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『小説家になろう』サイトの更新情報を検索します
検索結果:29 件
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「団塊世代」が後期高齢者になる2025年まであと1年となり、
少しでも「介護職離れ」を防ぐために、昨年の補正予算案に伴い2024年2月から介護職員1人あたり月6000円の賃上げが実施されます。
一方で、24年4月からの介護報酬改定では訪問介護は2~3%減額となりました。
いったいどうしてこんな怪奇現象がおきているのか?
日本の介護の現状も合わせて個人的な分析を行いましたのでどうぞご覧ください。
最終更新:2024-02-06 17:20:33
4914文字
会話率:2%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:40pt 評価ポイント:40pt
『ソイレント』 Soyrent あらすじ
二〇五〇年頃から、日本は超高齢化に伴う人口減が進んでいた。
一方、世界をみると人口の予想を上回る増加現象と地球環境の悪化が引き金の異常気象も加わり、食糧不足とすべてに関わる水不足が危機的な問題となった。
日本では、高齢化社会が現実化し、高齢者への社会からの手を差し伸べることの限界が見え、未来の国民生活を守るため、『一〇〇歳尊厳死法案』による尊厳死が決行されていった。
深刻な食糧不足には、肉野菜を摂らなくても済む完全食『ソイレント』を
本格的に使い出した。増え続ける『ソイレント』の必要量、維持の為、あらゆる方法で確保に邁進(まいしん)した。
国の定めた施設『安住の森ドーム』一〇〇歳を迎えた一人の男、有(あり)町(まち)征(せい)次(じ)が、入口扉へ進む・・・人生で感じたい・大切な出来事が、目の前を次々と映像に映り、通り過ぎる。全てに満ちたりて、心置きなく最後の使命を果たす旅にでる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-28 22:32:34
20881文字
会話率:5%
IN:0pt OUT:72pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
メタバース元年と言われた2022年から数十年。
難病の克服と再生医療によるアンチエイジング技術の向上で、日本は超高齢化・超少子化社会となっていた。
国は、高齢者の生活の場として仮想世界(メタバース)の「シン・ヒノモト」を創設。
年齢にも性別にもとらわれない自由な世界で、人々は第二の人生を謳歌している。
その一角のピオニタウンの市長として就任してきた若き才媛サチコは、無類の昭和レトロマニア。
同じく昭和時代を愛する部下の誠に惹かれ、仮想世界でのパートナー婚を申し出る。
しかし
、なんと誠は本物の昭和生まれの120歳であった。
20歳のサチコとの年の差は100歳。
年の差を理由にプロポーズを断る誠、諦めないサチコ。
周囲の(無責任な)後押しもあって、ふたりはついに――自由な仮想世界だから実現できる、究極の年の差婚。
この作品はnoteにも掲載しています。
https://note.com/aglaya/n/nbd2353f27682折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-06 19:04:24
24955文字
会話率:42%
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総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
20XX年
AI人工知能研究者としても知られる本庄悟郎によって、革新的な人工知能ピューティアが開発された。
これにより世界はピューティアにより管理され、人は働かずともすべてを機械がやってくれるようになった。
さらに世界リーダーたちは、超高齢化社会、人手不足が招く経済成長の鈍化、資源の枯渇、各国の紛争などの問題解決にまでをピューティアに任せると決定。
これが引き金となり、ピューティアは暴走した。
世界に必要ないのは人であると結論付け、片っ端から人間を捕えた。
機械に
捕まった人間たちは、ピューティアが管理するVRゲーム――ラスト·ワールドへと送られる。
ラスト·ワールドは中世ヨーロッパをモチーフにしてはいるが、ゲームユーザーにリアリティを感じてもらうためにあえて魔法などの幻想的なものがない設定になっている。
だが、架空の世界には当然のようにモンスターも現れ、さらには人々を脅かす存在――四つの塔があった。
ピューティアは仮想現実に捕らえた人間たちに強いる。
ゲーム内での死は、現実の死であると。
「この世界で人としての尊厳を取り戻しなさい。さすれば解放される。ですが、もし現実と同じことを繰り返すのならば、この世界はより過酷なものとなるでしょう」
クリアを目指す者、諦める者などに分かれ、捕らわれた人間たちは架空の世界ラスト·ワールドを生きていくことになった。
この事件の元凶であるピューティア開発者の本庄悟郎は、逃げ伸びた人間たちによって投獄され、処刑を言い渡された。
だが、彼の娘であるフルダイブ型VRゲーム世界大会の優勝者である本庄芽衣――メイがゲームをクリアし、ピューティアの支配から人類を開放することを条件に刑は延期とされる。
かくしてメイは、これまで培ってきたゲームのちしきと技術を武器にラスト·ワールドへと挑む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-20 05:22:43
28701文字
会話率:24%
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総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
近未来の世界の話、超高齢化社会、世界の食糧危機、先進国の深刻化する少子化、これらを解消すべく人工知能を用いて
国家運営を行う国が増えていった!最先端の人工知能を導入した国家は少しずつではあるが、国益が上向いて行った!
