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検索結果:59 件
作:サイユウトン
現実世界[恋愛]
連載
N2461CT
気弱で冷めている故か、学校でも存在が薄く目立たない黒沼乃有真(くろぬまのありま)
密かに憧れを抱いている人はいるも片隅で眺めるだけ、高校生になったものの何も変わらない、変われる訳がない...... 陰鬱とした思いで毎日を過ごしていたそんな折、ある転機が。
放課後、教室で一人居残りで宿題をしていたのち一段落がついた所で顔を上げると辺りは薄暗くなっていた。さすがに誰もいないか、と薄暗い教室内を見渡せば男子の注目の的、もとい自分の憧れである女子生徒(芽森文音)が居残っていたことに
気づく。彼女は気持ち良さそうに寝ているが時間が時間だ、起こした方が良いのかどうか迷うものの......
『――明日の昼休みに理科室にきて――』
主人公にならざる者、黒く滞っていた彼の日常にある変化が訪れゆく。
(雰囲気に重きを置き執筆しています。ラブコメの主人公ではなく、その友人でもなく、クラスで目立たない男の子による恋愛物語です)
#投稿は未定で不定期更新です
PS、ブックマーク(pt評価)して下さった方ありがとうございます。
指摘感想を受けました故、誤解を招かないようタグ内にアンチテーゼと追記。
詳細は活動報告にて記載いたしました。
目を通して頂けますと幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 16:55:22
657959文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:415pt 評価ポイント:135pt
長年打ち込んできた空手に挫折しかけ、無気力な日々を過ごす高校生の少年・有海流護。ある初夏の晩、あれこれ思い悩む流護は、疎遠気味になっていた幼なじみの少女を夏祭りに誘おうと思い立つ。そうして携帯電話のメールを送り終えた彼が顔を上げると、周囲の景色が見覚えのない草原へと変化していた――。迷い込んだそこは、剣と魔法と魔物に彩られたファンタジー世界。様々な人との出会い、様々な敵との戦い。剣と魔法の飛び交う過酷な異世界を、流護は己が拳で切り抜けてゆく。その世界へ招かれた理由を、知らない
ままに。――拳に全てを懸ける現代日本の少年と、誇り高き異世界の少女騎士。きっと許されない出会いを果たしてしまった二人の、物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-24 19:01:43
3752318文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:109pt
総合ポイント:49918pt 評価ポイント:14422pt
ついさっきまで自室で小説を読んでいたはずなのに、顔を上げるとそこには巨大な口を開けた龍が今にも私を噛みつこうとしていた――。
日本で平凡に暮らしていた女性主人公は、ある日、異世界のルズガルという国の新王に選ばれる。
前王が玉座も国も棄てて逃げてしまったために、王を失った国は崩壊しかけていた。
長く続く暴政のせいで荒れ果てた国の王に突然なってしまった主人公は、何の政治の知識もないまま、隣国との戦争を回避するために奔走する。
■息抜きのために書き始めたファンタジー小説です。十
二国記はアニメしか見たことがありませんが、陽子のような主人公に勇気をもらったので、そういった王様を描いていきたいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-11 22:30:57
22464文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:49pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
大学受験に失敗して浪人生となった白雲遊は、どこか暗い感情を抱えて日々を過ごしていた。
19歳の誕生日に東京へ一人出掛けた遊は帰り道、足が動かなくなってしまう。その理由、自分の本心に気づいた遊は「帰りたくない」と呟く。
「じゃあ泊まってく?」
顔を上げると自分より年上の女性が立っていた。
彼女は月矢愛を名乗り、遊を家に泊まらせる。
二人で生活をする中で互いの事情を知った二人は次第に惹かれあってゆく。
最終更新:2024-02-16 07:19:20
98900文字
会話率:71%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:10pt
口の中が痒くて仕方がない。柔いものでこそげ落したくて仕方がない。
その思いを抱いたまま、彼に抱き着くと、淡い星屑の砂糖菓子を餌付けされた。
そう言う事では、そう言う訳では無いないのに。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
恋愛です。R15です。
そこまで露骨じゃないので、ご安心を。
苦手な方はご注意下さい。
最終更新:2024-01-15 18:05:06
844文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:未来が見えない太郎
ハイファンタジー
連載
N4389IN
このストーリーの主人公は上浦仁、年齢は2024年に丁度30歳になったばかりだ。それと同時に結婚もした。勿論、俺からプロポーズをしたよ。あの時は忘れられない。それから毎日は、とても充実はしているが、会社でいわゆる中堅社員のポジションのため、それ故に、最近は業務も増え、なにかしら上司から頼み事や、後輩の面倒だったり、期待と希望という眼差しみたいなもので、日々重荷を背負ってこなしている。
今日も今日とて、気苦労しながらの帰り道、電車に揺られて思いに耽っていた。なぜか、爆発にまき
こまれて、煙の方から人影が現れた。俺の目の前で、足音が止まった。顔を上げるとそれは、どこかでみたことがある、馴染み深い顔だった。そして、男は荒々しくこう言い放った。
「「「お前は、この世界の主人公ではない!」」」
『バンッ!』
俺は、男の言葉に疑問を抱いた瞬間に、どうやら、何かに打ち抜かれたようだった。血と煙、ガラスの破片がキラキラ光り、その一片一片に様々な人が見え、物語が現れた。これは、走馬灯だろうか。だけど、なぜか知らない顔、知らない風景、これはなんだ?暗闇が襲いかかり俺は、現実から去った。
