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『小説家になろう』サイトの更新情報を検索します
検索結果:87 件
ファーラ伯爵と婚約していたセイラだったものの、伯爵はセイラをほったらかして幼馴染のレリアの方にばかり愛情をかけていた。それは溺愛と言ってもいいレベルの内容で、その行動の果てに伯爵は婚約破棄まで持ち出してしまう…。しかし時を同じくして、セイラはその姿を伯爵の前からこつぜんと消してしまう。決して自分に逆らうことなどないと思いあがっていた伯爵は、誰もいなくなったセイラの部屋を見て…。
最終更新:2024-05-07 11:44:36
156133文字
会話率:63%
IN:0pt OUT:33pt
総合ポイント:872pt 評価ポイント:288pt
作:プリンアラモード
現実世界[恋愛]
連載
N1386GJ
高校生活1年目のある日の放課後
教室にて
鈴木 和真は目の前で起きている光景を見て、啞然としながら思う。
「一体、どうしてこうなった?」
俺は今、誰もいなくなった教室で同じクラスメイトである美少女に告白されるところだ。
だが、告白と言っても皆が思う、一般的な告白とは違う。
なぜなら、それは美少女四人による、同時告白だったからだ…
「あのさ……和真君。」
「は、はい……」
「もし、良かったら、私と付き合ってくれませんか?……。」
そう頬を赤らめ告白してき
たのは、|木嶋《きじま》 |唯《ゆい》
黒髪のショートヘアと綺麗な黒の瞳が特徴的なごく一般的な生徒。
性格は、ちょっぴりおとなしめだけど、とても努力家である。
「ちょっと待ちなさい! 和真!。唯なんかより……そ、その……わ、私と付き合いなさいよ!」
そう恥ずかしさ全開に告白をしてきたのは、|駒形《こまがた》 |花音《かのん》
甘栗色のロングヘヤーを肩まで伸ばした髪と緑の瞳が特徴。
性格は……まぁ、一言で言えばツンデレである。
「えぇー、こんな二人よりもー、私と付き合ってくださいよ~。」
そう軽々しい口調で告白をしてきたのは |清水《しみず》 |葵《あおい》
茶髪のショートヘアーと、なんと言っても男子が必ず、チラ見をしてしまうほどの巨乳が特徴。
だが、性格はわがままであり、自意識過剰なところがある。
「いいえ、この、三名よりもわたくしとのお付き合いしてくれませんか?和真殿」
最後に告白をしてきたのは俺たちクラスの学級委員を務め、あの西園寺財閥の一人娘である |西園寺《さいおんじ》 |彩華《いろは》
黒髪のロングヘヤーを一つでまとめている所といつも黒縁メガネをかけているのが特徴。
性格は、超が付くほど真面目であるが……
まぁ、この辺で話を戻そう
「そんな事、急に言われても……」
俺はいきなり過ぎる、四人同時告白にどうして良いのか分からない。
てか、そもそもこれは夢じゃないのか?……
そう、疑ってしまうほど、俺の前であり得ない現象が起きている。
俺は一度、彼女らから背を向け頬をつねる。
「いてっ!」
どうやら、この夢のような現象は現実だった。
それが、分かった瞬間、心の中で俺は叫んだ。
「一体、どうしたら、いいんだよー!」
これは、そんな俺と四人の美女の恋愛物語である!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 00:00:00
153852文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:94pt
総合ポイント:488pt 評価ポイント:118pt
父から旅行券を貰った笠井修二は、クラスメイトの皆と共に御影島へと旅行に来ていた。楽しい思い出作りに来た御影島への旅行はその夜、ホテルで起きたクラスメイトの美香の死から歯車が狂っていく。
携帯は繋がらなくなり、ホテルの職員が誰もいなくなったことに気づいた修二達は事態の重さに焦燥感を抱く。
ロビーに向かわせていた菅原達の行方が分からなくなり、探しに向かった修二はホテルの外で異形の姿と化した友人と出会うことになる。
これは、どこにでもいる平凡な高校生の一人、笠井修二が体感す
る地獄の物語。彼が失い、得るものとはなんなのか。
※血や死体などの描写はかなり多めです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 20:00:00
1710735文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:32pt
総合ポイント:252pt 評価ポイント:124pt
謎の巨大な生物との戦いが起き、人類が消えた世界。戦いの中生み出された”巨人化兵士”の少女・真白と、人間の軍人・総介の2人は他の生き残りを探し、誰もいなくなった世界を旅する。戦いの足跡を辿り、この世界で起こった戦いの真実と人類の行方を解き明かしていくように……。
本作は「カクヨム」でも投稿中です。
https://kakuyomu.jp/works/16817330663738858352
最終更新:2024-04-01 21:52:29
29182文字
会話率:37%
IN:0pt OUT:20pt
総合ポイント:54pt 評価ポイント:38pt
絶海の無人島に、十人の名探偵が招待されて…
最終更新:2024-03-28 23:00:00
519文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
作:比留間大五郎
ヒューマンドラマ
短編
N6028IO
大晦日の夜、人影が消えた、理由とか原因はわからない。
最終更新:2023-12-31 16:52:37
2594文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:浅間 数馬
