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検索結果:29 件
1
1943年、大日本帝国はアメリカとソ連という軍事大国に挟まれ、その圧迫を受けつつあった。
太平洋の反対側に位置するアメリカ合衆国では、両洋艦隊法に基づく海軍の大拡張計画が実行されていた。
すべての計画艦が竣工すれば、その総計は約130万トンにもなる。
そしてソビエト連邦は、ヨーロッパから東アジアに一隻の巨艦を回航する。
ソヴィエツキー・ソユーズ。
ソビエト連邦が初めて就役させた超弩級戦艦である。
1940年7月に第二次欧州大戦が終結して3年。
収まっていた
かに見えた戦火は、いま再び、極東の地で燃え上がろうとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 06:00:00
186559文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:69pt
総合ポイント:940pt 評価ポイント:544pt
過去作『巖頭の鵜』『鶯の抵抗』のセルフリメイクを含む昭和十年〜二十年代を舞台にしたミステリー小説。主人公は関東軍憲兵隊防諜班に所属する軍令憲兵であり、軍閥に親しい黒羽家の家長に戦場で拾われた出自の解らない戦災孤児だった。主人公は、いくつかの事件を通して皇道派の陸軍将校らを二・二六事件に駆り立てた弓田宗介なる白塗りの陸軍将校が、自らの出自に関わっていると考えるようになった。
物語は新作に加えて、過去作をセルフリメイクして時系列に公開する予定です。事件は各章ごとにまとめるつもり
なので、よろしくお願いします。
【昭和十三年三月】『雉鳩の密告』連載中
満洲国から旅客船で内地に向う主人公は、乗客の奥山正男が船内から身投げしたことで公海上に足留めされてしまう。乗り合わせた朝鮮軍将校の九重中尉は、奥山が何者かに殺されたと騒ぎ立てるのだが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-23 19:34:32
101081文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:77pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
昭和二〇年八月七日、ついに大日本帝国はポツダム宣言を受諾し、連合国に降伏した。連合国にとっては意外な急転直下の大戦終結だった。太平洋方面の主軍たる米軍は、フィリピン、硫黄島、沖縄と増大する日本軍の抵抗に、本土決戦は必至であり、激戦と甚大な損害は免れないものと覚悟していたからだ。
予想外の状況は、ソ連軍が侵攻した樺太と満州でも起きた。樺太守備の日本軍は逆襲し、ソ連領内まで攻め入った。満州の関東軍の抵抗も頑強で、撃退に成功するかと思われた。結局、米軍の満州領内への進撃と原爆投
下があって、一五日に日ソ両軍は停戦した。ともあれ、あと一年は続くとされていた戦争の終結に連合国は安堵した。
早すぎる終結は連合国の準備不足を意味した。大日本帝国の解体と占領は既定事項だったが、その詳細計画は未定だったし、大東亜に大きく広がっていた日本軍の占領地については何も考えられていなかった。単に日本軍を武装解除し解散させれば済む問題ではない。日本軍の消滅は力と統治の空白を生む。すでに、ビルマとベトナムには独立政権が存在し、インドネシアでも独立が宣言された。大東亜各地で大きな混乱と騒乱、そして内戦が予想される。
いよいよ連合軍の進駐と占領が開始される。先行きは予断を許さない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-09 12:00:00
185529文字
会話率:59%
IN:0pt OUT:67pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
1937年
日中戦争の最中学生達は抗日デモを行い自らの力で日本軍に対抗しようとしていた。
花蓮も級友に一緒に戦おうと誘われる。
花蓮はきっぱりと断った、日本人であるあの人と戦いたくないから。
最終更新:2023-02-23 21:52:12
2552文字
会話率:57%