そして、俺は見たこともない異世界で目覚めた。一体どうなるってんだよ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-01 20:32:18
1583文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:月城 亜希人
ローファンタジー
連載
N4753IL
この作品はアルファポリスでも掲載しています。
小さい頃から同じ夢を見るという現象に苛まれているだけでなく転校先の高校でクラスメートと上手く付き合えずノイローゼ気味になっている少年が教室で寝たふりをしていると涼やかな声に呼びかけられる。顔を上げるとどことなく夢の中の登場人物に似ている女子生徒に見下されていた。その女子生徒に強引に導かれ少年は不思議な空間に放り込まれる。そこではフェリルアトスという名の山高帽に背広姿の子供が一人で茶会を行っていた。女子生徒と共にフェリルアトスの茶
会に招かれた少年は意味不明な会話と理解の範疇を超えた現象にすべてが夢だと思い込む。だが茶会は突然凄惨な終わりを迎え少年のトラウマになる。二十三年後トラウマが原因で孤独な中年になった少年は仕事帰りのコンビニから出たときに光に呑まれ命を落とす。眩い閃光に目を開けた彼が最初に見たのは薄暗い路地で死にゆく犬の姿。それが狩りで得た獲物なのだと気づくと同時に言葉を知らない浮浪孤児と孤独な中年の二つの記憶が融合する。かつてトラウマを抱えた少年は異世界転生を果たす。そして少年をフェリルアトスに引き合わせた女子生徒もまたアリアトス聖教国を出奔した枢機卿団長ノルトエフと聖騎士団長イリーナの間に産まれ少年と同時期に異世界転生を果たす。
少年は神の御使いである案内人のラフィと出会いイスカという名を得て旅を始め、少女はオルトレイと呼ばれる何でも屋を営むようになった両親からソニアと名付けられ共に旅をする。
イスカとソニアはそれぞれの旅の中で成長し、やがて──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-11 12:21:20
44572文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
『…竹山総理!おめでとう御座います!…総理!今回の選挙について一言お願いします!総理!総理!…」
事務所に置かれたテレビからは、選挙戦の実況中継が流れていた。
桜子さんが動く気配を感じ、僕は報告書を書くのをやめて顔を上げる。
緩いウェーブのついた長い髪、ハイウエストのタイトスカートにハイヒールの後ろ姿。
テレビの前に立つ桜子さんのせいで、僕の席からは桜子さんのお尻しか見えない。
「Éminence grise…」
桜子さんが呟いた。
絵画から読み解くストーリー
。
桜子探偵事務所です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-10 11:02:59
4603文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:208pt 評価ポイント:196pt
作:Kurosawa satsuki
ヒューマンドラマ
短編
N1309IK
旅人書房に、星空出版社の職員がやって来た。
「貴方にお届け物です」
出版社の職員を名乗る小柄な男から渡されたのは、しわくちゃの茶封筒だった。
何が目的なのか?
なぜ俺なのか?
聞きたいことは山ほどあるが、
それよりも、中身が気になるので、
彼の前で封筒を開ける。
その中身は、予想通り図鑑位の大きさの本だった。
古びた錆色の表紙には何も書かれていない。
勿論、作者も不明。
そして、所々に爪痕や切り傷がある。
「やれやれ、これの送り主は何がしたいんだ…」
顔を上げると、そこにはも
う男の姿はなかった。
恐らく、この本のテーマは“別れ”だ。
開いた瞬間に目に入った目次を見れば分かる。
もしかして、この本を書いたのはあの男なのか?
そんなどうでもいい事を考えながら、
俺はページを捲り、
この本を最後まで読むことにした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-05 22:00:00
10759文字
会話率:12%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「ミリアム。今日ここで、君との婚約を破棄させてもらう!」
公爵令嬢ミリアムの婚約者であった王太子アシュトンが突如そう宣言し、パーティーは混乱の渦に叩き落とされた。
「そっ、そんな……!」
ふらつくミリアムを抱き止め、彼女の父バーナードが激高する。
「王太子よ、なぜだ!」
アシュトンはふんと鼻を鳴らすと、理由を述べた。
「だってミリアムは、アンドロイドだよね?」
ミリアムが顔を上げると、首から「ウィーン」と機械音がした。
婚約破棄から始まる、メカニックハートフルコメデ
ィ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-30 14:01:12
3442文字
会話率:62%
IN:0pt OUT:49pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
田中 遥斗 (タナカハルト) 17歳。
とある高校2年生だ。
俺はいつもクラスの陽キャ共に虐げられる生活を送っていた。「購買の限定パン買ってこい」だの、「出世払いで返すから金貸せ」だの、もう沢山だッ!
――しかしある日、小休憩の時間にいきなり赤い魔法陣のようなものがクラスを襲った。
クラス中がパニックになる中、俺だけは目を輝かせていた。
遂に来たッ!異世界転移!これでこんなカス生活とはおさらばだぁぁぁぁあッ!!
――目が覚め、顔を上げるとそこは中世ヨーロッパのような王宮の
中であった。
奥には王様が王座に座り、左右には家臣が仕える。
―乳房の大きい女性が口を開いた。
「あなた達は、我々が召喚しました。この世界は魔王の作り出す魔物でピンチなのです」
そして突然、”スキル水晶”なるものに手を触れさせられる。陽キャ共は強力なスキルを手に入れ、ガッツポーズをする。
⋯次はいよいよ俺だ⋯ッ!
