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検索結果:257 件
最初、咳を出し始めたのはある民家の椅子だった。人の口のような裂け目が椅子の座る部分の凹みにできて男のように低くてそして痰がのどに絡んだように咳き込むのだ。その現象に初めて会ったある民家の女性は悲鳴を上げて椅子から立ち上がった。何しろ、いきなり激しい風が自分のお尻に吹き込んできたのだから驚くのも無理はない。その女性はお尻にべっとりとついた粘着きを手のひらで拭い取りながら咳き込む椅子を見ているしかなかった。次に咳き込んだのは教会のじゅうたんだった。やはりこれにも人の口の大きさの
裂け目ができて今度は女の声で咳き込んでいるのだ。飛沫交じりの咳はずっと収まらずに祈りをささげるどころではなかった。そして、この病は人にも伝染し始めた。街の人々はほとんどが寝込んでしまうほどだった。街から咳払いの音が消えることはなく夜はお互い耳障りで眠れもしなかった。
少年は同い年の友達ハスと共に弓を背負って街の外の丘の上に来ていた。丘の上かららせん状に爬虫類のしっぽをちぎったような紐が少しずつ重ねられてふもとまで渦巻いている。少年たちはそのらせんに沿うように丘を下って行って渦巻の端までやってきた。そこにいたのは羊の少女だった。羊の少女は爬虫類のしっぽみたいな紐を渦巻の端に重ねた。「これはね、竜のしっぽなんだよ」少年が訪ねるのも待たずに少女は答えた。「殺さなきゃだめだ」ハスが叫んだ。少年は震える手で弓に矢をつがえる。「ごめん、サーヤ」と少年が顔をゆがませ弓弦を引き絞った時、丘からふもとまで渦巻いていた竜のしっぽの連なりがうごめき始めうねり少年の頬をはたいた。少年は少しよろけながらも矢の切っ先を少女に合わせて弓弦から指を離した。矢は彼女の胸を貫いて、彼女は虚空に消えた。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-04-28 11:13:40
32770文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
僕がいた国は、遙か昔に強大な妖精の力を借りて、一代で周辺の国を従えた。それからその力を持つ者を巫女と呼び、最上の地位に据えるようになった。周辺国の供物だけで生活する豊かになった国。
男の巫女は僕だけ。能力を使わないように厳命され、あるだけで何も無い空気とされていた。
かつての王族には、興味のままに徘徊する僕が目障りで、とうとうどこでもない場所に廃棄されることになる。
かわいそうな僕に虐げられていた人達が同調して、全員で逃亡して町作る。
目指すは、なかよく楽しいのんび
りライフ! に美味しいごはん。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 22:00:00
3231980文字
会話率:7%
IN:0pt OUT:50pt
総合ポイント:208pt 評価ポイント:58pt
とある世界のイリダール王国という小国に第一王女として生まれたラリーサ・イリダール。
逸り病で亡くなった父王の代わりに、幼い弟たちが成人するまではと政務を代行し、気づけば二十代も半ば――すっかり行き遅れとなってしまったが、後悔はない。
弟たちの誰かが王位を継いだ後は、教会で祈りをささげて過ごすか、どこかの貴族の後妻として降嫁するか――とにかくのんびり過ごそうと思っていたのに、気づけば隣国の大国トリーフォン帝国の皇帝に嫁ぐことに!
相手は年下。年上女になんて興味はないだろう
し。お飾り正妃として当り障りなくのんびり過ごそうと思っていたんですけど……ね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 15:16:46
118173文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:66pt 評価ポイント:22pt
ヴィスガルド王国では、王子アラム・ヴィスケーノの結婚相手を選定する「花嫁選びの祭典」が催されていた。
大貴族グラーク家の令嬢シェルミーネ・グラークは、実家の政治的躍進のため、これに参加。
王家とグラーク家を結び付けるべく、大貴族の威信にかけて、最終選定の王宮舞踏会まで勝ち進む。
その過程で、目障りな平民出身の少女アイリ・カナンに様々な嫌がらせを仕掛けるシェルミーネであったが、そのアイリが事もあろうに王宮舞踏会まで勝ち残り、最後の競争相手としてシェルミーネと対峙する
事となる。
自身の嫌がらせを糧として成長を遂げ、今や立派な王子妃候補として眼前に立ちはだかるアイリに、シェルミーネは圧倒される一方であったが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-24 16:58:32
451735文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:96pt
総合ポイント:132pt 評価ポイント:76pt
悪魔。それは異世界にて我が物顔で暴れていた魔物で、向かうところ敵無しな存在であった。
が、ある日、あまりにも目障りな存在だったため、勇者一行により討伐されるというザマァな展開を迎え、そのまま消滅……
……することはなく、何の偶然か現代日本へと転生してしまう。しかも持っている能力もそのままだと言うから凶悪極まりない。これでは日本も風前の灯火……
……とはならず、今にも自殺しようとしていたJKと契約してしまったことから状況は一変。何せ契約者に死なれては自分もジ・エンドなの
だから焦る焦る。
そんなこんなで邪な心を持つ者から生気を奪い、壊れつつある彼女に生命力を与えるという奇妙な生活がスタート。悪魔の名に相応しい彼に狙われた者は、破滅ルート一直線。
そんな彼らの行く末とは……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 13:59:25
10360文字
会話率:61%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:10pt
人生設計は
村人Aで、当たり障りなく、領主様から土地を借りて農作業、
人並みに結婚して、毎日畑仕事して、変わらない日々を送って
死ぬのがいいとか思っていた。
僕の何が失敗だった?
できる事なんて限られる。
力がないんだ。強くないんだ。
逃げるしかないじゃないか。
本当にどうしてこうなったんだーー!!
