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検索結果:116 件
一九九X年。世紀末。ニッポン。就職活動に悪戦苦闘する大学生荒木久志は面接の帰り道、正体不明の二つの飛行物体に遭遇する。その一方から放たれた光によって意識が途切れるが、気が付くと眼の前に怪物がいた。久志の中でなにかがそれを敵と認定し、次の瞬間にはこれを葬っていた。いつの間にか自身の輪郭が曖昧となり、全身が白く光り輝いていることに久志は気付く。その後も久志は次々と出現するUnknownをいとも簡単に一蹴していったが、その間に彼が募らせていったのは正義を守ったという充実感よりも神
としか喩えようがない力が持ちながら、多くの人々を救えなかった罪悪感と無力感、自分に対する嫌悪と憎悪を募らせ徐々に精神を病んでゆく。そんなある日、久志は“外からの声”を聞く。“声”は語った。この宇宙には二つの大きな勢力し、そのうちの一方(連合)が手にした“光”なるものの奪取をもう一方(連盟)が謀り、その最中に偶然この主を選ぶ究極の力を手にし、“光の主”に変身したこと、人類を守る為に神に与えられたと信じていた力こそがUnknownを招き、世界平和を脅かしている元凶であることを。久志は罪悪感に耐え切れず自殺を企てるが死ぬことも許されず絶望する。一端は“光”を連合の艦隊に投降するが、人類の根絶を計画していることを知り、再び敵対し人類を救った。それからは平穏な日々が続いたが、久志は再び外からの“声”を聞く。一対一の決闘に応じ敵を瞬殺するが、消滅する間際に彼は告げた。「自らも“光の主”であり、他に十一名自分以上の者がいる」と。久志は覚悟を決め、親しい人達に密かに別れを告げ、最終決戦の地に赴く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 22:17:41
6688文字
会話率:23%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
過去の振り返りと、文章を書くリハビリを兼ねて。
キーワード:
最終更新:2024-05-12 15:54:24
2787文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
例えどれほどの現実で曇ってしまおうとも、いつか見た景色は色褪せる事がない。かつて夢見たのは、誰もが願い焦がれる英雄という姿。
幼き日の約束は、消えずに今も尚、道の先へと佇んでいる。辿り着ける道理はなく、輪郭はぼやけてしまっている。それが、無謀だと理性が訴えかけていても、望んでしまったのなら、手折れていいはずがない。
きっと、それでも、だとしても、過去の自分と、友は間違っていなかったのだと挑み続けるしか道はない。
いつか迎える終演のその日まで。
最終更新:2024-05-11 13:11:35
72896文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
「革命をはじめようか」
短い共産党宣言を読み終えたところでそんなことを言ったあたしだったが
「革命を導いてが良い」
がどこからか分からずに脳に響いた。他の言葉と一緒に。
するかよと突っ込み返りたかったんだけど、記憶が不安定になった。
時間が流れるくらいは何とか分かっていって、場所も変わる途中だ。
本当に声があったのか?
音でもあったのか?
