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検索結果:24 件
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作:静 霧一
恋愛
現実世界[恋愛]
完結済
N9668GS
『それぞれの傷、それぞれの想いが交差する―――』
遠野悟が通う高校には有栖川 詩という美少女がいた。
金色の髪に、大きな青い瞳はどこかのお嬢様と思わせるほどの品格を放っていた。
皆は口を揃えて有栖川 詩を"アリス様"と呼んだ。
悟はたまたま詩と一緒のクラスとなり、ちょうど彼の隣、窓際席にやってきた。
その横顔は美しく、悟は一瞬にして詩に一目惚れをし、恋をした。
そんなある日、悟は詩にノートを貸してくださいと話しかけられ、彼女に現代文のノートを貸し出す。そ
こから悟と詩は話すようになり、友達関係となっていた。
話すうちに、詩のいろいろな表情を知っていき、次第にその想いは強くなっていく。
その話の中で、詩には双子の妹の梓がいることを知った。
最初はそうなんだと受け流していたが、バイト終わりのある日、ゲームセンターのスロットコーナーで梓とばったりと出会うことになる。
だが、詩と悟が一緒に帰宅した際、先日のゲームセンターで梓と鉢合い、もみ合いとなって悟は頭を強打し怪我をしてしまった。
その謝罪にきた詩から、有栖川家で起きた6年前の事故のことを聞かされることになる。
その事故をきっかけに詩と梓は縺れた関係となり、今では梓は家出をしたまま家に帰らない非行少女となっていた。
悟は詩と梓の仲を修復するために奔走するが、彼は彼女らの壊れた家族の実情を目の当たりにする。
親の優しさ、兄弟の繋がり、幼馴染との友情、そして縺れ合う恋愛感情。
それぞれが傷を負い、痛みを背負いながらも、一歩ずつ成長していく姿を描いた恋愛作品となります。
全40話 10万文字の完結作品となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-03 12:00:00
102760文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:13pt
作:静 霧一
文学
ヒューマンドラマ
短編
N1034GS
修也と瑞葉は西朋高校の音楽科に所属していた。
修也と瑞葉は幼馴染であり、ともに音楽を学んだ仲でもある。
だが、才能とは非情なもので、瑞葉は天才ヴァイオリニストとして名を馳せていたが、修也のピアノはいまいち伸びることがなかった。
だが、瑞葉は「自分の曲を弾きたい」という悩みから、修也はピアノをやめ、作曲を勉強するようになる。
高校2年生の梅雨が明けた夏の日、瑞葉は突然「ウユニ塩湖」に行きたいといい始めた。
高校生であった修也は「まだ無理だろう」と聞き流していた。
そして夏休みと
なり、地元の夏祭り日。
瑞葉は交通事故に巻き込まれた。
車に同乗していた両親、そして弟は即死。彼女は右腕を失う大事故となってしまう。
修也は彼女を助けようとしたが、もはやそれが叶うことなく、彼女は術後すぐに病院の屋上から自殺してしまう。
修也はあまりのショックで、彼女のために書き上げた楽譜をすべてしまい込み、そして人生すらも塞ぎ込んでしまった。
それから3年が経ち、修也のアルバイトをするイタリアンレストランで、星宮という音大に通うピアニストと出会う―――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-03 23:41:08
8594文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:72pt
作:静 霧一
恋愛
現実世界[恋愛]
短編
N7514GR
『雪月症』――それは雪と共に眠りにつく病気。またの名を『白雪姫症候群』
私が中学1年生の時、クラスに「白井 姫乃」という女の子が転校してきた。
東京から引っ越してきた彼女に、田舎町であったこの中学校の生徒は興味津々であったが、いつまでたっても彼女に友達ができることはなかった。
隣の席に座っていた私は、彼女を気にかけ、話しかけた。
その日の帰り道、彼女に「なぜ東京からこんな田舎町にきたのか」と聞くと、父親が借金を背負い自殺し、母親が精神狂乱となり精神病院に入院したためだと答え
た。
私は思わず同情してしまい、この田舎町で一番最初の彼女の友達になろうと決心する。
冬休みが明け、学校に登校すると、彼女は病欠で休みであった。
私は学校で渡されたプリントを渡しに彼女の家へと尋ねる。そこには美しく眠る彼女の姿があった。
そこから事態は急変する。
彼女はいつまでたっても起きることなく、その異変から病院で検査をしたところ、彼女は「雪月症」という原因不明の病気に罹ったことが判明する。
またの名を「白雪姫症候群」といった。
私はたまに目覚める彼女のために、何日も彼女の病室を訪ね、彼女の笑顔を見るために面白い話をし続けた。