自分を雑魚と認識しつつも様々な出会いに恵まれず、
生きること、生き残ることに苦心する
受け身体質で卑屈に育ってしまった青年の波乱万丈の物語です。
1話毎は短く(1500~3
000文字)、
誤字脱字が非常に多いです。
注意事項としましては所々きつい文章が含まれております。(特に4章,8章)
表現不足も相まって酷い状況がより強くイメージされるようです。
ご注意ください。
感想・評価は創作の励みになるので可能でしたらよろしくお願いします。
いつもありがとうございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 06:00:00
1093776文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:92pt
総合ポイント:21946pt 評価ポイント:6456pt
『スーパーヒロインズ! 卯月には障りありけり』のあとがき(めいたもの)です。本編の前に読んでくださっても差し支えありません。
当シリーズは第四部をもって、完結です。応援ありがとうございました。
最終更新:2024-04-14 06:00:00
1614文字
会話率:91%
IN:0pt OUT:5pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
魔法至上主義のグラスター王国にて。
レクティタは王族にも関わらず魔力が無かったため、実の父である国王から虐げられていた。
そんな中、彼女は国境の王国魔法軍第七特殊部隊の隊長に任命される。
そこは、実力はあるものの、異教徒や平民の魔法使いばかり集まった部隊で、最近巷で有名になっている集団であった。
王国魔法のみが正当な魔法と信じる国王は、国民から英雄視される第七部隊が目障りだった。そのため、褒美としてレクティタを隊長に就任させ、彼女を生贄に部隊を潰そうとした……のだが。
「隊長
~勉強頑張っているか~?」
「ひひひ……差し入れのお菓子です」
「あ、クッキー!!」
「この時間にお菓子をあげると夕飯が入らなくなるからやめなさいといつも言っているでしょう! 隊長もこっそり食べない! せめて一枚だけにしないさい!」
第七部隊の面々は、国王の思惑とは反対に、レクティタと交流していきどんどん仲良くなっていく。
そして、レクティタ自身もまた、変人だが魔法使いのエリートである彼らに囲まれて、英才教育を受けていくうちに己の才能を開花していく。
ほのぼのとコメディ七割、戦闘とシリアス三割ぐらいの、第七部隊の日常物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-09 21:29:57
145392文字
会話率:53%
IN:0pt OUT:107pt
総合ポイント:6300pt 評価ポイント:2850pt
作:八十島そら
ヒューマンドラマ
完結済
N2711IN
大いなる障りを、祓え。
スーパーヒロインに目覚めた、ふみか・いおん・はなび・ゆうひ・もえこは、それぞれ決意を胸に弥生と卯月の間(はざま)へ飛び込む。そこは、去年の桜咲く空満大学だった。障りはじわじわと恐るべき手段でスーパーヒロインズを追いつめてゆく……。空満の、世界の、人々の心を障りに喰まれてはいけない! 親しき人、まだ見ぬ人、憎き人……皆、私たちが助けてみせる!
この世の平和を守る役目を任された五人の学生と、いい年した次期神候補な准教授の青春物語、此にて完結!
最終更新:2024-04-04 17:00:00
103319文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:20pt
空港を飛び立ち、一時間ほど経過しただろうか。
窓の外は変わり映えのない景色。それでいい。空の旅とはそういうもの。エンジンから火が噴いているのが見えたら卒倒ものだ。機内も平穏そのもの。耳障りな音はあるが
「うるさいんだよっ!」
「あ、なにするんですか!」
おれは腰を浮かし、突然したその声の方を向いた。
通路に立つ男。その横には泣き叫ぶ子供と、それをかばうように隣の席から身を乗り出す母親の姿があった。
「さっきからずっとビービービービーうるさいんだよ! おまけに
足がこっちの席にガンガン当たってたんだよ!」
そうだ。確かにさっきからあの辺りで子供の泣き声がしていた。あの子で間違いないだろう。口ぶりからしてあの男は子供の前の席に座っていたようだ。ついに我慢の限界が来たというわけか。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-03-29 17:10:00
2091文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:月白ヤトヒコ
ヒューマンドラマ
短編
N8875IT
うちで開催されているパーティーで、家族に冷遇されている子供を見た。
なんでも、その子が生まれるときに母親が亡くなったそうで。それから、父親と上の兄弟に目の仇にされているのだとか。俺は初めて見たが、噂になる程の家族の言動。
俺、こういうの大っ嫌いなんだけど? ちょっと前に、親友が突然神学校に入りやがった。それもこういう理由で、だ。
というワケで、大人げなく怒鳴っている見苦しいオッサンと、罵倒されて委縮している子供の間に割って入ることにした。
俺の前で、そんなクソみたいな
ことしてるそっちが悪い。
罵倒されてる子は親友じゃないし、このオッサンはアイツの父親じゃないのも判ってる。
けど、赦せん。目障りで耳障りだ。
だから――――俺の八つ当たり受けろ? お前らが、その子にやってることと同じだろ。
「あなた方がそうやって、その子を目の仇にする度、冷遇する度、理不尽に叱責する度、『キャー、わたしの仇に仕返ししてくれてありがとう! わたしの産んだ子だけど、そんなの関係ないわ! だって、わたしの命を奪った子だものね! もっと冷遇して、もっとつらい目に遭わせて、追い詰めて思い知らせてやって!』って、そういう、自分の子供を傷付けて喜ぶような性格の悪い女だって、死んだ後も家族に、旦那に喧伝されるって、マジ憐れだわー」
死んだ後も、家族に『自分が死んだことを生まれたばかりの子供のせいにして、仇を討ってほしいと思われてた』なんて、奥さんもマジ浮かばれないぜ。
『母の命を奪った罪人である自分は、誰にも愛されない』だと? そんなワケあるかボケっ!!