その中でかつて世界第三位の先進国家であった日本は、少子化、超高齢化社会に突入し、高齢者の有利な政策ばかりを優先し、政治家の不正が横行して日本政府の国家経営は空前の灯火と成り果てていた!新しき国を再建するためある組織が動く。
最終更新:2022-11-02 11:28:30
17912文字
会話率:72%
IN:0pt OUT:28pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
2206年まで生きる人間が
最後「ありがとう」と日本語で言って亡くなるための
「人生の目的」をまとめたもの。
最終更新:2022-07-10 01:29:30
1920文字
会話率:16%
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総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「パトリシア、ただ今をもって、おみゃえとの婚約を破棄しゅる!」
「あぁ? あんだって?」
参加者の八割が腰の曲がっている夜会の最中。
パトリシアの婚約者であり、王太子殿下でもあるランドルフが、がなり声で婚約破棄宣言をした。
「だーかーら、おみゃえとの婚約を破棄しゅるって言ったんじゃ!」
「あぁ? あんだって?」
だがランドルフの声は、パトリシアには届かない。
ランドルフの滑舌が悪いせいもあるが、パトリシアも耳が遠いのだ。
――それもそのはず、二人とも御年80歳超え。
この国は
治癒魔法の発達と少子化の影響により、未曾有の超高齢化社会になっていたのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-21 21:09:10
2526文字
会話率:57%
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総合ポイント:2148pt 評価ポイント:1958pt
人生100年時代到来から50年経った日本では、人口減少や超高齢化社会によってコミュニケーション力が評価される時代となり、学校では新たに「表現力」の科目が追加されていた。
表に現わすと書いて表現。
そのための中身作りに必要な3大要素「知識」「想像」「経験」
高校1年生の相馬 正(そうま ただし)は、表現が大の苦手。
緊張しい、ネガティブ、自分を信じられない・・・。
授業で当てられた問題の答えが分かっていても、伝えることさえできない。
そんな男の青春表現物語です。
最終更新:2021-11-06 11:34:06
1058文字
会話率:28%
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総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
2030年東京
超高齢化社会の到来
政府は年金や生活保護を打ち切った。
外国企業が幅を利かせ
今まで日本を支えた世代は肩身狭く生きるしかない。
そんな一人、ある中年男の物語
最終更新:2021-03-20 16:11:10
15398文字
会話率:29%
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総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
定年後の余生を妻の花子と一緒に過ごす和夫。ある夕方、夫婦に襲いかかった地震の影響で家が停電に見舞われた。発電機を取りに倉庫へ向かった和夫が、そこで発見したものは、見覚えのない「奇妙な箱」。その箱を開けてしまった和夫は、超高齢化社会へタイムスリップしてしまったのだった!
最終更新:2021-02-22 10:07:43
44243文字
会話率:55%
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総合ポイント:8pt 評価ポイント:6pt
超高齢化社会になってしまった世界に、革命的な機械が投入された!
その名も三位一体《トリニティクロス》
その名の通り、三人の老人を合体させて一つの強靭な若者に仕立て上げる悪魔の機械であった!