数秒にも及ばない内に異なる所にいると把握できて、轟音と破壊に囲まれた。周りの悲鳴と近くに子猫か赤ちゃんの鳴き声も聞こえる。
母さんが抱きしめて走ってる。ちらちらと裏から大きな……
何あれ。大きい過ぎて早すぎて、でも輪郭不明。音だけで死にそうだ。
来たか。
突然回されて母さんと向き合う。
「ごめんね、ヤ」
とだけ言い、あたしを土に置いた。そして母さんが突然消えた。
あそこへ向いたか。どうしてそんなこと。|娼婦《しょうふ》が何を出来てるの。
近い子猫か赤ちゃんの泣き声が悲鳴になった。慟哭になった
ああ。
あたしだね。
夢か。きっとそうだよ。
破壊音が激しくなる内に、終わりを待つしかない。
目を閉じて記憶がまた不明になる。そのうすると混乱が遠ざかる事に気づいて目をまた開ける。
町の姿がない。目を彷徨わせた最後に誰かのおじいさんの腕にいた。
「母親によく助けられたな。二人とも」
彼の視線を追ったら、遠く下に建物があった。
記憶がまた不明になる前の最後の記憶は轟く悲鳴だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 08:24:19
125989文字
会話率:41%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:20pt
私の趣味の一つは絵画を見ること。
という訳で、本日は連れと共に絵画を見に来た。
目の前にあるのはミクロで見れば現実的、マクロで見れば空想的な作品だった。
『輪郭のあるものが好きなんだ』
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
超現実主義らしき物に興味を持った日のことを覚えてます。
最終更新:2024-05-02 15:58:27
779文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
大学4年のとき教育学部の私は、附属中学校に教育実習にいった。配属になったクラスで、映画好きをアピールする自己紹介をしたところ、中一の彼から映画に誘われる。断るつもりで彼に電話したところ、私を誘った理由が他にあるらしい。電話では話しにくいから、映画を見た後ちゃんと話したいという。私の輪郭と声が亡くなったお母さんに似ていて、そのことがきっかけで、私に興味を持ったから、付き合って欲しいと頼み込まれる。それから、彼との映画デートが始まった。翌年の3月には大学を卒業した私は、実家に帰っ
て教員を目指すことにした。彼は電車に乗り込んで実家のすぐ近くの駅まで送ってくれた。
その日から長い長い遠距離恋愛が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 12:35:10
23454文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
【模様替えコントローラー】を、手に取る。
それは、部屋と連動している。
部屋の柱に、フックで掛けてあって、コードで部屋と、繋がっている。
まるで、エアコンのリモコンの様だ。
【模様替えコントローラー】には、パネルボタンが九つ、並んでいる。
縦三列× 横三列の、計九つ。
上・三つと中・三つは、デフォルトで、模様替え用の空間が、設定されている。
機械に弱い人でも、これら六つのボタンを押せば、容易に、部屋の模様替え(空間替え)ができる。
下・三つは、フリー。
自由に、自分の好き
な空間が、設定できる。
でも、それらは、使っていない。
今のところ、六つのローテーションで、充分だからだ。
しかして、そのローテーションも、飽きて来ている。
ローテーションが、何廻りもしてるから、飽きて来ている。
使こうてみるか。
【模様替えコントローラー】に、テキトーに、座標を打ち込む。
Xどったらこうたら、Yどったらこうたら、Zどったらこうたら。
砂嵐が、走る。
部屋全体に、砂嵐が、走る。
草原の風景は、消え去る。
大きくブレていた砂嵐の波が、小さくなって来る。
ブレの波が、小さくなる。
小さくなり、落ち着いて来る。
安定し出した砂嵐の波は、像を結び出す。
それは、うすぼんやりした輪郭を、まず結ぶ。
輪郭が、目に見えて、ハッキリとし出す。
それに伴い、色も、付いて来る。
最初は、白黒だった。
それらに、ほのかに、色が付いて来る。
モノクロがに、淡いパステル調の色が付いて来る。
薄赤、淡青、浅黄、黄緑。
それらの色が、徐々に、濃くなって来る。
深紅、紺碧、麻黄、真緑。
砂嵐は、いつの間にか消え、部屋は、新しい風景を映し出す。
形のハッキリした、色合いも冴えた風景を、映し出す。
どこや、これ?
新しい模様替えの地は、岩場。
岩が、ゴロゴロ、そこら中に、転がっている。
岩と岩の間に、かろうじてと云う感じで、土の見える地面がある。
ひと際大きい岩が、ある。
岩の上に、細い岩が、立っている。
いや、突き刺さっている感じ。
よく見ると、岩では無い。
木か?