そして空間に映し出される、ステータスとスキル。そのスキルは――”造形”。土属性の物の形を変えるスキルだ。
「お、お前、”造形”とか⋯粘土こねるだけじゃねーか!www」
クラス中で笑いが巻き起こり、俺は赤面。
王様たちも、ため息をついている。
⋯⋯ねぇ、俺の最強異世界生活はどこ行ったの??折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-12 19:59:19
33156文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:76pt
総合ポイント:220pt 評価ポイント:144pt
朝から夢の中で失恋した時のことを思い出した『私』こと草刈愛美(くさかりまなみ)は憂鬱な気持ちを抱えながら高校へと向かっていた。騒がしい教室の中で知らず知らずのうちに負のオーラが出ていたのか机に突っ伏す私の周りには誰一人近づかない。それでも、何だか少し悪い予感がしていた私からしたら丁度良かった。しかし、すぐに私の悪い予感は的中する。机に伏せ、見るからに不機嫌だと分かる私に誰かが話しかけて来た。顔を上げるとそこには幼馴染の会田咲(あいださき)の姿があった。彼女は私の親友であり、そ
して……私をフった相手でもある。あの後、すぐにクラスメートの男子と付き合い始めた彼女は、まだ彼女への愛を引きづっている私に対して彼氏との惚気話をするなど私の嫉妬心を煽るような言動を繰り返していた。という訳で今日もそんな感じかと思っていたが何だかいつもと様子が違う。「何故なのか」と問う私に対していつもよりも気合が入った装いをする彼女は私の耳元で衝撃的な一言を放ってくるのだが……
これは私と彼女の歪な『恋』の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-15 19:11:22
9999文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:282pt 評価ポイント:230pt
僕が顔を上げると、空が落ちてきていた。
最終更新:2023-06-18 21:45:28
990文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
都内某所の一軒家に住む高校生、高柳ユイトはトイレへ行こうとし階段を踏み外してしまい顔面から落ちてしまった。顔を上げるとそこはなんと中世ヨーロッパの繁華街であった!そんな鈍臭い主人公と他4名が繰り出す異世界物語!
最終更新:2023-05-05 16:29:39
66038文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
.0
ある日の朝、目を覚ました俺は、机に用意されていたパンを食べながら通学路をダッシュで駆けていた。
そんな時、ある曲がり角の横を通り過ぎる時にその方向から大きな声が聞こえてきたのでそっちの方を向くと、眩しい光が見えたと同時に、俺の体に突き刺さってきた。
その光に吹き飛ばされて壁に衝突した俺はそれと同時に気を失ってしまった。
その後、目を覚ました俺が勢いよく顔を上げると、何かとてつもなく硬い何かに額をぶつけて反動で枕に再び叩きつけられる。
俺は額を手で抑えな
がら、気持ちを落ち着けて目を開ける。
すると俺の目に映ったのは『女子制服を身に着けたロボット』だった。
目を瞑っているそれは、俺が起きたことには気づいていないようだったので、俺は小走りで保健室を後にする。
その後教室に戻る途中、俺は今朝の通学路で起きたことと保健室にいたロボットについて考える。
俺がすべて解決して手を打って一人で頷いていると、後ろから話しかけられた。
俺が振り向くと、そこにいたのはさっきのロボットで、話を聞くと教室の場所がわからなくてので俺が起きるまで待っていたらしい。
職員室に行けばいいのに、と思いつつ学年を聞くと俺と同じ教室だったので一緒に教室に行くことにした。
教室に着くと、遅刻した俺は叱られて、ロボットは転校生らしく皆に紹介されていた。
その日、結局ロボットとは離れた席だったので特に会話もないまま学校は終わってしまった。
帰り道、俺が吹き飛んだ現場を見に行くと、壁に亀裂が走っていて崩れかけていた。
よく俺生きてたなと思いつつ歩みを進めようとすると、足に何かにぶつかったので下を向くと、目を回して倒れている白衣を着た女の子が居た。
俺がどうしようかとあたふたしていると、後ろから『博士』と呼ぶ声が聞こえて、転校生のロボットが走ってきた。
そのロボットは女の子を抱えて目を覚まそうと揺らしているが、女の子が目を覚ます気配がない。
俺はその様子を見ていることしかできなかったが、次第にロボットの目が光って青色のビームが女の子を直撃したが、直後に女の子は起き上がった。
後で知るが、どうやら今の自分の感情や必要な効果がビームとして出るらしい。
これは、そんな感情豊かなロボットとの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-02 01:56:28
77444文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:88pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
机の古びた木の香り。
窓からそよそよと入ってくる、ひんやりとした秋の風に、私の長い髪が揺れる。
放課後。
誰もいない教室の窓際の席で、私は腕を枕がわりに俯せて寝ていた。誰もいない教室でこうして眠るのが、私の好きな時間だった。すると。
「あの、日生さん…気分悪い?大丈夫?」
そんな声がして顔を上げると。
「あ…」
同クラの芹澤君が、私の席から少し離れた場所で立って、心配そうな顔をしながらこちらを見ていた。
芹澤君…私は何故かいつも、彼のことを目で追
ってしまう。話したこともほとんどない…けど、何故かすごく気になる存在だった。
そんな彼に、私は突然言ってしまう。「好きです」と…
すると、彼は──────折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-14 12:40:41
2172文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:214pt 評価ポイント:190pt
薄暗い森の中、小鳥の囀りよりも不気味な怪鳥ががぁがぁと鳴き喚く、人も住まない未開の地ー。
じっとしているのも暇だからわたしは日課として散歩する。
目的地もなくだだうろうろと歩くだけ。疲れたら適当に横になるだけ。だけどこの森から出ようとは思わない。ここはわたしには安全な場所だったから。
「そこの者!少し待つのだ!!」
突然の大きな声で散歩していたわたしはビックリして振り向いた。
反射的にその声のする方を見やると馬に乗った素敵な服を着た少年が居る。
なんかキラキラしてるなぁ~と一
瞬見とれてしまったけど…
うわーーーわわわーー
わたしはずりずりと後退りし充分に距離を取ってから腰を90度曲げて頭を下げた。
どこからどう見てもエライ人ってのが分かるから。
なんでこんな場所に人が居るの?
迷子になった?
頭を下げたまま声も出せずじっとしていると、彼はどうも馬から降りたらしく草を踏む足音がこっちに向かってくるのが聞こえた。
勘弁してよ…
わたしはドキドキ早くなる心臓の脈動に恐怖を感じ冷や汗を吹き出した。
「お前…何者だ?」
彼の鈴を転がすような声が聞こえた。
何者とはどういうこと?
