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『小説家になろう』サイトの更新情報を検索します
検索結果:28 件
1
所謂、普通の人。自身をそう評する絶賛就活中の私、藤見 真子(ふじみ まこ)。
駅のホームで繰り広げられる男女の痴話喧嘩に巻き込まれて線路に落ち、気がついたら異世界召喚されていた。
神官達は騒然としている。何故なら、平和の象徴となるはずの女神が二人も召喚されてしまったからだ。
「またしても、ふたりーーー」
囁き合う神官達。神官は私たちに問う。
「先代の女神様が、こんな時の為に女神であることを証明する質疑を残された。この質問に答えることが出来る者こそが次代の女神様である」ごく
り。息を呑んだ。
「問一、日焼けサロンでとことん黒く肌を焼いた様を?」
日々、真面目に普通に目立たず生きてきた非ギャルのマコには答えられず、西の端にあるガルシア辺境伯の監視下に置かれる事になる。
「異世界召喚までされて、一生牢屋暮らしなんてごめんだわ!」
護送中の馬車から逃げ出し迷い込んだ森の中で見つけた、ちいさな廃墟。軋んだ音を立てて扉を開くと、テーブルの上には水晶玉。
「魔女の書庫オープンしますか? YES or DIE 」
えっ、これ一択だよね…?震える指でYESを押してみる。すると、現れたのは宙に浮かぶ一冊の本。
表紙のタイトルは「魔女の棲む家」
ーーーゆっくりとページが捲られた。
うるさい鴉とおチビの白虎を従魔にし、本に知恵を借りつつ、自身の持つ「威力爆発」という能力で、イケメン辺境伯と街の住人達に囲まれて「魔女屋」として、のんびりスローライフするお話です。
※作家初心者※明るい主人公※ざまぁ要素は微※独自の中性貴族ファンタジー世界観(ラフでシンプルな砕け具合)(所謂、謎設定)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 19:50:21
59106文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:116pt 評価ポイント:58pt
どこか中世のヨーロッパを思わせる剣と魔法の世界。駆け出しの冒険者にして死霊術師である主人公は、今日も今日とて奇妙な依頼を引き受ける羽目になった。
〝クモの館が火事になった〟という理解に苦しむ前口上の後で、領兵部隊の現場指揮官が主人公に依頼した焼死体の鑑定とは? そして、蜘蛛男爵と呼ばれていた人物の死に纏わる謎とは? 事件の影に見え隠れする大グモは果たして実在するのか?
「デュラハンの首」・「飽食の餓死者」・「化かし合いのダンジョン」・「片腕の証言」・「震える指」・「溺
死人」・「死霊術師のお仕事」・「マコーレー子爵の災難」・「花瓶の冤罪」・「スケルトン・パズル」・「声無きものの訴え」・「墓室の闖入者」・「貴方はだぁれ?」・「死者の神像」・「斥候職のお仕事」・「オーガの像」・「難解な怒り」と同じ死霊術師シリーズです。宜しければ前十八作もご覧下さい。
R15と残酷描写は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-23 21:00:00
7650文字
会話率:66%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:328pt 評価ポイント:252pt
集合体恐怖などを持ち合わせているひとは回れ右です!精神病的な話を含みます。
最終更新:2024-01-05 18:46:18
1439文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
: どこか中世のヨーロッパを思わせる剣と魔法の世界。今回も死霊術師ギルドの陰謀によって面倒な話を押し付けられた主人公は、望みも目的も正体も判らない怨霊(?)の群れを鎮撫せよという無理難題を押し付けられる。古い祭祀遺跡を潰して畑にしたと聞かされた主人公は、そりゃ祟られるのも当たり前だろうと呆れるのだが……よくよく聞けば話はそう単純なものではなく……
祟りを為さないものを「怨霊」と呼んでいいのかという形而上学的問題は別にして、誰にも何にも怒りを向けないが故に、却って不満の理由が
判らない。彼ら「怨霊」の呟きと状況のみを手掛かりにして、主人公が辿り着いた結論とは?