パニック[SF]
完結済
N6572IG
ある日、すべての人や動物が一瞬にして意識を失った。その瞬間から交通事故などの二次災害、さらには三次災害と事故が多発していく。大変な災害だ。
そんな中、なぜか一人だけ被災を免れたITエンジニアの主人公は狼狽する。倒れている人を助けたいのだが、自分一人では何もできない。助けを呼ぼうと周囲を探すが、意識のある人は一人もいない。被災者の数があまりにも多過ぎて、誰を助ければ良いのか、どうやったら助けられるのかさっぱり解らない。
誰もいなくなった世界で主人公は一人生きていく。
そんな主人
公が最も頼りにしたのが食料や工具、資材が揃ったホームセンターだった。
災害の設定だけですが、一応SF作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-22 05:59:27
74099文字
会話率:8%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:4752pt 評価ポイント:4052pt
作:doublemix
ローファンタジー
連載
N6102IK
ある日人類は衰退した。
地球上に現れたモンスターによって。
と言っても、そういうファンタジーのようなことがいきなり起きたわけではない。
西暦2203年6月5日。隕石のようなものが世界各地に降り注いだ。
人類がそのことについて騒ぐ前に、隕石のようなものは卵のように割れた。
すると中から青く、油のような液体が溢れてきた。
それは微生物のアメーバのような動きをしていた。
仮に、呼び方を生命体Xとする。
ここで問題だったのは、生命体Xの持つ2つの能力だった。
それは増殖力と変身能力だ。
生命体Xはとてつもない速度で増殖しており、みるみるうちに個体数が増えていった。
そしてもう1つ厄介なのが、変身能力である。
生命体Xは、いつインプットしたのか分からないが様々な動物に変身した。
クマやライオン、イヌやネコなどにも変身した。
生命体Xは宇宙からの侵略者なのか、変身した姿で人類に襲い掛かった。
最初は人類側も戸惑ったものの、既に存在している動物に変身されたところで、生態を知っている人類側からすればそこまで問題にならなかった。
さらにその謎の生命体についても少しずつ分かっていき、すぐに鎮圧にかかった。
それに危機感を覚えたのか、生命体Xはある進化を遂げた。
実際に存在するもので対策するならば、架空のものに変身すればいい。
肉体的に弱い『人間』には今まで変身してこなかった生命体Xが、初めて人間に変身する。
避難指示が出て、誰もいなくなった地区の家や図書館などの本などを読み漁り、架空の生物について学習していった。
やや時間がかかったが、ある程度学習することができた生命体Xは、増殖する際にその知識を受け継がせた。
そして今現在、世界は本やアニメ、ゲームの世界に登場するような生物が溢れかえっており、人類へ攻撃を仕掛けている。
人はその生き物を見た通り、『モンスター』と呼んでいる。
もちろん人類側は、魔法や呪文を使えるわけではない。
そんな人類は、奪われた土地を取り戻し、モンスターを倒し、人類は再び平穏な生活を取り戻すことができるのか。
この物語は、地上に地球外生命体が降り立った日から、30年後の話である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-06 17:41:24
95660文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:40pt 評価ポイント:30pt
マルド王太子片手に男爵令嬢アリスを抱き寄せながら、婚約破棄を公爵令嬢ディアメシア・パレントスに宣言した。そうしたら、会場から誰もいなくなった。皆、戦が始まると叫んで出て行ったのだ。どういうことだ?
ディアメシアの祖母が自分の祖父の兄に断罪された過去を持ち、今度、このようなことがあったらパレントス公爵家は黙ってはいないと。土下座するマルド王太子。許してくれと。自分を愛しているはずだ。しかし、ディアメシアは許さない。愛は一方通行では成立致しません。当然でしょう?
最終更新:2023-12-03 14:14:31
4265文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:8pt
総合ポイント:10456pt 評価ポイント:9718pt
800文字で完結するショートショート
6/25 noteより再掲
カクヨムにて掲載中
最終更新:2023-09-01 06:00:00
800文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:15pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:ギャラクシーごみぶくろ
ハイファンタジー
短編
N2521II
マッチョが母性を発揮した。そして誰もいなくなった。ノベルアップ+にも掲載中
最終更新:2023-07-21 09:14:41
575文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:27pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
作:志津羽イサク
ヒューマンドラマ
連載
N3868ID
虐待・イジメを受けて育ったひきこもりの主人公が 、世界から人間が消えたことをきっかけに外に出て「人間らしさ」を取り戻していく話です。
もしも、自分以外の人間が突然消えてしまったら……
世界はどうなるんだろう。
あなたは、こんな妄想をしたことはありませんか?