IN:0pt OUT:94pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:24pt
どうしてこんなことになってしまったのだろう。
人を殺すかもしれないという予感はずっと前から確かにあった。こんな混乱の時代なのだから仕方ない。兵役に出ることは僕にとってある種の輝きを持っていたことも間違いじゃない。
級友たち含め、僕ら青年は皆祖国ソビエトのために戦うことを誇りに思っていた。革命の流れに押し出されるようにこの世に生を受け、そして故レーニンの意志を受け継ぐ人民として力強く育った。20歳になった日の朝、もうすぐ僕は兵役に就くことを知った。家族と離れる悲しみはあっ
たが、それでも自分が死ぬわけはないとたかを括っていた。それに、あの忌々しいナチスにとどめを刺してやれることが何より嬉しかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-06 20:00:00
4394文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:86pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
「金壁輝、ここがお前の牢獄だ。」
1945年長きに渡った戦争は終結。金壁輝、川島芳子、愛新覚羅顕シ。3つの名前を持つ男装の麗人、そして清朝の王女は戦犯の罪で投獄された。
「今日からお世話を致します。美蘭と申します。」
「美佐子ちゃん?」
そこで出会ったのは世話係の少女。彼女は芳子が満州で親しくしていた日本人少女と瓜二つであった。
最終更新:2022-09-22 16:23:38
11203文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
高校生の仁科辰夫は曾祖父の墓で偶然にも、ある手紙を発見する。それは軍人であった曾祖父に宛てた、元部下からの手紙だった。そして辰夫は軍人、仁科大尉の最期を知ることになる・・・
1945年、仁科大尉は満州の国境で守備隊の指揮を執っていた。成り行きで彼は憲兵と衝突し、捕らえられていた居留民および部下の一人を解放する。部下の名は大津一等兵で、未来のことを言い当てる、不思議な能力をもっていた。その中で彼はソ連軍の侵攻と日本の無条件降伏を予言する・・・
大津の予言通り、ソ連軍は雪崩
のように押し寄せてきた。満州を守る関東軍は敗走し、仁科大尉の部隊内部も動揺する。
仁科大尉は居留民が避難する時を稼ぐため、部下の命を犠牲にする決断をする。そして大津一等兵に命じる。決断が正しかったかどうか、生き延びて見届けろと・・・
大津は命令通り生き延び、見届けた結果を手紙に記したのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-26 12:00:00
14225文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
作:歌川ピロシキ
ヒューマンドラマ
完結済
N7131HM
私はかつてセプテントリオの妖精姫(ようせいひめ)、とあだ名されていたらしい。
未来の王太子妃として厳しい教育と公務に耐えながら、貼り付けた笑顔で愛想を振りまいていた、遠い時代の残滓だ。
今の私をそんな典雅な名で呼ぶものはいないだろう。
五年もの間ずっと泥の中を這いずり回って戦って、ようやく生還した私を待っていたのは、平和に浮かれる人々の空っぽの賛辞と、冷たい拒絶だった。
***
※アルファポリスで公開していた「卑怯で臆病な僕は血塗れの聖女を受け入れることができない
~セプテントリオの妖精姫~」および続編「幸福とは死者の群れの中に生者を見出すこと」を加筆、修正したものです。
※登場人物の感情を描いた作品なので、軍の組織や作戦などはものすごく適当です。戦車などについても作者は全くの無知なので、あり得ない勘違いなどがあれば教えていただけると幸いです。
※関東軍の従軍看護師だった母の従姉の思い出や、今まで読んだり人から聞いた戦争体験がごちゃまぜに入っています。どこかで聞いたようなエピソードがまじっていても生温かくスルーしてください。
※ご存じの方もいらっしゃるとは思いますが、関東軍に従軍した女性たちが八路軍に投降した後、さまざまな不幸な出来事がありました。これは八路軍の人々が酷いというより、戦場というものが持つ根源的な性質による悲劇だと思います。