その最初の被験者となった三人の爺。
美人でドSな科学者に合体させられてしまった爺達が、その有り余る若さとリビドーで失われた老後を取り戻す為に奮闘する物語である。
最終更新:2021-01-14 12:45:59
9994文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:78pt
総合ポイント:22pt 評価ポイント:20pt
作:漣 ✾ 黒猫堂
ヒューマンドラマ
完結済
N2864GF
都内某区 神在町に数百年前から棲み続けており、宇宙人一家でもある旧華族家の当主夫人 瑞穂と、そして近所に住む昔馴染みの ある老姉弟たち。
彼らが戦前戦中の頃に持ったひとつの優しい交流が、ある花と一匹の喋る黒猫を中心として、現代に至り再び物語を紡ぎ始める。
主人公である寝たきりの老人 滝次と、言葉を話す不思議な黒猫 玉依との間に生まれる不可思議な利害的共生関係。
そんな彼らの心と身体が突然入れ替わった時、もう叶わぬと諦められていた あるひとつの願いが叶う……かも
。
かつての大東亜戦争時と現代の二時代場面転換で繰り拡げられる、心温まる…… かどうかはちょっと解らない、微妙に奇妙な物語。
※連載中小説『旧家 ❀ 櫛名田一族の聖域』のスピンオフ作品
(4.5話完結)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-12 20:14:47
20004文字
会話率:23%
IN:6pt OUT:7pt
総合ポイント:336pt 評価ポイント:224pt
超高齢化社会となったとある国のお話。
戦争で死んでいい人間なんていないのさ。
※10分弱の舞台脚本形式です。
最終更新:2019-12-10 23:00:00
1546文字
会話率:80%
IN:0pt OUT:39pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
時は2069年、最新医療技術によって人口が5億人を超える超高齢化社会になってしまった日本は、急遽「子作り禁止法」を制定。少子化推進軍を設立して、リア充である違法性交者達の取り締まりに乗り出す。
そこで隊員に抜擢されたのは、彼氏いない歴=年齢の独身女、新妻莉深だった。彼女は日頃のリア充達への恨みも込めて次々と戦果を上げていくが、仕事に精を出しているうちにやがて運命の彼と出会ってしまう。
しかし、その彼というのは、実は「子作り禁止法」に反対するレジスタンスの一員だった事が判明して
しまい……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-10 18:39:29
20426文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:21pt 評価ポイント:15pt
超高齢化社会に突入したとある国。退社したばかりの会社の関連会社に無事再就職を果たした人々。しかしその再就職には裏がありまくりで…
最終更新:2019-04-24 21:22:06
4932文字
会話率:71%
IN:0pt OUT:25pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:4pt
日本の農業の超高齢化はピンチじゃなくて、大チャンスだった?これから20年でやるべきことを考えていく。
最終更新:2018-12-10 15:46:22
2874文字
会話率:2%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:4pt 評価ポイント:0pt
20XX年。超高齢化社会による国の崩壊を防ぐために80法が導入された。
これは80歳になった者"終焉者"が国の施設で安楽死する、というものだ。
安楽死施設"寿命管理局センター"で働く寿大輔は日々淡々と終焉者の最期を看取っていた。
寿はある朝目覚めると別人の姿になっていた。
そしてその姿は"終焉者"である米川のものだった。
最終更新:2018-06-29 15:50:19
6594文字
会話率:22%
IN:0pt OUT:21pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
高齢化がさらに進んだ、超高齢化社会。地球温暖化、酸性雨、工業廃棄物、様々な要因から滅びていく地球で、集められた孤児たちを育成している少年自衛隊。そんななかで出会った彼らは、世界を変えようとする――前日譚。
最終更新:2018-05-08 18:02:00
4988文字
会話率:46%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
いきなり異世界に飛ばされた
28歳 独身 彼女無し 過労気味の介護士の男が突然色んな種族が住むファンタジーな世界へ召喚されてしまう!
そこは不老不死の魔法の効果が無くなった為超超高齢化社会の世界で!?
猫耳ナースロコナに強引に介護士として働く事になった男 リョウ。
果たして現実へ戻れるのか!?
最終更新:2018-04-25 20:48:38
4748文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:0pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
2035年問題が声高々に叫ばれている。しかし『必要は発明の母』。日本政府は無能でも民間企業は好機ととらえ、AIを使って一気にロボット化社会を推し進めた。高齢者の増加にともなう労働者不足は解消されつつあった。
しかし、高度に発展した都市は高齢者を排除する。今でも自動改札に戸惑う老人。全面液晶画面の自動販売機で買い方がわからずお金を入れては引き出している老夫婦。
数年後、あなたの家族やあなた自身が味わうことかもしれません。
このお話に出てくるお店は既に実在しています。街中がそうな
ったら・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-02 00:25:39
1866文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:55pt
総合ポイント:91pt 評価ポイント:77pt
20XX年 超高齢化社会で若者の労働力が枯渇した未来。
強制労働幼稚園に務める「ワナビ君」5歳は、メタ発言が多い同園のアイドル「メタちゃん」と共にトラックにひかれ転生する。
「なろう」と呼ばれる異世界で、チートな俺TUEEを満喫していたが、突然彼等の前に強大な敵があらわれた! はたして2人の幼児の運命は!
悩める「なろう作家」に贈るブラック・ファンタジー、ここに登場!