誰もいなくなった世界を我が物顔で歩き回り、好き放題にできるとしたら、あなたは何をしますか?
そんな妄想を形にしてみました。
最終更新:2023-06-28 04:08:20
17112文字
会話率:1%
IN:0pt OUT:80pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
1970年、高度成長期の真っただ中に開催された大阪万博。
その開催地の大阪府吹田市のとある中学校に通う、ツッパリの吉村和夫。
万国博覧会に社会見学に行く日。和夫は、ずる休み。
そして、誰もいなくなった教室で、謎の転校生と出会う・・・
最終更新:2023-04-03 14:11:29
8533文字
会話率:86%
IN:0pt OUT:70pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
放課後、私、川奈文乃は教室に忘れ物を取りに行くと教室には2人の女の子抱き合っていたが
それは私の仲のいい友達、大牧温海(ぬくみ)と飯塚夕(ゆう)であった。
2人は私と出会う前から百合カップルで、誰もいなくなった教室で抱き合ってキスをしていたという。
最初は戸惑うけれど百合を愛する者としては全く問題なし。
出会ってから隠していた事を気にすぎて温海は私が友達をやめると思っているけど
2人がどんな関係でも私は気にせずこのまま友達を続けるし、こんな近くにで百合カップルが居たなんて思っ
てなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-23 17:03:34
5766文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:16pt
「ねえ、知ってる?最近流行りのこの噂。うちの学校の大鏡あるでしょ?夜にあれの目の前に立って手を置くと鏡の中に吸い込まれちゃうらしいよ」
鏑木舎人子(かぶらぎとねりこ)は普通を装う女子高生。
その日は夜遅くまで部活動の備品を一人で整理していた。誰もいなくなった学校から急いで帰ろうとするもひょんな事から噂を思い出してしまい、その大鏡の前に立つと手を置いてしまいうと鏡が唸り出し、抵抗虚しく何処かへ吸い込まれてしまう。
少しして目を覚まし、気にせず帰ろうとするも大鏡が自分の姿を
写さない。少しずつ起きている異変に戸惑っているとそこに一人の女が槍を片手に自分に襲いかかってくる。それをもう一人の剣を持った男が止めてくれると彼らが殺し合いをしている所を目撃してしまう。何がなんだかさっぱり分からない舎人子(トネリコ)は彼らの戦いを見てしまった事で自ら世界の命運を賭けた戦いに巻き込まれていく......。
これは並行世界の可能性を引き出すローファンタジー!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-11 00:29:34
98614文字
会話率:30%
IN:0pt OUT:22pt
総合ポイント:826pt 評価ポイント:624pt
壊れ掛けた世界
虚ろな日常
誰もいなくなった街
その中で青年は一人の少女と出会う
全ては白昼の幻か、一瞬の夢のように
最終更新:2022-12-31 10:58:30
75604文字
会話率:20%
IN:0pt OUT:35pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
そして誰もいなくなった。ついでに、お金もなくなった。
はてさて、その原因は?
とある愉快な町でのお話。経済ミステリーです。
この作品は作者ブログ「君主Onlineラボラトリ(http://blog.livedoor.jp/kunshu_lab/)」にも掲載しています。
最終更新:2022-11-05 00:00:00
4252文字
会話率:13%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「ドールはいつまで人間との約束を守ればいいんでしょうね」
「そりゃあ、もういいよって言われるまでじゃないか?」
エンダー襲来により《一斉避難の大号令》が発令され、人が外を出歩かなくなってしまった世界。
オートマチックドールのユズリハは、外の世界の記録をアーカイブへ残すための旅をしていた。
誰もいなくなった町、遅延を繰り返す列車、廃墟となった遊園地、本の無い図書館、あらゆる場所に残されたままのドールたち。
そのすべてを記録するために、ユズリハは今日も旅を続ける。
▶毎週金曜
日更新予定 ▶record8で完結折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-16 21:21:53
61163文字
会話率:68%
IN:0pt OUT:103pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:一文字 心
ローファンタジー
完結済
N5191HQ
主人公・犬塚久陽は夏休みのある日。とある海岸沿いの旅館を尋ねることになった。目的は従妹である犬養芽衣の大学受験の勉強を手伝うためである。最初は断ろうと思ったのだが、提示された講師料金と用意された旅館という環境に二つ返事で引き受けることにした。
芽衣とは親戚付き合いというだけでなく、とある家庭の事情による特別な関係ということもあり、お互いに浅からぬ因縁めいた関係にある。いつもは馬鹿にされることが多いが、勉強と運動のどちらにも一日の長がある久陽は、今回ばかりはマウントを取れる
ということもあり、気分よく旅館を訪れた。