わたしは一瞬何を言われたのか分からなかった。
「わ、わたしはノイといいます…」
緊張のせいか声がちゃんと出ず掠れてしまった。
冷や汗は止まることなく流れ続けて体もわなわなと震え始める。
「……ふぅ…何者かと聞いたのだが答える気はないのか…」
えっ?
わたしはわたしなのに…ただのノイとしか言いようがないのに…もしかしてわたしは化け物か何かに見えてる?
どうしよう…もう人にも見えない姿になってしまったんだきっと…
もう終わったのね…
わたしはこのままこの薄暗い森の中に打ち捨てられると覚悟を決めたら涙がとめどなく流れてきた。
頭を下げたまま地面の草に雨の様にぽつりぽつりと雫が零れる。
「顔を上げよ」
「はい……」
彼は泣いているわたしに冷たくそう言った。
わたしは鼻声で返事をし、涙を拭うこともせずゆっくりと顔を上げる。
わたしの視線が徐々に彼の素敵な白地の洋服の足元から腰元へと上がり胸元で固定される。
汚れ元の色を失くし長い年月で風化し始めたわたしの服と違い綺麗な刺繍が施された洋服ー。
わたしには一生縁のない素敵な服を滲む目で見つめる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-28 08:26:46
1878文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:テキトー小説
現実世界[恋愛]
連載
N7618HP
小牧 新(こまき あらた)、17歳。
【普通】の高校生だ。
「あらた~……焼きそばポアン買ってこい」
ドカッと、おれの机の端にシューズが二足並んだ。しなやかに伸びるのその肢体は、スカートの先の絶対領域、そしてその先へ。
ふとそのおみ足の持ち主の方へ顔を上げる。
なんていうか、もう。一言でまとめれば、そう。
とんでもねぇ美少女だった。
「はぁ。またか……。なんだよポアンって」
「パンだアホ」
「へいへいお嬢様。しばしまたれい」
「たっしゃで」
さて、ここらで修正し
よう……"美少女に奴隷として飼いならされている"【普通】の高校生ですけど、なにか?
どうでもいいような青春で、どうでもいいようなことを美少女にせがまれる。そんなどうでもいいようなラブコメです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-05 15:30:55
24170文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:66pt 評価ポイント:50pt
「あなたがユウさん?」
プレイヤーネームを呼ばれ、顔を上げると目の前に立っていたのは学園の天使様!?
サービス終了から始まる普通な男子と学園の天使様が織り成す甘々な恋愛物語!!
ゲーム内で長年一緒にプレイしてきた気の合うパートナーが思いもよらない人物で、今までの生活がまるっと変わる!そんな感じの作品となっております。
作者自身、恋人なんていたことないですし、初の小説ということで、拙い部分が多々あるとは思いますが、誤字脱字報告、またご意見等々して頂けたら幸いで
す。
私の脳内にある2人の甘いストーリーを少しでも皆様と共有出来たら嬉しく思います。どうぞよろしくお願いします!
連載したいとは思っておりますが、リアルでの事情もあるので1話投稿後続きは少し間が空いてしまう可能性があります。ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-27 19:00:00
368934文字
会話率:67%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:726pt 評価ポイント:410pt
桜舞う出逢いの季節!
新しい高校生活に胸を弾ませた通学路でいきなり曲がり角で人とぶつかり尻もち転倒。顔を上げるとそこにはイケメン(国宝級)が。
少女漫画的展開にドキドキが止まらない!?……なんてトキめくことなく「ただの災難だ」と割りきり登校すると、なんと入学式の生徒代表スピーチに今朝のイケメンの姿が!
なぜお前が!同じクラスってなんじゃそりゃ!?
次々重なるハプニング&彼のアピール(?)に屈するわけにはいかない!
絶対にトキめくもんか!!
青春と恋と小競合いと。
二
人の形容しがたい関係は一体どこに終着する……!?
※この作品はエブリスタに掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-14 17:52:36
14293文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「あなた。ちょっと、そこのあなた」
室内に響いた先生の声に顔を上げると、僕を見ている先生の視線と僕の視線がぶつかった。
先生の視線を受けつつ、僕は自分の鼻先をさし、自身が呼ばれているのかをジェスチャーで確認する。僕のそのしぐさに、先生は大きく頷くと手招きをしてみせた。
「そう。あなた、あなたです。私に付いていらっしゃい」
先生に連れられてやってきた部屋。自分の名前と同じ呼び名で呼ばれているその部屋で、僕は箱庭の世話をすることになった。
*「エブリスタ」にて
先行公開中!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-23 15:00:00
8000文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
高校生3年生、黒野霊司は訪れた雪山で不運にも命を落とした……はずだった。
どういう訳か再び意識を取り戻した彼が見たのは自分が知っている世界とは似ているがどこかが違う世界。その世界には魔法が存在したのだ。
自身に何が起きたか分からないまま、呆然とする彼の前に突如現れたのは神と畏れられる異形の存在。
そしてその神は不定期に現れてはその世界の人間達を抹殺して回るのだった。
突如として襲われた災難に逃げ惑う霊司だったが、間一髪のところで何者かに命を救われる。
安堵した彼が顔を上げると
そこには死んだはずの幼馴染み、結花と同じ姿をした少女が立っていたのだった。
そして命を救われた直後、霊司は突然助けられたはずの少女に刃を向けられ問われる。
「どうして死人が動いているんだ!?」
はたして少女の発言の意味とは。
神と畏れられる異形の正体。
似ているがどこか違う世界。
人々から死人だと認識される自分。
これは魔法が存在する世界でただ一人、魔法が使えない彼が、とある約束を胸に神に立ち向かい、そして世界を救うまでのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-18 18:08:42