そんなある日、寒冷前線の影響で大雪となり、私は病院に泊まることとなった。
そして、彼女と共に眠りについた時、私は不思議な夢をみた―――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-29 05:52:29
9708文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:42pt
作:静 霧一
恋愛
現実世界[恋愛]
完結済
N3491GP
「―――いつもそこにはカフェオレが置いてあった」
私、上井空季は遠く恋を忘れ、日々の仕事に忙殺されていた。
高校から付き合っていた独身だった親友が結婚し、仕事でも先輩として立ち振る舞なければいけない中で孤独感に苛まれていた。
そんなあるとき、新入社員の親睦会で3つ年下の後輩「塩浦 雅也」の優しさに触れ、次第に気になる存在となっていた。
そんな彼は、いつも差し入れとして少し苦めのカフェオレを差し入れてくれた。
その優しさに心を惹かれ、お互いがゆっくりと距離を縮めていく。
時が
経ち、新年を迎えた職場で営業として「東条 匡」が中途入社がしてきた。
彼もまた、非常に優しく、ルックスがとてもいいために女性社員からの人気は非常に高かった。
そんな彼はなぜだか、私に猛烈にアプローチをかけてきた。
私はそのアプローチに戸惑ったが、塩浦くんが他の女性社員と話をしているのを見て嫉妬し、その当てつけとして、東条とバレンタインの日にデートをする。
だが、その場で女性社員とデートをする塩浦くんとばったり出会ってしまい―――
甘くて苦い大人のゆっくりとした恋愛をテーマとしております。
noteにて完結済みの作品となります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-15 19:00:00
92706文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:83pt
連日の残業で疲れ切ったある日の出来事である。
ふとした瞬間に死を直感してしまうほどに私は鬱寸前の状況に追い込まれていた。
そんな折、鏡に映ったもう一人の私がふいに話だし提案をする。
『―――夜を貸してくれない?』
私はそのまま意識をもう一人の自分へと明け渡した。
目が覚めると、パソコンが開いており、そこには一晩で製作された曲が表示されており、すでに動画サイトに投稿されていた。
曲の概要欄には私に向けてのメッセージが残されていた―――。
最終更新:2020-11-19 22:09:38
4046文字
会話率:15%
IN:0pt OUT:21pt
一匹の三毛猫が死んだ話。
最終更新:2020-09-19 18:55:51
6417文字
会話率:15%
IN:0pt OUT:93pt
あなたは「人の心」を読む力を与えられたらどうしますか?
宮地 誠は不幸のどん底にいた。
仕事では信頼をなくし、元恋人は結婚式を挙げていた。
どうしようもないと追い詰められていた宮地であったが、ある日、ふらりと立ち寄った純喫茶で、青い髪の少女と出会う。
その少女は宮地に「人の心が読めたらどうしたい?」と突然尋ねた。
そんなことは信じていなかったが、それは本当のことのようで、宮地は人の心を読む能力を授かった。
宮地は人の心を読む力を便利なものだと思っていたが―――
最終更新:2020-09-07 22:27:43
17755文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:25pt
「千歳夏帆」はいつものように由比ガ浜の浜辺で海の絵を描いていた。
彼女にとって、絵は自分自身そのものであったはずだった。
4月の鎌倉の春祭りの季節、夏帆は年下の青年「三澄海斗」と出会う。
夏帆は海斗と出会いを重ねるたびに、好意を寄せながらも、自分の弱さや情けなさが浮き彫りとなり、彼を好きであるはずなのに避けてしまうようになっていった。
季節は夏となり、夏帆は海斗の家族と海へ出かけた。
だが、不幸にも、彼は溺れた子供を助けたが、それと引き換えに溺れてしまい、意識不明の昏睡状
態となってしまった。
夏帆はパニックになったが、その時、彼のお母さんが一枚の絵葉書を夏帆に見せた。
それは夏帆が16年前、初めて描いた由比ガ浜の絵であった。
夏帆と海斗は惹かれ合うべくして、惹かれた関係であった。
そんな運命に翻弄される中で、彼は長い昏睡状態から目を覚ますが夏帆との記憶を全て失ってしまっていた―――
対照的な2人の成長とすれ違う恋心が行きかう行方が織りなす物語です。
儚げにも懸命に生きる画家と、生きるために波に乗るサーファーの成長の話になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-16 18:03:54
47853文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:68pt
私は目が覚めると、マーガレットのお花畑に寝ころんでいた。