旅館には経営者の長男・長女の乾善輝・朱理もおり、時間を見つけては勉強の合間に遊ぶことになる。海に花火にと楽しく過ごす充実した夏休みになるかと思われたが――――。
旅館で過ごしてから数日後、海から謎の木箱が漂着する。家の裏でそれを拾った久陽たちだが、それを境に旅館で奇怪な現象が起き始める。いないはずの犬の鳴き声。消えていく大人たち。残された久陽と芽衣、乾兄妹は誰もいなくなった異空間からの決死の脱出を図る。果たして四人は生きて、元の世界に戻ることができるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-19 20:00:00
324104文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:90pt
総合ポイント:30pt 評価ポイント:22pt
作:四乃森ゆいな
現実世界[恋愛]
連載
N2765HL
『この感情は、幼馴染としての感情か。それとも……親友以上の感情だろうか——。』
僕《凪宮晴斗》には、いわゆる『幼馴染』という者が存在する。それが、クラスは愚か学校中からも注目を集める才色兼備の美少女《一之瀬渚》である。
しかし周りには、僕と彼女が『幼馴染』だと知っている者は少ない。
学校での直接的な接触は無く、あってもメッセージのやり取りのみ。せいぜい、誰もいなくなった教室で一緒に勉強するか読書をするぐらいだった。
しかし今年の春休み——僕はそんな幼馴染から……
、
「——私、ハル君のことが好きなの!」と、告白をされてしまう。
この告白を機に、僕達の関係性に変化が起き始めることとなる。
他愛のないメッセージのやり取り、部室でのお昼、放課後の教室。そして、お泊まり。今までにも送ってきた『いつもの日常』が、彼女の表情・仕草を受け、少しずつ〝特別〟なものへと変わっていく。
だが幼馴染からの僅かな関係の変化に、僕達は戸惑うばかり……。
更には過去のトラウマが引っかかり、相手には迷惑をかけまいと中々本音を言い出せず、悩みが生まれてしまい——。
親友以上恋人未満。
曖昧な関係性の幼馴染たちによる、青春ラブコメここに開幕!
『ここに語ろう。僕達が本当の恋人となるまでの、長くて短い一年間の始まりを――』
*カクヨムやノベルアップでも連載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-19 09:00:00
353724文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:45pt
総合ポイント:202pt 評価ポイント:86pt
オレの他に誰もいなくなった。
最終更新:2022-06-16 07:41:05
428文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:42pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
誰もいなくなった教室の片隅で。
今日も私は綴る。
最終更新:2022-06-03 15:05:16
2539文字
会話率:18%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:20pt
火災保険
金融商品アドバイザー
経営コンサルタント
住宅リフォームの工務店
口約束の報酬
人間不信
分裂と空中分解
そして誰もいなくなった
最終更新:2022-05-07 19:11:36
1324文字
会話率:12%
IN:0pt OUT:54pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
「あなた、男なんかで消耗してるの?」
青銀の長い髪と銀の花咲くアースアイを持つリースト伯爵令嬢オデットは、その麗しの美貌を狙われ、奴隷商人に拐われる。
他国でオークションにかけられ純潔を穢されるというまさにそのとき、魔法の大家だった実家の秘術「魔法樹脂」が発動し、透明な樹脂の中に封じ込められ貞操の危機を逃れる。
それから百年後。
魔法樹脂が解凍され、親しい者が誰もいなくなった時代に麗しのオデットは復活する。
そして学園に復学したオデットには生徒たちからの虐めという過酷な
体験が待っていた。
しかしオデットは負けずに立ち向かう。
「まだよ。まだ早い」
報復は、もっとじっくり寝かせてからのほうがおいしいの。
※思春期の女の子たちの、ほんのり百合要素あり。戯れにキスしちゃう程度。
ガチ系ではありません。
※ざまぁ他の要注意回には「※」をタイトル横に付記。目安にご利用くださいませ。
※同じ世界観の環《リンク》シリーズの最新作です。
全部繋がってますが、それぞれ単独でお楽しみいただけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-03 15:16:07
65177文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:408pt 評価ポイント:262pt
「ただいま戻りましたっ!」
帰ってきた。
帰ってきてしまった。姫様が。
「今度こそ、婚約致しましょう!」
真っ直ぐ一途な想いはそのままに、3年前よりもずっとずっと美しく魅力的になって。
そう。とうとう帰ってきてしまったのだ。
「わたくしは、あの日からずっと!貴方様をお慕い申し上げておりますの!どうか妻にして下さいまし!」
やめてくれ!こちとら爵位もないただの騎士なんだよ!
公爵家のお姫様なんて、嫁にもらえるわけないだろ!!
それなのに、今日も姫様がグイグイ来
る。
どうやらもう、逃げられないかも知れない………!