「デュラハンの首」・「飽食の餓死者」・「化かし合いのダンジョン」・「片腕の証言」・「震える指」・「溺死人」・「死霊術師のお仕事」・「マコーレー子爵の災難」・「花瓶の冤罪」・「スケルトン・パズル」・「声無きものの訴え」・「墓室の闖入者」・「貴方はだぁれ?」・「死者の神像」・「斥候職のお仕事」・「オーガの像」と同じ死霊術師シリーズです。宜しければ前十七作もご覧下さい。
R15と残酷描写は保険です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-11 21:00:00
7062文字
会話率:64%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:282pt 評価ポイント:202pt
どこか中世のヨーロッパを思わせる剣と魔法の世界。死霊術師ギルドの陰謀によって面倒な話を押し付けられた主人公は、浄化も弔いも埋葬も終わって半月ほども経ってから、屍体も何も無しに降霊を行なってくれとの依頼を引き受ける羽目に。駆け出しの三下に押し付ける依頼じゃないだろうとむくれるが、よくよく話を聞いてみると、いまわの際に故人が残したダイイング・メッセージの謎さえ解ければ、死霊術に拘る理由は無いという。自分のような下っ端に対しても丁寧な口調を崩さない依頼人の態度に好感を持った事もあ
って、それなら努力の余地もあるかと話を聞く事に。
そこで明らかになったのは「七つの人形の濃い物語」とでもいうべき曰くありげな逸話と、その逸話にまつわる七体の「オーガの像」の存在で……
「デュラハンの首」・「飽食の餓死者」・「化かし合いのダンジョン」・「片腕の証言」・「震える指」・「溺死人」・「死霊術師のお仕事」・「マコーレー子爵の災難」・「花瓶の冤罪」・「スケルトン・パズル」・「声無きものの訴え」・「墓室の闖入者」・「貴方はだぁれ?」・「死者の神像」・「斥候職のお仕事」と同じ死霊術師シリーズです。宜しければ前十六作もご覧下さい。
R15と残酷描写は保険です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-25 21:00:00
5194文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:83pt
総合ポイント:304pt 評価ポイント:214pt
どこか中世のヨーロッパを思わせる剣と魔法の世界。斥候職の端くれとして、今日も今日とて地味な採集依頼に励んでいた主人公であったが、依頼品を探しているうちに少しばかり面倒なものを見つけてしまい……
「デュラハンの首」・「飽食の餓死者」・「化かし合いのダンジョン」・「片腕の証言」・「震える指」・「溺死人」・「死霊術師のお仕事」・「マコーレー子爵の災難」・「花瓶の冤罪」・「スケルトン・パズル」・「声無きものの訴え」・「墓室の闖入者」・「貴方はだぁれ?」・「死者の神像」と同じ死霊
術師シリーズです。宜しければ前十五作もご覧下さい。
R15と残酷描写は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-02 21:00:00
2716文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:334pt 評価ポイント:260pt
その少女は何度振り払っても体に積もる雪と
時折吹く風に身を震わせていた。
吐く息にかざす指は血にまみれたように真っ赤だ。
――もう駄目。
少女は指を胸の辺りに持って行き、身を丸めた。
その時、ポケットの中で何かが嵩張るのを感じた。
――そうだ。
少女は震える指をポケットの中に入れた。
中から取り出したのはマッチだ。
最終更新:2023-01-09 10:00:00
1220文字
会話率:10%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:40pt 評価ポイント:40pt
どこか中世のヨーロッパを思わせる剣と魔法の世界。過去の因縁がもとで旧知の修道士メスキットに呼び出された主人公が見たものは、密室の中で奇怪千万な殺され方をした老人であった。その状況だけでも不可能犯罪の色合いが強いというのに、何とこの老人、前日には若々しく精力的な姿であったというから、話は更にややこしくなってくる。
これは本当に「密室殺人事件」なのか?
あらゆる手懸かりが錯綜・反目する中、主人公が思い出した話とは?