木、でも無い。
もっと、硬質。
それは、よく見ると、真っ直ぐでもなかった。
少し反りが、ある。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-17 10:17:22
54526文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
あなたはわたしの瞳を守る瞼になってくれた
キーワード:
最終更新:2024-04-01 22:59:08
370文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:14pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:24pt
漠然と憧れ、何者かになれることを信じていた。夜の東京で自分自身の輪郭をなぞる。私小説。
最終更新:2024-03-27 20:28:51
2441文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
作:えびかわ かがみ
ローファンタジー
完結済
N6155II
人類が知性を得た代償か、地球は残された大地すら、砂と海が飲み込んでいく運命にあった。
地上より突き出た巨大な黒柱によって通信手段を阻まれるなか、人々は限られた土地でつつましく、されどたくましく生きていた。その黒柱は生活のいち風景となり、いつしか<ジャミング・タワー>と呼ばれるようになる。
やがて人類は寄り添うように統一国家「地球連合」を樹立。黒柱の妨害を免れる独自の通信網<UCS>を整えることに成功する。
さらに半世紀あまりが経つと、次に人類は
、宇宙へ逃げ場を求めた。人型を主とする巨大作業用重機<グスタフ>の普及がそれを後押ししたのである。
結果、循環型社会としては未成熟ながらも、地球と月の中継点に<レジデンス>と呼ばれる人工居住地が建設される。月への移民計画<プロジェクト・ノヴァ>が始動するのはこの頃だ。
こうして再び人類は、アポロ計画から実に一二三年の時を経て、有人の調査隊を月面へと送り込む。
久方ぶりに銀砂を踏んだ彼らの使命は、新天地に適したクレーターを探すことだ。
だが、彼らとの交信は即日、途絶える。
救援が向かうのに、そう時間はかからなかった。が、これも突如として消息を絶つ。
人々はいよいよ「よもや月になにかあるのか」と訝しんだ。ゆえに続く第三陣の装いは、さながら軍隊の様相を呈した。
そして彼らはようやく、宙域を漂っていたグスタフの残骸を発見する。
回収された行動記録器。それに残されていたものは、非常に奇妙な映像だった。
月面にそびえ立つ白い塔の下、一面を黒いなにかが埋め尽くし、蠢いている。
人影だ。
その、おぼろげで輪郭のはっきりしない人影が、耳をつんざくような奇声を上げながら駆け、機体に次々と群がってくる。搭乗者である男の悲鳴で締めくくられるそれを見て、学者らは首をひねった。
「――月面に人がいる?」
時は流れ、西暦二二〇〇年。
世界からつま弾きにされ、月の庇護なしでは国という体裁を保てない小国・日本。
威武神楽夜(いぶかぐや)は、その山中で弟・朔夜(さくや)とともに養父の帰りを待つ、黒髪赤眼の少女である。
なくした過去を求めるかの娘が、黄金の騎士と対した時――。
終焉への引金は引かれ、ひとりの少女の、そして人類の、夢の終わりがはじまる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-04 21:05:06
794505文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:77pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:10pt
暗闇の中にある黒の輪郭
キーワード:
最終更新:2023-12-28 23:00:00
211文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
有形であれば誰しもその上に立ち、名札代わりに個人の輪郭を写し取る。揺り籠から墓場まで付き合うハメになる“影”という存在は、人生の教訓をよく学び、そして苦楽を共にする相方だ。その為、“影”は土着的な臭いを放ち、個人を区別するのに全くもって無理がない。俺がそのことに気付いたのは、過去に通っていた幼稚園の園長が犯した所業からだ。
18時更新
最終更新:2023-12-21 18:00:00
18627文字
会話率:45%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
作:六五四(むついつよん)
その他
短編
N5455IM
発言、の短歌
俳句短歌mbs
キーワード:
最終更新:2023-11-09 13:20:59
307文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:六五四(むついつよん)
その他
短編
N5453IM
暮らしの短歌
俳句短歌mbs
キーワード:
最終更新:2023-11-09 13:18:20
325文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
わたしの輪郭は、宇宙との接点
最終更新:2023-11-08 20:53:19
315文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
癖が強い。彼女が描く物語は全て癖が強い。
同じ言語を使っている筈なのに、文体に並べ直すと途端に抽象的になる。
けれどもこれこそが彼女の個性。
埋もれる事のない彼女の色。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
彼女的には、ブレる事無く普通に話してます。
話しているつもりです。
最終更新:2023-07-09 18:25:17
1132文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
互いの肌の輪郭が分からなくなる程溶け合った後は、言葉など交わさずに抱き締めて眠るのが常だった。
でも……女という生き物は、睦言を求める生き物だろう?