母の従姉も直接的な被害には遭いませんでしたが複数の戦友が犠牲になったそうで、そのエピソードを参考に載せています。
そのため直截的な性描写は一切ありませんが、女性や子供への性暴力を含むあらゆる暴力をうかがわせるエピソードが複数あります。苦手な方はご自衛ください。
また、日本に限らず復員兵や軍属に対する差別で、戦場で傷ついた人々がさらに精神的に追い詰められた現実がありました。こちらの作品でも復員兵への差別が随所に現れているので、そういったものが苦手な方も回避された方が良いかもしれません。
※バッドエンドです。毎回のように惨たらしく人が死にます。流血や腐乱死体が毎回出てきます。
苦手な方は回避してください。
※今隣国で起きている出来事も、いつかは終息するでしょう。
その後残された人々の苦痛が少しでも和らげられるよう、世界が互いに思いやりあえますように。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-08 20:00:00
44839文字
会話率:12%
IN:0pt OUT:44pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
昭和初期、貴族の娘、サダは許嫁の早乙女を訪ね、内地を出て満州、建国大学に向かった。が早乙女は学業半ばで大学を去った事を知る。
そして早乙女の親友から真の平等社会実現のため関東軍にテロ活動を展開する抗日パルチザンの一派に身を投じた話を聞く。
サダは早乙女に会いたい一心で満蒙の荒野の旅に出た。
最終更新:2022-01-25 16:31:21
267文字
会話率:9%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
本能寺の変の最中、昭和天皇の要請に応じる形で織田信長は昭和十二年への転世を果たします。
350年の時を超え、信長が見た日本は、強国アメリカ、ソ連にさまざまな罠をしかけられ、しかも日中戦争によって焦土作戦の泥沼に引き込まれている状況にありました。
天皇の依頼を受け、大日本帝国憲法の摂政の規定に則り、征夷大将軍として軍事と外交を総攬する幕府を率いることになった信長は、赤坂宮として日本へ伸ばされる国際的な陰謀を避けるため、日中戦争から撤収、軍を改革し、外交方針と国家戦略を一新します
。
そんな時、ノモンハン事件が勃発、情報を探り対策を入念に練った関東軍はこれを見事に阻止、戦利品としてソ連軍の最新鋭戦車と、優秀な機甲師団指揮官を手中に収めます。
これを日本の産業構造を大きく変えるものとして活用した赤坂宮は、外交ではイギリスと英連邦諸国へと急接近を試み、国際社会における日本の立ち位置を好転させてゆきます。
アメリカ、ルーズベルト大統領の張る、巧妙な日本参戦シナリオを回避しながら、アメリカを日本にとって危険の無い国に改造していく、という赤坂宮の計画が着々と進められていきます。
第一巻は史実では真珠湾攻撃が行われる昭和16年12月までを、第二巻は昭和十八年、第三巻では昭和十九年を描いています。
日本の置かれた厳しい状況に織田信長はどのように立ち向かうのか。
戦国時代の知恵を戦前の日本に活かした信長の活躍をお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-25 00:00:00
493171文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
作:歌川ピロシキ
ヒューマンドラマ
完結済
N5901HG
僕の婚約者はかつてセプテントリオの妖精姫と呼ばれていた。
銀糸のような癖のない髪に透き通った碧玉の瞳。
儚げな美貌に柔らかな微笑をたたえ、誰にでも穏やかに接する彼女は理想の令嬢、いや姫君だ。
彼女は僕の自慢の婚約者だった。
僕の身代わりとしてあの泥沼の戦場に彼女が行ってしまうまでは。
ようやく平和が訪れて、帰って来た彼女を僕は生理的に受け付けることができなかった。
何も映していないような虚ろな瞳。
周囲にピリピリとした空気をまき散らし、精神を削り取るような緊張を強いるあ
の眼光。
彼女の精神は今もあの戦場で泥の中を這いまわり、血と糞尿をすすってもがき続けているのだろう。
僕はそんな惨めな戦争の残滓を見たくなくて、その言葉に飛びついてしまった。
