伽噺の世界のようだ。
少年が目指す場所は、風と大地の国、エアリア。この国では、一種のハングライダーである風羽を利用し、空を飛行することができる。
最終更新:2021-12-29 04:11:15
289文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
主人公、中山ひなは、修学旅行二日目の夜に、同じ部屋のメンバーと百物語もどきをしていた。
怖い話を1人ずつ話すのだが、九十九話の怖い話を話すのはネタが無いからと、1人1つの怪談話、合計六つの怪談を話すこととなった。
怪談を話し終えると、ろうそく代わりのスマホのライトを1人ずつ消していく。ライトはスマホと懐中電灯合わせて合計七つあり、夜が明けるまでは全部消してはいけない。必ず1つは残すというルールがある。
そして、最後の大トリとして選ばれたひなは、自分が作った怪談話を語り始める。
ただ、登場している人物、阿部美佐子は彼女の友達の阿部加奈子の妹。つまり実在する人物の名前である。
その内容は、阿部美佐子が学校のいじめが原因で投身自殺を図ったというものだ。
だがそれは失敗に終わる。美佐子が落ちた先に、1人の少女がいた。その少女が美佐子の下敷きとなってしまう。美佐子は助かったが、その少女は無くなってしまった。
被害者の少女の遺族が美佐子を責めるも、死ねなかったショックが強く彼女は何も耳に入っていなかった。
家族からも軽蔑の目で見られ、監視の目が強化され自殺をすることも出来なくなり、美佐子は絶望の淵に立たされたように思った。
そんなある日、美佐子は夢の中で1人の少女と出会う。
その少女はまるで聖母のような優しさを持った、とても綺麗な人だった。
名前を聞いたが無いと答えられたので、テーブルに置かれた花瓶に咲いている、一輪の白いユリと似ていると思い、ゆりさんと呼ぶようになった。
景色や風の音、紅茶の香り、味、テーブルの心地よい冷たさ、五感がとてもよく再現された夢の中で、美佐子は時間を忘れて少女と話し、次第に打ち解けていく。
だがある日、とある訪問者が訪れて……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-14 17:26:18
10193文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:75pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
―標歴■■■年■■月■■日 夕刻―
時間の感覚等、もはや感じられない。空虚な世界。乾いた風の音だけが、永遠に、粛々と奏でられていた。
それはまるで、世界の終わりを表すかのように。それはまるで、世界の始まりを表すかのように。
夕暮れ時。山も海も川も、そして、草木も、生き物も。何もない場所で【それ】は佇んでいた。
ヒトの形のような、異形のような、ヒトならざるもの、かつてヒトだったもの、既に朽ち掛けた【それ】は一言、
哀しそうな表情で、思い出すかのように、口を開いた。
「―やっと、
はじまる…ø■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■」
乾いた風の奏とは異なったいくつかの調べを背に、【それ】は歩き出した。どこまでも広がる地平線へ。全ての終わりの場所へ、そして、全ての始まりの場所へ。
これは、死が確定した世界で、その運命に立ち向かう物語。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2021-09-02 15:08:32
3688文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
勇者は魔王を倒した
世界に平和が戻ってきた
でも魔王はたいへん強かったので
勇者はいろんなものを失くしてしまった
風の音をきもちよく感じる耳
ごはんをおいしいと感じる舌
だれかを好きだと思う心
最終更新:2021-08-22 20:21:53
526文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:144pt 評価ポイント:134pt
作:みらいつりびと
ローファンタジー
短編
N7942HD
風がメロディを奏でている世界へ出入りする少女たちのファンタジー掌編です。
最終更新:2021-08-19 19:00:00
3507文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:83pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
昔々、あるところに一人の青年が住んでいました。
青年は若くして両親を亡くしていましたが、幼い頃から手先が器用だったこともあり、丈夫な木の皮を編んで笠や籠を作ったり、木片を削って見事な工芸品を作ったりしては、町に売りに行くことで糊口を凌いでいました。
その日も青年は、淡雪の降る初冬の山道を抜けて、人里から離れたあばら家まで帰ってきました。
「いやぁ、それにしても今日はたくさん売れた。これでしばらくは暮らしていけそうだ。あの町の人達はみんないつも優しい。本当にありがたいこと
だ」
青年は生来口下手で、商いが得意な方ではありませんでした。
しかし、誠実で思いやりのある人柄と持ち前の器量のよさで、町に暮らす人々の心を鷲掴みにして放しませんでした。
「暮らしを心配され、土産に鰯までいただいてしまった」
青年は風呂敷に包まれた鰯に視線を落とし、申し訳ない気持ちになりましたが、腹の虫が鳴いたので、感謝の気持ちと共に夕餉の支度に取り掛かりました。
すると、そのときのことでした。
コンコンと静かに戸を叩く音が聞こえてきました。
普段この豊かな自然に囲まれたあばら家には訪ねてくる者もおらず、青年は訝しげな表情になりながら戸に近付きました。
風の音ではありません。そこには確かに生ける者の気配がありました。
「何者か」
「道に迷って途方に暮れていたところ、明かりを見つけまして……」
「なんと、それは」
思わぬ女の声に、青年は驚きました。
