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引退した元傭兵・ヴィルの元に、ある日「聖女」を名乗る妙な暗殺者・アトレーゼが現れる。
その場は撃退したものの、彼女はなんと不死身だった。その後も襲撃は続き、三度目に至ってついに正攻法では勝てないと悟ったアトレーゼがこう言い出す。
「お傍に置いてください。いつか必ずあなたを殺してみせます」
もちろん断った。……はずなのに、なぜか同居生活が始まっていた。
同じころ、無実の罪で投獄されていた青年ユラムは悪魔の手により脱獄を果たした。
彼の望みは教会に連れていかれた妹と再会すること
。しかし運命の罠と悪魔の企みによって、ユラムは歪んだ復讐心にとり憑かれていく。
元傭兵と脱獄囚。境遇も年齢も違うふたりの男と、彼らをとりまく「聖女」たちの、愛と復讐の血みどろゴシック剣戟アクション。
――すべては『家族』のために。
※流血多め、その他残酷な描写やスプラッタ・ゴア表現、(暴力的な)性描写があります
*誤字脱字報告歓迎
*カクヨム/ノベルアップ+出張中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-11 12:14:41
647700文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:264pt 評価ポイント:118pt
少年は悲しみのあまり寝込んでしまう。
そして恐ろしい夢にうなされる。
それは残虐な悪魔となった少年が、この牧場を破壊しつくす夢であった。
夢から覚めると少年は子羊たちが心配そうに見守る中で再び眠りについた。
彼の病気は子羊たちの厚い看病によって回復に向かった。
最後の夢の中で、少年はあの、赤い首飾りの雌羊に出会った。
少年は自分が海に出て旅すれば、きっとどこかで出あえると告げる。
夢の中のあなたに。
・・・
やがて「海」をめざす少年の新しい旅が始まる。
最終更新:2018-07-23 16:49:55
3807文字
会話率:11%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
ある日、この牧場にたどりついた赤い首飾りの雌羊に出会う。
彼女は説明もしていないのに、少年の海へのあこがれを知っていた。
そして自らは瓦礫に囲まれた「中の泉」のほとりに住むようになった。
少年はこの不思議な雌羊に魅かれていった。
なぜわざわざ瓦礫や茨の中ですごすのか。
そして少年に伝えることもなくどこかへ立ち去ってしまい、また帰ってくる。
ある日、雌羊は少年に茨で傷つけた後、純白の花びらを触らせる。
そのとき少年は言葉を通じることなく花の悲しみを「感じる」ことができた。
雌羊は少年が「海」に出会えないのは彼のこころに茨もトゲもないからだと告げる。
やがて少年は眠りにつく前に子羊たちに心の中で語りかけることをやめる。
言葉や観念を介しなくても、「感覚」を通して心を共有することが可能だと気づいたのだ。
そのことを雌羊に伝えようとして、彼女に近づいた少年は、雌羊が眠りにつき夢を見ているところに来た。
どんな夢を見ているのだろう。少年は何げなく彼女のまぶたに手を触れる。
しかし彼女にとって、自分の夢の中の世界は何よりも大切で不可侵な場所であった。
彼女は怒り、少年を許さなかった。
数日後、彼女は羊たちの宴のなかにいた。
少年は羊たちの歌の意味は分からないけれど「感じることができる」。
それは彼女のおかげだ。
彼女は何事もなかったように彼と会話を交わす。
彼女は夢の中の世界こそが自分にとって真実の世界だと告げる。
しかし牧童の心には彼女とまた仲良く一緒に居たり語らったりする喜びしかなかった。
彼女は彼の前からしばらく姿を消す。
そうして再び出会ったとき、彼女は夢の中へ入っていたと告げる。
少年はどんな夢かと聞く。
しかしそれは彼女の大切な世界への侵略だ。
「無神経に耐えられない相手」と言い捨てられてしまう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-23 16:44:52
4225文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
この作品は「http://poem3011.jp/kaijin/」にも掲載しています。
「海」にあこがれながら自分のあこがれを満たす海にたどり着けない少年。
彼は牧場で牧童として子羊たちを仲間に新しい生活を始めることになった。
夜になると少年はその日の羊たちのことを思い出し、言葉に出して語りかけながら眠りに入る。
最終更新:2018-07-23 16:35:46
3672文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
自殺に満ちた世界で後ろ向きに歩む青春小説。
あの世の存在が証明されて自殺者が異常な程に増えた世界。
両親が自殺、姉が薬物中毒で死んだ主人公で高校二年生の田原優介は、部員が自分と、また同じように暗い過去を持つ松波紗季の二人しかいない生物(いきもの)同好会に所属していた。
サキや友人の宏や浦路、化学教師の岡崎弥生たちに囲まれながら退廃的に日々を過ごす彼の日常は、ゆっくりと結末へと向かって転がってゆく。
キーワード:
最終更新:2011-01-28 20:09:19
2880文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:12pt
検索結果:5 件
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