「デュラハンの首」・「飽食の餓死者」・「化かし合いのダ
ンジョン」・「片腕の証言」・「震える指」・「溺死人」・「死霊術師のお仕事」・「マコーレー子爵の災難」・「花瓶の冤罪」・「スケルトン・パズル」・「声無きものの訴え」・「墓室の闖入者」・「貴方はだぁれ?」と同じ死霊術師シリーズです。宜しければ前十四作もご覧下さい。
R15と残酷描写は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-09 20:33:23
18597文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:430pt 評価ポイント:302pt
どこか中世のヨーロッパを思わせる剣と魔法の世界。厄介な屍蝋鑑定(前話参照)も何とか済ませた事だし、いざ祝杯でも挙げようか……としていたところへ、依頼人の貴族から再び呼び出しが。聞けば屍体の身許について、心許無い心当たりがあるという。自分の勘違いかも知れないので、先入観の無い目で屍体の身許を洗い出してくれという依頼を改めて受ける羽目になる。
手懸かりらしきものは幾らか見出せたものの、何れも決定的な根拠とは言いづらいものばかり。万策尽きた主人公は、死霊術による復顔に活路を見出
すのだが……
今回は前話「墓室の闖入者」の続編になります。
「デュラハンの首」・「飽食の餓死者」・「化かし合いのダンジョン」・「片腕の証言」・「震える指」・「溺死人」・「死霊術師のお仕事」・「マコーレー子爵の災難」・「花瓶の冤罪」・「スケルトン・パズル」・「声無きものの訴え」・「墓室の闖入者」と同じ死霊術師シリーズです。宜しければ前十三作もご覧下さい。
R15と残酷描写は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-08 21:00:00
8831文字
会話率:63%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:418pt 評価ポイント:304pt
どこか中世のヨーロッパを思わせる剣と魔法の世界。駆け出しの死霊術師にして斥候職である主人公、今日はギルドマスター直々の出頭命令を受けて冒険者ギルドに顔を出していた。聞けば納骨堂に屍体があったという。
墓室に屍体があるのは当然だろう、どこに問題があるんだ……と、一旦はむくれかけた主人公であったが、何でも墓所の持ち主は、件の屍体に心当たりが無いのだという。家代々の納骨堂に見知らぬ屍体が放り込まれていたとあっては、これは確かに問題だろう。だがしかし、わざわざ死霊術師を呼び出すほ
どの事でもあるまいに――と、不審な思いの主人公であったが……どうもこの屍体、一筋縄ではいかないようで……
「デュラハンの首」・「飽食の餓死者」・「化かし合いのダンジョン」・「片腕の証言」・「震える指」・「溺死人」・「死霊術師のお仕事」・「マコーレー子爵の災難」・「花瓶の冤罪」・「スケルトン・パズル」・「声無きものの訴え」と同じ死霊術師シリーズです。宜しければ前十二作もご覧下さい。
R15と残酷描写は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-04 20:37:25
7506文字
会話率:62%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:296pt 評価ポイント:170pt
どこか中世のヨーロッパを思わせる剣と魔法の世界。駆け出しの死霊術師にして斥候職である主人公が今回引き受けたのは、学識者の老人が薬草を採取するのに付き合うという、簡単な任務の……筈だった。
とことが、森の外れで見かけた足跡からどんな事を引き出せるかという老人の挑戦を受ける形で、主人公がその足跡を検分したところ、思いがけない事実が明らかになって……
「デュラハンの首」・「飽食の餓死者」・「化かし合いのダンジョン」・「片腕の証言」・「震える指」・「溺死人」・「死霊術師のお仕
事」・「マコーレー子爵の災難」・「花瓶の冤罪」・「スケルトン・パズル」と同じ死霊術師シリーズです。宜しければ前十一作もご覧下さい。
R15と残酷描写は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-04 20:33:38
6997文字
会話率:68%
IN:0pt OUT:74pt
総合ポイント:494pt 評価ポイント:354pt
どこか中世のヨーロッパを思わせる剣と魔法の世界。駆け出しの死霊術師にして斥候職である主人公のところに持ち込まれたのは、今日も今日とて不可解にして面倒臭い依頼であった。ごちゃ混ぜになった三体の骨を、一体ずつ分別しろというのである。
面倒そうな依頼は敬遠したい主人公であったが、冒険者ギルドからの指名依頼では逃げ出す事もできず、泣く泣く依頼を受ける事に。ところが、何とかなるかと思われていた骨の個人識別が、早々に暗礁に乗り上げて……
「デュラハンの首」・「飽食の餓死者」・「化
かし合いのダンジョン」・「片腕の証言」・「震える指」・「溺死人」・「死霊術師のお仕事」・「マコーレー子爵の災難」・「花瓶の冤罪」と同じ死霊術師シリーズです。宜しければ前十作もご覧下さい。
R15と残酷描写は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-02 21:00:00
3292文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:86pt
総合ポイント:396pt 評価ポイント:262pt
