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検索結果:19 件
1
作:竹内蒼皇伊
現実世界[恋愛]
完結済
N1178IC
わたしには生まれつき、ちょっと変わった力がある。
それは何かを主人公と設定すると、他の人の頭の上に、主人公となった人にとっての立ち位置が見えるというものだ。
家族などはファミリーだったりメインキャラ、友人ならフレンドと表示される。
わたしは物心ついてからずっとこの能力を持っていたので、特にそれが可笑しなことだとも思わずに使っていた。
でもある日を境に、わたしはこの能力が嫌いになった。
それは小学校の頃、一番仲の良かった友達が自分をどう思っているのかが気になってしま
い、こっそり能力を使って友達を主人公に設定してみたことだった。
友達がフレンドなら親友とかはなんて表示されるのだろうかと軽く考えて自分の頭上を見たわたしの目には。
〝モブ〟
という2文字だけが浮かんでいた。
そう。わたしにとっての友達にとって、わたしは友達ですらなかったのだ。
勝手に友達だと、一番の親友なのだと勘違いをしていただけだった。
目にいっぱいの涙を溜めたわたしは、わたしのことをモブキャラとしか認識していない彼女の隣で、なんとか泣かずに愛想笑いを浮かべることしか出来なかった。
その夜1人で泣いた後に、わたしはこんな力は二度と使わないと心に誓った。
そうしてこんな能力とあの事件のせいで、わたしは酷く内向的な性格に育ってしまった。
使わないと誓っておきながらも、少しでも仲良くなった子がいると本当に自分を友達と思ってくれているのか気になってしまって、結局は能力を使ってしまう。
それで自分が願っていた表示が出なくて落ち込んで、もう傷つきたくないから使わないと考えながらも能力を使わないと本当の友達かどうか信用できない。そんなジレンマに苛まれる続けて、わたしの人生はいつもどこか薄暗かった。
でも中学生のある日、わたしは出逢ってしまったのだ。
絶対に運命だと感じられる、どうしたって運命だと信じたくなる。
そんな、わたしの王子様に。
そうして珍妙な眼を持った少女はこの世界の主人公と出逢い、彼の好みや過去を知るうちにバンドをやることに。恋する少女のバンド【+α】(プラスアルファ)のメンバーたちとの青春の中で、朝比奈萌亜はただ一人の運命の人に届くようにと、貴方にだけ捧げると――――彼のヒロインになるために、恋を歌う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-12 17:20:49
464165文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:83pt
総合ポイント:116pt 評価ポイント:82pt
およそ200年前、国家間での大きな争い“戦争”は無くなった。
単純な事、“国家間”が無くなったのだ。つまり、世界は統一された。
――たった数人の一派によって
彼ら一人一人の武力は、当時の一国の国家兵力と同等かそれ以上のものたっだ。
しかし彼らは武力で国々を占領はしなかった。
与えたのだ。人類がこれまで叶える事のできなかった理想、“高水準の平等″を。
――それはまるで魔法のごとく
そして彼らは、人類にとって神のような存在になった。
――あくまで“人類にとっては”
その裏では犠牲があった……。
人型擬似生命体、通称“ヒューマライズ”人の手によって生み出された人の欲を叶える道具。
彼らはモーターで動く機械仕掛けの存在では無い。体を構成するほとんどが人間のそれと変わりは無い。故に食事も摂るし、睡眠も取る。
だが、傷みを感じることも無く、感情も与えられていない。
擬似生命体……つまり生命体ではない。
それは旧西暦時代のスマートフォンのような便利な道具と同じようなもの。
勿論人権など無い。
そう、人類に与えられた平等とは彼らの事だった。
……“犠牲”とは言ったが、もはやこの世界の人々の多くはそれを犠牲とは認識していない。
食べられる為に生まれてくる家畜に対して犠牲とは思わないのと同じように。
そして物語は、記憶を失った一人の少年が、ヒューマライズの少女と出会う事で始まる。
道具の少女とそれを受け入れられない少年。
少年は少女に告げる。
“平等に接したい”と
そして二人は世界を巡り、やがて……
これは、数奇な運命を背負った少年が記憶を取り戻すまでの悲しくも優しい旅物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-07 17:00:00
274762文字
会話率:75%
IN:0pt OUT:46pt
総合ポイント:14pt 評価ポイント:10pt
都合で親がいない中学生「白崎狐白(シラザキコハク)」に友達はいない。いじめも受けているが悪口を言われてからかわれるだけなので、周りはいじめと認識していない。
自分は孤独だと思っていた中。アメリカにいる父からVRゲームが送られてくる。
ゲームの中なら孤独から抜け出せると思いきや、さっそくバグって変なことになる。
その事情によりあまり表出て遊べなくなるが、何かと有名になっていくプレーヤーの物語。
『ゲームのつながりが現実(リアル)のつながりへ』
最終更新:2023-02-11 05:00:00
235959文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:53pt
総合ポイント:662pt 評価ポイント:326pt
ある日、朝起きると女の子になっていた!