◆お姫様が片思いの騎士様にグイグイ迫るだけの単純なお話。
そのうち長編化する予定(構想)があります。
◆この話は拙作『落第冒険者“薬草殺し”は人の縁で成り上がる』『わたくしの望みはただひとつ!』『そして、誰もいなくなった』などと同一の世界の違う国の物語です。単品でお楽しみ頂けますが併せてお読みになると世界観の理解に役立ちます。
◆アルファポリスでも公開を予定しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-11 18:00:00
7900文字
会話率:33%
IN:0pt OUT:64pt
総合ポイント:2478pt 評価ポイント:2136pt
(1話目の分まで)
授業中に睡魔に襲われ、居眠りをしてしまった得夢。
しかも見ている夢は悪夢のようだ。
悪夢退治人である貘の春眠が、先生を金と思春期のエロスの力でなんとか買収しようと試みる。
その隙に、得夢の悪夢に侵入した居醒だが、そこは誰もいなくなった夜の学校だった。
恐怖に震えおののくさなか、同じ貘仲間の夜船の気配を感じた居醒。
追いかけるも、夜船は悪魔のメイクをしている山姥みたいな格好で、居醒を驚かすと消えてしまった。
なんだか様子がすこぶる
おかしい。
居醒は春眠と合流し、得夢の悲鳴が聞こえる悪夢研究部の部室へと向かう。
そこにはベッドに得夢が拘束されていて、夢魔に取り憑かれたような、狂喜の夜船とねんねが待ち受けていた!
全6話構成です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-05 20:00:00
31678文字
会話率:49%
IN:0pt OUT:57pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:10pt
「そなたは私の妻として、侯爵夫人として相応しくない!よって婚約を破棄する!」
愛する令嬢を傍らに声高にそう叫ぶ婚約者イグナシオに伯爵家令嬢セリアは誤解だと訴えるが、イグナシオは聞く耳を持たない。それどころか明らかに犯してもいない罪を挙げられ糾弾され、彼女は思わず彼に手を伸ばして取り縋ろうとした。
「触るな!」
だがその手をイグナシオは大きく振り払った。振り払われよろめいたセリアは、受け身も取れないまま仰向けに倒れ、頭を打って昏倒した。
「突き飛ばしたぞ」
「彼が手を上
げた」
「誰か衛兵を呼べ!」
騒然となるパーティー会場。すぐさま会場警護の騎士たちに取り囲まれ、彼は「違うんだ、話を聞いてくれ!」と叫びながら愛人の令嬢とともに連行されていった。
そして倒れたセリアもすぐさま人が集められ運び出されていった。
そして誰もいなくなった。
彼女と彼と愛人と、果たして誰が悪かったのか。
これはとある悲しい、婚約破棄の物語である。
◆全5回(予定)。3月中の完結を目指します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-27 18:00:00
36689文字
会話率:32%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:11410pt 評価ポイント:9692pt
私は父である公爵から、家族の縁を切られてしまった。
というのも、私の異母妹が私の悪行を告げ口したからだ。
もちろん、全て嘘だ。
この家の人間は、全員私を嫌っている。
だから、私は受け入れた。
この家からの追放を。
最終更新:2022-02-05 11:10:46
2284文字
会話率:28%
IN:0pt OUT:19pt
総合ポイント:1060pt 評価ポイント:968pt
私に触れるものはぶっ飛ばす。
そんなことをしていると、私の周りには誰もいなくなった……幼馴染みのトシロー以外には。
トシローは、私がそうなった理由を知っていて、なんとかしたいと思ってくれていたようだ──
アンリさん主催、クリスマスプレゼント企画参加作品です。
最終更新:2021-12-10 06:17:56
6972文字
会話率:43%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:472pt 評価ポイント:424pt
作:たの・のぶかず
現実世界[恋愛]
短編
N7936HI
教室でいつも通りに話し込むヒロとユイ。
お互いの微妙な距離感に心地よさを感じながら。
ふと話題に上がったサイコロの一の目が出る確率。
ヒロは、出るか出ないかの確率だから1/2と言い、
ユイは、六個ある目のうちの一つだから1/6と言う。
いつものことだと笑いながら通り過ぎるクラスメイト。
話に夢中になり誰もいなくなった教室。
今日もいつもと同じように過ぎていく。
二人はそう思っていた。
最終更新:2021-12-03 09:02:57
999文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
作:なんじゃもんじゃ
ハイファンタジー
完結済
N8523GD
生まれながらにして天職を得る世界で、わけの分からない『ガチャマン』という天職と使えないスキル『ガチャ』を持った少年ラックは、聖騎士アナスターシャの従僕になって辛い毎日を送っていた。
帝都で聖騎士の犬と蔑まれながら歯をくいしばって生きていたラックの元に、父親が治める領地でモンスターの大侵攻が発生したと知らせがある。
家族全員を失った失意のラックは父の後を継いで男爵位と誰もいなくなった領地を引き継ぐが、家臣は老騎士ゴルドだけ。
そんな時、とうとうラックのスキルが発動するの
だった。
ラックは男爵位と領地を親戚に譲って母親が見てみたいと言っていたアマリリスを見にいくことにした。
スキルが発動したラックの人生は、一転し圧倒的な強さを得ることになる。
旅の途中で立ち寄った町で、ラックの家族の死が誰かに仕組まれたものだと知ることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-14 12:00:00
169950文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:63pt