彼女を貶め、この世から消し去る事を正当化してくれる、あの根も葉もない噂に。
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アルファポリス様にも掲載しております
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全10話、完結保障。
1万字程度の短い作品です。
最終話まで執筆済み。
登場人物の感情を描いている作品なので、軍の組織や作戦などはものすごく適当です。
戦車などについても作者は全くの無知なので、あり得ない勘違いなどがあれば教えていただけると幸いです。
関東軍の従軍看護師だった母の従姉の思い出や、今まで読んだり人から聞いた戦争体験がごちゃまぜに入っています。
どこかで聞いたようなエピソードがまじっていても生温かくスルーしてください<(_ _)>
基本的にバッドエンドです。
苦手な方は回避してください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-18 19:00:00
14580文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
帝国陸軍最後の参謀総長は梅津美治郎大将でした。
その名はあまり知られていませんが、陸軍史上でも屈指の能吏でした。その梅津の能力を、陸軍は様々な不祥事の後始末に発揮させました。満洲事変、クーデター未遂事件、二二六事件、ノモンハン事件、そして終戦と、美治郎は陸軍の後始末に追われます。
大東亜戦争中、梅津美治郎大将は関東軍司令官として満洲国の首都新京にありました。戦うことはありませんでしたが、極東ソビエト軍に対する戦備を整え、ソ満国境の治安維持と哨戒監視を実行し続け、北辺の静謐
を守り通しました。目立った戦功はありませんでしたが、満洲の防備をかためることにより日本帝国の根本的戦略環境を維持し続けたのです。
しかしながら、太平洋方面の戦況が悪化し、兵力が不足すると、関東軍の主要兵団が次々と引き抜かれ、太平洋の島々へと出陣していきました。その分だけ関東軍の戦力は弱体化していきましたが、梅津軍司令官は可能な限りの弾薬食糧を出征軍に与えました。
太平洋の要衝サイパン島が陥落すると、梅津美治郎大将は参謀総長に任命されます。開戦当初より、この戦争には勝機がないと秘かに考えていた梅津大将は、運命を甘受して、終戦を達成し、帝国陸軍そのものの後始末を実行します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-13 07:21:40
76301文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
ソ連によるポツダム宣言受託拒否。血の滲む思いで降伏を決断した日本は、なおもソ連と戦争を続ける。
1945年8月11日。大日本帝国はポツダム宣言を受託し、無条件降伏を受け入れることとなる。ここに至り、長きに渡る戦争は日本の敗戦という形で終わる形となった。いや、終わるはずだった。
ソ連は日本国のポツダム宣言受託を拒否するという凶行を選び、満州や朝鮮半島、南樺太、千島列島に対し猛攻を続けている。
なおも戦争は続いている一方で、本土では着々と無条件降伏の準備が始められて
いた。九州から関東、東北に広がる陸軍部隊は戦争継続を訴える一部を除き武装解除が進められている。しかし海軍についてはなおも対ソ戦のため日本海、東シナ海、黄海にて戦争を継続していた。
すなわち、ソ連陣営を除く連合国はポツダム宣言受託を起因とする日本との停戦に合意し、しかしソ連との戦争に支援などは一切行わないという事だ。
この絶望的な状況下において、彼らは本土の降伏後、戦場で散っていった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-22 12:12:13
36970文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
大日本帝国は危殆に瀕していた。
昭和一九年七月九日サイパンが陥落し、一八日に東条内閣は総辞職した。二二日に成立した小磯内閣は、しかし、劣勢を挽回することはできなかった。さらに、陸海軍協力のために特に指名された小磯陸軍大将と米内海軍大将のもとでも、陸海の緊密は得られなかった。マリアナ沖海戦に続き、レイテ沖海戦でも敗北した海軍は、実動艦隊の壊滅を受けて悲壮な決意を固めた。一方の陸軍は一撃講和論のもとに、乾坤一擲の決戦場を求めていた。