437文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:71pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:たつだるま
現実世界[恋愛]
完結済
N8987HM
あたしのカレは浮気者だ。しんちゃん。同じ学部だから大学でも一緒にいることが多い。
周りの友達もあたしたちが付き合っていることは知っていて、いろんなことを教えてくれる。
例えば、あたしじゃない女の子と買い物してたとか、あたしじゃない女の子とカラオケから出てきたとか。
「なんか、あった?」
頭の上から声が降ってきた。驚いて顔を上げる。
「あ…えと…」
「あ、やっぱりあさみちゃんだ。」
「え…あたしだってわかってて声かけたんじゃないの?」
「んーん。あさみちゃんな気はしてた
けど、4割ハズレかなって。」
「あたしじゃなかったらどうする気だったの?」
【更新ペース】
・完結することを約束します。(結末まですでに書き終えたものを改稿しながら掲載していきます。)
・毎週月曜日の22時に更新します。
・1回の更新で複数話を掲載します。文字数で3,000字程度を目安にしています。
・完結まで10回前後になると思います。
※ご留意いただきたいこと
・復讐劇ではありません。
・浮気表現を多分に含みます。(R15の理由①)
・R18ガイドラインに抵触しない程度の性的表現を含みます。(R15の理由②)
・ノンフィクションではありません。フィクションです。作者の体験談では決してありませんし、私の友人にも何の関係もありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-23 22:00:00
42483文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:2pt
勤めていた会社が倒産し、入っていた寮から追い出された男はその日の宿を求め、宿泊施設のある隣町へ向かっていた。田舎過ぎてバスもなく、頼りは自分の足のみだ。疲れて休んでいた男は車のエンジン音を聞き顔を上げるが、その瞬間、空を舞った。
疲れきった男が人外(男)に一目惚れされ、求婚される話。
他サイトにも掲載しています。
最終更新:2022-05-15 21:33:37
3380文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
作:suturi
現実世界[恋愛]
完結済
N4699HN
県大会トップ3に入るほど足の速い夏蝶。風を切って走り、リレーでも一番になる。そんな夏蝶と正反対に、少年・カエデは子どもの頃の交通事故で左足をひきずって歩いていた。
家に帰りたくない夏蝶は、夏休み前に図書館に入り浸るようになり、図書委員のカエデと仲良くなる。夏蝶は、兄二人が医学部に進学している医学系の家系だが、「女の子が医者になる必要はない」という父親の言葉で、家に居場所がない。医療ミステリーや医療本を読むことだけが楽しみだったが、夏休みの間は読む本がないと悩んでいる。カエ
デは入院生活が長かったため、本を沢山もっていた。夏蝶は、カエデから本を借りるようになって急速に仲良くなる。
事故にあって左足をひきずっているカエデ。本来なら普通に歩けるくらいに回復するはずだったが、処置やリハビリが悪くて引きずることになった。頭がいいのに、医学部に進学させてもらえない夏蝶。現状に満足できない二人だったが、蝶のように空の向こう側に羽ばたいて行きたい=自分の夢を叶えたい、と話すようになる。
カエデは東京に行くという夢を持つようになり、夏蝶も、一緒に東京に行くと決める。
だが、夏休みの終わり。夏蝶の誕生日に公園で待ち合わせをした二人に悲劇が訪れる。カエデが、交通事故で死んだのだ。子どもがひかれそうになったところを助けようとしたという。車は子供の姿を見た瞬間にハンドルを大きく切っており、まっすぐにカエデだけを轢き殺したという。カエデは誰も救うことができず、踏みつぶされた蝶のように死んだのだ。遠くの青い空を見ることも、もうできない。秋の名前をもつカエデは、秋を迎えられなかったのだ。
高校を卒業した春。卒業式を出たその足で、夏蝶は駅に向かう。自力で二時間かけて歩くしかなかったのだ。リュックサック一個におさまった引っ越し道具。専門学校には受かったけれど、本当にうまくやれるかは分からない。そう思った時、目の前に、蝶が羽ばたいた。はっと顔を上げるが、蝶は消えてしまう。そうだ、まだこんな寒い時期に蝶がいるはずがない。夏蝶は走り始める。一瞬の風になり、あの青い空の向こう側に、羽ばたくために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-15 01:01:52
38263文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:36pt 評価ポイント:30pt
15歳の林美郷はそれといって夢もなく、かといって別のものもない平凡なやつ。
小さい頃は仲の良かった友達ともだんだん距離ができた。「つまらない」
今日から夏休みのため親に言われて部屋を片付けていた時、少し茶色くなった紙を見つける。
―はいけい15さいのぼくへ―
もう、あの頃には戻れない。そう思い、顔を上げると_
今、将来について悩んでいる貴方へ
少しだけ時間をください。
最終更新:2022-02-03 20:55:27
2369文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:65pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ふとラベンダーの香りがして顔を上げる。
するとそこには主人公である巴菜の相棒、咲菜がいた。
「この事件が解決するまでこのラベンダーの香りのリンスは変えないの。」
と咲菜。
二人は3年前から探偵をやり、たったの一度も迷宮入りしたことはない巷では有名な名探偵だった。
その二人が全力の覚悟で挑む「連続殺人事件」。
果たして……。
最終更新:2021-08-13 23:12:30
6077文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
作:くろ飛行機
ローファンタジー
完結済
N3186HC
――――――ブラッディ・クリスマスって知ってる?