どこか中世のヨーロッパを思わせる剣と魔法の世界。駆け出しの死霊術師にして斥候職である主人公、面倒臭い「勇者」(笑)パーティの尻拭いをどうにか済ませた後で、指名依頼をこなしに得意客の屋敷を訪れる。そこで依頼されたのは、とある古美術品を購入してからというもの体調が優れないので、その理由を調べてほしいというものであった。
そんなの、購入した美術品とやらが呪われていたに決まってるだろう……と、内心で突っ込んだ主人公であったが、調べていくとどうもその線は薄いようで……
「デュラ
ハンの首」・「飽食の餓死者」・「化かし合いのダンジョン」・「片腕の証言」・「震える指」・「溺死人」・「死霊術師のお仕事」・「マコーレー子爵の災難」と同じ死霊術師シリーズです。宜しければ前九作もご覧下さい。
R15と残酷描写は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-06 20:28:16
4928文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:476pt 評価ポイント:336pt
海は嫌い
あの人を思い出すから
海は嫌い
あの人を思い出せないから
あの日の、あの事故の、あの出来事
手に持つ、携帯電話
約束した時刻通り、着信する
振動を続ける、携帯電話
震える指で、通話ボタンを押す
海は嫌い
あの人を思い出すから
海は嫌い
あの人を思い出せないから
※此の作品(2018)は小説投稿SNS「novelist.jp」にも投稿しています
キーワード:
最終更新:2021-12-10 20:39:55
4690文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:77pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
どこか中世のヨーロッパを思わせる剣と魔法の世界。駆け出しの死霊術師にして斥候職である主人公のところには、今日も今日とて七面倒な依頼が舞い込んで来る。今回舞い込んで来た依頼は、内容自体は単純ながら、その裏事情は極めて面倒なものであった。嘗て主人公とイザコザを起こした「勇者」(笑)パーティ、その尻拭いをしろというのである。面倒な依頼にプリプリしつつも、ギルドとの関係を慮って承知する主人公であったが……
「デュラハンの首」・「飽食の餓死者」・「化かし合いのダンジョン」・「片腕
の証言」・「震える指」・「溺死人」・「死霊術師のお仕事」・「屍体たちの告発」と同じ死霊術師シリーズで、内容的には「化かし合いのダンジョン」の後の話になります。今回主人公の活躍はあまりありません。どちらかと言うと、四バカの残念っぷりが際立っているような……
今回は少し軽めのお話になります。R15と残酷描写は保険です。宜しければ前八作もご覧下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-03 20:45:13
5263文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:89pt
総合ポイント:380pt 評価ポイント:258pt
どこか中世のヨーロッパを思わせる剣と魔法の世界。駆け出しの死霊術師にして斥候職である主人公のところには、今日も今日とて七面倒な依頼が舞い込んで来る。冒険者ギルドから名指しで依頼されたのは、複数の焼死体の鑑定であった。とある冒険者パーティーの亡骸という話であったが、主人公の見たところでは……
「デュラハンの首」・「飽食の餓死者」・「化かし合いのダンジョン」・「片腕の証言」・「震える指」・「溺死人」・「死霊術師のお仕事」と同じ死霊術師シリーズです。宜しければ前七作もご覧下さ
い。
R15と残酷描写は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-04 20:36:59
6239文字
会話率:62%
IN:0pt OUT:74pt
総合ポイント:606pt 評価ポイント:458pt
どこか中世のヨーロッパを思わせる剣と魔法の世界。駆け出しの死霊術師にして斥候職である主人公の仕事は、アンデッドの大軍を従えて敵を討つ……ようなものではなくて、もっと地道な庶民的なものである。とは言っても、仮にも死霊術師である以上、そっち系の仕事であるのは間違い無く……
地域住民の要請に従って地味な依頼をこなす、主人公の日常を描く。
「デュラハンの首」・「飽食の餓死者」・「化かし合いのダンジョン」・「片腕の証言」・「震える指」・「溺死人」と同じ死霊術師シリーズですが、今
回は主人公エルメントの日常生活的な話になります。宜しければ前六作もご覧下さい。
R15と残酷描写は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-13 20:32:12
7082文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:634pt 評価ポイント:470pt
どこか中世のヨーロッパを思わせる剣と魔法の世界。駆け出しの死霊術師にして斥候職である主人公のところには、今日も今日とて七面倒な依頼が舞い込んで来る。顔馴染み――兼、面倒な依頼主――の修道会士から依頼されたのは、溺死体が溺死した場所を突き止めろという無茶振り。いい加減にしろと言いたいところだが、修道会士の後には険悪な様子の領軍二個部隊が睨んでいるとあって、泣く泣く難題を引き受ける羽目に。
途方に暮れつつも健気に調書を読み始めた主人公の目に止まったのは……?