総合ポイント:34480pt 評価ポイント:24784pt
それは、誰もいなくなった戦の話。 魂の穢れに恐怖した者達の末路。 人を殺したら心がやむ、=鬼になる。そんな感じの考えがある国。 下敷作品:詩集J 誰もいない戦争 (※重複投稿しています)
最終更新:2021-10-30 12:00:00
512文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
近未来的世界の〈NEO・ドイツ〉にある世界最高権威の研究機関、
世界生物学研究機関:通称EARTHに住んでいるユイは、人工的に遺伝子レベルの高い精子と卵子の掛け合わせによって作られ、天才的な頭脳を持つ17歳の少女だった。
ただただ、真っ白な部屋で当てもなく観察され続けるだけの人生。
捕らわれの身から解放されて、誰もいなくなった世界の果てまで、旅をしたくなった。
そんな日常の最中、雨の降る屋上で一切が謎の少年、Kと出会う。
自由が欲しい__。
研究所を逃げ出した少年少女の
逃亡劇の行く末は__?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-16 21:33:13
11876文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:59pt
総合ポイント:10pt 評価ポイント:8pt
かつて喧騒に包まれていたであろう国。多くの人で賑わっていたであろう町。貿易が行われていたであろう港。狩りが行われていたであろう森。技術が発展していたであろう場所。誰もいなくなった世界。崩壊した世界。荒廃した世界。
そんな世界に放り出された人間が1人。己が何者なのか。この世界はどこなのか。どこで死んで、どうしてこの世界に生まれ変わったのか。正体不明の旅人が、今日もこの世界で旅をする。数々の場所を巡り、訪れ、何を見るのか。それは、神様にもわからない。ただただ、旅をするだけの物語。
最終更新:2021-07-24 12:00:00
1924文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:79pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
高校最後のイベントは卒業式だったはずなのに…、いつの間にか友人・花菜と先生の結婚式にすり替わってしまって…。
そんな複雑な思いを抱きながら唯衣が教室に戻ると、一人の男子が残っていた。
誰もいなくなった放課後の教室で小学校時代の思い出話に花を咲かせているうち、偶然ではなく唯衣にブーケを託した花菜の思いを知ることに…。
「かくれんぼ」をお題とした、夏ホラー参加作品となります。
※「まだ見ぬ未来へ駆け抜けて!」からのスピンアウトさせた独立短編となります。
※ホラー度は低めで
、いつもどおりの甘めの仕上がりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-14 12:00:00
7317文字
会話率:39%
IN:0pt OUT:86pt
総合ポイント:34pt 評価ポイント:30pt
高校生名探偵、土井流、通称・名探偵ドイルは、週1で殺人事件を解決している超多忙な名探偵だ。でも、本当はみんなと普通の高校生活を送りたい。高校生活の思い出を作りたい。そして、ドイルが楽しみにしていた修学旅行がもうすぐやってくる。だけど、ドイルはクラスのみんなに言われてしまう。「名探偵がホテルに泊まると、絶対、殺人事件が起こるから。ドイル君は来ないで」と。がんばって予定をあけていたのに、「俺、実は、仕事で、修学旅行、行けないんだよね」と、悲しいウソをついて、修学旅行を欠席したドイ
ル。でも、実はクラスにサイコパスな殺人鬼がいるんだけど、みんな、だいじょうぶかな?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-18 19:13:01
21241文字
会話率:50%
IN:0pt OUT:88pt
総合ポイント:1852pt 評価ポイント:1470pt
ある日世界は終わりを迎えた。全てが白く染まり、白く包まれ誰もいなくなった世界。何故か生き残った雨宮洸はこの現象が他世界からの侵略だと知る。
世界を取り戻すために必要な八つの星のカケラを集める冒険が始まる。
最終更新:2021-03-06 00:28:03
3975文字
会話率:17%
IN:0pt OUT:3pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
動植物が絶え、砂漠と化した世界で探し物の旅をしていた少女・チホ。世界から誰もいなくなったと思っていた彼女だったが、とある出会いをきっかけに四人の少年少女と顔を合わせることになる。彼らはチホを《ハーフ》という半機械人間であると告げ、四人自身もそうであると話す。しかしチホには自分が《ハーフ》であるという自覚も、彼らが語る過去に起こったという世界規模の戦争の記憶もなく、次々と並べられるあり得ない話のもと旅に戻ることを引き留められてしまう。一日として休むことなく続けてきた旅路を止める
わけにはいかないという強い意志のもとチホは旅に戻ろうとするが、チホは自分がなぜ旅をしていたのかさえも忘れていたことに気づかされる。
孤独の旅人と戦争の記憶を追う四人が終焉を迎えた世界で出会ったとき、忘れ去られた過去が解き明かされてゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-17 10:25:11
132899文字
会話率:51%
IN:0pt OUT:61pt
総合ポイント:26pt 評価ポイント:16pt
作:そして誰もいなくなった
ハイファンタジー
連載
N7724FU
買い物に来てたはずの彼、天道 海斗はお店の中に居た人達と店ごと異世界へと飛ばされると事となった。しかも理不尽な理由で
飛ばされた人達の目の前に浮かび上がるウィンドウ
表示されていたボーナス特典として海斗はハプニングにより『スマホ』を選択してしまった。
異世界を生き抜く為、元の世界に帰る為に『スマホ』を駆使して冒険の旅に出る!