大学生の西京未華子は、友人の真紀の一言に顔を上げる。
世間がクリスマスで活気づく12月15日に、真紀が語るクリスマスにまつわる都市伝説が、未華子の記憶を呼び覚ます。
――――――血に染まった、1年前の出来事を。
最終更新:2021-07-21 21:00:00
18867文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:86pt 評価ポイント:76pt
夏休み、クワガタ取りに出かけた双子姉弟の千秋と春樹。
道路で転び、顔を上げるとそこは中世ヨーロッパ風の異世界だった。
持ち前の知識、技術を使いその日暮らしをしながら、元の世界に帰ろうと奮闘する‼️
そこでは色々な出会い、別れがあり…。
笑あり、涙あり、恋愛あり、怪談あり、なんでもありの異世界転移小説‼️
最終更新:2021-06-06 09:35:11
3246文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:65pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
作:スリムハウス
空想科学[SF]
短編
N2189GX
気がついたら、すすきの生い茂る中にいた。すすきの周りには森が広がり、人はおろか、動物も虫もいない。
タイムマシンで一日先の未来に行って、帰ってくる実験をしたはずだったが、そこは一万年先の想像し得ない世界だった。
孤独の身から解放されたい。人と会いたい。そう思っていたとき、視線の先にある丘の上に人の輪郭を見つける。
会いたい一心で、大声を出す。
輪郭はこちらを振り返ったように見えた。
一歩踏み出したとき、足を取られ跪いて目線を落とす。
再び顔を上げると、丘の上に人
の輪郭が見えない。
もう一度大声を出して輪郭を呼ぶ。
輪郭があったはずの丘に向かって歩きだす。
すすきを抜けると、深い溝が現れる。
飛び越えなければ先には進めない。決死の思いで飛び越える。
飛び越えた先の丘を目指して歩く。
頂上に登ったが人は見つからない。
絶望すると、今、歩いて来たすすきの方向から声が聞こえる。
振り返ると見覚えのある建物の廃墟。さっきまで居た研究所に見える。
混乱する意識のなか、また声が聞こえる。
視線を声の方に向けると、その瞬間から世界が薄れていく。これで元居た時間に戻れる。
そう思う中、意識が消えていく。
目を覚ました。そこはすすきの中だった。
目を上げると、丘の上に人の輪郭を見つける。大声で叫ぶ。
その輪郭はこちらに振り返る。その輪郭に会おうと、足を踏み出す。
足を土にすくわれ跪いてしまう。
再び視線を丘に向けると、人影は消えている。もう一度大声で呼びかける。
丘の上にいるはずの人に会うために歩きだす。
すすきを抜けると溝が広がっている。飛び越えなければ先に行けない。
飛び越えようとする姿勢に構えたとき、違和感を覚えた。
同じことを繰り返してはいないか。丘に登るまでの体の動きがなんとなく分かっている。気持ちとは別に体が勝手に動く。そして丘を登りきった。
そこに声の主はいない。それはなぜか。今は分かる。声の主は私自身。
二度の声を聞いた後、意識が消える。
三度、目覚めたとき、またすすきの中にいる。
これからの行動は体も頭も分かっている。繰り返される同じ時間。
絶望の中、心は白けていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-12 10:00:00
20266文字
会話率:4%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:16pt
【以前投稿した短編『追放された元男爵令嬢ですが、今はマタギやっています』の全三話完結連載版です】
「伏せてっ」
唐突に聞き覚えのある声が辺りに鋭く響いた。本能的にその指示に従い、その場に這いつくばった瞬間、頭上を掠めるように次々と七条の赤い閃光が迸った。髪の毛が焦げたような嫌な臭いが辺りに充満する。恐る恐る顔を上げると、先程まで涎をたらして血走った目で俺を睨んでいた魔獣の頭蓋は無惨にもすっかり……止めておこう。とりあえずしばらく肉料理は食べられそうにない。
「は~間一
髪で間に合って良かった。あら、近衛兵のゴードン様じゃないですか。お久しぶりですね! 私、王国から追放されたルイズですけど、覚えていらっしゃいますか? 今はマタギをやっているのですが……」
国外追放された俺の尋ね人が、聞いたこともない職に就いていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-20 20:46:05
16740文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:30pt
総合ポイント:1598pt 評価ポイント:1302pt
「伏せてっ」
突然、聞き覚えのある声が辺りに鋭く響いた。本能的にその指示に従い、その場に這いつくばった瞬間、頭上を掠めるように次々と七条の赤い閃光が迸った。髪の毛が焦げたような嫌な臭いが辺りに充満する。恐る恐る顔を上げると、先程まで涎をたらして血走った目で俺を睨んでいた魔獣の頭蓋は無惨にもすっかり…止めておこう。とりあえずしばらく肉料理は食べられそうにない。
「は~間一髪で間に合って良かった。あら、近衛兵のゴードン様じゃないですか。お久しぶりですね!私、王国から追放されたル
イズですけど、覚えていらっしゃいますか?今はマタギをやっているのですが…」
国外追放された俺の尋ね人が、聞いたこともない職に就いていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-11 20:32:24
7191文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:14168pt 評価ポイント:12638pt
作:しののめめい
ローファンタジー
短編
N1559GV
前世の記憶がよみがえったのは無実の罪で幽閉された後だったユージニア・ダンカン侯爵令嬢。
引きこもり生活を苦としないユージニアはある日、壁の向こうの部屋を開けてしまうと、そこにはゴーストがいて…。
ゴーストと過ごす快適な生活!
…椅子に座ったまま寝てしまった…
体が痛い。
昨日はオンライン飲み会をしていて、缶チューハイに酔って寝落ちしたみたい。
テーブルに突っ伏したまま目を開ける…
最初に目に入ったのは、栗色の波打つ髪の毛だった。
オンライン飲み会で、仮装したっけ?
これは、去年の忘年会で使ったウイッグを被ったまま寝てしまったのか…
ウイッグを取ろうと栗色の毛を引っ張る。
痛い!
なんで痛い?ウイッグなのに!