落ちゆく感覚が心地良いから、お話するのは苦手かな?
目覚めたら、沢山お話してくれれば良いから。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
恋愛です。R15です。
苦手な方はご注意下さい。
『物凄く際どい回』です。
でもムーンライト様……ほどでは……無い……気が。
こんな比
じゃない無いくらいムーンライト様では露骨なんで(;´・ω・)ウーン・・・
あ、当社比です……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-03 09:04:58
1141文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:61pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
多くの場合において人は物事の本質というものを見誤る。巧妙に作られた精緻な外見だけでなく、ときには取り繕ったような杜撰な外見にすら騙される。いつしかそうした外見にほとんどの人が騙された時、物事の本質はなぜか変化してしまう。さらには紅茶に溶けていくジャムのように、その輪郭がなくなっていくことすらある。もし、本質が改変され改ざんされた、、、否、隠されたものに出会ったとき、本当の本質を探すことはほぼ不可能であろう。それが人為的であるのならばなおさらに。
仮に、ここに一人の若者の
死があったとしよう。それも戦死だ。戦争とはとてつもない動乱をもたらすものであり、その場は得てして多くの混乱に見舞われる。たとえ何かを改ざんしたとしても、隠したとしても、誰にもばれることがないなんて言うのはよくある話だ。
しかし、それでも本当の本質を探すというのならば人はどれだけの時間や犠牲があるのだろうか。
私の初投稿の小説ですので、誤字や誤植をはじめ多くの至らない点があると思いますが、優しく指摘していただけると幸いです。
またこの小説は暴力および戦争を賛美するものではなく、作中にそのようなものが描かれている場合では小説の演出であります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-28 15:25:45
2475文字
会話率:14%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
明け方の通り雨は考える時間を与えた。朝と混じり合う雲の切れ間、僕は金色の月を見たんだ。
最終更新:2023-03-28 11:33:11
6586文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
事故や病気、事件など、
不吉なことばかりが
周りで起きる凛子。
夫の死後、何となく
輪郭がはっきりしてきた
その理由とは…。
最終更新:2023-03-12 21:00:00
977文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:62pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
今年の五月頃に丁度、あれを見たのだ。まだ初夏の青が、夕闇の輪郭を縁取っていた。
最終更新:2023-02-22 07:11:14
525文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
私の境目ってなんだろう。
最終更新:2022-12-28 22:49:00
238文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:47pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:20pt
神流 聖(カミナガレ セイ):奈良県の山奥で剥製屋を営んでいる。31才。178センチ。やせ形。端正な顔立ち。横に長い大きな目は滅多に全開しない。大抵、ちょっとボンヤリした表情。<人殺しの手>を見るのが怖いので、人混みに出るのを嫌う。左手が母親の手なのでいつも手袋で隠している。人が写るテレビや映画も避けている。ゲーム、アニメ好き。
山本マユ(享年24歳):神流剥製工房を訪ねてくる綺麗な幽霊。生まれつき心臓に重い障害があった。聖を訪ねてくる途中、山で発作を起こして亡くなった。推
理好き。事件が起こると現れ謎解きを手伝う。
シロ(紀州犬):聖が物心付いた頃から側に居た飼い犬。2代目か3代目か、生身の犬では無いのか、不明。
結月薫(ユヅキ カオル):聖の幼なじみ。刑事。角張った輪郭に、イカツイ身体。
山田鈴子(ヤマダ スズコ50才前後):不動産会社の社長。顔もスタイルも良いが、派手な服と、喋り方は<大阪のおばちゃん> 人の死を予知できる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-27 18:00:13
22821文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:36pt
