「悪役令嬢になって異世界を盛り上げてよ」
「ちょいと何言ってるかわかりませんね」
”私”を異世界に引き込んだのは、嗜虐心を隠そうともしない天使(?)
どうやら天界では、様々な世界を娯楽として覗き込むのが流行しているらしい。そして、人気が陰ってきた世界は滅びる運命にあるとのこと。
とある異世界の存亡をかけて、仕込みの悪役令嬢としてテコ入れしてきてほしいと提案される。不穏すぎる申し出だが、行き場を失った身としては受け入れるしかなかった。右も左もわからない異世界で、何とかそれっぽ
い展開になるように奔走していく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-02 17:16:41
5111文字
会話率:24%
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