外はすでに暗くなっており、古くから妖怪変化の住むと噂される山の夜道は女一人ではとても危険でした。
青年は、脳裏にぼんやりと「鶴の恩返し」の話を思い浮かべながらも、いやいやあれはただの昔話だと打ち消しつつ、戸に手を掛けました。
「中に入られよ」
そこに立っていたのは――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-13 08:48:03
3634文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
風の音、車の音、足音、話し声、めちゃくちゃリアルに聴こえているけど、それは作り物です。あなたの触れたもの、ふわふわとかザラザラとか、それも作り物です。本当のあなたは今水槽にいます。
それが伊東理論
最終更新:2021-03-24 13:29:28
1822文字
会話率:100%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
赤ちゃんの時に母と死に別れたレイラ。トマスとシモーヌに引き取られたが使用人として扱われ、同い年のミラにもこき使われている。母の形見のペンダントだけが心の支えだ。
ある日、そのペンダントが行方不明の王女の証だという知らせが街に届く。
トマスとシモーヌは、レイラの代わりにミラを王女として王宮へ送ることを決め、レイラからペンダントを取り上げた。
※ 血などの表現が出てきます。苦手な方はご注意下さい。
最終更新:2021-03-05 14:11:01
4869文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:3176pt 評価ポイント:2936pt
北風が扉を叩く音がリズミカルに聞こえる
最終更新:2021-02-08 20:43:22
277文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:32pt 評価ポイント:32pt
私はある日、真っ白な海岸でとても綺麗な水色の石を拾った。
最終更新:2020-11-29 21:14:36
1413文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:61pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
異能力を持つ朱莉は、母に命じられて東京に赴く。そこで出会った人々、そして、隠された真実を追い求めていく。
風の音色は雅やかな箏の音色。朱莉は自分の異能の力を使い、強大な組織に立ち向かうのだった。
最終更新:2020-10-18 22:45:21
5497文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
風に吹かれて、音の強弱、揺られながら
最終更新:2020-08-17 21:03:43
263文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:12pt
人間と神。交わるべきではなかったふたつの存在。
ならば。
その間に生まれた私は、生まれるべきではなかったの?
今日もリノヴェルカは問い続ける。びょおお、びょおおと風の音。彼女の周囲で風が泣く。
泣かないで、と慰めてくれたあの人、
――私は。
伝い落ちる涙を、止めてくれる人は、もう……。
――私は、ひとりぼっちだ。
悲しみの風はアルティーラの台地に吹き、辺り一帯を凍らせた。
人と神との間に生まれた娘の歩む、数奇な運命のお話。
※この作品は、
http://
www.kakiko.cc/novel/novel6/index.cgi?mode=view&no=20161
及びpixiv
にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-29 20:00:00
24941文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:49pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:4pt
風たちの話しを書いてみました
最終更新:2020-02-25 17:53:01
339文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
今、街で噂になっている「夢落とし」という都市伝説。探索者はニュースや友人から話を聞いた。その夜、目を覚ますと気持ちの良い目覚めではあったが、何か様子がおかしいことに気付く。部屋を出てみるとそこは謎の白い空間が広がっていた。開いていない扉を開けるとどこかのマンションだった。外の風景は何か変で、風の音、鳥のさえずり、車や人の群れ・・・そのすべてがない。それはさながら「異空間」そのものだった。ニャルラトホテプの戯れに招かれてしまった探索者達。この世界から抜け出すことが出来るだろうか
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-21 02:30:57
6647文字
会話率:12%
IN:0pt OUT:92pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
曲が完成せずに焦っている男性。
母親は男性の夢を信じて、音楽の道に送り出しました。
それが、自分の夢に挫折しようとしている川野さんの楽譜が、夜に吹いた突風に煽られ
白い鳩のように飛び去って行きます。
追いかける川野さん。つむじを描いて回る譜面たち。
川野さんの譜面の曲が流れました。悲しい。東京に疲れてしまっている、自信を無くしている、そんな心のままの曲。
譜面の最後まで曲は流れ、止まりました。そこまでしか、書いていませんでしたから。
風は、曲の続きを奏でます。その曲は未来に光
があると信じていた頃の気持ちを思い出させました。
風は、春一番だとテレビで言っていました。
実家のある南を通ってきた風でした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-14 00:48:17
2169文字