総合ポイント:330pt 評価ポイント:248pt
変に、力を入れることなんてない。
最終更新:2022-09-20 07:00:00
249文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:77pt
総合ポイント:28pt 評価ポイント:24pt
まんなかに、穴のあるドーナツ。
だが、それが彼らの本質ではなくて⁈
最終更新:2022-09-04 07:00:00
756文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:83pt
総合ポイント:34pt 評価ポイント:34pt
26歳の六室崇(むつむろたかし)新宿通りの歩道橋の上から通りを眺めて物思いに耽けていた。
高校2年のときに両親が離婚し、母方の姓を名乗るようになったが、離婚からちょうど半年後の6月6日、「むつ」「む」「ろ」という数字の6を連想させる音が三つ重なる珍しい苗字を残して、母が急死した。そのせいで自分は特別な存在だと信じるようになったが、その思いは一年も持たずに消えた。
崇の特別な能力といえば、空の色を自分の都合のいいように自由に変えられることだけ。それも、実際に空の色を変えるのでは
なく、自分が見ている空の色を変化させる、ただ自分の脳を騙しているだけ。
崇は何の気なしにランナーの男の姿を目で追いかけていた。突然車同士の交通事故が起こり、ぶつけられた車はランナーのすぐ近くまで吹き飛ばされる。ランナーは事故にまったく気づくことなくそのまま走り続ける。
ランナーの顔には色がなかった。漫画の輪郭の線が服を着て走っている、でも、すれ違う人は彼の姿を気にも留めない。
亡くなる前の母に言われたことがある。「いつか透き通った不死身の男が現れる。その男についていけ」その時が来たことを崇は確信した。
崇が追いかえると男はオフィスビスに入って行った。建物の前でどうしようか考えていると、高校の同級生、祝園玉青(ほうそのたまお)に声をかけられる。8年ぶりの再会。彼女はこのビルのHR2という社員30人ほどの上場企業で働いていて。ランナーの男は彼女の会社の社長、和田(わだ)だと言う。
崇が玉青にだけ透き通った男の話をしたことがある。玉青は覚えていた。
玉青は崇をオフィスに連れていく。崇には和田が輪郭が服を着ているようにしか見えないが、玉青には普通に見えるという。
玉青は和田を見張ることを約束し、動きがあれば連絡すると言って崇と別れる。
玉青の人生はここまで、彼女の目論見通りに進んでいた。それは高校時代に崇にあることを打ち明け、背中を押してもらえたからだと信じていた。
それは玉青にとって宝物のような思い出だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-02 19:03:16
48271文字
会話率:65%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
相倉有馬は大学きっての、変人にして怪人だ。
オカルト研究の為なら、何でもすると有名である。
そんな彼の元へ、後輩の干泥泡菜が訪れる。
彼女はストーカー被害に悩まされているらしい。
有馬は暇つぶしも兼ねて、知恵と力を貸す事に。
それが全ての始まりとも知らずに……。
人間が突如、水膨れて死ぬ怪奇事件。
国家に禁じられた黒祠邪教。
何一つ輪郭の掴めない、泡菜の両親達。
次々死んでいく、愛する人々。
有馬は狂気を抱えながらも、真実に辿り着こうと藻掻く。
その果てにあるのが、何で
あろうと。
カクヨムで書いた作品の改稿版になります。
https://kakuyomu.jp/works/16816927863294324873折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-08 21:00:00
87684文字
会話率:34%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:10pt
西暦二〇三〇年、魔法という新たな兵器の登場により第三次世界大戦が勃発。それは地図をも書き換える、まさに大災厄だった。この一件を皮切りに、地域紛争の数を加速度的に増やしていき、歴史的大災厄のもの恐ろしさをさらに昇華させた。
あれから一世紀以上の時を経てその数を減らしている現在でも、世界中の魔法闘士「ストライカー」たちが、戦場の最前線で血を流している。闘っている理由も知らずに最期の一瞬まで涙を飲み続けた者も、彼らの中には少なからざる数そういった人間が存在する。
しかしながら、この
星で魔法闘士は人気の職業である。
今年の春も、魔法闘士育成第一機関「月島学園」には、数多くの受験生が夢と希望を背負って訪れている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-21 18:00:00
45368文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
心と体も境目がわからないけれど
キーワード:
最終更新:2022-07-19 21:28:21