「デュラハン
の首」・「飽食の餓死者」・「化かし合いのダンジョン」・「片腕の証言」・「震える指」と同じ死霊術師シリーズですが、今回は再び法医学ネタになります。宜しければ前五作もご覧下さい。
R15と残酷描写は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-03 20:37:42
5283文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:584pt 評価ポイント:436pt
どこか中世のヨーロッパを思わせる剣と魔法の世界。駆け出しの死霊術師である主人公の許に、遺族からの降霊の依頼が舞い込んでくる。
しかし、肝心の死者は既に浄化の儀礼を済ませた後。これでは降霊などできない。そう遺族に伝えた主人公であったが、そこを何とかしてくれと泣き付かれる羽目に。行方不明の遺言状が見つからないと、遺族が困った事になるのだという。
自分は――少なくとも自分の主観では――探偵ではなく死霊術師だ。盗難品の捜索は、どう考えても死霊術師の仕事じゃない。そう立腹半分・困
惑半分の主人公であったが、遺族の話を聴いてみると……
「デュラハンの首」・「飽食の餓死者」・「化かし合いのダンジョン」・「片腕の証言」と同じ死霊術師シリーズです。二回のみの短編で、今回は少し暗号っぽい話になります。宜しければ前四作もご覧下さい。
R15と残酷描写は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-02 21:00:00
4203文字
会話率:65%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:668pt 評価ポイント:510pt
「ナタリー・シャテルロー公爵令嬢を、この場を持って、聖女殺害未遂の罪で国外追放とする!」
ついにきてしまった、この瞬間。震える指先を隠すように、ぎゅっと握りしめる。
何度も、嘘であって欲しいと願ったけれど、神様は私の願いを聞き届けてはくれなかったようだ。
泣き出しそうになるのを堪えて、視線をあげる。きっと、明日からは見ることのない彼の姿を、最後に見ておきたかった。けれど、それはすぐに後悔することになる。
(そんな目で、私を見ないで……)
感情のない瞳で私を見下ろす
かつての婚約者であるジョゼフ殿下は、私と目が合うと不快そうに眉をひそめた。その隣で、幼なじみのレオとエディが何も言わずに私を見つめている。
レオは複雑そうに、エディは悲しげな表情で。
(どうして、私たちはこんな風になってしまったの……?)