しかも周りはTSしたことを認識していない!?
TSしたけどそれはともかく日常は平穏に暮らしたい!!
そんな話です。
最終更新:2023-01-03 11:24:40
4028文字
会話率:36%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:56pt 評価ポイント:36pt
自分の頭で考えようとする人たちをアイウエオ、他人の頭で考える人たちをカキクケコと、グループ分けし、その二つのグループの対話を基に、アイウエオのグループは、章ごとに出てくる人物を変え、一人の人間の成長を時系列に描くのではなく思考の成長を描き、カキクケコも、それぞれの章で同じグループの中から違う人物を出して、いろんなタイプの阿呆な人を描いた。
阿呆とは、それについて深く考えたこともなくどういうものか表面上しか知らないということを認識していない状態。
カキクケコは、物事の表面上だけ
を知っていて、それが全てだと勘違いしている阿呆である。
しかし、一つのものを深掘ってどんどん知ろうとすると、どんどん知らないことも出てきて、いずれ苦痛に変わる。阿呆であれば何も知らずに幸せに生きられる。だから、タイトルを阿呆であれにした。
普通というものの表面上だけを知っていたが、アイウエオはそれに疑問を持ってしまって、沼にはまり、不幸になる。
第一章では、いろんなことに疑問を持ち始めたアイウエオが、カキクケコにいろんな質問をしてしまうが、何もカキクケコからは返ってこず、カキクケコが阿呆なのではないかと、アイウエオは考える。
第二章では、むしろ、自分の方がおかしくて、カキクケコの方が普通とされているのだと、アイウエオは気付くが、まだそれを受け入れられずにいる。自分が正しいと思い込みたいアイウエオだが、自分にも知らないこと、わからないことがたくさんあることに気付いて、自信を持って、いろんなことに疑問を持ってしまう自分を正当化できなくなる。
第三章は、そこから、まずアイウエオはカキクケコのことを理解しようとするが、適当なことしか言われず混乱してしまい、
第四章では、自分達を否定し、カキクケコが正しいのだという結論に、自暴自棄になり辿り着く。
第五章では、カキクケコの真似をして、他人の頭で考えられるようになろうとし、
第六章では、カキクケコのことを理解するために、疑問に思うことを、答えが返ってこないことを忘れて聞いてしまい、同じ過ちを繰り返す。
第七章では、今まででの過程から、出した結論をアイウエオが、カキクケコに一方的に話し、第八章以降は、誰かに話しても、無意味だと考えたアイウエオが、一人で思考するようになったところを描いた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-06 17:50:13
8331文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:17pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:ぴょぴょぴょぱぴょぱぴょぴゃぴゃの助
ハイファンタジー
連載
N4556HK
「どうして、なんでこんなことになったの?!」
羽崎ソーラはごく一般的な女子高生だったが、目が覚めると見知らぬ地面で一人で寝ていた。
状況が呑み込めないままとりあえず歩いてみるが、行く先々で昆虫に似た化け物たちが襲い掛かる。
足に無数の目が付いたバッタ。完全に岩石と見分けがつかないダンゴムシ。イカれた姿のカマキリに似た何か。
従来の昆虫よりも巨大で狂暴な奴らは、無抵抗なソーラをエサとしか認識していない。
この物語は、不死身のせいで昆虫の無限おやつと化したソーラが、安寧
の居住地を見つけるまでのお話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-08 19:00:00
28462文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:12pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:0pt
本人も周りもまったく勇者と認識していないにもかかわらず、なぜだかクエストに送り出される。集まった仲間達もどこかずれてる人たちで。それでもそれぞれの立場で立ち上がっていかなくてはならない、女性騎士黎明期のお話。
各章、主人公が変わります。また、えげつない表現がありますので、ご注意ください。
第1章:勇者様編 第2章:聖女様編
最終更新:2021-05-09 13:23:19
147605文字
会話率:44%
IN:0pt OUT:37pt
総合ポイント:464pt 評価ポイント:288pt
いつもの行動。いつもの風景。だけどカレンダーの日付は違っている。ビジネスカジュアルな服に着替えて、もそもそと朝食を取って化粧をした。部屋を出て、駅に到着して無気力な人たちの中に紛れる。
紛れると思っているのは私だけで、他の人たちも「自分が紛れた」と考えている。私が景色だと思っている人は、私を景色の一部としか認識していないだろうから。
それが普通。それがいい。人間という種類の景色。だけどそれが「他人」になった瞬間、いろいろなことが起こってしまう。
私は、それがとて
つもなく怖くて、気持ちが悪い。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-16 08:40:22
11717文字
会話率:15%
IN:0pt OUT:95pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
悪意のあるSNSの投稿によって、いわれのない誹謗中傷を受け炎上してしまった主人公、才賀カモメ。
本名、住所を特定されバイト先も解雇、全てを失ったカモメが見出した希望…
それはSNSとオンラインゲームの融合したサイト、アルルカンで素性を隠しインフルエンサーとして生きるという道だった。
しかしそこで目にしたのはコンテンツの質よりも好感度が物を言い、嫌われ者を対象としたネットリンチが蔓延する凄惨な現状。
そんな中現れた動画投稿者シド、彼はアルルカンをぶっ潰すと言い出して…!?