設定はふわっと。
【では、なぜ貴方も生きているのですか?】の、主人公の親友の話。そっちを読んでなくても大丈夫です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-22 20:23:02
6368文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:9096pt 評価ポイント:8346pt
生きる事なんてやめてしまおう、そう思った琴葉の前に現れたのは耳が聞こえなくなっていく音でした。
音がくれる世界に魅了されていく琴葉は、生きる事を続ける事に決めた。
そんな二人の交際をよく思わない音の母と琴葉の父。
音の母は、何も知らない琴葉を嫌い、琴葉の父もまた耳が聞こえない音を嫌うのだった。
そんな周りの雑音《ノイズ》に振り回される事なく同棲を始める琴葉と音。
このまま順調に結婚に向かって行くのだと思っていたある日、音の母が音の元へやってくる。
音から家を追い出された母は
、帰り道に琴葉と出会い。
琴葉に音と別れて欲しいと告げる。
周りの雑音《ノイズ》が聞こえなくなって平和な日々を過ごしていた琴葉の耳にまた耳障りな雑音《ノイズ》が入ってくる。
そして、音もまた……。
自分と琴葉を取り巻く雑音《ノイズ》に振り回され始める。
聞こえるとか聞こえないとか周りの雑音《ノイズ》に振り回された二人が出す答えとは……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-16 17:40:56
33130文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
「模索する」の本文に入れてたゲームの設定部分など。
長すぎて普通に読み飽きそうだったのでごっそり削った分です。
読まなくても障りはありません。
最終更新:2024-03-15 09:41:56
3158文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:846pt 評価ポイント:570pt
現世で夫婦の二人が何故か眠ると異世界転生してしまう。
現世で当たり障りない夫婦として過ごしていたある日、森野羽奈は突然の病で
死にかけたが無事に生還。そこから夫の溺愛が始まり、リハビリをしつつ
専業主婦もまだ満足に出来ない療養中のほのぼのひた毎日を過していたある日、
普通に寝て起きたら、7歳の貴族令嬢に。
ショックで泣き晴らしているところに、同じ7歳で婚約者で貴族子息のアーサーが
見舞いに来ると、そこにいたのは、現世では6歳年下37歳の夫、
森野宏樹だった。
こっちの世界
では同じ年齢なんかい!?どうやってこっちで過ごす?
でも、色々チートがあるようで…。しかも起きたら現世のようで!?
中年夫婦で異世界立派に生きて見せます!ただし、出来るだけ
関わらずに大人しく…をモットーにしてたはずなのに…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-10 15:26:27
11354文字
会話率:14%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
東に位置する寛和(かんな)帝国の皇帝陛下は、武に長けている一方で、災いの日に生まれた子として、"障りの子 "と呼ばれ冷酷で『無慈悲な皇帝』と言われている、そんな皇帝と、間の子の物語である
最終更新:2024-02-04 11:00:00
31141文字
会話率:1%
IN:0pt OUT:68pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:霜月零@1/10『ノベルアンソロジー◆溺愛編Ⅱ』発売です✨
異世界[恋愛]
連載
N8000IP
アイヴォン伯爵家の庶子ロザリーナは、聖女である義姉のルピナに日々虐げられていた。
ルピナによく似た容姿のロザリーナは、自身の美貌に絶対の自信を持つルピナにとって、存在そのものが目障りだったせい。
伯爵令嬢としての扱いではなく、使用人と同じように働かせられながら日々を過ごしていたロザリーナに、さらなる悲劇が襲い掛かる。
「お前がわたくしの代わりに修道院へお行き!」
第二王子と婚約破棄されただけではなく、聖女としての称号すらも剥奪された悪女ルピナの身代わりに、王都の修道院へ入
れられることになってしまったのだ。
傲慢な悪女ルピナとして周囲はロザリーナを扱い、幼馴染を虐げたと第三王子にまでも憎まれ辛く当たられるロザリーナ。
彼女に、幸せは果たして訪れるのか。
――これは、理不尽に虐げられ、蔑まれ続けた伯爵令嬢が幸せを掴む物語
※他サイト様でも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-01 21:15:49
14407文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:61pt
総合ポイント:554pt 評価ポイント:164pt
作:exa(疋田あたる)
異世界[恋愛]
完結済
N5632IN
ローレンシアはクールな良家のご令嬢。というのは表の顔で、裏では人に害意をもたらす禍付きの品々を回収してまわる怪盗令嬢クロウである。
家業として兄や両親と協力し奮闘していたものの、このごろは教会から送り込まれた義妹が目障りでたまらない。
そんななか、新興貴族のオージィ男爵がいくつもの禍付きの品を持っていることが判明。そこから禍付きを故意に生み出す王都の闇が見えてきて……。
最終更新:2024-01-16 20:26:46
97070文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:84pt
総合ポイント:122pt 評価ポイント:68pt
トマト農家の娘である「みのり」は、美少女「よみ」に一目惚れ。でも十四年間会えないまま。募りに募った想いは日常生活に差し障りが出るほどになってしまいます。
まるで呪いのような運命のような想いの強さは、やがて彼方と此方の境界を開いてしまいます。そこでもまた、みのりを翻弄する出会いが。
最終更新:2024-01-05 20:03:35
17675文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:23pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
作:マグローK
ローファンタジー
完結済
N2678IN
ダンジョン探索者の荷物持ちをしていたアベ・ジンは、ある日、家族の死体を発見する。
「お前はオレたち組織の汚点だ。だから、綺麗さっぱり消えてもらわないと困るんだよ」
「そうそう。ほんと、残られると目障りだから」
「残念ですが、不要なことに変わりはありませんので」
「力なき者に、居場所は与えられない」
愕然としていたジンへ、パーティメンバー達から、追い打ちをかけるような言葉が飛んでくる。
さらには、信頼していたパーティメンバーに毒を盛られ、ジンは意識を失ってしまう。
目
を覚ますと、ジンは、自らの体が少女のものになっていることに気づく。
「私と組んで、人間に復讐しないか?」
「やってやるよ」
怪しげな魔物の神の提案で、ジンは復讐への道を歩み始める……。
これは、元善人の復讐譚。
この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-20 19:00:00
52297文字
会話率:59%
IN:0pt OUT:74pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
作:くろすおーばー
異世界[恋愛]
完結済
N2464IN
ブラック企業に務める主人公の喪女はパッケージ詐欺の伝説のクソ乙女ゲーを掴まされた主人公は癪に障り、クリアしてやろうと意気込むも余りのバグの多さに早々に諦め売りに行こうとしたところで高級外車に跳ねられその手に握られていた伝説のクソ乙女ゲーの世界へ…、前世に比べ公爵令嬢であり優しい家族に囲まれ幸せライフを満喫できると思った矢先に彼女が見たものはバグだらけのクソ乙女ゲーそのままの世界。メーカーがまともだった頃の超絶人気キャラの差分だけちょっと替えられたメーカーの看板娘とも言うべきジ