昭和二〇年春、硫黄島が陥落し、日本本土
は前哨を失った。沖縄上陸、大和特攻失敗の中、小磯内閣が瓦解し、海軍大将の鈴木貫太郎に組閣の命が下った。大日本帝国天皇の絶大なる信任の下に成立した鈴木内閣だったが、陸海の不一致も、政府・統帥部の混乱も解消されなかった。強力な指導力の発揮がないのだ。鈴木内閣は統帥・作戦に関して消極的とみえた。といって、外交による和平・終戦への希求にも熱意は現れない。起死回生の秘策があるのか。
実は、この時期、東郷外相と外務省は全権を託されて和平・終戦工作に没頭していた。ソ連邦の仲介による連合国との講和である。東郷自身、当初は懐疑的であったが、障害は鈴木首相が除いてくれる。それどころか、陸軍と海軍の協力も得られた。統帥部からの妨害もない。御前会議での裁可もあった。外務省と内閣はソ連仲介の和平策に邁進する。
昭和二〇年夏、満州は豊作だった。今年も割り当て以上の供出ができるだろう。満州各地の開拓民は満足していた。だが、収穫する開拓民のほとんどは老人と女子供だった。それは市街地でも同じで、工場や事務所では女子供たちが働いていた。満州は、農産物や工場製品だけでなく、兵員も本土に輸出・供出していたのだ。関東軍は三〇万以上の将兵と重装備を本土と南方へ移出した。現有の兵力は七〇万人にまで減少していた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-28 13:00:00
116997文字
会話率:54%
IN:0pt OUT:97pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
作:HasumiChouji
推理
完結済
N2098FU
日中戦争開戦前夜の満洲国
ある殺人事件を巡って、関東軍参謀長・東條英機と陸軍参謀本部作戦部長・石原莞爾の推理合戦が繰り広げられるが……
最終更新:2019-10-10 17:21:37
11378文字
会話率:71%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
作:播磨王65
ヒューマンドラマ
完結済
N4262FO
真田鋭一は、1910年5月16日、埼玉の秩父の山間部の貧しい農家で
誕生した、幼少期は極貧の生活をして、右翼系の大物の下働きをして、育った。
もちろん、尋常小学校しか出ていなかったが、ドスのきいた物腰と低い声、
がっちりした身体で、喧嘩しても負けない体力を持ち、威勢も良く、気が強かった。
その後、右翼の中でも頭角を現してきて、更に、智惠者で交渉力が巧みなために、
18歳の時には、その右翼団体の三羽がらすと呼ばれ、恐れられていた。その後、
右翼の代表に言われて、3人が満
州に渡り、満州の関東軍に取り入って、特殊金属を
始め、宝石、ダイヤモンド、中国で奪い取った、金、銀、銅、めのう、べっこうなど
、価値のある物だけを横領して、某新聞社の飛行機に乗せて、日本に持ち帰った。
そして、かさばらな、お宝だけを東京と神奈川の山に見つからないように、埋め、
それを自分の遺言書に短歌を書き残し、自分の子孫だけに、その場所がわかるようにした。
1950年には、3羽ガラスと言われた連中で、ただ1人、真田鋭一だけが、生き残り
、他の2人は、惨殺された。右翼の代表も亡くなり、真田が、この団体の代表になり、
できたばかりの与党にも、昔の関東軍時代と同じで、賄賂を渡して逃げた。
しかし、1979年に真田鋭一がなくなり、葬式の時に、来ていた足立菊子と田端逸美に
真田鋭一の秘密の短歌を書いた遺書をそれぞれ1通ずつ、渡した。その後・・・。
ここからは、本編をご覧下さい。なお、この作品は、アルファポリスに重複投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-14 23:07:49
28051文字
会話率:1%
IN:0pt OUT:92pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
「腐った社会を一括してやる!」
前世で壮絶な戦争を体験、民主主義を恨んだ男。
現代に転生した独裁主義者は、立ちふさがる社会の政治的なしがらみを、民主主義ごとぶち壊す!
