地球外生命体・通称≪金属虫≫の侵攻により生存圏の大半を失った人類。そんな中、極東の島国≪大日本皇国≫はいまだ強い勢力を保っていた。大日本皇国では金属虫との戦いで主力となる霊長型戦闘外骨格≪重装機≫と呼ばれるロボットの搭乗員育成と国民の戦意高揚のため、重装機兵部を高校に設置し全国大会を開いていた。陸軍の重装機兵であった≪大鳥一郎≫は、ある問題を起こしたため左遷同然に新たに重装機兵部を新設した≪花菱女学園≫の軍事教官に任命されたのだが、学園に赴任した初日から問題発生で…
※カク
ヨムでも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-13 18:00:00
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惑星”ラルフェント”中央に位置するロサンティア大陸には3つの国があった。
西方に位置する”シュトゥルハイア帝国”、東方に位置する”ファーレンフェルト王国”そして南方に位置する”シュタインガルド王国”。3つの国は、互いに協力しながらそれまでは平和に暮らしていたが、大陸暦232年10月26日、シュトゥルハイア帝国がファーレンフェルト王国に対して宣戦を布告し侵攻を開始した。それに対し、ファーレンフェルト王国は、シュタインガルド王国と同盟を結び”王国連合”を結成し対抗した。
当初
は、物量に勝る王国連合の勝利に終わると思われた戦争だがシュトゥルハイア帝国が秘密裏に開発していた重装機兵、通称ADにより戦局はシュトゥルハイア帝国に傾き王国連合は領土の3分の1を失うが王国連合もADを開発し戦局は、膠着状態に突入し小規模の戦闘が各地で繰り広げられるようになってから8年の歳月が流れた大陸暦242年・・・ファーレンフェルト統合軍第616AD中隊の戦いが始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-20 07:00:00
16650文字
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