<登場人物紹介>
才賀カモメ…本作の主人公。15歳。戸籍上は女性だが過去のトラウマから自分を男性とも女性とも認識していない所謂Xジェンダーである。困っている人を見過ごせない真っすぐな性格で、よく面倒事に首を突っ込んでしまう。
シド…本作のもう一人の主人公。令和のアナーキストを自称するエキセントリックな男。挑発的かつ過激な言動が目立つ一方で物事の本質を突いた発言をする事も。「アルルカンをぶっ潰す」…彼のその真意とは?
※カクヨムにて同時連載中です
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-30 19:20:58
18055文字
会話率:25%
IN:0pt OUT:84pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
いじめについてです。
僕の実体験したこととニュースを見て感じたことを書いてます。
最終更新:2020-01-10 02:13:34
1638文字
会話率:0%
IN:0pt OUT:60pt
総合ポイント:12pt 評価ポイント:10pt
悲劇の主人公は悲劇のヒロインを見捨てられない
の第二幕。
第二幕と言っても、時間軸的にそのまま投稿出来ないのでこっちに新しいのを作っただけです。
時間軸以外にはなにも変わらず、ただ、主人公(ベル・クリストフ)たちが成長した時期の物語です。
主人公は変わりませんが、主人公は偽名を使い、暗躍?しています。なので主人公視点はしばらくなしです
ただ、物語の続きを投稿する場所を移しただけです。
これまでの説明を前提としてここからがあらすじ。
日本だけでなく、世界中で起きた「人が目の
前で消えたんだって!」事件。
主張をしている人以外は誰も消えた人間を、家族すら認識していない。
けれど確かに学校があった。
人が食べ物を注文した。
配達を頼まれた。
筈なのに誰も認識していない。
そして世界は何事もなく廻り始める。
そして、消えた人たちは知らない世界で勇者と崇められ、魔族を滅ぼすことを強要される。
そして、暗躍(笑)をする主人公。
なんのために暗躍をしているのか。
そして、主人公は誰なのか。
とは言ってもギャグ風味なのは変わりませんし、本当に何も変わりません。
そして、この物語の第一幕
https://ncode.syosetu.com/n7887fl/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-13 18:00:00
3607文字
会話率:31%
IN:0pt OUT:34pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
自分が聖獣だと認識していない聖獣と人間のお話。
とてもよくある話。
作者が夢で見た内容をそのまま小説として書いてます。
BADENDなので、苦手な方はバック推奨です。
最終更新:2019-09-29 15:54:40
8280文字
会話率:15%
IN:0pt OUT:1pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:18pt
ある朝起きると、天からひもが下がっていた。その紐は実は自分しか認識していないものだと気が付く。実在するのか、幻なのか、不可思議な紐は何を意味するのか、それを考察するうちに世間で起きてる不思議な事件との関連にゆきつく。
最終更新:2019-07-05 22:22:50
12864文字
会話率:56%
IN:0pt OUT:43pt
総合ポイント:20pt 評価ポイント:16pt
___その昔、人々の起源は花だっだという_
普通の高校に通う普通の女の子、桜花 夜凜。
実は彼女には、本人すら認識していない秘密があった。
"花返り"___それは、人類の祖先であった花たちが世代を超えて別の個体としてよみがえることである。
前世の記憶があるものもないものも、はたまた何かの拍子に記憶がよみがえるものもいる。
そしてその能力が文字通り”開花”する時期は花それぞれによって違う。
___時代をこえて継がれる、
”花返り”たち。
今、何千年ものときを超えて彼女らの戦いがはじまる!