ュリアまでもが頭の中に現れて…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-26 22:15:43
13232文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:148pt 評価ポイント:120pt
作:雪月花VS花鳥風月
異世界[恋愛]
短編
N1516IN
俺達の一族の女性は先祖の悪行により女神に呪われている為に町外れの教会で暮らしている。
祖母パイアは満月の夜だけヴァンパイアになる。
母親サキは新月の夜だけサキュバスになる。
姉トラは酒の匂いを嗅ぐと虎獣人になる。
妹アドは全身が水に濡れるとドライアドになる。
祖父ミズチは水属性魔法と地属性魔法が使えるだけの普通の人なので、農業を営んでいる。
父親セイコウは聖属性魔法と光属性魔法が使えるだけの普通の人なので、神父をしている。
俺カゼヒは風属性魔法と火属性魔法が使えるだけの普通の
人なので、魔獣討伐をしている
「新人の神父が教会に赴任して来る事になった」
不味い事に新人の神父が教会に赴任して来るとの通知が届いた。
一族の呪いの事がバレるかもしれない。
「父さん、どうするんだよ」
「追い出すしかあるまい」
「農地で開墾をさせてやろう」
「書類整理でこき使ってやろう」
「家事を押し付けましょう」
重労働で追い出す事に決定した。
「サトル神父、貴方に辺境伯領の教会への赴任を命じる」
新人なのに辺境伯領の教会への赴任を命じられてしまった。
完全に嫌がらせである。
実家の治療院が低料金で治療を行っているのが、上層部の方々には目障りだったのだろう。
「分かりました」
理不尽な命令だと思ったが、抗議しても無駄だと分かっているので、仕方なく命令を受けた。
「サトル神父、貴方を女神の御使い候補筆頭と認定します。そして全属性魔法を制御する知識と無制限の魔力と規格外の身体能力を授けます」
白い翼の生えた男性から訳の分からない事を伝えられた。
これは女神に呪われた一族と女神の御使い候補達の恋愛になるかもしれない予定の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-24 17:08:42
3789文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
『レストア大陸記』シリーズの番外編ですが、短編としてお読みいただけるかと思います。
養成所時代のアーキスとリーのエピソードです。
当たり障りなく日々を過ごせればいいと思っているアーキス。
同期生の中、ひとり浮いたままのリー。
ふとしたきっかけで、アーキスはリーを気にするようになり…。
最終更新:2023-10-31 08:00:00
4321文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:66pt 評価ポイント:58pt
夜。古いアパート。そのうちの一つのドアが開いた音が室内の隅にまで響き渡った。
ギイイィと耳障りな音だ。だから出入りの時、鳴らさないよういつも神経をすり減らした。
そしてその少年は他にいくつも気をつけていることがあった。
笑わないこと。泣かないこと。喋らないこと。返事をすること。
返事が大きすぎないこと。返事が小さすぎないこと。
言われたことをすること。言われる前にすること。
殴られても泣かないこと。腹を蹴られても吐かないこと。
最終更新:2023-09-29 11:00:00
1298文字
会話率:2%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:20pt
作:夜桜ユノ【4月18日より『雑用係の下剋上』コミック発売中!】
ローファンタジー
連載
N7876IH
伝説の傭兵として戦場で死亡した主人公、宮本龍二。
死んだはずの彼が目を覚ますと学校で凄惨なイジメにあっている冴えない少年、伏見甚太に転生していた。
傭兵の超ハイスペックになった伏見は周囲を驚かせていく。
【紹介】
新作です。他には
・『山本君の青春リベンジ!~学校でイジメられてた俺が努力して生まれ変わり、戻ってきてからクラスメート達の様子がおかしい件~』
・『ライブ直前に怪我をしたアイドルの代わりにステージに立ったら、マネージャーの俺の方が大人気になってしまった件』
・『クラスで陰キャの俺が実は大人気バンドのボーカルな件』
などを書いています(大体スカッとする爽快なざまぁ系です)
作品フォロー・☆評価を入れてもらえるとやる気が出ます!
他作品も、気になったタイトルがあれば読んでみてください!
※タイトル・内容は変更する場合があります。
本作はフィクションです。
ラブコメにしようか現代ファンタジーにしようか迷いながら書いてますのでジャンルが変わることがあります(目障りだったらすみません)。
コメントは削除することもあります、誹謗中傷、責任が生じる指摘には然るべき対応を取ります。
この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-27 20:07:46
77180文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:42014pt 評価ポイント:26798pt
仕事中に頬杖を付かない。
『なるほど』は使わない。耳障り。
今まで何して来たの?
これは隣の席の彼女が上から言われた言葉である。
余りにも痛烈かつ、反論の許さない言葉に、飲み屋で彼女は愚痴を垂れる。
それでも翌日の彼女は全て従順だった。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
ざっぱで、メンタル豆腐なので、几帳面で歯に衣着せぬ物言いの人とは反りが合いません。
最終更新:2023-09-15 18:27:24
947文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:topfenstrudel
異世界[恋愛]
完結済
N9233IJ
王弟派の粛清が進むフロレンス国。
その一派だった父と継母や異母妹は隣国へ亡命した。
だが、嫁ぎ先から離縁されて実家に出戻っていたエステルはぎっくり腰を発症したために屋敷に置いていかれる。
一緒に残った亡兄の妻である義姉のマリーと共に政府の追及を受けることを覚悟した。
だが、到着した騎士隊には……。
上記作品の主人公が後にした国の話で、ほぼ関連性がありませんので単独でお読みいただいても差し障りないようになっています。
この作品は、以前別名義の時に『春先の迷い子』というタ
イトルで投稿した作品を大幅に加筆修正して再投稿したものにになります。
この作品は「カクヨム」にも投稿しています。
1話1500字〜2000字前後、全7話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-03 12:15:28
14651文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
わたしは、嫌いなモノとはなるべくなら関り合いになりたくない。
そういう性格をしている。冷めていて可愛げが無い、ともよく言われる。
だというのに、人のことをブスだ地味女だと言って、中等部入学当初からやたら絡んで来るクソガキがいる。
そんなにわたしのことが嫌いなら、無視すればいいのに。わざわざウザ絡みして、わたしに攻撃する意味がわからない。
そうやって過ごしていると、ある日のこと。
ウザ絡みして来るクソガキから、婚約を申し込まれたそうだ。「断固拒否します」と断ったのだが
――――
朝の寝込みを襲われ、飾り立てられてお見合いの席へドナドナされてしまった。
互いの両親の前でも、わたしへ暴言を吐き続けるクソガキ。そして、そんなクソガキを咎めもせず、にこにこと「照れてるだけなのよ。本当は、あなたのことが大好きなのに」というクソガキの母親。
わたしの両親も、微笑ましいという顔で笑っている。
それなら、わたしも――――覚悟を決めて、暴言を返してやることにした。
「誰がお前みたいな奴のことを好きになるか。いい加減、自分が嫌われてんの気付け。キモいんだよ。存在自体が目障りだから、わたしの前から消えてくれない?」と。
そしたら――――新しい扉が開いちゃったっ!?
