-追う者と追われる者- 小説家になろう　更新情報検索

数百年、身を隠して静かに暮らす雪女とそれを追う者。最後のひとりだと思っていた彼女は、幼い仲間の存在を知り、追手と戦う。 この作品は『カクヨム』にも掲載予定です。

連続猟奇殺人の犯人である少女、甘莉憂依。 彼女を捕まえるべく奔走する警察官、烏羽嗣夜。 正義と悪。 追う者と追われる者。 歩み寄ることができないはずの二人が歩み寄り、 分かり合うことができないはずの二人が分かり合う。 異なるようで同じだった、それぞれが抱く信念の先には……

男は女に恋をして、 男は女に殺意を抱き、 男は女を追いまわし、 女は女を嘲笑い、 女はその全てから逃げる―――― 覇を競い拡張を続ける四つの大国に、内海を挟んで囲まれた都市国家ヴェスティア。 八月の慰霊祭で賑わう中立の商都を守る警備隊の下に、一通の告発状が届く。 重大な闇取引を匂わせる密告が知らせる日時は、祭りの本場である八月十七日。 そして各国から旅行者が集まり、警備隊の厳重な監視体制が敷かれる中、事件は起きてしまう。 追う者と追われる者、守護者と犯罪者、更にはそこに恋人の復讐者が混ざり、事態は絡まり合っていく。 最後に笑う者は、泣く者は誰か。夏の観光地を舞台に、鼠達の喜劇が幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ

貴族の少女と、テロリストの少年の銃口ごしの対話。