____
「~~、きっと私たちはまた咲くよ」
神はどちらに微笑んだのか____
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-01 18:00:00
1833文字
会話率:27%
IN:0pt OUT:13pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
王族は7歳になると異能の力が発現する。
しかし主人公ウィレムが得た能力は前世の記憶と女性の最後を夢に見せられる能力だった。
最後を見る能力、通称”悪夢”は前半と後半があり前半の夢の光景の間に夢の主を助けないと後半を見せられることになる。
能力の制御は出来ず、いつどのタイミングで起こるかも不明、身近で起こるが誰なのかすら分からない人の場合もあるというクズ能力のうえ助けるのに失敗した場合、後半の夢はその大半が死、仮に生きていても胸糞悪い物でしかありません。
主人公はそんな後半の夢
を見ない為に夢の主を救う、を基本ベースにした作品です。
主人公は知りませんがこの世界は乙女ゲームの世界なのでゲームに沿ったような話を基本軸に進行しています。
強くはなりますが俺TUEEではないです。
戦闘は魔法無しですが技と魔道具はあります。
12年制の学園で現在が1年生で学生時代のメインイベントは9年生を予定しているのでまだまだ先が長いです。
最初はただ夢の主を助ける、助けられないですが徐々に乙女ゲームにかみ合わせていきウィレムの行動の持つ意味を少しずつ明らかにしていきます。
勉強に忙しく合間合間で書いているので更新は月の中旬に二、三部まとめて投稿します。
※素人なので誤字脱字が多いので注意してくれると嬉しいです。普通にストーリーの感想も待っています。
副題が入っているのは一応見直した部なので少しはマシになっています。誤字脱字が気になる方は副題が入ったら読んで下さい。入っていて間違っている箇所は自分が間違っていると認識していない可能性がありますので見つけましたら教えて下さると幸いです。
それでは5ゲーム目を楽しんでください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-21 21:00:00
312413文字
会話率:29%
IN:0pt OUT:84pt
総合ポイント:146pt 評価ポイント:38pt
作:フーマトラス67世(改)(緑)
ローファンタジー
短編
N8206EH
多くの人は「影」が存在している事実を認識していない。
人類は「影」によって廻される歯車に過ぎない。
だけど私はいつまでも抗い続けるんだ。
すべてを犠牲にしても、あの子だけには幸福な未来を・・・
最終更新:2017-10-10 21:19:35
2070文字
会話率:6%
IN:0pt OUT:92pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
幼少期に両親に連れられて、姉の学園祭にいった俺、神野裕人は賛美歌を歌う姉の横にこの世のものではない美しさの少女を発見する。だが、彼女はふと目を離した隙に消えてしまった。姉も存在自体認識していないという。
それから十二年後、姉と同じ翔英学園に入学した裕人は音楽教師として働いている姉から奇妙な頼みごとをされて!?
天使と人の禁断の恋愛を描く、ミステリアス・コメディ。
最終更新:2017-07-09 12:32:43
2379文字
会話率:38%
IN:0pt OUT:48pt
総合ポイント:0pt 評価ポイント:0pt
作:ねがえり太郎
現実世界[恋愛]
完結済
N5712DF
小4のとき小6の姉、晶と家族になった清美は晶の事が好き。姉を追いかけ同じ高校に入り身長もとっくに追い越したのに、彼女は自分の事を「可愛い弟」 としか認識していない。人見知りだった筈の姉に親しい男友達がいた事を知って、焦る清美。
―――果たして清美の思いは、晶に伝わるのだろうか?
※『おとうとが私にかまい過ぎる』の主人公の弟・清美視点の続編です。
前作を読んでから、本編を読まれる事をお勧めします。
※2016.5.2 完結しました。2016.5.4~5.8 後日談投稿済
最終更新:2016-05-08 09:00:00
255688文字
会話率:26%
IN:0pt OUT:41pt
総合ポイント:1956pt 評価ポイント:470pt
とある兄妹が居た。
「ねぇねぇ知ってる?人間の脳の細胞って半分以上が使われていないんだって!」
「へぇ物知りだね。」
「ふふーん。そうでしょ!」
「でもじゃあなんで使われてない細胞なんかがあるんだろうね。」
「うーん。分かんない。」
「例えばだよ?人が見てるものって脳で区別してるだろ?」
「そうなの?」
「そうだよ。でもさ、もしその使われていない細胞がその区別に影響していたらどうなると思う?」
「お兄ちゃん、難しいことよく分かんない!」
「あぁゴメンよ。でも人間の認識が間違
っているのだとしたら、人間は何を認識していないんだろうね。」
「?」
「あぁゴメンゴメン。もうすぐ夕飯だろうし行こうか。」
「はーい!」
それは見えない。いや見てはいけない。見ては死んでしまうから、だから人間は逃げた。その何かから逃げるために・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-19 18:25:06
2639文字
会話率:48%
IN:0pt OUT:81pt
総合ポイント:2pt 評価ポイント:2pt
検索結果:19 件
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