「その虫ケラを見るような冷たく蔑んだ視線でっ、もっと俺を罵ってくださいっ! 駄犬を躾けるようにビシバシとっ! 俺に、あなたという存在を深く刻み込んでくださいっ!」
「誰がするかっ!?」
という感じの、『暴言クソ野郎に婚約を申し込まれている? らしいので、暴言を返すことにした』の、クソガキ新しい扉……ぶっちゃけ、ドMに目覚めちゃったバージョン。(笑)
あっちはシリアス調なのに比べ、こっちはアホなラブコメ? チックかもしれない。
設定はふわっと。
アルファポリスに掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-01 12:17:05
7229文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:1612pt 評価ポイント:1510pt
地球は耳障りで溢れている。
最終更新:2023-08-22 05:43:19
502文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「レーネが売れた! 化け物公爵が娶りたいと言ってきたんだ!」
家族に虐げられていたレーネは、祖母が残した形見の薬草と共に、化け物と恐れられる獣人、マーベリック公爵の元に嫁ぐことを決意する。
決して不安がないわけではないが、狂気に満ちた笑顔で人の不幸を喜ぶ家族の方が化け物に思えて仕方なかった。
「早く出ていけ。目障りだ」
すでに自分の居場所がないと悟るレーネは、祖母とのある約束を守るため、化け物公爵の元を訪ねる。
しかし、黒い噂が流れる残虐な公爵様の姿はなく――。
「嬢ちゃん。今は無理せずに休むべきだ」
「無理は良くない、奥方。筋肉が悲鳴を上げている」
屋敷で働く家臣の獣人たちに親切にされ、傷ついた心が癒されていく。
もしかしたら、本当の旦那さまは優しい人かもしれない。
会えない気持ちで思いが募り、妄想という名の恋心が芽生え始めるのだった。
「はぁ~。私の旦那さまはいったいどこに……」
一方その頃、レーネを売り払った家族の元には、なぜか次々に災難が押し寄せてくることになり……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-09 20:13:04
206618文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:85pt
総合ポイント:43964pt 評価ポイント:26068pt
自分で体を動かす事が出来ない少女は、機械仕掛けの人形の手助けのもと生活していた。人形に体を起こしてもらい、食事をとり、窓の外を見る少女。少女に当たり障りのない返答をする人形に少し悲しい気持ちを抱きながら、時を過ごす。
いつもの日常を送る少女と人形。
人形は少女にいつも通り、物語を聞かせる。
幼い女の子ととても優しいお父さん、そして、女の子の友人としてつくられた人形の物語。
少女は人形から物語を聞くと、自分ももしそうなったら同じことをすると言い、眠ってしまう。
人形は少
女に「おやすみ」と言い、少女の姿を見る。もう起きることのない少女に思いをはせながら、人形はどうして、自分と過ごした過去を思い出してくれなかったのかと考えていた。人形のように冷たくなっていく少女を抱え、人形は少女を庭にあるガラスの棺桶に寝かせ、少女を見ると、目を閉じる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-26 08:00:00
4000文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「エルナ・シュバイツ! 貴様との婚姻を破棄する!」
突然言い渡された夫ーーヴァス・シュバイツ侯爵からの離縁要求。
彼との間にもうけた息子ーーウィリアムは2歳を迎えたばかり。
そんな私とウィリアムを嘲笑うヴァスと彼の側室であるヒメル。
しかし、いつかこんな日が来るであろう事を予感していたエルナはウィリアムに別れを告げて屋敷を出て行こうとするが、そんなエルナに向かって「行かないで」と泣き叫ぶウィリアム。
(私と一緒に連れて行ったら絶対にしなくて良い苦労をさせて
しまう)
ドレスの裾を握りしめ、歩みを進めるエルナだったが……
「その耳障りな物も一緒に摘み出せ。耳障りで仕方ない」
我が子に対しても容赦のないヴァス。
その後もウィリアムについて罵詈雑言を浴びせ続ける。
悔しい……言い返そうとするが、言葉が喉で詰まりうまく発せられず涙を流すエルナ。そんな彼女を心配してなくウィリアム。
ヴァスに長年付き従う家老も見ていられず顔を逸らす。
誰も止めるものはおらず、ただただ罵詈雑言に耐えるエルナ達のもとに救いの手が差し伸べられる。
「もう大丈夫」
その人物は幼馴染で6年ぶりの再会となるオーフェン王国第一王子ーーゼルリス・オーフェンその人だった。
婚姻破棄をきっかけに始まるエルナとゼルリスによるラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-25 21:00:00
6997文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:144pt 評価ポイント:140pt
作:月白ヤトヒコ
ヒューマンドラマ
短編
N0555II
わたしは、嫌いなモノとはなるべくなら関り合いになりたくない。
そういう性格をしている。冷めていて可愛げが無い、ともよく言われる。
だというのに、人のことをブスだ地味女だと言って、中等部入学当初からやたら絡んで来るクソガキがいる。
そんなにわたしのことが嫌いなら、無視すればいいのに。わざわざウザ絡みして、わたしに攻撃する意味がわからない。
そうやって過ごしていると、ある日のこと。
ウザ絡みして来るクソガキから、婚約を申し込まれたそうだ。「断固拒否します」と断ったのだが
――――
朝の寝込みを襲われ、飾り立てられてお見合いの席へドナドナされてしまった。
互いの両親の前でも、わたしへ暴言を吐き続けるクソガキ。そして、そんなクソガキを咎めもせず、にこにこと「照れてるだけなのよ。本当は、あなたのことが大好きなのに」というクソガキの母親。
わたしの両親も、微笑ましいという顔で笑っている。
それなら、わたしも――――覚悟を決めて、暴言を返してやることにした。
「誰がお前みたいな奴のことを好きになるか。いい加減、自分が嫌われてんの気付け。キモいんだよ。存在自体が目障りだから、わたしの前から消えてくれない?」と。
わたしは、この暴言クソ野郎と結婚させられて、一生コイツに縛られることの方が、我慢ならない。
設定はふわっと。
※タイトルの通り、主人公が暴言を返します。
アルファポリスに掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-16 12:25:19