会話率:6%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:51pt 評価ポイント:47pt
白く真っ白な世界。
そこから始まった一つの物語。
それは近く、また遠い道のり。
彼はただ好きだった。
漫画やアニメが
そのことがこんなにも
楽しいことだったなんて
出会い、別れ
衝突、悲しみ
争い、血
どの世界にもその世界の流れがある。
だから俺は迷わない。
ここにきたことも、運命だから。
最終更新:2019-12-06 20:40:20
33004文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:73pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
ヒュルル、ヒュルルと風が石牢の中で唄をうたう。ヒュルル、ヒュルルと鳴くよな音が流れている。わたくしの耳にそれが入り身に伝わる。わたくしは貴方の名前を呼ぶ、リチャード、リチャード、愛しい貴方。
最終更新:2019-12-02 10:00:00
3160文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:66pt
総合ポイント:100pt 評価ポイント:92pt
甘い匂い、のあとのことを考えていたのと、どこからともなく聞こえた風の音に、浮かんできた情景。なんでも、思ったことを言う人は、なんでも、思ったことを言えない人に、寄りかかって暮らしている。それが、人間の悲しさを生んでいる。
寒いはずが、今日は暖かい。この女は、またどこかで、誰かを眠らせるのだろうか。そのときには、冷え込む気がする。
最終更新:2019-11-17 13:27:47
1556文字
会話率:10%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
作:原案:深江 碧×文章:白井 滓太
ハイファンタジー
完結済
N2507FT
2015年ぐらいに小説家になろう等で活躍されている深江 碧(https://mypage.syosetu.com/183144/)様と合作をしていただけるという話になり、諸事情により没になっていた作品です。
最終更新:2019-09-14 22:20:48
18375文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:44pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:18pt
作:燦〜aki〜
現実世界[恋愛]
連載
N9034FQ
彼女は小さい体で
大きな声で
小さい幸せを
届けてくれた
しがないサラリーマンの立花洋介(24)独身
社会人3年目にして人生はつまらないと感じていた
毎日同じことの繰り返しの中で
ある日の帰り道に
ギターを持った女の子に出会う
そこから洋介の日々は
いつもと同じではなくなる
※ど素人が妄想と想像で描く恋愛小説です
文才はありませんので所々
見苦しいところがあると思いますが
最後までお付き合いいただけたらあ
りがたいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-03 05:05:36
20888文字
会話率:83%
IN:0pt OUT:95pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
あの風の音が聞きたいのです。
エブリスタにも投稿しています。
最終更新:2019-07-15 13:01:41
241文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
君に縋って生きる僕は
どうしようもない化け物で
君がもし居なくなったら
呼吸のしかたさえ分からない。
この坂道を走ったならどうだろうな
風の音に包まれたい。
川の流れる水の音僕は潜って光を見る。
最終更新:2019-05-18 03:00:00
446文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:66pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
美しい海、白い砂浜、潮の香、優しい風の音。
最高のバカンスと思いきや実は最悪の状況で、頭の中から見知らぬ声が聞こえてくる。
思わず会話を楽しむ勇者に待っている結末とは……。
彼を救えるのはあなたたちだけだ!
最終更新:2019-04-17 17:20:50
3636文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:99pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:24pt
そのとき、吹いた、一陣の風に
最終更新:2018-10-12 08:07:42
245文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:66pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
風の音までも曲にしたいと言った方がいますが、朝子は詩人なので月の光までも詩にしたいと思いました。(他にも出します。)
最終更新:2018-09-16 22:58:18
223文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:48pt 評価ポイント:42pt
作:神城 リーナ
現実世界[恋愛]
短編
N9435EY
台風の朝、風の音で眠れない姉が弟にした悪ふざけによって電車通学で見つめ合うだけの純愛だった男女の恋が急速に動き始める。
一話完結ー読み切りです
最終更新:2018-08-28 16:00:04
23549文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:101pt
総合ポイント:40pt 評価ポイント:24pt
検索結果:82 件