最終更新:2021-01-17 01:18:14
313421文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:63pt
総合ポイント:625pt 評価ポイント:325pt
売れっ子ミステリ作家から届いた最新作の原稿。
それは無人島における完璧な密室・アリバイを用いた現代版「そして誰もいなくなった」。
その出来に舌を巻く編集担当者だが,ある理由から出版を躊躇する。
大胆なトリックと奇抜な動機の新本格。
最終更新:2021-01-08 00:00:00
64898文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:83pt
総合ポイント:936pt 評価ポイント:658pt
明日はもう卒業式だというのに、どうすればいいのだろう。僕は一体誰をエスコートすればいいのだろう?
何故こんなことになったのか?
卒業パーティーで婚約破棄なんかしたくない。王太子廃嫡や平民落ち、牢獄行き、国外追放なんてとんでもない。それを防ごうと思ってこの八年間頑張ってきたのに。
ゾーネンラント王国の王太子ハーバートは今日何度目かわからないため息をついた。
彼はとうとう婚約者を得られずに、卒業式の前日を迎えてしまった・・・
最終更新:2020-12-02 23:00:00
25406文字
会話率:35%
IN:0pt OUT:86pt
総合ポイント:4544pt 評価ポイント:3736pt
誰もいなくなった広い屋敷の中で、彼女は待ち続けている。
最終更新:2020-07-02 19:19:04
7484文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:31pt
総合ポイント:194pt 評価ポイント:180pt
世界樹に守られ都『アレス・ベルサイル』そこに新たなる勇者が誕生する。
魔王を倒すために転生した霧 蓮〈あさぎり れん〉は、友達も作らずにソロでレベリングをしていたらいつの間にか、レベル100000になっていた。100000になったときに本来の目的を思い出し魔王城に向かう。そこには、魔王の玉座があるだけで誰もいなくなった。魔王の玉座の後ろに猫の尻尾のようなものが出ていたので、玉座に近づくとそこには銀髪猫耳少女の【魔王アリス】がおびえながら玉座の後ろに隠れていた。「いじめないで
、お願い」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-26 03:00:00
5713文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:91pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:4pt
いや別に、批判しているワケじゃないんですよ?
ただ、このままいくとこんな世界も有り得るのかなーって……。
「誰かに書かれる前に書いちゃえ!」と思い立って書いたのです、ハイ。
最終更新:2020-02-16 19:27:13
1490文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:75pt
総合ポイント:207pt 評価ポイント:191pt
孤島に招き寄せられたのは、たがいに面識もない、職業や年齢もさまざまな十人の男女だった。だが、招待主の姿は島にはなく、やがて夕食の席上、彼らの過去の犯罪を暴き立てる謎の声が……そして碑文の言葉通りに、彼らが一人ずつ殺されてゆく! 犯人は誰だ?最後には過去の事件が全て繋がり、衝撃的な犯行の真実が明かされる。
最終更新:2019-11-24 18:48:20
9753文字
会話率:9%
IN:0pt OUT:6pt
総合ポイント:48pt 評価ポイント:38pt
そして今日も私は独りぼっち――――――
ある日目覚めると、自分以外の人が世界から消え去った。宛も目的もない少女は、ただ誰かと出会えるかもという希望をもって誰もいなくなった世界を歩く。
最終更新:2019-07-30 01:02:26
3349文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:8pt 評価ポイント:8pt
作:白坂ふらう
ハイファンタジー
完結済
N2530FD
※恐らくページに飛んで読んだ方が以下の文は読みやすいです。
幾千年も昔。神と人との縁が未だ深かった頃。
突如として魔族が神界へと進軍を開始した。
神々はこれを宣戦布告とし、人に魔族の討伐を命じた。
戦いは熾烈を極め、人。神。魔族。種族を問わず多くの血が流れた。
戦争は勝者無く終わりを告げた。戦えるものが誰もいなくなったからである。
戦争が終わったあとも傷跡は世界に残り続けた。戦争で使用された武器たちである。彼らは『聖剣』や『魔剣』と呼ばれ、幾千年たった今でも強い力を持っている
。