顔を上げると見たことない部屋だった。
まるで明治や大正時代の迎賓館の内装のようだ。
古びた壁紙に、昔は高級であったであろう絨毯、古い洋書が並んだ本棚に、古めかしいカーテン。
この部屋、何?
昨日の記憶を辿る。
自粛期間で在宅ワークをしていた私は、同僚とオンライン飲み会をする事にしたんだ。
飲み会中に、お酒がなくなってしまって、コンビニに行く途中の横断歩道で、トラックが…
いや。待て待て。
昨日は、それどころじゃない!
昨日は私の裁判だった。
裁判長は叫んだ
「ユージニア・ダンカンは幽閉だ!連れて行け!」
私は断罪された。
ユージニア・ダンカン侯爵令嬢として。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-03 07:11:55
16946文字
会話率:16%
IN:0pt OUT:9pt
総合ポイント:8114pt 評価ポイント:7096pt
ロリコンである悠真に、幼女である朱莉が住むことになった。
ロリコンの俺としては、すげー嬉しいに決まってるだろ?
中身の方を少し紹介。
現役高校生の俺こと悠真は、いつも学校には通わずに家で小説を書いている。
小説に出てくるヒロインは、基本的にはロリが多い。
なぜかというと、幼女が大好きだから。
で、ネタが切れてきた悠真は、気分転換がてらにショッピングモールに行く。
ショッピングモールに行く理由としては、幼女を見るためだった。
そこで、ふとある幼女と目が合い、俺はとっさに下を向
く。
「あ、あの......大丈夫ですか?」と、声が聞こえたので、俺はゆっくりと顔を上げると、そこにはさっき目が合ってしまった幼女が立っていた。
色々と話を進めていくうちに、web小説の話になっていった。
「もしかして.....悠真さんですか?」
「なぜ俺の事を知っている?」
えーと......webで小説を書いていて、しかも一年ほど前までやっていたとすると......悠真さんかなって思ったんです!」
と言う事で、この子は俺の小説を読んだことがあるらしい。
話をしていくと、その子の名前は藍浦朱莉(あいうらあかり)というしい。
その後も話をしていき、俺はこの朱莉と言う子と一緒にショッピングモールを後にした。
(ここまでが第一話の省略部分)
第四話では、朱莉の友達が出てくるのでお楽しみに。
登場人物 悠真 朱莉 ゆあ 李緒 等々......。
ちなみに登場してくる人たちは、すべて幼女です。(一部を除いてだけど......)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-08 02:03:54
10813文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:92pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
作:花小泉安重郎
ハイファンタジー
連載
N7271GR
楠木翔太郎は、机に突っ伏していた顔を上げる。誰もいない放課後の教室、廊下に出るとどこか普段とは違う、不自然さを感じる。校内を探索していると、廊下に血溜まりが存在していることに気づく。血痕を辿ってみると、消火栓の前で途切れていることが分かり、意を決して消火栓の扉を開くと、中には耳の長い金髪の少女がいてーーー。
※無能力者の主人公が、剣と魔法の世界でどうにかこうにか奮闘する物語です。
実際に異世界に行くのは3話目くらいからになります。
最終更新:2020-12-29 13:05:16
6822文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
顔を上げると、そこはパラレルワールドだった。
最終更新:2020-12-14 13:40:58
1894文字
会話率:2%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:20pt
ふと、時折顔を上げると、世界はとても美しかったことを思い出す瞬間があります。
そんな儚い一瞬の出会いや感動を詩にしました。
柔らかな言葉を、ふわりとした舌触りで仕上げました。
お楽しみいただけると幸いです。
最終更新:2020-08-31 19:57:59
1556文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:98pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:2pt
名前を呼ばれて顔を上げると、目の前には美しい顔があった。
何事もなかったように手元に視線を戻す。
「はい、本日も大変麗しいですね。」
「・・・そういうのは目を見ながら言うもんじゃないの?」
最終更新:2020-07-13 22:10:46
3840文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
いつもと変わらない通勤時間。いつもと変わらない駅のホーム。
「なぁ、あれなんだろう」
問われた声に、顔を上げる。視線の先には、長い髪を振り乱して踊る女がいた。
夏のホラー2020参加作品です。
最終更新:2020-07-12 18:24:17
5181文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:83pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:22pt
アンナの姉であるサーラが結婚することになった。
サーラに恋していたアンナの幼馴染であるマルコはそれを知って失恋し、マルコに恋をしていたアンナも失恋した。
傷心気味のマルコに無神経なことを言ってしまい、絶好宣言されたアンナは逃げ出すようにその場を後にし、気付けば昔よく遊んだ河原に来ていた。
優しい思い出に浸りながら泣いていると、「アンナ?」と声がしてアンナは顔を上げる。
するとそこにいたのはもう一人の幼馴染である、ロベルだったーーー。
これは小さな村の三人の男女の、甘酸っ
ぱい恋のお話である。
※全8話(毎日23時投稿予定)
※一話が長めで少し文字量にばらつきがあります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-24 23:00:00
52004文字
会話率:63%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:678pt 評価ポイント:532pt
この世界には勇者と魔王が存在する。
いや、"存在していた"と言った方が正しい。
人族の希望と魔族の王は自らの種族の安寧を求め争い、700年前に双方ともに命を散らしてしまった。
それから時は流れ、現在。
遂に、新たな魔族の王が誕生してしまったのだ!
だがしかし!!
人族には勇者が居ない、神からの神託も無い。
このままでは脆弱な人族の敗北は目に見えている。
最愛の娘も魔王に拐われてしまった。
だから、王様は考える。この状況を打開しうる策を。
ふと、王
様が顔を上げるとそこには、王女が魔王に拐われた事を伝えに来た兵士が目に入った。
「うん、こいつ勇者にすればいいんじゃね!」
王様はバカだった。
超がつくほどの大バカだった。
だが、状況が悪かった。
普段なら大臣達が王様を止めるのだが、今は王女が失踪したということで対処に当たっている。
今の王様を止めれる者はここには居ない!