<使用上の注意>
・どうか深く考えないで頭空っぽにして読んでください。
・作者は転生モノが大好きです。(自
分でも書いてます)
・多少の毒成分が含まれています。容量・用法を守り、正しくご利用ください。
・この作品を読んで、頭痛・アレルギー反応等をおこされた場合、直ちに読むのをやめ、医師に相談してください。
・作者もただのワナビです。作中の言葉は信じないで、ご自分の執筆スタイルをお守りください。
※この小説は、yukke様の企画した特別リレー小説となります。(3話目です)
単体でも楽しめるように書きましたが、後書きにリレー小説のURLがありますので、それを辿っていけばより物語を楽しんで頂けます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-24 06:11:48
3214文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:98pt 評価ポイント:72pt
超高齢化社会を迎えて、さらに問題の先送りをするという。
日本に未来はあるのだろうか。
最終更新:2017-08-05 05:00:00
1427文字
会話率:12%
IN:0pt OUT:83pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
超高齢化社会におけるディストピア小説です。
国民は皆70歳で安楽死する義務「法定寿命」が定められた社会。
70歳を過ぎても生き延びるただ一つの特例として許されたのは10人以上の署名を集めることだった。
しかし、この署名の権利は1人1回しか使えない。
誰を生きさせたいのか。
権利をどう使うのか。
70歳の誕生日を迎える祖母をとりまく、ある家族の葛藤を、孫の視点から描く。
※pixivにも掲載予定です。
最終更新:2015-05-30 13:15:42
10861文字
会話率:42%
IN:0pt OUT:88pt
総合ポイント:35pt 評価ポイント:31pt
超高齢化社会と愚昧な倫理が奇妙に絡み合ってしまった。
最終更新:2015-05-18 16:35:20
1544文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:74pt
総合ポイント:16pt 評価ポイント:14pt
本投稿は、未来(いや近未来)を、と思い投稿しました。
やがて人生の終末は、ロボットによって介護、そして最期の死水までとなるでしょう。それも時代の流れか?、否定はしないが、肯定は賛成では無い。
そんな思いを投稿しようと思います。
最終更新:2015-04-05 07:44:31
3906文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:74pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
―大丈夫、僕が絶対に蒼を守るから―
西暦20xx年。世界の人口は急激に増加の一途を辿っていき、
遂に100億人を突破してしまう。
土地の減少、環境汚染、超高齢化社会。
そこで世界連合(WU)は人類間引き計画、通称「ノアの方舟」計画を開始する。
それは想像を絶するデスゲームだった・・・。
最終更新:2014-12-08 13:27:19
299文字
会話率:24%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
超高齢化社会に突入した日本、発展とともに複雑化していく世界で、彼の心は疲弊していく。
仕事に疲れて、電車で寝落ち。疲労が原因で眠ってしまった為、電車を降り遅れた宮下義嗣が慌てて降りた先は、異世界『シュエン』だった。
落ち着いて当たりを見渡すと、駅には何故か御叮嚀に異世界『シュエン』と書いてあったが駅員はいない無人駅だった。
駅中では持っているお金が使えるので、異世界で暮らす準備をする。
シュエンの外から来た人間は、自分の世界の補正を受けるが、彼の場合は駅中で、自分の世
界のものを購入できること、そして、男の子の憧れである特撮の力をある程度手に入れることができることだった。
彼は思う。「某厨病だった昔にここに来れたら嬉しかったんだろうな。」
異世界だと喜ぶ事ができないことに歳を感じる彼の異世界トリップ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-10 12:19:13
114696文字
会話率:60%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:143pt 評価ポイント:73pt
二○六一年、四月。
ついに人間の失業率が七割を超えた。それでも、機械が全てを代行しているので、社会的には何の支障もない。働かなくとも、生活保護を受けて生きることが出来る。やがて人間は、ただのうのうと生きるだけの生き物と成り果てた。
科学は日々進歩を遂げ、医療もまたそれに併せて充実したものとなった。全ての病気は解析され、治療法も次々と開発されていった。結果、人間は事故・自殺・他殺を除けば、裕に百年を超えて生きることすら可能な超高齢化社会となった。それに加え、『第三次ベビー
ブーム』により、人間は繁殖し過ぎてしまった。
ある技術士の手によって、自動繁殖阻止機(略してジハンキ)」が作られた。別名「人間シュレッダー」と呼ばれる、自殺専用機械。
いつしか生きることに嫌気がさした人間は、ジハンキで何の躊躇いもなく死んでいくようになった。
諦めと共に逝く者、絶望の果てに逝く者、安らぎと共に逝く者、もがきながら逝く者、家族を想いながら逝く者、殺される者、踏みとどまる者、家族と共に逝く者、何の理由もなく逝く者、衝動的に逝く者、幸せと共に逝く者。
※自殺と他殺と病死のオムニバスです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-09 00:44:03
39511文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:63pt
総合ポイント:28pt 評価ポイント:26pt
作:ツジセイゴウ
ヒューマンドラマ
完結済
N3455E
2030年、世は超高齢化社会を迎えていた。年金財政はとうに破綻、困り果てた政府は後期高齢者特別収容施設「永久の荘」を建設した。収容人員2万人のこの巨大老人ホームの真の姿は、官営の安楽死施設であった。そして、その裏にはさらに恐ろしい政府の陰謀が。高齢者だけ致死率が高くなるウイルスが散布される日。30年後、あなたはこうして始末される。
最終更新:2008-08-16 13:40:18
58898文字
会話率:52%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:131pt 評価ポイント:105pt
検索結果:29 件
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