なんだか幸せな気分だと、お花畑を満喫していると、私は遠くのほうに古びた小屋を見つけた。
好奇心の赴くままに、その中へと入ると、そこにはぽつんとテーブルとイスだけ置かれていた。
私はそこに座ると、魔法のように食事が現れる。
そんな食事を楽しんでいると、不意に現実へと引き戻される。
そこには、見慣れた部屋と彼氏の死体が転がっていた―――
最終更新:2020-08-12 22:35:58
3573文字
会話率:2%
IN:0pt OUT:90pt
作:静 霧一
恋愛
現実世界[恋愛]
短編
N8474GK
―――彼女と僕のたった一年の恋愛。
クラスで陰にいた僕は、クラスで人気者の倉宮さんに憧れていた。
そんな僕に、彼女なんかと接点が出来るはずもないと思っていたが、彼女が夜道で暴漢に襲われところを救ったことで、彼女と距離が縮まった。
それからというもの、ぎくしゃくがありながらも、彼女と恋人同士となり、幸せの絶頂にいた僕を運命はどん底へと突き落とす。
彼女は癌に侵されていた。残り余命が3か月。
僕はその間に、彼女に何が出来るだろうか―――
若者の純愛を描いた短編になります。
最終更新:2020-08-12 01:31:48
8001文字
会話率:11%
IN:0pt OUT:21pt
茹だるような暑さが身を焦がす夏の日。
私は父と母を殺害した。
大した罪悪感も湧くことはなく、悲しみさえ感じることはなかった。
私は父と母を風呂場まで連れていくと、いつものように身支度をし、手慣れた手つきで解体の作業を始めた。
私がこんなにも狂っているのは、この毒親のせいだとつくづく思っている。
そんなサイコキラーな私の人生最後の一日のお話を描いた作品になります。
最終更新:2020-08-10 00:07:27
5730文字
会話率:6%
IN:0pt OUT:79pt
――――人を殺した、十七歳の夏の出来事。
最終更新:2020-07-30 21:57:47
3030文字
会話率:3%
IN:0pt OUT:76pt
とある雑誌記者が天才画家への取材をした記録―――――――
最終更新:2020-07-27 00:47:20
6118文字
会話率:7%
IN:0pt OUT:3pt
「"サトウタカヒロ"という名前だけはわかっている」
週刊黎明の記者である仁科 美沙は、ある日懇意にしている刑事の村井に呼び出され、喫茶店で落ち合った。
村井から呼び出された理由は新しいネタを持ってきたということであったが、そのネタというのがまったくもって不可解な事件の内容であった。
2020年7月18日に起きた東武動物公園駅でのホームで身元不明の遺体が発見されたという事件の調査依頼であったが、美沙はその話に最初はなんら不可解な点を見出すことはできなかった
。
村井はその身元不明の遺体の死亡状況、検死、身辺調査の情報を美沙へと話し始めると、それら全てが噛み合わないことに興味がわき始め、そのネタの調査に身を乗り出した。
美沙は監察医、駅員と取材に回っていくうちに、身元不明の遺体である"サトウタカヒロ"の真実を知っている者たちが何かを隠蔽しているということに気づき、不信感を覚え始める。
さらに調べを進めていくうちに、美沙のほかに過去に"サトウタカヒロ"について雑誌の記事を書いた人物がいたことを知った。
その雑誌は「国立国会図書館」に蔵書として保管されており、その雑誌にたどり着いた美沙がその中身を読み始めると、そこには予想をしていなかった真実が書き込まれていた―――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-25 00:54:31
14735文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:38pt
作:静 霧一
文学
ヒューマンドラマ
短編
N5131GJ
『―――絵に囚われた少女たちの葛藤』
夏帆は妹の彩乃の絵が出展されている展覧会で"Maria"という絵と出会った。
色彩豊かな絵が並ぶなか、それは白黒で描かれているにも関わらず、最も鮮明に描かれ、夏帆は思わず感動してしまった。
それ以来、夏帆は絵を描くようになるが、なかなか上達しないことに悩みを抱えた。
そんな日常を過ごす中、夏帆は『美術室の幽霊』の噂を耳にする。
すぐに風化したその噂だが、夏帆はそれをずっと考えており、勇気を振り絞って『美術室の幽霊』へ
会いにいった―――
(※この作品はカクヨムにも投稿されております。https://kakuyomu.jp/works/1177354054905395093)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-18 21:57:05
18052文字
会話率:15%
IN:0pt OUT:46pt
作:静 霧一
ホラー
ホラー
完結済
N3191GJ
俺の朝は運悪く、電車の遅延から始まった。
人身事故による遅延により、大事な会議に遅れ、俺のせいでもないのに上司に怒られ、そのあとも散々な目にあった俺は、友人と酒を飲んだ末に泥酔してしまい、埼京線のホームで寝てしまっていた。