「俺が、80年後のFührer(総統)だ!」
*本作は15禁作品となっております。
ーー
第二次世界大戦前夜、関東軍一階の兵士である日向は「口が達者なだけで実行力のない人間」とすみに追いやられていた。そんな時、226事件に乗じ皇道派を鎮圧した統制派は権力を強固なものに、、、しなかった。
リットン調査団
が満州にて偶然発見した石油資源に注目した米国は、日本の権力を少人数に集中させ戦争を誘発させる方針から、権力を分散、民主化させ、経済的に支配する方針へ転換したのである。
統制派は米国の支援を受け日本における権力を握ったものの、米国の思惑通り、権力を分散せざるを得なくなった。これにより、日本は民主化する。
国家社会主義者であり、また衆愚を蔑視していた日向はナチスドイツへ亡命、ポーランドに宿泊する。しかし、彼がそこで見たのは独ソ戦の地獄だった。
赤の津波。パルチザンの狂気。頭を撃たれカエルのように変形した護衛の顔。
彼は共産主義を憎しみ、またこう思った。「日本が北進し、ソビエトを挟撃していればこんなことにはならなかった。全ては衆愚的民主主義、そして不甲斐ない日本国民の責任である。」と。
そんなことを考えながら、彼は自ら命を絶つ。
、、、次に目を覚ますと、彼は東京都の住宅の中であった。混乱の中、目の前のテーブルの上にある封筒を裏返すとこう書かれていた。「立候補予定者説明会案内」
「、、、ぶっ壊してやる、この国の民主主義を。味合わせてやる、ヨーロッパの地獄を。俺が、80年後のFührer(総統)だ。」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-17 18:42:03
39169文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:53pt 評価ポイント:21pt
昭和7年……
この日日本領満州に巨大隕石が落下。
結果、この地に展開していた関東軍は壊滅。
……これが認められた事実である。
かって、Espionageとして作成していた作品を、大幅改稿してお送りする予定です
最終更新:2019-02-10 10:02:38
33449文字
会話率:21%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
昭和一六年一一月はじめ、大本営陸軍部の命令により関東軍に新しい部隊が創設された。通称号を関東軍第502部隊とする、『関東軍機動第二連隊』である。
部隊は、連隊本部と二個中隊から成る異例の編成であり、士官と下士官だけで兵はいなかった。配属された隊員の兵科も歩兵、工兵、砲兵、輜重兵と多岐に渡り、まさに諸兵科連合の機械移動部隊の様相である。しかし、編成後の部隊の調練は、脚力練成に続いて射撃、狭窄射撃、腕力練成、銃剣術、格闘術、登攀力練成と、通常の歩兵科と変わるところはなかった
。年が明けて爆薬取扱、爆破術、夜間視力練成がはじまると、隊員はますます混乱する。
そして、二月には第一中隊に、三月には第二中隊に実戦出動の命令が下った。意外なことに、戦場は中華民国領内である。早すぎると思われた初陣は、幸いに一人の戦死者も出すことなく終わった。だが、六月には騎兵、機甲兵も加わり新たな練成がはじまった。
機動連隊は拡充され、次の作戦に出動することになる。
※世界設定は、LN東條戦記第1部~第3部を引き継いでいます。
※推敲は縦書き三〇字で行なっています。ご理解ください。
※本文推定七万字。努力目標十ヶ月、月産五千~九千字(大汗)。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-10 09:00:00
120608文字
会話率:55%
IN:0pt OUT:83pt
総合ポイント:280pt 評価ポイント:100pt
歴史好きなら誰もが知っているノモンハン事件。しかし、その実際について果たしてどれほどの人が知っているだろうか。ノモンハン事件を辻参謀の書と陸軍の戦例教本とから読み解いてゆく。
最終更新:2018-10-08 22:39:05
13384文字
会話率:2%
IN:0pt OUT:26pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:0pt