——『僕の幸せは君なしでは考えられない』
そう言ってくれたジョゼフの言葉を思い出して、私は涙をこぼした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-26 19:39:57
18619文字
会話率:63%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:120pt 評価ポイント:32pt
カブトムシ。昆虫。黒い。続き書けよ。
まぁいっか。
悪趣味だ。吐き気以上の嫌悪感が全身からあぶくのように吹き出て血の気が引くと共に眩暈で眩み、其れを怒りで底冷えした頭が冷やす事で正気を何とか保ち、私は生にしがみついた。
歪な欲求の要求の中に束の間の憐れみを注いだ私を呪いたくなる。
狂ってる。
四方を囲んだ画面から流れ込む動画再生サイトの映像を見ながら、こんなにも憎らしい物はないと愛くるしい猫の仕草を見ながら頬を涙が伝った。
全てが憎しみに変わる前に、あの男を殺して
やる。
あの男と同じ感覚を覚える自分を心底呪いたい、そんな感情が渦を巻いた。
今にも、破りきりそうな勢いで掴む原稿の束を女の震える指の爪が食い破ろうかとしていた。それは、最後の作品だった。其れを読み終えれば、自由が待っている、そうあの男は言った。
10日に与えれた、十篇目の小説を女は、怒りに濡れた顔で読み進め始めた。
此処等で、気分直しのティーブレーク。
劇場では先入観を捨てて、現実的作者への弾劾を慎みましょう。ノーモアSNS。ノーモア拡散。
ノーモア催促。ノーモア正気確認。ノーモア薬物疑い。ノーモアIQ確認。
心を無にして期待せずに読んでくれたら、幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-10 05:11:18
3145文字
会話率:4%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
この作品が私の全てと言っても過言は無いかもしれません。
今、震える指で此れを打っています。
どうか、最後まで読んで下さい。出来れば私の絶望に、見た世界にお付き合い下さい。
よろしくお願いいたします。
後書き。読み返してみたら、まぁ普通。書き方の問題かな。淡々としてました。ソーメン
最終更新:2020-05-20 08:26:39
5288文字
会話率:4%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「ナタリー・シャテルロー公爵令嬢を、この場を持って、聖女殺害未遂の罪で国外追放とする!」
ついにきてしまった、この瞬間。震える指先を隠すように、ぎゅっと握りしめる。
何度も、嘘であって欲しいと願ったけれど、神様は私の願いを聞き届けてはくれなかったようだ。
泣き出しそうになるのを堪えて、視線をあげる。きっと、明日からは見ることのない彼の姿を、最後に見ておきたかった。けれど、それはすぐに後悔することになる。
(そんな目で、私を見ないで……)
感情のない瞳で私を見下ろすかつ
ての婚約者であるジョゼフ殿下は、私と目が合うと不快そうに眉をひそめた。その隣で、幼なじみのレオとエディが何も言わずに私を見つめている。
レオは複雑そうに、エディは悲しげな表情で。
(どうして、私たちはこんな風になってしまったの……?)
——『僕の幸せは君なしでは考えられない』
そう言ってくれたジョゼフの言葉を思い出して、私は涙をこぼした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-02 00:02:21
18371文字
会話率:59%
IN:0pt OUT:40pt
総合ポイント:104pt 評価ポイント:34pt
ぬるり、と握った手から滑り落ちそうになるスマホを必死で掴みながら、彼女は震える指で番号を押した。
助けを求める為に。
最終更新:2018-07-24 02:15:19
1994文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:91pt
総合ポイント:13pt 評価ポイント:11pt
伝えたいけど伝えられない。
触れたいけど触れられない。
とある会社の高木さんと高橋さんのお話。
ずいぶん前に他サイトで上げていた作品のリメイクです。お楽しみ頂けたら嬉しいです。
完結まで予約投稿してますが、その後でおまけも投稿する予定です。
最終更新:2018-06-30 00:00:00
5110文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:54pt 評価ポイント:26pt
【短編 No.3】
一緒に暮らす様になってしばらく経った頃、駅前の雑貨屋で彼女が見つけてきたカレンダー。
共に過ごす日々を慈しむ様に、日付が変わるとそっと一枚、彼女はそれを破っていた。
その仕草が好きだった。
そして、その行為の先にある現実を憎んだ。
2016.12.17 初掲載
最終更新:2016-12-31 17:29:47
3970文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:49pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:4pt
作:cloverの三ツ葉の方(二百or四百文字)
ノンジャンル
短編
N6295CE
「書き出し・締め・一文・お題などにご使用下さい。」より出たお題「①涙が降ってきた」で書きたいとこだけ書いた。もっと胸が千切れるくらいの切なさとか描写出来る力が欲しい。でもシリアスなプロット組めない……。
キーワード:
最終更新:2014-07-09 23:16:05
222文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:87pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:12pt
僕はずっと好きだったあの子に告白をする。
最終更新:2013-06-07 18:00:00
1576文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
検索結果:28 件
1