9072文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:20650pt 評価ポイント:17656pt
作:un_them
現実世界[恋愛]
完結済
N7819IH
九貫 冬至(くぬき とうじ)。高校2年生。
金髪にピアス、けれど根は真面目。学校で授業を受けて、週末は友人の家で翌日朝までオール。勉強も運動もそれなりに出来て、不満は無い。
6月。いつも通り友人の家で朝まで遊んだ日の帰り道に、1人の女の子と出会った。
城戸 愛楽(きど あいら)。同じく学校の高校2年生で、クラスは別。
他愛もない会話。互いに当たり障りのない言葉の応酬。そこそこに話したら、適当に会話を切り上げて帰ろう。そうして別れようとした時、彼女は僕の手を引いた
。
これは、関わりのなかった2人が学校でバカップルと呼ばれるようになるまでの話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-10 20:00:00
29676文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:66pt
総合ポイント:268pt 評価ポイント:200pt
「アヴァンギャルド」
それは移動小隊として未開の土地に進出し、そこに暮らす魔物たちを倒して人類の生存圏を広げるための開拓者集団。耳障りの良い言葉で飾られたその組織の実態は、人類へと侵攻を試みる魔物たちが跳梁跋扈する危険地帯に犯罪者らを送り込む実質的な処刑。
――そこに、ロクサナは放り込まれた。
理由は、ロクサナが魔女に覚醒したから。魔法という不可思議な現象を操る異端の人類。排斥の対象である魔女に覚醒したロクサナは、そうして魔物との戦いを強要されることとなった。
け
れど、ロクサナが手にした魔法は、ロクサナを死なせなかった。
どれだけロクサナが死を望もうとも、奇跡の、異端の魔法は、ロクサナを生かし続ける。
自己を蘇生させるという「呪い」のような力を手にしたロクサナは、死ぬこともできずに今日も戦い続ける。
夢も希望もない、明日に向かって――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-12 19:00:00
503699文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:72pt
総合ポイント:90pt 評価ポイント:58pt
《一行あらすじ》
最低な親に虐げられていた主人公だったが、手に入れた特級スキル『装備成長』で人々を助けて最高の仲間を得ながらダンジョンを攻略していく。
《普通のあらすじ》
寂れた鉱山の村で生まれた少年ミース・ミースリー。
彼は寝るとき以外は強制労働をさせられ、父親はその金をすべて奪い取って酒代にしていた。
それでいて目障りという理由だけで焼きごてを当てられるという地獄の日々。
逃げ出すという思考すら洗脳のように奪われていてどうしようもなかった。
そんな最低な父親が、偶然村
にやって来ていた10歳の領主令嬢を襲おうとしていたのを、ミースは初めて勇気を奮い立たせ身を挺し助けた。
彼女からお礼としてスキルガチャチケットをもらい、始まりの町へ向かって運命の女神からスキルを授けられる。
そのスキルは『装備成長』という聞いたことのないFランクのスキルだった。
周囲の貴族たちがSSRなどを引く中でミースは平民だとバカにされ、スキルもFランクということでハズレかとガッカリしていたのだが――実は限定フェススキルという意味のFだったのだ。
同じアイテムを合成して成長させることにより、ゴミアイテムの『ひのきの棒』でさえSSRスキルを複数付与できるという驚異的なスキルだった!
それにより初めてできた親友を助け、強引に婚約させられていた領主令嬢を救い、赤龍の古代兵器を入手し、悪魔を倒し、高難度ダンジョンでレアドロップを得てさらに強くなっていき――いつの間にか人々だけでなく世界を救っている話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-07 13:41:48
319897文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:68pt
総合ポイント:19362pt 評価ポイント:12294pt
作:Haruhiko Asakura
現実世界[恋愛]
短編
N2683IG
「おはよう、どうだい、効いてるか?」
「どうでしょうねぇ…」
毎朝繰り広げられる同じ会話。
入院患者とかかりつけ医の間で繰り広げられる、当たり障りのない会話。
その話の裏側に、彼らの行動の裏側に、どういった気持ちが隠れているのだろうか…?
最終更新:2023-06-01 23:00:00
1046文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
作:雉子鳥幸太郎
異世界[恋愛]
完結済
N0481IF
自ら婚約破棄された令嬢フレデリカは、父から家を追放されてしまう。
だが、それはフレデリカにとって、念願であった新しい生活の始まりを意味していた。
フレデリカは亡き母から譲り受けた小さな洋館で、黒猫姿の精霊と二人暮らしを始める。
そこに、幼い頃慕っていた叔父のジェレミーが訪ねてきた。
再会を喜んでいると、ジェレミーは今の仕事で困った案件があるとこぼす。
興味本位で何があったのか尋ねてみると、ある貴族から呪われた『開かずの館』を処分したいと頼まれているのだと言う。
フレデリ
カは叔父の浄化能力があれば、どんな曰く付きの物件も立ち所に優良物件となることに気づき……?
魔眼持ちの令嬢と絶対浄化能力を持つ叔父が、王都に存在する呪いや障りを片っ端からマネタイズして幸せになる物語!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-19 12:00:00
49469文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
「光魔法は稀有な力である。国のために貢献せよ」
急に下町の小さな家に押しかけて来た国からの使者だという男たちにそう言われて、セシリアは王都の学園に特別入学をすることになった。
十六歳、春のことである。
ここは魔法のある世界。
学園生活に胸を膨らませるセシリアだったが、どこか見た事のある麗しの貴公子たちからはことごとく邪険にされてしまう。
彼らを見て気が付いたが、ここはファンタジー小説の世界だった。セシリアはヒロインの聖女のはずなのに、皆はライバル令嬢の
リディアーヌばかり溺愛し、セシリアには必要以上に冷たい。
(だったらいいです。私も勝手にしますから!)