信州の山奥に移築された古城を舞台にした本格ミステリーです。
関東軍の軍令憲兵である【主人公】は、長野・茅野市の別荘で養生している貴族院の【高平政信】議員に送りつけられた殺害予告により、上司に調査を秘密裏に依頼される。【主人公】は満州事変の折、右脛を銃弾に貫かれた【黒羽武】少佐として議員宅に招かれたが、正体は不明である。
その日の夕食は、政信の妻【高平節子】、長男【高平和政】、長女【高平恵子】、次女【高平彩子】のほか、貴族院の議員、地元の有力者、警察署長など七名が招待されてい
た。殺害予告された【高平政信】議員が、送り主の心当たりのある容疑者を別荘に招待したのである。
【主人公】は犯人を見つけようと行動を開始するが、その矢先、貴賓室に飾られていた黄金の装飾銃と銃弾七発が何者かに奪われてしまった。【高平政信】は盗まれた装飾銃と銃弾が、三つの塔をもつ『三叉槍(トライデント)』と呼ばれる古城を異国から移築するとき、一緒に譲り受けた美術品だと言った。
そして招待客が部屋に戻った深夜、中央塔を挟んで客室と反対側にある高平家の私室で、招待客の一人が黄金銃の暴発で死んだ。市警察の【近藤貞治】署長は、暴発で死んだ招待客が殺害予告を送りつけた犯人だったと推理したものの、【主人公】はリボルバー式拳銃の回転弾倉に残り六発の銃弾がないことに違和感を覚える……
関東軍の憲兵である黒羽武少佐を名乗る【主人公】が、山奥の古城という閉鎖空間で起こる連続殺人事件を捜査する本格ミステリーです。
【更新は週に二、三回を予定しており、完結まで二ヶ月程度となります】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-20 22:05:38
135240文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
昭和初期に満州里に在した大日本帝国陸軍関東軍傘下の八路軍の兵站将校だった富田正吉は、いろいろなしがらみに絶望しながらも生きていた。しかしある日、人生の生きがいだった実の娘に自宅で絞殺されてしまう。
気づくとそこは何もない世界だった。しかし、そこで孫の一人である和幸になぜか叱責されて、別の世界への転生をさせられてしまう。和幸曰く、本来あったはずの歴史をたどった世界で自分が失ったものを見つめなおせという事だった。
首をかしげているうちに、別の世界へ転生させられ、気づいた
時には赤ん坊になっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-03 17:22:37
134135文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
それは終戦の花鎮(はなしずめ)の祈り。「今に、わたくしが死んだら。鎮めの花と花と、この御国の土に、どうぞ埋めて下さいましね」大戦に引き裂かれた家族の絆。1945年終戦のハルピン。対ソ特務機関にいた密草葵は国境の絆に引き裂かれた二人の白系ロシア人の姉妹を想い、最期の決断をする。極東の夏の夜咲く、冬を忍ぶ花の名は。九藤朋さん主催、耽美コンテスト参加作品です。
最終更新:2017-09-19 09:29:58
5222文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:96pt
総合ポイント:178pt 評価ポイント:126pt
時は20XX年、北朝鮮との戦争が事実上終焉を迎えて数十年、エネルギー問題と食糧問題が解決され、ブラック企業と呼ばれる物は無くなり、我々労働者にとっての春がやってきた!
しかし――
ニートは無くなっていなかった!
ニートは年々その数を増やし、ついには税金が異例の20パーセント超えを記録し、日本国民は厭世感と虚脱感に突き動かされ労働人口が激減、ついにニートは『就労意欲減衰症(俗称:NEET)』と定義され、絶望の内に日本総人口の約七割が感染。爆発的速度でNEETは拡大
感染して行った!
だが、日本政府はそれを甘受していなかった。
甘粕正彦二等陸佐を筆頭として密かに結成された対NEET対策室、通称“関東軍”を組織し『NEET救済、NEETの就労意欲の増大』を目的としてついに、全国的にニート殲滅作戦が実行に移されようとしていた!