目を覚ますと時計は2時30分を指している。
『本日のロスタイムは九十分デス。皆さマ、弔いの時間ヲ開始してくだサイ。』
駅のホームに聞いたこともないような、アナウンスが流れ始め、電光掲示板には文字化けした謎の文字が表示されていた。
ただ唯一、「椎名カオリ」
という文字だけははっきりと分かった。
壁のホームへと来るはずのない電車が突入し、その直前に俺の前に少女が立ち、その電車に向かって飛び降り自殺を図る。
俺は思わず叫んだが、気づけば電車が突入する前の時間に何度も戻り、ついに飛び降りようとする彼女を助ける。
すると、アナウンスが切り替わり、先ほどとは違う別の電車がホームへと突入する。
そしてその中から降りてきたものは、得体も知れない怪物であった―――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-17 22:15:16
12825文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:68pt
作:静 霧一
文学
ヒューマンドラマ
連載
N8226GG
私、最上 沙也は今ラブレターの一行目を書こうとしている。
テクノロジーが発達した現代において、わざわざ手紙というものを書こうとするのは時代遅れというか、果たしてそんなに手間なことを意味があるのかとさえ思われるかもしれないが、私は手紙には魔力めいたものがあって、自分の想いに温かみをくれると強く信じていた。
宛先は、幼馴染の星野秀一だが、どうも自分が彼を好きだと知った瞬間から、どうも世界が明るくもなれば暗くもなる感覚を覚えた。
私にとって初めての「片思い」は、こんなにも私の胸を締
め付けるものなのだろうか。
そんなことを思いながら、私は震える手を抑えながら手紙の一行目を書き始めた―――
世界は不揃いな片思いに溢れている。
これは最上沙也を起点とした、その周りの人たちが抱える「片思い」を描いた小説となります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-04 19:56:56
34710文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:32pt
作:雨霧一
ファンタジー
ハイファンタジー
連載
N3759GI
主人公の南雲綾斗のクラスは教室内にいた全員が異世界に転移してしまった。自分はジョブなしの雑魚だといわれる。一方の親友の真田将継は勇者だった。王城内はどよめき拍手が起こる。
自分の情けなさに落ち込んでいる中、親友に濡れ衣を着せれた上にクラスのみんなの前で暴露されクラスからは追い出されてしまう。悲しみに打ちひしがれていると幼馴染の鷹月黒羽が俺のもとに駆けてくるとなんと俺とパーティーを組みたいだって!しかも能力をよく見てみると・・・。これって俺、勇者よりも強いんだけど・・・。
かわ
いい美少女たちに囲まれながら旅をして(英雄になる・・・?)物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-27 21:51:03
898文字
会話率:10%
IN:0pt OUT:100pt
作:静 霧一
文学
ヒューマンドラマ
短編
N0516GI
世界の終末まであと3時間。
博士はその終末に際し、次世代に人類の種を受け継ぐべく『ラム』という機械少女を作成した。
生体維持装置の蛍光色が反射する水槽の中で生きている少女は、研究所で『アクアリウムに住む人魚』と呼ばれていた。
ラムの機能は、『永久的記憶保管庫』という役割を持っており、終末後の世界を発展させるという使命を帯びている。
世界の終末が訪れ、ラムは深い眠りにつく中、永い悠久の時を海の中で漂い続け、ある時、白い砂浜で目を覚ました。
その砂浜から続く森の中へ足を踏み入れ、
ある水辺で体を洗っていると、今までの人類とは違う、エルフのような外見の新しい人類と出会った―――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-21 13:36:28
12624文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:71pt
作:静 霧一
文学
ヒューマンドラマ
短編
N5792GH
職場の先輩に恋をした後輩の話。
報われない片思い。
最終更新:2020-06-13 01:42:38
4237文字
会話率:5%
IN:0pt OUT:101pt
一匹の猫と、夢を見た天文学者の話です。
夜道で見た霞む満月と、二週間前に亡くなった自身の猫を照らし合わせて書いてみました。
キーワード:
最終更新:2020-05-09 13:11:42
6283文字
会話率:3%
IN:0pt OUT:31pt
作:静 霧一
推理
ハイファンタジー
連載
N3539GB
東京都新宿。