復興までの長い時間の中で彼らは、畏怖の対象としてまつろわれ、あるいは人知れぬ洞窟の奥で眠りについたりした。
いつか彼らが全て目覚めるような事があれば、今度こそ世界が終わるかも知れない。
「ねぇユリ姉。この話って本当なの?」
齢6歳位の黒い髪の少年が不思議そうな顔をする。
その少年を抱えていた青い髪の女性が柔らかい笑みを浮かべる。
「えぇ、本当よ」
「すげー! 俺も聖剣を手に入れたら父さんみたいに魔物を倒せるようになるかな!?」
少年はそのビー玉のような瞳を輝かせながら女性に問いかける。
「どうかしら、剣を振るならもうちょっと背を伸ばさないとね」
ふふっと女性は笑う。
『おーい、メシだぞー!』
「ご飯だ! じゃあねユリ姉!」
「ええ、またね」
「うん!」
バタン。扉が勢いよく閉まる音がしてから、1人となった女性が口を開く。
「きっとまた戦争は起こるでしょう。でもせめて、せめて子供たちが成長するまではーー」
この平穏が続いて欲しい。そう思うのは一人の人間には大き過ぎる願いだろうか。
いや、願うだけでは駄目だ。行動しなくては。あの子達の未来を守るためなら、私はーー
「ーー魔剣の力だってこの身に宿してみせる」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-25 07:29:35
11111文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:11pt
総合ポイント:18pt 評価ポイント:16pt
卒業式の後、誰もいなくなった教室。
そこに、彼はいた。
卒業シーズンっぽい話が書きたくて。大した内容ではないです。
最終更新:2019-03-24 07:00:00
2327文字
会話率:15%
IN:0pt OUT:52pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
・
幼い頃、周りの大人達からよく言われたことが脳に蘇る。
『貴女は側室なんかじゃない、正妻になって、この国を救うのよ』
『王女となる者がそんなことをするんじゃない』
『あの王国の王女はお嬢様以外に考えられませんね』
『もうお前しか頼みがいないのだ』
泥遊びも、交流も、自分の国から出ることも許されなかった。外は危険だからと焦った顔をした門番が必死になって止めていた。
全ては娘が可愛いから、ではない。全ては国を維持するため。皆、私が大きな王国の王女に
なれば……と思っているから。
「なんてなれる訳ねえっつーの!! 頭よすぎて頭ぶっ壊れてんじゃないの!?」
「リスア様落ち着いて下さい」
「落ち着ける訳ないでしょ! この可愛い可愛いお嬢様の首が空の彼方へ飛ぼうとしてるのよ!?」
「か、帰らなければいいんですよ! 人生死ななきゃ何とかなりますって」
それが死にかけてるんだよこの馬鹿。とまでは言わなかった。なぜなら唯一の理解者兼味方だから。孤立は嫌だね。
さっきまで謎の自信を持っていた私だったが、呆気なく違う国の姫様が選ばれた。
その子は可愛らしい仕草で、ほんのりと赤く染まった頬を隠した。あれが女子という生き物か、初めて見たわ。
「――っじゃなくて!! さっさと何か打開策考えてよこの馬鹿! 私は私自身が可愛過ぎて仕方ないの!」
「自分勝手過ぎますリスア様。……あ、そうだ」
「何? いいこと? まあ、君はいざという時は冴える人だからね……」
「首洗わなくて大丈夫ですか」
生まれ変わったらコイツの細胞になって暴れ回って何か困らせてやろうか。
でもやっぱり命が恋しい。すっかり誰もいなくなった大広場に冷たい風が走る、でも帰る気にはなれない。
もう国には伝わっているだろう、誰も私のことを必要としなくなった。今の私の価値はそこに転がる紙くず以下と言ってもいい。
「……やっぱり、寒いから帰ろう。首切られる時ってどんなのか調べておいて」
「急にそんなになられたら、私の方が悲しくなるではありませんか」
「切られるにしても、きっと一時間は猶予がある。だから首を切られても痛くない方法を調べておいてね」
「そんなの脳の痛覚神経の有無を判断するくらい難しいですよ……」
首飛ぶ系悪女とか笑えないから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-17 21:55:45
21319文字
会話率:59%
IN:0pt OUT:16pt
総合ポイント:116pt 評価ポイント:36pt
作:しゃにむにゃ
ヒューマンドラマ
短編
N3041FF
誰も知らない、誰もいなくなった町のお話。
最終更新:2018-12-29 11:56:18
2175文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:29pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
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