□
石川賢の5001年ヤクザウォーズが元ネタじゃないよほんとだよ(白々)
ぶっちゃけあらすじは適当です。あらすじの事は気にせずにお読みいただければ嬉しいです。
これからも魔弾の射手をよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-13 00:00:00
6088文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:12pt
作:同志ゴリツィン
ハイファンタジー
連載
N8276EC
ピョートル・セルゲイヴィッチ・アリエフ赤軍元帥はその銃の腕で常にソビエトに勝利を齎していた。だがその戦績に嫉妬したスターリンの左遷に遭い、赤軍元帥から極東軍の最高指揮官の地位へ追いやられた。そのショックで日本軍の不穏な動きを察知できずに、関東軍の空爆で死亡した。だが捕虜に対する人道的な配慮などのエピソードで異世界に希望の条件で転生出来る様になる。そこでアリエフは異世界で社会主義革命を起こす旅に出る事になる。
注意 作者の思想とは関係ありません。
最終更新:2017-07-18 10:51:46
2444文字
会話率:60%
IN:0pt OUT:58pt
総合ポイント:24pt 評価ポイント:18pt
終戦ほどない昭和二十三年九月、上海監獄臨時処刑場。ある戦時犯の銃殺刑が断行された。生を終えたのはかつて数千人の部下を従えた馬賊の頭目、張宗援。満州事変に死した張作霖の顧問を務めたこの男は日本名を伊達順之助、あの戦国奥羽の覇者、仙台初代藩主、独眼竜・伊達政宗直系の子孫であった。激動の昭和大陸史に生きた独眼竜の末裔(すえ)、その最期を追う。知られざる大戦史を描く歴史秘話、掌編小説です。
最終更新:2017-05-24 06:33:35
4564文字
会話率:12%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:123pt 評価ポイント:87pt
1941年、8月3日午後3時46分に、ソ連VS日本の戦いの火蓋は落とされた。
この物語は、日本が米国とではなく、ソ連と戦ったらと言う物語です。満州事変では、関東軍の鉄道破壊工作は中華民国の軍がやったことになっています。その為、国際連盟から日本は脱退しておらず、日独伊三国同盟も結んでいません。逆に、日米英三国同盟が結ばれています。満州国設立も認められています。中華民国は鉄道破壊工作を行った為、日本と戦争をし、まさかの日本快進撃でわずか4ヶ月で中華民国首都を占領、その為満州国の一
部となっております。(備考・零戦ではなく、架空兵器として一戦と言うものを出しています。零戦21型と性能はほぼ同じです。ただ単に名前が違うだけ。他にも色々出すかも。)
現在感想に飢えています…感想書いて下さいお願いします…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-02 23:20:42
7851文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:40pt 評価ポイント:0pt
現実とよく似た歴史がつづられてきた世界。しかしこの世界には“魔法”が存在していた。日露戦争時代には軍隊にまで組み込まれていた魔法技術だったが、近代化の中で急速にその影響力を失いつつあった。
時代は昭和初期。中国東北部に満州国が建国され、数年がたったある日。突然、首都新京を中心に無線障害が起こり、ゾンビ兵を乗せた武装列車が隣接都市に襲来した。
既に引退していた老陰陽師・石光三郎と中国系秘密結社の闘士・洪復龍が、敵の本拠に潜入を試みる。
最終更新:2014-12-14 16:06:03
100537文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:pt 評価ポイント:pt
我々が学校で学んだ「大日本帝国」のあった世界とは別の世界で起きた大戦前史。
1937年、大日本帝国の傀儡国家「満州国」の北東部で大量の石油が発掘される。これによって日本を脅威と見なしていた揺れる大国アメリカに大きな衝撃が走る。日本でもこれを機に対米関係を改善しようという動きが政府や軍部の一部に見られるが首相の北野友重は国民の意見を後ろ盾に反米キャンペーンを続けている。
そんな中、1939年にソ連が満州国境に兵を出兵し「ノモンハン事件」が発生。両国の緊張は頂点に達する。
外交に失敗するとアメリカとソ連という二大国を相手に戦わないといけない事になる国難の中、関東軍参謀長「石居啓次陸軍大佐」は幼馴染で海軍が総力を挙げて造った水雷戦艦「北上」の艦長「吉野潔海軍大佐」と京城(現ソウル)で久々に再会した際、クーデターで親米政権を樹立させるという途方も無い作戦を聞かされる…
世界各地で軍靴の音が聴こえる中、国家と組織と友情を天秤にかけ、陸軍の異端児とあだ名された男は何を決断するのか?
※この作品はハーメルン様にも投稿させていただいています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-24 16:23:52
8145文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:2pt
検索結果:29 件
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