ある日、空閑のもとに奇怪な事件の解決依頼が舞い込んできた。
それは「死体が240年前のミイラ」となって発見されるという内容であった。
捜査を進めていると、とある黒魔術師の存在が浮かび上がる。
「黎明」
彼は組織の名を出すと、容赦なく空閑へと襲い掛かる。
彼らの目的は、「アカシックレコード」による世界支配であった。
この世界には科学世界と魔法世界という時間軸を同じくしたパラレルワールが存在する。
2つの世界の干渉を未然に防ぐために、強大な敵へと立ち向かう「メディ
エーター」
「魔楼骨董店」のオーナー「機工魔術師 空閑 時織」とその助手「ノーラ・クロイツ」が
世界支配を目論む「黎明」との壮絶な戦いを記した奇怪譚である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-18 23:50:09
85018文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:56pt
作:砂場の黒兎
SF
VRゲーム[SF]
連載
N9686EQ
不幸な事故が原因で下半身不随となった高校生、一条双葉は二年間の病院生活を送る。自然と疎遠になっていくかつての友人たちの中で変わらぬ友好関係を築いている親友、夕霧一葉にある日贈られたVRMMORPG≪シード・オブ・ユグドラシル≫。日本中に数多く存在するVRゲームとは一線を画すそのゲームのβテスターに選ばれた一葉によればそのゲーム内であれば双葉の足が再び動く様になると言う。
一葉の勧めにより≪シード・オブ・ユグドラシル≫をする事にした双葉は己のステータスをLUK(幸運)に極振りし
ていく。
――これは、一つの世界でのみ自由に走る事を許された一人のプレイヤーの物語。順調にゲームにのめり込んでいく彼女を他所に世界はゆっくりと動き始める。
◇◇◇◇◇
現在長期休載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-20 00:00:00
213631文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:29pt
作:ビッグツリー
文学
ヒューマンドラマ
連載
N4238DM
――こんな人生、やり直したい。
クラスメートから”地味子”と呼ばれる「菊地口未子(きくちくみこ)」は、そのあだ名の通り暗く大人しい女子高生。地味な存在を気味悪がられ、からかわれたりちょっかいを出されたりしながらも、我慢して”空気の存在”を演じていた。だがそれは表の顔であり、心の中では真っ直ぐに自分の意見を持っていた。しかし周りからのヒドイ扱いゆえに、自分の意見を口にすることが出来ず、いつも心の中に押し込めていた。
ある日、忘れ物をした口未子は教室に取りに戻ったのだが、いつ
もちょっかいを出してくるマジクソ三姉妹(マジでクソな三人組)に忘れ物を取り上げられていた。必死に返してもらおうとする中、口未子に悲劇が襲う。突き飛ばされ、教壇の角に右目をぶつけ大怪我を負う。
その後、鏡で確認すると右目のどこにも怪我をしていないどころか、異様な変化を遂げていた。それは真っ赤な瞳に、中央には金色を放つ瞳孔の目になっていたのだ。
帰宅後、眠る口未子は夢の中で黒いローブを纏った不思議な男と出会う。
その男曰く、口未子の異様な右目は『魔眼』なのだと言う。
口未子にはひそかに想いを寄せている男子、『朝霧一聖(あさぎりいっせい)』がいた。
唯一優しく接してくれる一聖と関わっていくようになり、その想いも次第に強くなる。
そんな中、荒くれ者の不良として「暴れタイガー」の異名を校内に轟かせている男子、『夜桜大河(よざくらたいが)』とふとしたキッカケで出会う。最初は面白半分で口未子に構っていた大河だが、徐々に想いを寄せ始める。
二人と関わる口未子は、変わることを決意する。『魔眼』の力を駆使して自分の居場所と二人を守り、そして空気であった存在からいつの間にかクラスの中心人物にまで上り詰める。
だが、口未子は『魔眼』による作用の事後までは考えていなかった。それは街の異変に気付く医療機関から始まり、そして警察、ついには特殊諜報機関までが口未子の知らない所で動き出すことになる。
口未子は特殊諜報機関所属『エイト』の策略により、”魔女”として指名手配されるようになる。全てを奪われ、激しい怒りと憎悪に満ちた口未子は、追われる立場でありながらも必ずエイトを見つけ出すと宣言する。
そして――、物語は衝撃の結末を迎える。
これは――、地味な女子高生が『魔眼』を手にしたら、どう生きていくのかを描いた物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-15 23:34:55
69610文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:50pt
検索結果:24 件
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