開き直ったセシリアは何もかも無視をして、前世の最推しかつラスボスであるヴァンスの死亡フラグをへし折るために全力で関わることにした。
はじめは当たり障りのない態度だったヴァンスも、愛の力(?)で発光するセシリアに段々と心を開いてくれるようになる。
セシリアを嫌っていたはずの面々の態度も徐々に軟化していくが、そんなことは置いておいて、
「リア。いけない子だ」
「はひ……!」
セシリアは今日も推しに夢中である。
これは、原作小説と違って何故かみんなに嫌われているセシリアが、推し(教師かつ死亡フラグ付きのラスボスかつ王弟殿下という全部乗せ)に捨て身でぶつかり発光しながら世界を救うお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-06 08:36:03
34068文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:5694pt 評価ポイント:2634pt
「陰キャ君、お前は解雇だ」
この国の第2王子から宮廷書記官の資格を剥奪と解雇通告を言い渡された。
宮廷で宮廷書記官として勤めてきた。
が、あっさりと幼馴染みの王子に解雇される。
俺【ラックス・ヴァンネッド】と王子は昔は仲は良かった。
だが、それは過去の話。
今は水と油の関係で不仲であり、俺の事を罵倒し見下している。
今回の件も俺が目障りで宮廷から追放したかったのだろう。
まあ、俺もここまでされて今の仕事は続けたくない。
なので、契約書にサインをし、契約解除をする。
「これでお前の人生は終わりだ!」
と言っているが、破滅のルートを突き進むのは俺でなく彼の方だ。
俺の仕事は一つでなく、十数類の宮廷職についていたのだ。
が、契約解除した事で城内は慌ただしい状況へと一変する。
そう、俺は神々からの恩恵称号【|万能宮廷官《ばんのうきゅうていかん》】のスキル効果で幾つもの職につき、陰からこの国を支えていたのだ。
さて、解雇された俺の今後は辺境の町で静かにセカンドライフを送り、満喫する事。
でも、俺のセカンドライフは世界中を巻き込んでいく。
ここから俺のセカンドライフが始まる!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-19 19:23:55
3056文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:44pt 評価ポイント:16pt
日頃、現世の人々の生活に蔓延る呪い、生を羨み障りを起こす怨霊等を取り締まる冥界警察、閻魔庁。
生前警官だった者達が刑事として活躍する閻魔警察刑事課にも生きていた時代や価値観を無視してタッグを組まされるマッチングシステムが導入された。
縦社会も横の繋がりも突き破るこな迷惑なシステムで組まされたのが生前火付盗賊改方の同心と昭和の刑事。
相棒改め朋輩の幽霊刑事コンビの活躍のお話。
最終更新:2023-03-08 21:04:25
16257文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
当たり障りのない会話、公務についての打ち合わせ。王太子のクリフォードと令嬢ウィルネリアの会話は年頃の婚約者にしては硬いものだった。
2人の中は決して悪くはない。というより仕事然としすぎて良い悪い以前の問題である。
ある日、クリフォードが何気なく話した内容を覚えていたウィルネリアは交流のお茶会でいつもと違うお茶を用意した。
この婚約者は自分をどうみているのか…ふと興味を持った王太子は少しからかってみることにした。
※1話だけでもそれっぽい短編風に読めると思います。
まだ書いて
る途中なのですが、投げ出さないようにの戒めを込めて投稿します。
3話程度の短いお話にする予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-10 01:32:02
14726文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:7418pt 評価ポイント:5932pt
ユーシス王国の聖女アイナは浄化の力で、毒の瘴気に侵された人々を日々救っていた。
そんなある日、アイナを目障りに感じた親友の公爵令嬢から死の呪いを受け、彼女は意識を失った末に崖から海へと落とされてしまった。
しかしアイナの持つ聖女の力により、呪いを浄化して一命を取り留める。
アイナは見知らぬ砂浜で目覚めるのだが、彼女の体は浄化しきれなかった呪いの効果で子供のものになっていた。
困惑するアイナだったが、そこでとある青年と出会い保護される。
ただ、その青年こそが人間と敵対
していた魔族の王こと魔王だったのだが……。
「魔族は瘴気なんて発さないし、俺たちも苦しめられているが」
「魔族って悪者じゃないんだ……」
これは親友に裏切られた元聖女が幼女の姿となって、意外と優しい魔王の元で幸せになる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-29 11:38:14
14309文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:83pt
総合ポイント:3008pt 評価ポイント:2682pt
以下に書き起こすのは、ある怪談師が深夜のラジオ放送にて語った“実話怪談”の一部である。
『――東京タワーにまつわるこんな都市伝説をご存じでしょうか?