そして王様は声高らかにこう宣言するのだった。
「お主が今日から勇者じゃ!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-15 22:33:10
3985文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
人気急上昇中のライトノベル【朱の世界】
その作者である朱音《あかね》は夜道を歩いていると転んでしまい、顔を上げると目の前に広がるのは芝生に森。その奥には村までもが見える。
……この景色には見覚えがある。現実には存在せず、自分の頭の中にだけあった場所。ここは『朱の世界』だーー
混乱する中『勇者』と出会い、自分の子供を見ているかのように感じて親しくなっていく朱音。
……俺は後に起こる惨状を知っている。このまま進めば世界は戦争で血にまみれ、疫病で汚れていく。
目
の前で目を輝かせて夢を語る『勇者』の物語は暗いままでいいのかと疑問を抱き、全く新しい幸せな物語を書きあげ、帰る事を目標に行動を始めるーー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-07 00:05:45
82552文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:66pt
総合ポイント:17pt 評価ポイント:15pt
作:ハネダタロウ
現実世界[恋愛]
連載
N7864GC
眼鏡を愛する高校二年生、目黒兼人。あだ名はメガネ。そんな彼の眼鏡は今……醜悪なデブ女の尻の下でぐちゃぐちゃになっている。意気消沈するメガネ。だが、彼が顔を上げると目の前にはデブ女ではなく国宝級の美少女がいた。歪んだ視界で目にしたデブの痩せた姿にメガネは一目惚れし、そして決心する。「僕が彼女をダイエットさせてみせる!」そうして始まったダイエット、メガネは四苦八苦の末、ダイエットの協力者であるミニマム美少女や親友の王道イケメン王子様、影薄い系ハゲなどと共にデブを美しく育て上げてい
く!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-30 21:42:47
21111文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:85pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
顔を上げると、そこは知らない世界でした。
「こっちでも…魔法、使っていいのかな?」
最終更新:2020-02-03 00:47:39
1278文字
会話率:5%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
竜胆栞里《りんどうしおり》は幼馴染の柏原有志《かしわばらゆうし》の部活が終わるのを待つ間の時間潰しに、普段は行かない図書室にいる事にした。
扉を開けるとそこには先客がいた。
栞里に気付くことも無く本に没頭する女子生徒を一瞥し、栞里は適当な本を持ち、対角の席に着き読書を始める。
栞里がふと顔を上げると、女子生徒はうたた寝しているのが目に入った。
下校のチャイムが鳴るが起きる様子が無い為、栞里は意を決して女子生徒を起こす。
目を覚ました女子生徒は栞里を見ると逃げる様に図書室を
飛び出した。
これが、竜胆栞里と睡蓮寺遥《すいれんじはるか》の、
心に傷をもつ二人の、初めての出会い。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-21 03:48:15
9358文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:86pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
水上勇人はサークルの部長・坂水木優奈の自宅の庭でバーベキューをしていた。恋人の千賀崎麻衣やサークルメンバーの大野寺祐二、浦野一樹たちとバーベキューを楽しんでいた。
すると突然、庭を影が覆った。水上は怪訝に思って顔を上げると、塀を挟んだ道路に異形の姿をした怪物が立っていた。
一方、法堂京弥総理大臣は自衛隊員たちを集めて怪物が人々を襲う映像を観せた――。残酷な描写ありは一応つけておきます。
最終更新:2019-08-30 01:15:20
13928文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
散歩帰り、スマートフォンに夢中な少年は気配を感じ、顔を上げると紫の光に包まれ、
そのまま意識を失った、、
最終更新:2019-03-18 16:52:16
2091文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
第1王子のマクシムの元に、婚約者であるアレクサンドラが服毒自殺を図ったとの知らせが届く。
でも、顔を上げると、そこには彼女の姿が。どうやら幽体離脱をしてしまったらしい。
しかも、幽体は精神体だからか、随分いつもと違う様子。
このことをきっかけに、冷め切った2人の関係はどう変わる!?
最終更新:2019-02-28 20:40:34
4892文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:87pt
総合ポイント:2633pt 評価ポイント:1913pt
二〇一八年三月十日午後十五時三十分。
吾妻市をM5の地震が襲った。
当時、居間で夫と愛犬虎徹の二人と一匹で三時のおやつ·きんつばを食べていた妙は、揺れ始めて固まった修と虎徹を抱え台所のダイニングテーブルに隠れた直後、上下に激しく揺れた。
「お、収まったの?」
「わ、わかんね」
あまりの揺れに腰を抜かした妙は、吠え立てる虎徹が自分の手から抜けるのを感じ、顔を上げ言葉を失った。
「あんた···ここ···どこ?」
妙の言葉に夫·修も顔を上げるも、また自分が見ているものがわ
からなく、小さな二つの目をぱちくりさせた。
それもそうだろう。いま、妙や修が見ているのは、大きな化物を代わる代わるやっつけている数人の男女だったのだから。
「どうして?」
「家、は?」
ふたり抱き合う周りを虎徹だけが、自由に動き回っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-02 21:16:44
3966文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:6pt
今の世界に退屈していた少年、桜木 三上は、ある日友達と東京に行った。
友達と別れてから、集合場所に向かっていると、不気味な路地裏を見つける。
友達が集合時間に帰ってこないので、ナビを使って友達のいるところに向かっていると、あの路地裏が最短で、通ることにした。
しばらく歩いていると、そこには手紙があった。
読み終わって顔を上げると、そこは奥が見えない道になっていた。
そして、そこの先に行くとそこの世界は………
未来の世界で生き残るために、力を駆使して戦う物語。
最終更新:2018-06-13 16:08:39
3362文字
会話率:3%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
検索結果:59 件