200文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:73pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
作:バーチャルヤドカリ
ローファンタジー
連載
N1888HS
高校を卒業したギャル、鬼海ナキ。突如襲来した空爆により、彼女は故郷もろとも跡形もなく灰と化したはずだった。
目覚めると街も自分も傷一つなく、TVでは街に落ちた不発弾のニュース。空爆の事など誰も知らなかった。彼女の記憶が世界の輪郭とずれ始める中、
「空爆から街を守ったのは君か?」
見知らぬ人物に自分しか知らないはずの記憶に迫られ突然命を狙われるナキ。絶体絶命の彼女を守ったのは、知らぬ間に芽生えていた『綿を生成するチカラ』だった。
透明人間、瞬間移動、洗脳etc。日常に潜むチカ
ラが招く数々の事件に、ハズレ能力と知恵と度胸で立ち向かうナキ。チカラの謎、そして街を襲った空爆の真実に迫る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-18 20:52:00
64861文字
会話率:40%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
作:ふっくん◆CItYBDS.l2
アクション
短編
N8097HR
「ほら、漫画とかでよくあるじゃないですか。強敵が発するオーラにビビるやつ」
それは、強敵の背後や輪郭に沿って漂う黒や白。時に金色であったりして。
そして、ズズズやゴゴゴといった効果音と共に描かれ強者を更に強そうに演出する。
「でも実際のところ、そんなオーラは存在しないすよね」
本分より一部抜粋
最終更新:2022-06-20 23:55:09
3265文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
懸命に生きる昭和の家族と一匹の犬の物語。
犬は東京オリンピック(昭和39年、1964年)にあやかって「ピック」と名付けられた。
半世紀以上も前に生きた一匹の犬との思い出を手繰ると、その輪郭がはっきりと蘇ってくる。
とっくの昔に消えてしまった命だけれど、心の中の存在は消えることはない。
最終更新:2022-06-05 23:30:59
10512文字
会話率:19%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:20pt
「輪郭、情に馳せる」の後日談です。
前作品をご存知なくてもお読み頂けますが、作者としましては2作品共触れて頂けましたら嬉しさここに極まれりでございます。
設定としては輪郭が17歳、当作品が21歳頃かなと考えております。子供と大人の愛の違いに想いの違いとは何かという作品になりました。皆様を、是非に私の文章の世界へご招待致します。(格好付け過ぎかな?)
最終更新:2022-03-13 03:56:37
1058文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:85pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
真っ白な少女と真っ黒な男性は、いずこかにて語り合う。
互いに論理の衝突を曖昧に回避して、いずれ溶け落ちる輪郭。
更新は不定期です。作者がこの小説を書ける状態にならないと更新出来ないためです。
最終更新:2022-02-09 12:10:08
1996文字
会話率:77%
IN:0pt OUT:10pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
恰幅A太郎とふくよかさんは
各々の方法で理想の美ボディーに近づこうとする。
35歳越えたら、何キロあるかより
他者からどう見えるかを意識したヘルシーライフが
求められると、雑誌で読んだ。
内臓的にもやさしい身体で在りたいが
先ずは輪郭を意識した減量に取り組んで行きたいと
ふたりは誓うのであった。
最終更新:2022-01-12 19:12:15
207文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
あれは自分の思い込みだった。
いつかそう思ってしまいそうな日が、来てしまいそうで。
キーワード:
最終更新:2021-09-26 19:04:01
389文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:2pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:22pt
私を見つめる彼と私の話。
最終更新:2021-09-07 04:42:25
520文字
会話率:16%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
不明瞭なものの輪郭をなぞって。
『君が引き金を引くのは暇だからでしょ?』
そう言葉をくれた彼女と過ごす、ある物語。
キーワード:
最終更新:2021-08-25 23:50:11
1271文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:87pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
うつろう世界の輪郭(※重複投稿しています)
最終更新:2021-08-24 23:28:47
371文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:4pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
動乱の戦国乱世の中、ひとりの少女は『越後』という国の主となった。その時はただ、それが少女は戦乱が収まるために自分ができる最善のことだと信じていた。疑っていなかった。
だが国主となって次第に、少女は『ひと』としての輪郭を失っていく。
そんな少女と一人の男が出逢い、そして。
……これは、人それぞれが貫く『愛』のかたちを記した物語。
最終更新:2021-06-22 04:32:28
4227文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
やりつくされた表現とか、読み飽きたシナリオだとか、そんなん関係ない。
面白ければいいんだろう?それなら面白いモノを見せてやるから、私についてこい。
ボーイミーツガール・ダークファンタジー・アクション・コメディ全部ひっくるめて僕の人生にしてやる。
私と、僕で。
最終更新:2021-06-17 22:29:54
4174文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:7pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:えにあおじ
ヒューマンドラマ
完結済
N9207GZ
ある日見た夢
覚えのない記憶
徐々にはっきりとする『僕』の輪郭
過去と現在
過去と未来
『俺』と『僕』と『彼女』と『彼女』の物語
キーワード:
最終更新:2021-06-13 16:51:12
28573文字
会話率:66%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:122pt 評価ポイント:100pt
ある女性は共に過ごしていた夫に離婚を言い渡されます。
喪失感を癒すかのように中学時代にかつて好意を抱いていた初恋の彼を思い出した。
その彼と過ごしたひとときの時間は「私」にとって大切な時間でした。
最終更新:2021-05-13 19:55:55
5110文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:30pt 評価ポイント:30pt
落書きさん。白夢ちゃんの笑顔。それが過去の記憶全て注がれたペンキバケツの輪郭にそんな心の色姿に馴染むなら。それを好きになるのは。。。この世の三千個の虹色の景色よりも好きになる事。何故かって。それは白夢ちゃんの瞳の仕組みを作る過去の記憶の柄そんな俺好みの透明な仕組みをした瞳を通してその奥にいる白夢ちゃんが大好きだから。全ての色が命宿す時一番好きな命ある色は白夢ちゃんだっ!!。
最終更新:2021-04-18 17:41:39
1121文字
会話率:59%
IN:0pt OUT:56pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:スリムハウス
空想科学[SF]
短編
N2189GX
気がついたら、すすきの生い茂る中にいた。すすきの周りには森が広がり、人はおろか、動物も虫もいない。
タイムマシンで一日先の未来に行って、帰ってくる実験をしたはずだったが、そこは一万年先の想像し得ない世界だった。
孤独の身から解放されたい。人と会いたい。そう思っていたとき、視線の先にある丘の上に人の輪郭を見つける。
会いたい一心で、大声を出す。
輪郭はこちらを振り返ったように見えた。
一歩踏み出したとき、足を取られ跪いて目線を落とす。
再び顔を上げると、丘の上に人
の輪郭が見えない。
もう一度大声を出して輪郭を呼ぶ。
輪郭があったはずの丘に向かって歩きだす。
すすきを抜けると、深い溝が現れる。
飛び越えなければ先には進めない。決死の思いで飛び越える。
飛び越えた先の丘を目指して歩く。
頂上に登ったが人は見つからない。
絶望すると、今、歩いて来たすすきの方向から声が聞こえる。
振り返ると見覚えのある建物の廃墟。さっきまで居た研究所に見える。
混乱する意識のなか、また声が聞こえる。
視線を声の方に向けると、その瞬間から世界が薄れていく。これで元居た時間に戻れる。
そう思う中、意識が消えていく。
目を覚ました。そこはすすきの中だった。
目を上げると、丘の上に人の輪郭を見つける。大声で叫ぶ。
その輪郭はこちらに振り返る。その輪郭に会おうと、足を踏み出す。
足を土にすくわれ跪いてしまう。
再び視線を丘に向けると、人影は消えている。もう一度大声で呼びかける。
丘の上にいるはずの人に会うために歩きだす。