『四本足のうちの一本が、かつて墓地だったところに建っている。』
有名な都市伝説ですから、この番組を好き好んで聞くようなリスナーさんのなかには、ご存じの方も多いかも知れません。――
(中略)
――これはラジオ業界ではタブーになっている話なのです。
というのも、ラジオでこの話をすると、ありえないノイズが走ってし
まうのだとか。
それは電波障害で起こる類のものでも、スタジオ内での、なにかしらの物音でもない。
それは決まって、『コ』、という音。
『コ、コ、コ、コ、……』と、等間隔で鳴りつづけるのだそうです。
そして、もしそれを聞いてしまうと“障り”があるというのです。
今回は、その音を聞いてしまったある男性が体験したお話です。』
※実在の固有名詞を使用していますし、『東京タワーの四本足のうちの一本が、かつて墓地だったところに建っている』という都市伝説は既存のものですが、本作自体はフィクションなので安心してください。“障り”はありません。なにかあったとしても本作のせいではありません。
※本作に歩きスマホを推奨する意図はありません。
●完結時予定
全11回/【文字数】全33,000字前後/【推定読了時間】全66分程度
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-26 23:04:34
32970文字
会話率:15%
IN:0pt OUT:107pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:16pt
不当な扱いを受けつつ細工師ギルドで働いていたテイル・フェイン。彼はある日、事前通告もなく一方的にそのギルドを解雇され、現地を訪れるも門前払いされてしまう。困った彼は、当面の生活資金を工面するため、元々の経験を活かして冒険者として働き始めることを決意。
だが以前Aランク冒険者として活動していた経歴は破棄されており、最低のEランクのスタートで……気楽にやるつもりだった冒険者生活は始まりから魔物に殺されかけた冒険者の女の子を助けたり、ギルドで横柄な態度を取る冒険者を叩きのめしたりと
波乱づくめ……。
それでもそんな事は気にせず、慕ってくれる仲間達と共に出会う人々を助けながら、彼は一周目とは違った楽しい冒険者生活を満喫してゆく。
一方でテイルの能力を疎み、細工師ギルドから追放したギルド長ゴーマンは当初自分の地位を脅かす目障りな若者が消えたことに喜んでいたが、次第に彼がいなくなった為ギルドの経営が立ち行かなくなり焦りだす。やがて悪辣な手段をもちいてテイルを再びギルドの管理下に置こうとするものの、それは上手く行かず逆に自らの身を危うくしてしまう……。
不遇であった主人公が新しく出来た仲間達と共に二度目の冒険者生活を気の向くままに謳歌していくお話です。
※◇、◆等が行頭に着く回は主に他者視点のお話となっています。また、他サイト様でも掲載させて頂いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-10 19:03:36
241555文字
会話率:47%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:1078pt 評価ポイント:608pt
当たり障りの無い世界。
平凡を当然とする世界。
少女はその裏を知らなかった。
世界には怪異と呼ばれる化物が存在する。それを退治するのは『霊術師』とよばれる異能の使い手達。
そのトップに位置するは───巫女。
ある日、少女は巫女に選ばれた。霊力など知らない彼女の生活は大きく変わることとなった。同時に、彼女は知るはずのなかった『現実』を知っていくことになる。
例え、彼女が拒んだとしても。
巫女は良くも悪くも有名であり、怪異から人まであらゆるものに狙われる宿命を背負っている。
そんな彼女を守る為に呼ばれたのは霊術師の青年。
これは、『現実』を追い求める物語。
少女と青年が描く、生死を背負った敵のいない戦争である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-11 20:54:55
75583文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
耳障りでない鼻歌
しかし早く聞こえなくなって欲しいのだ
キーワード:
最終更新:2022-10-26 23:00:00
205文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:65pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
「アクア・ルックス! 貴様は聖女を騙った罰として、国外追放の刑に処す!」
「ちょ、今、儀式の途中……!」
「ええい、そんなものこちらにいらっしゃる本物の聖女が継いでくれるわ! さっさと俺の前から消えろ! 目障りなんだよ!」
……そんなに大声で、儀式中に乱入してくるなんて……この国、大丈夫?
まぁ、そんなに言うのなら国外追放受けて入れてやろうじゃないか。……と思ったら。
「ああ、その前にお前が使っていた道具すべて、王家に渡してもらうからな! アレだけ王家の金を使ったの
だ、恩を返してもらわねば!」
「……勝手に持って来ただけじゃん……」
全く、恩を返して欲しいのはこっちのほうだ!
誰のおかげで魔物が入ってこなかったというのか……!
大義名分を手に入れたわたしは、意気揚々とこの国を去った。
※アルファポリス様・カクヨム様・ツギクル様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-29 17:36:25
323132文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:2038pt 評価ポイント:1004pt
何気無く年を重ねて、いつのまにか若者を卒業してた
ごくごく普通の中年が主人公。
そんな主人公がいつものように眠りにつくと、いきなり声をかけられる。
「やぁ、お目覚めですか?」
目に写ったのは男でも女でもなくて、
いや、そもそも人間でもない。
えっ?兎さん。。。??
アリスインワンダーランドは確かに不思議な国の物語だったけど中年が主人公ではなかったような。。
混乱しながらも表にでた言葉は
『あっはい、こんばんは』
とかいう、そう!若者には決して出来ないであろういぶ
し銀の経験がなせる当たり障りの無い反射の言葉でした。
【なんか親近感がある、主人公が夢の世界でワンダーでおしゃれな兎が案内してくれる扉の先には様々な世界が広がっていて旅をします。夜寝る前等に読んでいただいて次の日を少しでも楽しく迎える事が出来る人が増えますように!!アンパンマンはいつも正しい!】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-20 01:05:30
1735文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:84pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:赤い頭巾の集団
ローファンタジー
連載
N9337HM
うまい棒仙人が統治する『お菓子パラダイス』という精霊の国がありました。
ある日、原材料の値上がりでうまい棒が10円ではなくなってしまった!!
これにショックを受けたうまい棒仙人は後継者を探すことを決意。
特別なうまい棒空気味を賭けて戦わせ、勝者を次期国王にすることにした。
お菓子の精霊たちによるお菓子パーティーが今、開催される!!!
主人公の『勝カツオ』はビッグカツの精霊に気に入られてお菓子パーティーへ招待される。
そしてカツオの幼馴染の『チロチロ子』もチロルチョコの精霊に
気に入られてお菓子パーティーに参加する。
不思議な粉でハッピーにしてくれるハッピーターンの精霊や、剣豪あずきバーの精霊といった個性的な精霊が多数登場予定。
注意:精霊の名前は全て仮の名前です。
億が一、商用化する際は許可を取って商品名にするか、当たり障りの無い一般名になる予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-13 20:13:02
69625文字
会話率:86%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
【東方Project 二次創作】
【紅霧異変】の少し後。
魔法の森でルーン石を無くした魔理沙は、通りがかった旅の男に「お前さんが無くしたのはこれかい?」と言われて金の石と銀の石を差し出される。どちらも違うと正直に答えた魔理沙は、男から探していたルーン石と金と銀の石を受け取った。
話を聞くと男も探し物をしているという。
一方、紅魔館でパチュリーと黄昏のお茶会を楽しんでいたレミリアは、霧の湖に謎の黒い球体が浮かんでいる事に気付く。そして目障りというだけの理由で破壊しようとするの
だが、どんな弾幕を叩きこんでも金と銀と元の攻撃を交えた三倍の反撃を喰らうだけであった。
異変の前兆を感じた霊夢も派手なドンパチに参戦し、黒い球体を巡って霊夢と魔理沙が異変解決に挑む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-09 02:38:55
19973文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
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