すすきを抜けると溝が広がっている。飛び越えなければ先に行けない。
飛び越えようとする姿勢に構えたとき、違和感を覚えた。
同じことを繰り返してはいないか。丘に登るまでの体の動きがなんとなく分かっている。気持ちとは別に体が勝手に動く。そして丘を登りきった。
そこに声の主はいない。それはなぜか。今は分かる。声の主は私自身。
二度の声を聞いた後、意識が消える。
三度、目覚めたとき、またすすきの中にいる。
これからの行動は体も頭も分かっている。繰り返される同じ時間。
絶望の中、心は白けていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-12 10:00:00
20266文字
会話率:4%
IN:0pt OUT:68pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:16pt
作:海月 くらげ
ローファンタジー
完結済
N4562GT
「なんで女になってるんだ……?」
世界を脅かす絶望の使徒『魔王』を狩る『特務兵』の七生カズサは、軍からの報酬として『普通の生活』を望んだ。
その要求は、ややねじ曲がった形で叶うこととなる。
カズサへ言い渡されたのは軍の訓練校へ入学し、『東京人工都市』の第三皇女――天道レンカの護衛任務付きでの生活だった。
カズサは素性を隠すため、天才魔術薬師の神崎エルナの提案で彼女が作った『変身薬』を飲み……目が覚めると少女になっていた。
銀白色の長い髪、黒耀石の如き瞳。
慎ましやかな胸
元と、線の細い輪郭。
七生カズサは儚げな少女の姿になっていた。
戻るための『解除薬』を「俺はまだ死にたくない」と拒否したカズサは、少女の姿のまま訓練校へ通うことになる。
訓練校で普通に生活する裏で、レンカに素性を知られないよう護衛任務を遂行するカズサ。
寮で同室のレンカと過ごす日々は安らかで、ほんの少し騒がしい。
少女として振舞うカズサとレンカは着実に距離を詰めていく。
「お風呂、一緒に入りませんか?」
「……そんな表情で言うのは反則じゃない?」
自由で無垢なレンカに振り回されながら、カズサも次第に変わっていく。
それでも、カズサは自分が信じる『普通』を突き進む。
これは『東京人工都市』最強とも謳われる七生カズサが降り掛かる火の粉を全て跳ね除けて、護衛対象のレンカと普通な学校生活を過ごす物語。
例によって話の進みは遅めです。
GLタグは保険。
それでもよろしければどうぞお楽しみください。
ブクマや星も頂けると励みになりますので、少しでも面白いと思ったらよろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-09 00:05:04
121484文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:1514pt 評価ポイント:774pt
出張先の宮崎で
めったに行かない高級店
やっぱりサービスの質も高いよね
最終更新:2021-03-30 22:24:30
5670文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:65pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
学生の時分。
交際の終わり方は、雨の方が味がありますよね。
そんな話です。
最終更新:2021-02-22 00:22:05
778文字
会話率:4%
IN:0pt OUT:76pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
西暦2113年。
世界は四つに分かれていた。
『平和とは次の戦争の準備期間である。』
その言葉を体現するかのように人類は、それまで100年以上保たれてきた比較的な平和を易々と捨てた。
そうして始まった四大国戦争は熾烈と泥沼を極め、戦場は荒れ果て草木どころか苔すら生えなくなり、皮肉にもその前線の荒野こそがそれぞれの国の輪郭を正確に測る材料となっている。
互いに歪に成長した技術は最早別世界の物となって、互いを食い荒らす。
故にこの戦争には東西冷戦から弄られてこんな俗称が付いた。
凍結炎戦争《hot ice war》と。
これはそんな中で無慈悲にも造られて、捨てられてきた頭のない人形の、マリオネットたちの、ヒトになるための物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-04 00:00:00
20953文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:6pt 評価ポイント:6pt
家路を辿る私が見つけたのは、狂い咲きのハクモクレンだった。その甘美な輪郭は私を大層惹きつけ、私の中にはある欲望が宿った。
最終更新:2021-01-14 16:00:04
931文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:24pt
総合ポイント:136pt 評価ポイント:126pt
検索結果:116 件